JPH08199620A - ブルドーザの土工板姿勢制御装置およびその制御方法 - Google Patents

ブルドーザの土工板姿勢制御装置およびその制御方法

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JPH08199620A
JPH08199620A JP7031753A JP3175395A JPH08199620A JP H08199620 A JPH08199620 A JP H08199620A JP 7031753 A JP7031753 A JP 7031753A JP 3175395 A JP3175395 A JP 3175395A JP H08199620 A JPH08199620 A JP H08199620A
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pitch
excavation
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俊一 岡田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ブルドーザの掘削終了後、後進中に土工板を
自動的に掘削姿勢に制御する。 【構成】 車体の両側に装着されたフレーム15A,1
5Bの先端に前後方向に揺動自在に土工板10を装着
し、ブルドーザの後進中に土工板10の掘削姿勢にする
ために予め設定する入力手段23a,23bを設けた構
成としたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ブルドーザの掘削終了
後、後進中に土工板(10)の掘削姿勢を予め決定する土工
板の制御装置およびその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は土工板を備えたブルドーザ20の
側面図であり、車体20aの左右両側にはフレーム15
A,15Bが揺動自在に装着され、フレーム15A,1
5Bの先端には土工板10が前後方向に揺動自在に装着
されている。土工板10の左右両端部とフレーム15
A,15Bとはピッチシリンダ20A、20Bにより連
結され、車体20aと土工板10とはリフトシリンダ2
1A,21Bにより連結されている。前記リフトシリン
ダ5を伸縮することにより矢印Aのように土工板50は
昇降し、ピッチシリンダ20A、20Bを同時に伸縮す
ることにより土工板10は矢印Bのように前後にピッチ
ダンプ、ピッチパック作動できるようになっている。
【0003】従来、ブルドーザにおいては、例えば、実
開平3−50646で出願されたように、一本の操作レ
バーと一個のチルトまたはピッチ操作の切り換え用スイ
ッチとにより、土工板の昇降およびピッチ操作を行うよ
うになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ブルド
ーザを前進しながら掘削、排土する時は土工板を掘削状
態からピッチダンプ終了後、後進走行し元の掘削地点に
戻る時はオペレータは後方に注意しながらブルドーザを
操向するための操作レバーと土工板をピッチダンプ姿勢
から元の掘削姿勢に戻す作業機レバーとの同時操作が必
要であり操作が繁雑であるとの問題があった。
【0005】本発明は、上記の問題点に着目してなされ
たもので、ブルドーザの掘削終了後後進中に土工板を自
動的に掘削姿勢にする土工板制御装置およびその制御方
法を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る第1のブルドーザの土工板制御方法
は、車体の両側に装着されたフレーム15A,15Bの
先端に前後方向に揺動自在に土工板10を装着し、ブル
ドーザを前進しながら土工板10により掘削運土および
排土時に土工板10の角度を掘削姿勢、ピッチバック姿
勢、ピッチダンプ姿勢のいずれかに変更するブルドーザ
の土工板制御方法であって、ブルドーザの後進中に次の
前進掘削時の土工板10の掘削姿勢にするために予め設
定する入力手段23a,23bを有して土工板10を制
御するものである。
【0007】本発明に係る第2のブルドーザの土工板制
御方法は、車体の両側に装着されたフレーム15A,1
5Bの先端に前後方向に揺動自在に土工板10を装着
し、ブルドーザを前進しながら土工板10により掘削運
