JPH0819489B2 - 焼結鉱の製造方法 - Google Patents
焼結鉱の製造方法Info
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- JPH0819489B2 JPH0819489B2 JP2338529A JP33852990A JPH0819489B2 JP H0819489 B2 JPH0819489 B2 JP H0819489B2 JP 2338529 A JP2338529 A JP 2338529A JP 33852990 A JP33852990 A JP 33852990A JP H0819489 B2 JPH0819489 B2 JP H0819489B2
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- Japan
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- sintering
- exhaust gas
- raw material
- temperature
- cake
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、焼結原料の焼成と焼結ケーキの冷却を同
時に行う焼結鉱の製造方法に関する。
時に行う焼結鉱の製造方法に関する。
(従来の技術) 製鉄用の鉄鉱石のうち粉状鉱石は焼結により塊成化し
てから高炉に装入されている。
てから高炉に装入されている。
一般に、このような粉状鉄鉱石などの製鉄原料はコー
クス、石灰石などを配合した焼結用の原料(以下、単に
「原料」あるいは「焼結原料」という)の塊成化法のし
てDL型(ドワイトロイド型)焼結機が用いられてきた。
これは第1図に示すように、焼結ストランド1の回りに
周回回動する多数のパレット2の上に、床敷ホッパー
3、焼結原料ホッパー4からそれぞれ床敷鉱、焼結原料
を順次供給し、点火炉5を通過する過程で焼結原料表面
に点火し、パレット移動域下に配した風箱6からブロワ
ー7で吸引することによって原料層の上方から下方に空
気を流通させ、パレット2が排鉱端に向かう間に原料の
焼成を上方から下方に向けて進行させ、排鉱端直前で焼
成を完了させて塊成化した焼結鉱(焼結ケーキ)を得る
方法である。
クス、石灰石などを配合した焼結用の原料(以下、単に
「原料」あるいは「焼結原料」という)の塊成化法のし
てDL型(ドワイトロイド型)焼結機が用いられてきた。
これは第1図に示すように、焼結ストランド1の回りに
周回回動する多数のパレット2の上に、床敷ホッパー
3、焼結原料ホッパー4からそれぞれ床敷鉱、焼結原料
を順次供給し、点火炉5を通過する過程で焼結原料表面
に点火し、パレット移動域下に配した風箱6からブロワ
ー7で吸引することによって原料層の上方から下方に空
気を流通させ、パレット2が排鉱端に向かう間に原料の
焼成を上方から下方に向けて進行させ、排鉱端直前で焼
成を完了させて塊成化した焼結鉱(焼結ケーキ)を得る
方法である。
この間の焼結の進行状況は第2図に示す通りで、符号
12は焼結原料帯を示し、斜線部分は焼結反応帯16を、さ
らに符号14は焼結反応帯13上に位置する焼結完了帯をそ
れぞれ示している。焼結原料には燃料として粉コークス
が予め配合されており、点火炉でこの粉コークスに点火
した後、上方からO2濃度12vol.%(以下、排ガス成分の
「%」は「vol.%」を表す)の空気を流通させて粉コー
クスを燃焼させ、その熱により鉱石の溶融焼結を行って
いる。点火後、概ね30分程度で原料に配合された粉コー
クスの燃焼が最下層部すわなちグレート部(第2図の
「層高さがOの部分」)まで進行する。このグレート部
における焼結原料帯12と焼結反応帯13の境界が「FFP」
(Front Flame Point、第2図中に矢印ならびに破線で
表示)である。燃焼排ガスは風箱6を通して排気される
が、このときの排ガス中のO2濃度は15%程度、温度は平
均100℃である。
12は焼結原料帯を示し、斜線部分は焼結反応帯16を、さ
らに符号14は焼結反応帯13上に位置する焼結完了帯をそ
れぞれ示している。焼結原料には燃料として粉コークス
が予め配合されており、点火炉でこの粉コークスに点火
した後、上方からO2濃度12vol.%(以下、排ガス成分の
「%」は「vol.%」を表す)の空気を流通させて粉コー
クスを燃焼させ、その熱により鉱石の溶融焼結を行って
いる。点火後、概ね30分程度で原料に配合された粉コー
クスの燃焼が最下層部すわなちグレート部(第2図の
「層高さがOの部分」)まで進行する。このグレート部
