JPH08195968A - スーパーインポーズ表示装置 - Google Patents

スーパーインポーズ表示装置

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JPH08195968A
JPH08195968A JP649995A JP649995A JPH08195968A JP H08195968 A JPH08195968 A JP H08195968A JP 649995 A JP649995 A JP 649995A JP 649995 A JP649995 A JP 649995A JP H08195968 A JPH08195968 A JP H08195968A
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signal
character
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circuit
color
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JP649995A
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Inventor
Hiroyuki Nagai
広行 永井
Yuichi Ikeda
祐一 池田
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Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
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  • Processing Of Color Television Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】ビデオカメラ等の電子映像再生器において、画
面上の文字情報を重畳させるエリアの色情報に応じて、
表示文字の明度、彩度および色相を変化させ、読み取り
易い色で文字情報を出力する。 【構成】記録媒体に記録されている信号に撮影日付等の
文字情報を重畳させ映像信号として出力するためのスー
パーインポーズ処理を行う際、同期信号を含む輝度原信
号34より文字情報を重畳させるエリアの色情報を抽出
し、色情報判定回路28は明度、彩度および色相の1フ
レーム間の平均値を検出し、表示文字の明度、彩度およ
び色相を前記1フレーム間の平均値に応じて変化させ、
合成クロマ信号57と合成輝度信号58を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子スチルカメラ、ビ
デオカメラ等の映像再生器において、記録情報に含まれ
るid情報を解読して文字情報として映像情報に文字を
重畳させるスーパーインポーズ表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】まず、従来例1を説明する。図6は2”
フロッピーを記録媒体に用いる電子スチルカメラ等の映
像再生器における従来のスーパーインポーズ表示装置の
構成を示すブロック図である。1はフロッピーディス
ク、2は1の記録情報を読み取る再生ヘッド、3は2か
ら出力されるFM変調信号、4はヘッドアンプ 、5はFM
変調信号3が4によって増幅された信号、6はFM変調信
号5から輝度原信号/クロマ原信号/id情報信号を各
々分離し復調処理を行う再生信号処理回路、7は再生信
号処理回路6で得られたid情報信号、8はid情報信
号7を解読し、再生トラック位置、撮影日付等の情報を判定
する回路、9はid情報判定回路8によって得られた再
生トラック位置、撮影日付等の文字情報信号、10は再生信号
処理回路6で得られたクロマ原信号、34は再生信号処理
回路6で得られた輝度原信号、35は輝度原信号34から水
平同期信号と垂直同期信号とを抽出する同期分離回路、
36は同期分離回路35で得られた水平同期信号、37 は同期
分離回路35で得られた垂直同期信号、42は信号9 から表
示する文字の内容、エリアを決定し、文字情報制御信号
44を出力するマイコン、44はマイコン42によって得られ
た表示する文字の内容、エリアを含む文字情報制御信
号、45は文字情報制御信号44に基づいて水平同期信号36
と垂直同期信号37とにより文字信号と文字表示重畳のた
めの重畳制御信号を出力するキャラクタシ゛ェネレータ、46はキャラクタシ
゛ェネレータ45 によって得られた文字信号、47はキャラクタシ゛ェネレー
タ45 による文字重畳制御信号、49は文字信号46の明度を
設定する文字信号輝度制御回路、50は文字信号輝度制御
回路49で得られた文字信号、56は文字重畳制御信号47に
