JPH08198401A - 生ごみ処理機 - Google Patents

生ごみ処理機

Info

Publication number
JPH08198401A
JPH08198401A JP2328495A JP2328495A JPH08198401A JP H08198401 A JPH08198401 A JP H08198401A JP 2328495 A JP2328495 A JP 2328495A JP 2328495 A JP2328495 A JP 2328495A JP H08198401 A JPH08198401 A JP H08198401A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bucket
garbage
lid
food waste
processing tank
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2328495A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadao Hasegawa
忠雄 長谷川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Gas Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Gas Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Gas Co Ltd filed Critical Tokyo Gas Co Ltd
Priority to JP2328495A priority Critical patent/JPH08198401A/ja
Publication of JPH08198401A publication Critical patent/JPH08198401A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Refuse Receptacles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 生ごみの投入を容易にして作業者の負担を軽
減するとともに、この生ごみの投入を確実に行うことが
できる生ごみ処理機を提供する。 【構成】 処理機本体1の前面部分に設けられ、上側か
ら開いて下方に回すことにより生ごみ投入口3を開放す
るフタ部4を備え、このフタ部4の内面に、バケツ12
の上端13を引っ掛けるフック10、バケツ12の外周
を留めるバンド11、バケツ12の底部14を受け止め
る突出部8、バケツ12の横方向の移動を規制するガイ
ド部9、からなるバケツ固定部を設け、フタ部4を閉じ
ることにより、バケツ固定部に保持したバケツ12を倒
立させて中の生ごみを落下させるようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、家庭の台所や飲食店の
厨房等より出る生ごみを処理するための生ごみ処理機に
関する。
【0002】
【従来の技術】生ごみは、家庭や飲食店において食品の
調理によって生じる残飯等(具体的には、野菜クズ、魚
の頭や骨、果物の皮など)のゴミの総称である。この生
ごみを処理するための生ごみ処理機としては、乾燥型や
コンポスト容器型などに替わって、高温菌による好気性
発酵を利用したバイオ処理型が主流になっている。
【0003】このバイオ処理型の生ごみ処理機は、処理
槽内を好気性高温菌などの生ごみの分解能力の高い菌が
活動しやすい環境下(例えば高温菌については40℃〜
70℃)に電気式ヒータ等で加熱するとともに、槽内に
投入された生ごみに対する攪拌装置を備えたものであ
る。また、処理槽内には、多孔質の木質細片(チップ)
等よりなる菌培養基材兼水分調整材を入れることも一般
的になされている。
【0004】そして、生ごみ処理機への生ごみの投入
は、処理機本体の前面部分に設けたフタを開けて生ごみ
投入口を開放し、この生ごみ投入口から処理槽に投入す
る、という手順により行われる。この生ごみ投入口は、
処理槽より上方に備える必要があるため、処理機本体前
面の上方部分に設けられている。
【0005】また、業務用の生ごみ処理機では、生ごみ
を大量に処理するために処理機本体(処理槽)を大型化
しており、これにともなって、生ごみ投入口を床面から
1.2m〜1.5mの高所に設けている。一方、このよ
うな業務用の生ごみ処理機が使用される食堂などでは、
厨房等において大量の生ごみを大きなバケツにまとめて
入れ、このバケツを用いて生ごみ投入口に生ごみを入れ
るようにしている。
【0006】しかし、生ごみは、水分を約70%〜80
%含んでいるため、バケツにまとめられた生ごみ全体の
重量は、バケツを含めて約50kgの重量物となる。こ
のため、バケツを生ごみ投入口まで持ち上げることは困
難なものとなる。したがって、従来では、図4に示すよ
うにして生ごみを投入している。
【0007】図4において、先ず、生ごみをいれたバケ
ツ16を生ごみ処理機1まで運搬するとともに、リフタ
