JPH08194862A - 自動取引システム - Google Patents

自動取引システム

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JPH08194862A
JPH08194862A JP1965195A JP1965195A JPH08194862A JP H08194862 A JPH08194862 A JP H08194862A JP 1965195 A JP1965195 A JP 1965195A JP 1965195 A JP1965195 A JP 1965195A JP H08194862 A JPH08194862 A JP H08194862A
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JP
Japan
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transaction
customer
balance
amount
center
Prior art date
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JP1965195A
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English (en)
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Makoto Shibata
誠 柴田
Takashi Sato
孝 佐藤
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OKI SOFTWARE KYUSHU KK
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
OKI SOFTWARE KYUSHU KK
Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 残高照会後に行う取引で顧客の金額指定ミス
等を防止する。 【構成】 表示部3は、取引選択画面を表示する。入力
部4より残高照会取引が選択入力された場合、残高照会
処理部11は、センタ300にアクセスし、その口座の
残高データを受け取って、これを記憶する。残高照会取
引後、入力部4より、同一口座に対して残高に影響する
取引が選択された場合、取引表示制御部12は、残高照
会処理部11によって記憶されている残高データに基づ
いて取引可能金額を算出し、取引画面にこの金額を表示
する。取引金額が入力されると、取引実行部13は、セ
ンタ300にアクセスすることなく、この取引金額と取
引可能金額とを照合し、取引可能金額以内であれば、そ
の取引を実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動取引装置とセンタ
とがオンライン接続された自動取引システムに関する。
【0002】
【従来の技術】銀行等の金融機関では、顧客の口座への
入出金や残高照会あるいは振込といった取引を行う自動
取引装置が設置され、顧客へのサービス向上を図ってい
る。このような自動取引装置では、顧客が例えば、自分
の口座から引き出しを行う場合、その口座の残高を知る
ために、先ず残高照会を行い、その後に再度支払取引を
選択している場合が多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように、顧客が引き出しを行う前に、どれくらい引き出
せる金額が口座にあるかを知るために残高照会を行って
も、支払金額を指定する画面では、この残高は表示され
ないため、顧客はこの金額入力を記憶に頼って行わなけ
ればならない。その結果、場合によっては、顧客が実際
に引き出せる以上の金額を入力してしまう場合があり、
これが顧客処理の増大と、顧客一人当りの自動取引装置
占有率が高くなってしまう原因となっていた。このよう
な点から、支払取引等を行う場合に残高が判明している
顧客の金額入力ミスを未然に防止することのできる自動
取引システムの実現が要望されていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の自動取引システ
ムは、前述の課題を解決するために、顧客から任意の口
座への残高照会の選択入力を受けた場合、センタからそ
の口座に対する残高データを受け取って記憶する残高照
会処理部と、顧客からの残高照会後に同一の口座に対し
て残高に影響する取引が選択された場合、残高照会処理
部で記憶した残高データに基づいて取引可能金額を算出
し、この取引可能金額を、選択された取引における金額
指定の画面上に表示させる取引表示制御部とを備えたも
のである。
【0005】
【作用】本発明の自動取引システムにおいては、顧客か
ら任意の口座への残高照会取引の要求があった場合、残
高照会処理部は、センタにアクセスし、その口座に対す
る残高データを受け取り、これを記憶する。また、残高
照会後に、その残高照会と同一の口座に対して、残高に
影響する取引が選択された場合、取引表示制御部は、残
高照会処理部で記憶した残高データに基づいて取引可能
金額を算出し、この取引可能金額を、選択された取引に
