JPH0315146Y2 - - Google Patents
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- JPH0315146Y2 JPH0315146Y2 JP4909986U JP4909986U JPH0315146Y2 JP H0315146 Y2 JPH0315146 Y2 JP H0315146Y2 JP 4909986 U JP4909986 U JP 4909986U JP 4909986 U JP4909986 U JP 4909986U JP H0315146 Y2 JPH0315146 Y2 JP H0315146Y2
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- Japan
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- dust
- shaft
- impeller
- cleaner
- brush
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- Expired
Links
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- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 31
- 239000012717 electrostatic precipitator Substances 0.000 claims description 10
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 claims description 6
- 238000005507 spraying Methods 0.000 claims 1
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- 239000007921 spray Substances 0.000 description 3
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Landscapes
- Electrostatic Separation (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、円筒型電気集塵機の集塵管に挿入さ
れてその内部を洗浄する円筒型電気集塵機用クリ
ーナに関するものである。
れてその内部を洗浄する円筒型電気集塵機用クリ
ーナに関するものである。
(従来の技術)
従来、円筒型電気集塵機の集塵管内面に付着し
た集塵ダストの除去は、洗水車からホースを介し
て取付けたノズルを集塵管に導いて放水するとい
う水洗方式によつて行なうのが一般的であつた。
また、他の例として本出願人が先に出願した実公
昭55−6693号に示したように、円筒型電気集塵機
の集塵管に挿入するクリーナ本体を集塵管の軸心
に合わせて昇降可能に保持する固定ローラおよび
常時外方へ押圧付勢された可動ローラを備え、さ
らに前記クリーナ本体の軸心にモータの稼動によ
り回動しかつ集塵管の中心に張架した放電線が貫
通する中空状のシヤフトを装着し、このシヤフト
の外壁に前記集塵管内を研摩する切削ヘラを取付
けてなり、この切削ヘラによつて集塵管内壁の集
塵ダストを除去するようにしたものがある。
た集塵ダストの除去は、洗水車からホースを介し
て取付けたノズルを集塵管に導いて放水するとい
う水洗方式によつて行なうのが一般的であつた。
また、他の例として本出願人が先に出願した実公
昭55−6693号に示したように、円筒型電気集塵機
の集塵管に挿入するクリーナ本体を集塵管の軸心
に合わせて昇降可能に保持する固定ローラおよび
常時外方へ押圧付勢された可動ローラを備え、さ
らに前記クリーナ本体の軸心にモータの稼動によ
り回動しかつ集塵管の中心に張架した放電線が貫
通する中空状のシヤフトを装着し、このシヤフト
の外壁に前記集塵管内を研摩する切削ヘラを取付
けてなり、この切削ヘラによつて集塵管内壁の集
塵ダストを除去するようにしたものがある。
(考案が解決しようとする問題点)