土および排土時にピッチバックスイッチ26あるいはピ
ッチダンプスイッチ27をオン動作して土工板10の角
度を掘削姿勢、ピッチバック姿勢、ピッチダンプ姿勢の
いずれかに変更するブルドーザの土工板制御方法であっ
て、ブルドーザの後進中に土工板10をピッチバック姿
勢またはピッチダンプ姿勢から掘削姿勢に移行中にピッ
チバックスイッチ26あるいはピッチダンプスイッチ2
7を再度押して離した時に土工板10は掘削姿勢への移
行を停止する制御を行うものである。
【0008】上記構成において、前記ブルドーザの後進
中に土工板10が上げ操作あるいは地面に対して所定の
高さになった時には土工板10を次工程の掘削姿勢に設
定するように制御するものである。
【0009】また、上記構成において、前記ブルドーザ
の後進中に土工板10をピッチバック姿勢あるいはピッ
チダンプ姿勢にするそれぞれのスイッチ26,27の指
令を入力した時は土工板10を掘削姿勢とするように制
御するものである。
【0010】更に、上記構成において、前記ブルドーザ
の後進中に土工板10を掘削姿勢で制御中、トランスミ
ツション3に後進以外の指令を入力した時は土工板10
の掘削姿勢への制御を停止するようにしたものである。
【0011】本発明に係る第1のブルドーザの土工板制
御装置は、土工板10の掘削姿勢、ピッチバック姿勢お
よびピッチダンプ姿勢を検出する第1検知手段23a,
23bと、ブルドーザの前進および後進の変速機位置を
検出する第2検知手段47a,47b,47c,47
d,47eからの信号を受けて、ブルドーザの後進中に
土工板10を掘削姿勢にする油圧制御手段30,31,
32に指令を出力する制御手段50を備えた構成とした
ものである。
【0012】本発明に係る第2のブルドーザの土工板制
御装置は、土工板10の掘削姿勢、ピッチバック姿勢お
よびピッチダンプ姿勢を検出する第1検知手段23a,
23bと、ブルドーザの前進および後進の変速機位置を
検出する第2検知手段47a,47b,47c,47
d,47eと、土工板10の上げ操作又は高さを検出す
る第3検知手段21a,21bと、これらの第1検知手
段23a,23b、第2検知手段47a,47b,47
c,47d,47e、および第3検知手段21a,21
bからの信号を受けて、ブルドーザの後進中に土工板1
0を掘削姿勢にする油圧制御手段30,31,32に指
令を出力する制御手段50を備えた構成としたものであ
る。
【0013】上記構成において、ブルドーザの掘削運土
時の牽引力を検知する検知手段2a,2bを備え、検知
した牽引力が所定値以上で、かつ、トランスミッション
が所定時間以内の中立位置から後進を開始した時は土工
板10を掘削姿勢にする油圧制御手段30,31,32
に指令を出力する制御手段50を備えた構成としたもの
である。
【0014】
【作用】上記構成によれぱ、ブルドーザの土工板の左右
のリフトシリンダのヨーク角を検知し、この左右のヨー
ク角平均値から予め土工板の掘削姿勢、ピツチバック姿
勢およびピッチダンプ姿勢を算出し、また、トランスミ
ツションの後進クラツチの圧力を検知し、このトランス
ミツションの後進クラツチの圧力から予め後進走行中か
否かを判定するために、これらのヨーク角および後進ク
ラツチの圧力を制御装置に入力してある。このようにし
て、ブルドーザを前進しながら掘削運土および排土する
時は土工板を掘削姿勢からピッチバック姿勢またはピッ
チダンプ姿勢を行い、掘削運土および排土終了後に、後
進走行し元の掘削地点に戻る時は土工板を自動的に掘削
姿勢となるように制御装置から土工板の油圧手段に指令
を出力する。これにより、作業機レバーを操作する必要
がないので、オーレータは後方確認とブルドーザを操向
するために操向レバーに専念することができる。
【0015】この場合、ブルドーザの掘削運土から排土
終了時に後進走行すめために土工板を上げ操作をするの
で、この上げ操作を土工板のリフトシリンダの圧油切換
弁のパイロット圧を検出あるいは土工板の地面の高さを
リフトシリンダのストロークを検知するようにしたので
オペレータの意に反して土工板が作動することもなく安
全に土工板の自動掘削姿勢に制御できる。
【0016】また、土工板を自動掘削姿勢で制御中にピ
ッチバックスイッチあるいはピッチダンプスイッチを操
作すれば土工板の自動掘削姿勢制御は停止するようにし
たから安全である。
【0017】そして、上記構成によれば、ブルドーザの
