JPH08194643A - メモリ制御方式 - Google Patents

メモリ制御方式

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JPH08194643A
JPH08194643A JP7006285A JP628595A JPH08194643A JP H08194643 A JPH08194643 A JP H08194643A JP 7006285 A JP7006285 A JP 7006285A JP 628595 A JP628595 A JP 628595A JP H08194643 A JPH08194643 A JP H08194643A
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JP
Japan
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data
memory
burst transfer
speed memory
speed
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JP7006285A
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English (en)
Inventor
Kazunari Aoyama
一成 青山
Tomohiro Tamaoki
智広 玉置
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Fanuc Corp
Original Assignee
Fanuc Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高速メモリの記憶容量を変えずに、バースト
転送を高速化する。 【構成】 バースト転送データ4は、複数のデータ4a
〜4dの集まりである。先頭から数個のデータ4a,4
bは、高速メモリ2に格納されている。その他のデータ
4c,4dは、低速メモリ3に格納されている。アクセ
ス制御手段1は、プロセッサ等からアクセス要求が出力
されると高速メモリ2内のデータ4aにアクセスを開始
するとともに、低速メモリ3内のデータ4cにも同時に
アクセスを開始する。プロセッサに対しては、まず高速
メモリ内のデータ4a,4bが転送される。この間に低
速メモリ3内のデータ4cが転送可能となり、プロセッ
サの待機時間を挟まずに低速メモリ3内のデータ4c,
4dが順次転送される。このようにして、バースト転送
データを高速に転送することができる。しかも、高速メ
モリ2内にはバースト転送データの先頭の数個のデータ
しか格納していないため、高速メモリの記憶容量を増や
した場合と同様のデータ転送速度を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はメモリからプロセッサへ
のデータ転送をバースト転送により行うデータ処理装置
のメモリ制御方式に関し、特に低速メモリと高速メモリ
とを有するデータ処理装置のメモリ制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】プロセッサにより各種計算を行うデータ
処理装置では、DRAM等の主記憶装置に実行すべきプ
ログラムを格納している。プロセッサが、そのプログラ
ムを読み取りながらデータ処理を行うことによりデータ
処理が実行される。
【0003】このようなデータ処理装置に用いられるプ
ロセッサは、技術革新により非常に高速化されている。
プロセッサの高速化の技術として、動作周波数を高めた
り、プロセッサが一度に処理できるデータ量を増やすこ
とが行われている。このようなプロセッサの高速化によ
り、データ処理装置の性能が向上する。
【0004】データ処理速度の高速化の度合いを単純に
計算すると、例えば、25MHzで動作していたプロセ
ッサを100MHzで動作するようにすれば、4倍の処
理速度が期待できることになる。同様に、32ビット単
位でデータ処理を行っていたプロセッサを64ビット単
位でデータ処理できるプロセッサに置き換えれば、2倍
の速度でデータ処理を行うことが期待できる。
【0005】ところが、プロセッサが非常に高速化され
ているにも係わらず、メモリのアクセス速度が向上して
いない。主記憶装置として一般的に用いられているDR
AMは、集積度は向上しているが、アクセス速度はプロ
セッサの動作周波数に比べて低速のままである。従っ
て、処理すべきデータをメモリからプロセッサへ転送す
るのに時間がかかってしまい、プロセッサはその間待た
されていた。そのため、プロセッサが高速にデータ処理
を行う能力があっても、その能力を十分に発揮すること
ができない。
【0006】データのアクセスを高速化する方法とし
て、高速SRAMを2次キャッシュ(外部キャッシュと
も言う)として設けることが一般的に行われている。1
度アクセスされたデータを2次キャッシュに格納し、次