における焼結原料帯12と焼結反応帯13の境界が「FFP」
(Front Flame Point、第2図中に矢印ならびに破線で
表示)である。燃焼排ガスは風箱6を通して排気される
が、このときの排ガス中のO2濃度は15%程度、温度は平
均100℃である。
排鉱された焼結ケーキは500℃程度で、第1図に示す
ように、クラッシャー11で50mm以下の焼結ケーキに破砕
された後クーラーパレット9に装入される。装入された
焼結ケーキ破砕物はクーラーストランド8の回りに周回
回動するクーラーパレット9に乗せられた状態で、冷却
(クーラー)部のブロワー10で吸引され前記破砕物の上
方から下方に流通する空気により100℃程度に冷却され
て製品焼結鉱となる。この時、クーラー部のブロワー10
から排出される排ガスO2濃度が21%で、温度は平均300
℃程度である。
ように、クラッシャー11で50mm以下の焼結ケーキに破砕
された後クーラーパレット9に装入される。装入された
焼結ケーキ破砕物はクーラーストランド8の回りに周回
回動するクーラーパレット9に乗せられた状態で、冷却
(クーラー)部のブロワー10で吸引され前記破砕物の上
方から下方に流通する空気により100℃程度に冷却され
て製品焼結鉱となる。この時、クーラー部のブロワー10
から排出される排ガスO2濃度が21%で、温度は平均300
℃程度である。
このように、従来の焼結鉱製造設備は焼成部と冷却部
に大別されるが、これら二つの部分の機能的は面につい
て比較すると、焼成部では燃料コークスと燃焼させて焼
結反応を進行させるのに対し、冷却部では破砕された焼
結ケーキと空気との間の熱交換により焼結ケーキを冷却
しているだけである。つまり、冷却部は大きな設備を必
要とする割には機能面での役割はそれほど大きくはな
い。また、焼成部のブロワー7の冷却部のブロワー10の
送風量はほぼ等しいが、吸引圧力は焼成部のブロワー7
の方が8〜10倍程度高い。これは冷却部の焼結ケーキの
破砕物の直径が平均15mm程度であり焼結ケーキ中の気孔
も数mm程度であるのに対し、焼結部の原料は直径2mm程
度で通気抵抗が大きいことに起因している。排ガスの温
度は、前述のように、焼成部では100℃程度と低いのに
対し冷却部では300℃程度と高い。
に大別されるが、これら二つの部分の機能的は面につい
て比較すると、焼成部では燃料コークスと燃焼させて焼
結反応を進行させるのに対し、冷却部では破砕された焼
結ケーキと空気との間の熱交換により焼結ケーキを冷却
しているだけである。つまり、冷却部は大きな設備を必
要とする割には機能面での役割はそれほど大きくはな
い。また、焼成部のブロワー7の冷却部のブロワー10の
送風量はほぼ等しいが、吸引圧力は焼成部のブロワー7
の方が8〜10倍程度高い。これは冷却部の焼結ケーキの
破砕物の直径が平均15mm程度であり焼結ケーキ中の気孔
も数mm程度であるのに対し、焼結部の原料は直径2mm程
度で通気抵抗が大きいことに起因している。排ガスの温
度は、前述のように、焼成部では100℃程度と低いのに
対し冷却部では300℃程度と高い。
次に、焼結原料に配合される燃料としては、前記のよ
うに一般にコークスが用いられ、揮発分の低い無煙炭も
一部使用されている。これは、石炭を用いた場合、石炭
中の揮発分が焼成過程で燃焼することなく排ガス中に含
有され、排ガス処理設備においてタール状に付着し、種
々の問題を発生させるからである。
うに一般にコークスが用いられ、揮発分の低い無煙炭も
一部使用されている。これは、石炭を用いた場合、石炭
中の揮発分が焼成過程で燃焼することなく排ガス中に含
有され、排ガス処理設備においてタール状に付着し、種
々の問題を発生させるからである。
さらに、大気中に放出される焼結排ガス量についてみ
ると、原理的に焼結過程で起こる反応によって定まるの
で焼結鉱の製造量に応じて一定であるが、近年焼結排ガ
スの循環利用が進み、以下に述べるように、大気放出排
ガス量を大幅に低減することができるようになった。
ると、原理的に焼結過程で起こる反応によって定まるの
で焼結鉱の製造量に応じて一定であるが、近年焼結排ガ
スの循環利用が進み、以下に述べるように、大気放出排
ガス量を大幅に低減することができるようになった。
前記の第2図には、焼結の進行状況と対応させて、焼
結経過時間すなわちパレットの進行方向における各位置
での焼結排ガスの風箱内における温度とO2濃度の変化も
示している。この図にみられるように、FFPを境とし
て、前半部では排ガス温度が70℃前後、O2濃度が10%程
度となっているのに対し、後半部では排ガス温度が高
く、かつO2濃度が空気の場合と同じく21%となってい