おける金額指定画面に表示させる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。図1は本発明の自動取引システムの実施例を
示す構成図であるが、これに先立ち、自動取引装置にお
ける取引の一例として、残高照会取引と支払取引を行う
場合を説明する。
【0007】図2は、残高照会後に支払取引を行う場合
の説明図である。先ず、自動取引装置は、利用する顧客
に対して顧客待ち画面を表示している(ステップS
1)。そして、この状態から残高照会取引が選択された
場合、自動取引装置は、顧客に対してキャッシュカード
の挿入を促す画面を表示する(ステップS2)。ここ
で、キャッシュカードが挿入されると、次に暗証番号の
入力画面を表示し(ステップS3)、暗証番号が入力さ
れると、この暗証番号と、キャッシュカードより読取っ
た顧客のデータとをセンタ照会用データとしてセンタに
送信する。この場合、自動取引装置は処理中である旨の
画面となる(ステップS4)。センタから顧客の口座の
残高データが送られてくると、その残高を表示あるいは
レシート(明細票)に印字してこれを放出し、カード・
レシート受取指示画面を表示する(ステップS5)。
【0008】その後は、一つの取引が終了したため、顧
客待ち画面を表示し(ステップS6))、続いて支払取
引が選択された場合、上述した残高照会取引と同様に、
カード挿入指示画面を表示し(ステップS7)、更に暗
証番号入力指示画面を表示し(ステップS8)、その
後、支払金額の入力画面を表示する(ステップS9)。
顧客より支払金額が入力されると、自動取引装置はこれ
らのデータをセンタに送信し、センタからの返答待ちと
なる。この場合、自動取引装置は処理中である旨の画面
となる(ステップS10)。センタから支払取引可能で
あるという返答を受け取ると、自動取引装置は、支払金
額や支払後の残高をレシートに印字してこれを放出し、
カード・レシート受取指示画面を表示する(ステップS
11)。更に、現金の受取指示画面を表示させ、現金を
放出する(ステップS12)。
【0009】上記例のように、残高照会後、継続して支
払取引を行う場合、顧客は、残高照会取引時に行ったカ
ード挿入および暗証番号入力等の操作を、支払取引時に
おいてももう一度行わなければならない。このような場
合、支払取引時ではカード挿入や暗証番号入力を省いて
支払取引に移行することができれば、操作が容易とな
り、かつ、顧客毎の自動取引装置の占有時間も短縮する
ことができる。本実施例では、これを実現するため、以
下の構成を備えたものであり、次に、本実施例の説明を
行う。
【0010】図1に示す自動取引システムは、自動取引
装置100が通信回線200を介してセンタ300とオ
ンライン接続された状態で構成されている。自動取引装
置100は、主制御部1、インタフェース部2、表示部
3、入力部4、操作表示部5、現金入出金部6、カード
リーダプリンタ部7、通帳記帳部8、ハードディスク装
置(HDD)9、フロッピディスク装置(FDD)10
からなる。
【0011】主制御部1は、自動取引装置100の各部
の制御を行う制御部であり、中央処理装置やメモリ等で
構成されており、残高照会処理部11、取引表示制御部
12、取引実行部13、取引データ処理部14を備えて
いる。
【0012】残高照会処理部11は、顧客が入力部4か
ら残高照会の選択入力を行った場合、これを受けてセン
タ300にアクセスし、センタ300からその顧客に対
する残高データを受け取り、この残高データを図示省略
したメモリ等に記憶させる機能を備えている。取引表示
制御部12は、残高照会取引における残高データ表示画
面に他の取引を選択するための選択画面を表示すると共
に、この状態で他の取引が選択された場合、この選択さ
れた取引画面に対して、残高照会処理部11で記憶した
残高データに基づいて算出した取引可能金額を表示させ
る機能を備えている。
【0013】取引実行部13は、取引表示制御部12に
よる画面表示後、取引金額が指定された場合、センタ3
00にアクセスすることなく、その指定金額と、取引表
示制御部12で算出した取引可能金額との照合を行っ
て、指定金額が取引可能金額以内であった場合は、その
取引を実行する機能を備えたものである。取引データ処
理部14は、取引実行部13で取引処理を行った後、セ
ンタ300に対してその取引を行った顧客の口座への更
新用データを送信する機能を備えたものである。
【0014】インタフェース部2は、センタ300との
通信制御を行うためのインタフェース機能を備えたモジ
ュールである。表示部3は、CRT等から構成され、主
制御部1によって与えられた各種の取引選択画面や口座
決済情報等を表示するためのディスプレイであり、入力
部4は、表示部3の画面上に設けられたタッチキー、ま
たはテンキー・ボタンである。操作表示部5は、表示部
3への表示制御を行うと共に、入力部4からの座標等の
押下情報、または押下されたテンキー情報を主制御部1
に通知するためのものである。
【0015】現金入出金部6は、紙幣入出金部や硬貨入
出金部で構成され、自動取引装置100の扱う紙幣や硬
貨の格納や入出金を行う機能を有するものである。ま
た、カードリーダプリンタ部7は、顧客の挿入するキャ
ッシュカードや振込カード等のカードの読み取りや書き
