JP2003348317A - 画像印刷装置および方法、印刷媒体、並びに印刷媒体ユニット - Google Patents

画像印刷装置および方法、印刷媒体、並びに印刷媒体ユニット

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JP2003348317A
JP2003348317A JP2002150121A JP2002150121A JP2003348317A JP 2003348317 A JP2003348317 A JP 2003348317A JP 2002150121 A JP2002150121 A JP 2002150121A JP 2002150121 A JP2002150121 A JP 2002150121A JP 2003348317 A JP2003348317 A JP 2003348317A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画面を有効に利用できるようにすると共に、
効率的に、かつ迅速に画像を編集できるようにする。 【解決手段】 撮影して得られた画像を編集する編集画
面が、画像印刷装置1を利用するユーザの数に応じて編
集用モニタ51−1乃至51−3に表示される。ユーザ
の数が1人である場合、編集用モニタ51−2には、編
集対象の画像が大部分にわたって表示され、その画像に
施す編集ツールのメニューが編集用モニタ51−1およ
び51−3に表示される。一方、ユーザの数が2人であ
る場合、編集用モニタ51−1および51−3には、編
集対象の画像が表示され、その画像に施す編集ツールの
メニューが編集用モニタ51−2に表示される。本発明
は、写真シール自販機としての画像印刷装置に適用でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像印刷装置およ
び方法、印刷媒体、並びに印刷媒体ユニットに関し、特
に、設けられている画面を有効に利用できるようにする
と共に、効率的に、かつ迅速に画像を編集できるように
する画像印刷装置および方法、印刷媒体、並びに印刷媒
体ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ユーザの画像を撮影し、これを予
め用意されたフレーム画像と合成してシール紙などに印
刷して提供する、いわゆる「プリント倶楽部(登録商
標)」などの画像印刷装置が知られている。
【0003】この画像印刷装置の中には、撮影後、ユー
ザが、撮影により得られた画像上に付属のペンで任意の
文字や図形などを書き込む(編集する)ことができるよ
うになされているものも存在する。ユーザは、このよう
な編集機能を使用して、シール紙に印刷される画像を、
よりオリジナリティのあるものにすることができる。
【0004】ところで、編集作業用の画面が複数設けら
れているものもあり、例えば、2つの編集用の画面が設
けられている場合、2人のユーザがそれぞれ画像を編集
することができ、1つの画面に表示されている画像を2
人のユーザが同時に編集する場合に較べて、より効率的
にそれを行うことができる。
【0005】また、一方の画面に入力された編集を、他
の画面に表示されている編集対象の画像に反映させるこ
とができるものもあり、これにより、2つの画面を利用
して、編集作業を、よりゲーム性のある、面白みのある
ものとすることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに複数の編集用の画面が設けられている場合、編集を
行うユーザの人数によっては、その効果を十分に発揮す
ることができないという課題があった。
【0007】例えば、設けられている画面の数に対し
て、それを利用するユーザの数が少ない場合、利用され
ない画面が生じてしまい、複数設けられている画面を有
効に利用することができない。具体的には、上述したよ
うに2つの画面が設けられており、それを利用するユー
ザが1人の場合、仮に、同様の編集画面が双方の画面に
表示されているとしても、そのユーザは、片方の画面し
か利用できないため、もう一方の画面が有効に利用され
ないことになる。
【0008】また、反対に、2つの画面が設けられてお
り、それを利用するユーザが2人以上である場合、1つ
の画面に表示されている編集対象の画像に対して、複数
のユーザが同時に編集を入力することとなり、効率的に
画像を編集することができない。
【0009】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、設けられている画面を有効に利用できるよ
うにすると共に、効率的に、かつ迅速に画像を編集でき
るようにするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の画像印刷装置
は、被写体を撮影する撮影手段と、撮影され、得られた
撮影画像を処理するユーザの人数を取得する取得手段
と、撮影画像と、撮影画像の処理を指示するとき操作さ
れる操作画像を表示する表示手段と、ユーザの人数に基
づいて、表示手段により表示される撮影画像と操作画像
の配置を切り替える切り替え手段とを備えることを特徴
とする。また、本発明の画像印刷装置は、切り替え手段
により配置が切り替えられて表示された操作画像に対す
る操作に基づいて、撮影画像を処理する画像処理手段
と、画像処理手段により処理され、得られた撮影画像を
所定の印刷媒体に印刷する印刷手段とを備えることを特
徴とする。
【0011】この画像印刷装置は、例えば、写真シール
自販機として利用されるようにすることができる。
【0012】所定の印刷媒体は、画像を印刷することが
できるものであればいずれのものでも良く、例えば、シ
ール紙、紙、布などとすることができる。また、印刷媒
体に替えて、編集されて得られた画像の画像データがフ
ロッピディスクやCD-ROM(Compact Disk-Read Only Memo
ry)などの記録媒体に記録され、ユーザに提供されるよ
うにしてもよい。
【0013】取得手段は、人数の入力を要求する画面に
対する、ユーザからの入力によりユーザの人数を取得す
るようにすることができる。
【0014】取得手段は、撮影手段により撮影され、得
られた撮影画像からユーザの領域を抽出し、その数に基
づいてユーザの人数を取得するようにすることができ
る。
【0015】表示手段には複数の表示領域が設けられて
おり、表示領域の数よりユーザの人数が少ない場合、切
り替え手段は、ユーザの人数に対応する数の表示領域に
撮影画像を表示させるとともに、残りの表示領域に操作
画像が表示されるように、撮影画像と操作画像の配置を
切り替えるようにすることができる。
【0016】表示領域が3つ並置されており、ユーザの
人数が1である場合、切り替え手段は、中央の表示領域
に撮影画像を表示し、左右の表示領域に操作画像が表示
されるように、撮影画像と操作画像の配置を切り替える
ようにすることができる。
【0017】これにより、ユーザは、左右の表示領域に
表示される操作画像を容易に操作することができ、効率
的に撮影画像を処理することができる。
【0018】表示領域が3つ並置されており、ユーザの
人数が2である場合、切り替え手段は、左右の表示領域
に撮影画像を表示し、中央の表示領域に操作画像が表示
されるように、撮影画像と操作画像の配置を切り替える
ようにすることができる。
【0019】これにより、2人のユーザは、ともに、中
央の表示領域に表示されている操作画像を容易に操作す
ることができ、効率的に撮影画像を処理することができ
る。
【0020】表示領域が3つ並置されており、ユーザの
人数が3である場合、切り替え手段は、表示領域のそれ
ぞれに撮影画像と操作画像が表示されるように、撮影画
像と操作画像の配置を切り替えるようにすることができ
る。
【0021】また、本発明の画像印刷装置においては、
撮影手段により撮影される撮影空間と、撮影画像を処理
する画像処理空間が異なる位置に設けられているように
してもよい。
【0022】ユーザの身長を表す情報を取得する身長情
報取得手段をさらに備え、切り替え手段は、ユーザの人
数と、身長情報取得手段により取得された身長を表す情
報に基づいて、撮影画像と操作画像の配置を切り替える
ようにすることができる。
【0023】本発明の画像印刷装置の画像印刷方法は、
被写体を撮影する撮影ステップと、撮影ステップの処理
により撮影され、得られた撮影画像を処理するユーザの
人数を取得する取得ステップと、撮影画像と、撮影画像
の処理を指示するとき操作される操作画像を表示する表
示ステップと、取得ステップの処理により取得されたユ
ーザの人数に基づいて、表示ステップの処理により表示
される撮影画像と操作画像の配置を切り替える切り替え
ステップと、切り替えステップの処理により配置が切り