しかしながら以上のような従来のものでは、前
者の場合は、ホースを用いた水洗式であるため、
作業性が悪くしかも集塵ダストの除去を完全に行
ない得ず、集塵管内面に段状にダストが残つて集
塵機の運転時に洗浄水を流すことのダストの部分
で水はねが発生し放電線との間にスパークを生じ
るとともに、放水に高圧水を使うために放電線が
曲がり芯狂いを生じて集塵効果の低下を招くと言
う問題があつた。
者の場合は、ホースを用いた水洗式であるため、
作業性が悪くしかも集塵ダストの除去を完全に行
ない得ず、集塵管内面に段状にダストが残つて集
塵機の運転時に洗浄水を流すことのダストの部分
で水はねが発生し放電線との間にスパークを生じ
るとともに、放水に高圧水を使うために放電線が
曲がり芯狂いを生じて集塵効果の低下を招くと言
う問題があつた。
また、後者の場合は、切削ヘラによつてダスト
の除去はできるものの、集塵管内壁を傷つけるこ
とがあり、また、管内の水洗による洗浄ができな
いものであり、さらにモータ等の動力源を備えて
いるため構成が複雑であるという問題を有してい
た。
の除去はできるものの、集塵管内壁を傷つけるこ
とがあり、また、管内の水洗による洗浄ができな
いものであり、さらにモータ等の動力源を備えて
いるため構成が複雑であるという問題を有してい
た。
本考案はこのような従来の問題点に鑑みて成さ
れたものであり、簡単で安価な構成にして、作業
性の向上を図るとともに放電線の曲りを生ずるこ
となく、しかも集塵管内部に付着した集塵ダスト
の完全乃至均一な除去と洗浄を行なうことができ
る円筒型電気集塵機用クリーナを提供せんとする
ものである。
れたものであり、簡単で安価な構成にして、作業
性の向上を図るとともに放電線の曲りを生ずるこ
となく、しかも集塵管内部に付着した集塵ダスト
の完全乃至均一な除去と洗浄を行なうことができ
る円筒型電気集塵機用クリーナを提供せんとする
ものである。
(問題点を解決するための手段)
前記問題点を解決するため本考案の円筒型電気
集塵機用クリーナは、クリーナ本体を集塵管の中
心に張架した放電線に沿つて上下移動できるよう
に貫通する中空状のシヤフトと、このシヤフトの
外周に単独で回転可能に設けた羽根車と、前記シ
ヤフトに固定され圧力水を噴射して前記羽根車を
回転させるとともに除去したダストの洗浄を行な
うためのノズルと、前記羽根車と一体に回転し集
塵管内面の付着ダストを除去するためのブラシを
備えたことを要旨とするものである。
集塵機用クリーナは、クリーナ本体を集塵管の中
心に張架した放電線に沿つて上下移動できるよう
に貫通する中空状のシヤフトと、このシヤフトの
外周に単独で回転可能に設けた羽根車と、前記シ
ヤフトに固定され圧力水を噴射して前記羽根車を
回転させるとともに除去したダストの洗浄を行な
うためのノズルと、前記羽根車と一体に回転し集
塵管内面の付着ダストを除去するためのブラシを
備えたことを要旨とするものである。
(作用)
本考案は、クリーナ本体を集塵管の中心に張架
した放電線に沿つて上下移動できるように貫通す
る中空状のシヤフトと、このシヤフトの外周に単
独で回転可能に設けた羽根車と、前記シヤフトに
固定され圧力水を噴射して前記羽根車を回転させ
るとともに除去したダストの洗浄を行なうための
ノズルと、前記羽根車と一体に回転し集塵管内面
の付着ダストを除去するためのブラシを備えた構
成であるため、集塵管の内部において、圧力水の
噴射により羽根車を回転させることによつて管内
壁に接触しているブラシを回転させて集塵ダスト
の除去を行なうとともに、噴射水によつて除去さ
れたダストを洗浄することができることとなる。
した放電線に沿つて上下移動できるように貫通す
る中空状のシヤフトと、このシヤフトの外周に単
独で回転可能に設けた羽根車と、前記シヤフトに
固定され圧力水を噴射して前記羽根車を回転させ
るとともに除去したダストの洗浄を行なうための
ノズルと、前記羽根車と一体に回転し集塵管内面
の付着ダストを除去するためのブラシを備えた構
成であるため、集塵管の内部において、圧力水の
噴射により羽根車を回転させることによつて管内
壁に接触しているブラシを回転させて集塵ダスト
の除去を行なうとともに、噴射水によつて除去さ
れたダストを洗浄することができることとなる。
(実施例)
以下本考案に係る円筒型電気集塵機用クリーナ
