JPH0819642A - 継続制御装置 - Google Patents
継続制御装置Info
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- JPH0819642A JPH0819642A JP15470594A JP15470594A JPH0819642A JP H0819642 A JPH0819642 A JP H0819642A JP 15470594 A JP15470594 A JP 15470594A JP 15470594 A JP15470594 A JP 15470594A JP H0819642 A JPH0819642 A JP H0819642A
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- winning
- control unit
- ball
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 変動入賞装置における遊技条件の公正さを確
保する。 【構成】 入球センサが入賞球を検出して入球信号を出
力すると、判定手段が、入球信号に起因して選択される
変動数値と予め設定された判定数値との比較により当た
りを判定する。入賞球のいずれかについて当たりであれ
ば変動入賞装置の開放状態が継続され、入賞球のいずれ
も当たりでなければ不継続とされる。変動入賞装置の開
放状態の継続、不継続が、入球センサにおける入賞球の
検出による入球信号に起因して選択される変動数値と判
定数値との比較、すなわち入賞球の検出タイミングに基
づいて決定される。したがって、継続条件の成立を判定
するための特別領域等を設ける必要はなく、部材の寸
法、形状などの精度や釘の調整など他の条件に左右され
ずに変動入賞装置における遊技条件の公正さを確保する
ことが可能となる。
保する。 【構成】 入球センサが入賞球を検出して入球信号を出
力すると、判定手段が、入球信号に起因して選択される
変動数値と予め設定された判定数値との比較により当た
りを判定する。入賞球のいずれかについて当たりであれ
ば変動入賞装置の開放状態が継続され、入賞球のいずれ
も当たりでなければ不継続とされる。変動入賞装置の開
放状態の継続、不継続が、入球センサにおける入賞球の
検出による入球信号に起因して選択される変動数値と判
定数値との比較、すなわち入賞球の検出タイミングに基
づいて決定される。したがって、継続条件の成立を判定
するための特別領域等を設ける必要はなく、部材の寸
法、形状などの精度や釘の調整など他の条件に左右され
ずに変動入賞装置における遊技条件の公正さを確保する
ことが可能となる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パチンコ機の変動入賞
装置の開放状態の継続、不継続を制御する継続制御装置
に関する。
装置の開放状態の継続、不継続を制御する継続制御装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、パチンコ機には、入賞確
率が高い開放状態と入賞確率が低い閉鎖状態とに切換可
能で所定時間の経過または所定数の入賞によって開放状
態を一旦終了する変動入賞装置を備えるものがある。
率が高い開放状態と入賞確率が低い閉鎖状態とに切換可
能で所定時間の経過または所定数の入賞によって開放状
態を一旦終了する変動入賞装置を備えるものがある。
【0003】このような変動入賞装置の一例として第1
種特別電動役物と呼ばれる変動入賞装置がある。図14
に示されるように、この種の変動入賞装置300は、可
変図柄表示装置302に777等の特別図柄が表示され
て特別遊技条件が成立すると、受球板304を前倒させ
ることによって大入賞口306を開放し、入賞確率がき
わめて高い遊技状態を創出する。この変動入賞装置30
0において大入賞口306が開放される開放状態は、例
えば30秒の経過または大入賞口306への10球の入
賞球があると受球板304にて大入賞口306が閉鎖さ
れることによって一旦終了するが、所定の継続条件が成
立していれば直後に大入賞口306が開放され開放状態
が再開される。つまり、継続条件の成立によって開放状
態が継続されることになる。
種特別電動役物と呼ばれる変動入賞装置がある。図14
に示されるように、この種の変動入賞装置300は、可
変図柄表示装置302に777等の特別図柄が表示され
て特別遊技条件が成立すると、受球板304を前倒させ
ることによって大入賞口306を開放し、入賞確率がき
わめて高い遊技状態を創出する。この変動入賞装置30
0において大入賞口306が開放される開放状態は、例
えば30秒の経過または大入賞口306への10球の入
賞球があると受球板304にて大入賞口306が閉鎖さ
れることによって一旦終了するが、所定の継続条件が成
立していれば直後に大入賞口306が開放され開放状態
が再開される。つまり、継続条件の成立によって開放状
態が継続されることになる。
【0004】この変動入賞装置300における継続条件
は、図15に示されるように、大入賞口306の内部に
設けられた特別領域308を入賞球が通過することによ
って成立する。入賞球の特別領域308の通過確率は、
例えば1/3となるように設定されており、この通過確
率を正確なものとして公正を確保するために大入賞口3
06や特別領域308の寸法にはきびしい精度が求めら
れている。
は、図15に示されるように、大入賞口306の内部に
設けられた特別領域308を入賞球が通過することによ
って成立する。入賞球の特別領域308の通過確率は、
例えば1/3となるように設定されており、この通過確
率を正確なものとして公正を確保するために大入賞口3
06や特別領域308の寸法にはきびしい精度が求めら
れている。
【0005】さらに、入賞球の特別領域308の通過と
大入賞口306への入賞球数を個別にカウントすること
も必要であり、図16に例示するように、遊技盤310
の裏面側には、特別領域308を通過する入賞球を検出
するための近接スイッチ312および大入賞口306の
入賞球を検出するための近接スイッチ314が設けられ
ていた。
大入賞口306への入賞球数を個別にカウントすること
も必要であり、図16に例示するように、遊技盤310
の裏面側には、特別領域308を通過する入賞球を検出
するための近接スイッチ312および大入賞口306の
入賞球を検出するための近接スイッチ314が設けられ
ていた。
【0006】また、図17に示すように、特定の始動入
賞口402、404、406に入賞することによって作
動する第2種特別電動役物と呼ばれる変動入賞装置40
8が知られている。図18に拡大して示すように、変動
入賞装置408は、始動入賞口402〜406のいずれ
かに入賞があると一対の開閉部材410を破線のごとく
揺動変位させて、予め設定された開口時間、例えば0.
5秒間だけ大入賞口412を開口させる。
賞口402、404、406に入賞することによって作
動する第2種特別電動役物と呼ばれる変動入賞装置40
8が知られている。図18に拡大して示すように、変動
入賞装置408は、始動入賞口402〜406のいずれ
かに入賞があると一対の開閉部材410を破線のごとく
揺動変位させて、予め設定された開口時間、例えば0.
5秒間だけ大入賞口412を開口させる。
【0007】図18および図19に示すように、大入賞
口412の内部には、手前から奥へ向かって傾斜する上
傾斜板414が設けられており、入賞球は上傾斜板41
4上を奥側へ移動して2箇所の切欠416から落下す
る。落下した入賞球は、奥から手前に向かって傾斜する
下傾斜板418上を移動して、特別領域420または普
通領域422のいずれかを通過することになる。ただ
し、図示にて明らかなように、下傾斜板418の中央部
には案内溝424が設けられており、入賞球が特別領域
420を通過するためには案内溝424に案内される必
要がある。このような構成により、特別領域420の通
過確率が1/10に設定されている。
口412の内部には、手前から奥へ向かって傾斜する上
傾斜板414が設けられており、入賞球は上傾斜板41
4上を奥側へ移動して2箇所の切欠416から落下す
る。落下した入賞球は、奥から手前に向かって傾斜する
下傾斜板418上を移動して、特別領域420または普
通領域422のいずれかを通過することになる。ただ
し、図示にて明らかなように、下傾斜板418の中央部
には案内溝424が設けられており、入賞球が特別領域
420を通過するためには案内溝424に案内される必
要がある。このような構成により、特別領域420の通
過確率が1/10に設定されている。
【0008】上記0.5秒の開口時間内に大入賞口41
2へ入賞した入賞球が、特別領域420を通過すれば、
大入賞口412は開放状態とされ、入賞確率がきわめて
高い遊技状態が創出される。一方、この開口時間内にお
ける入賞球のいずれもが特別領域420を通過せずに普
通領域422を通過した場合には、開放状態は創出され
ず、再度始動入賞口402〜406に入賞があるまでは
通常の遊技状態が継続される。
2へ入賞した入賞球が、特別領域420を通過すれば、
大入賞口412は開放状態とされ、入賞確率がきわめて
高い遊技状態が創出される。一方、この開口時間内にお
ける入賞球のいずれもが特別領域420を通過せずに普
通領域422を通過した場合には、開放状態は創出され
ず、再度始動入賞口402〜406に入賞があるまでは
通常の遊技状態が継続される。
【0009】この変動入賞装置408における開放状態
は、開閉部材410が所定の周期例えば0.5秒間隔で
開閉を繰り返すことによるが、例えば30秒の経過また
は大入賞口412への10球の入賞球があると開閉部材
410が閉鎖されて、開放状態は一旦終了する。ただ
し、所定の継続条件が成立していれば、直後に開放状態
が再開される。つまり、継続条件の成立によって開放状
態が継続されることになる。
は、開閉部材410が所定の周期例えば0.5秒間隔で
開閉を繰り返すことによるが、例えば30秒の経過また
は大入賞口412への10球の入賞球があると開閉部材
410が閉鎖されて、開放状態は一旦終了する。ただ
し、所定の継続条件が成立していれば、直後に開放状態
が再開される。つまり、継続条件の成立によって開放状
態が継続されることになる。
【0010】変動入賞装置408における継続条件は、
上記の開放状態中に特別領域420を入賞球が通過する
ことによって成立するが、入賞球の特別領域420の通
過確率は、上述のように1/10となるように設定され