に同じデータにアクセスする際には2次キャッシュから
データを転送することにより、プロセッサの待ち時間を
減らすことができる。ただし、高速SRAMは集積度が
低く、高価であるため、大容量にすることができない。
【0007】そこで従来は、順々に転送される複数のデ
ータを1つの塊として転送することが行われている。こ
のような転送方法をバースト転送と呼ぶ。このバースト
転送と各種DRAMに対するアクセス速度の高速化技術
を併用することにより、データ転送の高速化を図ってい
る。
【0008】DRAMに対するアクセス速度の高速化技
術としては、高速ページモードやインタリーブ等の技術
がある。高速ページモードは、行アドレスが同じ複数の
データに連続してアクセスする際に、最初のアクセスで
は行アドレスと列アドレスを出力し、このときの行アド
レスを保持し続ける。以後は、列アドレスのみを出力す
ることにより、データを連続に転送することができる。
インタリーブでは、メモリを2つのバンクに分け、それ
ぞれのバンクに交互にアクセスすることにより、DRA
Mに対するアクセス速度を高速化している。
【0009】また、入力されるクロックの立ち上がりに
同期してデータ等を入出力するシンクロナスDRAMも
開発されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、2次キャッシ
ュ等の高速メモリを用いて、高速にアクセスすることを
可能にしても、高速メモリに格納されるデータが、1回
のバースト転送で転送されるべき全てのデータであり、
高速メモリに格納できるデータ量は少ないため、単に一
部のバースト転送データを高速メモリに格納するだけで
は十分なデータ転送の高速化が図れないという問題点が
あった。
【0011】また、高速ページモード、インタリーブ、
およびシンクロナスDRAM等の主記憶装置に対するデ
ータ転送高速化の技術は、バースト転送時の2回目以降
のアクセスについてのみ効果があり、1回目のアクセス
については効果がない。そのため、1回目のアクセスの
際には、プロセッサの待ち時間が発生してしまうという
問題点があった。
【0012】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、高速メモリの記憶容量を変えずに、バースト
転送を高速化するメモリ制御方式を提供することを目的
とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、メモリに格納されたデータをバースト転
送により転送するデータ処理装置のメモリ制御方式にお
いて、バースト転送時にまとめて転送されるバースト転
送データのうち、転送順が遅い後方データを格納する低
速メモリと、前記低速メモリにくらべ1回目のアクセス
速度が高速であり、前記バースト転送データのうち転送
順が早い前方データを格納する高速メモリと、バースト
転送を行う際に、前記高速メモリと前記低速メモリとに
同時にアクセスし、前記高速メモリから前記前方データ
を転送し、前記低速メモリから前記後方データを転送す
るアクセス制御手段と、を有することを特徴とするメモ
リ制御方式が提供される。
【0014】
【作用】低速メモリは、バースト転送時にまとめて転送
されるバースト転送データのうち、転送順が遅い後方デ
ータを格納している。高速メモリは、低速メモリにくら
べアクセス速度が高速であり、バースト転送データのう
ち転送順が早い前方データを格納している。アクセス制
御手段は、バースト転送を行う際に、高速メモリと低速
メモリとに同時にアクセスし、高速メモリから前方デー
タの転送が終了する。その間に低速メモリはデータ転送
可能な状態になっている。そしてアクセス制御手段は、
低速メモリから後方データを転送する。
【0015】これにより、前方データは高速メモリから
高速に転送され、待機時間を挟まずに低速メモリから後
方データが転送される。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明の概略構成を示すブロック図であ
る。図において、高速メモリ2と低速メモリ3とのアク
セス速度の違う2種類のメモリが設けられている。高速
メモリ2は、低速メモリに比べ高速にアクセス可能であ
る。低速メモリ3は、プロセッサの動作速度にくらべ1
回目のアクセス速度が低速である。従って、低速メモリ
3にアクセスする際には、プロセッサは長い時間待機し
なければならない。
【0017】バースト転送で一つの塊として転送される
バースト転送データ4は、複数のデータ4a〜4dの集
まりである。バースト転送データ4のうち、先頭から数
個のデータ4a,4bは、高速メモリ2に格納されてい
る。このデータ4a,4bは、バースト転送時に低速メ
モリから最初のデータが転送される時間内に転送可能な
データである。一方、その他のデータ4c,4dは、低
速メモリ3に格納されている。ここで、データ4a,4
bを前方データとし、データ4c,4dを後方データと
する。
【0018】アクセス制御手段1は、プロセッサ等から
