JPH10304397A - 映像入力切換回路 - Google Patents

映像入力切換回路

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Publication number
JPH10304397A
JPH10304397A JP11129197A JP11129197A JPH10304397A JP H10304397 A JPH10304397 A JP H10304397A JP 11129197 A JP11129197 A JP 11129197A JP 11129197 A JP11129197 A JP 11129197A JP H10304397 A JPH10304397 A JP H10304397A
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signal
color
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output
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JP11129197A
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Inventor
Takashi Suzuki
隆 鈴木
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Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カラーTVの入力端子を差し替えることな
く、DVD側にて変更された出力信号モードに基づく出
力信号を取り込むように自動的に切り換える。 【解決手段】 V/Y信号兼用入力端子13はDVD1
からの出力モードに基づくV信号またはY信号を入力す
る。入力V信号はY/C分離回路5によってY/C分離
され、色信号はカラーデコーダ16に供給される。カラ
ーデコーダ16は色信号を復調して色差信号を出力する
とともに、入力された色信号のカラーバーストの有無を
検出することにより、前記DVD1の出力モードの判定
を行い、判定結果を切換制御信号として映像切換回路1
7に供給する。映像切換回路17はこの切換制御信号に
基づいて、前記出力モードと同じ入力モードに基づくY
/色差信号を出力するようにSW1〜3を自動的に切り
換えてマトリックス回路8に供給する。これにより、D
VD1側の出力モード変更のみで、接続コードを差し替
えることなくカラーTV2側の入力モードを自動的に切
り換えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラーテレビジョ
ン受像機(以下、カラーTVと略記)等の映像機器に搭
載された映像入力切換回路に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、画像圧縮技術の進歩に伴い、動画
像な高レートなディジタル画像データをディスクに記録
し、それを再生可能にした、いわゆるビデオ・ディスク
・プレーヤ(以下、DVDと称す)が注目されている。
このDVDは、ディジタル信号の状態で記録するフォー
マットを採用していることから、通常のアナログ記録方
式と比べて、非常に高画質な再生画像を得るという利点
がある。このため、今後、DVDの普及が益々期待され
ており、また、このようなDVDからの再生データを表
示する例えば高品位なカラーTVとを接続して構成され
るシステムが当然ながら予想される。
【0003】上記システムを構成するためには、当然な
がら互いの機器に信号入出力端子を設けるとともに、カ
ラーTV側には、その入出力端子を介して供給された信
号を切換るための映像切換回路が必須となる。このよう
な信号入出力端子及び映像入力切換回路を備えて構成さ
れたカラーTVとこれに接続されるをDVDとでシステ
ムを構成した場合の一例を図2に示す。
【0004】図2は従来の映像切換回路が組み込まれた
カラーTVにDVDを接続した構成されたシステムの一
例を示すブロック図である。
【0005】図2に示すように、DVD1は、その記録
方式により、輝度信号(以下、Y信号)と色差信号(R
−Y信号、B−Y信号として説明する場合もある)とを
出力するY/色差信号出力端子1a〜1cを有している
ものもある。このようなDVDを、同様にY信号及び色
差信号を入力可能なY/色差信号入力端子4を有する高
品位なカラーTV3に接続してシステムを構成したとす
ると、DVD1のY/色差信号出力端子1a〜1cは、
Y信号をカラーTV2のY/色差信号入力端子4の入力
端4aに供給し、R−Y信号を入力端4b、B−Y信号
を入力端4cに夫々供給する。