る。これは、焼成原料帯12が存在する間は原料中の水分
の蒸発のため排ガス温度が上昇しないこと、および燃料
コークスの燃焼が焼結原料帯12と焼結反応帯13の境界部
で起こっていることに起因している。
結経過時間すなわちパレットの進行方向における各位置
での焼結排ガスの風箱内における温度とO2濃度の変化も
示している。この図にみられるように、FFPを境とし
て、前半部では排ガス温度が70℃前後、O2濃度が10%程
度となっているのに対し、後半部では排ガス温度が高
く、かつO2濃度が空気の場合と同じく21%となってい
る。これは、焼成原料帯12が存在する間は原料中の水分
の蒸発のため排ガス温度が上昇しないこと、および燃料
コークスの燃焼が焼結原料帯12と焼結反応帯13の境界部
で起こっていることに起因している。
一方、前述したように、燃焼プロセスではコークスを
燃焼させるとともにその高温部分を送風ガス伝熱により
下方へ進行させる方法をとっている。このため、O2濃度
の低い排ガスを送風ガス(吸引ガス)として用いコーク
スを燃焼させて焼結反応を起こさせると、燃焼状態が悪
化し焼結鉱の強度が低下するので、吸引ガス中のO2濃度
は20%以上とすることが必要である。
燃焼させるとともにその高温部分を送風ガス伝熱により
下方へ進行させる方法をとっている。このため、O2濃度
の低い排ガスを送風ガス(吸引ガス)として用いコーク
スを燃焼させて焼結反応を起こさせると、燃焼状態が悪
化し焼結鉱の強度が低下するので、吸引ガス中のO2濃度
は20%以上とすることが必要である。
そこで従来は、焼結ストランドの後方部から排出され
る高温でO2濃度の高い(21%)ガスを吸引ガスとして循
環利用している。この場合、第2図に示すFFPで風箱を
分割し、その後半部の排ガスをすべて循環利用するのが
理想的であるが、このようにすると、前半部から排出さ
れる低O2濃度の排ガスが低温でかつ水蒸気を含有してい
るため、排ガス温度が100℃未満では排ガス除じん設備
や煙突内で結露現象が生じ、設備の腐食等の問題が発生
する原因となる。従って、実際にはこの低温の排ガスに
高温でO2濃度の高い排ガスを一部混入させざるを得ず、
大気中に排出されるガス量が多くなるため、容量の大き
い排ガス処理を設けなければならない。
る高温でO2濃度の高い(21%)ガスを吸引ガスとして循
環利用している。この場合、第2図に示すFFPで風箱を
分割し、その後半部の排ガスをすべて循環利用するのが
理想的であるが、このようにすると、前半部から排出さ
れる低O2濃度の排ガスが低温でかつ水蒸気を含有してい
るため、排ガス温度が100℃未満では排ガス除じん設備
や煙突内で結露現象が生じ、設備の腐食等の問題が発生
する原因となる。従って、実際にはこの低温の排ガスに
高温でO2濃度の高い排ガスを一部混入させざるを得ず、
大気中に排出されるガス量が多くなるため、容量の大き
い排ガス処理を設けなければならない。
(発明が解決しようとする課題) 上記のような従来の焼結鉱の製造方法における課題を
整理すると、下記〜のとおりである。
整理すると、下記〜のとおりである。
冷却部の設備規模が大きいわりには機能面での役割
がそれほど大きくはなく、単に焼結ケーキを冷却するの
みである。
がそれほど大きくはなく、単に焼結ケーキを冷却するの
みである。
焼結原料に配合される原料として、石炭に較べ高価
なコークスや、資源的に限りのある無煙炭が使用されて
いる。
なコークスや、資源的に限りのある無煙炭が使用されて
いる。
大気中に排出されるガス量が多く、容量の大きい排
ガス処理設備を必要とする。
ガス処理設備を必要とする。
本発明はこのような課題を解決し、冷却部の設備能力
を低減することの可能な焼結鉱の製造方法、さらには、
焼結原料に配合する燃料として石炭を使用でき、大気中
に排出されるガス量を低減することのできる焼結鉱の製
造方法を提供することを目的とする。
を低減することの可能な焼結鉱の製造方法、さらには、
焼結原料に配合する燃料として石炭を使用でき、大気中
に排出されるガス量を低減することのできる焼結鉱の製
造方法を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明者等は、上記の目的を達成するために焼成部の
ストランド(焼結ストランド)と冷却部のストランド
(クーラーストランド)を一体として考え、高温の焼結
ケーキ破砕物の冷却と原料の焼成とを同一ストランドに
て同時に進行させる方法について検討を重ね、本発明を
完成させた。すなわち、本発明の要旨は下記(1)およ
び(2)の焼結鉱の製造方法にある。
ストランド(焼結ストランド)と冷却部のストランド
(クーラーストランド)を一体として考え、高温の焼結