の実施例を示す図面に基づいて詳細に説明する。
の実施例を示す図面に基づいて詳細に説明する。
第1図は使用状態の全体斜視図を示し、第2〜
4図は部分を示す図である。図において、Aは円
筒型集塵管であり、その中央には放電線Bが張架
されている。
4図は部分を示す図である。図において、Aは円
筒型集塵管であり、その中央には放電線Bが張架
されている。
1はクリーナ本体であり、回転円板2およびそ
の外周に設けた羽根3よりなる羽根車4と、回転
円板2と一体に構成された回転管5とによつて構
成されている。6は放電線Bに沿つて上下移動で
きるように貫通する中空状のシヤフトであり、前
記回転管5はこのシヤフト6の外周に単独で回転
可能に設けられている。そして、前記シヤフト6
には固定シヤフト7が嵌合されて、この固定シヤ
フト7には更に圧力水導管8が溶接等によつて取
付固定されており、圧力水PWを供給するように
なつている。しかして、この圧力水導管8は例え
ば二方向8a,8bに分かれ、その先端には前記
羽根車4の羽根3に対向したノズル9a,9bを
設け、このノズル9a,9bより羽根3に対して
圧力水を噴射できるようにしている。また、前記
回転管5には、取付金具10,11によつてブラ
シ12を取付け、このブラシ12によつて集塵管
A内の集塵ダストを除去するようにしている。前
記シヤフト6部分は第2図に示すように、固定シ
ヤフト7に一体に形成された軸受13と下部に嵌
合された軸受14を有し、この両軸受13,14
を介して前記回転管5がシヤフト6に回転可能に
設けられるのである。また、下部の軸受14の下
側には更に、回転管止め金具15と、軸受14お
よび金具15の抜け止め金具16を設けており、
この金具16をシヤフト6に固定するようになつ
ている。ここで、シヤフト6と、固定シヤフト7
と、軸受13,14と、金具15,16には、そ
れぞれ放電線Bが挿通可能なスリツトSが形成さ
れている。また、前記シヤフト6と固定シヤフト
7とを固定可能とするため、シヤフト6にはスト
ツパ17を設け、一方の固定シヤフト7にはスト
ツパ受け18を設けるとともにストツパピン19
を備えており、第2図の状態でシヤフト6を左回
転させてストツパ17をストツパ受け18に合致
させ、これにストツパピン19を挿入することに
より両者の固定が可能となる。このときには、シ
ヤフト6と固定シヤフト7のそれぞれのスリツト
S,Sは対応しておらず、従つて放電線Bのシヤ
フト6内への挿通後の抜け止めの作用をする。
の外周に設けた羽根3よりなる羽根車4と、回転
円板2と一体に構成された回転管5とによつて構
成されている。6は放電線Bに沿つて上下移動で
きるように貫通する中空状のシヤフトであり、前
記回転管5はこのシヤフト6の外周に単独で回転
可能に設けられている。そして、前記シヤフト6
には固定シヤフト7が嵌合されて、この固定シヤ
フト7には更に圧力水導管8が溶接等によつて取
付固定されており、圧力水PWを供給するように
なつている。しかして、この圧力水導管8は例え
ば二方向8a,8bに分かれ、その先端には前記
羽根車4の羽根3に対向したノズル9a,9bを
設け、このノズル9a,9bより羽根3に対して
圧力水を噴射できるようにしている。また、前記
回転管5には、取付金具10,11によつてブラ
シ12を取付け、このブラシ12によつて集塵管
A内の集塵ダストを除去するようにしている。前
記シヤフト6部分は第2図に示すように、固定シ
ヤフト7に一体に形成された軸受13と下部に嵌
合された軸受14を有し、この両軸受13,14
を介して前記回転管5がシヤフト6に回転可能に
設けられるのである。また、下部の軸受14の下
側には更に、回転管止め金具15と、軸受14お
よび金具15の抜け止め金具16を設けており、
この金具16をシヤフト6に固定するようになつ
ている。ここで、シヤフト6と、固定シヤフト7
と、軸受13,14と、金具15,16には、そ
れぞれ放電線Bが挿通可能なスリツトSが形成さ
れている。また、前記シヤフト6と固定シヤフト
7とを固定可能とするため、シヤフト6にはスト
ツパ17を設け、一方の固定シヤフト7にはスト
ツパ受け18を設けるとともにストツパピン19
を備えており、第2図の状態でシヤフト6を左回
転させてストツパ17をストツパ受け18に合致
