JP4183722B2 - 作業車両の作業機用油圧ポンプの制御装置 - Google Patents

作業車両の作業機用油圧ポンプの制御装置 Download PDF

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本発明は、作業車両、特には土木作業車両の作業機用油圧ポンプの容量制御方法および制御装置に関する。
例えば土木作業車両であるホイールローダの作業機を駆動する油圧装置において、掘削作業時等では油圧力は必要とするが、吐出量は少量でよい場合がある。このような場合、固定容量型油圧ポンプを使用すると多量の圧力油がタンクに還流されることとなり、多大のパワーロスを発生する。このパワーロスを低減するために、油圧ポンプを可変容量型にして掘削作業時にはポンプ吐出量を低減する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。これによれば、1、変速機は前進第1速度段位置にあること、2、作業機が掘削位置にあること、3、車両走行速度
は設定速度以下であること、のうち少なくとも1つの条件を満足した時に作業車両は掘削作業中であると判断し、ポンプ容量を最大容量以下の所定容量に低減するように制御する方法としている。上記のうち、作業機の掘削位置は図9に示すように規定している。図9は掘削位置における作業機70の側面図である。図9において、車体71にはリフトアーム72の基端部がアームピン73により揺動自在に取付けられ、車体71とリフトアーム72とはリフトシリンダ74により連結されている。リフトシリンダ74を伸縮するとリフトアーム72はアームピン73を中心として揺動する。リフトアーム72の先端部にはバケット75がバケットピン76により揺動自在に取付けられ、車体71とバケット75とは、チルトシリンダ77およびリンク装置78を介して連結されている。チルトシリンダ77を伸縮するとバケット75はバケットピン76を中心として揺動する。作業機70の掘削位置はアームピン73とバケットピン76とを結ぶ線Y−Yの基準位置を定め、リフトアーム72がそれ以下に位置する場合を掘削位置にあると定めている。
米国特許第6,073,442号公報
しかしながら、上記方法においては、以下のような問題点がある。
第1に、変速機が前進第1速にある場合、ポンプ容量を最大容量以下の所定容量に低減するようにしている。しかしながら、この場合必ずしも掘削作業をしているとは限らず、作業機を操作しながら前進第1速で所定の場所に接近している場合もある。このようなときに作業機の速度が遅くなり、作業効率が低下する場合がある。また、土質によっては前進2速で作業する場合もあり、そのときにはポンプ容量は低減されないのでパワーロスが発生する。第2に、作業機が掘削位置にある場合、ポンプ容量を最大容量以下の所定容量に低減するようにしているが、リフトアームが前記基準位置より高い位置で掘削する場合も有る。そのような時にはポンプ容量は低減されず、パワーロスの低減ができない。第3に、車両走行速度が設定速度以下である場合、ポンプ容量を最大容量以下の所定容量に低減するようにしているが、掘削作業をせずに作業機を操作しながら目的地に向かって設定速度以下で移動する場合も有る。このような場合にもポンプ容量は低減され、作業機の速度が遅くなって作業効率が低下する場合がある。第4に、変速機が前進第1速で、作業機が掘削位置で、かつ車両走行速度が設定速度以下である場合、ポンプ容量を最大容量以下の所定容量に低減するようにしている。通常掘削時、対象物の直前までは、バケットが接地して走行抵抗が大きくなるのを防ぐためバケットを地上から少し浮かせておき、対象物に突っ込む直前に素早くバケットを接地させる。その場合、作業機の応答速度が遅くなり、操作が遅れるとともに、作業者は違和感を覚えるという問題がある。
本発明は、上記の問題点に着目してなされたものであり、作業車両が掘削作業状態にあることを確実に検出した後ポンプ容量を低減させ、パワーロスを低減するとともに、作業効率を低下させたり、あるいは作業者に違和感を与えることのない、作業車両の作業機用油圧ポンプの制御方法と制御装置を提供することを目的としている。