ー17に載せる。続いて、バケツ16を生ごみ投入口3
の高さまで持ち上げる。そして、把手15を持ってフタ
4を開き、生ごみ投入口3を開放する。この状態でバケ
ツ16を生ごみ投入口3の方に倒し込むことにより、中
の生ごみは、処理槽2に投入される。なお、このような
リフター17を備えていないときは、複数人でバケツ1
6を持ち上げ、生ごみ投入口3に投入するようにしてい
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように、バケツ1
6をリフター17で持ち上げる場合であっても、作業者
がバケツ16を持って生ごみ投入口3の方に倒し込み、
処理槽2に生ごみを投入する必要がある。したがって、
この投入作業時に生ごみが脇からこぼれてしまうときが
あり、付近を汚すことになって非衛生的であるととも
に、この投入作業はかなりの力を必要とするため作業者
の腰を痛めるなど、作業者にかかる負担は大きく面倒で
あるといった問題点がある。
【0009】さらに、リフター17を使用する場合は、
リフター17のための設置スペースが厨房等において必
要となるだけでなく、リフター17の使用にかかる電気
代等のコスト増加を招くものとなる。
【0010】また、リフター17を備えていない場合
は、バケツ16が重量物であることから、その投入作業
には複数の作業者が必要となり、非経済的である。さら
に、複数人で作業するときでも、生ごみ投入口の位置が
高いため、バケツ16の持ち上げや投入作業は容易では
なく、しかも、こぼれた生ごみによって作業者の衣服等
が汚れてしまうといった問題点がある。
【0011】そこで、本発明では、生ごみ処理機が大型
の業務用のものであっても、生ごみの投入に際して作業
者の負担を軽減できるとともに、生ごみを生ごみ投入口
に確実に投入できるようにした生ごみ処理機を提供する
ことを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の生ごみ処理機は、処理槽と、この処理槽の
フタと、を備えた生ごみ処理機であって、該フタが、上
側から開いて下方に回すことにより処理槽への生ごみ投
入口を開放するように構成されており、該フタの内面
に、このフタが開いた状態でバケツを保持し、当該フタ
を閉じることによりバケツを倒立させて中に入っている
生ごみを落下させるバケツ固定部が設けられていること
を特徴とする。また、本発明の生ごみ処理機において
は、バケツ固定部が、バケツの上端を引っ掛けるフック
と、バケツの底部を受け止める突出部と、バケツの横方
向への移動を規制するガイド部と、バケツの外周を留め
るバンドと、で構成することができる。
【0013】
【作用】フタを開けることによりこのフタの上端は下方
に位置した状態となっており、バケツは、このフタを開
けた状態で保持される。そして、フタを持ち上げて閉じ
ることにより、バケツは正立状態から倒立状態となって
中の生ごみを処理槽に落下させるようにしている。すな
わち、フタを閉じる動作と生ごみの投入動作とが一体に
行われることになる。
【0014】また、フタは、下端を軸として回動し、こ
のフタを閉じるときにはフタの上端を持って持ち上げる
ようにしている。一方、フタに固定されたバケツに生ご
みが入っていると、そのバケツの重心はバケツの略中央
となる。したがって、上記軸からバケツの重心までの距
離が、軸からフタの上端までの距離より近いため、かか
る上端部分を作業者が持ち上げることにより、テコの原
理によってバケツは容易に持ち上がる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1〜図3を参照し
て説明する。本実施例における生ごみ処理機は、バイオ
処理型であるが、他のタイプのものであってもよい。図
1は、本発明の一実施例に係る生ごみ処理機を示す斜視
図、図2は、バケツを外した状態の説明図、図3は、生
ごみの投入方法を示す説明図である。
【0016】処理機本体1の内部には処理2を備えてお
り、この処理槽2に生ごみを投入するための生ごみ投入
口3を処理機本体1の前面に形成している。そして、処
理機本体1には、生ごみ投入口3を開閉するためのフタ
4を設けている。このフタ4は、下端5が生ごみ投入口
3の下縁部分に軸部6を介して取り付けられたものであ
り、軸部6を中心として回動する。したがって、フタ4
を上側から開いて軸部6を中心として下方に回すことに
より、生ごみ投入口3を開放するようにしている。
【0017】また、フタ4は、上端7から内面側に突出
する板状の突出部8を設けるとともに、内面両側のそれ
ぞれにはガイド部9を設け、さらに、フタ4の内面に
は、軸部6の近くに二つのフック10を設けるととも
に、略中央部分にバンド11を取り付けている。これら
突出部8、ガイド部9、フック10、バンド11によっ
てバケツ固定部を構成している。なお、これら突出部8
等は、フタ4が生ごみ投入口3を閉じることの支障とな
らないように設けられる。
【0018】次に、バケツ12は、厨房等で生じた生ご
みをまとめて入れるのに使用されるものであり、その全
