JPH08192001A - W/oエマルション型消泡剤組成物及びそれを用いた消泡方法 - Google Patents

W/oエマルション型消泡剤組成物及びそれを用いた消泡方法

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JPH08192001A
JPH08192001A JP7021283A JP2128395A JPH08192001A JP H08192001 A JPH08192001 A JP H08192001A JP 7021283 A JP7021283 A JP 7021283A JP 2128395 A JP2128395 A JP 2128395A JP H08192001 A JPH08192001 A JP H08192001A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】高温度、高アルカリ、高剪断力下といった過酷
な条件下でも極めて優れた消泡性能を有し、エマルショ
ン安定性に優れたパルプ製造工程用、繊維製造・加工工
程用または排水処理工程用の消泡剤として好適なW/O
エマルション型消泡剤組成物を得ること。 【構成】シリコーンオイルと微粉末シリカとからなるオ
ルガノポリシロキサン組成物10〜88重量部、乳化剤
1〜50重量部、水1〜50重量部、有機溶剤または/
および動植物油または/および脂肪酸エステルまたは/
および脂肪酸10〜60重量部からなることを特徴とす
るW/Oエマルション型消泡剤組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、W/Oエマルション型
消泡剤組成物に関する。さらに詳しくは消泡性能に優
れ、少量の添加で大きな消泡効果が得られ、エマルショ
ン安定性に優れたパルプ製造工程、繊維製造・加工工程
または排水処理工程用の消泡剤として好適なW/Oエマ
ルション型消泡剤組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】シリコーン消泡剤は他種の消泡剤に比較
し様々な優れた性質を持っているので、化学工業、食品
工業、石油工業、繊維工業および医薬品工業など発泡を
ともなう産業に広く使用されているが、その多くはO/
Wエマルション型である。
【0003】O/Wエマルション型のシリコーン消泡剤
がオルガノポリシロキサンにシリカ、二酸化チタン、酸
化アルミニウムなど微粉末状無機質充填剤を分散させて
得たオルガノポリシロキサン組成物などを乳化したもの
であることは、公知である。この種の消泡剤の消泡性能
および耐酸・耐アルカリ性は主にオルガノポリシロキサ
ン組成物の特性によって決定されるため、消泡性能の改
善はオルガノポリシロキサン組成物の改質に重点がおか
れている。
【0004】従来、O/Wエマルション型のシリコーン
消泡剤として、オルガノポリシロキサンとシリカとから
なるオルガノポリシロキサン組成物を窒素含有有機けい
素化合物で処理した組成物をエマルション化して消泡性
能を高めたもの(特公昭51−35556号公報)、オ
ルガノポリシロキサンにオルガノハイドロジエンポリシ
ロキサンとシリカおよび触媒を添加した組成物をエマル
ション化したもの(特開昭57−48307号公報)、
乳化剤を添加したオルガノポリシロキサンのエマルショ
ンにシラザン処理したシリカ系充填剤を添加したもの
(特開昭52−2887号公報)などが知られている。
【0005】また、オルガノポリシロキサンは表面張力
が非常に小さいので、O/Wエマルション型シリコーン
消泡剤を調整するためには多量の乳化剤を用いるか、ま
たは特殊な乳化分散剤や変性したオルガノポリシロキサ
ンを使用すべき点が、特公昭52−19836号、特公
昭52−22638号、特公昭55−23084号、特