込みを行うと共に、明細票の発行等の機能を有するもの
である。更に、通帳記帳部8は、顧客との取引内容を通
帳に記帳するための機能を有するものである。ハードデ
ィスク装置9は、自動取引装置100における各種の取
引データや自動取引装置100として動作するためのプ
ログラム等を格納するための記憶装置である。また、フ
ロッピディスク装置10は、各種の取引データやプログ
ラム等を記憶したフロッピディスクの読み出し処理や、
フロッピディスクへの書き込みを行うための装置であ
る。
【0016】また、通信回線200は、センタ300と
接続するための専用回線あるいは公衆回線である。そし
て、センタ300は、顧客の口座に対する全てのデータ
を顧客ファイル300aとして有し、各自動取引装置1
00からの照会に基づき、この顧客ファイル300aか
ら読み出し、あるいは更新を行うものである。
【0017】次に、上記構成の自動取引システムの動作
について説明する。図3〜図5は、動作の説明図とし
て、照会後に継続して支払取引を行う場合の説明図であ
る。先ず、自動取引装置100の表示部3は、顧客待ち
画面を表示し(ステップS1)、この顧客待ち画面にお
いて、残高照会取引が選択された場合、先ず、残高照会
処理部11は、顧客に対してキャッシュカードの挿入を
促す画面を表示する(ステップS2)。そして、キャッ
シュカードが挿入されると、暗証番号の入力画面を表示
し(ステップS3)、暗証番号が入力されると、残高照
会処理部11は、この暗証番号とキャッシュカードより
読取った顧客のデータとを、センタ照会用データとして
センタに送信する(ステップS4、S5)。尚、この場
合、自動取引装置100は処理中である旨の画面表示を
行う。
【0018】センタ300から顧客の口座の残高データ
が送られてくると、残高照会処理部11は、この残高デ
ータを図示しないメモリ等に記憶させ、かつ、その残高
をデータを表示する(ステップS6)。また、ここで取
引表示制御部12は、表示部3に残高データを表示する
と共に、支払キーを表示し、この支払キーを押下するこ
とによって、ステップS1に示したような顧客待ち画面
に戻ることなく、支払取引に移行することができる。更
に、センタ300側では、自動取引装置100から任意
の顧客の残高照会があった場合、それ以降、その顧客の
口座は処理中であるとし、他の自動取引装置や窓口から
の取引要求を受け付けないようにする。
【0019】その後、顧客が支払キーを押下した場合、
取引表示制御部12は、支払金額入力指示画面を表示す
る(ステップS7)。この場合、取引表示制御部12
は、先ず、残高照会処理部11によって記憶した残高デ
ータより、取引手数料といった料金を差し引き、あるい
は、定期預金等がある場合はその担保額を換算する等、
実際にその顧客に支払うことのできる金額を算出して、
この支払可能残高を表示する。図6は、この場合の実際
の表示画面の説明図である。即ち、実際に支払うことの
できる金額を表示し、かつ、この表示している状態で顧
客が引き出し金額を入力できるようにしている。尚、図
示の画面は、残高データから手数料として103円を差
し引いた金額の表示例である。
【0020】このような画面表示で、顧客が支払金額を
指定すると、取引実行部13は、この指定金額と先に表
示した支払可能残高とを照合し(ステップS8、S
9)、指定金額が取引可能残高以内であった場合は、セ
ンタ300と照会は行わずにそのまま支払取引を実行す
る。即ち、現金計数を行って、カード・レシート放出画
面を表示し(ステップS10)、更に、現金放出画面を
表示して(ステップS11)、現金を放出する。そし
て、顧客が現金を受け取ると、支払取引は終了し、顧客
待ち画面の表示に戻る。また、取引データ処理部14は
取引実行部13の支払動作と並行処理を行い、センタ3
00に対して顧客の口座への更新用データを送信する
(ステップS12)。
【0021】一方、顧客が入力した金額が支払可能残高
を超えていた場合、この入力が所定回数以内であるかを
判定して(ステップS13)、所定回数以内であれば再
入力指示画面を表示する(ステップS14)。図7は、
この場合の実際の画面の説明図である。また、上記ステ
ップS13において、所定回数を超えた場合は、ステッ
プS15に移行し、カード返却を行って、その受取指示
画面を表示させると共に、センタ300に対して処理中
のロック解除を通知して顧客待ち画面の表示(ステップ
S1)に戻る。
【0022】更に、上記ステップS6の残高照会後支払
取引選択画面において、終了キーが押下された場合、残
高データの明細票への印字を行ってこれを放出し、か
つ、カード・レシートの受取指示画面を表示させ(ステ
ップS15)、顧客待ち画面の表示に戻る。
【0023】このように、上記実施例では、残高照会後
の支払取引が選択された場合は、センタ300に照会す
ることなく、直ちに支払取引を実行し、これと並行処理
によってセンタ300への更新用データを送信してい
る。その結果、顧客が支払取引時にほとんど待ち時間な
しに現金を得ることができ、この効果について、更に詳
細に説明する。
【0024】通常、単なる支払取引において、何故セン
タ300に通信しなければならないかというと、 (1) カードストライプのチェック(正当なカードか否
