JPH08194659A - バス権調停回路 - Google Patents

バス権調停回路

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JPH08194659A
JPH08194659A JP507295A JP507295A JPH08194659A JP H08194659 A JPH08194659 A JP H08194659A JP 507295 A JP507295 A JP 507295A JP 507295 A JP507295 A JP 507295A JP H08194659 A JPH08194659 A JP H08194659A
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JP507295A
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Inventor
Takayoshi Yoshida
隆義 吉田
Akihiko Sugisawa
彰彦 杉沢
Takahiro Maeno
隆宏 前野
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 多チャネルのバス権要求信号を各チャネル群
毎に優先順位のある複数のチャネル群に分け、各チャネ
ル群内の優先順位は、固定的な優先順位で調停すること
も均等化された優先順位で調停することもできるバス権
調停回路。 【構成】 各チャネル毎にバス権要求の有無を示す10
チャネルのバス権要求信号を、全体の優先順位によって
2つのグループに分けて、第1のグループのチャネル9
〜6は固定優先調停回路10に入力し、第2のグループ
のチャネル5〜0は巡回優先調停回路20に入力するバ
ス権調停回路において、固定優先調停回路10は各チャ
ネル間の固定優先順位に従い要求の有ったチャネルのう
ちの最高順位のチャネルにバス権許可信号を出力し、巡
回優先調停回路20は各チャネル間の優先順位を順次巡
回させる巡回優先順位に従い要求の有ったチャネルのう
ちの最高順位のチャネルにバス権許可信号を出力するよ
うに構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータ内部のバ
ス権調停回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、コンピュータ内部等でバスの使用
要求が複数個同時に発生した場合のバス権調停回路につ
いての公知文献としては、例えば“インテルMULTI
BUSIIバス・アーキテクチュ仕様説明書”の第24頁
第8行〜第31頁第10行及び図3−4(1985年2
月初版第1刷、インテルジャパン株式会社出版)に開示
されたものがある。
【0003】図13は従来のバス権調停回路の構成例を
示す図であり、この例では5つのチャネルからバス権要
求の有無を示すバス権要求信号が入力されるので、5個
の同一構成の調停IDインターフェースC4,C3,C
2,C1,C0(ここでC4はチャネル4,C3はチャ
ネル3の意味である)が3ビットの調停IDバス線AR
B2*〜ARB0*に接続されている。調停IDインタ
ーフェースの1つ、例えばC4については同図に回路構
成を示した通りであり、図中の論理素子のNAはNAN
Dゲート、OはORゲート、AはANDゲートである。
この調停IDインターフェースC4においては、バス権
要求入力端子I4、調停ID設定端子ID2〜ID0、
調停ID出入力端子ARB2*〜ARB0*、バス権許
可出力端子Y4をもつ。また*印のついた3個のNAN
Dゲートは出力がオープンコレクタで、各ビット出力毎
にC4〜C0に共通の調停IDバス線に接続され、この
調停IDバス線はビット毎に抵抗で+5Vの電源に接続
されている。従って1本の調停IDバス線に並列接続さ
れる5個のオープンコレクタのNANDゲートのうち少
くとも1つがLowレベル(以下Lレベルと記す)を出
力すると、該当調停IDバス線はLレベルになる。
【0004】調停ID設定端子ID2〜ID0には、各
チャネル毎に異なる2進数が与えられている。図13の
例では、チャネル0,1,…4に対して000,00
1,…100の2進数が与えられ、この数値が大きいチ
ャネルほど優先度が高い。例えばバス権入力端子I4と
I3に同時にバス権要求があった場合には、チャネル4
の値は100(10進数で4)で、チャネル3の値は0
11(10進数で3)であるので、バス権許可出力端子
Y4には許可信号が出力されるが、Y3は不許可とな
り、チャネル4がバス権を獲得することになる。
【0005】図13のバス権調停回路の動作を説明す
る。まず、バス権の要求を出していないチャネルは、*
印の付加された3個の全てのNANDゲートにHigh
レベル(以下Hレベルと記す)を出力する。これはバス
