JP5391345B1 - ブルドーザ及びブレード制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】オペレータの意図に応じたブレード制御を実行可能なブルドーザ及びブレード制御方法を提供する。
【解決手段】ブルドーザ100は、ブレード40と、ブレード操作レバー270と、ブレード制御部215とを備える。ブレード操作レバー270は、ブレード40の下降指示信号、保持指示信号及び上昇指示信号を出力する。ブレード制御部215は、設計面に対するブレード40の高さを自動制御しつつ、下降指示信号又は上昇指示信号が入力された場合には、それに応じてブレード40の高さを制御する。ブレード制御部215は、トランスミッション12bが前進状態とは異なる状態から前記前進状態に切り替えられた後に、下降指示信号と保持指示信号が順に入力されたとき、ブレード40を地面GLまで下降させる。
【選択図】図8

Description

本発明は、作業機であるブレードを備えるブルドーザ及びそのブルドーザにおけるブレード制御方法に関する。
作業車両の一つであるブルドーザは、履帯式走行装置を持ち、車両前側に作業機として土工板(ブレード)を備えたトラクタである。ブレードは、地表の土石などを押して運ぶドージング、地面を平らに均す整地、などの作業に用いられる。
従来、自動運転でのドージング作業中に、トランスミッションが前進状態に切り替えられたことに応じて、ブレードの下端が地面と接触するまでブレードを自動的に下降させる手法が提案されている(特許文献1参照)。この手法によれば、前後進が繰り返されるドージング作業を簡便に開始できるようオペレータを補助することができる。
なお、自動運転には、掘削モードと整地モードとが一般的に含まれている。掘削モードとは、ブレードが設計面よりも下降しないように監視しながら、ブレードに掛かる負荷が所定範囲に入るように、設計面に対するブレードの高さを自動調節するモードである。整地モードとは、ブレードの刃先が設計面に沿って移動するように、設計面に対するブレードの高さを自動調節するモードである。
米国特許第5555942号明細書
しかしながら、特許文献1の手法によると、所望の地点までブルドーザを前進させてからドージング作業を開始したい場合であっても、トランスミッションが前進状態に切り替えられたことに応じてブレードが自動的に下降してしまう。そのため、所望の地点までブルドーザを一旦前進させたい場合には、自動運転を終了させてからトランスミッションを前進状態に切り替える必要がある。
このように、特許文献1の手法では、ブレード制御にオペレータの意図を適格に反映させることができないという問題がある。
本発明は、上述の状況に鑑みてなされたものであり、オペレータの意図に応じたブレード制御を実行可能なブルドーザ及びブレード制御方法を提供することを目的とする。
第1の態様に係るブルドーザは、ブレードと、ブレード操作レバーと、ブレード制御部と、を備える。ブレードは、上下揺動可能に車体に取り付けられた作業機である。ブレード操作レバーは、ブレードの下降指示信号、保持指示信号及び上昇指示信号を出力する。ブレード制御部は、下降指示信号又は上昇指示信号が入力された場合に、下降指示信号又は上昇指示信号に応じて、ブレードの高さを制御する。ブレード制御部は、トランスミッションが前進状態とは異なる状態から前進状態に切り替えられた後に、下降指示信号と保持指示信号が順に入力されたとき、ブレードを所定位置まで下降させる。
第1の態様に係るブルドーザによれば、前後進の繰り返し作業におけるオペレータのブレード操作による負荷が軽減される。同時に、オペレータからのブレードの下降指示信号をトリガーとしてブレードの自動下降動作が実行されるため、オペレータの意に反してブレードの自動下降動作が実行されることを抑制できる。従って、オペレータの意図に応じたブレードの制御を実行することができる。
第2の態様に係るブルドーザは、第1の態様に係り、ブレード制御部は、入力された下降指示信号に対応するブレード操作レバーの操作量に基づく下降速度で、ブレードを所定位置まで下降させる。
第2の態様に係るブルドーザによれば、オペレータが所望する下降速度でブレードの自動下降動作が実行されるため、よりオペレータの意図に応じたブレードの制御を実行することができる。
第3の態様に係るブルドーザは、第2の態様に係り、ブレード制御部は、ブレード操作レバーの操作量として、保持指示信号が入力される直前に所定時間保持された操作量を用いる。