替えられて表示された操作画像に対する操作に基づい
て、撮影画像を処理する画像処理ステップと、画像処理
ステップの処理により処理され、得られた撮影画像を所
定の印刷媒体に印刷する印刷ステップとを含むことを特
徴とする。
【0024】本発明の画像印刷装置および方法において
は、被写体が撮影され、撮影され、得られた撮影画像を
処理するユーザの人数が取得される。また、撮影画像
と、撮影画像の処理を指示するとき操作される操作画像
が表示され、ユーザの人数に基づいて、表示される撮影
画像と操作画像の配置が切り替えられる。さらに、配置
が切り替えられて表示された操作画像に対する操作に基
づいて、処理され、得られた撮影画像が所定の印刷媒体
に印刷される。
【0025】従って、本発明によれば、設けられている
表示手段を有効に利用できると共に、効率的に、かつ迅
速に画像を処理することができる。
【0026】本発明の印刷媒体は、被写体を撮影する撮
影ステップと、撮影され、得られた撮影画像を処理する
ユーザの人数を取得する取得ステップと、撮影画像と、
撮影画像の処理を指示するとき操作される操作画像を表
示する表示ステップと、取得されたユーザの人数に基づ
いて、撮影画像と操作画像の配置を切り替える切り替え
ステップと、配置が切り替えられて表示された操作画像
に対する操作に基づいて、撮影画像を処理する画像処理
ステップと、処理され、得られた撮影画像を所定の印刷
媒体に印刷する印刷ステップとを含む画像印刷方法によ
り印刷されることを特徴とする。
【0027】本発明の印刷媒体ユニットは、被写体を撮
影する撮影手段と、撮影され、得られた撮影画像を処理
するユーザの人数を取得する取得手段と、撮影画像と、
撮影画像の処理を指示するとき操作される操作画像を表
示する表示手段と、取得されたユーザの人数に基づい
て、撮影画像と操作画像の配置を切り替える切り替え手
段と、配置が切り替えられて表示された操作画像に対す
る操作に基づいて、撮影画像を処理する画像処理手段
と、処理され、得られた撮影画像を所定の印刷媒体に印
刷する印刷手段とを備える画像印刷装置において使用さ
れる印刷媒体ユニットであって、印刷媒体ユニットを識
別する識別情報を記憶する識別情報記憶手段を備え、記
憶されている識別情報が画像印刷装置により認証された
とき使用可能とされることを特徴とする。
【0028】識別情報記憶手段は、例えば、ICタグ(制
御タグ)、ICカード等のメモリにより構成され、識別情
報としての固有のIDを記憶する。
【0029】このように、識別情報が認証されたときに
のみ印刷媒体ユニットが使用可能とされることにより、
本発明の画像印刷装置に対して生産されたユニットのみ
が使用可能となり、いわゆる純正品以外のものが使用さ
れることを抑制することができる。また、印刷媒体ユニ
ットにバーコードなどが付されている場合、そのバーコ
ードにより、純正品であるか否かを判断させるようにし
てもよい。
【0030】
【発明の実施の形態】図1は、本発明を適用した写真シ
ール自販機としての画像印刷装置1の構成例を示す斜視
図である。
【0031】画像印刷装置1の垂直な面1Aには、保持
部材13を介して撮影装置12が面1Aから突出した状
態で設けられている。撮影装置12は、面1Aに垂直方
向に配設されているレール14に従って、所定の範囲内
で上下方向に移動可能とされている。また、撮影装置1
2は、保持部材13との接合部を中心として、垂直平面
内で上下方向に首振り自在に保持部材13に取り付けら
れている。
【0032】従って、画像印刷装置1を利用するユーザ
は、撮影装置12をレール14に従って好みの高さに調
節し、また、撮影装置12の正面(CCD(Charge Coupled
Device)21および画像表示部22が設けられている
面)を好みの角度に調節し、撮影を行うことができる。
【0033】撮影装置12には、CCD21が設けられ、C
CD21の下には画像表示部22が設けられている。CCD
21により被写体の画像が取り込まれ、取り込まれてい
る画像(動画像)がリアルタイムで画像表示部22に表
示される。また、所定の撮影タイミングにおいて、CCD
21による撮影が行われ、ユーザ(被写体)の画像が静
止画像として画像印刷装置1に保存される。画像表示部
22がCCD21の近傍に設けられているため、ユーザ
は、CCD21に視線を向けた状態で、画像表示部22に
表示される自分自身の画像を確認しながら、撮影を行う
ことができる。
【0034】撮影装置12(レール14)の左側にはフ
ラッシュ照射部15−1が設けられており、また、右側
にはフラッシュ照射部15−2が設けられている。フラ
ッシュ照射部15−1,15−2は、撮影装置12(CC
D21)により撮影されるタイミングで、画像印刷装置
1の内部に設けられている照明装置から出射されるフラ
ッシュ光を透過し、被写体を照射する。
【0035】フラッシュ照射部15−2の下には、LCD
(Liquid Crystal Display)やCRT(Cathode-Ray Tude)
などにより構成される撮影用モニタ16が設けられてい
る。撮影用モニタ16には、撮影処理の進行段階に応じ
て、撮影方法などを案内する各種のメッセージなどが表
示される。また、撮影用モニタ16には、撮影された画
像が表示されるため、ユーザは、表示される撮影画像の
中から、編集(落書き)対象の画像を選択することがで
きる。後述するように、ユーザは、撮影を終了した後、
画像印刷装置1の裏側に移動し、撮影された画像に対し
て好みの文字や図形などを入力し、編集を施すことがで
きる。
【0036】撮影用モニタ16の下には、面1Aから突
出した状態で操作部11が設けられている。操作部11
の上面11Aは若干斜め上方を向いた状態で設けられて
おり、そこに操作パネル17が設けられている。ユーザ
は、操作パネル17に設けられている各種のボタンによ
り、撮影処理を進行する。
【0037】操作パネル17には、例えば、撮影用モニ
タ16に表示される各種の選択に対して、決定するとき
に操作される「○ボタン」、決定したものをキャンセル
するときに操作される「×ボタン」、撮影用モニタ16
に表示されるカーソルなどを上下左右に移動するときに
操作される「矢印ボタン」などが配置される。また、そ
のほかにも、撮影を開始するとき操作される「撮影開始
ボタン」なども適宜配置される。操作部11には、撮影
用モニタ16に直接押し当てることで各種の選択を行う
ための入力ペンなども適宜用意される。
【0038】面1Aの左下には、硬貨投入口18が設け
られている。ユーザは、画像印刷装置1を利用して撮影
するとき、所定の代金を硬貨投入口18に投入する。
【0039】画像印刷装置1の左側面1Bの下方には、
シール取り出し口31が設けられている。撮影され、編
集等が施された画像が所定の数だけ、所定の大きさでシ
ール紙に印刷され、得られたシール紙がシール取り出し
口31から排出される。
【0040】図2は、画像印刷装置1の面1Aの反対側
に相当する、面1C側の構成例を示す斜視図である。な
お、以下において、適宜、面1Aが設けられている面を
画像印刷装置1の正面として説明し、面1Aの反対側に
相当する、面1Cが設けられて面を画像印刷装置1の背
面として説明する。
【0041】画像印刷装置1の面1Cには、編集用モニ
タ51−1乃至51−3(表示領域)が水平に並置され
ている。編集用モニタ51−1の下には収納部52−1
が設けられ、そこに、編集用モニタ51−1に直接押し
当てることで画像の編集などを行うための入力ペン53
−1が収納される。同様に、編集用モニタ51−2の下
に設けられる収納部52−2には入力ペン53−2が収
納され、編集用モニタ51−3の下に設けられる収納部
52−3には入力ペン53−3が収納される。
【0042】撮影装置12により撮影され、編集対象の
画像として選択された画像は、ユーザが撮影処理を終了
した後、編集用モニタ51−1乃至51−3にそれぞれ
表示される。編集用モニタ51−1乃至51−3には、
タッチパネルが積層されており、ユーザは、表示されて
いる画像に対し、任意の文字や図形などを、入力ペン5
3−1乃至53−3を利用して書き込む(入力する)こ
とができる。
【0043】編集用モニタ51−1乃至51−3には、
編集対象の画像とともに、様々な編集ツールを選択(操
作)するためのボタンが表示される。そして、そのボタ
ンが操作され、画像の編集が行われたとき、編集用モニ
タ51−1乃至51−3には、入力に応じて生成された
編集済みの画像が表示される。
【0044】入力ペン53−1および53−2は、編集
用モニタ51−1乃至51−3に積層されるタッチパネ
ルの位置検出方式(例えば、抵抗膜式、超音波式など)
に応じて構成される。
【0045】以上のような外観構成を有する画像印刷装
置1においては、画像印刷装置1を利用する、1組のユ
ーザの人数に基づいて、編集用モニタ51−1乃至51