基づいて輝度原信号34と文字信号50との切り換えを行う
スイッチ、58はスイッチ56によって得られた文字信号50
と輝度原信号34との合成輝度信号、59はクロマ原信号10
と合成輝度信号58とから水平同期信号36と垂直同期信号
37とによりNTSC信号を作成するエンコーダ回路、60はエ
ンコーダ回路59によって得られたNTSCヒ゛テ゛オアウト信号であ
る。
【0003】以上のように構成された従来例1のスーパ
ーインポーズ表示装置について、以下その動作について
の説明を行う。2"フロッピーディスク1 を再生ヘッド2
を用いて読み出したFM変調信号3 をヘッドアンプ4 によ
って増幅し、FM変調信号5 として出力する。再生信号処
理回路6 はFM変調信号5 を輝度原信号34とクロマ原信号
10とid情報信号7 とに分離し、復調処理を行い出力す
る。id情報判定回路8 はid情報信号7 に含まれるトラ
ック位置、撮影日付等の文字を判定し文字情報信号9 とし
て出力する。同期分離回路35は輝度原信号34から水平同
期信号36と垂直同期信号37とを抽出し出力する。マイコ
ン42は文字情報信号9 から表示文字の内容と表示エリア
を決定し文字情報制御信号44を出力する。キャラクタシ゛ェネレータ
45 は文字情報制御信号44に基づいて水平同期信号36と
垂直同期信号37とにより文字信号46と重畳制御信号47を
出力する。文字信号輝度制御回路49は文字信号46に基づ
いてメーカーによりあらかじめ一義的に設定された表示文字
の明度を設定し文字信号50として出力する。スイッチ56
は重畳制御信号47に基づいて輝度原信号34と文字信号50
との切り換えを行い合成輝度信号58を出力する。エンコ
ーダ回路59はクロマ原信号10と合成輝度信号58とから水
平同期信号36と垂直同期信号37とによりNTSC信号を作成
しNTSCヒ゛テ゛オアウト信号60を出力する。以上の動作によって
映像に文字を重畳する事ができる。
【0004】次に、他の従来技術として従来例2を説明
する。図7は2”フロッピーを記録媒体に用いる電子ス
チルカメラ等の映像再生器において表示する文字等の色
をユーサ゛ーが任意に設定する事ができるスーパーインポー
ズ表示装置の構成を示すブロック図である。
【0005】1 はフロッピーディスク、2 は1 の記録情
報を読み取る再生ヘッド 、3 は2から出力されるFM変
調信号、4 はヘッドアンプ 、5 はFM変調信号3 が4 に
よって増幅された信号、6 はFM変調信号5 から輝度原信
号/クロマ 原信号/id情報信号を各々分離し復調処
理を行う再生信号処理回路、7 は再生信号処理回路6で
得られたid情報信号、8 はid情報信号7 を解読し、
再生トラック位置、撮影日付等の情報を判定するid情報判
定回路、9 はid情報判定回路8 によって得られた再生
トラック位置、撮影日付等の文字情報信号、10は再生信号処
理回路6 で得られたクロマ 原信号、35は輝度原信号34
から水平同期信号と垂直同期信号を取り出す同期分離回
路、36は同期分離回路35によって得られた水平同期信
号、37は同期分離回路35によって得られた垂直同期信
号、61は表示文字の色をユーサ゛ーが好みに応じて指定する
色情報信号、42は文字情報信号9 に基づいて出力される
表示文字の内容および表示するエリアを制御する文字情
報制御信号44を出力し、また色情報信号61に基づいて表
示文字の色を制御するR 制御信号とG 制御信号とB 制御
信号とを出力するマイコン。29は色情報信号61によって
得られた表示文字の色制御をするR 制御信号、30は色情
報信号61によって得られた表示文字の色制御をするG 制
御信号、31は色情報信号61によって得られた表示文字の
色制御をするB 制御信号、44はマイコン42により出力さ
れる表示文字の内容および表示するエリアを制御する文
字情報制御信号、45は文字情報制御信号44に基づいて水
平同期信号36と垂直同期信号37とにより文字信号46を出
力するキャラクタシ゛ェネレータ 。またキャラクタシ゛ェネレータ45 は文字表示
重畳のための重畳制御信号47を出力する。46はキャラクタシ゛ェ
ネレータ45 から出力される文字信号、47はキャラクタシ゛ェネレータ45
から出力される重畳制御信号、32はR 制御信号29とG 制
御信号30とB 制御信号31とに基づいて文字信号46に色制
御を施し文字信号33として出力する文字信号色制御回
路、33は文字信号色制御回路32により出力された文字信
号、53は重畳制御信号47に基づいてクロマ原信号10と文
字信号33との切り換えを行うスイッチ、57はスイッチ53
によって得られたクロマ原信号10と文字信号33との合成
クロマ信号、34は再生信号処理回路6 で得られた輝度原
信号、59は合成クロマ信号57と輝度原信号34とから水平
