JPH08191956A - 占い装置 - Google Patents

占い装置

Info

Publication number
JPH08191956A
JPH08191956A JP7005248A JP524895A JPH08191956A JP H08191956 A JPH08191956 A JP H08191956A JP 7005248 A JP7005248 A JP 7005248A JP 524895 A JP524895 A JP 524895A JP H08191956 A JPH08191956 A JP H08191956A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fortune
telling
image
data
image data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7005248A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasumitsu Abiru
康光 阿比留
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sega Corp
Original Assignee
Sega Enterprises Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sega Enterprises Ltd filed Critical Sega Enterprises Ltd
Priority to JP7005248A priority Critical patent/JPH08191956A/ja
Publication of JPH08191956A publication Critical patent/JPH08191956A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は人物の一部分を撮像した画像データ
に基づいて占いを行うよう構成した占い装置を提供する
ことを目的とする。 【構成】 占い装置1は、筐体2の前面2aにCCDカ
メラ3と、CRTディスプレイ4と、プリンタ5と、コ
イン投入口6とが設けられている。筐体2の前面2aと
壁部7との間には、一対のレール8が敷設されており、
このレール8に沿って椅子9が移動自在に設けられてい
る。筐体2の内部には、CCDカメラ3により利用者の
顔を撮像し、その画像データに基づいて人相占いを行
い、その占い結果及び撮像した顔をプリンタ5により印
刷するように制御を行う制御回路10が設けられてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は占い装置に係り、特に人
物の一部分を撮像した画像データに基づいて占いを行う
よう構成した占い装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の占い装置としては、例えば利用者
がキーボードの各キーを操作して生年月日や名前あるい
は星座等の文字や数字のデータを入力すると、その生年
月日や名前あるいは星座に基づいて占いデータを選択
し、その入力データに応じた占い結果をプリンタにより
印刷する構成のものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、従来の占い
装置では、本人がキーボードを操作して生年月日や名前
あるいは星座等のデータを入力するため、例えば操作ミ
スにより間違ったデータを入力した場合でも、その誤入
力されたデータに基づいて占いを行って間違った占い結
果をプリンタにより印刷してしまうことがあった。
【0004】そのため、従来の占い装置では、信頼性に
欠けるばかりか、占い結果が紙に印刷された文字により
提供されるため、神社のおみくじと同じ感覚で占い結果
を読むことになり、論理的な裏付けが分からず説得力に
欠けていた。そこで、本発明は、上記課題を解決した占
い装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記請求項1の発明は、
占いを希望する人物の一部を撮像する撮像手段と、異な
る被写体の各画像データ毎の占いデータを記憶する記憶
手段と、前記撮像手段により撮像された画像データに基
づいて前記記憶手段に記憶された占いデータを選択する
占いデータ選択手段と、該占いデータ選択手段により選
択された当該占い結果及び前記撮像手段により撮像され
た画像データを印刷する印刷手段と、よりなることを特
徴とする。
【0006】又、請求項2の発明は、占いを希望する人