−3の表示が切り替わるようになされている。
【0046】例えば、撮影処理において、ユーザ(1組
のグループ)に対して、利用するユーザの人数を問い合
わせる画面が表示され、その画面に対するユーザからの
入力に基づいて、ユーザの人数が画像印刷装置1により
取得される。なお、入力した人数を、例えば、落書き処
理(編集処理)の最中などの、その後の処理において適
宜変更できるようにしてもよい。
【0047】そして、画像印刷装置1を利用しているユ
ーザの数が1人である場合、例えば、編集対象の画像が
編集用モニタ51−2に表示されると共に、その左右の
編集用モニタ51−1および51−3には、編集対象画
像を編集するための各種の編集ツールのメニューが複数
表示される。これにより、ユーザは、編集ツールを編集
用モニタ51−1および51−3に表示されている画像
(メニュー)の中から容易に選択でき、また、編集用モ
ニタ51−2に拡大して表示されている編集対象画像に
対して、より細かい編集を容易に入力することができ
る。
【0048】一方、例えば、画像印刷装置1を利用して
いるユーザの数が2人である場合、編集用モニタ51−
1および51−3には編集対象画像がそれぞれ表示さ
れ、それぞれのユーザに対して割り当てられる。また、
中央の編集用モニタ51−2には、それぞれのユーザが
編集ツールを容易に選択できるように、編集ツールのメ
ニューが表示される。
【0049】このように、利用するユーザの人数やユー
ザの遊びの好みに応じて編集用モニタ51−1乃至51
−3の表示が切り替えられるため、編集用モニタ51−
1乃至51−3を有効に利用することができる。また、
ユーザは、効率的に、かつ迅速に画像を編集することが
できる。編集用モニタ51−1乃至51−3に表示され
る画像の配置の例については後に詳述する。
【0050】図3は、画像印刷装置1の配置の例を示す
図である。
【0051】画像印刷装置1の正面(面1A)に対向す
る位置には、所定距離だけ離間して背景パネル61が設
置され、ユーザ(ユーザ81)は、画像印刷装置1と背
景パネル61の間を撮影空間62として撮影を行う。な
お、撮影空間62には、画像印刷装置1の上面と背景パ
ネル61により支持される天井部材63、および、撮影
空間62の内部が外側から見えないように、カーテン6
4−1と側面パネル65−1が設けられている。
【0052】撮影を終了した後に移動し、画像の編集を
行う空間として、面1Cに臨む位置に編集空間73が設
けられている。編集空間73には、その内部が外部から
覗かれるのを防止すべく、カーテンフレーム71にカー
テン72−1が取り付けられている。カーテン72−1
は、面1Bと略同一平面上に設けられ、カーテン72−
2は、面1Cに対向して、所定の距離だけ離間して設け
られる。なお、この例においては、カーテンフレーム7
1は、天井部材43とほぼ同一平面上に設けられてい
る。
【0053】図4は、画像印刷装置1の配置の例を、そ
の上方から示す図である。
【0054】図4に示されるように、画像印刷装置1の
右側面1D側にも、面1B側と同様に、撮影空間62の
内部が外側から覗かれることを防止すべく、カーテン6
4−2と側面パネル65−2が設けられている。撮影空
間62の内部(背景パネル61、天井部材63、側面パ
ネル65−1,65−2等の内側)は、撮影装置12に
より撮影された画像から、ユーザの画像のみをいわゆる
クロマキ処理により抽出できるように、例えば、白色や
青色などの単一色の面とされる。
【0055】図4を参照し、撮影を開始してからシール
紙を受け取るまでのユーザの移動について説明する。
【0056】ユーザは、画像印刷装置1を利用すると
き、白抜き矢印A1で示されるように撮影空間62に入
場し、撮影処理を行う。所定の数の画像を編集対象の画
像として選択し、撮影を終えたとき、ユーザは、例え
ば、白抜き矢印A2で示されるようにして撮影空間62
から退場し、白抜き矢印A3で示されるようにして画像
印刷装置1の背面側に設けられる編集空間73に移動す
る。
【0057】上述したように、編集空間73から確認で
きる編集用モニタ51−1乃至51−3には、撮影空間
62において撮影し、選択した画像が、それを編集する
人数や好みに応じて切り替えられて表示されるため、ユ
ーザは、それに対して編集を行う。ユーザは、編集を終
えたとき、次に、画像印刷装置1の面1Bに臨む場所で
ある印刷待ち空間74に白抜き矢印A4で示されるよう
にして移動し、編集した画像がシール紙にプリントさ
れ、排出されるまで待機する。
【0058】そして、シール取り出し口31にシール紙
が排出されたとき、ユーザは、それを受け取り、画像印
刷装置1の利用を終える。これらの移動の案内は、撮影
用モニタ16、編集用モニタ51−1乃至51−3、ま
たは図示せぬスピーカなどにより行われる。
【0059】このように、撮影を行う空間、編集を行う
空間、印刷が終了するのを待機する空間を、画像印刷装
置1の異なる面の前方にそれぞれ設けることにより、撮
影処理、編集処理、印刷処理を併行して実行させること
ができ、これらの処理を1つの空間で実行させる場合に
較べて、画像印刷装置1を利用する顧客の回転率を向上
させることができる。また、撮影処理に要する時間、編
集処理に要する時間等を長く確保することができる。
【0060】図5は、画像印刷装置1の内部の構成例を
示すブロック図である。上述した構成について、その詳
細な説明は適宜省略する。
【0061】制御装置101は、パーソナルコンピュー
タなどにより構成され、画像印刷装置1の全体の動作を
制御する。具体的には、制御装置101に設けられてい
るCPU(Central Processing Unit)141により、ROM
(Read Only Memory)142やハードディスクなどによ
り構成される記憶部146(いずれも図6)に記憶され
ているプログラムに基づく処理が実行される。
【0062】硬貨処理部102は、ユーザにより所定の
代金が硬貨投入口18に投入されたとき、それを検出
し、制御装置101に通知する。照明制御部103は、
撮影装置12により被写体が撮影されるタイミングに併
せて、制御装置101からの指示に基づいてフラッシュ
光を出射する。出射されたフラッシュ光は、図1のフラ
ッシュ照射部15−1および15−2を介して被写体
(ユーザ)を照射する。
【0063】画像印刷装置1の面1Cに設けられている
編集用モニタ51−1にはタッチパネル104−1が、
編集用モニタ51−2にはタッチパネル104−2が、
編集用モニタ51−3にはタッチパネル104−3がそ
れぞれ積層されている。タッチパネル104−1乃至1
04−3は、入力ペン53−1乃至53−3により入力
されたユーザからの指示を制御装置101に出力する。
【0064】プリンタユニット105は、プリンタ部1
21と制御タグリーダライタ122により構成され、プ
リンタユニット105に装着されるシール紙ユニット1
06は、シール紙131と、個々のシール紙ユニット1
06を識別する識別情報等を管理する制御タグ132に
より構成される。
【0065】プリンタ部121は、編集処理等が施され
た画像データが制御装置101から供給されたとき、供
給された画像データにより表される画像を、ユーザによ
り選択された画像のサイズおよび分割数に従って、シー
ル紙131に印刷し、シール紙131をシール取り出し
口31に排出する。
【0066】制御タグリーダライタ122は、制御タグ
132に記憶されている識別情報を接触または非接触に
より読み出し、制御装置101に出力する。制御装置1
01は、制御タグリーダライタ122から供給された識
別情報に基づいて、装着されているシール紙ユニット1
06が、画像印刷装置1において利用可能なユニットで
あるか否かを判定し、利用可能なユニットであると判定
したときにのみ、プリンタ部121を動作可能にする。
すなわち、制御装置101により、画像印刷装置1にお
いて利用可能とされるシール紙ユニットの識別情報が管
理されている。
【0067】これにより、画像印刷装置1に対応してい
ない(純正のものでない)シール紙が利用されるのを抑
制することができる。また、制御タグ132により、シ
ール紙131の残量等も管理される。なお、シール紙ユ
ニット106が純正のものであるか否かを、シール紙ユ
ニット106にプリントされているバーコードなどによ
り確認させるようにしてもよい。
【0068】図6は、図5の制御装置101の詳細な構
成例を示すブロック図である。
【0069】CPU141は、ROM142に記憶されている
プログラム、または、記憶部146からRAM(Random Ac
cess Memory)143にロードされたプログラムに従っ
て各種の処理を実行する。RAM143にはまた、CPU14
1が各種の処理を実行する上において必要なデータなど
が適宜記憶される。