第3の態様に係るブルドーザによれば、オペレータが最後に入力した操作量に基づいてブレードが制御されるため、オペレータの意図を自動下降動作により反映させることができる。
第4の態様に係るブルドーザは、第2の態様に係り、ブレード制御部は、ブレード操作レバーの操作量が第1の値で第1の時間保持された後に、第1の値よりも小さい第2の値で第2の時間保持されてから0に戻った場合、第2の値に基づいて下降速度を決定する。
第4の態様に係るブルドーザによれば、オペレータによるブレード操作レバーの細かい操作を自動下降動作に反映させることができる。
第5の態様に係るブルドーザは、ブレードと、ブレード操作レバーと、ブレード制御部と、を備える。ブレードは、上下揺動可能に車体に取り付けられた作業機である。ブレード操作レバーは、ブレードの下降指示信号、保持指示信号及び上昇指示信号を出力する。ブレード制御部は、下降指示信号又は上昇指示信号が入力された場合に、下降指示信号又は上昇指示信号に応じて、ブレードの高さを制御する。ブレード制御部は、トランスミッションが後進状態とは異なる状態から後進状態に切り替えられた後に、上昇指示信号と保持指示信号が順に入力されたとき、ブレードを所定位置まで上昇させる。
第5の態様に係るブルドーザによれば、前後進の繰り返し作業におけるオペレータのブレード操作による負荷が軽減される。同時に、オペレータからのブレードの上昇指示信号をトリガーとしてブレードの自動上昇動作が実行されるため、オペレータの意に反してブレードの自動上昇動作が実行されることを抑制できる。従って、オペレータの意図に応じたブレードの制御を実行することができる。
第6の態様に係るブルドーザのブレード制御方法は、上下揺動可能に車体に取り付けられる作業機であるブレードを備えるブルドーザにおけるブレード制御方法である。このブレード制御方法は、トランスミッションを前進状態とは異なる状態から前進状態に切り替える工程と、ブレードの下降指示信号と保持指示信号を順に出力する工程と、掘削対象の目標形状を示す3次元の設計地形である設計面の上方の所定位置までブレードを下降させる工程と、を備える。
第6の態様に係るブルドーザのブレード制御方法によれば、前後進の繰り返し作業におけるオペレータのブレード操作による負荷が軽減されるとともに、オペレータの意図に応じたブレードの制御を実行することができる。
本発明によれば、オペレータの意図を反映しつつ簡略化されたブレード操作可能な制御装置、作業機械及びブレード制御方法を提供することができる。
ブルドーザの全体構成を示す側面図 ブルドーザの構成を示す模式図 ブルドーザの内部構成を示すブロック図 ブレードコントローラの機能を示すブロック図 自動運転でのドージング作業を説明するための図 自動下降動作における下降速度の決定手法を説明するための図 ブレードの自動下降動作を説明するためのフローチャート ブルドーザの動作状態を示すタイムチャート
以下、実施形態に係るブルドーザ100の構成について、図面を参照しながら説明する。以下の説明において、「上」「下」「前」「後」「左」「右」とは、運転席に着座したオペレータを基準とする用語である。
《ブルドーザ100の外観構成》
図1は、ブルドーザ100の外観構成を示す側面図である。
ブルドーザ100は、車体10と、走行装置20と、リフトフレーム30と、ブレード40と、リフト油圧シリンダ50と、アングル油圧シリンダ60と、チルト油圧シリンダ70と、GPSレシーバ80と、IMU(Inertial Measurement Unit)90と、一対のスプロケット95と、を備える。
車体10は、運転室11と機器室12とを有する。運転室11には、後述する自動運転スイッチ260、ブレード操作レバー270、シフトレバー280(それぞれ図3参照)及び運転席(不図示)が配置されている。機器室12には、エンジン12a及びハイドロリック・スタティック・トランスミッション12bが収容される。また、機器室12には、後述するブレードコントローラ210、比例制御弁220、油圧ポンプ230、油圧センサ240及び設計面データ格納部250(図3参照)が配置される。
走行装置20は、一対の履帯(図1では、左側の履帯のみ図示)、スプロケット95及びアイドラによって構成される。走行装置20は、車体10の下部に取り付けられる。一対のスプロケット95の駆動に応じて一対の履帯が回転することによってブルドーザ100は走行する。