ケーキ破砕物の冷却と原料の焼成とを同一ストランドに
て同時に進行させる方法について検討を重ね、本発明を
完成させた。すなわち、本発明の要旨は下記(1)およ
び(2)の焼結鉱の製造方法にある。
(1)DL型焼結機のパレット上に200℃以上の焼結ケー
キ破砕物を層状に装入し、その上に揮発分10%以上の石
炭を含有する焼結原料を層状に装入し、この焼結原料層
表面に点火して下方空気吸引方式により焼結することを
特徴とする焼結鉱の製造方法。
キ破砕物を層状に装入し、その上に揮発分10%以上の石
炭を含有する焼結原料を層状に装入し、この焼結原料層
表面に点火して下方空気吸引方式により焼結することを
特徴とする焼結鉱の製造方法。
(2)DL型焼結機のパレット上に高温の焼結ケーキ破砕
物を層状に装入し、その上に焼結原料を層状に装入し、
この焼結原料層表面に点火して下方空気吸引方式により
焼結する焼結鉱の製造方法であって、大気中に放出され
る焼結排ガスがO2濃度12vol.%以下でかつ温度が100℃
以上となるように焼結排ガスの一部を吸引ガスとして循
環させることを特徴とする焼結鉱の製造方法。
物を層状に装入し、その上に焼結原料を層状に装入し、
この焼結原料層表面に点火して下方空気吸引方式により
焼結する焼結鉱の製造方法であって、大気中に放出され
る焼結排ガスがO2濃度12vol.%以下でかつ温度が100℃
以上となるように焼結排ガスの一部を吸引ガスとして循
環させることを特徴とする焼結鉱の製造方法。
前記の揮発分とは、石炭の工業分析で通常用いられて
いるもので、JIS規格に基づく測定法により求められ
る。
いるもので、JIS規格に基づく測定法により求められ
る。
焼結排ガスのO2濃度および温度は、風箱内における測
定値である。
定値である。
第3図は本発明方法を実施するための装置の一例の構
成を示す図で、15がパレット2上に層状に装入された焼
結ケーキ破砕物層、16が焼結ケーキ破砕物層15の上に層
状に装入された焼結原料層である。また、4は焼結原料
ホッパー、5は点火炉、17は焼結ケーキ破砕物を層状に
装入するための敷設ホッパー、18および19は焼結原料層
16の焼成物および焼結ケーキ破砕物をそれぞれ排鉱する
ための仕切ショート及びショートである。焼結原料層16
から排鉱された高温の焼成物は仕切ショート18を経てク
ラッシャ11で破砕され、ホッパー17に供給される。風箱
6はFFPの直下で二つの部分に分けられており、その前
半部の排ガスはブロワー7により吸引され、排ガス処理
設備を経て大気中に放出され、一方、後半部の排ガスは
循環排風機20により吸引され、フード21に導かれるよう
に構成されている。
成を示す図で、15がパレット2上に層状に装入された焼
結ケーキ破砕物層、16が焼結ケーキ破砕物層15の上に層
状に装入された焼結原料層である。また、4は焼結原料
ホッパー、5は点火炉、17は焼結ケーキ破砕物を層状に
装入するための敷設ホッパー、18および19は焼結原料層
16の焼成物および焼結ケーキ破砕物をそれぞれ排鉱する
ための仕切ショート及びショートである。焼結原料層16
から排鉱された高温の焼成物は仕切ショート18を経てク
ラッシャ11で破砕され、ホッパー17に供給される。風箱
6はFFPの直下で二つの部分に分けられており、その前
半部の排ガスはブロワー7により吸引され、排ガス処理
設備を経て大気中に放出され、一方、後半部の排ガスは
循環排風機20により吸引され、フード21に導かれるよう
に構成されている。
(作用) 本発明方法(前記(1)および(2)の発明)を実施
するには、第3図において、敷設ホッパー17からパレッ
ト2上に焼結ケーキ破砕物を供給して焼結ケーキ破砕物
層15とし、その上に焼結原料ホッパー4から焼結原料を
切り出し、層状に装入するとともに点火炉5により焼結
原料層16の表面に点火し、ブロワー7により下方吸引を
行えばよい。なお、(2)の発明の場合は、後述するよ
うに、下方吸引の際、大気中に放出される焼結排ガスの
濃度および温度が所定の条件を満たすように焼結排ガス
の一部を循環使用する。
するには、第3図において、敷設ホッパー17からパレッ
ト2上に焼結ケーキ破砕物を供給して焼結ケーキ破砕物
層15とし、その上に焼結原料ホッパー4から焼結原料を
切り出し、層状に装入するとともに点火炉5により焼結
原料層16の表面に点火し、ブロワー7により下方吸引を
行えばよい。なお、(2)の発明の場合は、後述するよ
うに、下方吸引の際、大気中に放出される焼結排ガスの
濃度および温度が所定の条件を満たすように焼結排ガス
の一部を循環使用する。
上層の焼結原料層16にはO2濃度21%の常温の空気が吸