体形状としては、フタ4の内面に固定できるような形状
のものが用いられる。
【0019】すなわち、底部14を突出部8に載せたと
きには、上端13がフック10に引っ掛けられるととも
に、ガイド部9によって横方向の移動が止められ、さら
に、バンド11で外周を留めることができるような形状
のバケツ12が用いられる。なお、バンド11は、いわ
ゆるマジックテープ状のものを用いることにより留め外
しができるものが用いられる。
【0020】また、バケツ固定部は、バケツ12をフタ
4の内面に固定できればよく、フックの個数や突出部
8、ガイド部9の形状、バンド11の留め外し手段は任
意に設定できる。さらに、バケツ12の固定が可能であ
れば、突出部8等を設けることに代えて、バケツ固定部
として各種公知の固定手段を用いてバケツ12を固定す
るようにしてもよい。
【0021】続いて、本発明の生ゴミ処理機の使用状態
について説明する。先ず、生ごみが溜められたバケツ1
2を厨房等から処理機本体1まで運搬する。このとき、
運搬の便宜を図るため、バケツ12に把手や吊り具を設
けるようにしてもよい。
【0022】次に、把手15を持ってフタ4を開ける。
そして、バケツ12を持ち上げて上端13をフック10
に引っ掛けた状態で突出部8に載せる。このバケツ12
を持ち上げる高さは約30cm〜50cmである。続い
て、バケツ12の外周をバンド11で止める。以上によ
り、バケツ12は、フタ4内面のバケツ固定部に保持さ
れる。
【0023】また、バケツ12をセットした状態では、
図3に示すように、軸部6からフタ4の上端7までの距
離はL1 となっている。一方、軸部6からバケツ12の
重心(生ごみの重さを含む)までの距離はL2 となって
おり、距離L1 より短い。したがって、作業者が上端7
を持って上方に持ち上げると、テコの原理によってバケ
ツ12は容易に持ち上がる。すなわち、バケツ12を直
接持ち上げる力より少ない力でバケツ12を持ち上げる
ことが可能となる。
【0024】そして、フタ4を持ち上げて生ごみ投入口
3を閉じることにより、バケツ12は正立状態から倒立
状態となって、バケツ12の中に入っている生ごみを落
下させ、処理槽2に入れる。なお、バケツ12は、バケ
ツ固定部(フック10やバンド11等)に保持されてい
るので、倒立した状態でも処理槽2に落ちることはな
い。
【0025】処理槽2への生ごみ投入後においては、次
回の別のバケツ運搬時までそのまま処理機本体1内にバ
ケツ12を放置するか、一旦フタ4を開けてバケツ12
をフタ4から取り外し、またフタ4を閉じるか、いずれ
であってもよい。また、処理機本体1には、フタ4を閉
じたときに、バケツ12を揺すって中の生ごみを確実に
処理槽2に落下させるような振動装置や、生ごみの落下
後にバケツ12内をきれいにするための洗浄装置を設け
るようにしてもよい。
【0026】また、本発明の生ごみ処理機は、業務用の
大型のものに限定されず、処理機本体1の前面部分に上
側から開くタイプのフタ4を備えたものであれば、一般
家庭用の小型のものであってもよい。これは、小型の生
ごみ処理機では生ごみ投入口も小さく、ここから生ごみ
を投入するのは難しい(生ごみを入れた容器を逆さにす
るのは難しい)からであり、本発明によって生ごみの投
入を確実に行うことができるからである。
【0027】このような小型の生ごみ処理機の場合、シ
ンクの近くに設置するのが好ましく、生ごみを入れた容
器をシンクから取り出して、開いたフタ4に固定し、フ
タ4を閉じて生ごみの投入を行う。
【0028】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の生ごみ処理機は以下の効果を発揮する。 フタを閉じるときに作業者が持つ部分と、バケツの
重心位置とのずれに基づくテコの原理を利用するため、
生ごみを入れたバケツが重いときでもこれを容易に持ち
上げることが可能となり、生ごみの投入を簡単に行うこ
とができる。 生ごみを処理槽に確実に投入するため、作業中に脇
からこぼれた生ごみによって作業者の衣服等を汚さない
ようにすることができる。 バケツを直接持ち上げる高さが約30cm〜50c
mと低いため、の効果とあわせて、作業者の腰を痛め
にくくする等、作業者の負担を軽減することができる。 さらに、バケツを直接持ち上げる高さが低く、二人
程度で行うことができるため、バケツを持ち上げるため
のリフターが不要となり、その設置スペースを他に有効
利用できるとともに、電気代の節約等、コストの低減を
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る生ごみ処理機を示す斜
視図である。
【図2】図1に示す生ごみ処理機の、バケツを外した状
態を示す説明図である。
【図3】生ごみの投入方法を示す説明図である。
【図4】従来の、生ごみ処理機への生ごみ投入方法を示
す説明図である。
【符号の説明】
1 処理機本体 2 処理槽 3 生ごみ投入口 4 フタ 5 下端 6 軸部 7 上端 8 突出部 9 ガイド部 10 フック 11 バンド 12 バケツ 13 上端 14 底部 15 把手 16 バケツ 17 リフター