リフトフレーム30は、車幅方向(すなわち、左右方向)において走行装置20の内側に配置される。リフトフレーム30は、車幅方向に平行な軸線Xを中心として上下揺動可能に車体10に取り付けられる。リフトフレーム30は、球関節部31と、ピッチ支持リンク32と、支柱部33とを介してブレード40を支持している。
ブレード40は、車体10の前方に配置される。ブレード40は、球関節部31に連結される自在継手41と、ピッチ支持リンク32に連結されるピッチング継手42と、を有する。ブレード40は、リフトフレーム30の上下揺動に伴って上下に移動する。ブレード40の下端部には、整地作業や掘削作業において地面GLに挿入される刃先40Pが形成されている。
リフトシリンダ50は、車体10とリフトフレーム30とに連結される。リフトシリンダ50が伸縮することによって、ブレード40は、軸線Xを中心として上下揺動される。
ここで、図2は、ブルドーザ100の構成を示す模式図である。図2では、ブレード40の原点位置が二点鎖線で示されている。ブレード40が原点位置に位置する場合、ブレード40の刃先40Pは地面GLに接地する。図2に示すように、ブルドーザ100は、リフトシリンダセンサ50Sを備える。リフトシリンダセンサ50Sは、ロッドの位置を検出するための回転ローラと、ロッドの位置を原点復帰するための磁力センサと、によって構成される。リフトシリンダセンサ50Sは、リフトシリンダ50のストローク長さ(以下、「リフトシリンダ長L」という。)を検出する。後述するように、ブレードコントローラ210(図3参照)は、リフトシリンダ長Lに基づいてブレード40のリフト角θを算出する。リフト角θは、ブレード40の原点位置からの下降角度、すなわち、刃先40Pの地中への貫入深さに対応する。ブレード40を原点位置から下降させた状態で前進することによって、ブルドーザ100による掘削作業が行われる。
アングルシリンダ60は、リフトフレーム30とブレード40とに連結される。アングルシリンダ60が伸縮することによって、ブレード40は、自在継手41およびピッチング継手42それぞれの回動中心を通る軸線Yを中心として揺動する。
チルトシリンダ70は、リフトフレーム30の支柱部33とブレード40の右上端部とに連結される。チルトシリンダ70が伸縮することによって、ブレード40は、球関節部31とピッチ支持リンク32の下端部とを結んだ軸線Zを中心として揺動する。
GPSレシーバ80は、運転室11上に配置される。GPSレシーバ80は、GPS(Global Positioning System;全地球測位システム)用のアンテナである。GPSレシーバ80は、自機の位置の演算に用いられるGPSデータを受信する。
IMU90は、慣性計測装置(Inertial Measurement Unit)であり、水平に対する前後左右の車体傾斜角を示す車体傾斜角データを取得する。IMU90は、車体傾斜角データをブレードコントローラ210に送信する。
一対のスプロケット95は、機器室12に収容されるエンジン12aによって駆動される。トランスミッション12bが前進状態の場合、一対のスプロケット95によって走行装置20は前進方向に駆動され、トランスミッション12bが後進状態の場合、一対のスプロケット95によって走行装置20は後進方向に駆動される。また、トランスミッション12bがニュートラル状態の場合、走行装置20は駆動されない。
《ブルドーザ100の内部構成》
図3は、ブルドーザ100の内部構成を示すブロック図である。ブルドーザ100は、ブレードコントローラ210、比例制御弁220、油圧ポンプ230、油圧センサ240、設計面データ格納部250、自動運転スイッチ260、ブレード操作レバー270及びシフトレバー280を備える。
ブレードコントローラ210は、自動運転スイッチ260からドージング作業の自動運転開始指示信号を取得した場合、リフトシリンダ長L、GPSデータ、車体傾斜角データ、設計面データ及び圧力データに基づいて、設計面に対するブレード40の高さを自動調節しながらドージング作業を実行する。このようなドージング作業の自動運転には、掘削モードと整地モードがある。掘削モードとは、刃先40Pが設計面よりも下降しないように監視しながら、ブレード40に掛かる負荷(以下、「ブレード負荷」という。)が目標範囲に入るように、設計面に対するブレード40の高さを自動調節するモードである。整地モードとは、ブレード40の刃先40Pが設計面に沿って移動するように、設計面に対するブレード40の高さを自動調節するモードである。
一方で、ブレードコントローラ210は、ドージング作業の自動運転中であっても、オペレータがブレード操作レバー270を操作した場合には、オペレータの操作に応じてブレード40の高さを調節する。