引され焼成が行われるが、下層の高温焼結ケーキ破砕物
層15には上層からの排ガスであるO2濃度の低い70℃程度
の低温排ガスが通過するので、高温の焼結ケーキ破砕物
は冷却される。その結果、焼結ケーキ破砕物層15を通過
した排ガスの温度は上昇し、風箱6ではO2濃度の低い高
温のガスとなる。
引され焼成が行われるが、下層の高温焼結ケーキ破砕物
層15には上層からの排ガスであるO2濃度の低い70℃程度
の低温排ガスが通過するので、高温の焼結ケーキ破砕物
は冷却される。その結果、焼結ケーキ破砕物層15を通過
した排ガスの温度は上昇し、風箱6ではO2濃度の低い高
温のガスとなる。
パレットの移動に伴って焼結原料の焼成が進行し上層
の焼結原料層16が存在しなくなるFFPまでは、上記のよ
うに、上層部で原料の焼成、下層部では高温の焼結ケー
キの冷却が同時に進行する。FFPを過ぎると、下層の焼
結ケーキ破砕物層15には高温の排ガスが通過するため焼
結ケーキ破砕物は冷却をうけなくなり、風箱6には高温
の排ガスが排出される。
の焼結原料層16が存在しなくなるFFPまでは、上記のよ
うに、上層部で原料の焼成、下層部では高温の焼結ケー
キの冷却が同時に進行する。FFPを過ぎると、下層の焼
結ケーキ破砕物層15には高温の排ガスが通過するため焼
結ケーキ破砕物は冷却をうけなくなり、風箱6には高温
の排ガスが排出される。
このように、高温の焼結ケーキ破砕物の冷却が同一ス
トランドで同時に行われるので、従来必要とされていた
冷却部の設備能力を小さくすることが可能となる。すな
わち、排鉱された焼結ケーキおよびその破砕物はまだ高
温なので、再度冷却することは必要であるが、従来の方
法で製造された焼結ケーキに較べ下層部が冷却された分
だけ全体の焼結ケーキ温度が低くなており、第一の利点
として、冷却設備を小型化することができる。なお、
(1)の発明においても、焼結排ガスの一部を吸引ガス
として循環させる(2)の発明の方法を採用することは
もちろん可能である。
トランドで同時に行われるので、従来必要とされていた
冷却部の設備能力を小さくすることが可能となる。すな
わち、排鉱された焼結ケーキおよびその破砕物はまだ高
温なので、再度冷却することは必要であるが、従来の方
法で製造された焼結ケーキに較べ下層部が冷却された分
だけ全体の焼結ケーキ温度が低くなており、第一の利点
として、冷却設備を小型化することができる。なお、
(1)の発明においても、焼結排ガスの一部を吸引ガス
として循環させる(2)の発明の方法を採用することは
もちろん可能である。
(1)の発明において、焼結原料に配合する燃料とし
て揮発分が10%以上の石炭を用い、かつ、パレット上に
層状に装入する焼結ケーキ破砕物の温度を200℃以上と
する方法を用いると、焼結原料層16の温度上昇に伴っ
て、燃料(石炭)に着火する以前に石炭中の揮発分が気
化し、この気化した揮発分が排ガスとともに下層の高温
焼結ケーキ破砕物層15を通過する間に燃焼する。この結
果、従来法では問題のあった揮発分の高い石炭を焼結燃
料として用いても排ガス系統で何ら問題を起こすことは
ない。すなわち、高価なコークスや資源的に限りのある
無煙炭に替えて石炭を使用することができるわけで、こ
れが第二の利点である。
て揮発分が10%以上の石炭を用い、かつ、パレット上に
層状に装入する焼結ケーキ破砕物の温度を200℃以上と
する方法を用いると、焼結原料層16の温度上昇に伴っ
て、燃料(石炭)に着火する以前に石炭中の揮発分が気
化し、この気化した揮発分が排ガスとともに下層の高温
焼結ケーキ破砕物層15を通過する間に燃焼する。この結
果、従来法では問題のあった揮発分の高い石炭を焼結燃
料として用いても排ガス系統で何ら問題を起こすことは
ない。すなわち、高価なコークスや資源的に限りのある
無煙炭に替えて石炭を使用することができるわけで、こ
れが第二の利点である。
ここで、石炭中の揮発分の含有量の10%以上としたの
は、10%未満の場合は従来の方法で十分使用できるから
である。焼結原料に配合する燃焼の全部にこの石炭を使
用してもよいし、一部に用いてもよい。
は、10%未満の場合は従来の方法で十分使用できるから
である。焼結原料に配合する燃焼の全部にこの石炭を使
用してもよいし、一部に用いてもよい。
下層部に層状に装入する焼結ケーキ破砕物の温度を20
0℃以上とするのは、200℃未満ではガス中に含まれる石
炭の揮発分の着火性に問題があり、未燃焼のままで風箱
に排出されるおそれがあること、および風箱に送られる
ガス温度を結露に伴う設備トラブルの懸念のない100℃
以上とすることができないためである。
0℃以上とするのは、200℃未満ではガス中に含まれる石