開平6−142410号および特開平6−142411
号各公報に記載されている。
【0006】一方、W/Oエマルション型としては、急
冷アミド化合物を含有する組成物(特開昭55−703
08号公報)が知られている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のO/Wエマルシ
ョン型シリコーン消泡剤は、高温、高アルカリ、高剪断
力下といった過酷な条件ではエマルションが破壊されて
消泡性能が低下するという欠点があった。また、乳化剤
の添加量を調整してエマルションの安定性を改善する方
法の場合、乳化剤を多量に添加するとエマルションは安
定化するが消泡性能が悪くなるという欠点があり、逆に
乳化剤の添加量をできるだけ少なくすると消泡性能は良
くなるがエマルション粒子が粗くなりエマルション安定
性が著しく悪化するという欠点があった。したがって、
この方法で両者を同時に満足するO/Wエマルション型
シリコーン消泡剤を得ることは極めて困難であった。こ
のように、従来のO/Wエマルション型シリコーン消泡
剤は、初期破泡性、抑泡持続性あるいはエマルション安
定性のいずれかを改善しようとするものであり、これら
3者を同時に改善し得るものはなかった。特にパルプ製
造工程、繊維製造・加工工程または排水処理工程におい
ては、十分な初期破泡性および抑泡持続性を達成できる
ものはなかった。
【0008】また、前記急冷アミド化合物を含有する組
成物からなる消泡剤は、抑泡持続性に著しく劣ってお
り、アミド化合物などに起因するピッチ状凝集物を発生
しやすい欠点があると共に、ダイオキシン前駆体を含有
しているため環境上も好ましくないものであった。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、高温、高アル
カリ、高剪断力下といった過酷な条件でも優れた初期破
泡性および抑泡持続性とエマルション安定性を有し、か
つピッチ状凝集物の発生が少なく、ダイオキシン前駆体
を含まないW/Oエマルション型消泡剤を提供すること
を目的とするものである。すなわち、本発明は、 A.オルガノポリシロキサンと微粉末シリカとからなる
25℃における粘度が50〜200,000mPa・s
である1種または2種以上のオルガノポリシロキサン組
成物10〜88重量部 B.乳化剤1〜50重量部 C.水1〜50重量部 D.40℃における動粘度が0.5〜11cStである
1種または2種以上の有機溶剤または/および動植物油
または/および脂肪酸エステルまたは/および脂肪酸1
0〜60重量部からなることを特徴とするW/Oエマル
ション型消泡剤組成物(以下、消泡剤組成物と略記す
る)、及び該組成物を用いた消泡方法であり、本発明に
よりエマルション安定性、初期破泡性、抑泡持続性を同
時に解決可能である。
【0010】本発明の消泡剤組成物を構成するオルガノ
ポリシロキサン組成物は、25℃における粘度が50〜
200,000mPa・sである該組成物の1種または
2種以上から選ばれるものであり、オルガノポリシロキ
サン組成物は下記一般式で示されるオルガノポリシロキ
サンと粉末シリカより構成されるものである。 Rm・Si・O(4-m)/2 (式中、Rはメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル
基などのアルキル基、ビニル基、アリル基などのアルケ
ニル基、フェニル基、トリル基などのアリール基、これ
らの基の炭素原子に結合した水素原子の一部または全部
がハロゲン原子、シアノ基、ポリアルキレンオキサイド
などで置換されたクロルメチル基、3,3,3−トリフ
ルオロプロピル基、シアノプロピル基、プロピレンオキ
サイドおよびエチレンオキサイドの付加重合体で置換さ
れたプロピル基などのような同種または異種の非置換ま