物の一部を撮像する撮像手段と、該撮像手段に撮像され
た画像データの特徴部分を抽出し、当該画像データの特
徴部分を明確化するように画像データを修正する画像デ
ータ修正手段と、異なる被写体の各修正画像データ毎の
占いデータを記憶する記憶手段と、前記画像データ修正
手段により修正された修正画像データに基づいて前記記
憶手段に記憶された占いデータを選択する占いデータ選
択手段と、該占いデータ選択手段により選択された当該
占い結果及び前記修正画像を印刷する印刷手段と、より
なることを特徴とする。
【0007】又、請求項3の発明は、前記撮像手段が、
前記占いを希望する人物の顔を撮像することを特徴とす
る。又、請求項4の発明は、前記撮像手段が、前記占い
を希望する人物の手を撮像することを特徴とする。
【0008】又、請求項5の発明は、前記請求項1にお
いて、前記撮像手段により撮像された画像を表示する表
示手段を有することを特徴とする。又、請求項6の発明
は、前記請求項2において、前記撮像手段により撮像さ
れた画像、及び前記画像データ修正手段により修正され
た修正画像を表示する表示手段を有することを特徴とす
る。
【0009】
【作用】上記請求項1の発明によれば、撮像手段により
占いを希望する人物の一部を撮像し、この画像データに
基づいて記憶手段に記憶された占いデータを選択して占
い結果及び画像データを印刷することにより、より正確
な占い結果が得られるとともに、占い結果を論理的に説
明することが可能になる。
【0010】又、請求項2の発明によれば、撮像手段に
より占いを希望する人物の一部を撮像し、この画像デー
タの特徴部分を抽出し、当該画像データの特徴部分を明
確化するように画像データを修正した修正画像データに
基づいて占いデータを選択して占い結果及び修正画像を
印刷することにより、より正確な占い結果が得られると
ともに、占い結果を論理的に解釈することが可能にな
り、しかも占い結果及び修正画像データが印刷されるた
め、占いが面白くなる。
【0011】又、請求項3の発明によれば、撮像手段が
占いを希望する人物の顔を撮像することにより、利用者
の人相に基づいて正確な占いを行うことができる。又、
請求項4の発明によれば、撮像手段が占いを希望する人
物の手を撮像することにより、利用者の手相に基づいて
正確な占いを行うことができる。
【0012】又、請求項5の発明によれば、撮像手段に
より撮像された画像を表示するため、利用者が占いを行
う際の画像データを見ることができ、占い結果の信頼性
が高められる。又、請求項6の発明によれば、撮像手段
により撮像された画像、及び修正画像データを表示する
ため、利用者が占いを行う際の画像及び修正画像を見る
ことができ、占い結果が出るまでの間楽しめるととも
に、占い結果の信頼性が高められる。
【0013】
【実施例】図1乃至図3に本発明になる占い装置の第1
実施例を示す。各図中、占い装置1は、筐体2の前面2
aにCCD(電荷結合素子)カメラ3と、CRTディス
プレイ4と、プリンタ5と、コイン投入口6とが設けら
れている。筐体2の前面2aと壁部7との間には、一対
のレール8が敷設されており、このレール8に沿って椅
子9が移動自在に設けられている。
【0014】又、筐体2の内部には、後述するようにC
CDカメラ3により利用者の顔を撮像し、その画像デー
タに基づいて人相占いを行い、その占い結果及び撮像し
た顔をプリンタ5により印刷するように制御を行う制御
回路10が設けられている。この椅子9の肘掛け11に
は、操作キー12が配設され、利用者は椅子9に座った
まま各種操作が行える。操作キー12は、X,Y方向を
指定する指定キー12aと設定キー12bとよりなる。
又、椅子9は電動式で、操作キー12の指定キー12a
の操作により距離調整用モータ13が駆動されてレール
8に沿って移動できるとともに、CCDカメラ3の取付
位置に合わせて高さ調整用モータ14が駆動されて高さ
位置が調整される。
【0015】図2に示すように、制御回路10は、画像
処理部15と、入出力処理I/O部16と、メモリ17
と、CPU18とを有する。上記画像処理部15は、後
述するようにCPU18からの指令によりCCDカメラ
3により撮像された顔を修正した修正画像を作成してC
RTディスプレイ4に表示させる。そして、入出力処理
I/O部16には、上記CCDカメラ3、コイン投入口
6に設けられたコイン投入スイッチ19と、操作キー1
2と、CRTディスプレイ4と、プリンタ5と、椅子9
に設けられたモータ13,14とが接続されている。
【0016】又、CPU18には、CCDカメラ3によ
り利用者の顔を撮像し、その画像データを修正する制御
プログラムと、この修正画像データに基づいて人相占い
を行う制御プログラムと、その占い結果及び修正画像を
