JPH08194925A - 回転ヘッドシリンダー装置 - Google Patents
回転ヘッドシリンダー装置Info
- Publication number
- JPH08194925A JPH08194925A JP7004085A JP408595A JPH08194925A JP H08194925 A JPH08194925 A JP H08194925A JP 7004085 A JP7004085 A JP 7004085A JP 408595 A JP408595 A JP 408595A JP H08194925 A JPH08194925 A JP H08194925A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- protrusions
- planes
- rotary head
- rotary
- opening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】
【目的】 回転ヘッド型磁気記録再生装置に使用される
回転ヘッドシリンダー装置に関するもので、特に、回転
ヘッドシリンダーをシリンダー基板に固定する際に回転
ヘッドシリンダーに歪みの生じ難い具体的構成を提供す
る。 【構成】 中央部に開口1が形成されたシャーシ基板2
に、その開口1の周縁より開口内の同一点に向かってそ
れぞれ突出するように3個の突起3を一体的に形成する
とともに、その各突起3の先端部にそれぞれの突出方向
と直角に伸びる短冊状の取付け面A,B,Cを一体的に
形成し、それらの取付け面A,B,C上に回転シリンダ
ー5を載置固定する。
回転ヘッドシリンダー装置に関するもので、特に、回転
ヘッドシリンダーをシリンダー基板に固定する際に回転
ヘッドシリンダーに歪みの生じ難い具体的構成を提供す
る。 【構成】 中央部に開口1が形成されたシャーシ基板2
に、その開口1の周縁より開口内の同一点に向かってそ
れぞれ突出するように3個の突起3を一体的に形成する
とともに、その各突起3の先端部にそれぞれの突出方向
と直角に伸びる短冊状の取付け面A,B,Cを一体的に
形成し、それらの取付け面A,B,C上に回転シリンダ
ー5を載置固定する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転ヘッド型磁気記録
再生装置に使用される回転ヘッドシリンダー装置に関す
るもので、特に、回転ヘッドシリンダーをシリンダー基
板に固定する際に回転ヘッドシリンダーに歪みの生じ難
い具体的構成を提供するものである。
再生装置に使用される回転ヘッドシリンダー装置に関す
るもので、特に、回転ヘッドシリンダーをシリンダー基
板に固定する際に回転ヘッドシリンダーに歪みの生じ難
い具体的構成を提供するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、回転へッド型磁気記録再生装置に
おいて、高容量化の市場要求を可能にする為に狭トラッ
クピッチ化が進みトラックリニアリティー精度の向上が
要求されている。例えば、コンピュータのデータバック
アップ用に用いられる装置では、エラーレートの信頼性
および装置間の互換性を確保するために、ミクロンレベ
ルの調整が必要である。
おいて、高容量化の市場要求を可能にする為に狭トラッ
クピッチ化が進みトラックリニアリティー精度の向上が
要求されている。例えば、コンピュータのデータバック
アップ用に用いられる装置では、エラーレートの信頼性
および装置間の互換性を確保するために、ミクロンレベ
ルの調整が必要である。
【0003】この要求を達成するために、従来より回転
シリンダーの加工精度、および回転シリンダーの両側に
位置するテープガイドポストの取付け精度を確保する努
力が行われてきたが、必ずしも充分ではなかった。その
1つは、回転へッドシリンダーを基板に取付ける際に生
じる回転へッドシリンダーの歪みの問題である。
シリンダーの加工精度、および回転シリンダーの両側に
位置するテープガイドポストの取付け精度を確保する努
力が行われてきたが、必ずしも充分ではなかった。その
1つは、回転へッドシリンダーを基板に取付ける際に生
じる回転へッドシリンダーの歪みの問題である。
【0004】図3ないし図5に従来の回転ヘッドシリン
ダーの取付け構造を示す。中央部に開口1が形成された
シャーシ基板2に、その開口1の周縁より開口内の同一
点に向かってそれぞれ突出するように3個の突起3を一
体的に形成するとともに、その各突起3の先端部にそれ
ぞれ円形の取付け面E,F,Gを一体的に形成し、それ
らの取付け面E,F,G上に回転シリンダーを載置固定
するものである。すなわち、テープ案内用のリード6が
加工された回転ヘッドシリンダーの下シリンダー5を、
三点の取付け面E,F,Gに下方より取り付けビスによ
り固定することにより取付けられるものである。
ダーの取付け構造を示す。中央部に開口1が形成された
シャーシ基板2に、その開口1の周縁より開口内の同一
点に向かってそれぞれ突出するように3個の突起3を一
体的に形成するとともに、その各突起3の先端部にそれ
ぞれ円形の取付け面E,F,Gを一体的に形成し、それ
らの取付け面E,F,G上に回転シリンダーを載置固定
するものである。すなわち、テープ案内用のリード6が
加工された回転ヘッドシリンダーの下シリンダー5を、
三点の取付け面E,F,Gに下方より取り付けビスによ
り固定することにより取付けられるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記取付け面
E,F,Gは、同一平面性を得るためにフライス加工に
て同時加工されるが、加工時に圧力が矢印方向に加えら