【0006】また、DVD1には、コンポジットビデオ
信号(以下、V信号と称す)を出力するためのV信号出
力端子1dが備えられている。このV信号出力端子1d
は、これに接続されるカラーTV2のV信号入力端子3
にV信号を供給する。
【0007】このように、DVD1では、V信号とY/
色差信号とのどちらか一方の出力信号を選択して出力す
ることが可能であり、この出力モードの選択は、ユーザ
によって任意に設定することができるようになってい
る。
【0008】一方、カラーTV2側では、Y/色差信号
入力端子4を介して供給されたY/色差信号は映像入力
切換回路7に供給される。映像入力切換回路7は、3つ
のスイッチ回路(以下、SWと略記)で構成されてお
り、これら3つのSW1〜3は連動した切換動作を行う
ようになっている。したがって、入力されたY信号はS
W1の入力端bに供給され、R−Y信号はSW2の入力
端bに、B−Y信号はSW3の入力端bに供給される。
【0009】前記SW1の入力端aには、V信号入力端
子3を介して供給されたV信号がY/C分離回路5に供
給され、このY/C分離回路5によってV信号から分離
されたY信号が供給される。またY/V分離回路5によ
って分離された色信号(以下C信号と称す)は、カラー
デコーダ6に供給される。カラーデコーダ6は、C信号
に対して復調処理を施すことにより、色差信号としてI
信号及びQ信号を得、I信号を上記SW2の入力端aに
供給するとともに、Q信号をSW3の入力端aに供給す
る。
【0010】映像入力切換回路7は、図示しない制御手
段によって切換が制御されるものであって、制御手段は
ユーザの選択により決定した映像入力モード、つまり、
Y/色差信号入力モード、あるいはV信号入力モードに
基づいて前記映像切換回路7の切換を制御する。例え
ば、Y/色差信号入力モードが選択されたとすると、S
W1〜SW3は全て入力端bに切り換えることにより、
Y/色差信号を出力し、また、V信号入力モードが選択
されたとすると、SW1〜SW3は全て入力端aに切換
ることにより、V信号から得られたY信号及びI、Q信
号を出力する。
【0011】映像入力切換回路7の出力は、マトリック
ス回路8に与えられ、マトリックス回路8は、入力され
たY信号及び色差信号からR・G・Bの3原色信号を生
成し、生成した3原色信号をカラーTV2内の図示しな
い信号処理部へと出力する。
【0012】また、カラーTV2には、モニタ出力端子
9が設けられており、このモニタ出力端子9を介してV
信号を出力することも出きるようになっている。
【0013】このような構成では、図中に示すようにD
VD1からの出力されたY/色差信号は、カラーデコー
ダ6を通さずに映像入力切換回路7を介して直接マトリ
ックス回路8に供給することができるため、カラーSN
比の向上、あるいは帯域制限の解除等の利点がある。
【0014】ところで、DVD1では、上述したように
Y信号及び色差信号とV信号とのどちらか一方を出力す
ることの可能な出力信号選択モード機能を備えており、
つまりこれはメモリ等の共有化によって得られている。
このようなDVD1を、図示例に示すようにY/色差信
号入力端子4を有する高品位のカラーTV2と接続した
とすると、ユーザは、高画質な映像が表示可能であるY
/色差信号モードを選択することが予想される。
【0015】しかし、互いの機器に対しY/色差信号モ
ードを選択し、さらにカラーTV2のモニタ出力端子9
を介してV信号を出力させようとすると、カラーTV2
にはY信号及び色差信号しか供給されていないため、V
信号を出力させるためには、これらのY信号及び色差信
号を変調してV信号を得るためのカラーエンコーダが必
要となり、回路規模が増大するとともにコストが高価と
なってしまう。したがって、通常、Y/色差信号入力モ
ード時には、実際に表示されている映像のモニタ出力が
出力されてしまうため、結局、ユーザはDVD1のY/
色差信号出力モードを選択したのにも関わらず、カラー
TV2のモニタ出力端子9を使用する場合にはV信号出
力モードの選択が余儀なくされてしまう。
【0016】また、DVD1において、スペース的にメ
リット及びコスト的なメリット等の理由から、V信号出
力端子1dとY信号出力端子1aとの共有化を考慮する
と、V信号とY信号とのどちらか一方の信号を切り換え
て出力可能なV/Y兼用端子を配置する方法が考えられ
る。このようなV/Y兼用端子は、DVD1側でユーザ
がV信号出力モードを選択すると、V信号をカラーTV
2に供給し、Y/色差信号出力モードを選択すると、Y
信号を出力する。
【0017】ところが、従来のカラーTV2における映
像切換回路では、例えばDVD1側にてY/色差信号出
力信号モードを選択し、その後、カラーTV2のモニタ
出力端子9を介してV信号を出力させようとすると、D