後進中に土工板を掘削姿勢で制御中、トランスミッショ
ンを後進以外の指令を入力した時は土工板の掘削姿勢へ
の制御を停止するようにしたから安全である。
【0018】
【実施例】以下に、本発明に係るブルドーザの土工板装
置の一実施例について、図面を参照して詳述する。図1
は土工板10の側面図であり、凹形の曲面で形成された
前面板11の下端部には刃先12が装着されており、図
に示す土工板10の掘削姿勢の刃先角αは55°であ
る。この土工板10を掘削姿勢から矢印のAの範囲内に
土工板10を前傾させた時をピッチダンプ姿勢であり、
土工板10を掘削姿勢から矢印のBの範囲内に土工板1
0を後傾させた時がピッチバック姿勢である。
【0019】この土工板10を掘削姿勢(刃先角55°
前後)で土砂を掘削し、土工板10の前面板11に土砂
が溜まるとピッチバック姿勢として掘削した土砂を運土
し、所定の距離を運土終了すると土工板10をピッチダ
ンプ姿勢にして土砂を排土するようになっている。
【0020】図2は土工板10の掘削姿勢を示してお
り、図3により説明したものと同様に土工板10を揺動
自在に支持するフレーム15A,15Bと、土工板10
を上げ、下げを制御するリフトシリンダ21A,21B
と、土工板10を掘削姿勢、ピッチダンプ姿勢およびピ
ッチバック姿勢を制御するピッチシリンダ20A,20
Bを備えている。
【0021】図3に本発明の各センサの装着状態を説明
する。車体20aの左右にヨーク22A,22Bを回動
自在に装着している。リフトシリンダ21A,21Bの
一端をヨーク22A,22Bに固定し、他端を土工板1
0に固定してある。このヨーク22A,22Bの回動す
る角度を検知するヨーク角センサ23a,23bを車体
20aに設置されている。このリフトシリンダ21A,
21Bのストロークを検知するストロークセンサ21
b,21bがリフトシリンダ21A,21Bに組み込ま
れている。21aはリフトシリンダ21A,21Bの圧
油を切換える切換弁のパイロット圧センサである。
【0022】図4はブルドーザ20のパワーラインを示
し、エンジン1の出力はトルクコンバータ(T/C)2
を介してトランスミッション(T/M)60の前後進ク
ラッチ3と速度段クラッチ4に伝達される。トルクコン
バータ2の入出力軸間にこれらの軸を直結させるロツク
アップクラッチ(L/C)を介在させている。このトラ
ンスミッションからの出力は駆動軸5に連結するドライ
ブギャ6cを介してベベルピニオン6bに伝達され、こ
のベベルピニオン6bに噛合するベベルギャ6aから左
右の駆動系統に動力伝達して操向クラッチ7a,7c,
操向ブレーキ7b,7dから伝達された動力は終減速機
の第1ギャ8a,9a,第2ギャ8b,9bで減速され
て駆動輪8c,9cに伝達される。
【0023】トランスミッションレバー45の操作によ
りトランスミッションバルブ46からの油圧指令により
上記トランスミッション60の前後進クラッチ3と速度
段クラッチ4の断続制御を行っている。
【0024】このトランスミッションバルブ46からの
油圧指令は前進(F),後進(R),1速,2速,3速
の各クラッチ3a,3b,4a,4b,4cに入力され
る。このトランスミッションバルブ46と各クラッチ3
a,3b,4a,4b,4c間の油圧管路に油圧を検知
する油圧センサ47a,47b,47c,47d,47
eを装着しており、この油圧センサ47a,47b,4
7c,47d,47eからの信号を後述する図4の制御
装置50に入力している。また、エンジン1とトルクコ
ンバータ2との間に入力軸回転数を検知するトルクコン
バータ入力回転数センサ2aを装着している。トルクコ
ンバータ2とトランスミッション60との間に出力軸回
転数を検知するトルクコンバータ出力回転数センサ2b
からの信号を後述する図4の制御装置50に入力してい
る。
【0025】図5は土工板10の制御装置を示すもので
ある。尚、本回路図はピッチ操作回路を示しており、リ
フト操作回路は従来と同一であり、省略してある。油圧
ポンプ40Aの吐出管路は、第1方向制御弁35と接続
している。油圧ポンプ41Aの吐出管路は、第2方向制
御弁36と接続している。この第1方向制御弁35,第
2方向制御弁36を介して第1シリンダ20B,第2シ
リンダ20Aに接続している。油圧ポンプ40A,41
Aは固定容量型の油圧ポンプであり、40B,41Bは