上記の目的を達成するために、第1発明は、作業車両の作業機用油圧ポンプの制御装置において、前記作業車両は、アーティキュレート式構造であり、作業機を作動するリフトシリンダおよびチルトシリンダと、前記リフトシリンダおよびチルトシリンダに所定の圧油を供給する可変容量型油圧ポンプとを備え、前記制御装置は、車両の走行駆動力を検出する駆動力検出手段と、前記リフトシリンダのボトム側油圧力を検出するボトム圧検出器と、前記チルトシリンダの油圧力を検出する油圧検出器と、前記可変容量型油圧ポンプの容量を制御する容量制御装置と、車両の操向屈折角度を検出する操向屈折角検出器と、前記駆動力検出手段と、ボトム圧検出器と、油圧検出器とからの検出値を入力して演算し、少なくともいずれか1つの値が所定の値を越えた時に、前記容量制御装置に、前記可変容量型油圧ポンプの容量を最大容量以下の所定容量に低減させる容量制御信号を出力し、また、前記操向屈折角検出器の検出値を入力し、操向屈折角度が所定の角度を越えた時に、前記容量制御装置に出力する容量制御信号の発信を停止するコントローラとを有する構成としている。
第1発明によると、車両の走行駆動力、リフトシリンダのボトム側油圧力、チルトシリンダの油圧力のうち少なくとも1つが所定の値を越えた時に、油圧ポンプの容量を所定容量に低減させることができる。すなわち、作業車両が確実に掘削作業中であることを検出し、ポンプ容量を所定容量に低減できるため、有効なパワーロス低減ができ、効率的に作業できる作業車両が得られる。また、アーティキュレート角度が所定の角度を越えると油圧ポンプの容量制御を停止する。これにより、エンジン出力のうち油圧ポンプが消費する分が多くなるので、車両の走行駆動力が低減され、車両各部に無理な力が加わらず、耐久性を低下させる恐れはない。
第2発明は、作業車両の作業機用油圧ポンプの制御装置において、
前記作業車両は、アーティキュレート式構造であり、作業機を作動するリフトシリンダおよびチルトシリンダと、前記リフトシリンダおよびチルトシリンダに所定の圧油を供給する可変容量型油圧ポンプとを備え、前記制御装置は、前記リフトシリンダのボトム側油圧力を検出するボトム圧検出器と、前記可変容量型油圧ポンプの容量を制御する容量制御装置と、車両の操向屈折角度を検出する操向屈折角検出器と、前記ボトム圧検出器からの検出値を入力して演算し、前記検出値が所定の値を越えた時に、前記容量制御装置に、前記可変容量型油圧ポンプの容量を最大容量以下の所定容量に低減させる容量制御信号を出力し、また、前記操向屈折角検出器の検出値を入力し、操向屈折角度が所定の角度を越えた時に、前記容量制御装置に出力する容量制御信号の発信を停止するコントローラとを有する構成としている。
第2発明によると、リフトシリンダのボトム側油圧力が所定の値を越えた時に、油圧ポンプの容量を所定容量に低減させることができる。すなわち、作業車両が確実に掘削作業中であることを検出し、ポンプ容量を所定容量に低減できるため、有効なパワーロス低減ができ、効率的に作業できる作業車両が得られる。また、アーティキュレート角度が所定の角度を越えると油圧ポンプの容量制御を停止する。これにより、エンジン出力のうち油圧ポンプが消費する分が多くなるので、車両の走行駆動力が低減され、車両各部に無理な力が加わらず、耐久性を低下させる恐れはない。
第3発明は、作業車両の作業機用油圧ポンプの制御装置において、前記作業車両は、アーティキュレート式構造であり、作業機を作動するリフトシリンダおよびチルトシリンダと、前記リフトシリンダおよびチルトシリンダに所定の圧油を供給する可変容量型油圧ポンプと、操向のための左右一対のステアリングシリンダとを備え、前記制御装置は、車両の走行駆動力を検出する駆動力検出手段と、前記リフトシリンダのボトム側油圧力を検出するボトム圧検出器と、前記チルトシリンダの油圧力を検出する油圧検出器と、前記可変容量型油圧ポンプの容量を制御する容量制御装置と、前記左右のステアリングシリンダの油圧力を、それぞれ検出するステアリング油圧検出器と、前記駆動力検出手段と、ボトム圧検出器と、油圧検出器とからの検出値を入力して演算し、少なくともいずれか1つの値が所定の値を越えた時に、前記容量制御装置に、前記可変容量型油圧ポンプの容量を最大容量以下の所定容量に低減させる容量制御信号を出力し、また、前記ステアリング油圧検出器の検出値を入力し、左右の油圧力の差が所定の値を越えた時に、前記容量制御装置に出力する容量制御信号の発信を停止するコントローラとを有する構成としている。