VD1の出力モードの切換に応じて映像入力を切り換え
ることができないため、ユーザによってカラーTV2側
のY/色差信号入力端子4のY信号入力端4aから入力
ケーブルを一度外し、その後、V信号入力端子3に接続
しなければならない。特に、Y/色差信号入力端子4及
びV信号入力端子3が背面側に配置されているカラーT
V2では、接続作業が極めて困難となってしまう。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】上記の如く、従来の映
像入力切換回路では、スペース及びコスト的メリットか
らV信号とY信号とのどちらか一方の信号を出力可能な
兼用端子を備えたDVD1の出力モードの設定後にこの
出力モードを切り換える場合には、このDVD1の出力
モード変更に基づく入力信号を取り込むように切り換え
ることが不可能であるため、DVD1の兼用端子と接続
しているカラーTV2側の入力端子(コネクタともい
う)を差し替えるか、あるいは色差信号端子を外す等の
対応処置が必須となり、即ち煩雑な接続操作が必要とな
るいう問題点があった。
【0019】そこで、本発明は上記問題点に鑑みてなさ
れたもので、簡単な構成でカラーTVの入力端子を差し
替えることなく、DVD側にて変更された出力信号モー
ドに基づく出力信号を取り込むように自動的に切り換え
ることのできる映像入力切換回路の提供を目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明の映像入力切換回
路は、第1,第2,第3の入力端子を備え、前記第1の
入力端子にコンポジットビデオ信号が供給される第1の
モードと、前記第1の入力端子に輝度信号が供給され、
前記第2,第3の入力端子に色差信号が供給される第2
のモードとで動作可能なテレビジョン装置において、前
記第1の入力端子に結合し、前記コンポジットビデオ信
号から輝度信号及び色差信号を分離して出力するY/C
分離手段と、前記第1の入力端子に供給された信号に色
信号成分が含まれているか否かを検出して前記第1,第
2のモードのいずれかを判定するモード判定手段と、前
記Y/C分離手段からの輝度信号と色差信号をそれぞれ
選択出力する第1の状態,及び前記第1の入力端子に供
給される輝度信号と前記第2,第3の入力端子に供給さ
れる色差信号をそれぞれ選択出力する第2の状態とに切
換え可能な映像切換手段とを具備し、前記モード判定手
段の判定結果に応答して前記映像切換手段を制御し、前
記第1,又は第2の状態に切り換えるようにしたことを
特徴するものである。
【0021】本発明においては、第1の入力端子は、第
1のモードではコンポジットビデオ信号が供給され、第
2のモードでは輝度信号が入力可能に構成されている。
また、第2,第3の入力端子は、前記第2のモードにお
いて色差信号が入力されている。モード判定手段は、前
記第1の入力端子に供給されている入力信号の色信号の
有無を検出することにより、前記第1,又は第2のモー
ドの判定を行い判定結果を出力する。第1の入力端子
は、Y/C分離手段に結合されており、コンポジットビ
デオ信号の入力時には輝度信号と色差信号に分離して出
力する。映像切換手段は、第1のモードでは前記コンポ
ジットビデオ信号から分離した輝度信号及び色差信号を
選択出力し、第2のモードでは前記第1の入力端子に供
給された輝度信号及び第2,第3の入力端子に供給され
た色差信号を選択出力するもので、この映像切換手段は
前記モード判定手段の判定結果に基づいて、切り換えら
れる。これにより、前記第1〜第3の入力端子にDVD
からの信号が供給された場合、DVDの出力モードを切
り換えるのみでこの出力モードに応じてテレビジョン装
置を自動的に切り換えることが可能となり、接続された
入力コードの差し替えを不要にすることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態について図面を
参照して説明する。
【0023】図1は本発明に係る映像入力切換回路の一
実施形態例を示し、この回路が組込まれたカラーTVと
このカラーTVにDVDを接続して構成されたシステム
ブロック図である。尚、図1は図2と同様の構成要素に
は同一符号を付している。
【0024】図1に示すように、DVD1には、従来技
術で述べたように、スペース的にメリット及びコスト的
なメリット等の理由から、V信号出力端子1d(図2参
照)とY信号出力端子1a(図2参照)との共有化がな
されたV/Y信号兼用出力端子11aが設けられてい
る。このV/Y信号兼用出力端子11aは、ケーブルを
介してカラーTV2に設けられたV/Y信号兼用入力端
子13に接続されている。
【0025】このV/Y信号兼用出力端子11aは、D
VD1側にてユーザの選択により決定された出力信号モ
