JPH08197321A - 板材加工機 - Google Patents

板材加工機

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JPH08197321A
JPH08197321A JP1288995A JP1288995A JPH08197321A JP H08197321 A JPH08197321 A JP H08197321A JP 1288995 A JP1288995 A JP 1288995A JP 1288995 A JP1288995 A JP 1288995A JP H08197321 A JPH08197321 A JP H08197321A
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重義 河野
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ワークに切断加工を施すロータリシャ形式の
切断加工機構により、高速且つ安定した外周切断がで
き、コストの低減と省スペース化を図る。 【構成】 ワークWに切断加工を施すシャ刃57を備え
たロータリシャー軸59で構成されたロータリシャ形式
の切断加工機構27をタレットパンチプレス1に設けて
なることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は板材加工機に係り、更
に詳細には、ワークに切断加工を施すロータリシャ形式
の切断加工機構を備えた板材加工機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、板材加工機としての、例えばタレ
ットパンチプレスにおいて、打抜き加工部には固定テー
ブルが設けられており、この固定テーブルの左右にはサ
イドテーブルとしてのフロントサイドテーブルと、リア
サイドテーブルとが設けられている。而して、フロント
サイドテーブルから固定テーブルへワークが搬入され、
その固定テーブル上でワークに打抜き加工が施されてリ
アサイドテーブル上に送られる。
【0003】リアサイドテーブル上に送られたワーク
(製品)は、アンローディング機能を備えた装置により
外部へ引き出され、切離し装置を備えた例えばブランキ
ングシャーに搬入され、その切離し装置によりワークか
ら製品の切離しを行なって仕分けているのが現状であ
る。
【0004】また、タレットパンチプレスで外形切断を
適宜な金型により追い抜き加工する手段とか、レーザ複
合機でワークの外周をレーザ切断し製品の切離しを行な
って仕分ける手段が用いられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の板材加工機では、切離し装置が別に設けられている
ため、設備コストが高くなり、機械設置スペースが大き
くなると共にキャレッジ、キャレッジベースが長くなり
軸送りが遅くなる。更に、加工プログラムが複雑とな
り、加工面にヒゲが発生するという問題があった。
【0006】また、外形切断を金型で追い抜きする手段
では、加工面に継目ができヒゲが発生する。また、生産
スピードが遅く、スクラップが出るので歩留りが悪いと
いう問題があった。
【0007】更に、レーザ複合機で外周をレーザ切断す
る手段では、スピードが遅く生産性が悪いという問題が
あった。
【0008】この発明の目的は、ワークに切断加工を施
すロータリシャ形式の切断加工機構により、高速且つ安
定した外周切断ができ、コストの低減と省スペース化を
図った板材加工機を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1によるこの発明の板材加工機は、ワークに切
断加工を施すべく、シャ刃を有するロータリシャー軸を
上下のロータリシャ用金型ホルダに相対して設けると共
に、前記ロータリシャー軸を回転させる駆動装置を備え
たロータリシャ形式の切断加工機構を板材加工機に設け
てなることを特徴とするものである。
【0010】また、請求項2によるこの発明の板材加工
機は、前記切断加工機構を板材加工機に設けたタレット
の外周近傍に設けてなることが望ましいものである。
【0011】更に、請求項3によるこの発明の板材加工
機では、前記切断加工機構は、前記シャ刃の向きを変位
自在となし、前記ロータリシャー軸と連結、離脱自在と
なす駆動部材をX,Y軸の両方向に設けてなることが望
ましいものである。
【0012】
