JP2548859Y2 - 小径管の内面清掃工具 - Google Patents

小径管の内面清掃工具

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JP2548859Y2
JP2548859Y2 JP5836992U JP5836992U JP2548859Y2 JP 2548859 Y2 JP2548859 Y2 JP 2548859Y2 JP 5836992 U JP5836992 U JP 5836992U JP 5836992 U JP5836992 U JP 5836992U JP 2548859 Y2 JP2548859 Y2 JP 2548859Y2
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JP
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hose
flexible shaft
center
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expanded
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博正 亀井
俊彦 綱谷
光彦 内田
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、小径管の内面清掃工具
に関する。
【0002】
【従来の技術】原子力発電プラント,火力発電プラント
等では、図3に示すように、複数の小径管を複数のエル
ボでクランク状に溶接してなる曲管を使用する場合、溶
接継手部の管内面に突出する裏波ビードを特殊な研磨工
具で研削して内面を滑らかにするのである。このような
場合、小径管内の研削屑の除去には、高圧エア,高圧水
等をホースを使って小径管内部に吹き込んで、これを管
外へ吹き飛ばす手段や、吸引ホースを管内に挿入して研
削屑を真空ポンプで排出する手段が採られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな高圧エアや高圧水を使用する手段では、簡単ではあ
るが、その際に出る粉塵の飛散や排水処理の問題が生ず
る。また、掃除機のホースを管内に挿入する場合は、管
内面に付着した粉塵を完全に清掃することは極めて困難
であり、特に裏波ビードを研削除去した場合等は、曲管
の局部的な範囲を確実に清掃する工具の開発が要求され
ている。
【0004】本考案はこのような事情に鑑みて提案され
たもので、小径曲管中へも挿入することができて、その
内面を迅速かつ確実に清掃する小径管の内面清掃工具を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】そのために本考案は、中
心線に沿ってほぼ同軸的に延びるフレキシブルシャフト
を内蔵してなり、一端が真空ポンプに接続されるホース
と、上記ホースの他端に中心孔が同軸的に嵌着され中間
部外周にワイヤブラシが周設され先端が円錐状に拡開す
るとともに中心線に沿って軸支され一端が上記フレキシ
ブルシャフトの先端に接続される中心回転軸を支持して
なる静止吸引盤と、上記中心回転軸の先端に同軸的に中
心ボスが嵌着され中間部外周にワイヤブラシが周設され
先端の円錐状拡開端が上記静止吸引盤の同径の円錐状拡
開端に軸方向の小隙間を存して対向してなる回転吸引盤
と、上記両吸引盤の拡開端の対向面のいずれか一方に凹
設された研磨屑吸込み用の凹所とを具えたことを特徴と
する。
【0006】
【作用】このような構成によれば、下記の作用が行われ
る。 (1)先端のブラシが回転すると管内表面に付着した粉
塵を落とす。 (2)ブラシとともに吸引口も回転するので管の内面全
周の粉塵を吸取れる。 (3)吸引口を全周にすると吸引力が分散し、弱まるの
で管内周の1/3〜1/5の長さの吸引口にして吸引力
を強くし、それを周方向に回転させながらホースを前進
あるいは後進させることで裏波ビードの除去作業の際、
飛散した鉄粉やグラインダー砥石の粉塵を確実に清掃で
きる。
【0007】
【実施例】本考案の一実施例を図面について説明する
と、図1はその縦断面図、図2は図1の分解斜視図であ
る。上図において、1は掃除機のホースで小径管内部を
容易に通過できるフレキシブル性を有するゴムあるいは
プラスチック系のものを用いる。2はフレキシブルシャ
フト3の取付具で管内に挿入するホース1の中でその中
心線に沿って延び同中心線の周りに回転可能に支持する
ためのホース1との接続具である。4はフレキシブルシ
ャフト3を回転するためのモーター、5はホース1を各
部品に固定するためのバンドである。6,7はそれぞれ
粉塵などを吸取るための静止吸引盤で6はホース1に接
続し、ホースと一体をなす非回転部であり、7は静止吸
引盤6と同軸的に支持され回転軸8を介して静止吸引盤
に小隙間を存して相対している回転吸引盤である。静止
吸引盤6と回転吸引盤7の対向部は同一直径の大径部を