応援用油圧ポンプである。応援用油圧ポンプ40Bの吐
出回路は、応援用電磁弁33を介して油圧ポンプ40A
吐出回路に接続している。応援用油圧ポンプ41Bの吐
出回路は、応援用電磁弁34を介して油圧ポンプ41A
吐出回路に接続している。
【0026】ピッチダンプ切換スイッチ27およびピッ
チバック切換スイッチ26は、制御装置50に接続して
いる。この制御装置50の出力信号は、前記応援用電磁
弁33,34と、ピッチダンプ制御弁30およびピッチ
バツク制御弁31と、ピッチ・チルト切換用電磁切換弁
32に、それぞれ入力される。パイロット用ポンプ29
の吐出回路は操作レバー25のパイロット用圧力制御弁
28に接続している。このパイロット用圧力制御弁28
はピッチダンプ制御弁30およびピッチバツク制御弁3
1と接続すると共に、ピッチ・チルト切換用電磁切換弁
32を介して第2方向制御弁36と接続している。ま
た、パイロット用圧力制御弁28はピッチダンプ制御弁
30およびピッチバツク制御弁31を介して第1方向制
御弁35と接続している。
【0027】上記の制御装置50には図3,図4にて説
明した各センサ23a,23b,2a,2b,21a,
21bからの信号を入力している。
【0028】次に作動について説明する。操作レバー2
5のピッチバックスイッチ26をONにするとピッチバ
ック制御弁31はB位置に切り換わり、ピッチ・チルト
電磁切換弁32はB位置に切り換わると共に、制御装置
50からの指令信号が応援用電磁弁33,34に入力さ
れて、応援用電磁弁33,34をB位置に切り換える。
このため応援用油圧ポンプ40B,41Bからの吐出流
量が油圧ポンプ40A、41Aの吐出管路に合流する。
このときパイロット用ポンプ29からのパイロット圧
は、ピッチバック制御弁31のB位置からピッチ・チル
ト電磁切換弁32を介して第2方向制御弁36の操作部
と、ピッチバック制御弁31のB位置から第1方向制御
弁35の操作部に加わる。このため第1方向制御弁35
および第2方向制御弁36をA位置に切換え、前記油圧
ポンプ40Aから吐出される圧油は第1方向制御弁35
を通って第1シリンダ20Bのボトム室に流入し、前記
油圧ポンプ41Aから吐出される圧油は第2方向制御弁
36を通って第2シリンダ20Aのボトム室に流入する
ので第1シリンダ20Bおよび第2シリンダ20Aは同
時に伸長して土工板10はピッチダンプ(前傾)を迅速
に行うことが可能となる。
【0029】操作レバー25のピッチダンプスイッチ2
7をONにするとピッチダンプ制御弁30はB位置に切
り換わり、ピッチ・チルト電磁切換弁32はB位置に切
り換わると共に、制御装置50からの指令信号が応援用
電磁弁33,34に入力されて、応援用電磁弁33,3
4をB位置に切り換える。このため応援用油圧ポンプ4
0B,41Bからの吐出流量が油圧ポンプ40A、41
Aの吐出管路に合流する。このときパイロット用ポンプ
29からのパイロット圧は、ピッチダンプ制御弁30の
B位置からピッチ・チルト電磁切換弁32を介して第2
方向制御弁36の操作部と、ピッチダンプ制御弁30の
B位置から第1方向制御弁35の操作部に加わる。この
ため第1方向制御弁35および第2方向制御弁36をB
位置に切換え、前記油圧ポンプ40Aから吐出される圧
油は第1方向制御弁35を通って第1シリンダ20Bの
ヘッド室に流入し、前記油圧ポンプ41Aから吐出され
る圧油は第2方向制御弁36を通って第2シリンダ20
Aのヘッド室に流入するので第1シリンダ20Bおよび
第2シリンダ20Aは同時に短縮して土工板10はピッ
チバック(後傾)を迅速に行うことが可能となる。
【0030】このように土工板10をピッチバック(後
傾)、ピッチダンプ(前傾)が可能となっており、図1
で説明した土工板10の掘削姿勢、ピッチダンプ姿勢お
よびピッチバック姿勢を土工板10の傾きに応じてリフ
トシリンダ21A,21Bのヨーク22A,22Bが回
動する。このヨークの回動角をヨーク角センサで検知し
制御装置50に入力し、予めこの土工板10の掘削姿
勢、ピッチダンプ姿勢およびピッチバック姿勢を演算
し、ブルドーザが掘削運土、排土終了後に後進走行中
で、しかも土工板10の上げ操作あるいは土工板10を
所定の高さに上げた時に制御装置50から上記電磁弁3
0,31,32に指令出力し、この電磁弁30,31,
32が開動作することにより第1方向切換弁35および