か) (2) 暗証番号のチェック(正当な暗証番号か否か) (3) 残高が足りているかどうか? (4) センタメッセージの明細票への出力 (5) 顧客ファイルの更新 の5点が主な理由である。
【0025】ここで、一度残高照会を行った顧客が続け
て支払を行う場合を考えると、(1)(2) は、既に残高照
会時にチェックを終らせているため、再度センタ300
側でチェックする必要がなく、また、(3) においてもセ
ンタ300側から、定期担保の有無といったそれなりの
情報を受け取れば、自動取引装置100側でチェックを
行うことができる。更に、(4) においては、重要なメッ
セージを印字する金融機関は少なく、ある程度決まった
文言を印字しているため、自動取引装置100で印字す
る内容を用意しておくことも可能である。つまり、照会
→支払と取引を行う場合、支払時の通信処理は上記の
(5) の顧客ファイルの更新だけのためにあるといっても
過言ではない。
【0026】従って、支払金額の入力後にセンタ300
と通信を行い、その返答を受けてから現金を出すより
も、金額入力後、その金額が残高内であれば、自動取引
装置100独自で、即、現金を放出することにより、顧
客操作時の1/3〜1/2の時間を占める通信時間が全
く無くなり、飛躍的な処理時間の短縮を図ることができ
る。この場合、取引実行中の顧客にとって、「直ちに現
金が出てくる」といった心理的効果は大きい。
【0027】もちろんセンタ300における顧客ファイ
ル300aの更新は必要不可欠な処理であるため、顧客
が現金を入手した後、次の顧客が操作を始める前までに
通信処理を行う必要がある。ここで、注意しなければな
らないのは、次の顧客の操作開始を遅らせてはあまり意
味がないため、通信処理等は取引実行中の顧客の現金放
出と並行動作で行う必要がある。従って、本実施例で
は、取引実行部13による現金放出動作と、取引データ
処理部14による更新用データの送信動作を並行動作で
行っている。
【0028】また、支払取引実行後に通信処理を行うこ
とによって得られる効果としてもう一つ挙げられるの
が、次のような点である。例えば、現金計数時にジャム
等が発生した場合、従来であれば、センタ300の顧客
ファイル300aにおける更新を元に戻す「自動取消通
信処理」が必要であったが、本実施例では、このような
ジャム発生時にはまだ顧客ファイル300aの更新は行
われていないことから、取消のための通信処理そのもの
を行わずに済むものである。
【0029】また、上記実施例において、センタ300
側では、自動取引装置100から通信処理が行われた場
合(図3、4におけるステップS5)、それ以降、該当
口座は処理中であるとして、通信処理を行った自動取引
装置100以外の取引を行わないようにしている。これ
は以下の理由からである。
【0030】本実施例では、自動取引装置100がセン
タ300の顧客ファイル300aから該当する顧客の残
高データを得てから、顧客ファイル300aの更新を行
うまでに若干の時間があるため、センタ300側で処理
のロックを行わないとすると、例えば、この間に親子カ
ード等で引き落とされる場合が考えられる。これを回避
するため、センタ300は、照会取引時より「該当口座
処理中」と判断し、取引を実行している自動取引装置1
00以外の取引からガードするものである。従って、セ
ンタ300では、この処理中のロック状態を、取引を実
行した自動取引装置100からの更新用データを受け取
って顧客用ファイル300aの更新を行うまでとする。
また、残高照会取引のみで終了する場合は、自動取引装
置100より「ロック解除」をセンタ300側に通知す
る。
【0031】尚、上記実施例では残高照会取引後、顧客
待ち画面に戻ることなく支払取引等を継続して行えるよ
うにしたが、図2で示したような残高照会後、顧客待ち
画面の表示状態から支払取引を選択するといった方式に
おいても適用することができる。
【0032】この場合、残高照会処理部11は、顧客か
ら残高照会取引が選択されると、センタ300から得た
顧客の残高データと共に、その顧客のカードのストライ
プ情報や暗証番号のデータを記憶する。そして、主制御
部1は、この残高照会取引から所定時間、例えば30秒
間以内に他の取引が選択された場合、その顧客のカード
のストライプ情報や暗証番号を記憶している前回の情報
と照合し、一致した場合は、上記実施例と同様の処理を
行う。即ち、図2におけるステップS9以降の処理が、
図4のステップS7以降の処理となる。
【0033】また、センタ300側では、上記実施例と
同様に、残高照会を受けた場合、該当口座処理中とす
る。そして、このロック状態を、同一の自動取引装置1
00から別の口座への取引要求受信時や、該当口座への
更新用データ受信時、あるいは、自動取引装置100側
で同一口座への支払取引等を行うのに必要な時間から算
出した所定時間が経過した場合に解除するよう構成す
る。このように構成することにより、上記実施例と同様
に、同一口座への支払取引実行時の支払可能残高の表示
や直ちに現金放出可能であるといった効果を奏すること
ができる。尚、この場合、上記の残高照会後の取引時間
は30秒間といった時間に限定されるものでなく、適宜
選択可能である。
【0034】更に、上記実施例では、残高照会後に行う
取引として支払取引の場合を説明したが、これに限定さ
れるものではなく、その顧客の口座に対して残高が増減