炭の揮発分の着火性に問題があり、未燃焼のままで風箱
に排出されるおそれがあること、および風箱に送られる
ガス温度を結露に伴う設備トラブルの懸念のない100℃
以上とすることができないためである。
(2)の発明は、大気中に排出される焼結排ガスがO2
濃度12%以下でかつ温度100℃以上となるようにした焼
結排ガスの一部を循環利用する操業方法を採用するもの
である。つまり、以下に述べるように、焼結排ガスがこ
のような条件を満足するように排ガスの循環方法および
循環量を定めてやれば、大気中に排出される排ガス量を
最小限に抑えることができるのである。
濃度12%以下でかつ温度100℃以上となるようにした焼
結排ガスの一部を循環利用する操業方法を採用するもの
である。つまり、以下に述べるように、焼結排ガスがこ
のような条件を満足するように排ガスの循環方法および
循環量を定めてやれば、大気中に排出される排ガス量を
最小限に抑えることができるのである。
前述のように、(2)の発明においては排ガスは下層
の高温焼結ケーキ破砕物層15を通過するので各風箱6は
いずれも高温になっており、FFPを境として前半では低O
2濃度ガス、後半ではO2濃度が21%に近い高O2濃度ガス
となっている。そこで、風箱6群をFFPを境に分割し、
低O2濃度の高温ガスをブロワー7により大気中に放出
し、高O2濃度の高温ガスを循環送風機20によりストラン
ドを覆うフード21内に送り、焼結原料層16を通して吸引
させるのである。
の高温焼結ケーキ破砕物層15を通過するので各風箱6は
いずれも高温になっており、FFPを境として前半では低O
2濃度ガス、後半ではO2濃度が21%に近い高O2濃度ガス
となっている。そこで、風箱6群をFFPを境に分割し、
低O2濃度の高温ガスをブロワー7により大気中に放出
し、高O2濃度の高温ガスを循環送風機20によりストラン
ドを覆うフード21内に送り、焼結原料層16を通して吸引
させるのである。
焼結原料層16を通過して排出されるガスは、前述した
ように、焼結原料層16が存在する限り温度が低く、70℃
付近のガスである。従って、この排ガスは高温の焼結ケ
ーキ破砕物層15を十分冷却することができるし、焼結ケ
ーキ破砕物層15を通過した後はそれとの熱交換により結
露現象を生ずる懸念のない温度の高められた排ガスとな
る。一方、FFPより後方の排ガスはO2濃度が高く、しか
も高温なので、吸引ガスとして極めて良適である。この
ように、本発明方法により焼結排ガスの理想的な循環利
用を実現することができ、大気放出排ガス量を最小限に
抑えて排ガス処理設備を小容量化することができる(第
三の利点)。
ように、焼結原料層16が存在する限り温度が低く、70℃
付近のガスである。従って、この排ガスは高温の焼結ケ
ーキ破砕物層15を十分冷却することができるし、焼結ケ
ーキ破砕物層15を通過した後はそれとの熱交換により結
露現象を生ずる懸念のない温度の高められた排ガスとな
る。一方、FFPより後方の排ガスはO2濃度が高く、しか
も高温なので、吸引ガスとして極めて良適である。この
ように、本発明方法により焼結排ガスの理想的な循環利
用を実現することができ、大気放出排ガス量を最小限に
抑えて排ガス処理設備を小容量化することができる(第
三の利点)。
大気放出排ガスのO2濃度を12%以下と限定したのは、
FFPを境として前半の低O2濃度ガスを大気放出する場
合、漏風も含めて考えればFFPまでの風箱に排出される
排ガス全体のO2濃度がほぼ12%以下となるからである。
つまり、O2濃度を12%以下と限定することは、FFPより
も前方の排ガスのみを大気中に放出し、後方の排ガスは
循環利用することを意味している。
FFPを境として前半の低O2濃度ガスを大気放出する場
合、漏風も含めて考えればFFPまでの風箱に排出される
排ガス全体のO2濃度がほぼ12%以下となるからである。
つまり、O2濃度を12%以下と限定することは、FFPより
も前方の排ガスのみを大気中に放出し、後方の排ガスは
循環利用することを意味している。
大気放出排ガス温度を100℃以上としたのは、100℃未
満では排ガス処理系統で結露現象が生じ、腐食などの問
題が発生するからである。
満では排ガス処理系統で結露現象が生じ、腐食などの問
題が発生するからである。
上記の本発明方法において、排鉱端から排出される上
層の焼結ケーキと下層の焼結ケーキ破砕物は仕切シュー
ト18およびシュート19により分離され、上層の高温の焼
結ケーキはクラッシャー11で破砕された後敷設ホッパー
17に供給され、焼結ケーキ破砕物として使用される。も
ちろん上下層分離することなく排鉱破砕したものをホッ
パー17に供給してもよい。また、ホッパー17に供給する