【0070】CPU141、ROM142、およびRAM143
は、バス144を介して相互に接続されている。バス1
44にはまた、入出力インタフェース145も接続され
ている。
【0071】入出力インタフェース145には、図5に
示される、撮影装置12、撮影用モニタ16、操作パネ
ル17、編集用モニタ51−1乃至51−3(編集用モ
ニタ51)、硬貨処理部102、照明制御部103、タ
ッチパネル104−1乃至104−3(タッチパネル1
04)、およびプリンタユニット105が接続されてい
る。
【0072】記憶部146は、CPU141により実行さ
れるプログラムの他、撮影装置12により取り込まれて
いる被写体の画像と合成する背景画像のデータや、撮影
して得られた画像のデータなどを記憶する。記憶部14
6は、CPU141からの要求に応じて、それらのデータ
を適宜読み出し、提供する。
【0073】入出力インタフェース145にはまた、必
要に応じてドライブ147が接続され、磁気ディスク1
51、光ディスク152、光磁気ディスク153、或い
は半導体メモリ154などが適宜装着され、それらから
読み出されたコンピュータプログラムや背景画像データ
が必要に応じて記憶部146に保存される。
【0074】次に、画像印刷装置1の処理について、フ
ローチャートを参照して説明する。
【0075】始めに、図7のフローチャートを参照し
て、画像印刷装置1を利用する顧客(ユーザ)に応対す
る、画像印刷装置1の全体の処理について説明する。
【0076】ステップS1において、制御装置101の
CPU141は、硬貨処理部102からの出力に基づい
て、代金が投入されたか否か、すなわち、撮影を開始す
るユーザがいるか否かを判定し、代金が投入されたと判
定するまで待機する。
【0077】CPU141は、ステップS1において、代
金が投入されたと判定した場合、ステップS2に進み、
撮影空間62における撮影処理を実行する。すなわち、
ユーザに対しては、同時に撮影しているグループの人数
の問い合わせが行われ、利用している人数が登録され
る。その後、撮影が行われ、所定の回数だけ撮影された
とき、撮影処理が終了される。ステップS2において実
行される撮影処理については、図8のフローチャートを
参照して後に詳述する。
【0078】ステップS3において、CPU141は、ユ
ーザからの入力に応じて、撮影した画像を編集する編集
処理を実行する。ステップS3において実行される編集
処理については、図10のフローチャートを参照して後
に詳述する。
【0079】CPU141は、ステップS4において、編
集処理により編集され、生成された編集画像の画像デー
タをプリンタユニット105のプリンタ部121に転送
し、印刷させる。そして、印刷処理が終了されたとき、
ステップS1に戻り、以上の処理が繰り返し実行され
る。
【0080】なお、図7に示される処理は、記載された
順序に従って時系列的に行われるだけでなく、そのとき
の画像印刷装置1の利用状況に応じて並列的にも行われ
る。例えば、第1のユーザが撮影空間62において撮影
を終了させ、編集空間73に移動した直後に、第2のユ
ーザが撮影空間62において撮影を開始した場合、図7
のステップS2の撮影処理(第2のユーザの処理)とス
テップS3の編集処理(第1のユーザの処理)が並列し
て行われることになる。同様に、撮影処理、編集処理、
および、ステップS4における印刷処理のそれぞれが状
況に応じて並列して行われる。
【0081】次に、図8のフローチャートを参照して、
図7のステップS2において実行される撮影処理の詳細
について説明する。
【0082】ステップS11において、CPU141は、
ユーザに対して、撮影/落書きの人数(撮影および編集
を行うグループの人数)を選択する選択画面を撮影用モ
ニタ16に表示させる。
【0083】図9は、ステップS11において撮影用モ
ニタ16に表示される選択画面の例を示す図である。
【0084】例えば、選択画面には、その上方に「今日
は何人で遊ぶ?人数を選択してね!」のメッセージが表
示され、その下に、「1人」で撮影するとき操作される
「1人用」ボタン161(ひとり)、「2人」で撮影す
るとき操作される「2人用」ボタン162(ふたり)、
「3人」で撮影するとき操作される「3人用」ボタン1
63(3人)、および、さらに多人数で撮影するとき操
作される「多人数用」ボタン164(たくさん)が表示
される。
【0085】ユーザ(グループの代表者)は、操作パネ
ル17やその近傍に用意されている入力ペンを操作し、
グループの人数に対応するボタンを操作する。また、ユ
ーザは、ボタンを操作することで入力した人数を画像印
刷装置1に登録するとき、撮影用モニタ16の右下方に
表示されている終了(OK)ボタン165を押下し、グル
ープの人数を登録する。
【0086】CPU141は、ステップS12において、
図9の画面において選択された人数を受け付ける。選択
されたグループの人数を表す情報は、RAM143、或い
は記憶部146などに保存される。
【0087】ステップS13において、CCD21により
取り込まれている動画像が画像表示部22に表示され
る。CPU141は、ステップS14において、撮影を開
始するか否かを判定し、撮影を開始すると判定するま
で、ステップS13に戻り、それ以降の処理を繰り返し
実行する。
【0088】例えば、撮影装置12の高さや撮影角度の
調節、または、撮影モードの選択などの各種の設定が行
われ、ステップS14において、撮影を開始すると判定
した場合、CPU141は、撮影までのカウントダウンを
例えば「5,4,3,2,1,0」などのように撮影用
モニタ16に表示する。また、図示せぬスピーカからも
音声によりカウントダウンが出力される。
【0089】撮影までの時間が「0」になったとき(カ
ウントダウンが「0」になったとき)、ステップS16
において、CPU141は、照明制御部103を制御し、
フラッシュを被写体に照射させるとともに、CCD21に
より撮影を行う(シャッターを閉じる)。
【0090】CPU141は、ステップS17において、
撮影を終了するか否かを判定し、撮影を終了すると判定
するまで、ステップS15に戻り、撮影を繰り返す。例
えば、画像印刷装置1には、撮影回数が所定の回数だけ
予め設定されており、また、撮影の制限時間が予め設定
されており、残りの撮影回数が「0」になったとき、或
いは、制限時間になったとき、撮影処理が終了される。
【0091】CPU141は、ステップS17において、
撮影を終了すると判定した場合、ステップS18におい
て、撮影した画像の中から、編集する画像(以下、適
宜、編集対象画像と称する)を選択する画面を撮影用モ
ニタ16に表示させる。表示される画面において、ユー
ザは、操作パネル17を操作し、所定の数の画像を編集
対象画像として選択する。
【0092】また、ステップS18で表示される編集対
象画像の選択画面においては、ユーザは、編集対象画像
の明るさ(明度)を調節できるようになされており、ス
テップS20において、ユーザによる入力に基づいて、
画像の明るさが調節される。
【0093】明るさが調節された編集対象画像は、ステ
ップS21において、後述する編集処理において編集す
る画像として保存される。
【0094】ステップS22において、撮影用モニタ1
6には、例えば、「機械の裏側に移動してね」などのメ
ッセージが表示され、ユーザに対して、編集空間73に
移動することが案内される。この案内に従って、撮影処
理を終えたユーザは、撮影空間62から編集空間73に
移動する。
【0095】次に、図10のフローチャートを参照し
て、図7のステップS3において実行される編集処理の
詳細について説明する。
【0096】ステップS31において、CPU141は、
撮影処理(図8のステップS12)において登録された
グループの人数を例えばRAM143または記憶部146
から読み出し、ステップS32に進み、グループの人数
に応じて編集用モニタ51−1乃至51−3を割り当て
る(利用形態を切り替える)とともに、編集用モニタ5
1−1乃至51−3に表示される編集対象画像、およ
び、編集ツールを選択するとき操作されるボタンの画像
の配置を切り替え、編集画面を表示する。
【0097】例えば、グループの人数が1人である場合
(図9の画面においてグループの人数が「1人」である
ことが登録されている場合)、編集用モニタ51−1乃
至51−3に表示される画像は、図11に示されるよう
な配置となる。
【0098】図11は、画像印刷装置1の面1Cの構成
を示す図であり、図に示されるように、画像を編集する
ユーザが1人である場合、編集用モニタ51−2には、
編集対象画像が画面の大部分にわたって表示され、その
左右の編集用モニタ51−1および51−3には、編集
ツールを選択するとき操作されるボタンが複数表示され
る。
【0099】図12は、図11の編集用モニタ51−1