する取引であれば、他の取引であっても同様に適用する
ことができる。例えば、他の取引例として、顧客の口座
からの振込の場合は、振込金額入力画面で、振込手数料
等を考慮した振込可能残高が表示される。また、入金取
引の場合でも、その口座に対して預金の上限値が設定さ
れているような場合、この上限値に対していくら入金で
きるかといった入金可能金額を表示する場合に適用する
ことができる。尚、この入金取引の場合、取引金額の指
定画面とは、紙幣や硬貨の挿入指示画面から入金金額確
認画面のうち、いずれかの画面であるとする。
【0035】また、上記実施例では自動取引システムを
構成する装置として、支払、入金、振込等の取引が行え
る自動取引装置として説明したが、これ以外にも、照
会、支払取引のみを行うための支払専用機、あるいは振
込専用機といった種々の自動化機器を含むものとする。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の自動取引
システムによれば、残高照会を行った結果を記憶し、同
一口座に対して他の取引が行われた場合は、その取引に
おいて取引可能金額を算出し、この金額を取引金額の指
定画面に表示するようにしたので、顧客は表示された取
引可能金額を参照しながら、希望取引金額を入力するこ
とができ、従って、顧客の金額入力ミスを未然に防止
し、また、自動取引装置の一人当りの占有率を低減する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動取引システムの構成図である。
【図2】残高照会後に支払取引を行う場合の説明図であ
る。
【図3】本発明の自動取引システムの動作説明図(その
1)である。
【図4】本発明の自動取引システムの動作説明図(その
2)である。
【図5】本発明の自動取引システムの動作説明図(その
3)である。
【図6】本発明の自動取引システムにおける金額入力画
面の説明図である。
【図7】本発明の自動取引システムにおける再入力指示
画面の説明図である。
【符号の説明】 1 主制御部 3 表示部 4 入力部 11 残高照会処理部 12 取引表示制御部 13 取引実行部 14 取引データ処理部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 顧客が残高照会取引を含む複数の取引を
    行うための自動取引装置と、この自動取引装置と通信接
    続され、顧客の口座の残高データを含む顧客情報を管理
    するセンタとからなる自動取引システムにおいて、 前記自動取引装置は、 顧客が取引に必要な入力を行うための入力部と、 前記取引に必要な画面を表示するための表示部と、 顧客から任意の口座への残高照会の選択入力を受けて、
    前記センタにアクセスし、当該センタからその口座に対
    する残高データを受け取って記憶する残高照会処理部
    と、 前記顧客からの残高照会後に同一の口座に対して残高に
    影響する取引が選択された場合、前記残高照会処理部で
    記憶した残高データに基づいて取引可能金額を算出し、
    この取引可能金額を、前記選択された取引における金額
    指定の画面上に表示させる取引表示制御部とを備えたこ
    とを特徴とする自動取引システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の自動取引システムにお
    いて、 取引金額が指定された場合、センタにアクセスすること
    なく、当該指定金額と、取引表示制御部で算出した取引
    可能金額との照合を行い、前記指定金額が取引可能金額
    以内であった場合は、取引を実行する取引実行部を備え
    たことを特徴とする自動取引システム。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の自動取引システムにお
    いて、 取引実行部で取引処理を行った後、センタに対して当該
    取引を行った顧客の口座への更新用データを送信する取
    引データ処理部を備えたことを特徴とする自動取引シス
    テム。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の自動取
    引システムにおいて、 センタは、残高照会時に、照会を受けた顧客の口座への
    処理を実行中とし、当該自動取引装置以外の操作を受け
    付けないことを特徴とする自動取引システム。
JP1965195A 1995-01-12 1995-01-12 自動取引システム Pending JPH08194862A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004199712A (ja) * 2004-02-23 2004-07-15 Ufj Bank Ltd 資金移動処理システム及び資金移動処理の方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004199712A (ja) * 2004-02-23 2004-07-15 Ufj Bank Ltd 資金移動処理システム及び資金移動処理の方法

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