JPH08197429A - 管台のブラスト装置 - Google Patents

管台のブラスト装置

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Publication number
JPH08197429A
JPH08197429A JP636095A JP636095A JPH08197429A JP H08197429 A JPH08197429 A JP H08197429A JP 636095 A JP636095 A JP 636095A JP 636095 A JP636095 A JP 636095A JP H08197429 A JPH08197429 A JP H08197429A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nozzle
tube
welded portion
abrasive cleaning
outer cylinder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP636095A
Other languages
English (en)
Inventor
Eizo Ide
栄三 井手
Hideharu Kobayashi
秀晴 小林
Fukunori Ura
福則 浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication of JPH08197429A publication Critical patent/JPH08197429A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 人手を煩わすことなく管台の溶接部を容易に
研掃することができるとともに管台とチューブとの狭隘
な空間へも装着が容易であることなどを目的とする。 【構成】 管台と管台に略直交して植えられたチューブ
との溶接部へ研掃材を噴射して研掃を行う管台のブラス
ト装置における溶接部近傍のチューブ外周に分割可能に
嵌装される内筒の外周との間に円筒状に隙間を空けて外
筒が分割可能に嵌装され隙間から溶接部へ研掃材が噴射
されるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ボイラなどの管台(ヘ
ダー)とチューブとの溶接部を研掃する場合に適用され
る管台のブラスト装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図2はボイラの管台(ヘダー)とチュー
ブとの溶接部を研掃する場合に使用されている従来のブ
ラスト器の説明図である。図において、符号1は本ブラ
スト器の2つ割りに形成されている外筒、4は2つ割り
の外筒1を互いに結合するヒンジ、5は本ブラスト器内
に供給されて研掃を終えた研掃材を本ブラスト器の外部
へ導くパイプで、その他端には回収用ホース14が接続
されている。6は外筒1の底部周縁に取付けられている
パッキン、11はブラストノズルで、矢印7で示すよう
に圧縮空気と研掃材とが供給される。10は管台16に
植えられたチューブで、管台16に溶接されている。1
2は外筒1の外周を回転して移動する2つ割りの回転
体、13はブラストノズル11を回転体12に固定して
いるビス、15は回転体12に穿けられている孔であ
る。
【0003】本ブラスト器を使用してボイラの管台とチ
ューブとの溶接部を研掃する場合は、ヒンジ4を介して
2つ割りに形成されている外筒1を広げた状態にしてチ
ューブ10外周に誘導して嵌合させ、ヒンジ4と対称の
位置に設けられている図示しない金具によって外筒1を
チューブ10外周に固定する。このとき、パッキン6を
管台16に接触させる。回収用ホース14は図示しない
吸引器に接続されており、この吸引器を駆動することに
より本ブラスト器内部から研掃材を吸引可能な状態にし
ておき、ブラストノズル11に圧縮空気と研掃材とを図
示しないブラスト供給装置から供給する。このとき、研
掃材が管台16とチューブ10との溶接部に十分に当た
るようにブラストノズル11の高さおよび方向を調整
し、ビス13で回転体12に固定する。そして、回転体
12を人手により外筒1の外周に沿って回転させると、
回転体12に固定されているブラストノズル11も回転
しながら供給される研掃材により溶接部を連続して研掃
する。回転体12の孔15は外筒1の外部から空気を吸
い込み、外筒1と回転体12との摺動がスムーズに行わ
れるようにする。このようにして回転体12を外筒1の
周りに一周させると、ブラストノズル11も一回転し、
研掃材によって溶接部を研掃する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
ブラスト器においてはボイラの管台とチューブとの溶接
部を研掃する場合に人手により回転体12を外筒1の周
りに一周させる必要があり、自動化が図り難いために人
手を煩わしている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る管台のブラ
スト装置は上記課題の解決を目的にしており、管台と上
記管台に略直交して植えられたチューブとの溶接部へ研
掃材を噴射して研掃を行う管台のブラスト装置におい
て、上記溶接部近傍の上記チューブ外周に分割可能に嵌
装される内筒と、該内筒の外周との間に円筒状に隙間を
空けて分割可能に嵌装される外筒と、上記隙間から上記
溶接部へ研掃材を噴射する手段とを備えた構成を特徴と
する。
【0006】
【作用】即ち、本管台のブラスト装置においては、管台
と管台に略直交して植えられたチューブとの溶接部へ研
掃材を噴射して研掃を行う管台のブラスト装置における
溶接部近傍のチューブ外周に分割可能に嵌装される内筒
の外周との間に円筒状に隙間を空けて外筒が分割可能に
嵌装され隙間から溶接部へ研掃材が噴射されるようにな
っており、本ブラスト装置をチューブと管台との溶接部
近傍に装着して内筒と外筒との間の隙間へ研掃材を供給
するだけで管台とチューブとの環状をなす溶接部に向け
て内筒と外筒との間の円筒状の隙間から研掃材が噴射さ
れて溶接部が容易に研掃される。また、内筒と外筒とが
分割可能に設けられていることにより、管台とチューブ
との狭隘な空間へも装着が容易になる。
【0007】
【実施例】図1は本発明の一実施例に係るブラスト器の
説明図である。図において、本実施例に係るブラスト器
はボイラの管台(ヘダー)とチューブとの溶接部を研掃
する場合に使用されるもので、図における符号1は本ブ
ラスト器の4分割して形成されている外筒、2は本ブラ
スト器の4分割して形成されている内筒、3,4は4分
割して形成されている外筒1を互いに結合するヒンジ、
5は本ブラスト器内に供給されて研掃を終えた研掃材を