さらに、ブレードコントローラ210は、ドージング作業の自動運転中にトランスミッション12bが前進状態に切り替えられた場合、オペレータがブレード40を手動操作で下降させたことに応じて、ブレード40を所定位置まで自動的に下降させる。この自動降下に関するブレードコントローラ210の機能構成及び動作については後述する。
なお、ブレードコントローラ210は、ブレード40を上昇又は下降させる場合、制御信号(電流)を比例制御弁220に出力する。
比例制御弁220は、リフトシリンダ50と油圧ポンプ230の間に配置される。比例制御弁220の開口度は、ブレードコントローラ210からの制御信号(電流)によって調整される。
油圧ポンプ230は、エンジン12aと連動しており、一対のスプロケット95を駆動するために作動油を供給する。また、油圧ポンプ230は、比例制御弁220を介してリフトシリンダ50に作動油を供給する。
油圧センサ240は、油圧ポンプ230から一対のスプロケット95に供給される作動油の圧力を検出する。油圧センサ240によって検出される圧力は、走行装置20の牽引力に対応している。そのため、ブレード負荷は、油圧センサ240によって検出される圧力に基づいて測定可能である。
設計面データ格納部250は、作業エリア内における掘削対象の目標形状を示す3次元の設計地形である設計面の位置および形状を示す設計面データを記憶している。
自動運転スイッチ260は、オペレータ操作に応じて、自動運転の開始/終了指示信号をブレードコントローラ210に出力する。
自動運転スイッチ260には、掘削モードと整地モードを切り替えるための切り替えスイッチ260aが設けられている。自動運転スイッチ260がブレードコントローラ210に出力する自動運転の開始/終了指示信号には、掘削モードか整地モードかを示す情報が含まれる。
ブレード操作レバー270は、オペレータがブレード40を手動運転するための操作具である。ブレード操作レバー270は、保持位置Sから最大下降位置DMAXまで傾倒可能であり、保持位置Sから最大上昇位置UMAXまで傾倒可能である。
ブレード操作レバー270は、保持位置Sで静止している場合、保持指示信号をブレードコントローラ210に出力する。ブレード操作レバー270は、保持位置Sから最大下降位置DMAX側に傾倒された場合、ブレード40の下降指示信号をブレードコントローラ210に出力する。ブレード操作レバー270は、保持位置Sから最大上昇位置UMAX側に傾倒された場合、ブレード40の上昇指示信号をブレードコントローラ210に出力する。下降指示信号及び上昇指示信号には、ブレード操作レバー270の操作量Vを示す情報が含まれている。一実施形態では、下降指示信号を出力する操作量Vは正の値、保持指示信号を出力する操作量Vはゼロ(“0”)、上昇指示信号を出力する操作量Vは負の値とされる。操作量Vは、ブレード40の下降速度及び上昇速度に対応しており、操作量Vの絶対値が大きいほどブレード40の下降速度及び上昇速度が大きくなる。ブレード操作レバー270の操作量Vは、例えば、保持位置Sからの傾倒角によって示すことができる。
シフトレバー280は、オペレータがトランスミッション12bを前進状態、後進状態及びニュートラル状態のいずれかに設定するための操作具である。シフトレバー280は、ニュートラル位置Nから前進位置F及び後進位置Rへ移動可能である。シフトレバー280は、ニュートラル位置N、前進位置F及び後進位置Rのいずれに位置しているかを示すシフト位置データをブレードコントローラ210に出力する。
《ブレードコントローラ210の機能》
図4は、ブレードコントローラ210の機能を示すブロック図である。図5は、自動運転でのドージング作業を説明するための模式図である。
図4に示すように、ブレードコントローラ210は、ブレード負荷取得部211と、ブレード負荷判定部212と、ブレード座標取得部213と、距離取得部214と、ブレード制御部215と、を有する。
ブレード負荷取得部211は、一対のスプロケット95に供給される作動油の圧力データを油圧センサ240から取得する。ブレード負荷取得部211は、圧力データに基づいて、ブレード40に掛かるブレード負荷を取得する。
ブレード負荷判定部212は、ブレード負荷取得部211によって取得されたブレード負荷が所定範囲に入っているか否かを判定する。ブレード負荷判定部212は、判定結果をブレード制御部215に通知する。