アクセス要求が出力されると高速メモリ2内のデータ4
aにアクセスを開始するとともに、低速メモリ3内のデ
ータ4cにも同時にアクセスを開始する。プロセッサに
対しては、まず高速メモリ内のデータ4a,4bが転送
される。この間に低速メモリ3内のデータ4cが転送可
能となり、プロセッサの待機時間を挟まずに低速メモリ
3内のデータ4c,4dが順次転送される。
【0019】このようにして、バースト転送データを高
速に転送することができる。しかも、高速メモリ2内に
はバースト転送データの先頭の数個のデータしか格納し
ていないため、高速メモリの記憶容量を有効に利用する
ことができる。つまり、高速メモリの記憶容量を増やし
た場合と同様の効果を得ることができる。
【0020】図2は本発明の第1の実施例を示すブロッ
ク図である。これは、図1に示す低速メモリをコンピュ
ータの主記憶装置とし、高速メモリを2次キャッシュと
した場合の例である。
【0021】コンピュータのMPU(Micro Processing
Unit )11には、バス16を介して主記憶装置13と
2次キャッシュ12が接続されている。各メモリからM
PU11へ転送されるデータは、バースト転送で転送さ
れる。主記憶装置13には、MPU11が実行すべき命
令や数値等のデータが格納されている。主記憶装置13
は、アクセス速度60ns〜80nsのDRAMであ
り、データ転送はインタリーブ等の高速化の技術を用い
て行う。2次キャッシュ12には、以前にアクセスされ
たバースト転送データの、先頭から数個の前方データが
格納されている。2次キャッシュ12には、アクセス速
度10ns〜20nsの高速SRAMが用いられる。
【0022】2次キャッシュ12に格納されているデー
タの情報はTAGメモリ14に記録されている。メモリ
コントローラ15は、TAGメモリ14内の情報を確認
することにより、MPU11が必要とするデータに対す
るアクセス先を管理する。
【0023】このような構成のコンピュータシステムに
おいて、MPU11からメモリアクセス要求が出力され
ると、メモリコントローラ15はTAGメモリ14内の
情報を確認し、目的のデータが2次キャッシュ12内に
あれば(キャッシュ・ヒット時)2次キャッシュ12内
の前方データをMPU11に転送し、前方データ以外の
バースト転送データ(後方データ)は主記憶装置13か
ら転送する。この際、2次キャッシュ12に対するアク
セスと、主記憶装置13に対するアクセスとは同時に開
始される。その結果、2次キャッシュ12に格納された
前方データの転送が終了した時には、主記憶装置13内
の後方データの最初のデータの転送が可能となってお
り、後方データが連続に転送される。
【0024】また、メモリコントローラ15はTAGメ
モリ14内の情報を確認した際に、目的のデータが2次
キャッシュ12内になければ(キャッシュ・ミス・ヒッ
ト時)主記憶装置13内のデータをMPU11に転送す
るとともに、バースト転送データの先頭から数個の前方
データを2次キャッシュに転送する。
【0025】次に、上記のようなコンピュータにおける
バースト転送を、具体例を用いて説明する。図3は第1
の実施例におけるバースト転送のアクセスのタイミング
を示す図である。これは、キャッシュ・ヒットした場合
である。
【0026】ここで、主記憶装置は、1回目のアクセス
ではMPUの動作クロックが7サイクル、2回目以降の
アクセスでは1サイクルでデータ転送が行えるものとす
る。2次キャッシュは、1回目のアクセスではMPUの
動作クロックが3サイクル、2回目以降のアクセスでは
1サイクルでデータ転送が行えるものとする。また、1
回のバースト転送で同時に転送されるデータ数は8個で
ある。
【0027】主記憶装置の1回目のアクセスに7サイク
ル必要であることから、2次キャシュには6サイクル以
内に転送可能なデータが格納されており、その数は4個
である。つまり、バースト転送データのうち先頭から4
個のデータD11〜D14は2次キャッシュに格納されてお
り、残りの4個のデータD15〜D18は主記憶装置に格納
されている。
【0028】MPUのアクセス要求が出力されると(M
PUの動作クロックのサイクルが「0」)、2次キャッ
シュと主記憶装置とにアクセスが開始される。このと
き、2次キャッシュではデータD11にアクセスされ、主
記憶装置ではデータD15にアクセスされる。
【0029】3サイクル目に2次キャッシュからデータ
D11が転送される。2次キャッシュ内の残りのデータD1
2〜D14は、1サイクルごとに順次転送される。これに
より、6サイクル目に、2次キャッシュ内のデータD1
〜D14の転送が終了する。
【0030】7サイクル目に主記憶装置からデータD1
が転送される。主記憶装置内の残りのデータD16〜D1
は、1サイクルごとに順次転送される。そして、10サ
イクル目に全てのバースト転送データ(データD11〜D1
8)のMPUへの転送が完了する。
【0031】このようにして、データD11は2次キャッ
シュから短時間で転送でき、他のデータD12〜D18は1