本ブラスト器の外部へ導く2分割されたパイプで、その
他端には回収ホース14が接続されている。6は外筒1
の底部周縁に取付けられているパッキンである。圧縮空
気と研掃材とは矢印7で示すように外筒1と内筒2との
間の円筒状の隙間から供給され、矢印8で示すように溶
接部を研掃した後、矢印9で示すようにパイプ5および
回収ホース14中を通過して回収されるようになってい
る。10は管台16に植えられたチューブで、管台16
に溶接されている。
【0008】このように、本ブラスト器の外筒1、内筒
2は左右2つに分割され、さらに2分割されてヒンジ
3,4を介して結合されていることによりヒンジ3,4
の回転軸の廻りに自由度を有しており、管台16に植え
られたチューブ10の間隔が小さく、単に2分割ではチ
ューブ10へブラスト器の装着が困難、或いは不可能な
場合でもチューブ10への装着が容易になっている。本
ブラスト器を使用してボイラの管台とチューブとの溶接
部を研掃する場合は、左右に2分割された内、外筒1,
2をブラストされるチューブ10にそれぞれ別個に誘導
して装着した後、ヒンジ3によって結合する。この結合
時に、パッキン6を管台16へ接触させる。回収ホース
14は図示しない吸引器に接続されており、この吸引器
を駆動してブラスト器の内部から研掃材を吸引できる状
態にする。そして、矢印7で示すように外筒1と内筒2
との間の円筒状の隙間に圧縮空気と研掃材とを図示しな
いブラスト装置から供給する。すると、矢印8で示すよ
うに外筒1と内筒2との間の円筒状のノズルから研掃材
8が圧縮空気によって環状の溶接部へ噴射され、溶接部
が研掃材によって研掃される。この使用された研掃材は
矢印9で示すように図示しない吸引装置へパイプ5およ
び回収ホース14を経て回収される。研掃材を溶接部へ
噴射するブラスト時間を選定することにより、溶接部が
良好に研掃される。パッキン6は外筒1の管台16に対
する気密性を増して研掃材の回収力を向上させる。
【0009】従来のブラスト器においてはボイラの管台
とチューブとの溶接部を研掃する場合に人手により回転
体を外筒の周りに一周させる必要があり、自動化が図り
難いために人手を煩わしているが、本ブラスト器におい
ては環状をなす管台16とチューブ10との溶接部に向
けて円筒状の隙間を有するノズルを設け、このノズルか
ら圧縮空気と研掃材とを溶接部へ噴射して研掃するよう
になっており、本ブラスト器をチューブ10に溶接部へ
向けて装着し、圧縮空気と研掃材とを外筒1と内筒2と
の隙間へ供給するだけで環状の溶接部に向けて円筒状の
ノズルから研掃材が噴射され、管台1とチューブ10と
の溶接部を研掃することができる。また、研掃すると同
時に研掃材が回収されることにより研掃材が散乱するこ
となく研掃後に研掃材を回収する必要がない。また、外
筒1と内筒2とが4分割して形成されて自由度が大きい
ことにより、管台16とチューブ10との狭隘な空間へ
も装着が可能である。
【0010】
【発明の効果】本発明に係る管台のブラスト装置は前記
のように構成されており、本ブラスト装置をチューブと
管台との溶接部近傍に装着して内筒と外筒との間の隙間
へ研掃材を供給するだけで溶接部が容易に研掃されるの
で、人手を煩わすことなく管台の溶接部を研掃すること
ができる。また、内筒と外筒とが分割可能に設けられて
いるので、管台とチューブとの狭隘な空間へも装着が容
易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)は本発明の一実施例に係るブラスト
器の平面図、同図(b)は縦断面図である。
【図2】図2(a)は従来のブラスト器の正面図、同図
(b)は平面図、同図(c)は側面図、同図(d)は同
図(a)におけるD−D矢視断面図である。
【符号の説明】
1 外筒 2 内筒 3 ヒンジ 4 ヒンジ 5 パイプ 6 パッキン 10 チューブ 11 溶接部 14 回収用ホース 16 管台(ヘッダ)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管台と上記管台に略直交して植えられた
    チューブとの溶接部へ研掃材を噴射して研掃を行う管台
    のブラスト装置において、上記溶接部近傍の上記チュー
    ブ外周に分割可能に嵌装される内筒と、該内筒の外周と
    の間に円筒状に隙間を空けて分割可能に嵌装される外筒
    と、上記隙間から上記溶接部へ研掃材を噴射する手段と
    を備えたことを特徴とする管台のブラスト装置。
JP636095A 1995-01-19 1995-01-19 管台のブラスト装置 Withdrawn JPH08197429A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP636095A JPH08197429A (ja) 1995-01-19 1995-01-19 管台のブラスト装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP636095A JPH08197429A (ja) 1995-01-19 1995-01-19 管台のブラスト装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08197429A true JPH08197429A (ja) 1996-08-06

Family

ID=11636202

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP636095A Withdrawn JPH08197429A (ja) 1995-01-19 1995-01-19 管台のブラスト装置

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JP (1) JPH08197429A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101334308B1 (ko) * 2011-11-03 2013-11-28 삼성중공업 주식회사 진공 블라스팅 장치

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101334308B1 (ko) * 2011-11-03 2013-11-28 삼성중공업 주식회사 진공 블라스팅 장치

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Legal Events

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A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20020402