ブレード座標取得部213は、リフトシリンダ長L、GPSデータ及び車体傾斜角データを取得する。ブレード座標取得部213は、GPSデータに基づいて、GPSレシーバ80のグローバル座標を演算する。ブレード座標取得部213は、リフトシリンダ長Lに基づいて、リフト角θ(図2参照)を算出する。ブレード座標取得部213は、リフト角θと車体寸法データに基づいて、GPSレシーバ80に対するブレード40(具体的には、ブレード刃先40P)のローカル座標を演算する。ブレード座標取得部213は、GPSレシーバ80のグローバル座標とブレード40のローカル座標と車体傾斜角データに基づいて、ブレード40のグローバル座標を演算する。
距離取得部214は、ブレード40のグローバル座標及び設計面データを取得する。距離取得部214は、ブレード40のグローバル座標及び設計面データに基づいて、設計面に垂直な方向における設計面とブレード40の距離を演算する。
ブレード制御部215は、自動運転スイッチ260から自動運転開始指示を取得すると、掘削モード又は整地モードでドージング作業の自動運転を開始する。ブレード制御部215は、自動運転スイッチ260から自動運転終了指示を取得すると、ドージング作業の自動運転を終了する。
ブレード制御部215は、掘削モードでドージング作業を自動運転する場合、ブレード負荷判定部212の判定結果を参照して、ブレード負荷が目標範囲に入るように、設計面に対するブレード40の高さを自動調節する。この場合、ブレード制御部215は、距離取得部214によって算出された設計面に対するブレード40の距離を参照して、ブレード40が設計面よりも下降しないよう監視する。一方で、ブレード制御部215は、整地モードでドージング作業を自動運転する場合、距離取得部214によって算出された設計面に対するブレード40の距離を参照して、ブレード40を設計面から所定間隔(≧0)の位置に保持する。
端的なドージング作業では、最初の工程で掘削モードにより作業が行われ、次の工程で整地モードにより作業が行われる。このドージング作業中、ブルドーザは第1地点から第2地点の間を繰り返し走行する。
第1地点から第2地点までドージング作業を行った後にオペレータがシフトレバー280を後進位置Rにすると、ブレード制御部215には、後進位置Rを示すシフト位置データがシフトレバー280から入力される。ブレード制御部215は、後進位置Rを示すシフト位置データを取得すると、図5(a)に示すように、ブレード40を原点位置よりも高い位置まで上昇させる。
第2地点から第1地点までブルドーザ100を後進させた後にオペレータがシフトレバー280を前進位置Fにすると、ブレード制御部215には、前進位置Fを示すシフト位置データがシフトレバー280から入力される。この時点において、ブレード制御部215は、図5(b)に示すように、ブレード40を原点位置よりも高い位置で保持する。
続いて、オペレータがブレード操作レバー270を保持位置Sから最大下降位置DMAX側に傾倒させると、ブレード制御部215には、ブレード操作レバー270からブレード40の下降指示信号が入力される。ブレード制御部215は、下降指示信号に含まれるブレード操作レバー270の操作量Vに応じた電流を比例制御弁220に出力する。すなわち、ブレード40は、ブレード操作レバー270の操作量Vに応じた速度で下降する。これによって、オペレータの手動操作によるブレード40の下降作業が実行される。
次に、オペレータがブレード操作レバー270を保持位置Sまで戻すと、ブレード制御部215には、ブレード操作レバー270からブレード40の保持指示信号が入力される。この際、ブレード制御部215は、リフトシリンダ長Lに基づいて、ブレード40が原点位置よりも下に位置していないか否か、すなわち、ブレード40が地面GLに到達しているか否かを判定する。
ブレード40が地面GLに到達している場合、ブレード制御部215は、比例制御弁220への電流の出力を終了してブレード40を保持させる。一方、ブレード40が地面GLに到達していない場合、ブレード制御部215は、先の下降指示信号に含まれていたブレード操作レバー270の操作量Vに基づいて、ブレード40の下降速度を決定する。ブレード制御部215は、ブレード40が原点位置に到達するまで、決定した下降速度に応じた電流を比例制御弁220に出力する。
ブレード制御部215は、ブレード40が原点位置に到達したとき、図5(c)に示すように、比例制御弁220への電流の出力を終了する。これによって、オペレータの下降操作をトリガーとするブレード40の自動下降動作(刃先合わせ)が実行されて、次のドージング作業への準備が完了する。