ており、この通過確率を正確なものとして公正を確保す
るために大入賞口412を構成する上傾斜板414、下
傾斜板418、案内溝424、特別領域420等の寸法
にはきびしい精度が求められている。
上記の開放状態中に特別領域420を入賞球が通過する
ことによって成立するが、入賞球の特別領域420の通
過確率は、上述のように1/10となるように設定され
ており、この通過確率を正確なものとして公正を確保す
るために大入賞口412を構成する上傾斜板414、下
傾斜板418、案内溝424、特別領域420等の寸法
にはきびしい精度が求められている。
【0011】さらに、入賞球の特別領域420の通過と
大入賞口412への入賞球数を個別にカウントすること
も必要であり、図18に例示するように、特別領域42
0を通過する入賞球を検出するための近接スイッチ42
6および大入賞口412の入賞球を検出するための近接
スイッチ428が設けられていた。
大入賞口412への入賞球数を個別にカウントすること
も必要であり、図18に例示するように、特別領域42
0を通過する入賞球を検出するための近接スイッチ42
6および大入賞口412の入賞球を検出するための近接
スイッチ428が設けられていた。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ように物理的な手法で特別領域の通過確率を設定するの
では、構成部材の寸法や形状にきびしい精度が求められ
るのはもちろんであるが、パチンコ機の保守においても
同様の精度が要求されることになる。また、遊技盤に打
たれている釘の調整等、変動入賞装置自体とは無関係の
条件によって特別領域の通過確率が左右されることもあ
った。このため、厳密な意味での遊技条件の公正さを確
保するのが困難であった。
ように物理的な手法で特別領域の通過確率を設定するの
では、構成部材の寸法や形状にきびしい精度が求められ
るのはもちろんであるが、パチンコ機の保守においても
同様の精度が要求されることになる。また、遊技盤に打
たれている釘の調整等、変動入賞装置自体とは無関係の
条件によって特別領域の通過確率が左右されることもあ
った。このため、厳密な意味での遊技条件の公正さを確
保するのが困難であった。
【0013】このような背景から、部材の寸法、形状な
どの精度や釘の調整など他の条件に左右されずに、変動
入賞装置における遊技条件の公正さを確保することが求
められていた。
どの精度や釘の調整など他の条件に左右されずに、変動
入賞装置における遊技条件の公正さを確保することが求
められていた。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段として、図13に例示するように、請求項1記載
の継続制御装置は、入賞確率が高い開放状態と入賞確率
が低い閉鎖状態とに切換可能で所定時間の経過または所
定数の入賞によって開放状態を一旦終了する変動入賞装
置を備えるパチンコ機に装着されて前記変動入賞装置の
開放状態の継続、不継続を制御する継続制御装置であっ
て、上記変動入賞装置への入賞球を検出して入球信号を
出力する入球センサと、変動数値を算出する数値算出手
段と、上記入球信号に起因して選択される上記変動数値
と予め設定された判定数値との比較により当たりを判定
する判定手段と、上記開放状態での入賞球のいずれかに
ついて当たりと判定された際に上記変動入賞装置に上記
開放状態の継続を指示し、上記開放状態にある上記変動
入賞装置への入賞球のいずれも当たりと判定されなけれ
ば上記変動入賞装置に上記開放状態の不継続を指示する
継続指示手段と設けたことを特徴とする。
の手段として、図13に例示するように、請求項1記載
の継続制御装置は、入賞確率が高い開放状態と入賞確率
が低い閉鎖状態とに切換可能で所定時間の経過または所
定数の入賞によって開放状態を一旦終了する変動入賞装
置を備えるパチンコ機に装着されて前記変動入賞装置の
開放状態の継続、不継続を制御する継続制御装置であっ
て、上記変動入賞装置への入賞球を検出して入球信号を
出力する入球センサと、変動数値を算出する数値算出手
段と、上記入球信号に起因して選択される上記変動数値
と予め設定された判定数値との比較により当たりを判定
する判定手段と、上記開放状態での入賞球のいずれかに
ついて当たりと判定された際に上記変動入賞装置に上記
開放状態の継続を指示し、上記開放状態にある上記変動
入賞装置への入賞球のいずれも当たりと判定されなけれ
ば上記変動入賞装置に上記開放状態の不継続を指示する
継続指示手段と設けたことを特徴とする。
【0015】次に、請求項2記載の継続制御装置は、請
求項1記載の継続制御装置において、上記開放状態での
入賞球のいずれかについて当たりと判定された際に表示
状態を変更する表示手段を設けたことを特徴とする。請
求項3記載の継続制御装置は、請求項1または2記載の
継続制御装置において、上記数値算出手段にて算出され
た変動数値が上記当たりと判定される数値であるときに
点灯または消灯する数値表示灯を設けたことを特徴とす
る。
求項1記載の継続制御装置において、上記開放状態での
入賞球のいずれかについて当たりと判定された際に表示
状態を変更する表示手段を設けたことを特徴とする。請
求項3記載の継続制御装置は、請求項1または2記載の
継続制御装置において、上記数値算出手段にて算出され
た変動数値が上記当たりと判定される数値であるときに
点灯または消灯する数値表示灯を設けたことを特徴とす
る。
【0016】
【作用】上記の構成になる請求項1記載の継続制御装置
においては、入球センサは、変動入賞装置への入賞球を
検出して入球信号を出力する。数値算出手段は、変動数
値を算出する。判定手段は、入球信号に起因して選択さ
れる変動数値と予め設定された判定数値との比較により
当たりを判定する。継続指示手段は、開放状態での入賞
球のいずれかについて当たりと判定された際に変動入賞
装置に開放状態の継続を指示し、開放状態にある変動入
賞装置への入賞球のいずれも当たりと判定されなければ
変動入賞装置に開放状態の不継続を指示する。
においては、入球センサは、変動入賞装置への入賞球を
検出して入球信号を出力する。数値算出手段は、変動数
値を算出する。判定手段は、入球信号に起因して選択さ
れる変動数値と予め設定された判定数値との比較により
当たりを判定する。継続指示手段は、開放状態での入賞
球のいずれかについて当たりと判定された際に変動入賞
装置に開放状態の継続を指示し、開放状態にある変動入
賞装置への入賞球のいずれも当たりと判定されなければ
変動入賞装置に開放状態の不継続を指示する。
【0017】変動入賞装置の開放状態の継続、不継続
が、入賞球の検出による入球信号に起因して選択される
変動数値と判定数値との比較によって決定される。換言
すれば開放状態の継続、不継続は入賞球の検出タイミン
グに基づくことになる。したがって、継続条件の成立を
判定するための特別領域等を設ける必要はなくなり、部
材の寸法、形状などの精度や釘の調整など他の条件に左
右されずに変動入賞装置における遊技条件の公正さを確
保することが可能となる。また、変動入賞装置への入賞
球を検出するセンサとしては入球センサを1箇所に設置
するだけでよいので、機構が簡素化される。
が、入賞球の検出による入球信号に起因して選択される
変動数値と判定数値との比較によって決定される。換言
すれば開放状態の継続、不継続は入賞球の検出タイミン
グに基づくことになる。したがって、継続条件の成立を
判定するための特別領域等を設ける必要はなくなり、部
材の寸法、形状などの精度や釘の調整など他の条件に左
右されずに変動入賞装置における遊技条件の公正さを確
保することが可能となる。また、変動入賞装置への入賞
球を検出するセンサとしては入球センサを1箇所に設置
するだけでよいので、機構が簡素化される。
【0018】次に、請求項2記載の継続制御装置におい
ては、表示手段が、開放状態での入賞球のいずれかにつ
いて当たりと判定された際に表示状態を変更する。これ
により、開放状態の継続条件成立を遊技者に表示するこ
とができる。したがって、請求項1記載の構成による効
果に加えて、遊技者の信頼感が向上される。
ては、表示手段が、開放状態での入賞球のいずれかにつ
いて当たりと判定された際に表示状態を変更する。これ
により、開放状態の継続条件成立を遊技者に表示するこ
とができる。したがって、請求項1記載の構成による効
果に加えて、遊技者の信頼感が向上される。
【0019】請求項3記載の継続制御装置においては、
数値算出手段にて算出された変動数値が上記当たりと判
定される数値であるときに、数値表示灯が点灯または消
灯する。例えばLEDや電球等の点灯または消灯期間中
に変動入賞装置に入賞すれば開放状態の継続条件が成立
することを表示できる。遊技者は、打球の経路と数値表
示手段の状態とを見比べては一喜一憂することになり、
遊技の興趣を高めることができる。
数値算出手段にて算出された変動数値が上記当たりと判
定される数値であるときに、数値表示灯が点灯または消
灯する。例えばLEDや電球等の点灯または消灯期間中
に変動入賞装置に入賞すれば開放状態の継続条件が成立
することを表示できる。遊技者は、打球の経路と数値表
示手段の状態とを見比べては一喜一憂することになり、
遊技の興趣を高めることができる。
【0020】
【実施例】次に、本発明の二実施例を説明する。 (実施例1)図1は、本実施例における変動入賞装置1
0の斜視図であり、図示しないパチンコ機の遊技盤に装
着されている。変動入賞装置10の装着状態およびパチ
ンコ機の形態は従来例として図14に示すものと同様で
あるので、それらの図示および説明は省略する。
0の斜視図であり、図示しないパチンコ機の遊技盤に装
着されている。変動入賞装置10の装着状態およびパチ
ンコ機の形態は従来例として図14に示すものと同様で
あるので、それらの図示および説明は省略する。
【0021】この変動入賞装置10の中央上部には、受
球板12によって開閉される大入賞口14が設けられて
いる。また、大入賞口14の左右には始動入賞口16、
16が設けられており、始動入賞口16、16への入賞
により図示しない可変図柄表示装置が作動する。この図
柄表示装置に777等の特別図柄が表示されて特別遊技
条件が成立すると、変動入賞装置10の受球板12が図
示のように手前側に倒されて大入賞口14が開口され、
変動入賞装置10は開放状態となる。なお、これらの動
作は従来公知の構成によるので、詳細の説明は省略す
る。
球板12によって開閉される大入賞口14が設けられて
いる。また、大入賞口14の左右には始動入賞口16、
16が設けられており、始動入賞口16、16への入賞