プリンタ5に印刷させる制御プログラムと、が入力され
ている。
【0017】又、CRTディスプレイ4は、コイン投入
口6に所定金額のコインが投入されると、図3に示すよ
うな「項目選択画面」を表示する。利用者は、CRTデ
ィスプレイ4に表示された「項目選択画面」の人生運、
人間関係、金銭運、適職、適異性タイプ、2人の相性の
各項目の中から希望する占い項目を選択し、上記操作キ
ー12を操作して希望する占い項目を指定する。
【0018】図4に示すように上記メモリ17には、後
述するように各項目(人生運、人間関係、金銭運、適
職、適異性タイプ、2人の相性)毎の占いデータが記憶
されており、例えばCCDカメラ3により撮像された顔
の画像データ、即ち各顔の目、鼻、口、頬の凹凸等の特
徴に応じた占いデータが登録された占いデータテーブル
20が記憶されている。又、メモリ17には、後述する
ように顔の大要部分(本実施例では、目、鼻、口)に応
じた各種の類似パーツが類似パーツデータ(図示せず)
として記憶されている。
【0019】次に、上記構成になる占い装置1の制御回
路10が実行する処理につき図5乃至図7のフローチャ
ートを併せ参照して説明する。制御回路10は、図5の
ステップS1(以下「ステップ」を省略する)におい
て、利用者がコイン投入口6に所定金額のコインを投入
したか否かをチェックする。即ち、S1では、コイン投
入スイッチ19からコイン投入検知信号が出力されたど
うかをチェックしている。
【0020】従って、S1でコイン投入スイッチ19か
らコイン投入検知信号が出力されると、S2に進み、C
CDカメラ3により撮像された顔の画像をCRTディス
プレイ4に表示する。続いて、S3で、CCDカメラ3
により撮像された顔が予め決められた規定範囲内に入っ
ているかどうかをチェックする。即ち、人相の占いを行
うのに利用者の顔が規定範囲内に入っていないときは、
識別不能になるため、利用者の顔が規定範囲内に入って
いることを確認する。
【0021】しかし、S3において、利用者の顔が規定
範囲内に入っていないときは、S4に進み、例えば「顔
が画面の中央枠内に入るようにして下さい」といったよ
うなメッセージをCRTディスプレイ4に表示させる。
そして、S3において、利用者の顔が規定範囲内に入っ
ているときは、S5に進み、現在「相性占い」を行って
いるかどうかをチェックする。S5で、「相性占い」を
行っていないときは、S6に進み、図3に示す「項目選
択画面」を表示させる。
【0022】ここで、利用者は、指定キー12aを操作
して画面中に表示された指定枠21を移動させて「項目
選択画面」の中から希望する項目を選択する。そして、
例えば「人間関係」の項目を占って欲しい場合、指定枠
21を「人間関係」の項目に移動させた後、設定キー1
2bを押圧操作する。
【0023】従って、S7では設定キー12bを押圧操
作により指定された項目が選択されたものとして設定す
る。続いて、S8に進み、選択された項目が「相性占
い」かどうかをチェックする。S8において、「相性占
い」が選択されたときは、2人分の料金が必要であるた
めS9に進み、「もう1人分のコインを投入して下さ
い」といったようなメッセージをCRTディスプレイ4
に表示させる。そして、S10で利用者がコイン投入口
6に所定金額のコインを投入したか否かをチェックす
る。即ち、S10でコイン投入スイッチ19からコイン
投入検知信号が出力されると、S11に進む。
【0024】又、S8において、「相性占い」以外の他
の項目が選択されたときは、上記S9,S10の処理を
省略して直接S11に進む。S11では、CCDカメラ
3により撮像した顔の画像データをメモリ17に記憶さ
せる。CCDカメラ3により撮像した顔は、図8に示す
ように利用者本人の顔がそのまま写されると表情のない
画像であることが多い。そのため、S12〜S17で
は、CCDカメラ3により撮像したカラーの画像から顔
の特徴を抽出したモノクロ(白黒)の絵に修正し、さら
にモノクロの絵をスケッチ風の絵に修正する処理を行う
ことにより特徴部分を明確化する。
【0025】即ち、図6のS12では、CCDカメラ3
により撮像した画像を基に利用者の顔の特徴部分を抽出
する。従って、CCDカメラ3により撮像した画像(図
8参照)の色境界線を縁取りしてモノクロの絵(図9参
照)を作成する。そして、CCDカメラ3により撮像し
た画像(図8参照)に代えてモノクロの絵(図9参照)
をCRTディスプレイ4に表示させる。
【0026】次にS13に進み、モノクロの絵より顔の
大要部分(本実施例では、目、鼻、口)を探知する。続
いてS14に進み、上記顔の大要部分(本実施例では、
目、鼻、口)の類似パーツをメモリ17に記憶された
目、鼻、口の類似パーツデータを検索する。