第3発明によると、車両の走行駆動力、リフトシリンダのボトム側油圧力、チルトシリンダの油圧力のうち少なくとも1つが所定の値を越えた時に、油圧ポンプの容量を所定容量に低減させることができる。すなわち、作業車両が確実に掘削作業中であることを検出し、ポンプ容量を所定容量に低減できるため、有効なパワーロス低減ができ、効率的に作業できる作業車両が得られる。また、左右のステアリングシリンダの油圧力の差が、所定の値を越えるとポンプの容量制御を停止する。これにより、エンジン出力のうち油圧ポンプが消費する分が多くなるので、車両の走行駆動力が低減され、車両各部に無理な力が加わらず、耐久性を低下させる恐れはない。
第4発明は、作業車両の作業機用油圧ポンプの制御装置において、前記作業車両は、アーティキュレート式構造であり、作業機を作動するリフトシリンダおよびチルトシリンダと、前記リフトシリンダおよびチルトシリンダに所定の圧油を供給する可変容量型油圧ポンプと、操向のための左右一対のステアリングシリンダとを備え、前記制御装置は、前記リフトシリンダのボトム側油圧力を検出するボトム圧検出器と、前記可変容量型油圧ポンプの容量を制御する容量制御装置と、前記左右のステアリングシリンダの油圧力を、それぞれ検出するステアリング油圧検出器と、前記ボトム圧検出器からの検出値を入力して演算し、前記検出値が所定の値を越えた時に、前記容量制御装置に、前記可変容量型油圧ポンプの容量を最大容量以下の所定容量に低減させる容量制御信号を出力し、また、前記ステアリング油圧検出器の検出値を入力し、左右の油圧力の差が所定の値を越えた時に、前記容量制御装置に出力する容量制御信号の発信を停止するコントローラとを有する構成としている。
第4発明によると、リフトシリンダのボトム側油圧力が所定の値を越えた時に、油圧ポンプの容量を所定容量に低減させることができる。すなわち、作業車両が確実に掘削作業中であることを検出し、ポンプ容量を所定容量に低減できるため、有効なパワーロス低減ができ、効率的に作業できる作業車両が得られる。また、左右のステアリングシリンダの油圧力の差が、所定の値を越えるとポンプの容量制御を停止する。これにより、エンジン出力のうち油圧ポンプが消費する分が多くなるので、車両の走行駆動力が低減され、車両各部に無理な力が加わらず、耐久性を低下させる恐れはない。
第5発明は、第1〜第4発明において、前記作業車両は、前後進操作手段と、前記前後進操作手段の操作位置を検出する操作位置検出手段と、前記操作位置検出手段からの検出信号を入力し、操作位置が前進から中立または後進位置に変化したときに、前記容量制御装置に出力する可変容量型油圧ポンプの容量制御信号の発信を停止するコントローラとを有する構成としている。
第5発明によれば、前後進操作手段の操作位置が中立または後進位置にあるときに、容量制御装置に出力する、可変容量型油圧ポンプの容量を低減させる容量制御信号の発信を停止することができる。そのため、掘削作業終了時点を確実に検出でき、非掘削作業時にはポンプ容量が低減することはない。したがって作業効率が低下する恐れはない。
第6発明は、第1〜第5発明において、前記制御装置は、前記可変容量型油圧ポンプの容量を制御可能な手動式容量制御手段を有する構成としている。
第6発明によれば、ポンプ容量制御可能な手動式容量制御手段を設けたため、例えば土質により作業者がポンプ容量を任意に設定したい場合、所望の容量に設定でき、作業効率を向上することができる。
第7発明は、第1〜第6発明において、前記制御装置は、前記可変容量型油圧ポンプの容量制御を実施するか否かを選択可能な容量制御選択手段を有する構成としている。
第7発明によれば、容量制御選択手段を設けたため、運転者は状況に応じて掘削作業中に油圧ポンプの容量制御を行うか否かを選択できる。したがって、効率的な作業を行うことができる。
以下に本発明に係る 作業車両の作業機用油圧ポンプの制御方法と制御装置の実施形態について、図面を参照して詳述する。