により図示しない可変図柄表示装置が作動する。この図
柄表示装置に777等の特別図柄が表示されて特別遊技
条件が成立すると、変動入賞装置10の受球板12が図
示のように手前側に倒されて大入賞口14が開口され、
変動入賞装置10は開放状態となる。なお、これらの動
作は従来公知の構成によるので、詳細の説明は省略す
る。
【0022】大入賞口14の内部には、変動入賞装置1
0の背板18に固定されて、LEDの表示灯20および
同様にLEDであるが表示灯20よりも小サイズの装飾
灯22が設置されている。この実施例では、表示灯20
が表示手段に相当し、装飾灯22が数値表示手段に相当
する。また、大入賞口14の内部中央には、入賞球が通
過可能な開口を備える近接スイッチ24が設置されてお
り、近接スイッチ24の左右両側には、近接スイッチ2
4に向かってわずかに傾斜する一対の底板26、26が
横設されている。このため、大入賞口14への入賞球
は、すべて近接スイッチ24を通過することになる。さ
らに変動入賞装置10には、大入賞口14の下方にドッ
トマトリクス方式の表示パネル27が設置されており、
2桁の数字を表示できる。
0の背板18に固定されて、LEDの表示灯20および
同様にLEDであるが表示灯20よりも小サイズの装飾
灯22が設置されている。この実施例では、表示灯20
が表示手段に相当し、装飾灯22が数値表示手段に相当
する。また、大入賞口14の内部中央には、入賞球が通
過可能な開口を備える近接スイッチ24が設置されてお
り、近接スイッチ24の左右両側には、近接スイッチ2
4に向かってわずかに傾斜する一対の底板26、26が
横設されている。このため、大入賞口14への入賞球
は、すべて近接スイッチ24を通過することになる。さ
らに変動入賞装置10には、大入賞口14の下方にドッ
トマトリクス方式の表示パネル27が設置されており、
2桁の数字を表示できる。
【0023】図2に示すように、近接スイッチ24は、
パチンコ機の制御基盤28に組み込まれている制御部3
0に入力インタフェース32を介して接続されており、
近接スイッチ24を入賞球が通過したときに近接スイッ
チ24が出力する入球信号が制御部30へ入力される構
成である。
パチンコ機の制御基盤28に組み込まれている制御部3
0に入力インタフェース32を介して接続されており、
近接スイッチ24を入賞球が通過したときに近接スイッ
チ24が出力する入球信号が制御部30へ入力される構
成である。
【0024】この制御部30は、周知のCPU、RO
M、RAM等を有し、予めROMに格納されているプロ
グラムに従って各種の演算処理を実行可能な演算回路と
して構成されている。この制御部30には、タイマ回路
34およびカウンタ36が接続されており、制御部30
はタイマ回路34およびカウンタ36のカウント値を読
込み可能である。また、制御部30には、受球板12を
開閉駆動するソレノイド38が、駆動回路40を介して
接続されており、制御部30からの信号によってソレノ
イド38を稼動させて、受球板12の位置すなわち大入
賞口14の開閉を制御可能である。さらに、制御部30
には、駆動回路42、44を介して表示灯20および装
飾灯22が接続されており、制御部30からの信号に応
じて表示灯20、装飾灯22を点滅させることができ
る。同様に、駆動回路46を介して表示パネル27が接
続されており、制御部30からの信号に応じて表示パネ
ル27に数字を表示させることができる。なお、制御部
30には、図示しない遊技盤に設けられている始動入賞
口、普通入賞口に設置されている近接スイッチ等からの
信号が入力され、賞球払出装置、各種役物のソレノイド
やモータ等の稼動、ランプ類の点滅、各種の音声出力等
を制御できる構成である。
M、RAM等を有し、予めROMに格納されているプロ
グラムに従って各種の演算処理を実行可能な演算回路と
して構成されている。この制御部30には、タイマ回路
34およびカウンタ36が接続されており、制御部30
はタイマ回路34およびカウンタ36のカウント値を読
込み可能である。また、制御部30には、受球板12を
開閉駆動するソレノイド38が、駆動回路40を介して
接続されており、制御部30からの信号によってソレノ
イド38を稼動させて、受球板12の位置すなわち大入
賞口14の開閉を制御可能である。さらに、制御部30
には、駆動回路42、44を介して表示灯20および装
飾灯22が接続されており、制御部30からの信号に応
じて表示灯20、装飾灯22を点滅させることができ
る。同様に、駆動回路46を介して表示パネル27が接
続されており、制御部30からの信号に応じて表示パネ
ル27に数字を表示させることができる。なお、制御部
30には、図示しない遊技盤に設けられている始動入賞
口、普通入賞口に設置されている近接スイッチ等からの
信号が入力され、賞球払出装置、各種役物のソレノイド
やモータ等の稼動、ランプ類の点滅、各種の音声出力等
を制御できる構成である。
【0025】次に、この制御部30で実行される継続制
御ルーチンと併せて変動入賞装置10の作動について説
明する。なお、この継続制御ルーチンは、予め設定され
たタイミングによる時間割込により、パチンコ機の稼動
中を通じて繰り返し実行される。
御ルーチンと併せて変動入賞装置10の作動について説
明する。なお、この継続制御ルーチンは、予め設定され
たタイミングによる時間割込により、パチンコ機の稼動
中を通じて繰り返し実行される。
【0026】図3に示すように、継続制御ルーチンを開
始した制御部30は、始動入賞口への入賞に起因して図
柄表示装置に777等の特別図柄が表示されて特別遊技
条件が成立したかを判定する(ステップ1100)。な
お、この特別遊技条件の成立に関わる演算処理は、周知
の手順にて別途行われる。ここで特別遊技条件の成立が
判定されれば、次のステップ1200へ進み、Noであ
ればこのルーチンを一旦終了する。
始した制御部30は、始動入賞口への入賞に起因して図
柄表示装置に777等の特別図柄が表示されて特別遊技
条件が成立したかを判定する(ステップ1100)。な
お、この特別遊技条件の成立に関わる演算処理は、周知
の手順にて別途行われる。ここで特別遊技条件の成立が
判定されれば、次のステップ1200へ進み、Noであ
ればこのルーチンを一旦終了する。
【0027】次に、ステップ1200では、制御部30
は、入球数CI、開放回数CCおよび当たりフラグFを
0にリセットする。なお、これら入球数CI、開放回数
CCおよび当たりフラグFの詳細は後述する。続いて制
御部30は、遊技盤や前枠などに設置されている装飾ラ
ンプの点灯や音声出力の変更などで大当たり状態を表示
する(1300)。
は、入球数CI、開放回数CCおよび当たりフラグFを
0にリセットする。なお、これら入球数CI、開放回数
CCおよび当たりフラグFの詳細は後述する。続いて制
御部30は、遊技盤や前枠などに設置されている装飾ラ
ンプの点灯や音声出力の変更などで大当たり状態を表示
する(1300)。
【0028】次のステップ1400では、制御部30は
ソレノイド駆動信号を出力して、ソレノイド38を駆動
し、受球板12を前倒させることにより大入賞口14を
開口させる。これによって変動入賞装置10は開放状態
となる。次に、制御部30は、開放回数CCをインクリ
メントする(ステップ1500)。続いて、制御部30
は、表示パネル27に開放回数CCに対応する数字を表
示させる(ステップ1600)。これにより、開放回数
を遊技者に認識させることができる。
ソレノイド駆動信号を出力して、ソレノイド38を駆動
し、受球板12を前倒させることにより大入賞口14を
開口させる。これによって変動入賞装置10は開放状態
となる。次に、制御部30は、開放回数CCをインクリ
メントする(ステップ1500)。続いて、制御部30
は、表示パネル27に開放回数CCに対応する数字を表
示させる(ステップ1600)。これにより、開放回数
を遊技者に認識させることができる。
【0029】次に、制御部30は、大入賞口14への入
賞球がある毎に出力される近接スイッチ24からの入球
信号SIの有無を判定する(ステップ1700)。ここ
で入球信号が入力されていれば、次のステップ1800
で大入賞口14への入賞球の数を表す入球数CIをイン
クリメントする。続いて制御部30はCIが10以下で
あるか、つまり変動入賞装置10への入賞が10球以下
であるかを判定する(ステップ1900)。CIが10
以下であれば、図4に示される判定ルーチンを実行する
(ステップ2000)。
賞球がある毎に出力される近接スイッチ24からの入球
信号SIの有無を判定する(ステップ1700)。ここ
で入球信号が入力されていれば、次のステップ1800
で大入賞口14への入賞球の数を表す入球数CIをイン
クリメントする。続いて制御部30はCIが10以下で
あるか、つまり変動入賞装置10への入賞が10球以下
であるかを判定する(ステップ1900)。CIが10
以下であれば、図4に示される判定ルーチンを実行する
(ステップ2000)。
【0030】図4に示すように、判定ルーチンを開始す
ると制御部30は当たりフラグF=1であるかを判定す
る(ステップ2010)。次に、制御部30は、カウン
タ36に出力を要求しそのカウント値Nを読み込む(2
020)。
ると制御部30は当たりフラグF=1であるかを判定す
る(ステップ2010)。次に、制御部30は、カウン
タ36に出力を要求しそのカウント値Nを読み込む(2
020)。
【0031】ここで、図5を参照してカウンタ36にて
実行されるカウントルーチンについて説明する。このカ
ウントルーチンはパチンコ機の稼動中は継続的に実行さ
れている。図5に示すように、パチンコ機の電源がオン
となってカウントルーチンを開始すると、カウンタ36
はカウント値Nを0に設定する(ステップ3100)。
続いて制御部30からの出力要求の有無を判定する(ス
テップ3200)。ステップ3200で出力要求ありと
判定されれば、カウンタ36はステップ3300に進ん
で、制御部30へNを出力する。ステップ3200で出
力要求無しと判定された場合並びにステップ3300の
処理を実施した後、カウンタ36はN=2を判定する
(ステップ3400)。ここでN=2であればカウンタ
36はステップ3100へ回帰して上述の処理を繰り返
す。他方N≠2であれば、カウンタ36はNをインクリ
メントしてステップ3200へ回帰する。すなわち、カ
ウンタ36は0,1,2を繰り返してカウントし、制御
部30からの要求がある毎にNを出力することになる。
実行されるカウントルーチンについて説明する。このカ