【0027】そして、S15では、上記S14で検索さ
れた目、鼻、口の類似パーツデータをモノクロの絵に合
成させ、これをCRTディスプレイ4に表示させる。上
記S15で実行される処理は、図10(A)に示すモノ
クロの絵の大要部分である目22、鼻23、口24を図
10(B)に示す類似パーツデータの目22a、鼻23
a、口24aと入替えて図10(C)に示す顔の修正画
像がCRTディスプレイ4に表示される。
【0028】次のS16では、CCDカメラ3により撮
像した顔の画像(図8参照)に基づいて頬の凹凸具合を
演算する。続いて、S17では、上記頬の凹凸具合、及
び顔の大要部分の形状に応じた占いデータをメモリ17
に記憶された占いデータテーブル20から検索する。
【0029】次に図7のS18に進み、現在「相性占
い」を行っているかどうかをチェックする。S18で、
「相性占い」を行っていないときは、S19に進み、上
記頬の凹凸具合、及び顔の大要部分の形状に応じた占い
データから占い項目に関する占いデータのみを選出す
る。そして、S20に進み、図11に示すような顔の修
正画像及び占い結果をプリンタ5により印刷し、この修
正画像及び占い結果が印刷された紙をプリンタ5より排
出する。
【0030】又、上記S18において、「相性占い」を
行っているときは、S21に進み、2人目の顔の画像を
取り込んだかどうかをチェックする。S21において、
2人目の画像を取り込んでいないときは、S22に進
み、2人目の顔の画像の取り込みを指示するメッセージ
(例えば「相手の人と交代して下さい」)をCRTディ
スプレイ4に表示する。
【0031】そして、前述したS3に戻り、2人目の顔
の画像の取り込み開始して上記S3以降の処理を再度実
行する。尚、2人目の場合、S5からS11に移行して
S6〜S10の処理は省略する。上記と同様に2人目の
顔の画像の取り込み処理(S11〜S17)が終了する
と、S21からS23に移行して2人の占いデータから
相性判断を行う。その後、S20に進み、2人の顔の修
正画像及び相性占い結果をプリンタ5により印刷し、そ
の印刷紙をプリンタ5より排出する。
【0032】このように、占い装置1は、CCDカメラ
3により利用者の顔を撮像し、その画像データに基づい
て人相占いを行い、その占い結果及び撮像した顔をプリ
ンタ5により印刷するため、本人の人相に基づいた占い
結果が得られ、信頼性が高められている。しかも、人相
の特徴を指摘してそれに応じた占いデータを占い結果と
して印刷することにより、利用者は占い結果の理由が分
かって説得力があり論理的な占い結果であると解釈する
ことができる。
【0033】印刷される顔の絵は、前述したように特徴
部分がスケッチ風の絵に修正されるため、顔の特徴が明
確化されるとともに無表情な写真よりも人間的になり、
あるいは男性であれば本人よりもハンサムにしたり、女
性であれば本人よりも可愛らしく描くようにして、利用
者を楽しませることができる。
【0034】さらに、CRTディスプレイ4には、当
初、CCDカメラ3により撮像された顔がそのまま表示
されているが、顔の特徴部分を縁取りしてモノクロの絵
に修正された顔が表示され、次に顔の大要部分(本実施
例では、目、鼻、口)を類似パーツに置き換えた修正画
面が表示されるため、利用者は占い結果が出るまでの待
ち時間の間も退屈せずに楽しむことができる。
【0035】図12及び図13に本発明の第2実施例を
示す。両図中、占い装置31は、筐体32の前面32a
にCCD(電荷結合素子)カメラ33と、CRTディス
プレイ34と、操作台35と、プリンタ36とが設けら
れている。操作台35には、操作キー37とコイン投入
口38とが設けられている。
【0036】筐体2の内部には、後述するようにCCD
カメラ33により利用者の手を撮像し、その画像データ
に基づいて手相占いを行い、その占い結果及び撮像した
手をプリンタ5により印刷するように制御を行う制御回
路40が設けられている。又、CCDカメラ33の前に
は、手相を撮像する際に手の位置を決めるホルダ41が
設けられている。このホルダ41は、図13に示すよう
に、例えばアクリル板又はガラス板等よりなる第1の透
明板42と第2の透明板43との間に手が挿入される空
間44が形成されている。
【0037】即ち、第1の透明板42は、CCDカメラ
33と対向するように4本の支持棒45により支持さ
れ、第2の透明板43は空間44を形成するため、4本
のスペーサ46を介して支持されている。尚、支持棒4
5の長さは、CCDカメラ33のレンズ性能(焦点距
離)によって決められる。
【0038】又、第1の透明板42には、手を撮像する
位置が外部から分かるように手の輪郭線42aが描かれ
ている。従って、利用者は、手相を見てもらう場合、手