乃至51−3の表示を拡大して示す図である。
【0100】例えば、編集用モニタ51−2には、編集
対象の画像が拡大して表示される編集対象画像表示部1
84が表示され、ユーザは、画像選択部183に表示さ
れている画像の中から、編集対象画像表示部184に表
示させる画像を入力ペン53−2により選択することが
できる。画像選択部183には、撮影処理において編集
対象の画像として保存することが指示された画像が一覧
表示されており、図12に示される例においては、4種
類の画像が編集対象の画像として選択されている。
【0101】編集用モニタ51−1には、例えば、編集
対象画像に線や文字などを入力するための「ペンツー
ル」を選択するとき操作されるペンメニュー181が表
示され、その左側のペン一覧182には、ペンメニュー
181で選択されているペンの柄が一覧表示されてい
る。すなわち、ペンメニュー181で選択されているペ
ンが切り替えられたとき、ペン一覧182に表示される
柄も切り替えられることとなる。
【0102】図12の例においては、ペンメニュー18
1において「ペン(通常のペン)」が選択されているこ
とが斜線により表されており、そのカテゴリに属する柄
がペン一覧182に一覧表示されている。ユーザは、入
力ペン53−2によりペンメニュー181からペンのカ
テゴリを選択し、ペン一覧182からペンの柄を選択す
る。
【0103】一方、編集用モニタ51−3には、編集対
象画像に所定のスタンプ画像を配置する「スタンプツー
ル」を選択するとき操作されるスタンプメニュー185
が表示されている。また、スタンプメニュー185の右
側のスタンプ一覧186には、スタンプメニュー185
で選択されているスタンプのカテゴリに属するスタンプ
画像が一覧表示されている。すなわち、スタンプメニュ
ー185で選択されているカテゴリが切り替えられたと
き、スタンプ一覧186に表示される画像も切り替えら
れることとなる。
【0104】図12の例においては、スタンプメニュー
185において「半透明スタンプ」が選択されているこ
とが斜線により表されており、そのカテゴリに属するス
タンプ画像がスタンプ一覧186に一覧表示されてい
る。ユーザは、入力ペン53−2によりスタンプメニュ
ー185からスタンプ画像のカテゴリを選択し、スタン
プ一覧186からスタンプ画像を選択する。
【0105】図12に示されるものの他、編集用モニタ
51−1および51−3には、例えば、一度入力した落
書き等を消すための「消しゴムツール」を選択するとき
操作される消しゴムメニュー、被写体の背景部分に好み
のテクスチャを配置する「背景ブラシツール」を選択す
るとき操作される背景ブラシメニュー、および、「ペン
ツール」の太さを選択するとき操作される太さメニュー
や、それらのツールにより入力される柄の一覧などが適
宜表示される。
【0106】編集対象画像が表示されている画面の左右
に編集ツールが一覧表示されることにより、ユーザ(図
11のユーザ81)は、編集ツール(図12の例におい
てはペンツールやスタンプ画像)を容易に選択すること
ができる。また、後述する図13に示される場合と較べ
て編集対象画像が大きく表示されているため、ユーザ
は、詳細な編集を編集対象画像に施すことができる。
【0107】また、グループの人数が3人である場合
(図9の画面においてグループの人数が「3人」である
ことが登録されている場合)、図10のステップS32
においては、例えば、図13に示されるように、編集用
モニタ51−1乃至51−3のそれぞれに、編集対象画
像と各種の編集ツールを選択するとき操作されるボタン
が表示される。
【0108】編集用モニタ51−1に表示されている編
集対象画像は、その近傍にボタンが表示されている編集
ツールによりユーザ81Aにより編集され、編集用モニ
タ51−2に表示されている編集対象画像は、その近傍
にボタンが表示されている編集ツールによりユーザ81
Bにより編集される。また、編集用モニタ51−3に表
示されている編集対象画像は、その近傍にボタンが表示
されている編集ツールによりユーザ81Cにより編集さ
れる。
【0109】図14は、図13の編集用モニタ51−1
乃至51−3の表示を拡大して示す図である。
【0110】編集用モニタ51−1の編集対象画像表示
部184−1(図12の編集対象画像表示部184と同
様のもの)の近傍には編集ツールを選択するとき操作さ
れる各種のボタンが表示されており、例えば、編集対象
画像表示部184−1の右側には、編集対象画像表示部
184−1に表示させる画像を選択する画像選択部18
3−1(図12の画像選択部183と同様のもの)が表
示されている。
【0111】また、編集用モニタ51−1の左上方には
ペンメニュー181−1(図12のペンメニュー181
と同様のもの)およびスタンプメニュー185−1(図
12のペンメニュー185と同様のもの)が表示され、
その右側にはペンツールにより入力される画像の色を選
択するとき操作される色メニュー191−1が表示され
ている。編集用モニタ51−1の左側には消しゴムメニ
ュー192−1、背景ブラシメニュー193−1、およ
び、太さメニュー194−1が表示されている。
【0112】例えば、ペンメニュー181−1のいずれ
かのボタンが操作されたとき、ボタンに対応するカテゴ
リが選択され、そのカテゴリの柄の一覧がペンメニュー
181−1に重畳して表示される。
【0113】編集用モニタ51−2および51−3に
は、編集用モニタ51−1に表示されているものと同様
の画面が表示されており、ユーザ81Bおよび81C
は、それぞれの画面に表示されている編集対象画像を編
集することができる。なお、編集用モニタ51−1乃至
51−3においては、それぞれ異なる編集対象画像が選
択されている。
【0114】さらに、グループの人数が2人である場合
(図9の画面においてグループの人数が「2人」である
ことが登録されている場合)、ステップS32において
表示される編集用モニタ51−1乃至51−3の表示
は、図15に示されるものとなる。
【0115】すなわち、図15に示されるように、編集
用モニタ51−1および51−3のそれぞれに、編集対
象画像と各種の編集ツールを選択するとき操作されるボ
タンが表示され、編集用モニタ51−2には、例えば、
編集ツールを選択するとき操作されるボタンと、選択さ
れているボタンのカテゴリに属する柄が拡大して一覧表
示される。
【0116】編集用モニタ51−1に表示されている編
集対象画像は、その近傍に設けられている編集ツール、
および編集用モニタ51−2に表示され、設けられてい
る編集ツールによりユーザ81Aにより編集され、編集
用モニタ51−3に表示されている編集対象画像は、そ
の近傍に設けられている編集ツール、および編集用モニ
タ51−2に表示され、設けられている編集ツールによ
りユーザ81Bにより編集される。
【0117】図16は、図15の編集用モニタ51−1
乃至51−3の表示を拡大して示す図である。図14と
同様の表示については同一の符号を付してある。
【0118】編集用モニタ51−1および51−3に
は、ユーザが3人である場合と同様に、編集対象画像
と、その画像に編集を施す編集ツールを選択するとき操
作されるボタンがそれぞれ表示され、編集用モニタ51
−2には、図12の編集用モニタ51−3に表示されて
いるものと同様の画面、すなわち、スタンプメニュー1
85と、スタンプ画像の柄が一覧表示されている。
【0119】なお、編集用モニタ51−2に表示される
編集ツールのメニューをユーザが選択できるようにして
もよい。例えば、編集用モニタ51−1を利用している
ユーザ81Aにより、色メニュー191−1を拡大表示
することが指示された場合、その指示に従って、編集用
モニタ51−1に表示されているものと較べて拡大さ
れ、色を容易に選択できるようにされた色メニュー19
1−1が編集用モニタ51−1に表示される。
【0120】このように、利用されていない画面である
編集用モニタ51−2に、編集ツールを選択する画像の
みを表示させるようにしたため、その左右の画面で編集
を行っているユーザは、編集ツールを容易に選択するこ
とができる。
【0121】図10の説明に戻り、ステップS32にお
いて、編集用モニタ51−1乃至51−3に編集画面を
表示させた後、ステップS33に進み、CPU141は、
ユーザからの入力に応じて、編集対象画像を編集する。
【0122】例えば、ユーザが1人であり、編集用モニ
タ51−1乃至51−3に、図12に示されるような画
面がそれぞれ表示されている場合、CPU141は、所定
のペンツールの柄がペン一覧182から選択され、文字
が編集対象画像に入力されたとき、CPU141は、入力
された文字に対応する、ペン一覧182から選択された
柄の画像を編集対象画像に重畳して表示させる。
【0123】CPU141は、ステップS34において、
