JPS5819740Y2 - 磁気ヘッド - Google Patents
磁気ヘッドInfo
- Publication number
- JPS5819740Y2 JPS5819740Y2 JP1976073190U JP7319076U JPS5819740Y2 JP S5819740 Y2 JPS5819740 Y2 JP S5819740Y2 JP 1976073190 U JP1976073190 U JP 1976073190U JP 7319076 U JP7319076 U JP 7319076U JP S5819740 Y2 JPS5819740 Y2 JP S5819740Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slider
- protrusion
- magnetic head
- bearing surface
- pressure bar
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Supporting Of Heads In Record-Carrier Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、磁気ドラム、磁気ディスク等の回転媒体型記
憶装置において用いられる浮動式磁気ヘッドに係るもの
であり、特に主たる浮上面が平面で構成されている平面
スライダ型磁気ヘッドに関する。
憶装置において用いられる浮動式磁気ヘッドに係るもの
であり、特に主たる浮上面が平面で構成されている平面
スライダ型磁気ヘッドに関する。
磁気ドラム、磁気ディスク等に用いられる浮動式ヘッド
は近年記録密度向上のためにその浮上量は筐す筐す低下
する傾向にある。
は近年記録密度向上のためにその浮上量は筐す筐す低下
する傾向にある。
浮上量を低下させる手段としては、浮上面の面積を減少
させたり、あるいは浮上面を持つ個片又はアセンブリに
加えられる押しつけ荷重を増加させる等の方法が考えら
れているが、浮上面の形状もオた浮上量の減少に大きな
影響を与えることがよく知られている。
させたり、あるいは浮上面を持つ個片又はアセンブリに
加えられる押しつけ荷重を増加させる等の方法が考えら
れているが、浮上面の形状もオた浮上量の減少に大きな
影響を与えることがよく知られている。
平面スライダは、この点に関しその加工性の容易なこと
から現在広く低浮上量ヘッドに用いられており、特にそ
れ自身が浮上面を兼ね備えているモノリシック型磁気変
換素子では好んで使用されている。
から現在広く低浮上量ヘッドに用いられており、特にそ
れ自身が浮上面を兼ね備えているモノリシック型磁気変
換素子では好んで使用されている。
しかしながら、平面スライダは、従来から用いられてい
るクラウン付スライダと異なり、浮上時の浮上面の傾き
と荷重及び荷重中心点の位置の間に極めて微妙な相関が
あり、荷重中心点の位置のわずかな変化が浮上面の傾き
に大きく影響し、従って浮上面の最小浮上量が変化する
という欠点があった。
るクラウン付スライダと異なり、浮上時の浮上面の傾き
と荷重及び荷重中心点の位置の間に極めて微妙な相関が
あり、荷重中心点の位置のわずかな変化が浮上面の傾き
に大きく影響し、従って浮上面の最小浮上量が変化する
という欠点があった。
この点に対処するために、従来の平面スライダヘッドで
は、荷重が加えられるための突起を有するジンバルスプ
リングあるいはピボット機能を所有する突起部等の部品
を平面浮上面を持ったスライダの所定の位置に固定する
方法をとっていた。
は、荷重が加えられるための突起を有するジンバルスプ
リングあるいはピボット機能を所有する突起部等の部品
を平面浮上面を持ったスライダの所定の位置に固定する
方法をとっていた。
しかるに、この方法では個々の部分について高い精度が
必要であるのみならず、高い精度で組立工事を行なわね
ばならないという欠点があり、これらが平面スライダヘ
ッド組立上の大きな障害となっていた。
必要であるのみならず、高い精度で組立工事を行なわね
ばならないという欠点があり、これらが平面スライダヘ
ッド組立上の大きな障害となっていた。
本考案の目的は上記欠点を取り除くことにあり、平面浮
上面を持つスライダ自身に加工を施すことにより、荷重
が加えられる突起部を一体形成せしめ、正確な荷重中心
点を備えたアセンブリ工事の容易な磁気ヘッドを提供す
るものである。
上面を持つスライダ自身に加工を施すことにより、荷重
が加えられる突起部を一体形成せしめ、正確な荷重中心
点を備えたアセンブリ工事の容易な磁気ヘッドを提供す
るものである。
本考案の上記目的は、突起部が一体構成された上記スラ
イダを基板に固定されたジンバルスプリングあるいは板
ばね等に比較的緩い精度（±０．１〜０．２程度）で固
定し、別に一端が基板に固定された加圧子の他端を上記
スライダ突起部に押しあてることによって、実現される
。
イダを基板に固定されたジンバルスプリングあるいは板
ばね等に比較的緩い精度（±０．１〜０．２程度）で固
定し、別に一端が基板に固定された加圧子の他端を上記
スライダ突起部に押しあてることによって、実現される
。
次に本考案をその良好な一実施例について図面を参照し
ながら具体的に説明する。
ながら具体的に説明する。
第１図は本考案に係る平面スライダ型浮動磁気ヘッドの
一実施例を示す斜視図である。
一実施例を示す斜視図である。
図はモノリシック型ヘッドについて示されており、図に
１いて参照番号１はスライダ面を兼ねた磁気変換素子の
一対のうちの一つであり、２は巻線が施こされた該磁気
変換素子の他の一つである。
１いて参照番号１はスライダ面を兼ねた磁気変換素子の
一対のうちの一つであり、２は巻線が施こされた該磁気
変換素子の他の一つである。
磁気変換素子１の浮上面と反対側の部分には溝３が構成
されており、該溝には、他端が基板（図示せず）に固着
されたジンバルスプリング４が比較的緩い寸法公差（±
０．１〜０．２）で固定されている。
されており、該溝には、他端が基板（図示せず）に固着
されたジンバルスプリング４が比較的緩い寸法公差（±
０．１〜０．２）で固定されている。
溝３のほぼ中央には本考案になる荷重が加えられる突起
部５が磁気変換素子１のスライダ部エツジ８より高精度
の寸法公差±０．０２程度の所定間隔を保持して一体に
構成されている。
部５が磁気変換素子１のスライダ部エツジ８より高精度
の寸法公差±０．０２程度の所定間隔を保持して一体に