第2方向切換弁36が同時に同方向に切り換わり、油圧
ポンプ40A,41Aから吐出される圧油を第1シリン
ダ20Bおよび第2シリンダ20Aを同時に駆動し土工
板10を自動的に掘削姿勢に制御することができるよう
になっている。この土工板10の掘削姿勢は上記リフト
シリンダ21A,21Bのヨーク角で演算されており、
この土工板10が掘削姿勢になった時には制御装置50
からの電磁弁30,31,32への指令出力は停止され
る。
【0031】この場合、ブルドーザが後進走行中であっ
て、しかも土工板10を上げ操作あるいは地面に対して
所定の高さになった時に土工板10を自動的に掘削姿勢
に制御するようにしてあるが、前進、後進走行の繰り返
しを行う時にオペレータの意に反して土工板10が掘削
姿勢に作動しないように、トルクコンバータ2の入出力
回転数差で掘削作業終了後の後進走行中の時にのみ土工
板10を自動的に掘削姿勢に制御するようにすれば良
い。更に土工板10を自動的に掘削姿勢に制御中に前進
走行を開始するあるいはピッチタンプスイッチ27また
はピッチバックスイッチ26をクリック操作(スイッチ
を押して瞬時に離す)した時は土工板10の掘削姿勢へ
の制御は停止するようにしても良い。
【0032】本発明の土工板姿勢制御について図6乃至
図13のフローチャートに基づいて説明する。先ず第1
の土工板(以下ブレードと言う)姿勢制御について図6
により説明する。S1にて各センサ(23a,23b,
2a,2b,21a,21b,47a,47b,47
c,47d,47e)からの全データを制御装置50が
読み取り、S2にて左右リフトシリンダのヨーク角より
ブレード10のピッチ(傾斜)角を算出しブレード10
の掘削姿勢、ピッチダンプ姿勢およびピッチバック姿勢
かを判定する。またトランスミッション60の後進クラ
ッチ3bの圧力により後進走行か否かを判定する。S3
で後進走行か否かを判定しており、後進走行でない時は
S1に戻り、後進走行の時はS4にて地面に対してブレ
ード10は所定の高さか否かを判定しており、ブレード
10が所定の高さでない時はS1に戻り、ブレード10
が所定の高さである時はS5にてブレード10を掘削姿
勢に制御する。この場合、ブレード10の所定の高さに
ついては、ブルドーザが後進走行中に転石等にブレード
10が衝突しない高さに設定されている。
【0033】第2のブレード姿勢制御について図7によ
り説明する。S1にて各センサ(23a,23b,2
a,2b,21a,21b,47a,47b,47c,
47d,47e)からの全データを制御装置50が読み
取り、S2にて左右リフトシリンダのヨーク角よりブレ
ードピッチ(傾斜)角を算出しブレード10の掘削姿
勢、ピッチダンプ姿勢およびピッチバック姿勢かを判定
する。またトランスミッション60の後進クラッチ3b
の圧力により後進走行か否かを判定する。S3で後進走
行か否かを判定しており、後進走行でない時はS1に戻
り、後進走行の時はS4にてブレード10の姿勢がピッ
チダンプまたはピッチバック位置か判定しており、いず
れでも無い時はS1に戻り、ピッチダンプまたはピッチ
バック位置の時はS5にてブレード10を掘削姿勢に制
御する。
【0034】第3のブレード姿勢制御について図8によ
り説明する。S1にて各センサ(23a,23b,2
a,2b,21a,21b,47a,47b,47c,
47d,47e)からの全データを制御装置50が読み
取り、S2にて左右リフトシリンダのヨーク角よりブレ
ードピッチ(傾斜)角を算出しブレード10の掘削姿
勢、ピッチダンプ姿勢およびピッチバック姿勢かを判定
する。またトランスミッション60の後進クラッチ3b
の圧力により後進走行か否かを判定する。S3で後進走
行か否かを判定しており、後進走行でない時はS1に戻
り、後進走行の時はS4にてブレード10の姿勢がピッ
チダンプまたはピッチバック位置か判定しており、いず
れでも無い時はS1に戻り、ピッチダンプまたはピッチ
バック位置の時はS5にてピッチバックスイッチ26を
クリック操作(スイッチを押して瞬時に離す)かを判定
しており、ピッチバックスイッチ26をクリック操作し
ていない時はS1に戻り、ピッチバックスイッチ26を
クリック操作した時はS6にてブレード10を掘削姿勢
に制御する。
【0035】第4のブレード姿勢制御について図9によ
り説明する。S1にて各センサ(23a,23b,2
a,2b,21a,21b,47a,47b,47c,