を第1の透明板42と第2の透明板43との間の空間4
4に挿入させた後、手が第1の透明板42に描かれた輪
郭線42aの範囲内に入るように位置を調整する必要が
ある。
【0039】又、CRTディスプレイ34は、コイン投
入口38に所定金額のコインが投入されると、図3に示
すような「項目選択画面」を表示する。利用者は、CR
Tディスプレイ4に表示された「項目選択画面」の人生
運、人間関係、金銭運、適職、適異性タイプ、2人の相
性の各項目の中から希望する占い項目を選択し、上記操
作キー37を操作して希望する占い項目を指定する。
【0040】又、制御回路40のメモリ(図示せず)に
は、各項目(人生運、人間関係、金銭運、適職、適異性
タイプ、2人の相性)毎の占いデータが記憶されてお
り、例えばCCDカメラ3により撮像された手の画像デ
ータ、即ち手のひらの各しわ(感情線、頭脳線)の長さ
や曲率半径等に応じた占いデータが登録された占いデー
タテーブル(図示せず)が記憶されている。
【0041】次に、上記構成になる占い装置31の制御
回路40が実行する処理につき図14及び図15のフロ
ーチャートを併せ参照して説明する。制御回路40は、
図14のS31において、利用者がコイン投入口38に
所定金額のコインを投入したか否かをチェックする。即
ち、S31では、コイン投入スイッチ(図示せず)から
コイン投入検知信号が出力されたどうかをチェックして
いる。
【0042】従って、S31でコイン投入スイッチから
コイン投入検知信号が出力されると、S32に進み、C
CDカメラ3がホルダ41に挿入された手を撮像し、そ
の手のひらの画像をCRTディスプレイ34に表示す
る。続いて、S33で、CCDカメラ3により撮像され
た手の画像が予め決められた規定範囲内に入っているか
どうかをチェックする。即ち、手相の占いを行うのに利
用者の手が規定範囲内に入っていないときは、識別不能
になるため、利用者の手が規定範囲内に入っていること
を確認する。
【0043】しかし、S33において、利用者の手が規
定範囲内に入っていないときは、S34に進み、例えば
「手が画面の中央枠内に入るようにして下さい」といっ
たようなメッセージをCRTディスプレイ38に表示さ
せる。そして、S33において、利用者の手が規定範囲
内に入っているときは、S35に進み、現在「相性占
い」を行っているかどうかをチェックする。S35で、
「相性占い」を行っていないときは、S36に進み、図
3に示す「項目選択画面」を表示させる。
【0044】ここで、利用者は、指定キー37aを操作
して画面中に表示された指定枠21を移動させて「項目
選択画面」の中から希望する項目を選択する。そして、
設定キー37bを押圧操作する。従って、S37では設
定キー37bを押圧操作により指定された項目が選択さ
れたものとして設定する。続いて、S38に進み、選択
された項目が「相性占い」かどうかをチェックする。
【0045】S38において、「相性占い」が選択され
たときは、2人分の料金が必要であるためS39に進
み、「もう1人分のコインを投入して下さい」といった
ようなメッセージをCRTディスプレイ34に表示させ
る。そして、S40で利用者がコイン投入口6に所定金
額のコインを投入したか否かをチェックする。即ち、S
40でコイン投入スイッチからコイン投入検知信号が出
力されると、S41に進む。
【0046】又、S38において、「相性占い」以外の
他の項目が選択されたときは、上記S39,S40の処
理を省略して直接S41に進む。S41では、CCDカ
メラ3により撮像した手の画像データをメモリに記憶さ
せる。CCDカメラ3により撮像した手は、図16に示
すように利用者本人の手がそのまま写されると手相に関
係のない細かな無数にしわが写されてしまう。そのた
め、S42〜S44では、CCDカメラ33により撮像
したカラーの画像から手のしわの特徴を抽出したモノク
ロ(白黒)の絵に修正する。例えば「相性占い」が選択
された場合、手のしわのうち感情線と頭脳線を残して他
のしわを消去した状態のモノクロの絵を作成する。
【0047】即ち、図15のS42では、CCDカメラ
3により撮像した画像を基に利用者の手のしわの特徴部
分を抽出する。従って、CCDカメラ3により撮像した
画像より手のしわを縁取りしてモノクロの絵(図17参
照)を作成する。そして、CCDカメラ3により撮像し
た画像に代えてモノクロの絵をCRTディスプレイ4に
表示させる。
【0048】次にS43に進み、モノクロの絵より手の
しわの大要部分(「相性占い」が選択された場合、手の
しわのうち感情線と頭脳線)を探知する。続いてS
44に進み、上記手のしわの大要部分の形状に応じた占
いデータをメモリ17に記憶された占いデータテーブル
20から検索する。