たは置換の炭化水素基を示し、mはその平均値が1.9
〜2.1の値を示す)
【0011】オルガノポリシロキサンとしては、例え
ば、ジメチルポリシロキサン、ジエチルポリシロキサ
ン、メチルフェニルポリシロキサン、ポリジメチルシロ
キサン−ポリジフェニルシロキサンコポリマー、ポリメ
チル−3,3,3−トリフルオロプロピルシロキサン、
ポリジメチル−クロロプロピルメチルシロキサンコポリ
マーなどが挙げられる。
【0012】オルガノポリシロキサンに添加される微粉
末シリカは、従来からシリカ充填剤として公知の乾式シ
リカ、湿式シリカのいずれであってもよく、これには沈
降シリカ、シリカキセロゲル、ヒュームドシリカおよび
これらの表面を有機シリル基で処理したシリカなどが挙
げられる。具体的には、アエロジル(日本アエロジ
ル)、ニップシール(日本シリカ)、キャボシール(キ
ャボット)、サントセル(モンサントケミカル)などが
挙げられる。
【0013】オルガノポリシロキサン組成物の粘度は、
初期破泡性、分散のしやすさ、作業性の面からはできる
だけ低いほうがよく、抑泡持続性の面からはできるだけ
高いほうがよい。したがって、その粘度はこれらのバラ
ンスを勘案して決定され、通常50〜200,000m
Pa・s、好ましくは100〜100,000mPa・
sである。50mPa・s未満では、抑泡持続性が著し
く悪くなり、200,000mPa・sを越えると作業
性が悪くなるばかりでなく、エマルション化が困難とな
り、初期破泡性も著しく悪化する。
【0014】市販のオルガノポリシロキサン組成物の具
体例としては、SC5500、SC5570、BY28
−503(トーレ・ダウコーニング シリコーン)、K
S66、KS69、KS67B、KS506、KS53
0、KS537(信越化学工業)、FSアンチホームD
B−100、FSアンチホームF−16、FSアンチホ
ーム80、FSアンチホーム81(ダウコーング アジ
ア)、SL、SR、S369、PULPSIL50C、
S575(ワッカーケミカルズ イースト アジア)、
FZ−328、FZ−334、FZ−5603(日本ユ
ニカー)、TSA750、YSA6406(東芝シリコ
ーン)などが挙げられる。
【0015】オルガノポリシロキサン組成物の配合量
は、消泡剤組成物100重量部に対し、通常10〜88
重量部、好ましくは30〜60重量部である。10重量
部未満では初期破泡性能および抑泡持続性能が著しく劣
り、88重量部を越えると、乳化剤、水、有機溶剤など
の配合量が少なくなり、エマルション安定性および初期
破泡性が悪くなる。
【0016】乳化剤としては、ノニオン系、カチオン
系、アニオン系のいずれも使用できるが、W/Oエマル
ション安定性の面からノニオン系を主体とすることが好
ましい。たとえば、ソルビタン脂肪酸エステル、ショ糖
脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、高級脂肪
酸アルキレンオキサイド付加物、高級アルコールアルキ
レンオキサイド付加物、アルキルフェノールのアルキレ
ンオキサイド付加物、シリコーン系乳化剤(ポリアルキ
レンオキサイド変性オルガノポリシロキサン)などが使
用できる。具体例としては、ソルビタンモノオレート、
ショ糖モノオレート、グリセリンモノオレート、グリセ
リンモノステアレート、ポリオキシエチレンソルビタン
トリオレート、ポリオキシエチレンモノラウレート、ポ
リエチレングリコールジステアレート、ポリエチレング
リコールジオレート、ポリエチレングリコールモノステ
アレート、ポリエチレングリコールステアリルエーテ
ル、ポリエチレングリコールノニルフェニルエーテルな
どのノニオン系乳化剤、ドデシルベンゼンスルホン酸、
アルキルホスフェート塩などのアニオン系乳化剤、アル
キルベンジルアンモニウム塩、オレイルアミン塩などの