なしこれに円錐部を介してそれぞれ続く小径部の外周に
それぞれブラシ12,ブラシ13が周設されている。
【0008】回転吸引盤7の大径部には全周の約1/3
〜1/5の長さを切欠いて形成されたリセスがあり、こ
のリセスが吸引口15で粉塵などを吸取る。吸引口15
はフレキシブルシャフト3,ベアリング9,回転軸8を
介して回転するので管内周の粉塵を掃除できる。14は
ブラシ12のたわみを防ぐために、バネ鋼を利用して玉
トジ器のような形状のものをブラシ12の間に全周等ピ
ッチで数本ホースバンド5を利用して固定するセンタリ
ング金具。なお、10はベアリング9の当金,11はキ
ャップである。
【0009】
【考案の効果】このような構造によれば、下記の効果が
奏せられる。ホース及びフレキシブルシャフトは可撓性
を有するので、小径曲管内部に容易に挿入することがで
きる。そして、モーターでフレキシブルシャフトを介し
て回転吸引盤を静止吸引盤に対して回転しながら裏波ビ
ード研削装置等で研削した粉塵等を完全に吸引清掃する
ことが可能となり、一連の作業の信頼性が向上する。
【0010】要するに本考案によれば、中心線に沿って
ほぼ同軸的に延びるフレキシブルシャフトを内蔵してな
り、一端が真空ポンプに接続されるホースと、上記ホー
スの他端に中心孔が同軸的に嵌着され中間部外周にワイ
ヤブラシが周設され先端が円錐状に拡開するとともに中
心線に沿って軸支され一端が上記フレキシブルシャフト
の先端に接続される中心回転軸を支持してなる静止吸引
盤と、上記中心回転軸の先端に同軸的に中心ボスが嵌着
され中間部外周にワイヤブラシが周設され先端の円錐状
拡開端が上記静止吸引盤の同径の円錐状拡開端に軸方向
の小隙間を存して対向してなる回転吸引盤と、上記両吸
引盤の拡開端の対向面のいずれか一方に凹設された研磨
屑吸込み用の凹所とを具えたことにより、小径曲管中へ
も挿入することができて、その内面を迅速かつ確実に清
掃する小径管の内面清掃工具を得るから、本考案は産業
上極めて有益なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す全体縦断面図である。
【図2】図1の分解斜視図である。
【図3】曲線状小径管の一例を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 ホース 2 フレキシブルシャフト取付具 3 フレキシブルシャフト 4 モーター 5 ホースバンド 6 静止吸引盤 7 回転吸引盤 8 回転軸 9 ベアリング 10 当金 11 キャップ 12 ブラシ 13 ブラシ 14 センタリング金具 15 吸引口 16 管 17 エルボ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭64−51181(JP,A) 特開 昭61−33282(JP,A) 実開 昭62−136291(JP,U) 実開 昭58−27052(JP,U) 実開 平4−102687(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中心線に沿ってほぼ同軸的に延びるフレ
    キシブルシャフトを内蔵してなり、一端が真空ポンプに
    接続されるホースと、上記ホースの他端に中心孔が同軸
    的に嵌着され中間部外周にワイヤブラシが周設され先端
    が円錐状に拡開するとともに中心線に沿って軸支され一
    端が上記フレキシブルシャフトの先端に接続される中心
    回転軸を支持してなる静止吸引盤と、上記中心回転軸の
    先端に同軸的に中心ボスが嵌着され中間部外周にワイヤ
    ブラシが周設され先端の円錐状拡開端が上記静止吸引盤
    の同径の円錐状拡開端に軸方向の小隙間を存して対向し
    てなる回転吸引盤と、上記両吸引盤の拡開端の対向面の
    いずれか一方に凹設された研磨屑吸込み用の凹所とを具
    えたことを特徴とする小径管の内面清掃工具。
JP5836992U 1992-07-28 1992-07-28 小径管の内面清掃工具 Expired - Fee Related JP2548859Y2 (ja)

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JPH0615777U JPH0615777U (ja) 1994-03-01
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JP2005095839A (ja) * 2003-09-26 2005-04-14 Univ Nihon 管路内異物除去器具
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CN110369411A (zh) * 2019-07-23 2019-10-25 北京首钢富通电梯有限责任公司 一种中央空调出风管道清洁系统

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