焼結ケーキ破砕物は本発明方法によって製造されたもの
に限定されず、他のストランドで、従来法を用いて焼成
された焼成ケーキを破砕したものであってもよい。
層の焼結ケーキと下層の焼結ケーキ破砕物は仕切シュー
ト18およびシュート19により分離され、上層の高温の焼
結ケーキはクラッシャー11で破砕された後敷設ホッパー
17に供給され、焼結ケーキ破砕物として使用される。も
ちろん上下層分離することなく排鉱破砕したものをホッ
パー17に供給してもよい。また、ホッパー17に供給する
焼結ケーキ破砕物は本発明方法によって製造されたもの
に限定されず、他のストランドで、従来法を用いて焼成
された焼成ケーキを破砕したものであってもよい。
本発明方法は、従来法で用いる床敷層をケーキ破砕物
層で代替することができるので、床敷ラインを省略でき
るメリットもある。
層で代替することができるので、床敷ラインを省略でき
るメリットもある。
(実施例) DL型の焼結鉱製造設備において、焼結ストランドはそ
のままでクーラーストランドを改造して焼結原料の焼成
ができるようにし、このストランドを用いて第1表に示
す条件で本発明方法および従来法による焼結鉱製造試験
を行い、排鉱物温度、大気放出ガス量および大気放出ガ
スのO2濃度、温度を測定した。
のままでクーラーストランドを改造して焼結原料の焼成
ができるようにし、このストランドを用いて第1表に示
す条件で本発明方法および従来法による焼結鉱製造試験
を行い、排鉱物温度、大気放出ガス量および大気放出ガ
スのO2濃度、温度を測定した。
第1表において、本発明例および参考例で用いた焼結
ケーキ破砕物は同じ焼結鉱製造設備の焼結ストランドか
ら排出された焼結ケーキを破砕したものである。また、
参考例のケース3は、焼結排ガスを循環しない場合であ
る。そして、本発明例としてのケース4は焼結原料に配
合する燃焼として石炭を使用した場合(焼結排ガスを循
環せず)、ケース5はFFPより後方の排ガス(No.18〜N
o.25の風箱に該当)を焼結ベッドに循環した場合であ
る。また、従来例のケース2では大気中に放出される排
ガス温度が100℃未満にならないように高温の排ガスの
一部を大気放出肺ガスに混入し、No.22〜No.25の風箱に
排出された肺ガスのみを焼結ベッドに循環した。
ケーキ破砕物は同じ焼結鉱製造設備の焼結ストランドか
ら排出された焼結ケーキを破砕したものである。また、
参考例のケース3は、焼結排ガスを循環しない場合であ
る。そして、本発明例としてのケース4は焼結原料に配
合する燃焼として石炭を使用した場合(焼結排ガスを循
環せず)、ケース5はFFPより後方の排ガス(No.18〜N
o.25の風箱に該当)を焼結ベッドに循環した場合であ
る。また、従来例のケース2では大気中に放出される排
ガス温度が100℃未満にならないように高温の排ガスの
一部を大気放出肺ガスに混入し、No.22〜No.25の風箱に
排出された肺ガスのみを焼結ベッドに循環した。
試験結果を第2表に示す。同表から明らかなように、
参考例と本発明例では従来例に較べ排鉱物の平均温度が
約100℃低くなっている。また、揮発分25%を含有する
石炭を使用しても(ケース4)、コークス使用時と同様
排ガス処理設備におけるタール付着の問題を生じさせる
ことなく焼結鉱の製造を行うことができた。
参考例と本発明例では従来例に較べ排鉱物の平均温度が
約100℃低くなっている。また、揮発分25%を含有する
石炭を使用しても(ケース4)、コークス使用時と同様
排ガス処理設備におけるタール付着の問題を生じさせる
ことなく焼結鉱の製造を行うことができた。
さらに、ケース2とケース5を比較すると、従来例
(ケース2)では大気放出ガス温度を100℃以上に保持
するという制約からNo.22〜No.25部分の風箱に排出され
る排ガスしか焼結ベッドに循環できないのに対し、本発
明例(ケース5)では大気放出ガス温度が高いのでFFP
より後方のNo.18〜No.25の風箱から出る排ガス全てを循
環することができ、大気放出風量原単位を990Nm3/S−T
から720Nm3/S−Tに低減することができた。
(ケース2)では大気放出ガス温度を100℃以上に保持
するという制約からNo.22〜No.25部分の風箱に排出され
る排ガスしか焼結ベッドに循環できないのに対し、本発
明例(ケース5)では大気放出ガス温度が高いのでFFP
より後方のNo.18〜No.25の風箱から出る排ガス全てを循
環することができ、大気放出風量原単位を990Nm3/S−T
から720Nm3/S−Tに低減することができた。
(発明の効果) 焼結鉱の製造において、焼結原料の焼成と焼結ケーキ