権取得の競合に参加しないことを意味する。バス権取得
の要求を出しているチャネルの中にチャネルIDが4以
上(4を含む)のものがあればARB2*=Lレベルと
なる。ARB2*=Lレベルであることが全チャネルに
伝えられると、ID番号が3以下のチャネルのIDイン
ターフェースでは、ARB2*とID2とを入力する△
印の付加されたORゲートの出力がLレベルとなり、こ
のLレベルが、ARB2*と出力端の接続されたNAN
Dゲートを除くその他の全てのNANDゲートの入力に
供給され、これらのNANDゲートの出力がすべてHレ
ベルになるので、以後の競合には参加できなくなること
が図13の回路よりわかる。
【0006】図13においては、ID番号が4以上のチ
ャネルはC4の1個しかないので、チャネル4が最優先
でバス権を取得する。チャネル4がバス権要求を出して
いなければARB2*=Hレベルとなる。この場合、チ
ャネル2またはチャネル3がバス権要求を出していれば
ARB1*=Lレベルとなり、チャネル1とチャネル0
はバス権取得の競合に負ける。チャネル2,3,4がい
ずれもバス権要求を出していなければARB2*=AR
B1*=Hレベルとなり、チャネル1がバス権要求を出
していれば、ARB0*=Lレベルとなりチャネル0は
競合に負ける。このような方法で、バス権要求を出した
チャネルの中でID番号が最大となるチャネルのみが勝
ち残り、そのID番号の1と0との反転データがARB
2*〜ARB0*に出る。こうして1チャネルのみが選
択され、バス権許可を与えられる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
バス権調停回路では、チャネルの優先度を示すID番号
は固定的に設定されるのが普通なので、全チャネルに均
等なバス使用が期待できない。このID番号が固定的で
あるのは、従来はID番号を動的に変更すると、そのた
めに特別な時間を必要とし、その結果バスの利用効率が
低下するという問題が生じるからである。バスを公平に
使用させるためには、例えば同時に要求を出した複数の
チャネルの処理が全て終了するまで、新たに発生する要
求を許可しない等の特別の手段が必要であった。しかし
これらの手段を設けても、完全に全チャネルに均等とす
るのは容易ではなかった。また、上記のバス調停回路で
は、優先度によりチャネルを幾つかのグループに分け
て、各グループ内でチャネル間の公平を図るといった複
合的な優先関係の形成は困難であった。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係るバス権調停
回路は、各チャネル毎にバス権要求の有無を示す多チャ
ネルのバス権要求信号を、全体の優先順位によって複数
のグループに分けて入力し、前記複数グループ間の優先
順位に従い、各グループ内で要求の有ったチャネルから
調停した1つのチャネルにバス権許可信号を出力する複
数の調停回路により構成されるバス権調停回路におい
て、複数チャネル間の調停をする前記各調停回路は、各
チャネル間の固定優先順位に従い要求の有ったチャネル
のうちの最高順位のチャネルにバス権許可信号を出力す
る固定優先調停回路、または各チャネル間の優先順位を
順次巡回させる巡回優先順位に従い要求の有ったチャネ
ルのうちの最高順位のチャネルにバス権許可信号を出力
する巡回優先調停回路により構成されたものである。
【0009】
【作用】本発明においては、各チャネル毎にバス権要求
の有無を示す多チャネルのバス権要求信号を、全体の優
先順位によって複数のグループに分けて入力し、前記複
数グループ間の優先順位に従い、各グループ内で要求の
有ったチャネルから調停した1つのチャネルにバス権許
可信号を出力する複数の調停回路により構成されるバス
権調停回路において、複数チャネル間の調停をする前記
各調停回路は、固定優先調停回路又は巡回優先調停回路
により構成され、固定優先調停回路は複数の各チャネル
間で決められた固定優先順位に従い要求の有ったチャネ
ルのうちの最高順位のチャネルにバス権許可信号を出力
し、巡回優先調停回路は複数の各チャネル間の優先順位
を順次巡回させる巡回優先順位に従い要求の有ったチャ
ネルのうちの最高順位のチャネルにバス権許可信号を出
力するようにした。その結果多チャネルのバス権要求信
号を、全体の優先順位に従って複数のチャネル群に分
け、各チャネル群毎に固定優先調停回路または巡回優先
調停回路によりチャネル間の優位調停を行うという複合
的な優先順位関係を実現できる。
【0010】
【実施例】
実施例1.図1は本発明に係るバス権調停回路の実施例
1を示す図であり、図の10は固定優先調停回路、20
は巡回優先調停回路、論理素子のAはANDゲートであ
る。図1においては、バス権要求入力端子DRQ9〜D
RQ0は10ビットのバス権要求レジスタDMMに接続