させ、これにストツパピン19を挿入することに
より両者の固定が可能となる。このときには、シ
ヤフト6と固定シヤフト7のそれぞれのスリツト
S,Sは対応しておらず、従つて放電線Bのシヤ
フト6内への挿通後の抜け止めの作用をする。
次に、前記クリーナ本体1部分は第3図に示す
ように構成される。すなわち、羽根車4の羽根3
は回転円板2の外周において多数設けられ、前記
ノズル9a,9bからの噴射を受ける側を凹面部
としたスプーン形状としている。また、ブラシ1
2は、複数個が適宜設けられるように、、回転管
5の外周において前記取付金具10と11を放射
状にそれぞれ同様な配置で複数個設けている。そ
して、このブラシ12は、取付金具10,11に
取付けられたねじ20,20間に設けたワイヤ2
1によつて保持されるようになつている。さら
に、このブラシ12とねじ20,20に螺合した
ナツト22,22との間に、ばね23,23を介
在させ、このばね23,23によるブラシ12に
対する圧縮力はナツト22,22で調整できるよ
うになつている。ここで、ブラシ12の保持にワ
イヤ21を使用し、かつ、ばね23,23を介在
させたのは、ブラシ12に弾力性をもたせ、集塵
管A内面に対する接触を均一に行なうためであ
る。なお、第3図における24は前記回転管止め
金具15を止めるためのボルトである。この第3
図において、回転円板2と、回転管5と、金具1
5にはそれぞれスリツトSを設け、その回転管5
がシヤフト6に嵌合された状態でも、放電線Bを
シヤフト6の中空部に挿通できるようにしてい
る。
ように構成される。すなわち、羽根車4の羽根3
は回転円板2の外周において多数設けられ、前記
ノズル9a,9bからの噴射を受ける側を凹面部
としたスプーン形状としている。また、ブラシ1
2は、複数個が適宜設けられるように、、回転管
5の外周において前記取付金具10と11を放射
状にそれぞれ同様な配置で複数個設けている。そ
して、このブラシ12は、取付金具10,11に
取付けられたねじ20,20間に設けたワイヤ2
1によつて保持されるようになつている。さら
に、このブラシ12とねじ20,20に螺合した
ナツト22,22との間に、ばね23,23を介
在させ、このばね23,23によるブラシ12に
対する圧縮力はナツト22,22で調整できるよ
うになつている。ここで、ブラシ12の保持にワ
イヤ21を使用し、かつ、ばね23,23を介在
させたのは、ブラシ12に弾力性をもたせ、集塵
管A内面に対する接触を均一に行なうためであ
る。なお、第3図における24は前記回転管止め
金具15を止めるためのボルトである。この第3
図において、回転円板2と、回転管5と、金具1
5にはそれぞれスリツトSを設け、その回転管5
がシヤフト6に嵌合された状態でも、放電線Bを
シヤフト6の中空部に挿通できるようにしてい
る。
次に、第4図に基づき、前記ノズル9a,9b
と、前記羽根3とノズル9a,9bとの配置関係
等について説明する。まず、ノズル9a,9bか
ら圧力水PWが噴射する際に反動力が発生し、ノ
ズル9a,9b及び圧力水導管8,8a,8bひ
いては固定シヤフト7とシヤフト6が、羽根車4
と逆方向に回転するように働くため、これを防止
すべくノズル9a,9bの近傍における圧力水導
管8a,8bに、ノズル9a,9bとは逆方向に
噴射するノズル25a,25bを設けている。ま
た、ノズル9aと9bは、回転円板2の中心を通
る対角線上に配置された羽根3に対し、その円板
2の外周の接線方向に向けて配置され、羽根3が
ノズル9aと9bと対向する位置になつたとき、
その噴射方向と羽根3との相対角度が90゜にるよ
うにセツトすれば、圧力水PWの噴射エネルギー
を最も有効的に回転エネルギーに変換することが
できる。
と、前記羽根3とノズル9a,9bとの配置関係
等について説明する。まず、ノズル9a,9bか
ら圧力水PWが噴射する際に反動力が発生し、ノ
ズル9a,9b及び圧力水導管8,8a,8bひ
いては固定シヤフト7とシヤフト6が、羽根車4
と逆方向に回転するように働くため、これを防止
すべくノズル9a,9bの近傍における圧力水導
管8a,8bに、ノズル9a,9bとは逆方向に
噴射するノズル25a,25bを設けている。ま
た、ノズル9aと9bは、回転円板2の中心を通
る対角線上に配置された羽根3に対し、その円板