カチオン系乳化剤などが使用できる。市販のシリコーン
系乳化剤の例としてはFZ−2130、2171(日本
ユニカー)、SH3775C(トーレ・ダウコーニング
シリコーン)、KF−945A(信越シリコーン)な
どが挙げられる。
【0017】乳化剤の配合量は消泡剤組成物100重量
部に対し、通常1〜50重量部、好ましくは2〜30重
量部である。1重量部未満では安定性の良いエマルショ
ンが得られず、50重量部より多いと消泡性能が著しく
劣る。
【0018】水は、水系発泡液への拡散性を高め初期破
泡性を向上させる目的の他に、引火性を低減させ取扱上
の安全性を高める効果もある。蒸留水、イオン交換水、
水道水、工業用水、井戸水、河川水、湧き水など、いず
れも使用できるが、好ましくは水道水、工業用水などの
軟水である。
【0019】水の配合量は消泡剤組成物100重量部に
対し、通常1〜50重量部、好ましくは5〜40重量部
である。1重量部未満では水系発泡液への拡散性が不十
分であり初期破泡性を向上させることができず、50重
量部より多いとエマルション安定性が乏しく消泡性能が
悪くなる。
【0020】有機溶剤または/および動植物油または/
および脂肪酸エステルまたは/および脂肪酸(以下、有
機溶剤等と略記する)は、オルガノポリシロキサン組成
物と併用することにより極めて優れた初期破泡性能およ
び抑泡持続性能を発揮する。また、これらは使用するオ
ルガノポリシロキサン組成物の粘度に大きく左右されや
すい消泡剤組成物の粘度を取扱いやすいものに調整する
ために寄与し、オルガノポリシロキサン組成物と水との
乳化を補助し、少ない乳化剤で優れたエマルション安定
性を付与するためにも役立っている。
【0021】有機溶剤としては、石油より生産される脂
肪族系溶剤、芳香族系溶剤、低臭溶剤、無臭溶剤および
流動パラフィンおよび潤滑油などが挙げられる。特に好
ましくはダイオキシン前駆体が含有されていない非芳香
族系溶剤および完全水素化精製された流動パラフィンな
どである。具体的には、0号ソルベントL、0号ソルベ
ントH、AFソルベント4(日本石油)、ピュアレック
ス7、クリストール52、(エッソ石油)、流動パラフ
ィン40−S(三光化学工業)、ダイアナソルベントL
A25(出光興産)などがある。
【0022】有機溶剤の40℃における動粘度は0.5
〜11cStであることが必要である。0.5cSt未
満であると有機溶剤が揮発し易く、揮発によってエマル
ション安定性が悪くなり、かつ高粘度となって取扱性や
抑泡持続性も悪化する。11cStより高いとオルガノ
ポリシロキサンと相溶しにくくなりエマルション安定性
が著しく悪化し、初期破泡性も悪くなる。有機溶剤と共
に、またはこれに代えて、動植物油、脂肪酸エステル、
脂肪酸などを使用してよく、これらの有機溶剤等は、2
種以上を組み合わせて使用することもできる。
【0023】動植物油としては、例えば、菜種油、大豆
油、糠油、ひまし油、パーム油、牛脂、豚脂などが、脂
肪酸エステルとしては、牛脂脂肪酸メチル、オレイン酸
メチル、ラウリン酸メチル、ラウリン酸ブチルなどが、
また、脂肪酸としては、オレイン酸、ラウリン酸、イソ
ステアリン酸などが使用できる。
【0024】有機溶剤等の配合量は消泡剤組成物100
重量部に対し、通常10〜60重量部、好ましくは15
〜40重量部である。10重量部未満では初期破泡性お
よびエマルション安定性が悪くなり、60重量部より多
いと初期破泡性および抑泡持続性が著しく悪くなる。
【0025】本発明の消泡剤組成物は必要に応じて、防
腐剤、防カビ剤、防錆剤などの安定剤を添加することが
できる。
【0026】本発明の消泡剤組成物の製造方法として
は、オルガノポリシロキサン組成物と有機溶剤等とを
攪拌混合した後、乳化剤と水を添加し攪拌混合してエマ