れているため、加工後反対方向へ戻り変形し、図4に示
すように互いの取付け面E,F,Gの相対面角度Dが生
じる。このように変形した取付け面E,F,Gに下シリ
ンダー5を固定すると、図5に強調して示すように下シ
リンダー5が取付け面E,F,Gと同形状に変形し、こ
れにともなってリード6が変形する。
E,F,Gは、同一平面性を得るためにフライス加工に
て同時加工されるが、加工時に圧力が矢印方向に加えら
れているため、加工後反対方向へ戻り変形し、図4に示
すように互いの取付け面E,F,Gの相対面角度Dが生
じる。このように変形した取付け面E,F,Gに下シリ
ンダー5を固定すると、図5に強調して示すように下シ
リンダー5が取付け面E,F,Gと同形状に変形し、こ
れにともなってリード6が変形する。
【0006】また、この相対面角度Dは、取付け後にお
ける温度変化によっても生じるものである。本発明は、
この取付け面E,F,G間の相対面角度差の差異に影響
されることの少ない具体的構成を提供するものである。
ける温度変化によっても生じるものである。本発明は、
この取付け面E,F,G間の相対面角度差の差異に影響
されることの少ない具体的構成を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の回転ヘッドシリ
ンダー装置は、中央部に開口が形成されたシャーシ基板
に、その開口の周縁より開口内の同一点に向かってそれ
ぞれ突出するように3個の突起を一体的に形成するとと
もに、その各突起の先端部にそれぞれの突出方向と直角
に伸びる短冊状の取付け面を一体的に形成し、それらの
取付け面上に回転シリンダーを載置固定するものであ
る。
ンダー装置は、中央部に開口が形成されたシャーシ基板
に、その開口の周縁より開口内の同一点に向かってそれ
ぞれ突出するように3個の突起を一体的に形成するとと
もに、その各突起の先端部にそれぞれの突出方向と直角
に伸びる短冊状の取付け面を一体的に形成し、それらの
取付け面上に回転シリンダーを載置固定するものであ
る。
【0008】
【作用】上記構成によれば、実際に回転シリンダーが固
定される取付け面はそれぞれ、各突起の突出方向に幅狭
に構成されているため、突起に加工後に戻り変形が生じ
ても、回転シリンダーに与える影響は少ないものであ
る。
定される取付け面はそれぞれ、各突起の突出方向に幅狭
に構成されているため、突起に加工後に戻り変形が生じ
ても、回転シリンダーに与える影響は少ないものであ
る。
【0009】
【実施例】本発明の回転ヘッドシリンダー装置の一実施
例を図1および図2を参照して説明する。図1,図2に
おいて、前述の従来例と同一構成部には同一符号を付し
ている。
例を図1および図2を参照して説明する。図1,図2に
おいて、前述の従来例と同一構成部には同一符号を付し
ている。
【0010】本実施例と前述の従来例との差異は、シャ
ーシ基板2に、その開口1の周縁より開口内の同一点に
向かってそれぞれ突出するように一体的に形成された3
個の突起3の先端部にそれぞれ形成された取付け面A,
B,Cをその突出方向と直角に伸びる短冊状に形成した
点である。それらの取付け面A,B,C上に回転シリン
ダーの下シリンダー5を載置固定すると、各突起に加工
後の戻り変形あるいは温度変化による変形が発生し、取
付け面A,B,C間に相対面角度差が生じても、取付け
面はそれぞれ各突起の突出方向に幅狭に構成されている
ため、回転シリンダーに与える影響は少ないものであ
る。
ーシ基板2に、その開口1の周縁より開口内の同一点に
向かってそれぞれ突出するように一体的に形成された3
個の突起3の先端部にそれぞれ形成された取付け面A,
B,Cをその突出方向と直角に伸びる短冊状に形成した
点である。それらの取付け面A,B,C上に回転シリン
ダーの下シリンダー5を載置固定すると、各突起に加工
後の戻り変形あるいは温度変化による変形が発生し、取
付け面A,B,C間に相対面角度差が生じても、取付け
面はそれぞれ各突起の突出方向に幅狭に構成されている
ため、回転シリンダーに与える影響は少ないものであ
る。
【0011】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、突起に加
工後に戻り変形あるいは温度変化にともなう変形に影響
されにくい回転ヘッドシリンダー装置が得られ、より高
記録密度の回転ヘッド型磁気記録再生装置が容易に得ら
れるものである。
工後に戻り変形あるいは温度変化にともなう変形に影響
されにくい回転ヘッドシリンダー装置が得られ、より高
記録密度の回転ヘッド型磁気記録再生装置が容易に得ら
れるものである。
【図1】本発明の一実施例の回転ヘッドシリンダー装置
のシャーシ基板の平面図
のシャーシ基板の平面図
【図2】同実施例の側面図
【図3】従来の回転ヘッドシリンダー装置のシャーシ基
板の平面図
板の平面図
【図4】従来のシャーシ基板の問題点を説明するための
側面図
側面図
【図5】従来の回転ヘッドシリンダー装置の側面図
1 開口 2 シャーシ基板 3 突起 5 下シリンダー 6 リード A,B,C 取付け面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大浦 秀樹 香川県高松市古新町8番地の1 松下寿電 子工業株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】中央部に開口が形成されたシャーシ基板
に、その開口の周縁より開口内の同一点に向かってそれ
ぞれ突出するように3個の突起を一体的に形成するとと
もに、その各突起の先端部にそれぞれの突起方向と直角
に伸びる短冊状の取付け面を一体的に形成し、それらの
取付け面上に回転シリンダーを載置固定した回転ヘッド