【作用】以上のような請求項1,2,3による板材加工
機とすることにより、ワークの外周を切断するロータリ
シャ形式の切断加工機構をタレットの外周近傍に設け
た。而して、コストの低減と省スペース化が図られ、且
つ、高速切断が可能で生産性の向上が図られる。
【0013】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。なお、板材加工機としてタレットパンチ
プレスを対象にして説明するが、この機種に限定するも
のでなく、タレットパンチプレスとしては既に公知の構
成のものであるため、詳細な図示と説明を省略する。
【0014】図3を参照するに、板材加工機としての例
えばタレットパンチプレス1は、立設された門型フレー
ム3を備えており、この門型フレーム3の内部には上部
タレット5が回転軸によって回転自在に支承され、この
上部タレット5の下部には下部タレット7が回転軸によ
って同期して回転自在に支承されている。前記上部タレ
ット5には多数の上金型9が装着され、この上金型9と
対向して多数の下金型11が下部タレット7に装着され
ている。なお、門型フレーム3の上部にはラム(図示省
略)が設けられ、このラムの上下動により上金型9を打
撃し、上金型9と下金型11との協働でワークにパンチ
ング加工が施される。符号13はパンチング加工位置で
ある。
【0015】前記上、下部のタレット5,7に隣接して
固定テーブル15が設けられ、この固定テーブル15の
両側には可動テーブル17がY軸方向(図3において上
下方向)へ移動自在に設けられている。各可動テーブル
17は前記固定テーブル15を跨いだ態様で前後方向へ
延伸したキャレッジベース19により一体的に連結され
ている。
【0016】前記キャレッジベース19には、可動テー
ブル17の移動方向すなわちY軸方向に対して直交した
方向すなわちX軸方向(図3において左右方向)へ移動
自在なキャレッジ21が装着されており、このキャレッ
ジ21には、板状のワークWの一側縁部を把持自在の複
数のクランプ装置23がX軸後方向に位置調節自在に装
着されている。
【0017】上記構成により、キャレッジ21のX軸,
Y軸方向への移動により、キャレッジ21に設けたクラ
ンプ装置23にて把持されたワークWは、パンチング加
工位置13に位置決めされ、所望形状にパンチング加工
が施される。
【0018】前記固定テーブル15の上、下部タレット
5,7に近接した位置には、リポジショニングパッド2
5と本実施例の主要部であるロータリシャ形式の切断加
工機構27が設けられている。また、切離された製品を
搬出する搬出用パイプローラ29が、前記可動テーブル
17の一方側に設けられていて、搬出用パイプローラ2
9は、モータ(図示省略)で循環された摩擦ベルト(図
示省略)が搬出用パイプローラ29に接しており、ベル
ト循環により搬出用パイプローラ29は回転する構成と
なっている。
【0019】次に、本実施例の主要部である前記ロータ
リシャ形式の切断加工機構27について、更に詳細に説
明する。なお、切断加工機構27は上下両側に設けられ
ていて、ほぼ同一機構のため上部側の切断加工機構27
について詳細に説明し、下部側の切断加工機構27につ
いて概略の説明に留める。
【0020】図1および図2を参照するに、前記門型フ
レーム3の上フレーム下面よりL形状のベース31が垂
下して設けられ、このベース31にはロータリシャ用上
部金型ホルダ33が上下に移動自在に支承されている。
このロータリシャ用上部金型ホルダ33の上部には、門
型フレーム3の下部に垂下して加圧シリンダ35が設け
られている。
【0021】前記ロータリシャ用上部金型ホルダ33は
金型ガイド37内に装着され、金型ガイド37の内径に
垂直に形成されたキー溝39に摺動自在なキー41がロ
ータリシャ用上部金型ホルダ33の外周が設けられてい
る。そして、前記金型ガイド37は前記ベース31に回
動自在に装着され、金型ガイド37の外周に大歯車43
がキー45を介して装着され、この大歯車43に螺合す
るピニオン47は前記ベース31に設けたロータリアク
チュエータ49の出力軸に固着されている。なお、大歯
車43とピニオン47との歯数比は2:1となってい
る。
【0022】上記構成により、ロータリアクチュエータ
49を180度回転せしめると、ピニオン47は180
度回転し、このピニオン47と噛合した大歯車43は9
0度回動する。大歯車43が90度回動すると金型ガイ
ド37が回動し、キー41を介してロータリシャ用上部
