JPH08195026A - ディスクプレイヤのブレーキ装置 - Google Patents

ディスクプレイヤのブレーキ装置

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JPH08195026A
JPH08195026A JP425395A JP425395A JPH08195026A JP H08195026 A JPH08195026 A JP H08195026A JP 425395 A JP425395 A JP 425395A JP 425395 A JP425395 A JP 425395A JP H08195026 A JPH08195026 A JP H08195026A
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disk
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Yoshio Tsukada
善夫 塚田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 短時間でモータの回転速度制御が行え、ディ
スクデータ読み取りのためのアクセスタイムを短縮化し
たディスクプレイヤのブレーキ装置を提供する。 【構成】 光ディスクの線速度を内外周で一定に保た
め、該光ディスクを回転駆動するスピンドルモータの回
転速度を制御するためのディスクプレイヤのブレーキ装
置において、前記光ディスクよりデータを読み取る光ピ
ックアップが該光ディスクの内周方向から外周方向に移
動する際に、前記スピンドルモータロータ1に所定時間
ブレーキパッド4を当接させて、スピンドルモータの回
転速度を所定速度に落とすように調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばCD−ROMド
ライブ等の光ディスク装置の光ディスクの回転制御にC
LV(Constant Linear Veloci
ty)方式を採用したディスクプレイヤのブレーキ装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、CD−ROMドライブ等の光ディ
スク装置においては、ディスクの周方向に記録されたト
ラックを光ピックアップによって光照射しながら読み取
りを行なっている。上記ディスクの内外周では線速度が
絶えず変化するため(線速度は外周で速く、内周で遅
い)、一定時間にトレースする線速度が常に一定となる
ようにモータの回転数を調整するCLV方式が採用され
ている。
【0003】例えば、2倍,4倍等の高速回転のCD−
ROM装置で検索,頭出し時等に光ピックアップによる
高速アクセスを可能にするためには、光ピックアップが
移動した時にディスクの回転数を早く合わせなければな
らない。そのために、トルクの高いモータを使用する必
要がある。具体的には、既存の4倍速CD−ROM装置
では、希土類系の磁石を用いた高価なブラシレス直流モ
ータに、電源電圧+12Vで700mA程度の大きな電
流を流しトルクを高くしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記トルクの高いモー
タを用いた場合、高価なため製造コストが嵩んだり、モ
ータ形状が大きく装置が大型化する要因となる。また、
モータの消費電力が大きいため、モータ及び駆動ICの
温度上昇が激しくなる場合もあった。
【0005】また、光ピックアップがディスクの外周か
ら内周へ移動したときには、モータの回転数を上げなけ
ればならないが、キャップチャレンジの広いICを使用
することによって遅い回転数でもデータは読めるように
なる。しかしながら、光ピックアップがディスクの内周
から外周へ移動した場合には、モータの回転数が高いま
まデータを読むことになる。この場合、モータの回転数
をICが処理できる範囲まで落とさないとデータリード
ができない。
【0006】また、トルクの低いモータを使用すると、
モータの回転数を落とすのに時間がかかり、データリー
ドのための光ピックアップのアクセスタイムが遅くな
る。
【0007】本発明の目的は、上記従来技術の課題を解
決し、短時間でモータの回転速度制御が行え、ディスク
データ読み取りのためのアクセスタイムを短縮化したデ
ィスクプレイヤのブレーキ装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記従来技術の課題を解
決し、以下に述べる実施例に適用される代表的な手段
は、ディスクの線速度を内外周で一定に保ため、該ディ
スクを回転駆動するモータの回転数を制御するためのデ
ィスクプレイヤのブレーキ装置において、前記ディスク
よりデータを読み取る読み取り手段が該ディスクの内周
方向から外周方向に移動する際に、前記モータの回転子
に所定時間ブレーキパッドを当接させて、該モータの回
転速度を所定速度に落とすように調整することを特徴と
する。
【0009】
【作用】上記構成によれば、例えばブレーキアームに支
持されたブレーキパッドを、ソレノイド駆動により前記
ブレーキアームを回動させて、前記モータの回転子に所
定時間当接させることにより、短時間で該モータを希望
の回転速度まで落とすことが可能となる。
【0010】
【実施例】以下、本発明に係るディスクプレイヤのブレ
ーキ装置の一実施例について図面を参照して説明する。
図1はディスクプレイヤのブレーキ装置の概略構成を示
す説明図、図2はソレノイド駆動回路及び制御信号の説
明図である。
【0011】先ず、ディスクプレイヤのブレーキ装置の
概略構成について図1を参照して説明する。尚、ディス
クプレイヤとしては、公知のCD−ROM装置等を用い
ており、詳細な説明は省略するものとし、以下ブレーキ
装置を中心に説明する。1はスピンドルモータ(図示せ
ず)の回転子としてのスピンドルモータロータである。
上記スピンドルモータとしては、例えば電源電圧が+5
Vで消費電流が300mA程度の低価格なブラシ付き直
流モータが用いられる。
【0012】2はブレーキアームであり、光ディスク装
置の図示しないフレームに設けられた支点3を中心に回
転可能に支持されている。このブレーキアーム2の上記
スピンドルモータロータ1に近接して対向する位置に
は、ブレーキパッド4が取付固定されている。このブレ
ーキパッド4としては、ゴムパッド等が用いられる。上
記ブレーキパッド4の取付位置としては、ブレーキ動作
を速める観点から上記スピンドルモータロータ1に最短
距離で当接できるように位置決めされている。
【0013】上記ブレーキアーム2の一端(図面右側)
には、ブレーキ戻しバネ5が連結されており、該ブレー
キアーム2に支持されたブレーキパッド4をスピンドル
モータロータ1より離間する方向(支点3を中心に時計
回り方向)に付勢している。また上記ブレーキアーム2
の他端(図面左側)には、ソレノイド6が連結されてい
る。このソレノイド6は、通電によりプランジャを吸引
することでブレーキアーム2をブレーキ戻しバネ5の弾
性力に抗して支点3を中心に反時計回り方向に回転さ
せ、ブレーキパッド4をスピンドルモータロータ1に当
接させる。
【0014】次に、図2(a)は前記ソレノイド6の駆
動回路を示す。ソレノイド6にはトランジスタTrが連
結されており、該トランジスタTrのベース側に制御信
号を入力することで、トランジスタTrがONしてソレ
ノイド6に電流が流れるように構成されている。上記ト
ランジスタTrに入力される制御信号は、図示しないC
D−ROM装置の制御部に装備されるCPUより発せら
れるコマンドに応じて入力される。
【0015】また、図2(b)は前記ソレノイド6を駆
動させる制御信号を示すもので、前記ブレーキパッド4
の前記スピンドルモータロータ1への当接時間はおよそ
5〜30msであることを示す。これにより、CD検索
や頭出し等を行う際に、読み取り手段としての光ピック
アップ(図示せず)が内周側から外周側に移動する際
に、例えば4倍速モード時でCDの半径25mm(最内
周)から半径58mm(最外周)に移動する場合、スピ
ンドルモータの回転速度を回転数が約2000rpm〜
約860rpmに落とすことが可能となる。
【0016】これにより、今後ディスクが高回転(4倍
速,6倍速等)になるにしたがい、スピンドルモータの
素早い速度制御が困難になっていくことが予想される
が、本発明に示すブレーキ装置を使用することにより、
モータのみでディスクの回転を落とすより短時間で速度
制御が実現できるため、光ピックアップのアクセス時間
も短縮できる。
【0017】また、モータに逆電流を流す必要もないた
め、発熱も少なくなり、極端にトルクの高いモータを使
用する必要もなくなり、低コスト化に寄与することが可
能となる。
【0018】また、ブレーキパッド4のスピンドルモー
タロータ1への当接手段は、ソレノイド6に限定される
ものではなく、ブレーキアーム2にカム等を接触させて
回動させて当接させることも可能である。
【0019】尚、本発明に示すブレーキ装置は、ディス
クの頭出し等に使用するだけでなく、装置の駆動を停止
させてディスクの回転を停止させる際にも有効に機能さ
せることが可能となる。
【0020】
【発明の効果】本発明は前述したように、ディスクより
データを読み取る読み取り手段が該光ディスクの内周方
向から外周方向に移動する際に、モータの回転子に所定
時間ブレーキパッドを当接させて、該モータの回転数を
所定回転数に落とすように調整することにより、モータ
のみでディスクの回転を落とすより短時間で速度制御が
実現できるため、前記読み取り手段のアクセス時間も短
縮できる。これにより、将来ディスクが高回転(4倍
速,6倍速等)になるにしたがい、モータの素早い速度
制御が可能となる。
【0021】また、モータに逆電流を流す必要もないた
め、機器の発熱も少なくなり安全性を高めることが可能
となり、更には極端にトルクの高いモータを使用する必
要もなくなり、低コスト化に寄与することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】ディスクプレイヤのブレーキ装置の概略構成を
示す説明図である。
【図2】ソレノイド駆動回路及び制御信号の説明図であ
る。
【符号の説明】
1─スピンドルモータロータ 2─ブレーキアーム 3─支点 4─ブレーキパッド 5─ブレーキ戻しバネ 6─ソレノイド