ここで、図6を参照しながら、自動下降動作における下降速度の決定手法について説明する。
図6で図示される操作パターン1は、最初にブレード操作レバー270を保持指示信号が出力される保持位置Sから下降指示信号が出力される位置Aに操作し、位置Aで第1の時間(例えば、0.1秒程度)だけ保持した後に保持位置Sまで戻す操作である。保持位置Sから位置Aまでの操作量を第1の値Vaとすると、操作パターン1の操作量Vは、“0”から第1の値Vaまで速やかに増加して第1の値Vaで第1の時間保持された後、第1の値Vaから“0”まで速やかに減少する。
この場合、ブレード制御部215は、第1の値Vaに基づいて下降速度を決定する。なお、第1の値Vaは、“0”よりも大きい値であればよいが、ブレード操作レバー270の保持位置Sに遊びがある場合には、所定閾値(例えば、保持位置Sから最大下降位置DMAXまでの最大操作量の50%)以上の値に設定されていてもよい。
一方、操作パターン2は、最初にブレード操作レバー270を保持位置Sから位置Aまで操作し、位置Aで第1の時間保持した後に下降指示信号が出力される位置Bまで戻し、位置Bで第2の時間(例えば、0.5秒程度)保持した後に保持位置Sまで戻す操作である。ただし、位置Bは位置Aより手前の位置である。保持位置Sから位置Bまでの操作量を第2の値Vbとすると、操作パターン2の操作量Vは、“0”から第1の値Vaまで速やかに増加して、第1の値Vaで第1の時間保持された後に、第1の値Vaから第2の値Vbまで減少して、第2の値Vbで第2の時間保持され、さらに第2の値Vbから“0”まで速やかに減少する。
この場合、ブレード制御部215は、第2の値Vbに基づいて下降速度を決定する。なお、第2の値Vbは、“0”よりも大きく、かつ、第1の値Vaと異なる値であればよいが、上述の所定閾値以上の値に設定されていてもよい。
なお、自動下降動作における下降速度は、操作量Vが大きくなるほど速くなるように設定されていればよい。例えば、ブレード制御部215は、複数の速度レベル(例えば、高速と低速)から第1の値Va又は第2の値Vbに応じた速度を下降速度として選択してもよいし、操作量Vに正比例した速度を下降速度として設定してもよい。いずれにしても、第2の値Vbが第1の値Vaより小さい場合、操作パターン2の下降速度は、操作パターン1の下降速度よりも遅い。
《ブレード40の自動下降動作》
図7は、ブレード40の自動下降動作を説明するためのフローチャートである。図8は、ブルドーザ100の動作状態を示すタイムチャートである。図8のタイムチャートは、図6に示される操作レバー270の操作パターン1の動きに対応している。なお、以下の説明では、図8に示す通り、自動運転スイッチ260からドージング作業の自動運転開始指示が入力されているものとする。
ステップS1において、コントローラ210は、トランスミッション12bが前進状態とは異なる状態(すなわち、後進状態又はニュートラル状態)から前進状態に切り替えられたか否かを判定する。トランスミッション12bが前進状態に切り替えられた場合、処理はステップS2に進む。トランスミッション12bが前進状態に切り替えられていない場合、処理はステップS1を繰り返す。図8に示す例では、時刻T1において、トランスミッション12bがニュートラル状態から前進状態に切り替えられている。
ステップS2において、コントローラ210は、ブレード40の下降指示信号が入力されたか否かを判定する。下降指示信号が入力された場合、ブルドーザ100は、ステップS3において、下降指示信号に含まれる操作量Vに応じた速度でブレード40を下降させる。下降指示信号が入力されない場合、処理はステップS2を繰り返す。図8に示す例では、ブルドーザ100が前進中の時刻T2において、下降指示信号が入力されている。
ステップS4において、コントローラ210はブレード40が地面GLの上方にあるかを判定する。ブレード40が地面GLの上方にある場合、処理はステップS5に進む。ブレード40が地面GLに到達、あるいは地面GLより下方にある場合、処理はステップS1に戻る。
ステップS5において、コントローラ210は、ブレード操作レバー270の操作量Vが下降指示信号を出力する任意の操作量Vxで所定時間以上保持されたか否かを判定する。一実施形態の所定時間は0.1秒である。所定時間を0.1秒と設定すると、ブレード操作レバー270をブレード下降方向の操作から直ちに保持位置方向の操作に切り替える動作が、操作量Vxで所定時間以上保持と判断され得る。