同期信号36と垂直同期信号37とによりNTSC信号を作成し
出力するエンコーダ回路、60はエンコーダ回路59により
出力されるNTSCヒ゛テ゛オアウト信号である。
【0006】以上のように構成されたスーパーインポー
ズ表示装置について以下その動作についての説明を行
う。フロッピーディスク1 に記録されている記録情報を
再生ヘッド2 で読み取り、出力されるFM変調信号3 をヘ
ッドアンプ4 を用いて増幅しFM変調信号5 として出力す
る。再生信号処理回路6 はFM変調信号5 から輝度原信号
34/クロマ原信号10/id情報信号7 を各々分離し復調
処理を行う。id情報判定回路8 はid情報信号信号7
を解読し、再生トラック位置、撮影日付等の文字情報信号9
を出力する。同期分離回路35は輝度原信号34から水平同
期信号36と垂直同期信号37を取り出し出力する。マイコ
ン42は文字情報信号9 に基づいて文字情報制御信号44を
出力し、また色情報信号61に基づいてR 制御信号29とG
制御信号30とB 制御信号31とを出力する。キャラクタシ゛ェネレータ
45 は文字情報制御信号44に基づいて水平同期信号36と
垂直同期信号37とにより文字信号46を出力し、また重畳
制御信号47を出力する。文字信号色制御回路32はR 制御
信号29とG 制御信号30とB 制御信号31とに基づいて文字
信号46に色制御を施し文字信号33として出力する。スイ
ッチ53は重畳制御信号47に基づいてクロマ 原信号10と
文字信号33との切り換えを行い合成クロマ信号57を出力
する。NTSCエンコーダ59は合成クロマ信号57と輝度原信
号34とから水平同期信号36と垂直同期信号37とによりNT
SC信号を作成しNTSCヒ゛テ゛オアウト信号60を出力する。以上の
操作により画面上の表示文字の色をユーサ゛ーが好みに応じ
て任意に設定する事ができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来例1の技術におい
ての問題点は、メーカーによりあらかじめ設定された表示文
字の色でのみ文字表示を行うので文字を表示するエリア
の原画像の色情報が固定に設定された表示文字の色に等
しいまたはそれに近い値である時、非常に読み取り難
い。例えば図8においてA-1 エリアに白文字を表示させ
ても文字表示部分の原画像も明度が高いためわかりにく
い。また明るい黄色の画面のようなところに白で表示さ
れる場合も同様にわかりにくい。
【0008】他の従来例2の技術においての問題点は、
画面が変わり背景エリアが変化する度にユーサ゛ーが自分自
身で表示文字の色を任意に指定しなければならず非常に
手間がかかるという点である。特に画面変化が速い時な
どにはこの問題点はますます顕著なものとなる。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明はこれらの課題を
解決するために、記録媒体に記録されている画像情報を
読み取り輝度信号およびクロマ信号を含む映像信号を作
成する時に文字情報を挿入し出力する電子映像再生装置
において、前記文字情報を挿入するエリア内の色情報を
抽出する手段と文字信号発生手段と前記色情報抽出手段
の出力に基づいて前記文字信号発生手段からの文字信号
の明度、彩度および色相の少なくとも一つを制御する制
御手段とを備えたことを特徴とするスーパーインポーズ
表示装置を提供する。
【0010】すなわち、表示文字の色をメーカーによりあら
かじめ設定するのではなく、また表示文字の色をユーサ゛ー
自身が任意に設定するのではなく、同期信号を検出する
事により画面上の文字を表示させる一部分のみの色情報
を検出する事により読み取り易い文字色で表示する事を
自動的に行う。また文字の部分部分によって明度、彩度
および色相が変わるのではなく文字全体を通して全く同
じ明度、彩度および色相を施す事によって、より読み取
り易い文字表示を実現している事は言うまでもない。
【0011】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例を説明す
る。図1は本発明を採用する電子スチルカメラ、ビデオ
カメラ等の映像再生器に使用されるスーパーインポーズ
表示装置の具体的なブロック図である。1 はフロッピー
ディスク、2 は1 の記録情報を読み取る再生ヘッド、3
は2 から出力されるFM変調信号、4 はヘッドアンプ、5
はFM変調信号3 が4 によって増幅された信号、6 はFM変
調信号5 から輝度原信号/クロマ原信号/id情報信号
を各々分離し復調処理を行う再生信号処理回路、7 は再
生信号処理回路6 で得られたid情報信号、8 はid情
報信号7 を解読し、再生トラック位置、撮影日付等の情報を
判定する回路、9 はid情報判定回路8 によって得られ
た再生トラック位置、撮影日付等の文字情報信号、10は再生