【0049】次にS45に進み、現在「相性占い」を行
っているかどうかをチェックする。S45で、「相性占
い」を行っていないときは、S46に進み、上記手のし
わの大要部分の形状に応じた占いデータから占い項目に
関する占いデータのみを選出する。そして、S47進
み、手の修正画像及び手相の占い結果をプリンタ36に
より印刷し、この修正画像及び占い結果が印刷された紙
をプリンタ36より排出する。
【0050】又、上記S45において、「相性占い」を
行っているときは、S48に進み、2人目の手の画像を
取り込んだかどうかをチェックする。S21において、
2人目の手の画像を取り込んでいないときは、S49に
進み、2人目の手の画像の取り込みを指示するメッセー
ジ(例えば「相手の人と交代して下さい」)をCRTデ
ィスプレイ34に表示する。
【0051】そして、前述したS33に戻り、2人目の
手の画像の取り込み開始して上記S33以降の処理を再
度実行する。尚、2人目の場合、S35からS41に移
行してS36〜S40の処理は省略する。上記と同様に
2人目の手の画像の取り込み処理(S41〜S44)が
終了すると、S48からS50に移行して2人の占いデ
ータから相性判断を行う。その後、S47に進み、図1
8に示すような2人の手の修正画像及び相性占い結果を
プリンタ5により印刷し、その印刷紙をプリンタ5より
排出する。
【0052】このように、占い装置31は、CCDカメ
ラ3により利用者の手を撮像し、その画像データに基づ
いて手相占いを行い、その占い結果及び撮像した手をプ
リンタ5により印刷するため、本人の手相に基づいた占
い結果が得られ、信頼性が高められている。しかも、手
のしわ(「相性占い」が選択された場合、手のしわのう
ち感情線と頭脳線)の特徴を指摘してそれに応じた
占いデータを占い結果として印刷することにより、利用
者は占い結果の理由が分かって説得力があり論理的な占
い結果であると解釈することができる。
【0053】又、印刷される手の絵は、前述したように
特徴部分が明確化された絵に修正されるため、多数のし
わが写った写真よりもきれいで見やすく、利用者を楽し
ませることができる。さらに、CRTディスプレイ36
には、当初、CCDカメラ3により撮像された手がその
まま表示されているが、手のしわの特徴部分を縁取りし
てモノクロの絵に修正された手が表示されるため、利用
者は占い結果が出るまでの待ち時間の間も退屈せずに楽
しむことができる。
【0054】尚、上記各実施例では、人相あるいは手相
をみる占い装置を一実施例として説明したが、此れ以外
の人物の一部分を撮像し、その画像データに基づいて占
いデータを検索する装置であれば、他の占い装置にも本
発明を適応することができるのは勿論である。
【0055】
【発明の効果】上述の如く、上記請求項1の発明によれ
ば、撮像手段により占いを希望する人物の一部を撮像
し、この画像データに基づいて記憶手段に記憶された占
いデータを選択して占い結果及び画像データを印刷する
ため、より正確な占い結果が得られるとともに、占い結
果を論理的に説明することができ、利用者を納得させる
こができる。
【0056】又、請求項2の発明によれば、撮像手段に
より占いを希望する人物の一部を撮像し、この画像デー
タの特徴部分を抽出し、当該画像データの特徴部分を明
確化するように画像データを修正した修正画像データに
基づいて占いデータを選択して占い結果及び修正画像を
印刷するため、より正確な占い結果が得られるととも
に、占い結果を論理的に説明することができる。そのた
め、占い結果が論理的となり、説得力が高まって信頼性
の向上を図ることができる。しかも、占い結果に修正さ
れた修正画像が印刷されるため、占いが面白くなる。
【0057】又、請求項3の発明によれば、撮像手段が
占いを希望する人物の顔を撮像するため、利用者の人相
に基づいて正確な占いを行うことができる。又、請求項
4の発明によれば、撮像手段が占いを希望する人物の手
を撮像するため、利用者の手相に基づいて正確な占いを
行うことができる。
【0058】又、請求項5の発明によれば、撮像手段に
より撮像された画像を表示するため、利用者が占いを行
う際の画像データを見ることができ、占い結果の信頼性
を高めることができる。又、請求項6の発明によれば、
撮像手段により撮像された画像、及び修正画像データを
表示するため、利用者が占いを行う際の画像及び修正画
像を見ることができ、占い結果が出るまでの間楽しめる
とともに、占い結果の信頼性をより一層が高めることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる占い装置の第1実施例の斜視図で
ある。
【図2】占い装置のブロック図である。
【図3】CRTディスプレイに表示された項目選択画面