サイクルごとに転送することができる。従って、全ての
バースト転送データを2次キャッシュに格納した場合と
同じ時間で、バースト転送を行うことが可能である。し
かも、バースト転送データのうち半分のデータしか2次
キャッシュに格納していないため、2次キャッシュの記
憶容量を2倍にした場合と同じキャッシュヒット率を得
ることができる。
【0032】なお、キャッシュにミス・ヒットした場合
には、MPUへのデータ転送は全て主記憶装置から行わ
れ、同時にバースト転送データのうち前方データを2次
キャッシュに格納する。
【0033】図4はバースト転送データの2次キャッシ
ュへの格納方法を示す図である。キャッシュ・ミス・ヒ
ット時には、主記憶装置13に格納されているデータD1
1〜D18の中で、先頭から4個のデータD11〜D14が2
次キャッシュ12へ転送され格納される。これにより、
次に同じバースト転送データのアクセス要求があった場
合には、図3に説明したような高速のデータ転送を行う
ことができる。
【0034】ところで、各種データ処理はコンピュータ
のメインのMPUだけで行われているわけではない。様
々な機能に応じて専用のプロセッサが設けられることが
ある。例えば、細かなグラフィック画面を表示する場合
には、グラフィック表示能力を高めるためにグラフィッ
クプロセッサが設けられている。このグラフィックプロ
セッサに対しても、高速メモリと低速メモリとを接続す
ることにより、アクセスの高速化を図ることができる。
グラフィック表示用のデータは連続した大量のデータで
ある。グラフィック表示用のデータをバースト転送デー
タ単位に分割し、各バースト転送データの先頭の数個の
データを高速メモリに格納しておけば、非常に効率よく
バースト転送を行うことができる。
【0035】図5は本発明の第2の実施例を示すブロッ
ク図である。これは、グラフィック制御回路の内部構成
を示している。グラフィックプロセッサ21は、図示さ
れていないMPUからのグラフィックデータを受け取る
と、そのデータをもとに表示画面のビット単位の出力を
表すビットマップデータを作成する。このビットマップ
データは、バースト転送データ単位に分割され、各バー
スト転送データの先頭から数個のデータは高速メモリ2
2に格納し、残りのデータは低速メモリ23に格納す
る。高速メモリ22は低速メモリ23より、1回目のア
クセス時間が短いメモリである。高速メモリ22と低速
メモリ23とはデュアルポートRAMである。
【0036】グラフィック周辺回路24は、高速メモリ
22と低速メモリ23からビットマップデータを取り出
し、表示装置25にグラフィック画面を表示させる。こ
のとき、高速メモリ22と低速メモリには同時にアクセ
スを開始する。これにより、高速メモリ22のデータの
転送が終了したときには、低速メモリ23のデータの転
送が可能な状態になっており、連続してデータ転送が可
能である。
【0037】次に、上記のようなグラフィック制御回路
のバースト転送を、具体例を用いて説明する。図6は第
2の実施例におけるバースト転送のアクセスのタイミン
グを示す図である。
【0038】ここで、低速メモリは、1回目のアクセス
では6サイクル、2回目以降のアクセスでは1サイクル
でデータ転送が行えるものとする。高速メモリは、1回
目のアクセスでは2サイクル、2回目以降のアクセスで
は1サイクルでデータ転送が行えるものとする。また、
1回のバースト転送で同時に転送されるデータ数は16
個である。
【0039】低速メモリ23の1回目のアクセスに6サ
イクル必要であることから、高速メモリには5サイクル
以内に転送可能なデータが格納されており、その数は4
個である。つまり、バースト転送データのうち先頭から
4個のデータD21〜D24は高速メモリに格納されてお
り、残りの12個のデータD25〜D216は低速メモリに
格納されている。
【0040】グラフィック周辺回路24のアクセス要求
が出力されると(サイクルが「0」)、高速メモリと低
速メモリとにアクセスが開始される。このとき、高速メ
モリではデータD21にアクセスされ、主記憶装置ではデ
ータD25にアクセスされる。
【0041】2サイクル目に高速メモリからデータD2
が転送される。高速メモリ内の残りのデータD22〜D2
は、1サイクルごとに順次転送される。これにより、5
サイクル目に、高速メモリ内のデータD21〜D24の転送
が終了する。
【0042】6サイクル目に低速メモリからデータD2
が転送される。低速メモリ内の残りのデータD26〜D2
6は、1サイクルごとに順次転送される。そして、17
サイクル目に全てのバースト転送データ(データD21〜
D216)の転送が完了する。
【0043】このようにして、データD21は高速メモリ
から短時間で転送でき、他のデータD22〜D216は1サ
イクルごとに転送することができる。従って、全てのバ
ースト転送データを高速メモリに格納した場合と同じ時
間で、バースト転送を行うことが可能である。しかも、
高速メモリに格納するデータは、全体の4分の1であ
る。