金型ホルダ33が90度回動する。
【0023】前記ロータリシャ用上部金型ホルダ33の
上面には押え板51が設けられ、この押え板51はベー
ス31に複数個設けたスプリング押え棒53に当接し、
スプリング押え棒53はスプリング55の揮撥力を一定
に押えている。
【0024】上記構成により、ロータリシャ用上部金型
ホルダ33が加圧シリンダ35の作動により下降する
と、押え板51によりスプリング55は圧縮され、加圧
シリンダ35の加圧力を解除するとスプリング55の弾
撥力により所定位置までロータリシャ用上部金型ホルダ
33を上昇させる。
【0025】ロータリシャ用上部金型ホルダ33の下部
にはシャ刃57を一体的に設けたロータリシャー軸59
が回転自在に装着されていて、ロータリシャー軸59の
一方側にはポイント軸61Aと噛合する係合穴63が形
成されている。一方、前記ベース31の下部に設けた駆
動部材を構成する一部材であるポイント軸駆動シリンダ
65Aに設けたピストン(図示省略)には、前記ポイン
ト軸61Aが回転自在に連結され、ポイント軸61Aの
先端にはロータリシャー軸59に形成した係合穴63に
係合する係合部67Aが設けられている。なお、前記ポ
イント軸61Aの外周にキー(図示省略)を介してスリ
ーブ69が装着され、このスリーブ69の外周にはキー
71を介して従動側タイミングプーリ73Aが装着され
ている。
【0026】一方、図2に示されているように、前記ベ
ース3の下部に駆動部材を構成する一部材であるブレー
キ付のモータ75が設けられ、このブレーキ付のモータ
75の出力軸には駆動側タイミングプーリ77A,77
Bが2個装着され、2ケのうち1ケの駆動側タイミング
プーリ77Aと前記従動側タイミングプーリ73Aとに
タイミングベルト79が掛回されている。
【0027】上記構成により、モータ75を駆動し駆動
側タイミングプーリ77Aを回転せしめると、タイミン
グベルト79を介して従動側タイミングプーリ73Aが
回転し、スリーブ69を介してポイント軸61Aは回転
する。前記モータ75を駆動する前に、ポイント軸駆動
シリンダ65Aを作動させてポイント軸61Aを突出さ
せる。このポイント軸61Aが突出することによりロー
タリシャー軸59に設けた係合穴63にポイント軸61
Aに設けた係合部67Aは係合し、ポイント軸61Aの
回転がロータリシャー軸59に伝達され、ロータリシャ
ー軸59に一体的に設けたシャ刃57が回転してワーク
Wの切断加工がなされる。
【0028】前記ポイント軸61Aと全く同一構成のポ
イント軸61Bが、図1において図面に直交する方向に
設けられている。すなわち、ロータリシャー軸59が図
1における状態より90度回動した位置で、このロータ
リシャー軸59に回転を伝達する手段として設けられて
いる。
【0029】図2を参照するに、前記ベース31の下部
に設けたポイント軸駆動シリンダ65Bに設けたピスト
ン(図示省略)には前記ポイント軸61Bが回転自在に
連結され、ポイント軸61Bの先端にはロータリシャー
軸59に形成した係合穴63に嵌合する係合部67Bが
設けられている。なお、前記ポイント軸61Bの外周に
はキー(図示省略)を介してスリーブ69が装着され、
このスリーブ69の外周にはキー71を介して従動側ベ
ベルギヤ81が装着されている。
【0030】この従動側ベベルギヤ81と噛合する駆動
側ベベルギヤ83は、前記ベース31に回転自在に支承
された回転軸85に固着され、回転軸85の反対側には
従動側タイミングプーリ73Bが装着されている。
【0031】一方、前記ブレーキ付のモータ75の出力
軸には駆動側タイミングプーリ77Bが設けられてい
て、この駆動側タイミングプーリ77Bと前記従動側タ
イミングプーリ73Bとにタイミングベルト87が掛回
されている。
【0032】上記構成により、モータ75を駆動し駆動
側タイミングプーリ77Bを回転せしめると、タイミン
グベルト87を介して従動側タイミングプーリ73Bが
回転し、回転軸85、駆動側ベベルギヤ83、従動側ベ
ベルギヤ81を介してポイント軸61Bは回転する。
【0033】前記モータ75を駆動する前に、ポイント
軸駆動シリンダ65Bを作動させてピストン(図示省
略)を突出させる。このピストンの突出によりロータリ
シャー軸59に設けた係合穴63にポイント軸61Bに
設けた係合部67Bは係合し、ポイント軸61Bの回転
がロータリシャー軸59に伝達され、ロータリシャー軸
59に一体的に設けたシャ刃57が回転しワークWに切