図1は作業車両の一例であるホイールローダ1の側面図であり、図2は平面図である。図1、図2において、運転室2、エンジンルーム3および後輪4,4を有する後部車体5の前部には、前輪6,6を有する前部フレーム7がセンタピン8により左右に揺動自在に取付けられ、アーティキュレート構造を構成している。図2において、後部車体5と前部フレーム7とは左右一対のステアリングシリンダ9,9により連結され、左右のステアリングシリンダ9,9を伸縮することにより後部車体5と前部フレーム7とはセンタピン8を中心とし、2点鎖線に示すように左右に揺動し、操向するようになっている。図の角度θを操向屈折角度と称する。
図1、図2において、前部フレーム7には作業機10が取付けられている。すなわち、前部フレーム7に基端部を揺動自在に取付けられたリフトアーム11の先端部には、バケット12が揺動自在に取付けられている。前部フレーム7とリフトアーム11とは一対のリフトシリンダ13,13により連結され、リフトシリンダ13,13を伸縮することによりリフトアーム11は揺動する。リフトアーム11にはチルトアーム14のほぼ中央部が揺動自在に支持され、その一端部と前部フレーム7とはチルトシリンダ15により連結されている。チルトアーム14の他端部とバケット12とはチルトロッド16により連結され、チルトシリンダ15を伸縮するとバケット12は揺動する。
図1において、後部車体5には動力装置20が搭載されている。動力装置20は、エンジン21、トルクコンバータ22、前後進切り換え、複数段の変速段切り換えが可能な変速機23、分配機24および後輪4および前輪6を駆動する減速機25,25等から構成されている。また、エンジン21はリフトシリンダ13、チルトシリンダ15に圧油を供給する可変容量型油圧ポンプ26を駆動する。
運転室2内には、前後進操作手段30と、変速機23の速度段選択手段31と、可変容量型油圧ポンプ26の容量を手動で制御可能な手動式容量制御手段32と、自動的にポンプの容量制御を行わせるか否かを選択可能な容量制御選択手段33とを備えている。上記それぞれの手段は、レバー式でも、スイッチ式でも、ダイヤル式でも良く、またその他の形式でも良い。
次にホイールローダ1の掘削、積込作業について説明する。運転者は前後進操作手段30を操作して車両を前進させ、速度段選択手段31により対象物に合わせて変速機23の速度段を選択する。バケット12は掘削位置に位置させる。次にバケット12の刃先を対象物に突っ込み、チルトシリンダを操作してバケット12をチルトバックさせ、バケット12内に対象物をすくいこむ。次にリフトシリンダ13を伸張させてリフトアーム11を上昇させ、バケット12を上げながら前後進操作手段30を操作して車両を後進させる。次に前進、操向してダンプトラックに接近し、所定の位置でバケット12をダンプして対象物をダンプトラックの荷台に積み込む。
図3はバケット12で掘削している状態を示す側面図である。車両を矢印Aの方向に前進させ、バケット12の刃先を対象物Zに突っ込み、チルトバックするとバケット12には矢印B、Cの方向に力が加わる。そのため、リフトシリンダ13およびチルトシリンダ15のボトム側には高い油圧力が発生する。また、作業姿勢によってはバケット12には矢印Dの方向の力が加わり、この場合にはチルトシリンダ15のヘッド側に高い油圧力が発生する。この間、前後輪4,6には大きな走行駆動力が発生する。これらの油圧力および走行駆動力は掘削作業時と非掘削作業時とでは明らかに異なる。したがって、走行駆動力、リフトシリンダボトム圧、チルトシリンダ圧のそれぞれの基準値を定め、上記3つのうち少なくとも1つが基準値を越えたことを確認することにより、掘削作業中であるか否かを確実に判断することができる。