ードに基づいて、V信号、あるいはY信号の信号を出力
する。例えば、ユーザがV信号出力モードを選択する
と、Y/色差信号兼用出力端子11aはV信号をカラー
TV2の兼用端子13に供給し、Y/色差信号出力モー
ドを選択すると、Y信号を同様にカラーTV2の兼用端
子13に供給する。このとき、V信号出力モード選択時
に出力されるV信号は、再生信号に基づくビデオ信号で
あり、即ち色信号(C信号として説明することもある)
が重畳されたものである。一方、Y信号出力モード選択
時に出力されるY信号は、DVD1内の図示しないY/
C分離回路にてY/C分離処理されることにより、得ら
れたものでありC信号が重畳されないことになる。
【0026】尚、DVD1のユーザによる出力モード選
択操作は、図示しない選択操作部を用いて選択操作する
ことにより、出力モードが選択され、選択されたモード
に基づく信号がV/Y信号兼用出力端子11aから出力
されるように出力モードの選択が切り換えるようになっ
ている。
【0027】また、DVD1に設けられた色差信号出力
端子11b、11cは、夫々DVD1内にてY/C分離
回路(図示せず)及びカラーデコーダ(図示せず)を用
いることにより得られた色差信号、即ち、R−Y信号、
B−Y信号を夫々出力する。この場合、R−Y信号は、
該色差信号出力端子11bに接続されるケーブルを介し
てカラーTV2に設けられた色差信号入力端子14aに
供給され、B−Y信号は、色差信号出力端子11cに接
続されるカラーTV2の色差信号入力端子14bに供給
される。
【0028】一方、本実施形態例におけるカラーTV2
においては、上述したようにDVD1のV/Y信号兼用
出力端子11aからのV信号、またはY信号を入力する
V/Y信号兼用入力端子13と、上述したDVD1の色
差信号出力端子11b、11cからの色差信号(R−Y
信号、B−Y信号)を入力する色差信号入力端子14と
が設けられている。
【0029】色差信号入力端子14を介して供給された
色差信号は、映像入力切換回路として構成されるV/Y
・色差切換スイッチ17に供給される。V/Y・色差切
換スイッチ17は、3つのSWで構成されており、これ
ら3つのSW1〜3は連動した切換動作を行うようにな
っており、R−Y信号はSW2の入力端bに、B−Y信
号はSW3の入力端bに供給される。
【0030】また、前記V/Y信号兼用端子13を介し
て供給されたV信号またはY信号は、3つのラインに夫
々供給される。つまり、このV信号またはY信号は、そ
のままの状態で入力信号を例えば外部機器に出力するた
めのモニタ出力端子9と、Y/C分離回路5及び映像入
力切換回路17とに夫々供給されるようになっている。
【0031】Y/C分離回路5は、V信号が供給された
場合には、このV信号に対しY/C分離処理を施すこと
により、Y信号とC信号とに分離し、分離して得たY信
号を上記映像切換回路7のSW1の入力端aに供給し、
C信号をカラーデコーダ16に供給する。カラーデコー
ダ16は、入力されたC信号に対して復調処理を施すこ
とにより、色差信号としてI信号及びQ信号を得、I信
号を上記SW2の入力端aに供給するとともに、Q信号
をSW3の入力端aに供給する。
【0032】また、V/Y信号兼用入力端子13を介し
て入力したV信号またはY信号は、映像入力切換回路1
7のSW1の入力端bにも供給されるようになってい
る。
【0033】本実施形態例におけるカラーデコーダ16
は、入力C信号からI信号及びQ信号を発生させるとと
もに、入力信号の判定を行い、判定結果を前記V/Y・
色差切換スイッチ17の切換制御信号として出力する機
能を備えている。
【0034】この判定方法の具体例としては、入力され
る信号はV信号出力モード選択時のV信号か、あるいは
色差信号出力モード選択時のY信号であることから、カ
ラーパーストの有無を判定することにより、どちらかの
出力信号モードであるのかを検出することが可能であ
る。したがって、カラーダコーダ16は、図示はしない
が入力されたC信から同期信号にロックしたバーストゲ
ートパルスによってバースト部分を抜き取る処理を行う
ことにより、カラーバーストの有無を検出する。つま
り、カラーバーストが有ると検出された場合には、入力
信号がV信号出力モード選択時のV信号であると判定
し、逆に無いものと検出した場合には、入力信号が色差
信号出力モード選択時のY信号であると判定することが
できる。その後、判定結果は判定された出力信号モード
に基づく切換を行わせるための切換制御信号として、V
/Y・色差切換スイッチ17に供給する。
【0035】V/Y・色差切換スイッチ17は、上記カ
ラーデコーダ7からの切換制御信号に基づいて、3つの
SW1〜3を切り換えるように動作する。この場合、供
給された切換制御信号がV信号出力モードである判定結