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクの線速度を内外周で一定に保た
    め、該ディスクを回転駆動するモータの回転速度を制御
    するためのディスクプレイヤのブレーキ装置において、 前記ディスクよりデータを読み取る読み取り手段が該デ
    ィスクの内周方向から外周方向に移動する際に、前記モ
    ータの回転子に所定時間ブレーキパッドを当接させて、
    該モータの回転速度を所定速度に落とすように調整する
    ことを特徴とするディスクプレイヤのブレーキ装置。
  2. 【請求項2】 前記ブレーキパッドはブレーキアームに
    支持されており、ソレノイド駆動により前記ブレーキア
    ームを回動させて、ブレーキパッドを前記モータの回転
    子に所定時間当接させることを特徴とする請求項1記載
    のディスクプレイヤのブレーキ装置。
JP7004253A 1995-01-13 1995-01-13 ディスクプレイヤのブレーキ装置 Expired - Fee Related JP2703195B2 (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62205573A (ja) * 1986-03-05 1987-09-10 Canon Inc デイスク状記録媒体の回転装置
JPH02310856A (ja) * 1989-05-25 1990-12-26 Nec Eng Ltd 磁気ディスク装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62205573A (ja) * 1986-03-05 1987-09-10 Canon Inc デイスク状記録媒体の回転装置
JPH02310856A (ja) * 1989-05-25 1990-12-26 Nec Eng Ltd 磁気ディスク装置

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