を示す図である。
【図4】占いデータテーブルの概念図である。
【図5】制御回路が実行する処理を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図6】図5の処理に続いて実行される処理を説明する
ためのフローチャートである。
【図7】図6の処理に続いて実行される処理を説明する
ためのフローチャートである。
【図8】CCDカメラにより撮像された実際の画像を示
す図である。
【図9】カラーの画像から顔の特徴部分を抽出したモノ
クロの画像を示す図である。
【図10】顔の画像を修正する過程を説明するための工
程図である。
【図11】プリンタにより印刷された占い結果を示す図
である。
【図12】本発明の第2実施例の斜視図である。
【図13】第2実施例の占い装置に取り付けられたホル
ダの斜視図である。
【図14】制御回路が実行する処理を説明するためのフ
ローチャートである。
【図15】図14の処理に続いて実行される処理を説明
するためのフローチャートである。
【図16】CCDカメラにより撮像された手の画像を示
す図である。
【図17】カラーの画像から手のしわの特徴部分を抽出
したモノクロの修正画像を示す図である。
【図18】プリンタにより印刷された占い結果を示す図
である。
【符号の説明】
1,31 占い装置 2 筐体 3,33 CCDカメラ 4,34 CRTディスプレイ 5,36 プリンタ 6 コイン投入口 8 レール 9 椅子 10,40 制御回路 12,37 操作キー 15 画像処理部 16 入出力処理I/O部 17 メモリ 18 CPU 20 占いデータテーブル

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 占いを希望する人物の一部を撮像する撮
    像手段と、 異なる被写体の各画像データ毎の占いデータを記憶する
    記憶手段と、 前記撮像手段により撮像された画像データに基づいて前
    記記憶手段に記憶された占いデータを選択する占いデー
    タ選択手段と、 該占いデータ選択手段により選択された当該占い結果及
    び前記撮像手段により撮像された画像データを印刷する
    印刷手段と、 よりなることを特徴とする占い装置。
  2. 【請求項2】 占いを希望する人物の一部を撮像する撮
    像手段と、 該撮像手段に撮像された画像データの特徴部分を抽出
    し、当該画像データの特徴部分を明確化するように画像
    データを修正する画像データ修正手段と、 異なる被写体の各修正画像データ毎の占いデータを記憶
    する記憶手段と、 前記画像データ修正手段により修正された修正画像デー
    タに基づいて前記記憶手段に記憶された占いデータを選
    択する占いデータ選択手段と、 該占いデータ選択手段により選択された当該占い結果及
    び前記修正画像を印刷する印刷手段と、 よりなることを特徴とする占い装置。
  3. 【請求項3】 前記撮像手段は、前記占いを希望する人
    物の顔を撮像することを特徴とする請求項1又は請求項
    2の占い装置。
  4. 【請求項4】 前記撮像手段は、前記占いを希望する人
    物の手を撮像することを特徴とする請求項1又は請求項
    2の占い装置。
  5. 【請求項5】 前記請求項1において、前記撮像手段に
    より撮像された画像を表示する表示手段を有することを
    特徴とする占い装置。
  6. 【請求項6】 前記請求項2において、前記撮像手段に
    より撮像された画像、及び前記画像データ修正手段によ
    り修正された修正画像を表示する表示手段を有すること
    を特徴とする占い装置。
JP7005248A 1995-01-17 1995-01-17 占い装置 Pending JPH08191956A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7005248A JPH08191956A (ja) 1995-01-17 1995-01-17 占い装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7005248A JPH08191956A (ja) 1995-01-17 1995-01-17 占い装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08191956A true JPH08191956A (ja) 1996-07-30

Family

ID=11605914

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7005248A Pending JPH08191956A (ja) 1995-01-17 1995-01-17 占い装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08191956A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100285587B1 (ko) * 1997-09-26 2001-04-02 전주범 퍼지뉴러얼굴인식방법
JP2002171520A (ja) * 2000-11-29 2002-06-14 Daiichikosho Co Ltd 人相判断機能付きの顔写真撮影装置
JP2004024840A (ja) * 2002-03-08 2004-01-29 Kenji Sato 娯楽システム、広告システム、娯楽方法、広告方法、記録媒体、プログラム、生物認識方法、生物食材の流通システム、生物食材の流通方法、店舗、地球環境情報収システム、地球環境情報収方法、気象予報システム、気象予報方法、地震予知システム、および地震予知方法
JP2006326021A (ja) * 2005-05-27 2006-12-07 Dainippon Printing Co Ltd 画像対戦遊戯装置、対戦管理サーバ、プログラム及び記録媒体

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100285587B1 (ko) * 1997-09-26 2001-04-02 전주범 퍼지뉴러얼굴인식방법
JP2002171520A (ja) * 2000-11-29 2002-06-14 Daiichikosho Co Ltd 人相判断機能付きの顔写真撮影装置
JP2004024840A (ja) * 2002-03-08 2004-01-29 Kenji Sato 娯楽システム、広告システム、娯楽方法、広告方法、記録媒体、プログラム、生物認識方法、生物食材の流通システム、生物食材の流通方法、店舗、地球環境情報収システム、地球環境情報収方法、気象予報システム、気象予報方法、地震予知システム、および地震予知方法
JP2006326021A (ja) * 2005-05-27 2006-12-07 Dainippon Printing Co Ltd 画像対戦遊戯装置、対戦管理サーバ、プログラム及び記録媒体

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6621938B1 (en) Image capture apparatus and method
JP2006201531A (ja) 撮像装置
JP5349168B2 (ja) 撮影装置、プログラム、情報記憶媒体及び撮影方法
JP6206707B2 (ja) 撮影装置および表示制御方法
JP6773966B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法、およびプログラム
JP4123346B2 (ja) 画像印刷装置および情報処理方法
JP5555924B2 (ja) 撮影遊技機、撮影遊技機の制御方法及びコンピュータプログラム
JP6880394B2 (ja) 写真作成ゲーム機および撮影方法
JPH08191956A (ja) 占い装置
JP2020188507A (ja) 遊戯画像撮影システムおよび画像処理装置
JP4173323B2 (ja) 画像撮影編集装置、画像撮影編集方法および画像撮影編集プログラム
JP2016042659A (ja) 写真撮影遊戯機及びその制御プログラム
JP3048141U (ja) 画像処理装置
JP6232662B2 (ja) 写真撮影遊戯機及びその制御プログラム
JP2000137791A (ja) 画像評価装置
JP4276214B2 (ja) 写真撮影装置および写真提供方法
JP2964955B2 (ja) 遊戯装置
JPH1175152A (ja) 画像処理装置
JP2003047000A (ja) 画像プリント作成装置および方法ならびにプリント媒体
JP2003348317A (ja) 画像印刷装置および方法、印刷媒体、並びに印刷媒体ユニット
JP7074994B2 (ja) 写真作成ゲーム機および画像処理方法
JP2003060956A (ja) デジタルカメラ
JP2015210424A (ja) 写真撮影遊戯機及びその制御プログラム
JP6156559B2 (ja) 遊戯用撮影装置、遊戯用撮影方法、及びプログラム
JP5998344B2 (ja) 撮影遊技機、撮影遊技機の制御方法及びコンピュータプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20030624