ウントルーチンはパチンコ機の稼動中は継続的に実行さ
れている。図5に示すように、パチンコ機の電源がオン
となってカウントルーチンを開始すると、カウンタ36
はカウント値Nを0に設定する(ステップ3100)。
続いて制御部30からの出力要求の有無を判定する(ス
テップ3200)。ステップ3200で出力要求ありと
判定されれば、カウンタ36はステップ3300に進ん
で、制御部30へNを出力する。ステップ3200で出
力要求無しと判定された場合並びにステップ3300の
処理を実施した後、カウンタ36はN=2を判定する
(ステップ3400)。ここでN=2であればカウンタ
36はステップ3100へ回帰して上述の処理を繰り返
す。他方N≠2であれば、カウンタ36はNをインクリ
メントしてステップ3200へ回帰する。すなわち、カ
ウンタ36は0,1,2を繰り返してカウントし、制御
部30からの要求がある毎にNを出力することになる。
【0032】また、このカウントルーチンには示してい
ないが、カウンタ36は、そのカウント値Nを変更する
毎に、制御部30に出力している。制御部30は、判定
ルーチンにおける当たりに対応するカウント値N=0
(当たりタイミング)であるときに、駆動回路44を介
して装飾灯22を点灯する。これにより、遊技者は、こ
の当たりタイミング中に変動入賞装置10の大入賞口1
4に入賞すれば開放状態の継続条件が成立すること認識
できる。遊技者は、打球の経路と装飾灯22の状態とを
見比べては一喜一憂することになり、遊技の興趣を高め
ることができる。ただし、遊技球が大入賞口14へ入球
してから近接スイッチ24にて検知されるまでのタイム
ラグもあるので、装飾灯22の点灯による当たりタイミ
ングの表示をカウント値Nの変動に精密に一致させる
と、点灯中に入球したにも関わらず判定上は外れとなる
場合がある等かえって不都合が派生する。したがって、
装飾灯22の点滅のタイミングは、上述のタイムラグ等
の要素を考慮して決定する必要がある。
ないが、カウンタ36は、そのカウント値Nを変更する
毎に、制御部30に出力している。制御部30は、判定
ルーチンにおける当たりに対応するカウント値N=0
(当たりタイミング)であるときに、駆動回路44を介
して装飾灯22を点灯する。これにより、遊技者は、こ
の当たりタイミング中に変動入賞装置10の大入賞口1
4に入賞すれば開放状態の継続条件が成立すること認識
できる。遊技者は、打球の経路と装飾灯22の状態とを
見比べては一喜一憂することになり、遊技の興趣を高め
ることができる。ただし、遊技球が大入賞口14へ入球
してから近接スイッチ24にて検知されるまでのタイム
ラグもあるので、装飾灯22の点灯による当たりタイミ
ングの表示をカウント値Nの変動に精密に一致させる
と、点灯中に入球したにも関わらず判定上は外れとなる
場合がある等かえって不都合が派生する。したがって、
装飾灯22の点滅のタイミングは、上述のタイムラグ等
の要素を考慮して決定する必要がある。
【0033】なお、この装飾灯22の点灯は、一斉点灯
とする必要はなく、特定の装飾灯22(例えば他の装飾
灯22とは異なる色にしておく)のみを点灯すること
や、カウント値Nに応じて点灯数を増減して全装飾灯2
2が点灯したときが上述の当たりタイミングであること
を表示する等、さまざまな方式を採用できる。
とする必要はなく、特定の装飾灯22(例えば他の装飾
灯22とは異なる色にしておく)のみを点灯すること
や、カウント値Nに応じて点灯数を増減して全装飾灯2
2が点灯したときが上述の当たりタイミングであること
を表示する等、さまざまな方式を採用できる。
【0034】ここで制御部30における判定サブルーチ
ンの説明に戻る。ステップ2020でカウンタ36のカ
ウント値Nを読み込んだ後、制御部30はN=0を判定
する(ステップ2030)。ここでN=0であれば、ス
テップ2040で当たりフラグFを1とする。さらに、
制御部30は、続くステップ2050で表示灯20をオ
ンとする指示を出力した後、本サブルーチンを終えて継
続制御ルーチンにリターンする。また、上述のステップ
2010でF=1と判定された場合およびステップ20
30でN≠0と判定された場合も、制御部30は本サブ
ルーチンを終えて継続制御ルーチンにリターンする。つ
まり、判定サブルーチンでは、カウンタ36のカウント
値Nが0であるかを判定することによって、1/3の確
率で当たりを判定していることになる。また、当たりと
判定された際には、表示灯20を点灯することによって
これを表示しているので、当たりであることを遊技者が
認知できる。
ンの説明に戻る。ステップ2020でカウンタ36のカ
ウント値Nを読み込んだ後、制御部30はN=0を判定
する(ステップ2030)。ここでN=0であれば、ス
テップ2040で当たりフラグFを1とする。さらに、
制御部30は、続くステップ2050で表示灯20をオ
ンとする指示を出力した後、本サブルーチンを終えて継
続制御ルーチンにリターンする。また、上述のステップ
2010でF=1と判定された場合およびステップ20
30でN≠0と判定された場合も、制御部30は本サブ
ルーチンを終えて継続制御ルーチンにリターンする。つ
まり、判定サブルーチンでは、カウンタ36のカウント
値Nが0であるかを判定することによって、1/3の確
率で当たりを判定していることになる。また、当たりと
判定された際には、表示灯20を点灯することによって
これを表示しているので、当たりであることを遊技者が
認知できる。
【0035】再び、継続制御ルーチンの説明に戻る。判
定サブルーチンからメインの継続制御ルーチンにリター
ンすると、制御部30はCI=10であるかを判定する
(ステップ2100)。CI≠10、つまり今回の入賞
球が10球目ではないと判定されれば、制御部30はス
テップ2200へ進む。また、上述のステップ1700
で入球信号SIの入力なしと判定された場合も、制御部
30はステップ2200へ移行する。ステップ2200
では、制御部30は、タイマ回路34の出力に基づいて
大入賞口14の開口から30秒経過したかを判定する。
ここで30秒未経過と判定されれば、制御部30はステ
ップ1700へ回帰し、上述の処理を繰り返す。一方、
30秒経過と判定されれば、ステップ2300に進む。
また、上述のステップ1900で入球数CIが10を越
えたと判定された場合およびステップ2100において
入球数CIが10であると判定された場合もステップ2
300に進む。
定サブルーチンからメインの継続制御ルーチンにリター
ンすると、制御部30はCI=10であるかを判定する
(ステップ2100)。CI≠10、つまり今回の入賞
球が10球目ではないと判定されれば、制御部30はス
テップ2200へ進む。また、上述のステップ1700
で入球信号SIの入力なしと判定された場合も、制御部
30はステップ2200へ移行する。ステップ2200
では、制御部30は、タイマ回路34の出力に基づいて
大入賞口14の開口から30秒経過したかを判定する。
ここで30秒未経過と判定されれば、制御部30はステ
ップ1700へ回帰し、上述の処理を繰り返す。一方、
30秒経過と判定されれば、ステップ2300に進む。
また、上述のステップ1900で入球数CIが10を越
えたと判定された場合およびステップ2100において
入球数CIが10であると判定された場合もステップ2
300に進む。
【0036】ステップ2300では、制御部30は、制
御部30は、ソレノイド駆動信号を停止してソレノイド
38の稼動を停止させることで、前倒されていた受球板
12を復帰させて大入賞口14を閉鎖させる。これによ
って変動入賞装置10は開放状態を一旦終了することに
なる。つまり、入賞球が10球以上となるか大入賞口1
4の開口後30秒経過すれば、大入賞口14が閉鎖され
る。ただし、10球目の入賞球については判定サブルー
チンを実行してから大入賞口14を閉鎖することにな
る。
御部30は、ソレノイド駆動信号を停止してソレノイド
38の稼動を停止させることで、前倒されていた受球板
12を復帰させて大入賞口14を閉鎖させる。これによ
って変動入賞装置10は開放状態を一旦終了することに
なる。つまり、入賞球が10球以上となるか大入賞口1
4の開口後30秒経過すれば、大入賞口14が閉鎖され
る。ただし、10球目の入賞球については判定サブルー
チンを実行してから大入賞口14を閉鎖することにな
る。
【0037】続いて、制御部30は開放回数CCが16
に達したかを判定する(ステップ2400)。ここでC
Cが16以上であれば、制御部30は本ルーチンを終了
する。また、開放回数CCが16未満であれば、制御部
30はステップ2500へ進んで当たりフラグF=1で
あるか、つまり判定サブルーチンで当たり判定がなされ
たかを判定する。当たりフラグF≠1であれば、制御部
30は本ルーチンを終了し、F=1であれば次のステッ
プ2600へ進む。
に達したかを判定する(ステップ2400)。ここでC
Cが16以上であれば、制御部30は本ルーチンを終了
する。また、開放回数CCが16未満であれば、制御部
30はステップ2500へ進んで当たりフラグF=1で
あるか、つまり判定サブルーチンで当たり判定がなされ
たかを判定する。当たりフラグF≠1であれば、制御部
30は本ルーチンを終了し、F=1であれば次のステッ
プ2600へ進む。
【0038】ステップ2600では、制御部30は、当
たりフラグFを0にリセットしてステップ1400へ回
帰する。これにより、再度、大入賞口14が開口され変
動入賞装置10が開放状態とされる。つまり、変動入賞
装置10の開放状態が継続される。
たりフラグFを0にリセットしてステップ1400へ回
帰する。これにより、再度、大入賞口14が開口され変
動入賞装置10が開放状態とされる。つまり、変動入賞
装置10の開放状態が継続される。
【0039】このように、制御部30は、大入賞口14
を開口してから10球の入賞(ステップ1900、21
00)または30秒経過(ステップ2200)により、
大入賞口14を閉鎖して開放状態を一旦終了させるが、
この開放状態中に入賞した10球までの入賞球のいずれ
かについて当たりと判定されると(判定サブルーチ
ン)、再び大入賞口14を開口させて変動入賞装置10
の開放状態を継続させる。しかも、判定ルーチンで当た
り(=開放状態の継続あり)とされた際には表示灯20
が点灯されるので、遊技者は継続ありを認知することが
できる。
を開口してから10球の入賞(ステップ1900、21
00)または30秒経過(ステップ2200)により、
大入賞口14を閉鎖して開放状態を一旦終了させるが、
この開放状態中に入賞した10球までの入賞球のいずれ