の冷却を同時に進行させる本発明方法を適用することに
より冷却部(クーラー)の設備能力を小さくすることが
できる。また、揮発分の高い石炭を焼結原料に加える燃
料として用いることができ、さらに、大気中に放出され
る焼結排ガス量を最小限に抑えることも可能で、排ガス
処理設備の小容量化を図ることもできる。
の冷却を同時に進行させる本発明方法を適用することに
より冷却部(クーラー)の設備能力を小さくすることが
できる。また、揮発分の高い石炭を焼結原料に加える燃
料として用いることができ、さらに、大気中に放出され
る焼結排ガス量を最小限に抑えることも可能で、排ガス
処理設備の小容量化を図ることもできる。
第1図は、従来のDL型の焼結鉱製造設備の構成を示す図
である。 第2図は、焼結パレット進行方向における焼結進行状況
と、風箱内排ガスの温度およびO2濃度の変化を示す図で
ある。 第3図は、本発明方法を実施するための装置の一例の構
成を示す図である。
である。 第2図は、焼結パレット進行方向における焼結進行状況
と、風箱内排ガスの温度およびO2濃度の変化を示す図で
ある。 第3図は、本発明方法を実施するための装置の一例の構
成を示す図である。
Claims (2)
- 【請求項1】DL型焼結機のパレット上に200℃以上の焼
結ケーキ破砕物を層状に装入し、その上に揮発分10%以
上の石炭を含有する焼結原料を層状に装入し、この焼結
原料層表面に点火して下方空気吸引方式により焼結する
ことを特徴とする焼結鉱の製造方法。 - 【請求項2】DL型焼結機のパレット上に高温の焼結ケー
キ破砕物を層状に装入し、その上に焼結原料を層状に装
入し、この焼結原料層表面に点火して下方空気吸引方式
により焼結する焼結鉱の製造方法であって、大気中に放
出される焼結排ガスがO2濃度12vol.%以下でかつ温度が
100℃以上となるように焼結排ガスの一部を吸引ガスと
して循環させることを特徴とする焼結鉱の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2338529A JPH0819489B2 (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 焼結鉱の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2338529A JPH0819489B2 (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 焼結鉱の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04202720A JPH04202720A (ja) | 1992-07-23 |
JPH0819489B2 true JPH0819489B2 (ja) | 1996-02-28 |
Family
ID=18319026
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2338529A Expired - Lifetime JPH0819489B2 (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 焼結鉱の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0819489B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100406358B1 (ko) * | 1996-12-05 | 2004-03-24 | 주식회사 포스코 | 배가스재순환식철광석2층소결방법및그장치 |
JP5187473B2 (ja) * | 2006-03-23 | 2013-04-24 | 新日鐵住金株式会社 | 焼結鉱の製造方法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01100225A (ja) * | 1987-10-09 | 1989-04-18 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 焼結鉱の製造方法 |
-
1990
- 1990-11-30 JP JP2338529A patent/JPH0819489B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04202720A (ja) | 1992-07-23 |
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