信号処理回路6 で得られたクロマ原信号、11はクロマ原
信号10と輝度原信号34とをR/G/B の各色信号に分離する
マトリクス 回路、12はマトリクス回路11によって得られたR 信
号、13はマトリクス 回路11によって得られたG 信号、14はマト
リクス 回路11によって得られたB 信号、15は輝度原信号34
から水平同期信号と垂直同期信号とを取り出す同期分離
回路、16は同期分離回路15によって得られた水平同期信
号、17は同期分離回路15によって得られた垂直同期信
号、18はR 信号12とG 信号13とB 信号14とから水平同期
信号16と垂直同期信号17とエリア指定信号43とにより1フ
レーム 間の文字表示エリアのR 信号とG 信号とB 信号とを
選択し出力するエリア選択回路、19はエリア選択回路18
によって得られた1フレーム 間の文字表示エリアのR 信号、
20は1フレーム 間の文字表示エリアのR 信号19を積分し1フレー
ム毎の平均値を求める積分回路、21は積分回路20によっ
て得られた文字表示エリアの1フレーム 毎のR 信号の積分信
号、22はエリア選択回路18によって得られた1フレーム間の
文字表示エリアのG 信号、23は1フレーム 間の文字表示エリ
アのG 信号22を積分し1フレーム 毎の平均値を求める積分回
路、24は積分回路23によって得られた文字表示エリアの
1フレーム 毎のG 信号の積分信号、25はエリア選択回路18に
よって得られた1フレーム 間の文字表示エリアのB 信号、26
は1フレーム 間の文字表示エリアのB 信号25を積分し1フレーム
毎の平均値を求める積分回路、27は積分回路26によって
得られた文字表示エリアの1フレーム 毎のB 信号の積分信
号、28は信号21と信号24と信号27とから表示文字の1フレー
ム 間の平均的な色相、彩度を判定する色情報判定回路、
29は色情報判定回路28によって得られた表示文字の色制
御をするR 制御信号、30は色情報判定回路28によって得
られた表示文字の色制御をするG 制御信号、31は色情報
判定回路28によって得られた表示文字の色制御をするB
制御信号、32はR 制御信号29とG 制御信号30とB 制御信
号31とに基づいて表示文字を発色させるための彩度、色
相情報を含む制御色信号を出力する色制御回路、33は色
制御回路32によって出力された制御色信号、34は再生信
号処理回路6 で得られた輝度原信号、35は輝度原信号34
から水平同期信号と垂直同期信号を取り出す同期分離回
路、36は同期分離回路35によって得られた水平同期信
号、37は同期分離回路35によって得られた垂直同期信
号、38は輝度原信号34から水平同期信号36と垂直同期信
号37とエリア指定信号43とにより1フレーム 間の文字表示エ
リアの輝度信号を選択し出力するエリア選択回路、39は
エリア選択回路38によって得られた1フレーム 間の文字表示
エリアの輝度信号、40は1フレーム 間の文字表示エリアの輝
度信号39を積分し1フレーム 毎の平均値を求める積分回路、
41は積分回路40によって得られた文字表示エリアの1フレー
ム 毎の輝度信号の積分信号、42は再生トラック位置、撮影日
付等の文字情報信号9 に基づいて表示文字の内容および
表示するエリアを制御する文字情報制御信号44を出力
し、また文字表示エリアの1フレーム 毎の輝度信号の積分信
号41に基づいて表示文字の明度を制御する制御信号48を
出力するマイコン。またマイコン42は文字表示を行うエ
リアを指定する指定信号43を出力する。43はマイコン42
により出力される文字表示を行うエリアを指定する指定
信号、44はマイコン42により出力される表示文字の内容
および表示するエリアを制御する文字情報制御信号、45
は文字情報制御信号44に基づいて水平同期信号36(16)と
垂直同期信号37(17)とにより文字信号46を出力するキャラク
タシ゛ェネレータ 。またキャラクタシ゛ェネレータ45 は重畳制御信号47を出
力する。46はキャラクタシ゛ェネレータ45 から出力される文字信
号、47はキャラクタシ゛ェネレータ45 から出力される重畳制御信
号、48はマイコン42により出力される表示文字の明度を
制御する制御信号、49は文字信号46を入力し、制御信号
48に基づいて明度を制御された文字信号50を出力する輝
度制御回路、50は輝度制御回路49によって出力される明
度を制御された文字信号、51はクロマ原信号10を1フレーム
間だけ遅延させる遅延回路、52は遅延回路51により1フレー
ム 間だけ遅延させられたクロマ信号、53は重畳制御信号
47に基づいてクロマ信号52と制御色信号33との切り換え
を行うスイッチ、54は輝度原信号34を1フレーム 間だけ遅延
させる遅延回路、55は遅延回路54により1フレーム 間だけ遅
延させられた輝度信号、56は重畳制御信号47に基づいて