図4は制御装置40の一例の第1実施形態を示す系統図である。図4において、可変容量型油圧ポンプ26には容量制御装置41が接続されている。可変容量型油圧ポンプ26の吐出回路42上にはチルトシリンダ15に接続するチルト操作弁43と、リフトシリンダ13に接続するリフト操作弁44とが介装されている。リフトシリンダ13のボトム側にはボトム圧検出器45が設けられ、チルトシリンダ15のボトム側、ヘッド側には油圧検出器46,46がそれぞれ設けられている。ボトム圧検出器45、油圧検出器46は例えば圧力スイッチである。容量制御装置41、ボトム圧検出器45、油圧検出器46,46は、それぞれコントローラ50に接続している。駆動力検出手段51はトルクコンバータ入力軸回転数検出器52と、トルクコンバータ出力軸回転数検出器53と、速度段選択手段31により選択された変速機23の速度段を検出する速度段検出器54とを備えている。トルクコンバータ入力軸回転数検出器52と、トルクコンバータ出力軸回転数検出器53と、速度段検出器54と、前後進操作手段30の操作位置を検出する操作位置検出手段55とはコントローラ50に接続している。コントローラ50はトルクコンバータ入、出力軸回転数と、変速機23の速度段とを入力し、トルクコンバータの性能曲線および減速機25の減速比を用いて演算し、車両の走行駆動力を算出する。また、コントローラ50は、前後進操作手段30の操作位置を検出する操作位置検出手段55と接続し、変速機23が前進、中立、後進のいずれの状態にあるかを検出する。
次に制御方法について図5のフローチャートに基づいて説明する。ステップ101で運転者は、前後進操作手段30を操作して変速機23に前進を指示する。ステップ102で運転者は、速度段選択手段31を操作して変速機の速度段を選択する。ステップ103で掘削作業を開始する。ステップ104でコントローラ50は駆動力検出手段51、ボトム圧検出器45、油圧検出器46から検出結果を入力して演算し、走行駆動力、リフトシリンダボトム圧(例えば250kg/cm2)、チルトシリンダ圧のうち少なくとも1つが所定の値を越え、かつ所定時間(例えば0.5sec)経過したか否かを判定する。ステップ104でNOの場合にはステップ103の前に戻る。ステップ104でYESの場合にはステップ105で掘削作業中と判断し、ステップ106に進む。ステップ106でコントローラ50は、可変容量型油圧ポンプ26の最大容量より低減した所定の容量(例えば走行駆動力や油圧力の大きさに対応して最大容量の0.5〜0.9倍の容量)を設定する。ステップ107でコントローラ50は、容量制御装置41に制御信号を出力し、可変容量型油圧ポンプ26の容量を前記所定容量に低減する。掘削作業が終了した時点で運転者は、ステップ108で前後進操作手段30を操作して変速機23を中立または後進に切り換える。ステップ109でコントローラ50は、操作位置検出手段55からの検出信号を入力し、変速機23が中立または後進位置にあるか否かを判定する。ステップ109でNOの場合にはステップ107の前に戻る。ステップ109でYESの場合にはステップ110で掘削作業終了と判断し、ステップ111に進む。ステップ111でコントローラ50はポンプ容量制御を中止し、可変容量型油圧ポンプ26の容量を制御前に戻す。
なお、ステップ104でコントローラ50は駆動力検出手段51、ボトム圧検出器45、油圧検出器46から検出結果を入力して演算し、走行駆動力、リフトシリンダボトム圧、チルトシリンダ圧のうち少なくとも1つが所定の値を越え、かつ所定時間経過したか否かを判定しているが、所定時間経過したか否かの判定を省略してもよい。
本発明に係る作業車両の可変容量型油圧ポンプの制御方法と制御装置は、上記のような方法および構成にしたため、以下のような効果が得られる。車両の走行駆動力、リフトシリンダのボトム側油圧力、チルトシリンダの油圧力のうち少なくとも1つが所定の値を越えた時に、または油圧力のうち少なくとも1つが所定の値を越え、かつ所定時間経過した時に作業車両は掘削作業中であると判断し、ポンプの容量を最大容量より少ない所定容量に低減させるようにしている。走行駆動力も、リフトシリンダのボトム側油圧力も、チルトシリンダの油圧力も、掘削作業中と非掘削作業中とでは明らかに異なるため、確実に掘削作業中であることを判断できる。したがって、有効なパワーロス低減を行えるとともに、非掘削作業中にもかかわらずにポンプ容量を低減させ、作業効率を低下させる恐れもない。掘削作業終了後、作業者が前後進操作手段を中立または後進位置にしたときにポンプの容量制御を停止するようにしたため、掘削作業終了時点が明確に判断できる。掘削作業終了後は作業機の操作速度が速くなり、作業性が低下する恐れはない。