かについて当たりと判定されると(判定サブルーチ
ン)、再び大入賞口14を開口させて変動入賞装置10
の開放状態を継続させる。しかも、判定ルーチンで当た
り(=開放状態の継続あり)とされた際には表示灯20
が点灯されるので、遊技者は継続ありを認知することが
できる。
【0040】また、判定サブルーチンでの判定において
いずれの入賞球についても当たりと判定されなかった場
合、あるいは上述の開放状態の継続により通算開放回数
が16回に達した場合には、開放状態は継続されず、変
動入賞装置10は閉鎖状態とされる。
いずれの入賞球についても当たりと判定されなかった場
合、あるいは上述の開放状態の継続により通算開放回数
が16回に達した場合には、開放状態は継続されず、変
動入賞装置10は閉鎖状態とされる。
【0041】上述のように入球信号SIがある毎に出力
されるカウンタ36のカウント値N=0であるかにより
当たり判定しているので、開放状態の継続、不継続は入
賞球の検出タイミングに基づくことになる。このため、
継続条件の成立を判定するための特別領域等を設ける必
要はなくなり、部材の寸法、形状などの精度や釘の調整
など他の条件に左右されずに変動入賞装置における遊技
条件の公正さを確保することが可能となる。また、変動
入賞装置10への入賞球を検出する近接スイッチ24は
1箇所に設置するだけでよいので、機構が簡素化され
る。しかも、継続ありの場合には、これを遊技者に認知
させることができる。
されるカウンタ36のカウント値N=0であるかにより
当たり判定しているので、開放状態の継続、不継続は入
賞球の検出タイミングに基づくことになる。このため、
継続条件の成立を判定するための特別領域等を設ける必
要はなくなり、部材の寸法、形状などの精度や釘の調整
など他の条件に左右されずに変動入賞装置における遊技
条件の公正さを確保することが可能となる。また、変動
入賞装置10への入賞球を検出する近接スイッチ24は
1箇所に設置するだけでよいので、機構が簡素化され
る。しかも、継続ありの場合には、これを遊技者に認知
させることができる。
【0042】なお、上述の当たりの判定においては、カ
ウンタ36は0,1,2を繰り返しカウントする構成と
しカウント値N=0にて当たりと判定しているが、この
判定方法はこれに限定されるものではない。例えば、カ
ウンタ36は0〜任意の上限値(例えば255)までカ
ウントするものとし、このカウント値を3で割って余り
が0であれば当たりとする等、さまなまな手法を採用で
きる。あるいは、特定の数値(上述の例では0)と一致
することで当たりとするのみならず、特定の数値(例え
ば1,2)と一致しないことによって当たりと判定する
ことも可能である。 (実施例2)この実施例は第2種特別電動役物と呼ばれ
る変動入賞装置110の例である。なお、変動入賞装置
110は、図示しないパチンコ機の遊技盤に装着されて
おり、その装着状態およびパチンコ機の形態は従来例と
して図17に示すものと同様であるので、それらの図示
および説明は省略する。
ウンタ36は0,1,2を繰り返しカウントする構成と
しカウント値N=0にて当たりと判定しているが、この
判定方法はこれに限定されるものではない。例えば、カ
ウンタ36は0〜任意の上限値(例えば255)までカ
ウントするものとし、このカウント値を3で割って余り
が0であれば当たりとする等、さまなまな手法を採用で
きる。あるいは、特定の数値(上述の例では0)と一致
することで当たりとするのみならず、特定の数値(例え
ば1,2)と一致しないことによって当たりと判定する
ことも可能である。 (実施例2)この実施例は第2種特別電動役物と呼ばれ
る変動入賞装置110の例である。なお、変動入賞装置
110は、図示しないパチンコ機の遊技盤に装着されて
おり、その装着状態およびパチンコ機の形態は従来例と
して図17に示すものと同様であるので、それらの図示
および説明は省略する。
【0043】図6および図7に示すように、変動入賞装
置110は、箱状の機構収容部112、図示しない遊技
盤との連結部を兼ねる縁部材114を備えており、縁部
材114の裏面114aを遊技盤に密着させるようにし
てパチンコ機に装着されている。また、縁部材114の
前面側に突出して通路部材116が設けられている。こ
の通路部材116には、漏斗状の導球面118が設けら
れており、導球面118の中心部には落下口120が開
口している。
置110は、箱状の機構収容部112、図示しない遊技
盤との連結部を兼ねる縁部材114を備えており、縁部
材114の裏面114aを遊技盤に密着させるようにし
てパチンコ機に装着されている。また、縁部材114の
前面側に突出して通路部材116が設けられている。こ
の通路部材116には、漏斗状の導球面118が設けら
れており、導球面118の中心部には落下口120が開
口している。
【0044】図6に示すように、落下口120に連続す
る入賞球通路122には、遊技球の通過を検出する毎に
入球信号を出力する近接スイッチ124が設置されてい
る。また入賞球通路122の下部には、機構収容部11
2側へ貫通して遊技盤の裏面に設置されている入賞球集
合樋(図示略)に接続された排球路126が開口してい
る。
る入賞球通路122には、遊技球の通過を検出する毎に
入球信号を出力する近接スイッチ124が設置されてい
る。また入賞球通路122の下部には、機構収容部11
2側へ貫通して遊技盤の裏面に設置されている入賞球集
合樋(図示略)に接続された排球路126が開口してい
る。
【0045】図6および図7に示すように、通路部材1
16の側壁128、128の延長面に沿って、開閉部材
130、130が設置されている。これら開閉部材13
0、130は、下端部130a、130a内に揺動軸
(図示略)が挿通されている。これら揺動軸の他端側に
連結されている揺動用ソレノイド132、132(図
6、図7には示さない)によって、実線で示す起立位置
および図6に破線で示す倒伏位置間で扇形に揺動される
構成であり、倒伏位置では通路部材116と上部材13
4との間に開口を形成する。すなわち、通路部材116
と上部材134との間に形成される大入賞口136は、
開閉部材130、130の倒伏によって開放され起立に
よって閉鎖される。
16の側壁128、128の延長面に沿って、開閉部材
130、130が設置されている。これら開閉部材13
0、130は、下端部130a、130a内に揺動軸
(図示略)が挿通されている。これら揺動軸の他端側に
連結されている揺動用ソレノイド132、132(図
6、図7には示さない)によって、実線で示す起立位置
および図6に破線で示す倒伏位置間で扇形に揺動される
構成であり、倒伏位置では通路部材116と上部材13
4との間に開口を形成する。すなわち、通路部材116
と上部材134との間に形成される大入賞口136は、
開閉部材130、130の倒伏によって開放され起立に
よって閉鎖される。
【0046】また、大入賞口136が開放された際に
は、遊技球が大入賞口136へと入賞可能となり、図6
に示されるように、入賞球は導球面118→落下口12
0→入賞球通路122→排球路126を経て入賞球集合
樋へと排出され、近接スイッチは124は入賞球が通過
する毎に入球信号を出力する。
は、遊技球が大入賞口136へと入賞可能となり、図6
に示されるように、入賞球は導球面118→落下口12
0→入賞球通路122→排球路126を経て入賞球集合
樋へと排出され、近接スイッチは124は入賞球が通過
する毎に入球信号を出力する。
【0047】図6および図7に示すように、開閉部材1
30、130には、縁部材114の張出部138、13
8に形成されたガイド溝140、140に係合する突起
(図示略)が設けられており、この構成によって起立〜
倒伏の範囲を規制されている。また、上部材134に
は、中央下部にドットマトリクス方式の表示パネル14
2が装着されており、その上方にはLEDの表示灯14
4が取り付けられている。また、上部材134の頂部に
は、頂部入賞口146が設けられている。この頂部入賞
口146は、大入賞口136の開閉とは無関係であり、
ここへの入賞球は機構収容部112内に形成されている
通路を経て入賞球集合樋へと排出される。
30、130には、縁部材114の張出部138、13
8に形成されたガイド溝140、140に係合する突起
(図示略)が設けられており、この構成によって起立〜
倒伏の範囲を規制されている。また、上部材134に
は、中央下部にドットマトリクス方式の表示パネル14
2が装着されており、その上方にはLEDの表示灯14
4が取り付けられている。また、上部材134の頂部に
は、頂部入賞口146が設けられている。この頂部入賞
口146は、大入賞口136の開閉とは無関係であり、
ここへの入賞球は機構収容部112内に形成されている
通路を経て入賞球集合樋へと排出される。
【0048】図8に示すように、近接スイッチ124
は、パチンコ機の制御基盤148に組み込まれている制
御部150に入力インタフェース152を介して接続さ
れており、入賞球が通過したときに近接スイッチ124
が出力する入球信号SIが制御部150へ入力される構
成である。同様に、入力インタフェース152には、図
示しない遊技盤に設けられている3箇所の始動入賞口に
設置されている始動近接スイッチ153、153、15
3が接続されており、始動入賞口のいずれかに入賞があ
ると始動近接スイッチ153が出力する始動信号SSが
制御部150へ入力される構成である。
は、パチンコ機の制御基盤148に組み込まれている制
御部150に入力インタフェース152を介して接続さ
れており、入賞球が通過したときに近接スイッチ124
が出力する入球信号SIが制御部150へ入力される構
成である。同様に、入力インタフェース152には、図
示しない遊技盤に設けられている3箇所の始動入賞口に
設置されている始動近接スイッチ153、153、15
3が接続されており、始動入賞口のいずれかに入賞があ
ると始動近接スイッチ153が出力する始動信号SSが
制御部150へ入力される構成である。
【0049】この制御部150は、周知のCPU、RO
M、RAM等を有し、予めROMに格納されているプロ
グラムに従って各種の演算処理を実行可能な演算回路と
して構成されている。この制御部150には、タイマ回
路154およびカウンタ156が接続されており、制御
部150はタイマ回路154およびカウンタ156のカ
ウント値を読込可能である。また、制御部150には、
開閉部材130、130を開閉駆動する揺動用ソレノイ
ド132、132が、駆動回路158、158を介して
接続されており、制御部150からの信号によって揺動