編集処理を終了するか否かを判定し、例えば、編集用モ
ニタ51−1乃至51−3の所定の位置に表示されてい
る終了ボタンが操作されていないため編集処理を終了し
ないと判定した場合、かつ、予め設定されている制限時
間が経過していないと判定した場合、ステップS33に
戻り、以上の処理を繰り返し実行する。
【0124】一方、終了ボタンが操作された場合、また
は、予め設定されている制限時間が終了した場合、CPU
141は、ステップS34において、編集処理を終了す
ると判定する。
【0125】ステップS35において、CPU141は、
編集用モニタ51−1乃至51−3に、印刷待ち空間7
4に移動することを案内するメッセージを表示させる。
また、CPU141は、ステップS36において、編集が
入力された編集対象画像のデータをプリンタ部121に
出力する。
【0126】編集用モニタ51−1乃至51−3に表示
されるメッセージに従って、ユーザは印刷待ち空間74
に移動し、シール取り出し口31からシール紙が排出さ
れてくるのを待機する。
【0127】その後、処理は図7のステップS4に進
み、編集が入力された画像(編集画像)が、例えば、撮
影処理における所定のタイミング、或いは編集処理にお
ける所定のタイミングでユーザにより設定された分割数
に従ってシール紙131に印刷される。編集画像が印刷
されたシール紙131は、シール取り出し口31から排
出され、ユーザに提供される。
【0128】以上のように、画像印刷装置1を利用する
ユーザの数(撮影画像を編集するユーザの数)に応じ
て、編集用モニタ51−1乃至51−3の表示を切り替
え、例えば、ユーザの数がモニタの数より少ない場合に
は、編集対象画像が表示されない画面に、編集ツールを
選択するとき操作されるボタンが多数表示されるように
したので、それらのモニタを有効に利用して画像を編集
させることができる。また、ユーザは、ボタンのみが表
示される画面を利用して、容易に、かつ迅速に、好みの
編集ツールを選択することができる。
【0129】以上においては、編集対象画像が表示され
ず、ユーザによる編集が行われていない編集用モニタに
は、編集を行っているユーザが編集ツールを容易に選択
できるように、編集ツールのメニューなどが表示される
としたが、編集画面や編集ツールのメニュー以外の画面
が表示され、その画面を利用して、編集処理と並行し
て、ユーザが様々な処理を行うことができるようにして
もよい。
【0130】上述したように、ユーザは、編集して得ら
れた画像が印刷される位置、およびそのサイズを表すシ
ール紙131の分割数(印刷パターン)を選択する必要
があるが、その分割数を選択する画面を編集用モニタ5
1−1乃至51−3のいずれかに表示させ、その画面を
利用して、画像の編集処理と並行して、分割数を選択で
きるようにしてもよい。
【0131】この場合、編集用モニタ51−1乃至51
−3の表示は、例えば、図17に示されるものとなる。
【0132】図17の例においては、画像印刷装置1を
利用するユーザは3人(ユーザ81A乃至81C)とさ
れ、ユーザ81Aにより、編集用モニタ51−1に表示
される編集画面が利用されて画像の編集が行われ、ユー
ザ81Bにより、編集用モニタ51−2に表示される編
集画面が利用され、画像の編集が行われている。また、
編集用モニタ51−3には、シール紙131の分割数を
選択する選択画面が表示され、ユーザ81Cにより、分
割数の選択が行われている。
【0133】図18は、図17に示される編集用モニタ
51−1乃至51−3の表示を拡大して示す図である。
【0134】図18に示されるように、例えば、編集用
モニタ51−1および51−2には、図14に示される
もの(ユーザが3人である場合の画面)と同様の編集画
面が表示され、編集用モニタ51−3には、シール紙1
31に印刷する画像を選択するとき操作される画像選択
部201、シール紙131を表し、画像選択部201に
おいて選択された画像の配置位置を選択するとき操作さ
れる配置選択部202が表示されている。また、画像選
択部201の下には、画像選択部201において選択さ
れた画像のサイズを選択するとき操作されるサイズ選択
ボタン203(「大」、「中」、「小」)が表示されて
いる。
【0135】ユーザは、印刷パターンを選択するとき、
画像選択部201に表示されているものの中から、シー
ル紙131上に印刷する画像を選択し、次に、選択した
画像のサイズを、サイズ選択ボタン203のいずれかの
ボタンを操作することで選択する。そして、選択した画
像の配置位置を、配置選択部202の所定の位置を指示
することで選択する。配置選択部202において選択さ
れた位置に対応するシール紙131の位置に、ユーザに
より選択された画像が、選択されたサイズで印刷され
る。
【0136】なお、編集用モニタ51−3の右下には、
印刷パターンの選択を終了するとき操作される終了ボタ
ン(OKボタン)204が表示され、編集用モニタ51−
3の左下には、分割数の選択に対して予め設定されてい
る制限時間が表示されている。
【0137】図18の編集用モニタ51−3において選
択された印刷パターンに従って、編集用モニタ51−1
および51−2で編集された画像(印刷パターンの選択
に並行して実行された編集処理により取得された編集画
像)がシール紙131に印刷される。
【0138】このように編集処理と並列して処理を実行
できるようにすることにより、ユーザ毎に分担して処理
を行うことができ、1組のユーザに対して予め与えられ
た制限時間を有効に利用することができる。
【0139】すなわち、図18に示されるように分割数
を選択する画面を表示させ、編集処理と並行して分割数
を選択できるようにすることにより、3人のユーザで同
時に編集処理を行い、それが終了した後に分割数を選択
する場合と較べて、並列して異なる処理を行うことがで
きる分だけ、制限時間を有効に利用することができる。
【0140】なお、シール紙131の分割数を選択する
処理以外の、様々な処理を編集処理と並行して実行させ
ることができるようにしてもよい。
【0141】例えば、編集処理と並行して、編集対象画
像の明るさを調整できるようにしてもよいし、好みのス
タンプ画像を作成し、それを、他の編集用モニタに表示
されているスタンプメニューに追加できるようにしても
よい。また、編集用モニタの近傍に撮影部やスキャナな
どの画像取り込み部が設けられている場合、撮影して得
られた画像やスキャナにより取り込まれた画像をスタン
プ画像として追加できるようにしてもよい。さらに、編
集して得られた画像を、ユーザが有する携帯電話機など
に送信できる機能が画像印刷装置1に設けられている場
合、画像の送信先である携帯電話機のメールアドレスを
入力する処理などを、編集処理と並行して実行させるよ
うにしてもよい。
【0142】また、他のユーザが編集処理を終えるまで
の時間を退屈することなく待つことができるように、モ
グラたたきゲームなどの簡単なゲームを編集処理と並行
して行うことができるようにしてもよい。
【0143】このように、各種の処理を編集処理と並行
して実行できるようにすることによっても、より効率的
に制限時間を利用することができる。
【0144】以上においては、画像印刷装置1の面1C
に設けられる編集用モニタは、3つだけであるとした
が、その数は適宜変更可能である。例えば、図19に示
されるように、6つの編集用モニタ(編集用モニタ51
−1乃至51−6)が設けられるようにしてもよいし、
図20に示されるように、図2に示されるものと較べ
て、1つの大きな編集用モニタ(編集用モニタ51)が
設けられるようにしてもよい。
【0145】図19に示されるようにさらに多数の編集
用モニタが設けられるようにすることで、3人以上から
なるグループに対しても対応することが可能となる。ま
た、編集対象画像が表示されていない全てのモニタに編
集ツールのメニューを表示させることで、ユーザは、容
易に編集ツールを選択することができる。
【0146】なお、図20に示されるように1つの大き
な編集用モニタ51が設けられる場合、編集用モニタ5
1には、それを利用するユーザの人数に応じて、表示領
域が設けられ、そこに、図11乃至図16を参照して説
明したように編集対象画像および編集ツールの選択画面
が表示される。
【0147】従って、図20に示されるように画像印刷
装置1を利用するユーザが3人である場合、それぞれの
ユーザが立つ位置の正面には、表示領域51A乃至51
Cが設定され、そこに、図14に示されるような編集画
面が表示される。また、表示領域51A乃至51C以外
の編集用モニタ51の領域には、編集ツールを選択する
とき操作されるボタンや、編集処理と並行して各種の処
理を行う画面が表示される。
【0148】また、図21に示されるように、ユーザの
身長に併せて、編集用モニタ51の表示領域51A乃至
51Cの高さが調節されるようにしてもよい。図21の