本実施形態では作業車両はアーティキュレート式のホイールローダとして説明したが、他の形式の作業車両であっても差し支えない。
図6は第2実施形態の制御装置40aの系統図である。第1実施形態のものと同一部材には同一符号を付して説明は省略し、異なる部分についてのみ説明する。図6において、コントローラ50は、可変容量型油圧ポンプ26の容量を運転者が手動で任意に設定できる手動式容量制御手段32、およびポンプ容量制御を自動的に行わせるか否かを運転者が選択できる容量制御選択手段33と接続している。手動式容量制御手段32、容量制御選択手段33は例えばスイッチ式またはダイヤル式である。またコントローラ50は、操向屈折角検出器56、および左右のステアリングシリンダ9,9の油圧をそれぞれ検出するステアリング油圧検出器57,57と接続している。
次に制御方法について説明する。運転者は手動式容量制御手段32により所望の油圧ポンプ容量を設定するとコントローラ50はその信号を入力し、第1実施形態で述べた容量制御に優先して容量制御装置41に制御信号を出力し、可変容量型油圧ポンプ26を設定された容量に制御する。
運転者が容量制御選択手段33を操作して容量制御しない(例えばスイッチOFF)と選択した場合には、コントローラ50はその信号を入力し、第1実施形態で述べた容量制御信号の発信を停止する。運転者が容量制御選択手段33を操作して容量制御する(例えばスイッチON)と選択した場合には、コントローラ50は第1実施形態で述べた容量制御信号を発信する。
コントローラ50は操向屈折角検出器56、およびステアリング油圧検出器57,57から検出結果を入力し、いずれかが所定の値を越えた場合、第1実施形態で述べた容量制御信号の発信を停止する。
上記の制御の結果、下記のような効果が得られる。ポンプ容量制御可能な手動式容量制御手段を設けたため、土質等により作業者が任意にポンプ容量を設定できる。例えば対象物が軽量物であればポンプ容量の低減量を少なくし、重量物であれば低減量を多くする。これにより作業効率を向上することができる。容量制御選択手段を設けたため、運転者は作業状況に応じ、掘削作業中に油圧ポンプの容量低減制御を行うか否かを選択できる。したがって、効率的な作業を行うことができる。図7はホイールローダ1を、操向屈折角度θの状態で、バケット12の歯先を対象物Zに対してほぼ平行に当接させた状態を示す平面図である。このような姿勢でポンプ容量低減制御を行うと、エンジン出力の多くが車両駆動側に加わり、駆動力が大きくなる。その結果、後部車体5は矢印方向に大きな力で進もうとし、車両の各部に無理な力が作用し、車両寿命を縮める恐れがある。この傾向はθが大きいほど大きくなる。図8は対象物Zに対して、操向屈折角がほぼ0のホイールローダ1が、斜めに当接した状態を示す平面図である。この場合、ホイールローダ1を矢印E方向に駆動するとバケット12に横方向の力Fが作用し、及びホイールローダ1にはモーメントMが作用する。この状態でポンプ容量低減制御を行うと駆動力が大きくなって車両各部に無理な力が作用し、車両寿命を縮める恐れがある。本図の場合、左右のステアリングシリンダ9,9の油圧力に差が生じ、その差が大きいほどFは大きくなる。上述の制御方法によれば、コントローラ50は操向屈折角度θ、または左右のステアリングシリンダ9,9の、油圧の差が所定の値を越えた場合には容量制御信号の発信を停止する。これによりエンジン出力のうち油圧ポンプが消費する分が多くなるので、走行駆動力は減少して車両各部に加わる無理な力は低減し、車両寿命を短くする恐れは低減する。
なお、本発明の制御機能および制御手段は、任意に組み合わせの変更、あるいは廃止が可能である。図4で示した制御装置40の第1実施形態、また図6で示した制御装置40aの第2実施形態において、ボトム圧検出器45、油圧検出器46,46、駆動力検出手段51がそれぞれ設けられているが、いずれか1つを設けてもよいし,それぞれを組み合わせて設けても良い。また、図6において、コントローラ50は、操向屈折角検出器56、および左右のステアリングシリンダ9,9の油圧をそれぞれ検出するステアリング油圧検出器57,57と接続しているが、操向屈折角検出器56、またはステアリング油圧検出器57,57のどちらか一方とだけ接続していても良い。