断加工がなされる。
【0034】前記金型ガイド37の位置決めをする機構
として、図2に示されているごとく、ショットピン用シ
リンダ89が前記ベース31に垂設され、このショット
ピン用シリンダ89に設けたピストンロッド91の先端
にショットピン93が装着されている。一方前記金型ガ
イド37にはショットピン穴95が設けられていて、こ
のショットピン穴95は90度離れた位置にそれぞれ設
けられている。
【0035】上記構成により、ショットピン用シリンダ
89を作動させてピストンロッド91を突出せしめる
と、ショットピン93は前進し金型ガイド37に設けた
ショットピン穴95に嵌合する。このため、金型ガイド
37の位置を固定することができる。
【0036】前記ロータリシャ用上部金型ホルダ33に
関する切断加工機構27は前述したごとき構成となって
いるが、ロータリシャ用下部金型ホルダ97に関する切
断加工機構27は、前述したロータリシャ用上部金型ホ
ルダ33に関する切断加工機構27と全く同一構成であ
る。このため、詳細な図示と説明を省略し、同一部材に
同一符号を付す。
【0037】すなわち、ロータシャ用下部金型ホルダ9
7は金型ガイド99にキー101を介して上下動自在に
装着され、金型ガイド99には大歯車103が装着さ
れ、この大歯車103は図示を省略したがロータリアク
チェエータに設けたピニオンに噛合し、大歯車103と
ピニオンの歯数比は2:1となっている。
【0038】前記ロータリシャ用下部金型ホルダ97に
は前述したロータリシャ用上部金型ホルダ33に装着さ
れたシャ刃57を備えたロータリシャー軸59と同一の
部材が装着され、このロータリシャー軸59には係合穴
63が形成されている。一方、前記門型フレーム3の下
フレームより立設されたベース105の上部に設けたポ
イント軸駆動シリンダ65Aに設けたピストン(図示省
略)には、ポイント軸61Aが回転自在に連結され、ポ
イント軸61Aの先端にはロータリシャー軸59に形成
した係合穴63に係合する係合部67Aが設けられてい
る。なお、前記ポイント軸61Aの外周にキー(図示省
略)を介してスリーブ69が装着され、このスリーブ6
9の外周にはキー71を介して従動側タイミングプーリ
73Aが装着されている。
【0039】この従動側タイミングプーリ73Aを駆動
せしめる駆動系は、前述したロータリシャ用上部金型ホ
ルダ33に設けた駆動系と全く同一であり、また、90
度位置をずらした位置にもポイント軸61B(図示省
略)が設けられ、このポイント軸61Bの駆動系も前述
したロータリシャ用上部金型ホルダ33に設けた駆動系
と全く同一である。更に、ロータリシャ用下部金型ホル
ダ27を支承する金型ガイド99の位置決めをするショ
ットピン関連の部材も前述したロータリシャ用上部金型
ホルダ33に用いた部材と全く同一構成のものである。
【0040】上述したごとき構成により、その作用とし
ては、まず、図2に示されているごとく、ショットピン
93をショットピン用シリンダ89の作動により、金型
ガイド37に設けたショットピン穴95へ挿入し金型ガ
イド37の位置決めをしておく。
【0041】この状態より、加工シリンダ35として例
えばサーボシリンダを作動してロータリシャ用上部金型
ホルダ33に設けたシャ刃57の下降端位置決めをす
る。
【0042】そして、ポイント軸駆動シリンダ65Aを
作動せしめポイント軸61Aに設けた係合部67Aをロ
ータリシャー軸59に形成した係合穴63へ挿入係止す
る。
【0043】この状態でブレーキ付のモータ75を駆動
し、ロータリシャー軸59を回転させるとシャ刃57は
回転する。勿論、ロータリシャ用下部金型ホルダ77に
設けたシャ刃57を備えたロータリシャー59も回転さ
せる。
【0044】上下に設けたシャ刃57がワークWを挾み
込み回転することにより、ワークWのY軸方向への移動
によりスリット連続加工を行ない、所定の長さ切断加工
ができたところで、モータ75を停止させる。
【0045】そして、各シリンダ65A,89をOFF
とし、ポイント軸61A、ショットピン93をOFFす
る。
【0046】次に、ロータリアクチュエータ49を作動
させピニオン47を180度回転し、大歯車43を90
度回動させるとロータリシャ用上部金型ホルダ33は図
1に示す状態より90度回動する。
【0047】そして、ショットピン用シリンダ89を作
動せしめ、ショットピン93を金型ガイド37に設けた
ショットピン穴95を挿入し金型ガイド37の位置を固