ルション化する方法、オルガノポリシロキサン組成
物、有機溶剤等および乳化剤を攪拌混合した後、水を添
加して攪拌混合しエマルション化する方法、全ての構
成成分を一度に攪拌混合してエマルション化する方法な
どが挙げられ、いずれの方法でもよい。なお、必要に応
じて添加される防腐剤、防カビ剤、防錆剤などの安定剤
は水の添加と同時に添加することが好ましい。
【0027】攪拌混合する温度は、使用するオルガノポ
リシロキサン組成物の粘度に応じて攪拌混合し易い温度
に調整すれば良いが、通常20〜70℃が望ましい。ま
た、攪拌混合時間は配合物を均一に混合できれば良く特
に制限されないが、通常10分〜8時間である。
【0028】攪拌混合設備としては、通常、羽根型攪拌
機、ディゾルバー、ホモミキサー、ボールミル、サンド
ミル、超音波分散機、ニーダー、ラインミキサーなどが
使用でき、これらの2種以上の設備を組み合わせて使用
することもできる。
【0029】本発明の消泡剤組成物をパルプ製造工程、
繊維製造・加工工程および排水処理工程で使用し消泡す
る際には、発泡を防止・抑制したい工程部分へ該組成物
を直接添加するか、その直前部分、またはその工程水が
送り込まれる後工程部分に添加する。
【0030】例えば、パルプ製造工程における具体的な
添加部位は、パルプ洗浄、漂白、濃縮装置のバット部、
濾液タンク部、トランポ部などやスクリーン装置などで
あり、繊維製造・加工工程においては溶解、脱泡、濾
過、洗浄、紡糸、糊付け、精錬、漂白、染色、捺染、仕
上げ装置の流入部分、排出部分などである。また、排水
処理工程においては、ばっ気槽、沈澱槽の流入部分や落
差のある流入路、流出路などである。
【0031】消泡剤組成物の添加方法としては、連続添
加、断続添加、または泡測定機と消泡剤添加装置とを連
動させた方法のいずれでもよく、1ケ所添加または多点
添加のいずれでもよい。また、添加に際しては、適当な
溶剤または水などで希釈してもよく、他のタイプの消泡
剤と併用することもできる。
【0032】
【実施例】次に、実施例により本発明を詳細に説明する
が、本発明はこれにより限定されるものではない。以下
「部」とあるのは、重量基準で表したものである。
【0033】実施例1 オルガノポリシロキサン組成物〔トーレ・ダウコーニン
グ シリコーン(株)製、商品名SC−5570、粘度
(25℃)2000mPa・s〕30.0部、有機溶剤
〔出光興産(株)製、商品名流動MCS−10、動粘度
(40℃)9.8cSt〕15.0部、有機溶剤〔出光
興産(株)製、商品名ダイアナソルベントLA25、動
粘度(40℃)1.0cSt〕15.0部に乳化剤とし
てソルビタントリオレート15.0部、ポリオキシエチ
レン(20モル)ソルビタントリオレート15.0部を
加え、ホモミキサーを用い30〜40℃で20分間攪拌
混合した後、水道水10.0部を加えてさらに30分間
攪拌混合し本発明のW/Oエマルション型消泡剤を調整
した。
【0034】実施例2 オルガノポリシロキサン組成物〔トーレ・ダウコーニン
グ シリコーン(株)製、商品名SC−5570、粘度
(25℃)2000mPa・s〕60.0部、有機溶剤
〔三光化学工業(株)製、商品名流動パラフィン40−
S、動粘度(40℃)4.4cSt〕20.0部に乳化
剤〔日本ユニカー(株)製、商品名FZ2171〕1
0.0部を加え、羽根型攪拌機を用い40〜50℃で3
0分間撹拌混合した後、水道水10.0部を加えてさら
に60分間攪拌混合し本発明のW/Oエマルション型消
泡剤を調整した。
【0035】実施例3 オルガノポリシロキサン〔トーレ・ダウコーニング シ
リコーン(株)製、商品名SH−200オイル(50c
St)〕93.0部、微粉末シリカ(Degussa
AG製、商品名SIPERNAT D10)7.0部を
180℃で4時間攪拌下で加熱し、オルガノシロキサン