47d,47e)からの全データを制御装置50が読み
取り、S2にて左右リフトシリンダのヨーク角よりブレ
ードピッチ(傾斜)角を算出しブレード10の掘削姿
勢、ピッチダンプ姿勢およびピッチバック姿勢かを判定
する。またトランスミッション60の後進クラッチ3b
の圧力により後進走行か否かを判定する。S3で後進走
行か否かを判定しており、後進走行でない時はS1に戻
り、後進走行の時はS4にてブレード10の姿勢がピッ
チダンプまたはピッチパック位置かを判定しており、い
ずれでも無い時はS1に戻り、ピッチダンプまたはピッ
チパック位置の時はS5にてブレード10上げ操作中か
否かを判定しており、上げ操作でない時はS1に戻り。
上げ操作中の時はS6にてブレード10を掘削姿勢に制
御する。
【0036】第5のブレード姿勢制御について図10に
より説明する。S1にて各センサ(23a,23b,2
a,2b,21a,21b,47a,47b,47c,
47d,47e)からの全データを制御装置50が読み
取り、S2にて左右リフトシリンダのヨーク角よりブレ
ードピッチ(傾斜)角を算出しブレード10の掘削姿
勢、ピッチダンプ姿勢およびピッチバック姿勢かを判定
する。またトランスミッション60の前進クラッチ3
a,後進クラッチ3bの圧力により前進又は後進走行か
を判定し、トルクコンバータ2の入出力回転数差により
作業中か否かを判定する。この場合、作業中か走行中か
を判断するのはブルドーザの牽引力で判定するものであ
るが、この作業中の牽引力についてはトルクコンバータ
2の入出力回転数差により判定することができる。S3
にて前進作業中か否かを判定しており、前進作業中でな
い時はS1に戻り、前進作業中の時はS4にてトランス
ミッション60が中立位置に所定時間以内かを判定す
る。トランスミツション60が中立位置に所定時間以上
の時はS1に戻り、所定時間以内の時はS5にて後進走
行中かを判定しており、後進走行中でないときはS3に
戻り、後進走行中の時はS6にてブレード10の姿勢は
ピッチダンプまたはピツチバック位置かを判定してお
り、いずれでもないときはS3に戻り、ピッチダンプま
たはピツチバック位置の時はS7にてブレード10を掘
削姿勢に制御する。
【0037】第6のブレード姿勢制御について図11に
より説明する。S1にて各センサ(23a,23b,2
a,2b,21a,21b,47a,47b,47c,
47d,47e)からの全データを制御装置50が読み
取り、S2にて左右リフトシリンダのヨーク角よりブレ
ードピッチ(傾斜)角を算出しブレード10の掘削姿
勢、ピッチダンプ姿勢およびピッチバック姿勢かを判定
する。またトランスミッション60の前進クラッチ3
a,後進クラッチ3bの圧力により前進又は後進走行か
を判定し、トルクコンバータ2の入出力回転数差により
作業中か否かを判定する。S3にて前進作業中か否かを
判定しており、前進作業中でない時はS1に戻り、前進
作業中の時はS4にてトランスミッション60が中立位
置に所定時間以内かを判定する。トランスミツション6
0が中立位置に所定時間以上の時はS1に戻り、所定時
間以内の時はS5にて後進走行中かを判定しており、後
進走行中でないときはS3に戻り、後進走行中の時はS
6にてブレード10の姿勢はピッチダンプまたはピツチ
バック位置かを判定しており、いずれでもないときはS
3に戻り、ピッチダンプまたはピツチバック位置の時は
S7にてブレード10上げ操作か否かを判定しており、
上げ操作でない時はS6に戻り、上げ操作の時はS8に
てブレード10を掘削姿勢に制御する。
【0038】第7のブレード姿勢制御について図12に
より説明する。S1にて各センサ(23a,23b,2
a,2b,21a,21b,47a,47b,47c,
47d,47e)からの全データを制御装置50が読み
取り、S2にて左右リフトシリンダのヨーク角よりブレ
ードピッチ(傾斜)角を算出しブレード10の掘削姿
勢、ピッチダンプ姿勢およびピッチバック姿勢かを判定
する。またトランスミッション60の前進クラッチ3
a,後進クラッチ3bの圧力により前進又は後進走行か
を判定し、トルクコンバータ2の入出力回転数差により
作業中か否かを判定する。S3にて前進作業中か否かを
判定しており、前進作業中でない時はS1に戻り、前進
作業中の時はS4にてトランスミッションが中立位置に
所定時間以内かを判定する。トランスミツション60が