輝度信号55と文字信号50との切り換えを行うスイッチ、
57はスイッチ53によって得られた制御色信号33とクロマ
信号52との合成クロマ信号、58はスイッチ56によって得
られた文字信号50と輝度信号55との合成輝度信号、59は
合成クロマ信号57と合成輝度信号58とから水平同期信号
36(16)と垂直同期信号37(17)とによりNTSC信号を作成し
出力するエンコーダ回路、60はエンコーダ回路59により
出力されるNTSCヒ゛テ゛オアウト信号である。
【0012】以上のように構成されたスーパーインポー
ズ表示装置について以下その動作についての説明を行
う。フロッピーディスク1 に記録されている記録情報を
再生ヘッド2 で読み取り、出力されるFM変調信号3 をヘ
ッドアンプ4 を用いて増幅しFM変調信号5 として出力す
る。再生信号処理回路6 はFM変調信号5 から輝度原信号
34/ クロマ原信号10/ id情報信号7 を各々分離し復調
処理を行う。id情報判定回路8 はid情報信号7 を解
読し、再生トラック位置、撮影日付等の文字情報信号9 を出
力する。マトリクス 回路11は輝度原信号34とクロマ原信号10
とをR 信号12/G信号13/B信号14の各色信号に分離し出力
する。同期分離回路15は輝度原信号34から水平同期信号
16と垂直同期信号17とを抽出する。エリア選択回路18は
R 信号12とG 信号13とB 信号14とから水平同期信号16と
垂直同期信号17とエリア指定信号43とにより1フレーム 間の
文字表示エリアのR 信号19とG 信号22とB 信号25とを出
力する。積分回路20は1フレーム 間の文字表示エリアのR 信
号19を積分し平均値を求め積分信号21を出力する。積分
回路23は1フレーム 間の文字表示エリアのG 信号22を積分し
平均値を求め積分信号24を出力する。積分回路26は1フレー
ム 間の文字表示エリアのB 信号25を積分し平均値を求め
積分信号27を出力する。色情報判定回路28は信号21と信
号24と信号27とから表示文字の色を決定し彩度、色相情
報を含んだR 制御信号29とG 制御信号30とB 制御信号31
とを出力する。色制御回路32はR 制御信号29とG 制御信
号30とB 制御信号31とに基づいて制御色信号33を出
力する。同期分離回路35は輝度原信号34から水平同期信
号36と垂直同期信号37とを抽出する。エリア選択回路38
は輝度原信号34から水平同期信号36と垂直同期信号37と
エリア指定信号43とにより1フレーム 間の文字表示エリアの
輝度信号39を出力する。積分回路40は1フレーム 間の文字表
示エリアの輝度信号39を積分し平均値を求め1フレーム 毎の
積分信号41を出力する。マイコン42は文字情報信号9 に
基づいて文字情報制御信号44を出力し、また積分信号41
に基づいて輝度制御信号48を出力する。またマイコン42
はエリア指定信号43を出力し、文字表示を行うエリアを
指定する。キャラクタシ゛ェネレータ45 は文字情報制御信号44に基
づいて水平同期信号36(16)と垂直同期信号37(17)とによ
り文字信号46を出力し、また重畳制御信号47を出力す
る。輝度制御回路49は文字信号46を入力し輝度制御信号
48に基づいて文字信号50を出力する。遅延回路51はクロ
マ原信号10を入力し、1フレーム 間だけ遅延させクロマ信号
52を出力する。スイッチ53は重畳制御信号47に基づいて
クロマ信号52と制御色信号33との切り換えを行い合成ク
ロマ信号57を出力する。遅延回路54は輝度原信号34を入
力し、1フレーム 間だけ遅延させ輝度信号55を出力する。ス
イッチ56は重畳制御信号47に基づいて輝度信号55と文字
信号50との切り換えを行い合成輝度信号58を出力する。
NTSCエンコーダ59は合成クロマ信号57と合成輝度信号58
とから水平同期信号36(16)と垂直同期信号37(17)とによ
りNTSC信号を作成しNTSCヒ゛テ゛オアウト信号60を出力する。以
上の操作により画面上の文字情報を重畳させるエリアの
明度、彩度および色相に応じて表示文字の明度、彩度お
よび色相を自動的に変化させる事ができる。また本実施
例では輝度信号抽出のための回路が別構成となっている
が、R/G/B の信号から求める事も可能である。ここでCP
U42 は”文字情報信号9 に基づいて文字情報制御信号44
を出力し、また積分信号41に基づいて輝度制御信号48を
出力する。”という動作を行うが積分信号41と輝度制御
信号48との関係について本装置では以下のように構成さ
れる。
【0013】図2に示されるように積分信号41がある一
定レヘ゛ル A0 以上であれば輝度制御信号48はB2 に固定
されA0 未満であればB1 に固定される。すなわち背景
が暗い時は明るい文字を出力し背景が明るい時は暗い文