2の外周の接線方向に向けて配置され、羽根3が
ノズル9aと9bと対向する位置になつたとき、
その噴射方向と羽根3との相対角度が90゜にるよ
うにセツトすれば、圧力水PWの噴射エネルギー
を最も有効的に回転エネルギーに変換することが
できる。
本考案の円筒型電気集塵機用クリーナは以上の
ような構成であり、その使用に際しては、まず集
塵管Aの上方において、クリーナ本体1とシヤフ
ト6部の各部にそれぞれ形成したスリツトSを合
致させ、放電線BをこのスリツトSを通してシヤ
フト6の中空部内に貫通配置させる。そしてこの
状態で、固定シヤフト7に対しシヤフト6を回動
させ、ストツパー17をストツパ受け18に合致
させてストツパピン19で固定することにより、
クリーナ本体1は放電線Bを中心として抜けない
ように保持された状態となる。この状態でクリー
ナ本体1を集塵管A内へ挿入すると、ブラシ12
が集塵管Aの内壁面に接触するようになる。この
後、圧力水PWを供給すると、ノズル9a,9b
からの噴射で羽根車4を回転させ、従つてブラシ
12を回転させることになり、そのブラシ12の
回転によつて集塵管A内壁面の集塵ダストを除去
するとともに、羽根車4を回転させた噴射水は飛
散して除去されたダストを洗浄することになる。
このようにして集塵管A内壁面の集塵ダストを除
去洗浄しながら、クリーナ本体1は自重によつて
降下される。そして、最端までの除去洗浄が終了
すると、別途設けた手段によつて上昇させて、放
電線Bより取り外すのである。
ような構成であり、その使用に際しては、まず集
塵管Aの上方において、クリーナ本体1とシヤフ
ト6部の各部にそれぞれ形成したスリツトSを合
致させ、放電線BをこのスリツトSを通してシヤ
フト6の中空部内に貫通配置させる。そしてこの
状態で、固定シヤフト7に対しシヤフト6を回動
させ、ストツパー17をストツパ受け18に合致
させてストツパピン19で固定することにより、
クリーナ本体1は放電線Bを中心として抜けない
ように保持された状態となる。この状態でクリー
ナ本体1を集塵管A内へ挿入すると、ブラシ12
が集塵管Aの内壁面に接触するようになる。この
後、圧力水PWを供給すると、ノズル9a,9b
からの噴射で羽根車4を回転させ、従つてブラシ
12を回転させることになり、そのブラシ12の
回転によつて集塵管A内壁面の集塵ダストを除去
するとともに、羽根車4を回転させた噴射水は飛
散して除去されたダストを洗浄することになる。
このようにして集塵管A内壁面の集塵ダストを除
去洗浄しながら、クリーナ本体1は自重によつて
降下される。そして、最端までの除去洗浄が終了
すると、別途設けた手段によつて上昇させて、放
電線Bより取り外すのである。
前記クリーナの集塵管A内での降下、上昇は、
例えば、固定シヤフト7部に連結した索条などを
巻上げ巻下げ装置によつて行なう。すなわち、、
巻下げることにより自重で降下し、巻上げること
により上昇させるのである。ここで、場合によつ
ては索条等を別途設けることなく、圧力水導管8
に可撓性の導管を用いることにより、この導管を
巻上げるようにしても良い。
例えば、固定シヤフト7部に連結した索条などを
巻上げ巻下げ装置によつて行なう。すなわち、、
巻下げることにより自重で降下し、巻上げること
により上昇させるのである。ここで、場合によつ
ては索条等を別途設けることなく、圧力水導管8
に可撓性の導管を用いることにより、この導管を
巻上げるようにしても良い。
なお、実際に使用する場合、集塵管A内壁面へ
のダストの付着量及びダストの種類(硬さ等)に
合せ、圧力水PWの水圧を変えることによつて、
羽根車4の回転数を変え、ダストの除去能力を調
整することができる。また、羽根車4の羽根3の
個数、又はブラシ12の取付本数あるいは1本当
りの枚数を変えることによつても調整が可能であ
る。
のダストの付着量及びダストの種類(硬さ等)に
合せ、圧力水PWの水圧を変えることによつて、
羽根車4の回転数を変え、ダストの除去能力を調
整することができる。また、羽根車4の羽根3の
個数、又はブラシ12の取付本数あるいは1本当
りの枚数を変えることによつても調整が可能であ
る。
(考案の効果)
以上説明したように本考案に係るクリーナは、
集塵管の内部において、圧力水の噴射により羽根
車を回転させることによつて、管内壁に接触して