され、このDMMレジスタは入力される10チャネルの
バス権要求データを保持する。バス権要求レジスタDM
Mの上位4ビット出力は固定優先調停回路10の入力端
子I9〜I6に接続され、またDMMの下位6ビット出
力は巡回優先調停回路20の入力端子I5〜I0に接続
されている。固定優先調停回路10の出力端子Y9〜Y
6、及び巡回優先調停回路20の出力端子Y5〜Y0は
調停結果レジスタDMNに接続され、このDMNレジス
タは10チャネルのうち、どのチャネルがバス権を許可
されたかを示すデータを保持している。調停結果レジス
タDMNの出力は、バス権許可出力端子DMN9〜DM
N0に接続されている。また調停結果レジスタDMN
は、前記DMN9〜DMN0の10ビットのほかにDM
NZというビットをもち、DMNZ出力端子に出力す
る。DMNZはDMN9〜DMN0の全てが0のときに
1となり、それ以外(いずれか1箇所のみ1)のときに
0となる。そしてDMNZ=0となったときに、実際に
バスアクセスを開始する。
【0011】固定優先調停回路10と巡回優先調停回路
20を結ぶ信号Z1が1のときは、固定優先調停回路1
0の入力端子I9〜I6のデータが全て0であることを
示し、巡回優先調停回路20の出力信号Z2が1のとき
は、固定優先調停回路10と巡回優先調停回路20の入
力端子I9〜I0のデータが全て0であることを示して
いる。Z2信号はDMNZビットに接続される。巡回優
先調停回路20には、6ビットの巡回優先順位指示レジ
スタDMPが付随する。このレジスタDMPは、入力端
子I5〜I0における調停優先度を巡回的に変化させる
ために使われる。DMPレジスタのデータ入力は巡回優
先調停回路20の出力端子Y5〜Y0に接続され、その
データ出力は巡回優先調停回路20へチャネル間の優先
順位を指示する制御信号として供給される。また、入力
信号LDM,LDN,LDPは各々DMM,DMN,D
MPレジスタへのロードパルスである。ロードパルスL
DPはZ1=1のときに限ってDMPへのロードがなさ
れるように、Z1と共にANDゲートに入力され、その
出力がレジスタDMPへ供給される。また、入力信号R
SPはDMPレジスタへのリセットパルスである。
【0012】図2は図1の固定優先調整回路10の内部
回路図であり、図中の論理素子のAはANDゲート、I
は入力信号の反転レベルを出力するインバータである。
図2において、入力端子I9の信号が論理1のHレベル
の場合、この入力信号はそのまま無条件で出力端子Y9
に出力されるので、優先度はI9が最も高い。入力端子
I8の信号は、I9の信号が論理0のLレベルの場合
に、その反転信号との論理積信号として出力される。入
力端子I7の信号は、I9の信号とI8の信号が共にL
レベルの場合に、これらの反転信号との論理積信号とし
て出力される。即ち図2の回路の優先度は、I9が最高
で、以下I8,I7,I6の順に低くなる固定優先関係
を持っている。従って、Hレベル信号によりバス権要求
を出した1個以上のチャネルの内、最大のチャネル番号
を持つチャネルの出力Yが1(Hレベル)となり、その
他のチャネルの出力Y及びZ1出力は0(Lレベル)と
なる。要求を出したチャネルが全くなければ、Y出力は
すべて0、Z1出力は1になる。
【0013】図3及び図4は、図1の巡回優先調停回路
20の内部回路図1及び2であり、図中の論理素子Aは
ANDゲート、OはORゲート、Iはインバータであ
る。またこれらの図の中には巡回優先順位指示レジスタ
DMPも6個のD型フリップフロップDMP5〜DMP
0として含まれている。この調停回路20は、前記DM
Pレジスタと入出力信号の接続されたZ2信号の生成回
路と6個のY出力生成回路からなっており、6個の各Y
出力生成回路は全く同一の回路で構成され、その入力の
ビットの取り方のみが異なっている。
【0014】最初に、巡回優先調停回路20の動作を説
明する。図5は図3,4のDMPリセット時の巡回優先
調停回路20の状態説明図であり、図中の論理素子のA
はANDゲート、Iはインバータである。DMPレジス
タにDMPリセットパルスRSPを与えると、DMPレ
ジスタは最下位を除く全てのビットが0に、最下位ビッ
トのみが1に設定される。いまDMP5〜DMP1が全
て0で、DMP0=1の条件を与えて、図3及び図4の
巡回優先調停回路20を簡単化すれば、図5の論理図と
なる。これは図3及び図4中の6個の各ORゲートの入
力側に接続される5個のANDゲートのうちで、DMP
0=1が入力の一方に供給されるANDゲートのみが信
号の通過できる有効な回路となり、DMP5〜DMP1
=0が入力の一方に供給されるANDゲートはすべて信
号の通過できない無効な回路(オープン回路と等価)に
なるので、これらの無効な回路をすべて除去した論理図
にすると図5が得られることになる。この図5の回路