例においては、最も背が高いユーザ81Aに対しては、
編集用モニタ51の左上に表示領域51Aが設定され、
次に背が高いユーザ81Bに対しては、編集用モニタ5
1の上下方向のほぼ中央の位置に表示領域51Bが設定
され、最も背が低いユーザ81Cに対しては、編集用モ
ニタ51の右下に表示領域51Cが設定されている。
【0149】この場合、ユーザの身長は、例えば、撮影
画像から人物の領域が抽出され、それに基づいて取得さ
れるようにしてもよいし、それぞれのユーザの身長を入
力する画面を表示させ、その画面に対する入力に基づい
て取得されるようにしてもよい。或いは、編集空間73
で各種の処理を行っているユーザが、自分自身で表示領
域の高さを調節できるようにしてもよい。
【0150】このように身長に応じて表示位置を切り替
えることによっても、ユーザは、効率的に画像の編集な
どを行うことができる。
【0151】以上においては、画像印刷装置1を利用す
るグループの人数に応じて、編集用モニタ51−1乃至
51−3の利用形態が切り替わるとしたが、グループの
人数に応じて、そのグループに割り当てられる画面が選
択され、例えば、割り当てられていない画面がまだある
場合(使用されていない画面が残っている場合)、その
画面が、次のグループに割り当てられるようにしてもよ
い。
【0152】例えば、図13に示されるように、編集用
モニタ51−1乃至51−3が設けられており、第1の
グループの人数が2人であり、その次に使用した第2の
グループの人数が1人である場合、編集用モニタ51−
1乃至51−3は、図22に示されるようにして、それ
ぞれのグループに割り当てられる。
【0153】図22の例においては、ユーザ81Aおよ
び81Bが画像印刷装置1を利用し、撮影処理を終了し
たとき、ユーザ81Aおよび81B(第1のグループ)
に対しては、編集用モニタ51−1および51−2を利
用して編集を行うことが案内されている。また、第1の
グループに続いて、ユーザ81C(第2のグループ)が
画像印刷装置1を使用し、撮影処理を終了したとき、ユ
ーザ81Cに対しては、第1のグループにより使用され
ていない、編集用モニタ51−3において編集を行うこ
とが案内される。
【0154】このように、グループの人数に応じて、編
集処理において使用する画面を割り当てる、使用されて
いない画面を利用させることにより、顧客の回転率を向
上させることができるとともに、1組のグループに対し
て、より長い編集時間を確保することができる。
【0155】なお、図22の例においては、それぞれの
編集用モニタを挟むようにカーテンが昇降自在に設けら
れており、第1のグループ(ユーザ81Aおよび81
B)と第2のグループ(ユーザ81C)を区切るよう
に、カーテン54−3Aが降りた状態とされている。す
なわち、編集用モニタ51−1を利用するユーザを挟む
位置に設けられるカーテンが収納される、カーテン収納
部54−1および54−2が面1Cに立設した状態で設
けられ、編集用モニタ51−2を利用するユーザを挟む
位置に設けられるカーテンが収納される、カーテン収納
部54−2および54−3が面1Cに立設した状態で設
けられ、編集用モニタ51−3を利用するユーザを挟む
位置に設けられるカーテンが収納される、カーテン収納
部54−3および54−4が面1Cに立設した状態で設
けられる。
【0156】カーテン収納部54−1乃至54−4に収
納されるカーテンは、グループの数と、それぞれのグル
ープの人数に応じて、その昇降が制御される。例えば、
3人からなるグループ(1組のグループ)が画像印刷装
置1を利用し、編集処理を行う場合、カーテン54−3
Aはカーテン収納部54−3に収納される。また、1人
ずつのユーザからなる3組のグループが同時に編集を行
う場合、図22の状態に加えて、カーテン収納部54−
2に収納されているカーテンが降りた状態となり、3組
のそれぞれのユーザにより同時に編集が行われる、
【0157】このように、それぞれのグループを区切る
ようにカーテンを降ろすことで、それぞれのグループに
より行われる編集の内容が、互いに覗かれるのを防止す
ることができる。
【0158】例えば、カーテン収納部54−1乃至54
−4には、カーテンがロール状に収納されており、ユー
ザにより人数が入力されたときに自動的にカーテンの昇
降が制御される。当然、ユーザが手動でカーテンを上げ
下げできるようにしてもよい。
【0159】このように、人数に応じて画面を割り当て
る画像印刷装置1においては、例えば、図9に示される
画面において人数が入力されたとき、制御装置101の
CPU141は、編集用モニタの使用状況を確認し、入力
された人数が、そのとき使用されていない画面の数より
少ないときには、そのユーザ(グループ)に対して、編
集用モニタの割り当てが予約された旨を通知する画面を
表示する。そして、撮影処理が終了されたとき、予約さ
れた編集用モニタを利用して、編集処理を行うことがユ
ーザに案内される。
【0160】一方、入力された人数が、そのとき使用さ
れていない画面の数より多いときには、そのユーザに対
して、編集用モニタの空きができるまで(先に使用して
いるユーザが編集処理を終えるまで)、撮影処理などを
繰り返し続行することが案内される。そして、先に使用
していたグループが編集処理を終了したとき、例えば、
撮影を繰り返していたグループに対して編集用モニタが
割り当てられ、その画面を利用して編集処理を行うこと
が案内される。
【0161】また、以上においては、全ての編集用モニ
タが、画像印刷装置1の背面1Cに配置されるとした
が、編集用モニタと落書きを入力する入力ペンが設けら
れている編集用端末が、画像印刷装置1の近傍に設けら
れるようにしてもよい。
【0162】この場合、編集用端末と、画像印刷装置1
は、無線若しくは有線の通信により接続される。そし
て、ユーザが画像印刷装置1において撮影を完了したと
き、そのユーザに対して、装置の背面1Cに設けられて
いる画面が空いている場合には、その画面を利用して編
集処理を行うことが案内され、一方、装置の背面1Cに
設けられている画面が空いていない場合には、近傍に設
けられている編集用端末に移動することを案内する画面
が表示される。また、割り当てられた編集用端末に設け
られているランプを点灯するなどして、ユーザを誘導す
るようにしてもよい。
【0163】編集用端末において編集が行われる場合、
画像印刷装置1から編集用端末に対して、撮影により得
られた画像が送信され、編集用端末の画面において編集
処理が行われる。編集用端末における編集により得られ
た画像は、編集用端末のプリンタによりシール紙に印刷
されるようにしてもよいし、編集処理により得られた画
像が無線若しくは有線により画像印刷装置1に送信さ
れ、画像印刷装置1のプリンタ121によりシール紙に
印刷されるようにしてもよい。
【0164】図23は、画像印刷装置1により印刷さ
れ、シール取り出し口31に排出されたシール紙の例を
示す図である。
【0165】図23に示されるように、シール紙211
には、ユーザにより設定された分割数(4分割)に従っ
て、文字や図形などの編集(落書き)が施された画像が
印刷される。なお、図23の編集画像において、被写体
の画像(人物の画像)の周辺に、或いは、被写体の画像
に一部重畳して示されている「コノヤロ」、「スゴイ」
の文字、およびハート形や星形のスタンプ画像はユーザ
により入力された編集画像である。このように、ユーザ
は、好みの文字や画像を、撮影された画像に対して施す
ことができる。
【0166】このようなシール紙が、画像印刷装置1を
利用したユーザに対して提供される。
【0167】
【発明の効果】本発明によれば、シール紙に印刷する画
像を撮影することができる。
【0168】また、本発明によれば、編集を行う画面を
有効に利用することができる。
【0169】さらに、本発明によれば、ユーザは、容易
に、かつ迅速に撮影して得られた画像を編集することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した画像印刷装置の外観の例を示
す斜視図である。
【図2】本発明を適用した画像印刷装置の他の外観の例
を示す斜視図である。
【図3】図1の画像印刷装置の配置の例を示す図であ
る。
【図4】図1の画像印刷装置の配置の例を上方から示す
図である。
【図5】図1の画像印刷装置の内部構成の例を示すブロ
ック図である。
【図6】図5の制御装置の構成例を示すブロック図であ
る。
【図7】画像印刷装置の顧客応対処理を説明するフロー
チャートである。
【図8】図7のステップS2において実行される撮影処
理の詳細を説明するフローチャートである。
【図9】図8のステップS11において表示される撮影
用モニタの表示例を示す図である。
【図10】図7のステップS3において実行される編集