果を示すものである場合には、3つのSW1〜3を全て
入力端aに切り換えることにより、入力V信号から得ら
れたY信号、I信号及びQ信号がマトリックス回路8に
供給される。また、切換制御信号が色差信号出力モード
である判定結果を示すものである場合には、上記3つの
SW1〜3を全て入力端bに切り換えることにより、V
/Y信号兼用入力端子13を介して供給されたY信号、
R−Y信号及びB−Y信号を同様にマトリックス回路8
に供給する。
【0036】マトリックス回路8は、入力されたY信号
及び色差信号(Q信号及びI信号)からR・G・Bの3
原色信号を生成し、生成した3原色信号をカラーTV2
内の図示しない信号処理部へと出力する。こうして、入
力信号に基づく映像が図示しない画面上に表示される。
【0037】したがって、このような構成によれば、カ
ラーTV2側にて入力モードを切り換えるように操作せ
ずとも、DVD1の出力信号モードに応じた映像入力切
換を自動的に行うことが可能となる。また、色差信号入
力モードが自動的に切り換えられた場合には、従来技術
と同様にDVD1からの出力されたY/色差信号が、カ
ラーデコーダ6を通さずに直接マトリックス回路8に供
給することができるため、カラーSN比の向上、あるい
は帯域制限の解除等の利点もある。
【0038】次に、図1に示す映像切換回路の動作を詳
細に説明する。
【0039】予め、ユーザによって、DVD1の図示し
ない出力モード選択操作部が操作されて色差信号出力モ
ードが選択されているものとする。このとき、DVD1
のV/Y信号兼用出力端子11aはY信号を出力し、こ
のY信号はカラーTV2のV/Y信号兼用入力端子13
を介してY/C分離回路5、モニタ出力端子9及びV/
Y・色差切換スイッチ17に供給される。
【0040】同時に、DVD1の色差信号出力端子11
b、11CはR−Y信号、B−Y信号をカラーTV2の
色差信号入力端子14を介してV/Y・色差切換スイッ
チ17に供給される。
【0041】この場合、カラーデコーダ16は入力され
信号がY信号であることから、カラーバーストが無いこ
とを検出し、その結果、DVD1の出力モードが色差信
号出力モードであることを判定する。その後、カラーデ
コーダ16は、上記V/Y・色差切換スイッチ17が色
差信号入力モードとなるように切換制御信号を該V/Y
・色差切換スイッチ17に供給して切換を制御する。こ
れにより、V/Y・色差切換スイッチ17によって、色
差信号入力モードとなるようにSW1〜3が自動的に切
り換えらるため、マトリックス回路8には、DVD1か
ら出力されたY信号及び色差信号を供給することが可能
となる。
【0042】いま、この色差信号出力モードの実行中に
ユーザが、DVD1の上記出力モード選択操作部を操作
してV信号出力モードに切り換えるとともに、カラーT
V2のモニタ出力端子9を介してV信号を外部機器に対
して出力するものとする。
【0043】すると、上記V/Y信号兼用出力端子11
aからはV信号が出力され、該V信号は、上記と同様カ
ラーTV2のV/Y信号兼用入力端子13を介してY/
C分離回路5、モニタ出力端子9及びV/Y・色差切換
スイッチ17に供給される。
【0044】その後、入力されたV信号は、Y/C分離
回路5によってY/C分離処理が施されることにより、
Y信号とC信号とに分離され、分離されて得たY信号は
上記映像切換回路17に供給され、C信号はカラーデコ
ーダ16に供給される。
【0045】そして、カラーデコーダ16によって、入
力されたC信号は復調処理が施されることにより、色差
信号としてI信号及びQ信号が得られ、I信号及びQ信
号はV/Y・色差切換スイッチ17に供給される。
【0046】同時に、カラーデコーダ16は入力され信
号がC信号であることから、カラーバーストが有ること
を検出し、その結果、DVD1の出力モードがV信号信
号出力モードであることを判定する。その後、カラーデ
コーダ16は、上記V/Y・色差切換スイッチ17がV
信号入力モードとなるように切換制御信号を該V/Y・
色差切換スイッチ17に供給して切換を制御する。これ
により、V/Y・色差切換スイッチ17によって、V信
号入力モードとなるようにSW1〜3が自動的に切り換
えらるため、マトリックス回路8には、DVD1から出
力されたV信号から得られたY信号及びQ信号、I信号
の色差信号を供給することが可能となる。
【0047】したがって、本実施形態例によれば、DV
D1の出力信号モードをユーザによって選択して切り換
える場合、切り換えられたDVD1の出力信号モードに
対応するようにカラーTV2内で入力信号モードが自動
的に切り換えられることが可能であるため、仮にモニタ
出力端9を介して外部から出力させようとする場合で
も、カラーTV2の入力端子に接続されるケーブルを差