は、Z1=1としたとき、チャネル5が最高優先順位
で、以下チャネル4,3,2,1,0の順に優先度が低
下する固定優先調停回路になっている。例えばバス権要
求レジスタDMMのデータDMM5〜DMM0が、同図
に示すように“011010”というビットパタンに設
定されていれば、最優先要求チャネルI4に対応するY
4のみが1となるビットパタン“010000”がY出
力になる。またZ2出力は0となる。そしてこれらの値
はDMNレジスタに調停結果として設定される。
【0015】図6は図3,4のDMP更新後の巡回優先
調停回路20の状態説明図であり、図中の論理素子のA
はANDゲート、Iはインバータである。図6は、図5
のDMMレジスタ及びZ1の値が更新されない時点でL
DPパルスが与えられた後の状態を示しており、いまD
MPレジスタはI4に対応するDMP4のみが1で、他
のビットが全て0になっている。このDMPレジスタの
データ条件を与えて図3及び図4の巡回優先調停回路2
0を図5の場合と同様に簡単化すれば、図6の論理図と
なる。図6の回路におけるDMPレジスタDMP5〜D
MP0のデータ“010000”は、図5で初期設定さ
れたレジスタ内で1個のみ1が立っているビットデータ
を、下記の巡回動作に従って、巡回(この例では右方向
に巡回)させることにより得られたものである。従って
DMPレジスタのデータは常に1ビットのみが1で、そ
の他のビットは全て0である。
【0016】更新によりDMPレジスタ内で1個のみ1
が立っているビットデータを巡回させる動作は、固定優
先調停回路10にバス権要求が全く無く、即ちZ1=1
で、ロードパルスLDPが供給されることにより、前回
バスアクセスを行使したチャネルに対応するレジスタの
ビット位置に、今回の更新により1が立つように、規定
された巡回方向(この例では右方向)に1のビットデー
タを巡回させることにより行われる。この過程で要求の
無いチャネルはスキップされる。そして、データの更新
後、DMPレジスタ内で1が立っているビット位置が示
すチャネル(図6ではDMP4が示すチャネル4)は、
前回バスアクセスを行使したので、今回は優先順位が最
下位(優先度0)であることを示し、この1のビットデ
ータを巡回させる巡回方向(この例では右方向)の次の
DMP3が示すチャネル3が最高優先順位(優先度5)
となり、この最高優先順位のチャネル3から巡回方向に
従った巡回順の各ビツトDMP2〜DMP0,DMP5
が示すチャネル2,1,0,5の順に優先順位が低下す
ることを示している。上記データ更新後のDMPレジス
タが示す優先順位により、巡回優先調停回路20が調停
を行う簡単化された回路が図6の論理図である。即ち図
6の回路は、Z1=1としたとき、チャネル3が最高優
先順位で、以下チャネル2,1,0,5,4の順に優先
度の低下する優先順位の調停回路になっている。
【0017】その結果、DMPレジスタのリセット時に
優先度の低いチャネルは、ロードパルスLDPが入力し
てDMPレジスタの値が更新される度に順次高い優先度
に変更され、最終的に各チャネルの平均化された優先度
は等しくなる。例えば、いま全チャネルからバス権要求
があった場合に、図5のDMPリセット時のチャネル
5,4,3,2,1,0の優先度はそれぞれ“5,4,
3,2,1,0”であるが、DMPレジスタが1回更新
されると優先度は“0,5,4,3,2,1”とな
り、、2回更新されると図6に示した“1,0,5,
4,3,2”となる。即ちチャネル5の優先度は“5→
0→1→2→3→4→5”と変化し、チャネル0の優先
度は“0→1→2→3→4→5→0”と変化するから、
各チャネルの平均化された優先度は均等になる。以上が
巡回優先調停回路20の動作である。次に、図1のバス
権調停回路全体の制御方法を説明する。
【0018】図7は、図1のバス権調停回路を用いたバ
スコントローラの状態遷移図であり、前記バスコントロ
ーラがステートマシンとして実現された場合の状態遷移
例を示している。また、図8は図7のステートマシンの
動作とバス権調停回路の各種信号波形との時間的関係を
示すタイミングチャートである。図7及び図8を用いて
図1の動作を説明する。まず、リセットパルスRSPに
より予めDMPレジスタを“000001”に設定し、
ロードパルスLDMによりDMMレジスタがバス権要求
情報DRQ9〜DRQ0をサンプリングする。S0ステ
ートの開始時点で、調停を開始し、この調停はS0とS
1の両ステートで行われる。そしてステートS1の終了
時点でロードパルスLDNによりDMNレジスタに調停
結果が設定される。S2ステートでは、バス権要求チャ
ネルが有ってDMNZビットが0ならばバスサイクルに
進むが、図8の例では、1度目のS2にはDMNZ=
1、すなわちバス権要求チャネルがないのでDMMレジ
スタの入力データを更新して再び調停を実行する。
【0019】2度目の調停時にはバス権要求チャネルが
有り(DMNZ=0)、調停の結果は、DMNZ=0と
なるので、許可したチャネルのバスサイクルが実行され
る。この場合DMMレジスタの保持データはバスサイク
ルの終了時点まで更新されない。図8の例では、この時
点ではZ1=0、即ち固定優先回路10へ入力されるD
MM6〜DMM9のうちのいずれかがHレベル(1)で
あるので、バス権取得のサービスを受けているのは、上
記DMM6〜DMM9へ接続されるチャネル番号6〜9
のうちのいずれかの上位優先チャネルである。図8の例
では、このバスサイクルは例えばSnステートまで行っ
て終了する。Snステートでは、最初にLDPパルス
を、次にLDMパルスを与える。しかし、LDPパルス
はZ1=0であるからANDゲートに遮断され、チャネ
ル間の優先順位を示すDMPレジスタは更新されない。
しかしバス権要求情報を入力するDMMレジスタは更新
され、再びS0ステートから調停を再開する。
【0020】3度目のS2ステートで、図8の例では、
DMNZ=0(バス権要求チャネルは有り)で、Z1=
1(固定優先調停回路へのバス権要求は無し)であるか
ら、巡回優先チャネル(I5〜I0)におけるバス権要
求を処理することになる。このバスサイクルで、巡回優
先調停回路20は例えば図5のような状態になっていて
バスコントローラはチャネル4の処理を行っているとす
る。Snステートでは最初にLDPパルスが、次にLD
Mパルスが与えられる。今度はZ1=1であるから、L
DPパルスにより巡回優先順位指示レジスタDMPが更
新され、優先順位を変更した上で、LDMパルスにより
DMMレジスタに全チャネルのバス権要求信号を取込
み、次の調停サイクルに進む。このとき、巡回優先調停
回路20は例えば図6のような状態に変わっている。
【0021】以上のように、本発明の実施例1によれ
ば、多チャネルのバス権要求源を、優先度の高い上位チ
ャネル群と優先度の低い下位チャネル群に分割し、上位
優先群内では各チャネルに固定優先調停を行い、下位優
先群内では各チャネルの平均的優先度を均等にする巡回
優先調停を行うという、複雑なバス権調停回路がデジタ
ル論理素子の組み合せでのみ実現できるので、きわめて
高速に調停処理が実行され得る。即ち従来技術の調停I
Dバス線を使うとバス権調停に長時間を要するが、本発
明では上位及び下位グループの調停を1つの回路で集中
的に処理しているので、所用時間は各論理素子の遅延時
間だけで済む。なお実施例1では、調停処理はS0とS
1の2マシンステート期間をかけて実行していたが、ク
ロック周期を考慮した上で1マシンステートにまとめて
も問題はない。
【0022】また本発明の実施例1によれば、多チャネ
ルのバス権要求源を、優先度の高い上位チャネル群と優
先度の低い下位チャネル群に分割し、上位優先群内では
各チャネルに固定優先調停を行い、下位優先群内では各
チャネルの平均的優先度を均等にする巡回優先調停を行
っているので、例えばデータ転送を行うチャネルは下位
の巡回優先調停チャネル群に含めてバス権を獲得する機
会を等しく与え、緊急度の高い割り込みやイベントの通
知を行うチャネルは上位の固定優先調停チャネル群に含
めて優先的に処理させる等により、個々のチャネルの優
先度に応じた最適なバス調停システムが構築できる。ま
た実施例1の巡回優先調停回路20で調停優先順位を巡
回させる間に、上位の特別チャネルがバス権を要求して
割り込んで来ても、DMPレジスタへの更新パルスをA
NDゲートで遮断するため、調停優先順位を乱さないよ
うに制御できる。
【0023】実施例2.図9は、本発明に係るバス権調
停回路の実施例2を示す図であり、図の20A,20B
は巡回優先調停回路(A),(B)、論理素子のIはイ
ンバターである。図9においては、バス権要求入力端子
DRQ8〜DRQ0はバス権要求レジスタDMMに接続
され、このDMMレジスタは9チャネルのバス権要求デ
ータを保持する。DMMレジスタの最上位ビットDMM
8は最優先チャネルである。次の4ビットDMM7〜D
MM4は巡回優先調停回路20Aの入力端子I7〜I4
に接続され、DMMレジスタの下位4ビットDMM3〜
DMM0は巡回優先調停回路20Bの入力端子I3〜I
0に接続されている。DMMレジスタの最上位ビットD
MM8、巡回優先調停回路20Aの出力端子Y7〜Y
4、及び巡回優先調停回路20Bの出力端子Y3〜Y0
は調停結果レジスタDMNに接続され、DMNレジスタ
は9チャネルのうち、どのチャネルがバス権を許可され
たかを示している。DMNレジスタの出力がバス権許可
出力端子DMN8〜DMN0に接続されている。
【0024】またDMNレジスタは、DMN8〜DMN
0の9ビットの他にDMNZというビットをもち、DM
NZ出力端子に出力する。DMNZはDMN8〜DMN
0の全てが0のときに1となり、それ以外(いずれか1
箇所のみ1)のときに0となる。DMNZ=0となった
ときに実際にバスアクセスを開始する。また、2つの調
停回路間を縦続的に結ぶ信号線Z0,Z1,Z2によっ
てグループ間の固定優先関係が規定される。信号Z0が
1のときはDMM8=0であることを示し、信号Z1が
1のときはDMM8〜DMM4が全て0であることを示
し、信号Z2が1のときはDMM8〜DMM0が全て0
であることを示し、これがDMNレジスタにロードされ
てDMNZ信号となる。
【0025】図10は図9の巡回優先調停回路20Aの
内部回路図であり、巡回優先調停回路20Bも同一構成
の回路である。なお図中の論理素子のAはANDゲー
ト、0はORゲート、Iはインバータである。巡回優先
調停回路20A,20Bはそれぞれ4ビット巡回優先順
位指示レジスタDMP7〜DMP4、及びDMP3〜D
MP0を内蔵し、それぞれの内部で優先度を巡回的に移
動させる。リセットパルスRSP及びロードパルスLD
Pは巡回優先調停回路20A,20Bに共通な信号とし
て与えられる。このように巡回優先調停回路は単位チャ
ネル数(この例では4チャネル)を含む各群毎にモジュ
ール化しておくと、各群間に優先順位を設ける場合に便
利である。
【0026】図9及び図10の動作を説明する。図10
及びこれと同一構成で入力端子がI3〜I0で出力端子
がY3〜Y0となる不図示の回路では、入力パルスRS
PはDMPレジスタのDMP7〜DMP5及びDMP3
〜DMP1のリセット端子と、DMP4及びDMP0の
セット端子に接続されるので、この回路にRSPパルス
を与えると、最下位ビットのDMP4及びDMP0が1
で、その他のすべてのDMPビットは0に設定される。
図11は図10のDMPリセット時の巡回優先調停回路
20Aの状態説明図であり、図中の論理素子のAはAN
Dゲート、Iはインバータである。図10のDMPレジ
スタDMP7〜DMP4がリセットされ、そのデータが
“0001”に設定された場合の巡回優先調停回路20
Aを簡単化すると図11の論理図となる。これは図10
の4個の各ORゲートの入力側に接続される3個のAN
Dゲートのうちで、DMP4=1が入力の一方に供給さ
れるANDゲートのみが信号の通過できる有効な回路と
なり、DMP7〜DMP5=0が入力の一方に供給され
るANDゲートはすべて信号の通過できない無効な回路
(オープン回路と等価)になるので、これらの無効な回
路をすべて除去した論理図にすると図11が得られるこ
とになる。
【0027】この図11の回路は、Z0=1としたと
き、チャネル7が最高優先順位で、以下チャネル6,
5,4の順に優先度が低下する固定優先調停回路になっ
ている。例えばバス権要求レジスタDMMのデータDM
M7〜DMM4が、同図に示すように“0110”とい
うビットパタンに設定されていれば、最優先要求チャネ
ルI6に対応するY6のみが1となるビットパタン“0
100”がY出力になる。またZ1出力は0となる。そ
してこれらの値はDMNレジスタに調停結果として設定
される。このようにDMPリセット時の初期化状態で
は、巡回優先調停回路20Aが、チャネル7,6,5,
4の順に優先順位が下がり、巡回優先調停回路20B
が、チャネル3,2,1,0の順に優先順位が下がる固
定優先調停回路になる。
【0028】図12は図10のDMP更新後の巡回優先
調停回路20Aの状態説明図であり、図中の論理素子の
AはANDゲート、Iはインバータである。図12は、
図11のDMM及びZ0の値が更新されない時点でLD
Pパルスが与えられ後の状態を示しており、いまDMP
レジスタはI6に対応するDMP6のみが1で、他のビ
ットが全て0になっている。このDMPレジスタのデー
タ条件を与えて図10の巡回優先調停回路20Aを図1
1の場合と同様に簡単化すれば、図12の論理図とな
る。図12の回路におけるDMPレジスタのデータ更新
は、図6で説明した場合と全く同様に行われる。即ち図
12のDMPレジスタは、巡回優先調停回路20A,2
0Bの内部に各々1ビットのみに1が立つように更新さ
れる。更新の条件は、上位グループでのバス権要求がな
く、かつその巡回優先調停回路内部でバス権要求が1チ
ャネル以上あった場合であり、更新のタイミングは、そ
の最優先チャネルの処理後、次の調停サイクル開始前
に、前回最優先であったチャネルに対応するビット位置
に1が移動する。そして、次の調停サイクルでは、更新
されたDMPレジスタ内の1の立ったチャネルが最低優
先度になるような巡回的優先関係に変化する。
【0029】上記データ更新後のDMPレジスタが示す
優先順位により、巡回優先調停回路20Aが調停を行う
簡単化された回路が図12の論理図である。この図12
の回路は、Z0=1としたとき、チャネル5が最高優先
順位で、以下チャネル4,7,6の順に優先度の低下す
る優先順位の調停回路になっている。すなわち、DMP
レジスタの1の立っているDMP6が示すチャネル6は
前回バスアクセスを行使したので今回は優先順位が最下
位(優先度0)になり、この1のビットデータを巡回さ
せる巡回方向(この例では右方向)の次のDMP5が示
すチャネル5が最高優先順位(優先度3)となる。そし
て最高優先順位のチャネル5から巡回方向に従った巡回
順の各ビットDMP4、DMP7、DMP6が示すチャ
ネル4,7,6の順に優先順位が低下していることを示
している。
【0030】また図9の回路においては、巡回優先調停
チャネルを2つのグループに分けて、このグループ毎の
巡回優先調停回路で調停処理を行うようにしたので、巡
回優先調停回路20Aに属するチャネルの処理が行われ
れば、巡回優先調停回路20A内の優先順位が巡回する
が、巡回優先調停回路20Bの優先順位は巡回せず、ま
た巡回優先調停回路20Bに属するチャネルの処理が行
われれば、巡回優先調停回路20Bの優先順位が巡回す
るが、巡回優先調停回路20Aの優先順位は巡回しな
い。このように、2つの巡回優先調停回路20Aと20
Bは互いに相手の内部優先関係を乱さないで動作する。
また、最優先チャネル8の処理が行われた場合は、信号
Z0及びZ1が0レベルとなるから、LDPパルスがA
NDゲートで遮断され、巡回優先調停回路200A及び
20BのDMPレジスタは更新されない。
【0031】図9の実施例2のバス権調停回路の制御方
法は、図1の実施例1のバス権調停回路の制御方法と全
く同じであり、例えば図7の状態遷移図をもつステート
マシンによって制御され、リセットパルスRSP、ロー
ドパルスLDM、LDN、LDPのタイミング関係は図
8のようになる。
【0032】また図1の実施例1と図9の実施例2を組
み合せたバス権調停回路として、各チャネル毎にバス権
要求の有無を示す多チャネルのバス権要求信号を、まず
全体的な優先度に従い、最優先チャネル群(各群内のチ
ャネル数は単数でも複数でもよく、図9のDMM8は単
数の場合である)、第2優先チャネル群、第3優先チャ
ネル群、…のように複数のチャネル群に分け、各群内の
チャネル順位の調停を巡回優先調停回路または固定優先
調停回路で実現することができる。例えば、多量のデー
タ転送を行う複数のチャネルは低位の巡回優先チャネル
群とし、データ転送に伴うイベント通知等の少量のデー
タ転送を行う複数のチャネルは高位の巡回優先チャネル
群として、各巡回優先チャネル群内では同等の優先関係
とし、さらにその上に最優先の固定優先チャネル群をお
くといった複合的な優先関係を形成することができる。
そして複数の巡回優先チャネル群の間には優先関係はあ
るが、互いに相手の内部優先関係を乱すことなく自律的
に動作することができる。
【0033】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、各チャネ
ル毎にバス権要求の有無を示す多チャネルのバス権要求
信号を、全体の優先順位によって複数のグループに分け
て入力し、前記複数グループ間の優先順位に従い、各グ
ループ内で要求の有ったチャネルから調停した1つのチ
ャネルにバス権許可信号を出力する複数の調停回路によ
り構成されるバス権調停回路において、複数チャネル間
の調停をする前記各調停回路は、各チャネル間の固定優
先順位に従い要求の有ったチャネルのうちの最高順位の
チャネルにバス権許可信号を出力する固定優先調停回
路、または各チャネル間の優先順位を順次巡回させる巡
回優先順位に従い要求の有ったチャネルのうちの最高順
位のチャネルにバス権許可信号を出力する巡回優先調停
回路により構成されるようにしたので、多チャネルのバ
ス権要求信号を、全体の優先順位によって最優先チャネ
ル群、第2の優先チャネル群、第3優先チャネル群のよ
うに複数のチャネル群に分け、例えば最優先チャネル群
は固定優先調停回路によりあらかじめ決められた優先順
位で調停を行い、その他のチャネル群は各群毎の巡回優
先調停回路により群内のチャネル優先度を均等にする調
停を行うというような複合的な優先順位関係を容易に実
現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るバス権調停回路の実施例1を示す
図である。
【図2】図1の固定優先調停回路の内部回路図である。
【図3】図1の巡回優先調停回路の内部回路図1であ
る。
【図4】図1の巡回優先調停回路の内部回路図2であ
る。
【図5】図3,4のDMPリセット時の巡回優先調停回
路の状態説明図である。
【図6】図3,4のDMP更新後の巡回優先調停回路の
状態説明図である。
【図7】図1のバス権調停回路を用いたバスコントロー
ラの状態遷移図である。
【図8】図7のステイトマシンの動作と図1の各種信号
波形との関係を示すタイミングチャートである。
【図9】本発明に係るバス権調停回路の実施例2を示す
図である。
【図10】図9の巡回優先調停回路(A)の内部回路図
である。
【図11】図10のDMPリセット時の巡回優先調停回
路(A)の状態説明図である。
【図12】図10のDMP更新後の巡回優先調停回路
(A)の状態説明図である。
【図13】従来のバス権調停回路の構成例を示す図であ
る。
【符号の説明】
10 固定優先調停回路 20 巡回優先調停回路 20A,20B 巡回優先調停回路(A),(B) DMM バス権要求レジスタ DMN 調停結果レジスタ DMP 巡回優先順位指示レジスタ DRQ9〜DRQ0 バス権要求入力端子 DMN9〜DMN0 バス権許可出力端子 A ANDゲート NA NANDゲート O ORゲート I インバータ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各チャネル毎にバス権要求の有無を示す
    多チャネルのバス権要求信号を、全体の優先順位によっ
    て複数のグループに分けて入力し、前記複数グループ間
    の優先順位に従い、各グループ内で要求の有ったチャネ
    ルから調停した1つのチャネルにバス権許可信号を出力
    する複数の調停回路により構成されるバス権調停回路に
    おいて、 複数チャネル間の調停をする前記各調停回路は、各チャ
    ネル間の固定優先順位に従い要求の有ったチャネルのう
    ちの最高順位のチャネルにバス権許可信号を出力する固
    定優先調停回路、または各チャネル間の優先順位を順次
    巡回させる巡回優先順位に従い要求の有ったチャネルの
    うちの最高順位のチャネルにバス権許可信号を出力する
    巡回優先調停回路により構成されることを特徴とするバ
    ス権調停回路。
  2. 【請求項2】 各チャネル毎にバス権要求の有無を示す
    多チャネルのバス権要求信号を、全体の優先順位によっ
    て上位及び下位の2グループに分けて入力し、前記2グ
    ループ間の優先順位に従い、各グループ内で要求の有っ
    たチャネルから調停した1つのチャネルにバス権許可信
    号を出力する2つの調停回路により構成されるバス権調
    停回路において、 複数チャネル間の調停をする前記上位の調停回路は、各
    チャネル間の固定優先順位に従い要求の有ったチャネル
    のうちの最高順位のチャネルにバス権許可信号を出力す
    る固定優先調停回路により構成され、また複数チャネル
    間の調停をする前記下位の調停回路は、各チャネル間の
    優先順位を順次巡回させる巡回優先順位に従い要求の有
    ったチャネルのうちの最高順位のチャネルにバス権許可
    信号を出力する巡回優先調停回路により構成されること
    を特徴とするバス権調停回路。
  3. 【請求項3】 複数チャネル間の調停をする前記巡回優
    先調停回路は、各ビット位置が前記複数の各チャネルを
    示す複数ビットのデータを有し、前記複数ビットのデー
    タのうちの1ビットのみが1に、その他のビットは全て
    0に設定されるデータレジスタであって、前記データレ
    ジスタの1が設定されたビット位置が示すチャネルは最
    低優先順位で、前記1のビットデータを巡回させる巡回
    方向の次のビット位置が示すチャネルが最高優先順位
    で、前記巡回方向に従った巡回順の各ビット位置が示す
    チャネル順に前記最高優先順位から低下する優先順位で
    あることを指示し、前記指示された優先順位に従い巡回
    優先調停回路が調停を行った次の調停時には、前回の最
    高優先順位のチャネルが今回の最低優先順位のチャネル
    となるように前記データレジスタ内の1が設定されるビ
    ット位置を順次巡回させる巡回優先順位指示レジスタを
    有することを特徴とする請求項1又は請求項2記載のバ
    ス権調停回路。
  4. 【請求項4】 前記バス権調停回路は、 各チャネル毎にバス権要求の有無を示す多チャネルのバ
    ス権要求信号を入力保持し、該保持信号を全体の優先順
    位により分けられたグループ毎の各調停回路へ出力する
    バス権要求レジスタと、 前記グループ毎の各調停回路からそれぞれチャネル毎に
    出力されるバス権の可否を示す信号を入力保持し、該保
    持信号をチャネル毎の調停結果信号として出力する調停
    結果レジスタとを有することを特徴とする請求項1、請
    求項2又は請求項3のいずれかに記載のバス権調停回
    路。
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Cited By (3)

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