いるブラシ回転させて集塵ダストの除去を行なう
とともに、噴射水によつて除去されたダストを洗
浄するものであり、集塵管内部に付着した集塵ダ
ストの完全乃至均一な除去と洗浄を行なうことが
でき、その洗浄の作業性の向上を図るとともに、
放電線の曲げを生ずることがなく集塵効果を高め
ることができるものである。しかも、圧力水で回
転駆動と同時に洗浄をも行なうという非常に簡単
で安価に構成されたクリーナを提供し得るという
極めて有益な考案である。
集塵管の内部において、圧力水の噴射により羽根
車を回転させることによつて、管内壁に接触して
いるブラシ回転させて集塵ダストの除去を行なう
とともに、噴射水によつて除去されたダストを洗
浄するものであり、集塵管内部に付着した集塵ダ
ストの完全乃至均一な除去と洗浄を行なうことが
でき、その洗浄の作業性の向上を図るとともに、
放電線の曲げを生ずることがなく集塵効果を高め
ることができるものである。しかも、圧力水で回
転駆動と同時に洗浄をも行なうという非常に簡単
で安価に構成されたクリーナを提供し得るという
極めて有益な考案である。
図面は本考案円筒型電気集塵機用クリーナの実
施例を示すものであり、第1図は使用状態の全体
斜視図、第2図はシヤフト部の斜視図、第3図は
クリーナ本体部の斜視図、第4図はノズルと羽根
車の関係を示す平面図である。 Aは円筒型集塵管、Bは放電線、1はクリーナ
本体、2は回転円板、3は羽根、4は羽根車、5
は回転管、6はシヤフト、8,8a,8bは圧力
水導管、9a,9bはノズル、12はブラシ。
施例を示すものであり、第1図は使用状態の全体
斜視図、第2図はシヤフト部の斜視図、第3図は
クリーナ本体部の斜視図、第4図はノズルと羽根
車の関係を示す平面図である。 Aは円筒型集塵管、Bは放電線、1はクリーナ
本体、2は回転円板、3は羽根、4は羽根車、5
は回転管、6はシヤフト、8,8a,8bは圧力
水導管、9a,9bはノズル、12はブラシ。
Claims (1)
- 円筒型電気集塵機の集塵管に挿入して使用する
クリーナであつて、クリーナ本体を集塵管の中心
に張架した放電線に沿つて上下移動できるように
貫通する中空状のシヤフトと、このシヤフトの外
周に単独で回転可能に設けた羽根車と、前記シヤ
フトに固定され圧力水を噴射して前記羽根車を回
転させるとともに除去したダストの洗浄を行なう
ためのノズルと、前記羽根車と一体に回転し集塵
管内面の付着ダストを除去するためのブラシを備
えたことを特徴とする円筒型電気集塵機用クリー
ナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4909986U JPH0315146Y2 (ja) | 1986-04-01 | 1986-04-01 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4909986U JPH0315146Y2 (ja) | 1986-04-01 | 1986-04-01 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6351655U JPS6351655U (ja) | 1988-04-07 |
JPH0315146Y2 true JPH0315146Y2 (ja) | 1991-04-03 |
Family
ID=30871237
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4909986U Expired JPH0315146Y2 (ja) | 1986-04-01 | 1986-04-01 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0315146Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-04-01 JP JP4909986U patent/JPH0315146Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6351655U (ja) | 1988-04-07 |
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