組成物を調整した。このオルガノポリシロキサン組成物
の粘度(25℃)は200mPa・sであった。上記オ
ルガノポリシロキサン組成物20.0部に有機溶剤とし
て〔日本石油(株)製、商品名AFソルベント4、動粘
度(40℃)2.4cSt〕30.0部およびオレイン
酸5.0部および菜種油5.0部を加え、乳化剤として
〔信越シリコーン(株)製、商品名KF945A〕1
0.0部およびソルビタンモノオレート5.0部を加
え、水道水5.0部を加えた後、ホモミキサーを用い3
0〜40℃で60分間攪拌混合し本発明のW/Oエマル
ション型消泡剤を調整した。
【0036】実施例4 オルガノポリシロキサン組成物〔ダウコーニング アジ
ア(株)製、商品名FSアンチホームDB−100、粘
度(25℃)2500mPa・s〕50.0部および
〔トーレ・ダウコーニング シリコーン(株)製、商品
名BY−28−503、粘度(25℃)3000mPa
・s〕28.0部を混合し、さらに牛脂脂肪酸メチルエ
ステル15.0部、乳化剤として〔信越シリコーン
(株)製、商品名KF945A〕2.0部を加え、ホモ
ミキサーを用い30〜40℃で20分間攪拌混合した
後、水道水5.0部を加え、さらに30分間攪拌混合し
本発明のW/Oエマルション型消泡剤を調整した。
【0037】実施例5 オルガノポリシロキサン組成物として〔トーレ・ダウコ
ーニング シリコーン(株)製、商品名SC−557
0、粘度(25℃)2000mPa・s〕15.0部お
よび〔トーレ・ダウコーニング シリコーン(株)製、
商品名BY−28−503、粘度(25℃)3000m
Pa・s〕15.0部を混合し、さらに菜種油15.0
部を加え、ホモミキサーを用い30〜40℃で20分間
攪拌混合した後、乳化剤として〔信越シリコーン(株)
製、商品名KF945A〕10.0部およびソルビタン
モノオレート5.0部を加えてから水道水5.0部を加
え、さらに30分間攪拌混合し本発明のW/Oエマルシ
ョン型消泡剤を調整した。
【0038】実施例6 オルガノポリシロキサン〔トーレ・ダウコーニング シ
リコーン(株)製、商品名SH−200オイル(60,
000cSt)〕93.0部、微粉末シリカ(Degu
ssa AG製、商品名SIPERNAT D10)
7.0部を180℃で4時間攪拌下で加熱し、オルガノ
ポリシロキサン組成物を調整した。このオルガノポリシ
ロキサン組成物の粘度(25℃)は96,000mPa
・sであった。上記オルガノポリシロキサン組成物5
0.0部に有機溶剤として〔日本石油(株)製、商品名
AFソルベント4、動粘度(40℃)2.4cSt〕2
0.0部を加え、ホモミキサーを用い30〜40℃で2
0分間攪拌混合した後、乳化剤として〔日本ユニカー
(株)製、商品名FZ2171〕20.0部を加えてか
ら、水道水10.0部を加え、さらに30分間攪拌混合
し本発明のW/Oエマルション型消泡剤を調整した。
【0039】比較例1〜4として下記の消泡剤を使用し
た。比較例1〜3の消泡剤はO/Wエマルション型シリ
コーン消泡剤であり、比較例4はW/Oエマルション型
アミド含有消泡剤である。
【0040】比較例1 オルガノポリシロキサン組成物〔トーレ・ダウコーニン
グ シリコーン(株)製、商品名SC−5570、粘度
(25℃)2000mPa・s〕25.0部に乳化剤と
してソルビタントリオレート10.0部とポリオキシエ
チレン(20モル)ソルビタンオレート10.0部を加
え、40〜50℃でホモミキサーを用い10分間混合し
た。次に同温度で、水道水55.0部を加えホモミキサ
ーで30分間混合後、20℃まで冷却してO/Wエマル
ション型消泡剤を調整した。
【0041】比較例2 オルガノポリシロキサン組成物〔トーレ・ダウコーニン
グ シリコーン(株)製、商品名SC−5570、粘度
(25℃)2000mPa・s〕25.0部に乳化剤と