シリンダー装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7004085A JPH08194925A (ja) | 1995-01-13 | 1995-01-13 | 回転ヘッドシリンダー装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7004085A JPH08194925A (ja) | 1995-01-13 | 1995-01-13 | 回転ヘッドシリンダー装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08194925A true JPH08194925A (ja) | 1996-07-30 |
Family
ID=11574957
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7004085A Pending JPH08194925A (ja) | 1995-01-13 | 1995-01-13 | 回転ヘッドシリンダー装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08194925A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5071880A (en) * | 1989-01-13 | 1991-12-10 | Japan Atomic Energy Research Institute | Process for producing a bifunctional filter membrane having iminodiacetic acid groups |
-
1995
- 1995-01-13 JP JP7004085A patent/JPH08194925A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5071880A (en) * | 1989-01-13 | 1991-12-10 | Japan Atomic Energy Research Institute | Process for producing a bifunctional filter membrane having iminodiacetic acid groups |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6088184A (en) | Apparatus and method for the control and positioning of magnetic recording heads in an azimuth recording system | |
US4479156A (en) | Magnetic disk recorder | |
US3827083A (en) | Magnetic head wherein an erasing head is perpendicular to a record-reproduce gap | |
JPH08194925A (ja) | 回転ヘッドシリンダー装置 | |
JPH0782610B2 (ja) | 複合形磁気ヘッド | |
EP0549020B1 (en) | Apparatus suitable for cooperation with a cassette provided with magnetic tape, magnetic-head unit and magnetic-head for use in the apparatus, housing suitable for use in the magnetic-head unit, and method of manufacturing the magnetic-head unit | |
US6570738B1 (en) | Tape head modules having adjacent substrates each provided with write and/or read elements | |
KR920001156B1 (ko) | 컴퓨터용 자기헤드 | |
JP2908953B2 (ja) | 磁気ヘッドユニットおよび磁気ヘッド装置 | |
US5243483A (en) | Rotary drum device | |
JP2938269B2 (ja) | フレキシブルディスク装置 | |
JP2952106B2 (ja) | 磁気ヘッドユニット | |
JP2757325B2 (ja) | 磁気ヘッド支持機構 | |
KR200175553Y1 (ko) | 자기헤드용 자기차폐판구조 | |
JPH09222661A (ja) | 磁気情報記録部付きフィルム用カメラのフィルム圧板 | |
JPS5819740Y2 (ja) | 磁気ヘッド | |
JPS5816529B2 (ja) | 複合形磁気ヘツド | |
JPH01307905A (ja) | 磁気ヘッドアセンブリ | |
JPH02105308A (ja) | 薄膜磁気ヘッド | |
JPS6297108A (ja) | 磁気ヘツド組立構造 | |
JPH03216875A (ja) | 磁気ヘッドの位置決め構造 | |
JPH0822606A (ja) | 磁気記録再生装置 | |
JPH02210604A (ja) | フレキシブルディスク装置用磁気ヘッド | |
JPH04337507A (ja) | 磁気ヘッド装置 | |
JPH02240808A (ja) | 磁気テープヘッド |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |