JPH0435540A - バス調停装置 - Google Patents

バス調停装置

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JPH0435540A
JPH0435540A JP14188590A JP14188590A JPH0435540A JP H0435540 A JPH0435540 A JP H0435540A JP 14188590 A JP14188590 A JP 14188590A JP 14188590 A JP14188590 A JP 14188590A JP H0435540 A JPH0435540 A JP H0435540A
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JP
Japan
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bus
circuit
grant
request
signal
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JP14188590A
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English (en)
Inventor
Satoru Miyagi
宮城 覚
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0435540A publication Critical patent/JPH0435540A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 複数のバスマスタによるアクセス競合を回避するための
バス調停装置に関し、 共有バス上のバスマスタ数の増加やバスクロックの高速
化に対応すると共に公平度の高い調停を行なうことを目
的とし、 共有バス上の複数のバスマスタからのバス権獲得要求を
調停するバス調停装置において、前記複数のバスマスタ
のうち、バスクロックの現在のサイクル中に初めてバス
権獲得のためのリクエスト信号を送出したバスマスタを
検出するリクエストラッチ回路と、該リクエストラッチ
回路の出力信号に基づきバスクロックの同じ一周期内に
前記リクエスト信号を送出したバスマスタが二以上あっ
たとき、それらのバスマスタに予め割り当てられたマス
タ番号を優先度の高いもの順に出力する同着リクエスト
優先付は回路と、入力された一又は二以上のマスタ番号
を先着順に記憶し、基本的には先着順にバスグラントを
与え、同着のときは前記同着リクエスト優先付は回路で
定めた優先順でバスグラントを与えるグラント信号を出
力するバスグラント発生回路と、前記同着リクエスト優
先付は回路からの優先席順に並んだ一又は二以上のマス
タ番号を該バスグラント発生回路内の空きレジスタのう
ち、最も早くバスグラントを得ることかできるレジスタ
から順に一度に記憶させるリクエスト配置回路とを有す
るよう構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明はバス調停装置に係り、特に複数のバスマスタに
よるアクセス競合を回避するためのバス調停装置に関す
る。
中央処理装置(CPU)やダイレクト・メモリ・アクセ
ス・コントローラ(DMAC)などのバスマスタが複数
個、共有バスを介して共通メモリや通信用入出力装置を
共有するマルチプロセッサシステムは、近年、その共有
バス上のバスマスタ数の増加と、システムクロックの高
速化の傾向かある。このため、複数のバスマスタ間のア
クセスが競合しないように、各バスマスタのバス権取得
に対するより公平な調停と、バスマスタ数の増加やシス
テムクロックの高速化に対応してより迅速な調停処理が
必要とされる。
〔従来の技術〕
上記の調停処理を行なうバス調停装置には、従来バス要
求信号の到着順を記憶せずに、バス要求をしているバス
マスタの中から最も優先度の高いバスマスタを選んでバ
ス権を獲得させる(バスグラントを与える)ものや、各
バスマスタ毎に全バスマスタ数分のビット数を持つ直列
入力直列出力型のシフトレジスタを設け、バス権獲得要
求の先着順を記憶し、それに従ってバスグラントを与え
るもの(例えば特開昭63−180239号公報)が知
られている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかるに、前者のバス調停装置では、低い優先度を持っ
たバスマスタがバス権獲得要求をしていても、それより
高い優先度を持った複数のバスマスタが交互に要求をし
続けると、いつまでたってもバスグラントを得ることが
できない。また、この従来のバス調停装置では、必ずし
も時間的に早くバス権獲得要求をしたバスマスタが先に
バスグラントを得るとは限らず、公平な調停ができない
一方、後者のバス調停装置では先着順にバス権を与える
ことができる反面、バスクロックの一周期内で複数のバ
スマスタからバス権獲得要求かあった場合(所謂、同着
の場合)、あるいはバス権獲得要求を受けてから次のバ
スクロックでバスグラントを与える場合には、前記直列
入力直列出力のシフトレジスタの入力端から出力端まで
バスクロックの1周期内で高速にシフトしなければなら
ず、またバスマスタ数と同じ段数にシフトレジスタを構
成しなければならないことからシステムクロックの高速
化とバスマスタ数の増加の傾向にある現在のマルチプロ
セッサシステムにおいては、このような回路構成の装置
では対応しにくい。
本発明は以上の点に鑑みなされたもので、共有バス上の
バスマスタ数の増加やバスクロックの高速化に対応する
と共に公平度の高い調停を行なうことができるバス調停
装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
第1図(A)は本発明の原理構成図を示す。同図中、バ
ス調停装置10は、リクエストラッチ回路11.同着リ
クエスト優先付は回路12.リクエスト配置回路13及
びバスグラント発生回路14からなる。
リクエストラッチ回路11は共有バス上の複数のバスマ
スタのうち、バスクロックの現在のサイクル中に初めて
バス権獲得のためのリクエスト信号を送出したバスマス
タを検出する。同着リクエスト優先付は回路12は、バ
スクロックの同じ一周期内にリクエスト信号を送出した
バスマスタが二以上あったとき、それらのバスマスタに
予め割り当てられたマスタ番号を優先度の高いもの順に
出力する。
リクエスト配置回路13は同着リクエスト優先付は回路
12からの優先席順に並んだ一又は二以上のマスタ番号
をバスグラント発生回路内の空きレジスタのうち、最も
早くバスグラントを得ることかできるレジスタから順に
一度に記憶させる。
バスグラント発生回路14は入力された一又は二以上の
マスタ番号を先着順に記憶し、基本的には先着順にバス
グラントを与え、同着のときは同着リクエスト優先付は
回路12て定めた優先順でバスグラントを与えるグラン
ト信号を出力する回路で、記憶部と制御部とからなる。
このうち、記憶部は第1図(B)に14aで示す如く、
共有バス上のバスマスタ数と対応したビットb1〜b。
を持ち、全部でバスマスタ数と同じ数nだけ設けられた
レジスタ16.〜16.により構成されている。
〔作用〕
バスグラント発生回路14はマスタ番号を記憶する記憶
部14aと、バスビジー信号やリクエストのネゲートな
どバスグラントの更新、消滅をするにあたって参考とな
る信号を監視し、これらから作り出されたバスグラント
授与信号で記憶部14aを制御し、バスグラントを与え
る制御部とからなる。ここで、本発明では上記の記憶部
14aは第1図(B)に16.〜16..で示すように
、各バスマスタに対応したビットを持つレジスタを全パ
スマスタ数n個分設け、並列入力直列出力型のシフトレ
ジスタ群の構成としている。これにより、リクエスト配
置回路13から各レジスタ16.〜16.を任意の個数
、直接アクセスでき、単数又は複数のマスタ番号出力は
一度に空いているレジスタに書き込まれる。
従って、本発明ではレジスタ16.〜16.のうち空き
レジスタで、かつ、最も早くバスグラントを得ることが
できるレジスタ(第1図(B)では 16..16.、
・・・、16.の順でバスグラントを早く得ることがで
きる)から順に単数又は複数のマスタ番号を一度に書き
込めるため、従来の直列入力直列出力型シフトレジスタ
を用いたものに比し、迅速なバスグラント発生ができる
。また、同着以外はマスタ番号は先着順に、レジスタ1
6、〜16゜のうち所望のレジスタに書き込めるので、
先着順にバスグラントを与えることができる。
〔実施例〕
次に上記の各回路11〜14の実施例について、共有バ
ス上の全バスマスタ数nが“4′の場合を例にとって説
明する。第2図は第1図(A)に示したリクエストラッ
チ回路】1の一実施例の回路図を示す。リクエストラッ
チ回路11は4つのバスマスタの調停を行なうため、4
つの回路ユニット111〜114から構成されている。
回路ユニット111〜114は同一回路構成であるので
、代表して回路ユニット111の構成及び動作について
説明する。
rql−rq4は夫々第1乃至第4のバスマスタからの
バス権獲得要求信号(リクエスト信号)、busclk
はバスクロック、rstはリセット信号である。リクエ
スト信号rqlはインバータ1】5を介してD型フリッ
プフロップ116のデータ入力端子に印加される。フリ
ップフロップ116はインバータ115で位相反転され
たリクエスト信号rqlをバスクロックbusclkの
立ち上がりエツジでラッチした信号crqlをそのQ出
力端子より出力する。
D型フリップフロップ117は上記の信号crqlをバ
スクロックbusclkの立ち上がりエツジでラッチし
た信号prqlをそのQ出力端子より出力する。この出
力信号prqlはインバータ118を通してAND回路
119に印加され、ここで信号crqlと論理積をとら
れ、信号1rqlとして出力される。従って、このリク
エストラッチ回路11の出力信号1rqn(ただし、n
−1゜2.3.4)をCとし、信号crqnをA、信号
prqnをBとすると、出力信号Cは、C=A−B で表わされ、次表で示される関係となる。
二こで、上記信号crqnはバスクロックbusclk
の現在のサイクル中のリクエスト信号rqnをラッチし
た信号であり、また上記信号prqnはバスクロックb
usclkの一周期前のリクエスト信号の状態を示す信
号である。一方、リクエスト信号rqnはローレベル(
以下、“L”と記す)のとき(従って、リクエスト信号
rqnはハイレベル(以下、“H”と記す)のとき)、
n番目のバスマスタからのリクエストがあることを示し
ている。
従って、上記表かられかるように、このリクエストラッ
チ回路11によれば、バスクロックの一周期前はリクエ
スト無しで(prqnが“L”)で、今回初めてリクエ
ストか有る(crqnか“H”)ときのみ、出力信号1
rqnを“H”とし、それ以外の場合には出力信号1r
qnを“L”とする。なお、このリクエストラッチ回路
11は上記の処理をバスクロックbusclkの毎周期
行ない、また、リセット信号rstで初期化される。
第3図は第1図(A)に示した同着リクエスト優先付は
回路12の一実施例の回路図を示す。同着リクエスト優
先付は回路12はバスクロックの同−周期内に複数のリ
クエスト信号入力かあったときに優先度付けをして出力
する機能を有しており、優先度付はマスタ番号発生回路
121 と、有効判別信号発生回路122とから構成さ
れている。
優先度付はマスタ番号発生回路121はリクエストラッ
チ回路11から取り出されたリクエスト信号1rql〜
1rq4を入力信号として受け、優先度付けされたマス
タ番号P1〜P4を発生出力する。ここで、マスタ番号
P1〜P4の各々は4ビツトで、各ビットが共有バス上
の第1乃至第4のバスマスタの夫々に対応して割り当て
られている。すなわち、PIは優先度が最も高いマスタ
番号、P2は優先度が2番目のマスタ番号、P3は優先
度が3番目のマスタ番号、P4は優先度が最も低いマス
タ番号で、また優先度に番目(K= 1 。
2、 3. 4)のマスタ番号PKはPKI〜PK4の
4ビツトからなり、例えば第3バスマスタからのリクエ
スト信号]rq3が“H”であるときはPKI〜PK4
のうちPK3のみが論理“H”となるというように、そ
のマスタに対応するビットを論理“H”にして、そのバ
スマスタと認知させる。
ここでは、優先席順位は第1バスマスタが最高で、以下
第2.第3及び第4バスマスタの順で固定されている。
従って、例えば第1.第3及び第4のバスマスタからの
リクエストが同着で、リクエスト信号1rq1.1rq
3及び1rq4が夫々“H″のときは、マスタ番号P1
はその第1ビットPI、たけか“H″、マスタ番号P2
はその第3ビツトP2sだけが“H”、マスタ番号P3
はその第4ビツトP3aだけが“H”となり、マスタ番
号P4は4ビツトP41〜P4aがオール“H″である
上記のリクエスト信号1rqlをA、1rq2をB、1
rq3をC,1rq4をDとしたとき、この優先度付は
マスタ番号発生回路121は次の論理式で表わされる回
路構成とされている。
P1+=A P1t=A−B P12=A−B−C Pl4 =A−B−C−D P2.=GROUND P2□ =A−B P2.=A−B−C+A−B−C P2.=A−B−C−D+A−B−C−D+A−B−C
−D P3   =GROUND P3.=GROUND P3.=A−B−C P3.=A−B−C−D+A−B−C−D+A−B−C
−D P4.  工GROUND P4.=GROUND P4.=GROUND P44  =A−B−C−D 一方、有効判別信号発生回路122は優先度付けされた
マスタ番号PI−P4か有効であるか否かを示す有効判
別信号rqenl〜rqen4を発生する回路で、次に
示す論理式で表わされる構成とされている。
r q e n 1 =A+B+C+Drqen2=A
B+CD+BC+AC+BD十D rqen3=ABC+BCD十ABD+ACDrqen
4=ABcD 従って、前記した第1.第3及び第4のバスマスタから
のリクエストが同着の場合を例にとると、rqenl、
rqen2及びrqen3は夫々“H”て、マスタ番号
PI、P2及びP3か有効であることを示し、rqen
4は“L”でディスエーブルされる。
なお、単独のリクエストの場合は、Plからマスタ番号
が出力され、rqenl P−rqen4のうちrqe
nlのみ“H”とされる。
第4図は第1図(A)に示したリクエスト配置回路13
の一実施例の回路図を示す。リクエスト配置回路13は
、第3図に示した同着リクエスト優先付は回路12から
の優先度付けされたマスタ番号PI−P4と、有効判別
信号rqenl〜rqen4と後述のバスグラント発生
回路14からのレジスタ状態信号1rcl〜1rc4と
を入力信号として受け、マスタ番号をバスグラント発生
回路14の空きレジスタのうち最も早くバスグラントを
得ることができるレジスタからバスマスタの個数分を一
度に配置する回路で、セレクタ制御回路131と4つの
セレクタ132〜135とから構成されている。
上記のセレクタ制御回路131は第5図に示す如き回路
構成とされており、次に示す論理式で表わされる有効判
別信号rgenl〜rgen4.ストローブ信号5tr
obeG n及び各2ビツトのセレクト信号S 1  
(a、b) 〜S4 (a、b)を発生出力する。
r gen 1=ABCDE rgen2=ABcDF+ABcDE rgen3=ABCDG+ABCDF+ABCE rgen4=ABCDH+ABCDG+ABCDF+A
BCDE strobeG n = r g e n   nS 
1  a=S 1 b=GROUND32 a=ABC
D S 2 b=GROUND S 3 a=ABCD S3b=ABCD S4a=ABCD−ABcD S4b=ABCD−ABCD (ただし、A=Ircl、B=1rc2.C=lrc3
.D=Irc4.E=rqenl、F=rqen2.G
=rqen3.H=rqen4とする)。
一方、前記セレクタ132〜135は夫々4つの入力端
子に入力される優先度付けされたマスタ番号P1〜P4
のうちの一つをセレクト信号に基づいて選択出力する回
路で、各々同一構成であり、代表してセレクタ132の
回路構成を第6図に示す。
同図に示すように、セレクタ132はT T L 74
153相当の機能を論理的に持っているセレクタ回路1
321〜1324から構成されている。セレクタ回路1
321〜!324の各々は4ビツトの入力端子nC(]
〜nC3と、ストローブ信号入力端子5trobeG 
Imと、2ビツトのセレクト信号入力端子A、  Bと
、1ビツトの出力端子Yとを有しており、ストローブ信
号5trobeG +か“L′のときセレクト信号Sl
a、Slbに基づいて各4セレクタの入力端子nCO〜
nC3に入力されるマスタ番号pH−4〜P 4 +−
aのうちの所定の−の入力端子への入力信号を出力端子
IY〜4Yより書き込み信号rg1〜rg4として出力
する。
上記の構成のセレクタ制御回路131及びセレクタ13
2〜135からなるリクエスト配置回路13の動作につ
いて次に説明する。セレクタ制御回路131は入力有効
判別信号rqenl〜rqen4により、今回入力され
た優先度付けされたバスマスタ番号P 1 +−a〜P
 41−、からいくつ有効なマスタ番号が入力されたか
を判別し、更にバスグラント発生回路14にあるレジス
タの個々について空きならば“L”、マスタ番号が書き
込まれているならば“H”を示すレジスタ状態信号1r
cl〜1rc4の入力によりバスグラント発生回路14
のレジスタのうちの空きレジスタを判別する。
これらの判別結果に基づいてセレクタ制御回路131は
ストローブ信号5trobeG 、とセレクト信号S 
I  (a、b) 〜S4 (a、b)を発生してセレ
クタ132〜135を制御し、上記空きレジスタに書き
込むために、マスタ番号を各レジスタに対応した書き込
み信号r g I +−a〜r g 4、−、とじて出
力する。また、このとき、書き込み信号rg1+−a〜
r g 4 +−aが有効か否かを示す有効判別信号r
genl〜rgen4がセレクタ制御回路131から取
り出される。
次に、バスグラント発生回路14の構成及び動作につい
て説明する。第7図は第1図(A)に示したバスグラン
ト発生回路14の一実施例の回路図を示す。バスグラン
ト発生回路14は上記の書き込み信号r g 1 +−
a〜r g 41−4及び有効判別信号rgenl 〜
rgen4が入力され、rgen1〜rgen4がイネ
ーブル“H”となっているレジスタにマスタ番号の書き
込みを行なう記憶部14aと、常にすべてのリクエスト
を監視し、リクエストのネゲートを検出することによっ
てバスグラント授与信号を出力して記憶部14aに供給
し、記憶部14aからグラント信号gr1〜gr4を出
力させる制御部14bとから構成されている。
記憶部14aは第8図に示す如き回路構成とされている
。同図中、1411〜1414は記憶単位ユニットで、
各々4ビツトのマスタ番号を記憶する回路で全部で4個
あり、第1図(B)に示したレジスタ16.〜16.(
ここではn=4)に相当する。記憶単位ユニット141
.〜1414はバスグラント授与信号の立ち下がりエツ
ジ入力毎に、図中、右方向へ記憶マスタ番号のシフトを
行なう。
また、記憶単位ユニット1411〜1414の各々は有
効判別信号rgenl−rgen4によって信号r g
 11−4〜r g 4、−、の値を並列入力すること
が可能とされており、更に記憶単位ユニット1411−
1414夫々に単数、複数でアクセスすることができる
構成とされている。
記憶単位ユニット1411〜1414は夫々同一構成で
あるので、記憶単位ユニット1414について詳細な回
路構成を代表して示す。142.〜1424はD型フリ
ップフロップで、共有バス上のバスマスタ数と同じ4回
路設けられており、それらのクロック入力端子にはバス
グラント授与信号が供給され、またプリセット端子PR
とクリア端子CLRには対応するセット/リセット回路
 143.〜1434から互いに逆相の信号が印加され
てセット又はリセットされる。フリップフロップ142
1〜1424のQ出力端子は次段の記憶単位ユニット1
41、内の同様のD型フリップフロップのデータ入力端
子に接続されている。また、4人力○R回路146とD
型フリップフロップ147はレジスタ状態信号発生回路
148を構成している。
次に上記構成の回路動作について説明する。まず、リセ
ット信号rstを“L”にすると、初期化リセット回路
145及びセット/リセット回路143、〜1434を
通してフリップフロップ1421〜1424の各プリセ
ット端子PRに“H”、各クリア端子CLRに“L″が
入力され、フリップフロップ142.〜1424がすべ
てリセットされ、またフリップフロップ147ちリセッ
トされる。
次にリセット信号rstを“H”とし、バスクロックb
usclkか“H”のとき有効判別信号rqen4か“
H”であるとマスタ番号rg4+−aの書き込みが行な
われる。すなわち、busclk及びrqen4が夫々
“H”であるとAND回路144の出力信号も“H”と
なり、初期化リセット回路145に入力される。この初
期化リセット回路145内には、マスタ番号を示す4ビ
ツトの書き込み信号rg4.〜rg4sが別々に入力さ
れ、リセット信号rstとの論理積をとる4つの2人力
AND回路を有しており、よってこの4つの2人力AN
D回路のうちリクエストを要求したバスマスタに対応す
るビットの書き込み信号が入力されるAND回路の出力
信号のみ“H”となる。
この初期化リセット回路145の出力信号はセット/リ
セット回路143.〜1434を通してフリップフロッ
プ142.〜1424のプリセット端子とクリア端子C
LRに印加されるが、初期化リセット回路145から並
列に取り出される4信号のうち“H″である信号に対応
するフリップフロップのプリセット端子PRに“L”が
、一方クリア端子CLRに“H″が入力されてそのフリ
ップフロップをセット状態とする。従って、例えば第4
のバスマスタのリクエストに基づき書き込み信号rg4
4が“H” 、r g 4 + 〜r ga4は夫々“
L″′であるものとすると、フリップフロップ142I
〜1424のうち1424のみセット状態とされ、その
Q出力信号は“H”とされ、他のフリップフロッブ14
2.〜142.はリセット状態でそれらのQ出力信号は
“Ll”とされる。従ってフリップフロップ142 r
 〜142 mには、バスクロックbusclkが“H
′″のとき、4ビツトのマスタ番号が書き込まれる。
フリップフロップ1421〜1424の各Q出力信号は
OR回路146を通してフリップフロップ147のデー
タ入力端子に供給され、またフリップフロップ142.
〜1424にマスタ番号が書き込まれているときは、い
ずれか−のQ出力信号が“H′であ、るから、フリップ
フロップ147のQ出力端子からはマスタ番号が書き込
まれているとき′H”書き込まれていないとき“L#で
あるレジスタ状態信号1rc4が取り出される。
フリップフロップ142.〜142.のクロック入力端
子及び記憶単位ユニット1411〜141.内のフリッ
プフロップ142.〜1424に相当する4つのフリッ
プフロップの各クロック入力端子には夫々バスグラント
授与信号が共通に入力されるから、バスグラント授与信
号の立ち下がりエツジでそれらのフリップフロップはデ
ータ入力端子の入力信号を夫々ラッチする。このため、
フリップフロップ142.〜1424による記憶単位ユ
ニット1414の記憶データは記憶単位ユニット141
.内の4つのフリップフロップに転送される。同様に記
憶単位ユニット141 jの記憶データは141.に、
141、の記憶データは141.に夫々同時に転送され
る。
このようにして、記憶単位ユニット 141 、にはマ
スタ番号を示す4ビツトの書き込み信号rg4、−4が
並列に入力されて書き込まれ、同様に他の記憶単位ユニ
ット141.〜1413にも同様にマスタ番号が書き込
まれ、また記憶単位ユニット1414→141.→14
1 ! 4141 、という順番でバスグラント授与信
号が立ち下がる毎にシフトされ、記憶単位ユニット14
1.からバスグラントを与えるグラント信号gr+〜g
r4か直列に出力される。
次に前記制御部14bの構成及び動作について説明する
。第9図は制御部14bの一実施例の回路図、第10図
は第9図の動作説明用タイムチャートを示す。制御部1
4bは第9図に示す如く、リクエスト信号rql−rq
4が別々に入力され、その立ち上がりを検出する立ち上
がり検出回路21〜24と、それらの出力検出信号の論
理和をとるOR回路25と、D型フリップフロップ26
と、リセット信号rst及びバスクロックbusclk
の論理積をとるAND回路27より構成されている。
リクエスト信号rql〜rq4は第1乃至第4のバスマ
スタがバス権獲得要求を行なっているとき“L″、要求
解除(ネゲート)により“H”となる信号である。従っ
て、立ち上がり検出回路21〜24は対応するマスタ番
号のバスマスタからのリクエストがネゲートされた時点
を示す、リクエスト信号の立ち上がりを検出することに
なり、この立ち上がり検出時は幅の狭いH1のパルスt
clkを出力する。
いま、リクエスト信号rql〜rq4のうちn番目のリ
クエスト信号rq、が第10図(B)に示す如く時刻1
.でネゲートになったものとすると、対応する立ち上が
り検出回路より同図(C)に示す如きパルスtclkか
出力され、OR回路25を通してフリップフロップ26
のクロック端子に印加される。このフリップフロップ2
6はリセット信号rstと第1θ図(A)に示すバスク
ロックbusclkのAND回路27による論理積出力
かクリア端子に印加されるため、リセット信号rstが
“H”で、かつ、バスクロックbusclkが“H”で
ある期間において上記パルスtclkか立ち上がった時
点t、で、第1θ図(D)に示す如く“H”になるバス
グラント授与信号をそのQ出力端子より出力する(フリ
ップフロップ26がセットされる)。
バスグラント授与信号は第10図(D)に示す如く、バ
スクロックbusclkの立ち下かり時点t。
でクリアされ“L”となる。このバスグラント授与信号
の立ち下がりエツジで第8図に示した記憶単位ユニット
141.〜141 、内の各4つのフリップフロップの
Q出力データがシフトされ、第10図(E)、(F)に
示す如く、グラント信号gr、、gr、が“H” (バ
スグラント消滅)、“L” (バスグラント更新)とさ
れる。つまり、シフト前に記憶単位ユニット内のレジス
タ(4つのフリップフロップよりなる)にマスタ番号が
セットされ、今までバスグラントを握っていた第1のバ
スマスタはこれを失い、記憶単位ユニット141、内の
レジスタにセットされているマスタ番号があるときは、
上記のシフトによってこのマスタ番号で表わされる第2
のバスマスタにバスグラントが授与される。
なお、本発明は上記の実施例に限定されるものではなく
、例えば同着リクエスト優先付は回路12は同着時の優
先度を固定とせず、ラウントロピンのような手法を用い
てもよく、この場合は更に同着の場合の公平度も高いの
で、結果としてバス調停装置全体の公平度が増加する。
また、バスグラントを与えるのに第9図及び第10図で
リクエストのネゲートを検出して行なうように説明した
が、バスプロトコルによっては、一般でいわれるバス使
用の有無を表わすバスビジーのような信号を使用して回
路を構成してもよい。
〔発明の効果〕
上述の如く、本発明によれば、基本的には先着順に同着
の場合は定められた優先順でバスグラントを与えること
ができるため、従来に比べて調停の公平度を向上するこ
とができ、また単数又は複数のマスタ番号を並列入力型
直列出力塁の空きレジスタで最も早くバスグラントを得
ることができるレジスタに一度に書き込むことで迅速な
バスグラント発生を行なうことができるため、バスクロ
ックを従来に比べて高速化できると共に、共有バス上の
バスマスタ数を増加することができる等の特長を有する
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)は本発明の原理構成図、 第1図(B)は本発明の要部の原理構成図、第2図はリ
クエストラッチ回路の一実施例の回路図、 第3図は同着リクエスト優先付は回路の一実施例の回路
図、 第4図はリクエスト配置回路の一実施例の回路図、 第5図はセレクタ制御回路の一実施例の回路図、第6図
はセレクタの一実施例の回路図、第7図はバスグラント
発生回路の一実施例の回路図、 第8図は記憶部の一実施例の回路図、 第9図は制御部の一実施例の回路図、 第10図は第9図の動作説明用タイムチャートである。 12は同着リクエスト優先付は回路、 13はリクエスト配置回路、 14はバスグラント発生回路、 14aは記憶部、 14bは制御部、 16+〜16.はレジスタ、 141、〜1414は記憶単位ユニットを示す。 特許出願人 富 士 通 株式会社 図において、 11はリクエストラッチ回路、 リクエスト信号 グラント信号 本発明の原理構成図 第1図(A) リクエストラッチ回路の 実施例の回路図 第 図 並列入力 本発明の要部の原理構成図 第 図(B) セレクタの一実施例の回路図 第6v4 制御部の一実施例の回路図 第9図 第9図の動作説明用タイムチャ 第10図 1・

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)共有バス上の複数のバスマスタからのバス権獲得
    要求を調停するバス調停装置において、前記複数のバス
    マスタのうち、バスクロックの現在のサイクル中に初め
    てバス権獲得のためのリクエスト信号を送出したバスマ
    スタを検出するリクエストラッチ回路(11)と、 該リクエストラッチ回路(11)の出力信号に基づきバ
    スクロックの同じ一周期内に前記リクエスト信号を送出
    したバスマスタが二以上あったとき、それらのバスマス
    タに予め割当てられたマスタ番号を優先度の高いもの順
    に出力する同着リクエスト優先付け回路(12)と、 入力された一又は二以上のマスタ番号を先着順に記憶し
    、基本的には先着順にバスグラントを与え、同着のとき
    は前記同着リクエスト優先付け回路(12)で定めた優
    先順でバスグラントを与えるグラント信号を出力するバ
    スグラント発生回路(14)と、 前記同着リクエスト優先付け回路(12)からの優先席
    順に並んだ一又は二以上のマスタ番号を該バスグラント
    発生回路(14)内の空きレジスタのうち、最も早くバ
    スグラントを得ることができるレジスタから順に一度に
    記憶させるリクエスト配置回路(13)と、 を有することを特徴とするバス調停装置。
  2. (2)前記バスグラント発生回路(14)は、各々前記
    共有バス上のバスマスタ数と対応したビットを持ち、全
    部で該バスマスタ数と同じ敷設けられたレジスタ(16
    _1〜16_n)を有する記憶部(14a)と、 バスビジーやリクエストネゲートなどバスグラントの更
    新、消滅をするにあたって参考になる信号から作り出さ
    れたバスグラント授与信号を出力して該記憶部(14a
    )に供給し、該記憶部(14a)から前記グラント信号
    を発生させる制御部(14b)と、 からなり、 前記記憶部(14a)のレジスタ(16_1〜16_n
    )は前記マスタ番号が前記複数のレジスタ(16_1〜
    16_n)のうち空きレジスタで、かつ、最も早くバス
    グラントを得ることができる所定のレジスタに並列に入
    力され、前記バスグラント授与信号によりシフト動作を
    行なって直列出力を得る構成であることを特徴とする請
    求項1記載のバス調停装置。
  3. (3)前記リクエスト配置回路(13)は、前記同着リ
    クエスト優先付け回路(12)の出力マスタ番号が入力
    される、全部で前記共有バス上の全バスマスタ数と同じ
    数設けられたセレクタ(132〜135)と、前記バス
    グラント発生回路(14)内のレジスタの空き状況を示
    すレジスタ状態信号か該バスグラント発生回路(14)
    から供給されると共に、該マスタ番号が有効か無効かを
    示す信号が該同着リクエスト優先付け回路(12)から
    供給され、これらに基づいて入力マスタ番号を空きレジ
    スタに対応したセレクタから取り出すよう前記セレクタ
    (132〜135)を制御するセレクタ制御回路(13
    1)と、からなることを特徴とする請求項1記載のバス
    調停装置。
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