字を出力する事により見易い文字を出力する。
【0014】また色情報判定回路28は”各色積分信号2
1、24、27に基づいてR/G/B 制御信号29/30/31を出力す
る。”という動作を行うが各色積分信号21、24、27とR/
G/B 制御信号29/30/31との関係について本装置では以下
のように構成される。各色積分信号21、24、27が例えば
図3に示されるように信号21(R 信号)の平均値が3 色
中最も低い場合にはR/G/B 制御信号はR 信号で固定され
る。背景が緑系統と青系統によって構成されている時に
は赤い文字を出力する、すなわち平均的な色相に対して
補色となる色相で文字色を制御する事により見易い文字
を出力する事で色相の制御を可能とする。また本装置で
の彩度制御については色情報判定回路28で平均化された
彩度をそのまま出力するよう構成されるが平均化された
彩度に応じてレヘ゛ル を可変する事も可能である。
【0015】以上の操作を行う事により例えば図2にお
いてA-1 エリアに文字を表示する時には暗い文字で表示
し、D-4 エリアに文字を表示する時には明るい文字で表
示し、また図4においてA-4 エリアに文字を表示する時
には赤い文字で表示する事により見易い文字を出力す
る。
【0016】また応用例として1 枚の画面上に2 つ以上
の文字を表示する場合については以下のように構成され
る。マイコン42は最初に図8のA-1 で示されるエリアの
輝度信号の平均値をY1 として記憶する。次にD-4 で示
されるエリアの輝度信号の平均値をY2 として記憶す
る。Y1 、Y2 の情報に基づいて以下のような判定を行
う。A-1 の文字について50で出力すべき信号レヘ゛ル をZ1
として制御信号48を与え、またD-4 の文字について50
で出力すべき信号レヘ゛ル をZ2 として制御信号48を与え
るがここでA-1 とD-4 で表示される文字の明度が各々異
なったものになると見苦しいのでY1 、Y2 の情報によ
りZ1 =Z2 となるように制御する事も可能である。以
下にその制御のための計算式の一例を挙げる。入力しき
い値をA0とすると(図5参照)、下記の式になる。
【0017】
【数1】
【0018】以上のような計算式を行う事により2つの
表示文字の各々の明度が異なったものになり見苦しく見
えてしまう事を防止でき、また、以上の操作を組み合わ
せて行う事により、さらに見やすい文字表示を実現でき
る。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明はスーパーインポー
ズ処理を行う際、同期信号を含む輝度原信号より再生トラ
ック位置、撮影日付等の文字情報を重畳させるエリアの色
情報を抽出し明度、彩度および色相の1フレーム 間の平均値
を検出し、表示文字の明度、彩度および色相を前記明
度、彩度および色相の1フレーム 間の平均値とに応じて変化
させ、かつ表示する文字あるいは文章全体に明度、彩度
および色相の制御を施す事により如何なる種類の画像で
あっても読み取り易い文字表示を行う事を可能とするス
ーパーインポーズ表示装置である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブロック回路図
【図2】実施例のスーパーインポーズにおける明度設定
【図3】実施例のスーパーインポーズにおける彩度設定
【図4】実施例のスーパーインポーズ表示画面図
【図5】応用例のスーパーインポーズにおける明度設定
【図6】従来技術例1のブロック回路図
【図7】従来技術例2のブロック回路図
【図8】従来技術例1のスーパーインポーズ表示画面図
【符号の説明】
1 フロッピーディスク 6 再生
信号処理回路 8 id情報判定回路 11 マト
リックス回路 18、38 エリア選択回路 28 色
情報判定回路 32 色制御回路 42 C
PU 45 キャラクタジェネレータ(OSDC) 49 輝
度制御回路 59 NTSCエンコーダー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録媒体に記録されている画像情報を読み
    取り輝度信号およびクロマ信号を含む映像信号を作成す
    る時に文字情報を挿入し出力する電子映像再生装置にお
    いて、前記文字情報を挿入するエリア内の色情報を抽出
    する手段と文字信号発生手段と前記色情報抽出手段の出
    力に基づいて前記文字信号発生手段からの文字信号の明
    度、彩度および色相の少なくとも一つを制御する制御手
    段とを備えたことを特徴とするスーパーインポーズ表示
    装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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