中立位置に所定時間以上の時はS1に戻り、所定時間以
内の時はS5にて後進走行中かを判定しており、後進走
行中でないときはS3に戻り、後進走行中の時はS6に
てブレード10の姿勢はピッチダンプまたはピツチバッ
ク位置かを判定しており、いずれでもないときはS3に
戻り、ピッチダンプまたはピツチバック位置の時はS7
にてブレード10を掘削姿勢に制御する。S8にてピッ
チダンプスイッチ27がオン動作か否かを判定してお
り、オン動作でない時はS7に戻り、オン動作の時はS
9にてブレード10を掘削姿勢に制御を停止する。
【0039】第8のブレード姿勢制御について図13に
より説明する。S1にて各センサ(23a,23b,2
a,2b,21a,21b,47a,47b,47c,
47d,47e)からの全データを制御装置50が読み
取り、S2にて左右リフトシリンダのヨーク角よりブレ
ードピッチ(傾斜)角を算出しブレード10の掘削姿
勢、ピッチダンプ姿勢およびピッチバック姿勢かを判定
する。またトランスミッション60の前進クラッチ3
a,後進クラッチ3bの圧力により前進又は後進走行か
を判定し、トルクコンバータ2の入出力回転数差により
作業中か否かを判定する。S3にて前進作業中か否かを
判定しており、前進作業中でない時はS1に戻り、前進
作業中の時はS4にてトランスミッションが中立位置に
所定時間以内かを判定する。トランスミツション60が
中立位置に所定時間以上の時はS1に戻り、所定時間以
内の時はS5にて後進走行中かを判定しており、後進走
行中でないときはS3に戻り、後進走行中の時はS6に
てブレード10の姿勢はピッチダンプまたはピツチバッ
ク位置か否かを判定しており、いずれでもないときはS
3に戻り、ピッチダンプまたはピツチバック位置の時は
S7にてブレード10を掘削姿勢に制御する。S8にて
トランスミッション後進速度段以外にシフトか否かを判
定しており、後進速度段の時はS7に戻り、後進速度段
以外にシフトの時はS9にてブレード10を掘削姿勢制
御を停止する。
【0040】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明は、ブルド
ーザを前進しながら掘削運土および排土する時は土工板
を掘削姿勢からピッチダンプ姿勢を行い、後進走行し元
の掘削地点に戻る時には土工板は自動的に掘削姿勢とな
り作業機レバーを操作する必要がないので、オペレータ
は後方確認とブルドーザを操向するための操向レバーに
専念することができるので安全性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】ブルドーザの土工板姿勢説明図である。
【図2】ブルドーザの土工板装着状態説明図である。
【図3】ブルドーザの側面図である。
【図4】ブルドーザのパワーライン説明図である。
【図5】本発明の土工板の制御回路図である。
【図6】本発明の第1の土工板姿勢制御フローチャート
図である。
【図7】本発明の第2の土工板姿勢制御フローチャート
図である。
【図8】本発明の第3の土工板姿勢制御フローチャート
図である。
【図9】本発明の第4の土工板姿勢制御フローチャート
図である。
【図10】本発明の第5の土工板姿勢制御フローチャー
ト図である。
【図11】本発明の第6の土工板姿勢制御フローチャー
ト図である。
【図12】本発明の第7の土工板姿勢制御フローチャー
ト図である。
【図13】本発明の第8の土工板姿勢制御フローチャー
ト図である。
【符号の説明】
2a…トルクコンバータ入力回転数センサ、2b…トル
クコンバータ出力回転数センサ、10…土工板(ブレー
ド)、20…ブルドーザ、20a…車体、20B…第1
シリンダ、20A…第2シリンダ、21A,21B…リ
フトシリンダ、21a…リフトシリンダ切換弁操作圧力
センサ、21b…リフトシリンダストロークセンサ、2
3a,23b…ヨーク角センサ、26…ピツチバックス
イッチ、27…ピッチダンプスイッチ、30,31,3
2…電磁弁、35…第1方向制御弁、36…第2方向制
御弁、40A,41B…油圧ポンプ。
フロントページの続き (72)発明者 並木 紀明 大阪府枚方市上野3−1−1 株式会社小 松製作所大阪工場内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体の両側に装着されたフレーム(15A,1