用ソレノイド132、132を稼動させて、開閉部材1
30、130の倒伏、起立すなわち大入賞口136の開
閉を制御可能である。さらに、制御部150には、駆動
回路160を介して表示灯144が接続されており、制
御部150からの信号に応じて表示灯144を点滅させ
ることができる。同様に、制御部150には、駆動回路
162を介して表示パネル142が接続されており、制
御部150からの信号に応じて表示パネル142に数字
を表示させることができる。なお、制御部150には、
頂部入賞口146や図示しない遊技盤に設けられている
他の普通入賞口に設置されている近接スイッチ等からの
信号が入力され、賞球払出装置、各種役物のソレノイド
やモータ等の稼動、ランプ類の点滅、各種の音声出力等
を制御できる構成である。
M、RAM等を有し、予めROMに格納されているプロ
グラムに従って各種の演算処理を実行可能な演算回路と
して構成されている。この制御部150には、タイマ回
路154およびカウンタ156が接続されており、制御
部150はタイマ回路154およびカウンタ156のカ
ウント値を読込可能である。また、制御部150には、
開閉部材130、130を開閉駆動する揺動用ソレノイ
ド132、132が、駆動回路158、158を介して
接続されており、制御部150からの信号によって揺動
用ソレノイド132、132を稼動させて、開閉部材1
30、130の倒伏、起立すなわち大入賞口136の開
閉を制御可能である。さらに、制御部150には、駆動
回路160を介して表示灯144が接続されており、制
御部150からの信号に応じて表示灯144を点滅させ
ることができる。同様に、制御部150には、駆動回路
162を介して表示パネル142が接続されており、制
御部150からの信号に応じて表示パネル142に数字
を表示させることができる。なお、制御部150には、
頂部入賞口146や図示しない遊技盤に設けられている
他の普通入賞口に設置されている近接スイッチ等からの
信号が入力され、賞球払出装置、各種役物のソレノイド
やモータ等の稼動、ランプ類の点滅、各種の音声出力等
を制御できる構成である。
【0050】次に、この制御部150で実行される継続
制御と併せて変動入賞装置110の作動について説明す
るが、これに先だって、カウンタ156にて実行される
カウントルーチンについて説明する。このカウントルー
チンはパチンコ機の稼動中は継続的に実行されている。
制御と併せて変動入賞装置110の作動について説明す
るが、これに先だって、カウンタ156にて実行される
カウントルーチンについて説明する。このカウントルー
チンはパチンコ機の稼動中は継続的に実行されている。
【0051】図9に示すように、パチンコ機の電源がオ
ンとなってカウントルーチンを開始すると、カウンタ1
56はカウント値N1を0に設定する(ステップ410
0)。続いて制御部150からの出力要求の有無を判定
する(ステップ4200)。ステップ4200で出力要
求ありと判定されれば、カウンタ156はステップ43
00に進んで、制御部150へN1を出力する。ステッ
プ4200で出力要求無しと判定された場合並びにステ
ップ4300の処理を実施した後、カウンタ156はN
1=9を判定する(ステップ4400)。ここでN1=
9であればカウンタ156はステップ4100へ回帰し
て上述の処理を繰り返す。他方N1≠9であれば、カウ
ンタ156はN1をインクリメントしてステップ420
0へ回帰する。すなわち、カウンタ156はN1として
0〜9を繰り返してカウントし、制御部150からの要
求がある毎にN1を出力することになる。
ンとなってカウントルーチンを開始すると、カウンタ1
56はカウント値N1を0に設定する(ステップ410
0)。続いて制御部150からの出力要求の有無を判定
する(ステップ4200)。ステップ4200で出力要
求ありと判定されれば、カウンタ156はステップ43
00に進んで、制御部150へN1を出力する。ステッ
プ4200で出力要求無しと判定された場合並びにステ
ップ4300の処理を実施した後、カウンタ156はN
1=9を判定する(ステップ4400)。ここでN1=
9であればカウンタ156はステップ4100へ回帰し
て上述の処理を繰り返す。他方N1≠9であれば、カウ
ンタ156はN1をインクリメントしてステップ420
0へ回帰する。すなわち、カウンタ156はN1として
0〜9を繰り返してカウントし、制御部150からの要
求がある毎にN1を出力することになる。
【0052】次に、制御部150で実行される変動入賞
制御ルーチンを説明する。なお、この変動入賞制御ルー
チンは、予め設定されたタイミングによる時間割込によ
り、パチンコ機の稼動中を通じて繰り返し実行される。
図10に示すように、変動入賞制御ルーチンを開始した
制御部150は、始動近接スイッチ153からの始動信
号SSの有無を判定する(ステップ5100)。ここで
始動信号SSの入力があれば、次のステップ5200へ
進み、Noであればこのルーチンを一旦終了する。
制御ルーチンを説明する。なお、この変動入賞制御ルー
チンは、予め設定されたタイミングによる時間割込によ
り、パチンコ機の稼動中を通じて繰り返し実行される。
図10に示すように、変動入賞制御ルーチンを開始した
制御部150は、始動近接スイッチ153からの始動信
号SSの有無を判定する(ステップ5100)。ここで
始動信号SSの入力があれば、次のステップ5200へ
進み、Noであればこのルーチンを一旦終了する。
【0053】ステップ5200に進むと、制御部150
は、ソレノイド駆動信号を出力して揺動用ソレノイド1
32、132を駆動し、開閉部材130、130を倒伏
させることにより大入賞口136を開口させる。次に制
御部150は近接スイッチ124からの入球信号SIの
有無を判定する(ステップ5300)。ここで、入球信
号SIの入力がなければ、制御部150はステップ54
00へ進み、入球信号SIの入力があればステップ55
00へ進む。ステップ5400では、制御部150は、
タイマ回路154の出力に基づいて揺動用ソレノイド1
32、132の駆動から0.5秒経過したかを判定す
る。ここで、未経過であればステップ5300へ回帰
し、0.5秒を経過したと判定すればステップ5600
へ進む。ステップ5600に進むと、制御部150は、
ソレノイド駆動信号を停止して揺動用ソレノイド13
2、132の稼動を停止させることで、倒伏されていた
開閉部材130、130を復帰させて大入賞口136を
閉鎖させて、本ルーチンを終了する。
は、ソレノイド駆動信号を出力して揺動用ソレノイド1
32、132を駆動し、開閉部材130、130を倒伏
させることにより大入賞口136を開口させる。次に制
御部150は近接スイッチ124からの入球信号SIの
有無を判定する(ステップ5300)。ここで、入球信
号SIの入力がなければ、制御部150はステップ54
00へ進み、入球信号SIの入力があればステップ55
00へ進む。ステップ5400では、制御部150は、
タイマ回路154の出力に基づいて揺動用ソレノイド1
32、132の駆動から0.5秒経過したかを判定す
る。ここで、未経過であればステップ5300へ回帰
し、0.5秒を経過したと判定すればステップ5600
へ進む。ステップ5600に進むと、制御部150は、
ソレノイド駆動信号を停止して揺動用ソレノイド13
2、132の稼動を停止させることで、倒伏されていた
開閉部材130、130を復帰させて大入賞口136を
閉鎖させて、本ルーチンを終了する。
【0054】一方、ステップ5300で入球信号SI有
りと判定されてステップ5500へ進むと、制御部15
0はカウンタ156にカウント値N1の出力を要求して
これを読み込む。続くステップ5700では、制御部1
50は、N1=0を判定し、N1≠0であればステップ
5400へ回帰し、N1=0であればステップ5800
へ進んで継続制御サブルーチンを開始する。
りと判定されてステップ5500へ進むと、制御部15
0はカウンタ156にカウント値N1の出力を要求して
これを読み込む。続くステップ5700では、制御部1
50は、N1=0を判定し、N1≠0であればステップ
5400へ回帰し、N1=0であればステップ5800
へ進んで継続制御サブルーチンを開始する。
【0055】図11に示すように、継続制御サブルーチ
ンを開始すると、制御部150は、入球数CI、開放回
数CCおよび当たりフラグFを0にリセットする(ステ
ップ6100)。次に、制御部150は0.5秒間隔で
開閉部材130、130を倒伏、起立させるべく断続的
にソレノイド駆動信号を出力する(ステップ620
0)。これにより、変動入賞装置110は開放状態とさ
れる。なお、このソレノイド駆動信号の断続的な出力
は、後述する停止条件が成立するまでは継続される。
ンを開始すると、制御部150は、入球数CI、開放回
数CCおよび当たりフラグFを0にリセットする(ステ
ップ6100)。次に、制御部150は0.5秒間隔で
開閉部材130、130を倒伏、起立させるべく断続的
にソレノイド駆動信号を出力する(ステップ620
0)。これにより、変動入賞装置110は開放状態とさ
れる。なお、このソレノイド駆動信号の断続的な出力
は、後述する停止条件が成立するまでは継続される。
【0056】次に、制御部150は、開放回数CCをイ
ンクリメントする(ステップ6300)。続いて、制御
部150は、表示パネル142に開放回数CCに対応す
る数字を表示させる(ステップ6400)。これによ
り、開放回数を遊技者に認識させることができる。
ンクリメントする(ステップ6300)。続いて、制御
部150は、表示パネル142に開放回数CCに対応す
る数字を表示させる(ステップ6400)。これによ
り、開放回数を遊技者に認識させることができる。
【0057】次に、制御部150は、近接スイッチ12
4からの入球信号SIの有無を判定する(ステップ65
00)。ここで入球信号SIが入力されていれば、次の
ステップ6600で大入賞口136への入賞球の数を表
す入球数CIをインクリメントする。続いて、制御部1
50はCIが10に達したか、つまり大入賞口136へ
の入賞が10球に達したかを判定する(ステップ670
0)。ここでCIが10以下であれば、図12に示され
る判定サブルーチンを実行する(ステップ6800)。
4からの入球信号SIの有無を判定する(ステップ65
00)。ここで入球信号SIが入力されていれば、次の
ステップ6600で大入賞口136への入賞球の数を表
す入球数CIをインクリメントする。続いて、制御部1
50はCIが10に達したか、つまり大入賞口136へ