操作量Vxで所定時間以上保持された場合、処理はステップS6に進む。操作量Vxで所定時間以上保持されなかった場合、ステップS3のブレード下降動作が継続される。図8に示す例では、操作量が第1の値Vaで時刻T2から時刻T3まで所定時間以上保持された場合が図示されている。なお、図7では図示しないが、ステップS1以下のフローのいかなる時点でも、ブレード操作レバー270の操作量Vがブレード40の上昇指示信号を出力する量(負の値)にされると、処理はステップS1に戻る。
ステップS6において、コントローラ210は、ブレード操作レバー270の操作量Vが下降指示信号を出力する操作量Vxから、直接、保持指示信号を出力する操作量“0”とされたか否かを判定する。
図6で示される操作パターン2を例にとると、ブレード操作レバー270が位置A(操作量=Va)で保持された後、位置B(操作量=Vb)に操作されると、操作量はVaから“0”でないVbとされているので、処理はステップS6からステップS3に戻る。そして、位置Bで保持された後、保持位置S(操作量=“0”)に操作されると、操作量VはVbから“0”にされているので、処理はステップS6からステップS7に進む。
ステップS4からステップS7に進む間、ブレード40は下がり続けているので、ステップS7で、再度、コントローラ210はブレード40が地面GLより上方に位置しているか否かを判定する。ブレード40が地面GLの上方に位置せず、地面GLに到達しているか、あるいは地面GLより下方に位置する、と判定されると、処理はステップS1に戻される。ブレード40が地面GLの上方に位置すると判定されると、処理はステップS8に進む。
ステップS8において、コントローラ210は、ブレード操作レバー270が操作量“0”とされる直前に所定時間保持された操作量Vx(操作パターン1では操作量Va、パターン2では操作量Vb)に対応する下降速度でブレード40を降下させる。
ブレード40の降下は、次のステップS9で、ブレード40が地面GLに達したと判定されるまで、続けられる。ステップS9において、ブレード40が地面GLに達したと判定されると、処理は次のステップS10に進む。
ステップS10において、ブルドーザ100は、ブレード40の下降を停止する。ブレード40の自動下降動作は完了し、再びステップS1から自動下降動作が繰り返される。なお、図8に示す例では、ブレード40の自動下降動作完了と同時にドージング作業が開始されているため、時刻T4からさらにブレード40の下降が開始されている。
《作用および効果》
(1)ブレード制御部215は、トランスミッション12bが前進状態とは異なる状態から前記前進状態に切り替えられた後に、下降指示信号と保持指示信号が順に入力されたとき、ブレード40を地面GL(所定位置の一例)まで下降させる。
従って、オペレータからのブレード40の下降指示信号をトリガーとしてブレード40の自動下降動作が実行されるため、オペレータの意に反してブレード40の自動下降動作が実行されることを抑制できる。従って、オペレータの意図に応じたブレード40の制御を実行することができる。
(2)ブレード制御部215は、オペレータによるブレード操作レバー270の操作量に基づく下降速度で、ブレード40を下降させる。
従って、オペレータが所望する下降速度でブレード40の自動下降動作が実行されるため、よりオペレータの意図に応じたブレード40の制御を実行することができる。
(3)ブレード制御部215は、ブレード操作レバー270の操作量が第1の値Vaで第1の時間保持された後に、第1の値Vaよりも小さい第2の値Vbで第2の時間保持されてから0に戻った場合には、第2の値Vbに基づいて下降速度を決定する。
従って、オペレータによるブレード操作レバー270の細かい操作を自動下降動作に反映させることができる。
《その他の実施形態》
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
(A)上記実施形態において、ブルドーザ100は、ブレード40の自動下降動作において、ブレード40の刃先40Pを地面GLに合わせることとしたが、これに限られるものではない。自動下降動作において、ブレード40は、事前に設定された所定位置まで下降されればよい。このような所定位置としては、例えば、設計面と一致する位置や、地面GL又は設計面から所定間隔離れた位置などが挙げられる。
(B)上記実施形態において、ブルドーザ100は、操作量に応じて自動下降動作における下降速度を決定することとしたが、これに限られるものではない。自動下降動作における下降速度は、予め所定値に設定されていてもよい。