    5B) の先端に前後方向に揺動自在に土工板(10)を装着
    し、ブルドーザを前進しながら土工板(10)により掘削押
    土および排土時に土工板(10)の角度を掘削姿勢、ピッチ
    バック姿勢、ピッチダンプ姿勢のいずれかに変更するブ
    ルドーザの土工板制御方法において、ブルドーザの後進
    中に次の前進掘削時の土工板(10)の掘削姿勢にするため
    に予め設定する入力手段(23a,23b) を有することを特徴
    とするブルドーザの土工板姿勢制御方法。
  2. 【請求項2】 車体の両側に装着されたフレーム(15A,1
    5B) の先端に前後方向に揺動自在に土工板(10)を装着
    し、ブルドーザを前進しながら土工板(10)により掘削運
    土および排土時にピッチバックスイッチ(26)あるいはピ
    ッチダンプスイッチ(27)をオン動作して土工板(10)の角
    度を掘削姿勢、ピッチバック姿勢、ピッチダンプ姿勢の
    いずれかに変更するブルドーザの土工板制御方法におい
    て、ブルドーザの後進中に土工板(10)をピッチバック姿
    勢またはピッチダンプ姿勢から掘削姿勢に移行中にピッ
    チバックスイッチ(26)あるいはピッチダンプスイッチ(2
    7)を再度押して離した時に土工板(10)は掘削姿勢への移
    行を停止することを特徴とするブルドーザの土工板姿勢
    制御方法。
  3. 【請求項3】 前記ブルドーザの後進中に土工板(10)が
    上げ操作あるいは地面に対して所定の高さになった時に
    は土工板(10)を次工程の掘削姿勢に設定することを特徴
    とする請求項1記載のブルドーザの土工板制御方法。
  4. 【請求項4】 前記ブルドーザの後進中に土工板(10)を
    ピッチバック姿勢あるいはピッチダンプ姿勢にするそれ
    ぞれのスイッチ(26,27) の指令を入力した時は土工板(1
    0)を掘削姿勢とすることを特徴とする請求項1記載のブ
    ルドーザの土工板制御方法。
  5. 【請求項5】 前記ブルドーザの後進中に土工板(10)を
    掘削姿勢で制御中、トランスミツション(3) に後進以外
    の指令を入力した時は土工板(10)の掘削姿勢への制御を
    停止することを特徴とする請求項1記載のブルドーザの
    土工板制御方法。
  6. 【請求項6】 土工板(10)の掘削姿勢、ピッチバック姿
    勢およびピッチダンプ姿勢を検出する第1検知手段(23
    a,23b) と、ブルドーザの前進および後進の変速機位置
    を検出する第2検知手段(47a,47b,47c,46d,47e) からの
    信号を受けて、ブルドーザの後進中に土工板(10)を掘削
    姿勢にする油圧制御手段(30,31,32) に指令を出力する
    制御手段(50)を備えたことを特徴とするブルドーザの土
    工板制御装置。
  7. 【請求項7】 土工板(10)の掘削姿勢、ピッチバック姿
    勢およびピッチダンプ姿勢を検出する第1検知手段(23
    a,23b) と、ブルドーザの前進および後進の変速機位置
    を検出する第2検知手段(47a,47b,47c,46d,47e) と、土
    工板(10)の上げ操作又は高さを検出する第3検知手段(2
    1a,21b) と、これらの第1検知手段(23a,23b) 、第2検
    知手段(47a,47b,47c,46d,47e) および第3検知手段(21
    a,21b) からの信号を受けて、ブルドーザの後進中に土
    工板(10)を掘削姿勢にする油圧制御手段(30,31,32) に
    指令を出力する制御手段(50)を備えたことを特徴とする
    ブルドーザの土工板制御装置。
  8. 【請求項8】 請求項6において、ブルドーザの掘削運
    土時の牽引力を検知する検知手段(2a,2b) を備え、検知
    した牽引力が所定値以上で、かつ、トランスミッション
    が所定時間以内の中立位置から後進を開始した時は土工
    板(10)を掘削姿勢にする油圧制御手段(30,31,32) に指
    令を出力する制御手段(50)を備えたことを特徴とするブ
    ルドーザの土工板制御装置。
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