してソルビタントリオレート7.5部とポリオキシエチ
レン(20モル)ソルビタントリオレート7.5部なら
びにシリコーン系乳化剤〔日本ユニカー(株)製、商品
名L−7001〕5.0部を加え、40〜50℃でホモ
ミキサーを用い10分間混合した。次に同温度で、水道
水55.0部を加えホモミキサーで30分間混合後、2
0℃まで冷却してO/Wエマルション型消泡剤を調整し
た。
【0042】比較例3 オルガノポリシロキサン組成物〔ダウコーニング アジ
ア(株)製、商品名FSアンチホームDB−100、粘
度(25℃)2500mPa・s〕30.0部に、乳化
剤としてソルビタントリオレート1.5部とポリオキシ
エチレン(16モル)オレイルエーテル7.5部を加
え、40〜50℃でホモミキサーを用い10分間混合し
た。次に同温度で、水道水59.5部を加えホモミキサ
ーで30分間混合後、20℃まで冷却してO/Wエマル
ション型消泡剤を調整した。
【0043】比較例4 パラフィン系鉱物油(22cSt、40℃)50.0部
に、疎水シリカ〔日本シリカ工業(株)製、ニップシー
ルSS−10〕3.0部および乳化剤としてソルビタン
トリオレート4.0部とソルビタンモノオレート2.0
部を加え、室温下で混合した。この混合物の中に、パラ
フィン系鉱物油(22cSt、40℃)17.0部にエ
チレンビスステアリルアミド4.0部を加えたのち13
5℃まで加熱し溶解したものを、攪拌下で滴下混合し
た。次にこの混合物中に、水道水20.0部を加え、温
度を25〜35℃に調整し30分間混合した。最後にこ
の混合物を高圧ピストン型乳化装置を通して、W/Oエ
マルション型のアミド含有消泡剤を調整した。
【0044】実施例7 3連式減圧洗浄機を有するクラフトパルプ製造装置にお
いて、実施例4の消泡剤組成物を添加した。添加工程部
分は1号洗浄機バット部および2号洗浄機濾液タンクで
あり、定量ポンプを用いて連続添加した。パルプに対し
100ppmの添加でも安定操業ができ、漂白工程で発
生していたピッチ状凝集物の発生が著しく減少した。
【0045】比較例5 実施例7において、実施例4の消泡剤組成物に代えて、
比較例4の消泡剤を添加した。比較例4の消泡剤の場合
は1000ppmを添加すると安定操業できるが、実施
例6に比べて漂白工程でピッチ状凝集物が著しく多量に
発生した。
【0046】実施例8 液流染色機を用いた織物の精錬漂白工程において、実施
例2の消泡剤組成物を断続添加した。添加量は浴に対し
40ppmで、安定操業できた。
【0047】比較例6 実施例8において、実施例2の消泡剤組成物に代えて、
比較例1の消泡剤を添加した。比較例1の消泡剤の場合
は40ppm添加しても、精錬漂白液が浴よりオーバー
フローし、安定操業できなかった。安定操業するには、
比較例1の消泡剤は200ppm必要であった。
【0048】実施例9 クラフトパルプ、抄紙、脱墨排水を処理する活性汚泥処
理装置において、実施例3の消泡剤組成物を添加した。
添加場所はばっ気槽入口、河川流出口であり、定量ポン
プを用いて連続添加を行った。添加量は排水に対し2p
pmで安定操業できた。
【0049】比較例7 実施例9において、実施例3の消泡剤組成物に代えて、
比較例2の消泡剤を添加した。比較例2の消泡剤で安定
操業するには、50ppm必要であった。
【0050】実施例1〜6の消泡剤組成物および比較例
1〜4の消泡剤の性能を以下の方法により評価した。
【0051】消泡性能試験 ガラス製発泡管に発泡性試験水、すなわち精錬工程液、
パルプ製造工程黒液、製紙排水処理工程液を各500m
l入れ、所定の温度に加熱保持し、ギャー式循環ポンプ
を用いて発泡管の底部から試験水を流量2000ml/
分で抜き、その液を発泡管上部より試験水面へ落下させ
循環することにより、試験水を発泡させた。試験液の循