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理槽と、この処理槽のフタと、を備え
    た生ごみ処理機であって、 該フタが、上側から開いて下方に回すことにより処理槽
    への生ごみ投入口を開放するように構成されており、 該フタの内面に、このフタが開いた状態でバケツを保持
    し、当該フタを閉じることによりバケツを倒立させて中
    に入っている生ごみを落下させるバケツ固定部が設けら
    れていることを特徴とする生ごみ処理機。
  2. 【請求項2】 前記バケツ固定部が、 バケツの上端を引っ掛けるフックと、 バケツの底部を受け止める突出部と、 バケツの横方向への移動を規制するガイド部と、 バケツの外周を留めるバンドと、で構成された請求項1
    記載の生ごみ処理機。
JP2328495A 1995-01-19 1995-01-19 生ごみ処理機 Pending JPH08198401A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2328495A JPH08198401A (ja) 1995-01-19 1995-01-19 生ごみ処理機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2328495A JPH08198401A (ja) 1995-01-19 1995-01-19 生ごみ処理機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08198401A true JPH08198401A (ja) 1996-08-06

Family

ID=12106312

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2328495A Pending JPH08198401A (ja) 1995-01-19 1995-01-19 生ごみ処理機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08198401A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101215310B1 (ko) 씽크대용 음식물쓰레기 처리장치
JPH08198401A (ja) 生ごみ処理機
KR101878686B1 (ko) 음식물 쓰레기 처리장치
KR101869599B1 (ko) 씽크볼 및 조리작업받침판 기능이 있는 식기거치대를 가진 음식물2차분쇄발효소멸기 일체형 다용도 식기세척기
JPH07265725A (ja) 生ゴミ処理装置
JP3531050B2 (ja) 生ゴミ処理装置
JPH07236876A (ja) 生ゴミ処理装置
KR102466347B1 (ko) 음식물 쓰레기 처리기용 교반장치
JPH06312167A (ja) 生ごみ処理機
JP3714949B2 (ja) 生ゴミ処理機
JPH07215409A (ja) 生ゴミ処理装置
JP3020037U (ja) 生ゴミ収納容器
JPH08217581A (ja) 生ゴミ処理機
JPH09253617A (ja) 生ごみ処理装置
JPH082606A (ja) 生ゴミ処理機
JP3039452U (ja) ゴミ容器
JPH0985218A (ja) 生ゴミ処理装置
JP2006255642A (ja) 生ごみ処理機
JPH08206631A (ja) 生ごみ処理機
JP2004141789A (ja) 厨芥処理機
JP3727861B2 (ja) 生ごみ処理機及び生ごみ処理機の撹拌方法
JPH07187305A (ja) ごみ収容装置
JPH09313272A (ja) 生ゴミ処理装置
JPH09315506A (ja) ダクトの構造
JPH11637A (ja) 生ゴミ処理機