本発明の制御装置を有する、作業車両の一例の、ホイールローダの側面図である。 同、平面図である。 本発明のホイールローダの、作業機の側面図である。 本発明の第1実施形態の、制御装置の系統図である。 本発明の制御方法を説明するためのフローチャートである。 本発明の第2実施形態の、制御装置の系統図である。 ホイールローダの、アーティキュレート角度θのときの作業姿勢を示す平面図である。 ホイールローダが地山を斜め方向から掘削するときの状態を示す平面図である。 従来の作業車両の作業機の、掘削位置を示す側面図である。
符号の説明
1…ホイールローダ、2…運転室、4…後輪、5…後部車体、6…前輪、7…前部フレーム、8…センタピン、9…ステアリングシリンダ、10…作業機、11…リフトアーム、12…バケット、13…リフトシリンダ、15…チルトシリンダ、20…動力装置、21…エンジン、22…トルクコンバータ、23…変速機、26…可変容量型油圧ポンプ、30…前後進操作手段、31…速度段選択手段、32…手動式容量制御手段、33…容量制御選択手段、40…制御装置、41…容量制御装置、43…チルト操作弁、44…リフト操作弁、45…ボトム圧検出器、46…油圧検出器、50…コントローラ、51…駆動力検出手段、52…トルクコンバータ入力軸回転検出器、53…トルクコンバータ出力軸回転検出器、54…速度段検出器、55…操作位置検出手段、56…操向屈折角検出器、57…ステアリング油圧検出器。

Claims (7)

  1. 作業車両の作業機用油圧ポンプの制御装置において、
    前記作業車両は、アーティキュレート式構造であり、作業機(10)を作動するリフトシリンダ(13)およびチルトシリンダ(15)と、前記リフトシリンダ(13)およびチルトシリンダ(15)に所定の圧油を供給する可変容量型油圧ポンプ(26)とを備え、
    前記制御装置(40)は、車両の走行駆動力を検出する駆動力検出手段(51)と、
    前記リフトシリンダ(13)のボトム側油圧力を検出するボトム圧検出器(45)と、
    前記チルトシリンダ(15)の油圧力を検出する油圧検出器(46)と、
    前記可変容量型油圧ポンプ(26)の容量を制御する容量制御装置(41)と、
    車両の操向屈折角度を検出する操向屈折角検出器(56)と、
    前記駆動力検出手段(51)と、ボトム圧検出器(45)と、油圧検出器(46)とからの検出値を入力して演算し、少なくともいずれか1つの値が所定の値を越えた時に、前記容量制御装置(41)に、前記可変容量型油圧ポンプ(26)の容量を最大容量以下の所定容量に低減させる容量制御信号を出力し、また、前記操向屈折角検出器(56)の検出値を入力し、操向屈折角度が所定の角度を越えた時に、前記容量制御装置(41)に出力する容量制御信号の発信を停止するコントローラ(50)とを有する
    ことを特徴とする作業車両の作業機用油圧ポンプの制御装置。
  2. 作業車両の作業機用油圧ポンプの制御装置において、
    前記作業車両は、アーティキュレート式構造であり、作業機(10)を作動するリフトシリンダ(13)およびチルトシリンダ(15)と、前記リフトシリンダ(13)およびチルトシリンダ(15)に所定の圧油を供給する可変容量型油圧ポンプ(26)とを備え、
    前記制御装置(40)は、
    前記リフトシリンダ(13)のボトム側油圧力を検出するボトム圧検出器(45)と、
    前記可変容量型油圧ポンプ(26)の容量を制御する容量制御装置(41)と、
    車両の操向屈折角度を検出する操向屈折角検出器(56)と、
    前記ボトム圧検出器(45)からの検出値を入力して演算し、前記検出値が所定の値を越えた時に、前記容量制御装置(41)に、前記可変容量型油圧ポンプ(26)の容量を最大容量以下の所定容量に低減させる容量制御信号を出力し、また、前記操向屈折角検出器(56)の検出値を入力し、操向屈折角度が所定の角度を越えた時に、前記容量制御装置(41)に出力する容量制御信号の発信を停止するコントローラ(50)とを有する
    ことを特徴とする作業車両の作業機用油圧ポンプの制御装置。