構成されている。
この突起部５は通常切削加工時に構成され、スライダの
加工に際してはこの程度の寸法公差は全く問題にはなら
ない。
加工に際してはこの程度の寸法公差は全く問題にはなら
ない。
突起部５には、別に、一端を基板に固定された加圧バー
６の他端の突起状に構成された部分７が押しあてられる
ようになっている。
６の他端の突起状に構成された部分７が押しあてられる
ようになっている。
磁気変換素子に構成された突起部５は図に示された如く
三角柱状に構成されており、一方加圧バ−６の突起部７
には曲線状に加工が施こされ、ちょうど円柱の一部分を
形づくるように構成されている。
三角柱状に構成されており、一方加圧バ−６の突起部７
には曲線状に加工が施こされ、ちょうど円柱の一部分を
形づくるように構成されている。
本考案の上記構成によれば、加圧バー６により与えられ
る荷重は突起部７及び５を介して平面浮上面を持つスラ
イダに確実に伝達され、荷重中心点の浮上面に対する相
対的位置は組立の方法によって何ら影響を受けず高精度
に位置決めされる。
る荷重は突起部７及び５を介して平面浮上面を持つスラ
イダに確実に伝達され、荷重中心点の浮上面に対する相
対的位置は組立の方法によって何ら影響を受けず高精度
に位置決めされる。
即ち、例えば加圧バー６の取付位置がその軸方向又は軸
方向と交差する方向に若干ずれたとしても、それによっ
て何らの影響を受けることなく高精度に位置決めされる
。
方向と交差する方向に若干ずれたとしても、それによっ
て何らの影響を受けることなく高精度に位置決めされる
。
尚上述した実施例に於ては、磁気変換素子１．２を支持
する手段として、ジンバルスプリング４を使用する例に
ついて説明されたが、これの代りに板ばね等を用いても
よいことは勿論である。
する手段として、ジンバルスプリング４を使用する例に
ついて説明されたが、これの代りに板ばね等を用いても
よいことは勿論である。
以上説明したように、本考案によるスライダを用いるこ
とにより、組立部品の荷重点位置に係る部分についてさ
したる高精度は不要となり、かつ組立工事による荷重点
位置の変動はなくなり、低床にして信頼性の高い浮動型
磁気ヘッドを実現することができる。
とにより、組立部品の荷重点位置に係る部分についてさ
したる高精度は不要となり、かつ組立工事による荷重点
位置の変動はなくなり、低床にして信頼性の高い浮動型
磁気ヘッドを実現することができる。
第１図は本考案に係る磁気ヘッドの一実施例を示す概略
構成図である。 １・・・・・・平面浮上面を有するスライダ、２・・・
・・・磁気回路を形成する巻線部、４・・・・・・ジン
バルスプリング、５・・・・・・スライダに形成された
突起部、６・・・・・・加圧バー ７・・・・・・加圧
バーに形成された突起部。
構成図である。 １・・・・・・平面浮上面を有するスライダ、２・・・
・・・磁気回路を形成する巻線部、４・・・・・・ジン
バルスプリング、５・・・・・・スライダに形成された
突起部、６・・・・・・加圧バー ７・・・・・・加圧
バーに形成された突起部。
Claims (1)
- スライダと、前記スライダに一定荷重を与える加圧バー
とを有する浮動型磁気ヘッドにおいて、前記スライダの
前記加圧バーに接触する面に尾根状の突起を設け、かつ
前記加圧バー先端近傍に前記尾根状の突起の長手方向と
ほぼ直交する軸をもち前記尾根状の突起と係合する半円
柱面状の突起を設けたことを特徴とする磁気ヘッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1976073190U JPS5819740Y2 (ja) | 1976-06-08 | 1976-06-08 | 磁気ヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1976073190U JPS5819740Y2 (ja) | 1976-06-08 | 1976-06-08 | 磁気ヘッド |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS52164514U JPS52164514U (ja) | 1977-12-13 |
| JPS5819740Y2 true JPS5819740Y2 (ja) | 1983-04-22 |
Family
ID=28545194
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1976073190U Expired JPS5819740Y2 (ja) | 1976-06-08 | 1976-06-08 | 磁気ヘッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5819740Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5148321A (ja) * | 1974-10-23 | 1976-04-26 | Hitachi Ltd | Baimetaruroodeingufudogatajikihetsudo |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5057414U (ja) * | 1973-09-26 | 1975-05-29 | ||
| JPS50138016U (ja) * | 1974-04-30 | 1975-11-13 | ||
| JPS50138905U (ja) * | 1974-05-02 | 1975-11-15 | ||
| JPS50144625U (ja) * | 1974-05-15 | 1975-11-29 |
-
1976
- 1976-06-08 JP JP1976073190U patent/JPS5819740Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5148321A (ja) * | 1974-10-23 | 1976-04-26 | Hitachi Ltd | Baimetaruroodeingufudogatajikihetsudo |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS52164514U (ja) | 1977-12-13 |
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