定する。
【0048】この状態でポイント軸駆動シリンダ65B
を作動せしめポイント軸61Bに設けた係合部67Bを
ロータリシャー軸59に形成した係合穴63へ挿入係止
する。
【0049】そして、ブレーキ付のモータ75を駆動
し、ロータリシャー軸59を回転させるとシャ刃57は
回転する。勿論ロータリシャ用下部金型ホルダ97に設
けたシャ刃57を備えたロータリシャー軸59も90度
回動して上述した同一動作で回転させる。
【0050】上下に設けたシャ刃57がワークWを挾み
込み回転することにより、ワークWのX軸方向への移動
によりスリット連続加工を行ない、所定の長さ切断加工
できたところで、モータ75を停止させる。そして、各
シリンダ65B,89をOFFとし、ポイント軸61
B、ショットピン93をOFFし、次の切断加工を待
つ。
【0051】而して、切断後の製品取り出し処理が容易
であり、簡単な構成でコストも安くでき、スリット金型
の脱着も容易である。また、ロータリシャ形式の切断加
工機構27であるため、X,Y軸の負荷が少なくクラン
プずれもでないし、高速軸移動が可能なため生産性の向
上を図ることができる。
【0052】なお、この発明は前述した実施例に限定さ
れることなく、適宜な変更を行なうことにより、その他
の態様で実施し得るものである。例えば、本実施例で
は、切断加工機構27をタレット5,7に近接して設け
たが、この切断加工機構27を上,下部タレット5,7
に設けても良く、切断加工機構27に設けたポイント軸
61A,61Bに形成した係合部67A,67Bを摩擦
材あるいはローレットでも可能である。
【0053】また、ロータリアクチュエータ49の代り
に、サーボモータ回転、ラック、ピニオン駆動機構でも
良く、更に、シャ刃57を備えたロータリシャー軸59
の位置決めは90度以外でも有段階で切断する方向に位
置決めすることは可能である。
【0054】
【発明の効果】以上のごとき実施例の説明より理解され
るように、請求項1,2,3によるこの発明によれば、
ロータリシャ形式の切断加工機構にてワークを切断する
ため、高速、且つ安定した外周切断ができ、従来の方法
に比べコストの低減と省スペース化を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の主要部を示し、切断加工機構の一部
断面を含む正面図である。
【図2】図1におけるII−II線に沿った断面図である。
【図3】この発明を実施する一実施例のタレットパンチ
プレスを示す平面説明図である。
【符号の説明】
1 タレットパンチプレス(板材加工機) 5 上部タレット 7 下部タレット 27 切断加工機構 33 ロータリシャ用上部金型ホルダ 57 シャ刃 59 ロータリシャー軸 65A,65B ポイント軸駆動シリンダ(駆動部材) 75 モータ 97 ロータリシャ用下部金型ホルダ W ワーク

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークに切断加工を施すべく、シャ刃を
    有するロータリシャー軸を上下のロータリシャ用金型ホ
    ルダに相対して設けると共に、前記ロータリシャー軸を
    回転させる駆動装置を備えたロータリシャ形式の切断加
    工機構を板材加工機に設けてなることを特徴とする板材
    加工機。
  2. 【請求項2】 前記切断加工機構を板材加工機に設けた
    タレットの外周近傍に設けてなることを特徴とする請求
    項1記載の板材加工機。
  3. 【請求項3】 前記切断加工機構は、前記シャ刃の向き
    を変位自在となし、前記ロータリシャー軸と連結、離脱
    自在となす駆動部材をX,Y軸の両方向に設けてなるこ
    とを特徴とする請求項1,2記載の板材加工機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010506728A (ja) * 2006-10-18 2010-03-04 トルンプフ ヴェルクツォイクマシーネン ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフト 板状の工作物の加工のための工作機械
CN104550446A (zh) * 2015-01-14 2015-04-29 苏州和林微纳科技有限公司 用于减小冲头剪切力的旋切冲头

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