処理の詳細を説明するフローチャートである。
【図11】画像印刷装置の背面の構成例を示す図であ
る。
【図12】図11の編集用モニタの表示例を示す図であ
る。
【図13】画像印刷装置の背面の他の構成例を示す図で
ある。
【図14】図13の編集用モニタの表示例を示す図であ
る。
【図15】画像印刷装置の背面のさらに他の構成例を示
す図である。
【図16】図15の編集用モニタの表示例を示す図であ
る。
【図17】画像印刷装置の背面の構成例を示す図であ
る。
【図18】図17の編集用モニタの表示例を示す図であ
る。
【図19】画像印刷装置の背面の他の構成例を示す図で
ある。
【図20】画像印刷装置のさらに背面の他の構成例を示
す図である。
【図21】画像印刷装置の構成例を示す図である。
【図22】画像印刷装置の他の構成例を示す図である。
【図23】シール紙の例を示す図である。
【符号の説明】
1 画像印刷装置 12 撮影装置 16 撮影用モニタ 17 操作パネル 31 シール取り出し口 51−1,51−2 編集用モニタ 101 制御装置 97 シール紙ユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/222 H04N 5/222 Z 5C062 5/76 5/76 E 5C076 Fターム(参考) 2C187 AD13 AE01 BF42 CC02 CC04 CC09 CD17 CD18 5B021 AA30 BB04 PP08 5B050 AA09 BA06 BA12 BA15 CA07 DA02 DA04 FA02 FA03 FA05 FA13 5C022 AB15 AB68 AC03 AC42 CA01 5C052 AA12 AB04 DD02 EE02 EE03 FA02 FA03 FA04 FB01 FB05 FC06 FC08 FD09 5C062 AA05 AB20 AB23 AC02 AC04 AC05 AC24 5C076 AA01 AA17 BA06

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体を撮影する撮影手段と、 前記撮影手段により撮影され、得られた撮影画像を処理
    するユーザの人数を取得する取得手段と、 前記撮影画像と、前記撮影画像の処理を指示するとき操
    作される操作画像を表示する表示手段と、 前記取得手段により取得されたユーザの人数に基づい
    て、前記表示手段により表示される前記撮影画像と前記
    操作画像の配置を切り替える切り替え手段と、 前記切り替え手段により配置が切り替えられて表示され
    た前記操作画像に対する操作に基づいて、前記撮影画像
    を処理する画像処理手段と、 前記画像処理手段により処理され、得られた前記撮影画
    像を所定の印刷媒体に印刷する印刷手段とを備えること
    を特徴とする画像印刷装置。
  2. 【請求項2】 前記取得手段は、人数の入力を要求する
    画面に対する、ユーザからの入力によりユーザの人数を
    取得することを特徴とする請求項1に記載の画像印刷装
    置。
  3. 【請求項3】 前記取得手段は、前記撮影手段により撮
    影され、得られた前記撮影画像からユーザの領域を抽出
    し、その数に基づいてユーザの人数を取得することを特
    徴とする請求項1に記載の画像印刷装置。
  4. 【請求項4】 前記表示手段には複数の表示領域が設け
    られており、前記表示領域の数よりユーザの人数が少な
    い場合、前記切り替え手段は、ユーザの人数に対応する
    数の前記表示領域に前記撮影画像を表示させるととも
    に、残りの前記表示領域に前記操作画像が表示されるよ
    うに、前記撮影画像と前記操作画像の配置を切り替える
    ことを特徴とする請求項1,2または3に記載の画像印
    刷装置。
  5. 【請求項5】 前記表示領域が3つ並置されており、ユ
    ーザの人数が1である場合、前記切り替え手段は、中央
    の前記表示領域に前記撮影画像を表示し、左右の前記表
    示領域に前記操作画像が表示されるように、前記撮影画
    像と前記操作画像の配置を切り替えることを特徴とする
    請求項4に記載の画像印刷装置。
  6. 【請求項6】 前記表示領域が3つ並置されており、ユ
    ーザの人数が2である場合、前記切り替え手段は、左右
    の前記表示領域に前記撮影画像を表示し、中央の前記表
    示領域に前記操作画像が表示されるように、前記撮影画
    像と前記操作画像の配置を切り替えることを特徴とする
    請求項4に記載の画像印刷装置。
  7. 【請求項7】 前記表示領域が3つ並置されており、ユ
    ーザの人数が3である場合、前記切り替え手段は、前記
    表示領域のそれぞれに前記撮影画像と前記操作画像が表
    示されるように、前記撮影画像と前記操作画像の配置を
    切り替えることを特徴とする請求項4に記載の画像印刷
    装置。
  8. 【請求項8】 前記撮影手段により撮影される撮影空間
    と、前記撮影画像を処理する画像処理空間が異なる位置
    に設けられていることを特徴とする請求項1乃至7のい
    ずれかに記載の画像印刷装置。
  9. 【請求項9】 ユーザの身長を表す情報を取得する身長
    情報取得手段をさらに備え、 前記切り替え手段は、前記ユーザの人数と、前記身長情
    報取得手段により取得された前記身長を表す情報に基づ
    いて、前記撮影画像と前記操作画像の配置を切り替える
    ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の画
    像印刷装置。
  10. 【請求項10】 被写体を撮影する撮影ステップと、 前記撮影ステップの処理により撮影され、得られた撮影
    画像を処理するユーザの人数を取得する取得ステップ
    と、 前記撮影画像と、前記撮影画像の処理を指示するとき操
    作される操作画像を表示する表示ステップと、 前記取得ステップの処理により取得されたユーザの人数
    に基づいて、前記表示ステップの処理により表示される
    前記撮影画像と前記操作画像の配置を切り替える切り替
    えステップと、 前記切り替えステップの処理により配置が切り替えられ
    て表示された前記操作画像に対する操作に基づいて、前
    記撮影画像を処理する画像処理ステップと、 前記画像処理ステップの処理により処理され、得られた
    前記撮影画像を所定の印刷媒体に印刷する印刷ステップ
    とを含むことを特徴とする画像印刷方法。
  11. 【請求項11】 被写体を撮影する撮影ステップと、 前記撮影ステップの処理により撮影され、得られた撮影
    画像を処理するユーザの人数を取得する取得ステップ
    と、 前記撮影画像と、前記撮影画像の処理を指示するとき操
    作される操作画像を表示する表示ステップと、 前記取得ステップの処理により取得されたユーザの人数
    に基づいて、前記表示ステップの処理により表示される
    前記撮影画像と前記操作画像の配置を切り替える切り替
    えステップと、 前記切り替えステップの処理により配置が切り替えられ
    て表示された前記操作画像に対する操作に基づいて、前
    記撮影画像を処理する画像処理ステップと、 前記画像処理ステップの処理により処理され、得られた
    前記撮影画像を所定の印刷媒体に印刷する印刷ステップ
    とを含む画像印刷方法により印刷されることを特徴とす
    る印刷媒体。
  12. 【請求項12】 被写体を撮影する撮影手段と、 前記撮影手段により撮影され、得られた撮影画像を処理
    するユーザの人数を取得する取得手段と、 前記撮影画像と、前記撮影画像の処理を指示するとき操
    作される操作画像を表示する表示手段と、 前記取得手段により取得されたユーザの人数に基づい
    て、前記表示手段により表示される前記撮影画像と前記
    操作画像の配置を切り替える切り替え手段と、 前記切り替え手段により配置が切り替えられて表示され
    た前記操作画像に対する操作に基づいて、前記撮影画像
    を処理する画像処理手段と、 前記画像処理手段により処理され、得られた前記撮影画
    像を所定の印刷媒体に印刷する印刷手段とを備える画像
    印刷装置において使用される印刷媒体ユニットであっ
    て、 前記印刷媒体ユニットを識別する識別情報を記憶する識
    別情報記憶手段を備え、 前記識別情報記憶手段により記憶されている前記識別情
    報が前記画像印刷装置により認証されたとき使用可能と
    されることを特徴とする印刷媒体ユニット。
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