し替える必要はなく、接続する作業も要しない。これに
より、DVD1側の出力信号モード選択操作のみで任意
に出力信号モードの選択を行うことが可能となる。
【0048】また、色差信号入出力モードを選択した場
合には、カラーデコーダ6を通さず直接マトリックス回
路8に供給することができるため、信号劣化がなく、カ
ラーSNの向上、帯域制限の解除等の効果を得る。
【0049】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
通常のコンポジットビデオ出力モードのV信号出力と色
差信号出力モードのY信号出力とを兼用とした兼用出力
端子を有するDVD1を、V/Y信号兼用入力端子及び
色差信号入力端子を有するカラーTV2に接続した際
に、DVD1の選択操作部を用いてユーザが色差信号出
力モードからコンポジットビデオ信号出力モード(V信
号出力モード)に切り換える場合、カラーTV2に接続
される入力ケーブルを差し替えることなく、自動的にカ
ラーTV2側も自動的にV信号入力モードに切り換える
ことができる。これにより、出力モードの切換に伴う操
作を容易にする。
【0050】また、上記のように兼用端子を用いて共有
化が為されているため、コストを抑制するとともに、ス
ペース的にも小型化に寄与することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る映像入力切換回路の一実施形態例
を示すブロック図。
【図2】従来の映像入力切換回路の一例を示すブロック
図。
【符号の説明】
1…磁気記録再生装置(DVD)、11a…V/Y信号
兼用出力端子、11b…R−Y信号出力端子、11c…
B−Y信号出力端子、2…カラーテレビジョン受像機
(カラーTV)、5…Y/C分離回路、8…マトリック
ス回路、9…モニタ出力端子、13…V/Y信号兼用入
力端子、14…色差信号入力端子、16…カラーデコー
ダ、17…映像入力切換回路(V/Y・色差切換スイッ
チ)。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1,第2,第3の入力端子を備え、前
    記第1の入力端子にコンポジットビデオ信号が供給され
    る第1のモードと、前記第1の入力端子に輝度信号が供
    給され、前記第2,第3の入力端子に色差信号が供給さ
    れる第2のモードとで動作可能なテレビジョン装置にお
    いて、 前記第1の入力端子に結合し、前記コンポジットビデオ
    信号から輝度信号及び色差信号を分離して出力するY/
    C分離手段と、 前記第1の入力端子に供給された信号に色信号成分が含
    まれているか否かを検出して前記第1,第2のモードの
    いずれかを判定するモード判定手段と、 前記Y/C分離手段からの輝度信号と色差信号をそれぞ
    れ選択出力する第1の状態,及び前記第1の入力端子に
    供給される輝度信号と前記第2,第3の入力端子に供給
    される色差信号をそれぞれ選択出力する第2の状態とに
    切換え可能な映像切換手段とを具備し、 前記モード判定手段の判定結果に応答して前記映像切換
    手段を制御し、前記第1,又は第2の状態に切り換える
    ようにしたことを特徴とする映像入力切換回路。
  2. 【請求項2】 前記Y/C分離手段は、前記コンポジッ
    トビデオ信号を入力し、輝度信号と色差信号を分離して
    出力するY/C分離回路と、前記色信号を復調処理して
    色差信号を出力するカラーデコーダとを含み、 前記モード判定手段は、前記色信号に含まれるカラーバ
    ースト信号の有無を検出する検出回路にて成ることを特
    徴する請求項1に記載の映像入力切換回路。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100429194B1 (ko) * 1999-12-14 2004-04-28 엘지전자 주식회사 티브이의 입력신호 처리장치 및 방법
KR100460954B1 (ko) * 2002-06-20 2004-12-09 삼성전자주식회사 공용으로 사용되는 외부입력단자를 갖는 영상표시장치 및그 제어방법
KR100487319B1 (ko) * 2002-08-06 2005-05-03 엘지전자 주식회사 티브이의 입력신호 처리장치 및 방법
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KR101027247B1 (ko) 2004-03-12 2011-04-06 엘지전자 주식회사 엉상표시기기의 입력신호 처리장치 및 방법

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