の入賞が10球に達したかを判定する(ステップ670
0)。ここでCIが10以下であれば、図12に示され
る判定サブルーチンを実行する(ステップ6800)。
【0058】図12に示すように、判定サブルーチンを
開始すると制御部150は当たりフラグF=1であるか
を判定する(ステップ6810)。次に、制御部150
は、カウンタ156に出力を要求しそのカウント値N1
を読み込む(6820)。続いて、制御部150はN1
=0を判定する(ステップ6830)。ここでN1=0
であれば、ステップ6840へ進み、当たりフラグFを
1とする。さらに、制御部150は、続くステップ68
50で表示灯144をオンとする指示を出力した後、本
サブルーチンを終えてにリターンする。また、上述のス
テップ6810でF=1と判定された場合およびステッ
プ6830でN1≠0と判定された場合も、制御部15
0は本サブルーチンを終えてリターンする。つまり、判
定サブルーチンでは、カウンタ156のカウント値N1
が0であるかを判定することによって、1/10の確率
で当たりを判定していることになる。また、当たりと判
定された際には、表示灯144を点灯することによって
これを表示しているので、当たりであることを遊技者が
認知できる。
開始すると制御部150は当たりフラグF=1であるか
を判定する(ステップ6810)。次に、制御部150
は、カウンタ156に出力を要求しそのカウント値N1
を読み込む(6820)。続いて、制御部150はN1
=0を判定する(ステップ6830)。ここでN1=0
であれば、ステップ6840へ進み、当たりフラグFを
1とする。さらに、制御部150は、続くステップ68
50で表示灯144をオンとする指示を出力した後、本
サブルーチンを終えてにリターンする。また、上述のス
テップ6810でF=1と判定された場合およびステッ
プ6830でN1≠0と判定された場合も、制御部15
0は本サブルーチンを終えてリターンする。つまり、判
定サブルーチンでは、カウンタ156のカウント値N1
が0であるかを判定することによって、1/10の確率
で当たりを判定していることになる。また、当たりと判
定された際には、表示灯144を点灯することによって
これを表示しているので、当たりであることを遊技者が
認知できる。
【0059】再び、継続制御サブルーチンの説明に戻
る。判定サブルーチンからリターンすると、制御部15
0はステップ6900でCI=10であるかを判定する
(ステップ6900)。CI≠10、つまり今回の入賞
球が10球目ではないと判定されれば、制御部150は
ステップ7000へ進む。また、上述のステップ650
0で入球信号SIの入力なしと判定された場合も、制御
部150はステップ7000へ移行する。ステップ70
00では、制御部150は、タイマ回路154の出力に
基づいて開放状態の開始から30秒経過したかを判定す
る。ここで30秒未経過と判定されれば、制御部150
はステップ6500へ回帰し、上述の処理を繰り返す。
一方、30秒経過と判定されれば、ステップ7100に
進む。また、上述のステップ6700で入球数CIが1
0を越えたと判定された場合およびステップ6900に
おいて入球数CIが10であると判定された場合もステ
ップ7100に進む。
る。判定サブルーチンからリターンすると、制御部15
0はステップ6900でCI=10であるかを判定する
(ステップ6900)。CI≠10、つまり今回の入賞
球が10球目ではないと判定されれば、制御部150は
ステップ7000へ進む。また、上述のステップ650
0で入球信号SIの入力なしと判定された場合も、制御
部150はステップ7000へ移行する。ステップ70
00では、制御部150は、タイマ回路154の出力に
基づいて開放状態の開始から30秒経過したかを判定す
る。ここで30秒未経過と判定されれば、制御部150
はステップ6500へ回帰し、上述の処理を繰り返す。
一方、30秒経過と判定されれば、ステップ7100に
進む。また、上述のステップ6700で入球数CIが1
0を越えたと判定された場合およびステップ6900に
おいて入球数CIが10であると判定された場合もステ
ップ7100に進む。
【0060】ステップ7100では、制御部150は、
ソレノイド駆動信号の出力を一旦停止して揺動用ソレノ
イド132、132の稼動を停止させることで、開閉部
材130、130を起立させて大入賞口136を閉鎖さ
せる。これによって変動入賞装置110は開放状態を一
旦終了することになる。つまり、入賞球が10球以上と
なるか開放状態の開始後30秒を経過すれば、開放状態
は終了される。ただし、10球目の入賞球については判
定サブルーチンを実行してから開放状態を終了すること
になる。
ソレノイド駆動信号の出力を一旦停止して揺動用ソレノ
イド132、132の稼動を停止させることで、開閉部
材130、130を起立させて大入賞口136を閉鎖さ
せる。これによって変動入賞装置110は開放状態を一
旦終了することになる。つまり、入賞球が10球以上と
なるか開放状態の開始後30秒を経過すれば、開放状態
は終了される。ただし、10球目の入賞球については判
定サブルーチンを実行してから開放状態を終了すること
になる。
【0061】続いて、制御部150は開放回数CCが1
6に達したかを判定する(ステップ7200)。ここで
開放回数が16回以上であれば、制御部150は本サブ
ルーチンからリターンして変動入賞制御ルーチンを終了
する。また、CCが16未満であれば、制御部150は
ステップ7300へ進んで当たりフラグF=1である
か、つまり判定サブルーチンで当たり判定がなされたか
を判定する。当たりフラグF≠1であれば、制御部15
0は継続制御ルーチンからリターンして変動入賞制御ル
ーチンを終了し、F=1であれば次のステップ7400
へ進む。
6に達したかを判定する(ステップ7200)。ここで
開放回数が16回以上であれば、制御部150は本サブ
ルーチンからリターンして変動入賞制御ルーチンを終了
する。また、CCが16未満であれば、制御部150は
ステップ7300へ進んで当たりフラグF=1である
か、つまり判定サブルーチンで当たり判定がなされたか
を判定する。当たりフラグF≠1であれば、制御部15
0は継続制御ルーチンからリターンして変動入賞制御ル
ーチンを終了し、F=1であれば次のステップ7400
へ進む。
【0062】ステップ7400では、制御部150は、
当たりフラグFを0にリセットしてステップ6200へ
回帰する。これにより、再度、変動入賞装置110が開
放状態とされる。つまり、変動入賞装置110の開放状
態が継続される。このように、制御部150は、変動入
賞装置110を開放状態としてから大入賞口136への
10球の入賞(ステップ6700、6900)または3
0秒経過(ステップ7000)により、変動入賞装置1
10の開放状態を一旦終了させるが、この開放状態中に
大入賞口136に入賞した10球までの入賞球のいずれ
かについて当たりと判定されると(判定サブルーチ
ン)、変動入賞装置110の開放状態を継続させる。し
かも、判定ルーチンで当たり(=開放状態の継続あり)
とされた際には表示灯144が点灯されるので、遊技者
は継続ありを認知することができる。
当たりフラグFを0にリセットしてステップ6200へ
回帰する。これにより、再度、変動入賞装置110が開
放状態とされる。つまり、変動入賞装置110の開放状
態が継続される。このように、制御部150は、変動入
賞装置110を開放状態としてから大入賞口136への
10球の入賞(ステップ6700、6900)または3
0秒経過(ステップ7000)により、変動入賞装置1
10の開放状態を一旦終了させるが、この開放状態中に
大入賞口136に入賞した10球までの入賞球のいずれ
かについて当たりと判定されると(判定サブルーチ
ン)、変動入賞装置110の開放状態を継続させる。し
かも、判定ルーチンで当たり(=開放状態の継続あり)
とされた際には表示灯144が点灯されるので、遊技者
は継続ありを認知することができる。
【0063】また、判定サブルーチンでの判定において
いずれの入賞球についても当たりと判定されなかった場
合、あるいは上述の開放状態の継続により開放回数が1
6回に達した場合には、開放状態は継続されず、変動入
賞装置110は閉鎖状態とされる。
いずれの入賞球についても当たりと判定されなかった場
合、あるいは上述の開放状態の継続により開放回数が1
6回に達した場合には、開放状態は継続されず、変動入
賞装置110は閉鎖状態とされる。
【0064】上述のように入球信号SIがある毎に出力
されるカウンタ156のカウント値N1=0であるかに
より当たり判定しているので、開放状態の継続、不継続
は入賞球の検出タイミングに基づくことになる。このた
め、継続条件の成立を判定するための特別領域等を設け
る必要はなくなり、部材の寸法、形状などの精度や釘の
調整など他の条件に左右されずに変動入賞装置110に
おける遊技条件の公正さを確保することが可能となる。
また、変動入賞装置110への入賞球を検出する近接ス
イッチ124は1箇所に設置するだけでよいので、機構
が簡素化される。しかも、継続ありの場合には、これを
遊技者に認知させることができる。
されるカウンタ156のカウント値N1=0であるかに
より当たり判定しているので、開放状態の継続、不継続
は入賞球の検出タイミングに基づくことになる。このた
め、継続条件の成立を判定するための特別領域等を設け
る必要はなくなり、部材の寸法、形状などの精度や釘の
調整など他の条件に左右されずに変動入賞装置110に
おける遊技条件の公正さを確保することが可能となる。
また、変動入賞装置110への入賞球を検出する近接ス
イッチ124は1箇所に設置するだけでよいので、機構
が簡素化される。しかも、継続ありの場合には、これを
遊技者に認知させることができる。
【0065】なお、上述の当たりの判定においては、カ
ウンタ156は0〜9を繰り返しカウントする構成とし
カウント値N1=0にて当たりと判定しているが、この
判定方法はこれに限定されるものではない。例えば、カ
ウンタ156は0〜任意の上限値(例えば255)まで
カウントするものとし、このカウント値を10で割って
余りが0であれば当たりとする等、さまなまな手法を採
用できる。あるいは、特定の数値(上述の例では0)と
一致することで当たりとするのみならず、特定の数値
(例えば1〜9)と一致しないことによって当たりと判
定することも可能である。以上、実施例に従って、本発
明について説明したが、本発明はこのような実施例に限
定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲
でさまざまに実施できることは言うまでもない。
ウンタ156は0〜9を繰り返しカウントする構成とし
カウント値N1=0にて当たりと判定しているが、この
判定方法はこれに限定されるものではない。例えば、カ
ウンタ156は0〜任意の上限値(例えば255)まで
カウントするものとし、このカウント値を10で割って
余りが0であれば当たりとする等、さまなまな手法を採
用できる。あるいは、特定の数値(上述の例では0)と
一致することで当たりとするのみならず、特定の数値
(例えば1〜9)と一致しないことによって当たりと判
定することも可能である。以上、実施例に従って、本発
明について説明したが、本発明はこのような実施例に限
定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲
でさまざまに実施できることは言うまでもない。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の継
続制御装置によれば、変動入賞装置の開放状態の継続、
不継続を決めるための特別領域等を設ける必要はなくな
り、部材の寸法、形状などの精度や釘の調整など他の条
件に左右されずに変動入賞装置における遊技条件の公正
さを確保することが可能となる。また、変動入賞装置へ
の入賞球を検出するセンサとしては入球センサを1箇所
に設置するだけでよいので、機構が簡素化される。
続制御装置によれば、変動入賞装置の開放状態の継続、
不継続を決めるための特別領域等を設ける必要はなくな
り、部材の寸法、形状などの精度や釘の調整など他の条
件に左右されずに変動入賞装置における遊技条件の公正
さを確保することが可能となる。また、変動入賞装置へ
の入賞球を検出するセンサとしては入球センサを1箇所
に設置するだけでよいので、機構が簡素化される。
【0067】次に、請求項2記載の継続制御装置によれ
ば、表示手段により開放状態の継続条件成立を遊技者に
表示することができる。したがって、請求項1記載の構
成による効果に加えて、遊技者の信頼感が向上される。
請求項3記載の継続制御装置によれば、請求項1または
2の構成による効果を得られる他に、数値表示灯の点灯
または消灯期間中に変動入賞装置に入賞すれば開放状態
の継続条件が成立することを表示できる。遊技者は、打
球の経路と数値表示手段の状態とを見比べては一喜一憂
することになり、遊技の興趣を高めることができる。
ば、表示手段により開放状態の継続条件成立を遊技者に
表示することができる。したがって、請求項1記載の構
成による効果に加えて、遊技者の信頼感が向上される。
請求項3記載の継続制御装置によれば、請求項1または
2の構成による効果を得られる他に、数値表示灯の点灯
または消灯期間中に変動入賞装置に入賞すれば開放状態
の継続条件が成立することを表示できる。遊技者は、打
球の経路と数値表示手段の状態とを見比べては一喜一憂
することになり、遊技の興趣を高めることができる。
【図1】 実施例1の変動入賞装置の斜視図である。
【図2】 実施例1の装置構成を説明するブロック図で
ある。
ある。
【図3】 実施例1の制御部で実行される継続制御ルー
チンのフローチャートである。
チンのフローチャートである。
【図4】 実施例1の制御部で実行される判定サブルー
チンのフローチャートである。
チンのフローチャートである。
【図5】 実施例1のカウンタで実行されるカウントル
ーチンのフローチャートである。
ーチンのフローチャートである。
【図6】 実施例2の変動入賞装置の正面図である。
【図7】 実施例2の変動入賞装置の斜視図である。
【図8】 実施例2の装置構成を説明するブロック図で
ある。
ある。
【図9】 実施例2のカウンタで実行されるカウントル
ーチンのフローチャートである。
ーチンのフローチャートである。
【図10】 実施例2の制御部で実行される変動入賞制
御ルーチンのフローチャートである。
御ルーチンのフローチャートである。
【図11】 実施例2の制御部で実行される継続制御サ
ブルーチンのフローチャートである。
ブルーチンのフローチャートである。
【図12】 実施例2の制御部で実行される判定サブル
ーチンのフローチャートである。
ーチンのフローチャートである。
【図13】 本発明の継続制御装置の構成を例示するブ
ロック図である。
ロック図である。
【図14】 従来の変動入賞装置(1)を備えるパチン
コ機の正面図である。
コ機の正面図である。
【図15】 従来の変動入賞装置(1)の斜視図であ
る。
る。
【図16】 図14パチンコ機の遊技盤の裏面図であ
る。
る。
【図17】 従来の変動入賞装置(2)を備えるパチン
コ機の正面図である。
コ機の正面図である。
【図18】 従来の変動入賞装置(2)の正面図であ
る。
る。
【図19】 従来の変動入賞装置(2)の一部破断斜視
図である。
図である。
10・・・変動入賞装置、14・・・大入賞口、20・
・・表示灯(表示手段)、22・・・装飾灯(数値表示
手段)、24・・・近接スイッチ、30・・・制御部
(判定手段、継続指示手段)、34・・・タイマ回路、
36・・・カウンタ(数値算出手段)、110・・・変
動入賞装置、124・・・近接スイッチ、136・・・
大入賞口、142・・・表示パネル、144・・・表示
灯(表示手段)、150・・・制御部(判定手段、継続
指示手段)、154・・・タイマ回路、156・・・カ
ウンタ(数値算出手段)。
・・表示灯(表示手段)、22・・・装飾灯(数値表示
手段)、24・・・近接スイッチ、30・・・制御部
(判定手段、継続指示手段)、34・・・タイマ回路、
36・・・カウンタ(数値算出手段)、110・・・変
動入賞装置、124・・・近接スイッチ、136・・・
大入賞口、142・・・表示パネル、144・・・表示
灯(表示手段)、150・・・制御部(判定手段、継続
指示手段)、154・・・タイマ回路、156・・・カ
ウンタ(数値算出手段)。
Claims (3)
- 【請求項1】 入賞確率が高い開放状態と入賞確率が低
い閉鎖状態とに切換可能で所定時間の経過または所定数
の入賞によって開放状態を一旦終了する変動入賞装置を
備えるパチンコ機に装着されて前記変動入賞装置の開放
状態の継続、不継続を制御する継続制御装置であって、 上記変動入賞装置への入賞球を検出して入球信号を出力
する入球センサと、 変動数値を算出する数値算出手段と、 上記入球信号に起因して選択される上記変動数値と予め
設定された判定数値との比較により当たりを判定する判
定手段と、 上記開放状態での入賞球のいずれかについて当たりと判
定された際に上記変動入賞装置に上記開放状態の継続を
指示し、上記開放状態にある上記変動入賞装置への入賞
球のいずれも当たりと判定されなければ上記変動入賞装
置に上記開放状態の不継続を指示する継続指示手段と設
けたことを特徴とする継続制御装置。 - 【請求項2】 上記開放状態での入賞球のいずれかにつ
いて当たりと判定された際に表示状態を変更する表示手
段を設けたことを特徴とする請求項1記載の継続制御装
置。 - 【請求項3】 上記数値算出手段にて算出された変動数
値が上記当たりと判定される数値であるときに点灯また
は消灯する数値表示灯を設けたことを特徴とする請求項
1または2記載の継続制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6154705A JP2695617B2 (ja) | 1994-07-06 | 1994-07-06 | 継続制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6154705A JP2695617B2 (ja) | 1994-07-06 | 1994-07-06 | 継続制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0819642A true JPH0819642A (ja) | 1996-01-23 |
JP2695617B2 JP2695617B2 (ja) | 1998-01-14 |
Family
ID=15590159
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6154705A Expired - Fee Related JP2695617B2 (ja) | 1994-07-06 | 1994-07-06 | 継続制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2695617B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008055190A (ja) * | 2007-10-15 | 2008-03-13 | Taiyo Elec Co Ltd | 弾球遊技機 |
JP2008055189A (ja) * | 2007-10-15 | 2008-03-13 | Taiyo Elec Co Ltd | 弾球遊技機 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06105946A (ja) * | 1992-09-25 | 1994-04-19 | Sankyo Kk | 弾球遊技機 |
-
1994
- 1994-07-06 JP JP6154705A patent/JP2695617B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06105946A (ja) * | 1992-09-25 | 1994-04-19 | Sankyo Kk | 弾球遊技機 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008055190A (ja) * | 2007-10-15 | 2008-03-13 | Taiyo Elec Co Ltd | 弾球遊技機 |
JP2008055189A (ja) * | 2007-10-15 | 2008-03-13 | Taiyo Elec Co Ltd | 弾球遊技機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2695617B2 (ja) | 1998-01-14 |
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Legal Events
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