【0044】図7は第2の実施例におけるデータの格納
状況を示す図である。図中の高速メモリ22と低速メモ
リ23の同じ列に格納されたデータが1つの塊のバース
ト転送データである。
【0045】高速メモリ22には、バースト転送データ
の先頭から4つのデータD21〜D24が格納されている。
低速メモリ23には、残りのデータD25〜D216が格納
されている。
【0046】このように、各バースト転送データの先頭
から数個のデータを高速メモリ22に格納しておくこと
により、全てのデータを高速メモリ22に格納した場合
と同じ速度でバースト転送を行うことができる。つま
り、実装されている高速メモリの数倍の記憶容量の高速
メモリを設けた場合と同等のデータ転送速度を得ること
ができる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、バース
ト転送データの先頭から数個の前方データを高速メモリ
に、残りの後方データを低速メモリに格納し、バースト
転送の際に、高速メモリと低速メモリとに対し同時にア
クセスを開始するようにしたため、前方データは高速メ
モリから高速に転送し、その間に転送可能となった後方
データを連続で転送することができる。その結果、現実
の高速メモリの記憶容量を増やさずに、高速メモリの記
憶容量を増やした場合と同じ速度でバースト転送を行う
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の概略構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施例を示すブロック図であ
る。
【図3】第1の実施例におけるバースト転送のアクセス
のタイミングを示す図である。
【図4】バースト転送データの2次キャッシュへの格納
方法を示す図である。
【図5】本発明の第2の実施例を示すブロック図であ
る。
【図6】第2の実施例におけるバースト転送のアクセス
のタイミングを示す図である。
【図7】第2の実施例におけるデータの格納状況を示す
図である。
【符号の説明】
1 アクセス制御手段 2 高速メモリ 3 低速メモリ 4 バースト転送データ 4a〜4d データ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メモリに格納されたデータをバースト転
    送により転送するデータ処理装置のメモリ制御方式にお
    いて、 バースト転送時にまとめて転送されるバースト転送デー
    タのうち、転送順が遅い後方データを格納する低速メモ
    リと、 前記低速メモリにくらべアクセス速度が高速であり、前
    記バースト転送データのうち転送順が早い前方データを
    格納する高速メモリと、 バースト転送を行う際に、前記高速メモリと前記低速メ
    モリとに同時にアクセスし、前記高速メモリから前記前
    方データを転送し、前記低速メモリから前記後方データ
    を転送するアクセス制御手段と、 を有することを特徴とするメモリ制御方式。
  2. 【請求項2】 前記高速メモリは、バースト転送時に前
    記低速メモリがデータ転送可能な状態になるまでの時間
    内に転送可能な量のデータを、前記前方データとして格
    納していることを特徴とする請求項1記載のメモリ制御
    方式。
  3. 【請求項3】 前記バースト転送データをメモリに格納
    する際に、前記前方データを前記高速メモリに格納し、
    前記後方データを前記低速メモリに格納するデータ格納
    手段をさらに有することを特徴とする請求項1記載のメ
    モリ制御方式。
  4. 【請求項4】 メモリに格納されたデータに対するアク
    セスをバースト転送を用いて行うデータ処理装置のメモ
    リ制御方式において、 バースト転送時にまとめて転送されるバースト転送デー
    タを格納している主記憶装置と、 前記主記憶装置にくらべアクセス速度が高速なキャッシ
    ュ・メモリと、 バースト転送を行う際にキャッシュ・ミス・ヒットする
    と、前記主記憶装置から前記バースト転送データを転送
    するとともに前記バースト転送データのうち転送順が早
    い前方データを前記キャッシュ・メモリに格納し、バー
    スト転送を行う際にキャッシュ・ヒットすると、前記キ
    ャッシュ・メモリから前記前方データを転送し、前記主
    記憶装置から前記前方データ以外の後方データを転送す
    るアクセス制御手段と、 を有することを特徴とするメモリ制御方式。
  5. 【請求項5】 前記アクセス制御手段は、バースト転送
    時に前記主記憶装置がデータ転送可能な状態になるまで
    の時間内に前記キャッシュ・メモリから転送可能な量の
    データを、前記前方データとして前記キャッシュ・メモ
    リに格納することを特徴とする請求項4記載のメモリ制
    御方式。
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