  3. 作業車両の作業機用油圧ポンプの制御装置において、
    前記作業車両は、アーティキュレート式構造であり、作業機(10)を作動するリフトシリンダ(13)およびチルトシリンダ(15)と、前記リフトシリンダ(13)およびチルトシリンダ(15)に所定の圧油を供給する可変容量型油圧ポンプ(26)と、操向のための左右一対のステアリングシリンダ(9,9)とを備え、
    前記制御装置(40)は、車両の走行駆動力を検出する駆動力検出手段(51)と、
    前記リフトシリンダ(13)のボトム側油圧力を検出するボトム圧検出器(45)と、
    前記チルトシリンダ(15)の油圧力を検出する油圧検出器(46)と、
    前記可変容量型油圧ポンプ(26)の容量を制御する容量制御装置(41)と、
    前記左右のステアリングシリンダ(9,9)の油圧力を、それぞれ検出するステアリング油圧検出器(57,57)と、
    前記駆動力検出手段(51)と、ボトム圧検出器(45)と、油圧検出器(46)とからの検出値を入力して演算し、少なくともいずれか1つの値が所定の値を越えた時に、前記容量制御装置(41)に、前記可変容量型油圧ポンプ(26)の容量を最大容量以下の所定容量に低減させる容量制御信号を出力し、また、前記ステアリング油圧検出器(57,57)の検出値を入力し、左右の油圧力の差が所定の値を越えた時に、前記容量制御装置(41)に出力する容量制御信号の発信を停止するコントローラ(50)とを有する
    ことを特徴とする作業車両の作業機用油圧ポンプの制御装置。
  4. 作業車両の作業機用油圧ポンプの制御装置において、
    前記作業車両は、アーティキュレート式構造であり、作業機(10)を作動するリフトシリンダ(13)およびチルトシリンダ(15)と、前記リフトシリンダ(13)およびチルトシリンダ(15)に所定の圧油を供給する可変容量型油圧ポンプ(26)と、操向のための左右一対のステアリングシリンダ(9,9)とを備え、
    前記制御装置(40)は、
    前記リフトシリンダ(13)のボトム側油圧力を検出するボトム圧検出器(45)と、
    前記可変容量型油圧ポンプ(26)の容量を制御する容量制御装置(41)と、
    前記左右のステアリングシリンダ(9,9)の油圧力を、それぞれ検出するステアリング油圧検出器(57,57)と、
    前記ボトム圧検出器(45)からの検出値を入力して演算し、前記検出値が所定の値を越えた時に、前記容量制御装置(41)に、前記可変容量型油圧ポンプ(26)の容量を最大容量以下の所定容量に低減させる容量制御信号を出力し、前記ステアリング油圧検出器(57,57)の検出値を入力し、また、左右の油圧力の差が所定の値を越えた時に、前記容量制御装置(41)に出力する容量制御信号の発信を停止するコントローラ(50)とを有する
    ことを特徴とする作業車両の作業機用油圧ポンプの制御装置。
  5. 請求項1〜4記載の、作業車両の作業機用油圧ポンプの制御装置において、
    前記作業車両は、
    前後進操作手段(30)と、
    前記前後進操作手段(30)の操作位置を検出する操作位置検出手段(55)と、
    前記操作位置検出手段(55)からの検出信号を入力し、操作位置が前進から中立または後進位置に変化したときに、前記容量制御装置(41)に出力する容量制御信号の発信を停止するコントローラ(50)とを有する
    ことを特徴とする作業車両の作業機用油圧ポンプの制御装置。
  6. 請求項1〜5記載の、作業車両の作業機用油圧ポンプの制御装置において、
    前記制御装置(40)は、前記可変容量型油圧ポンプ(26)の容量を制御可能な手動式容量制御手段(32)を有する
    ことを特徴とする作業車両の作業機用油圧ポンプの制御装置。
  7. 請求項1〜6記載の、作業車両の作業機用油圧ポンプの制御装置において、
    前記制御装置(40)は、前記可変容量型油圧ポンプ(26)の容量制御を実施するか否かを選択可能な容量制御選択手段(33)を有する
    ことを特徴とする作業車両の作業機用油圧ポンプの制御装置。
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