(C)上記実施形態において、ブルドーザ100は、操作量が第1の値Va及び第2の値Vbで保持されたか否かを判定することとしたが、これに限られるものではない。ブルドーザ100は、操作量が第1の値Vaで保持されたか否かのみを判定してもよいし、第2の値Vbよりも小さい第3の値Vcで保持されたか否かをさらに判定してもよい。
(D)上記実施形態において、ブルドーザ100は、設計面に垂直な方向における設計面と刃先40Pの距離を演算することとしたが、これに限られるものではない。ブルドーザ100は、垂直な方向と交差する方向における距離を演算してもよい。また、ブルドーザ100は、設計面とブレード40のうち刃先40P以外の部分の距離を演算してもよい。
(E)上記実施形態では特に触れていないが、図5(a)に示すように、第2地点までドージング作業を行った場合には、ブレード40を所定位置まで自動的に上昇させる制御が実行されてもよい。具体的には、シフトレバー280が後進位置Rに切り替えられた場合において、ブレード操作レバー270から上昇指示信号と保持指示信号が順次出力されたとき、操作量Vに応じた速度でブレード40を自動的に所定位置まで上昇させる。この制御によれば、オペレータ操作による上昇指示信号をトリガーとしてブレード40の自動上昇動作が実行されるため、オペレータの意に反してブレード40の自動上昇動作が実行されることを抑制できる。従って、オペレータの意図に応じたブレード40の制御を実行することができる。
本発明によれば、オペレータの意図に応じたブレード制御を実行可能なブルドーザ及びブレード制御方法を提供できるため、作業機械分野において有用である。
10 車体
12b トランスミッション
40 ブレード
215 グレード制御部
270 ブレード操作レバー

Claims (6)

  1. 上下揺動可能に車体に取り付けられた作業機であるブレードと、
    前記ブレードの下降指示信号、保持指示信号及び上昇指示信号を出力するブレード操作レバーと、
    前記下降指示信号又は前記上昇指示信号が入力された場合に、前記下降指示信号又は前記上昇指示信号に応じて、前記ブレードの高さを制御するブレード制御部と、
    を備え、
    前記ブレード制御部は、トランスミッションが前進状態とは異なる状態から前記前進状態に切り替えられた後に、前記下降指示信号と前記保持指示信号が順に入力されたとき、前記ブレードを所定位置まで下降させる、
    ブルドーザ。
  2. 前記ブレード制御部は、入力された前記下降指示信号に対応する前記ブレード操作レバーの操作量に基づく下降速度で、前記ブレードを前記所定位置まで下降させる、
    請求項1に記載のブルドーザ。
  3. 前記ブレード制御部は、前記ブレード操作レバーの前記操作量として、前記保持指示信号が入力される直前に所定時間保持された操作量を用いる、
    請求項2に記載のブルドーザ。
  4. 前記ブレード制御部は、前記ブレード操作レバーの前記操作量が第1の値で第1の時間保持された後に、第1の値よりも小さい第2の値で第2の時間保持されてから0に戻った場合、前記第2の値に基づいて前記下降速度を決定する、
    請求項2に記載のブルドーザ。
  5. 上下揺動可能に車体に取り付けられた作業機であるブレードと、
    前記ブレードの下降指示信号、保持指示信号及び上昇指示信号を出力するブレード操作レバーと、
    前記下降指示信号又は前記上昇指示信号が入力された場合に、前記下降指示信号又は前記上昇指示信号に応じて、前記ブレードの高さを制御するブレード制御部と、
    を備え、
    前記ブレード制御部は、トランスミッションが後進状態とは異なる状態から前記後進状態に切り替えられた後に、前記上昇指示信号と前記保持指示信号が順に入力されたとき、前記ブレードを所定位置まで上昇させる、
    ブルドーザ。
  6. 上下揺動可能に車体に取り付けられる作業機であるブレードを備えるブルドーザにおけるブレード制御方法であって、
    トランスミッションを前進状態とは異なる状態から前進状態に切り替える工程と、
    前記ブレードの下降指示信号と保持指示信号を順に出力する工程と、
    掘削対象の目標形状を示す3次元の設計地形である設計面の上方の所定位置まで前記ブレードを下降させる工程と、
    を備えるブレード制御方法。
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