環により泡高さが10cmに達したときに所定量の消泡
剤(実施例1〜6、比較例1〜4)を添加し、泡の高さ
が10cmに達するまで、または経過時間が90秒に達
するまで、変化する泡の高さ(cm)を経過時間ととも
に測定し、各結果を表1〜3に示した。なお、表中の空
白部は泡高さが10cm以上(オーバーフロー )になっ
たことを示す。
【0052】
【表1】
【0053】
【表2】
【0054】
【表3】
【0055】エマルション安定性試験 200mlガラス瓶に消泡剤(実施例1〜6、比較例1
〜4)を入れ、5℃、25℃、40℃のそれぞれの温度
で1ケ月間放置し分離安定性を目視観察し、結果を表4
に示した。その判断基準は以下の通りである。 ○:安定性試験前に比較して差がない △:安定性試験前に比較して劣る(少し分離がある。) ×:安定性試験前に比較して著しく劣る(大きな分離や
製品外観変化が認められる。)
【0056】機械的安定性試験 ギャー式ポンプを用い2000ml/分の流量で消泡剤
(実施例1〜6、比較例1〜4)を5時間循環し機械的
安定性を目視観察し、結果を表4に示した。その判断基
準は以下の通りである。 ○:安定性試験前に比較して差がない △:安定性試験前に比較して劣る(少し製品外観変化が
認められる。) ×:安定性試験前に比較して著しく劣る(大きな分離や
製品外観変化が認められる。)
【0057】消泡剤自身のピッチ化率測定 1000mlステンレスビーカーにパルプ製造工程黒液
500gをとり85℃に加熱保持し、5.0gの消泡剤
(実施例1〜6、比較例1〜4)を添加した後30分間
85℃に保持しながら均一撹拌した。引き続き、箱型に
おり曲げておいた重量既知の100メッシュステンレス
金網でろ過し80℃の温水1000mlで洗浄した。ろ
過済みの金網を一昼夜風乾し100メッシュ金網上の残
渣を計量し次式よりピッチ化率を算出し、結果を表4に
示した。 ピッチ化率(%)=〔100メッシュ金網上の残渣
(g)〕×100/〔添加した消泡剤量(5.0g)〕
【0058】
【表4】
【0059】
【発明の効果】本発明のW/Oエマルション型消泡剤組
成物は従来のO/Wシリコーンエマルション型消泡剤や
オイル系消泡剤に比較してエマルション安定性ならびに
初期破泡性、抑泡持続性の消泡性能が極めて優れてお
り、特に高温度、高アルカリ、高剪断力下といった過酷
な条件下でも極めて優れた消泡性能を有する。さらにピ
ッチ状凝集物の発生が少なく、かつダイオキシン前駆体
を含まないため、パルプ製造工程用、繊維製造・加工工
程用および排水処理用消泡剤として好適である。
【0060】また、極めて少ない添加量で済むため、少
量の在庫で良く保管場所や空容器などが減少し、荷揚げ
作業・移動にともなう大型装置が不要となるというメリ
ットがあり、実用上非常に有用である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 A.オルガノポリシロキサンと微粉末シ
    リカとからなる25℃における粘度が50〜200,0
    00mPa・sである1種または2種以上のオルガノポ
    リシロキサン組成物10〜88重量部 B.乳化剤1〜50重量部 C.水1〜50重量部 D.40℃における動粘度が0.5〜11cStである
    1種または2種以上の有機溶剤または/および動植物油
    または/および脂肪酸エステルまたは/および脂肪酸1
    0〜60重量部からなることを特徴とするW/Oエマル
    ション型消泡剤組成物。
  2. 【請求項2】 請求項1のW/Oエマルション型消泡剤
    組成物をパルプ製造工程、繊維製造・加工工程または排
    水処理工程で添加使用する消泡方法。
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