JPH0819175A - サーボドライバ用サージ保護回路 - Google Patents
サーボドライバ用サージ保護回路Info
- Publication number
- JPH0819175A JPH0819175A JP6150917A JP15091794A JPH0819175A JP H0819175 A JPH0819175 A JP H0819175A JP 6150917 A JP6150917 A JP 6150917A JP 15091794 A JP15091794 A JP 15091794A JP H0819175 A JPH0819175 A JP H0819175A
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- JP
- Japan
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- circuit
- power
- power supply
- surge
- servo driver
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- Control Of Ac Motors In General (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 サーボドライバのパワー部の基板面積に占め
るサージ保護回路の面積を狭くすることで、サージ保護
回路の構成を安価にしサーボドライバを小型化すること
ができる。 【構成】 パワー回路（主回路）電源と制御回路電源の
２系統を持つサーボドライバのサージ保護回路構成は、
５のようにパワー回路（主回路）電源と制御回路電源の
各１相とフレームグランド（ＦＧ）間に酸化亜鉛を主成
分とした非直線抵抗素子のサージ吸収部品と放電管タイ
プのサージ吸収部品をシリーズに接続したものにて構成
されるが、この時に放電管タイプのサージ吸収部品をパ
ワー回路（主回路）用電源と制御回路用電源の両電源に
対して共用するように構成することにより、サーボドラ
イバのパワー部の基板面積に占めるサージ保護回路の面
積を狭くすることで、サージ保護回路の構成を安価にし
サーボドライバを小型化することができる。
るサージ保護回路の面積を狭くすることで、サージ保護
回路の構成を安価にしサーボドライバを小型化すること
ができる。 【構成】 パワー回路（主回路）電源と制御回路電源の
２系統を持つサーボドライバのサージ保護回路構成は、
５のようにパワー回路（主回路）電源と制御回路電源の
各１相とフレームグランド（ＦＧ）間に酸化亜鉛を主成
分とした非直線抵抗素子のサージ吸収部品と放電管タイ
プのサージ吸収部品をシリーズに接続したものにて構成
されるが、この時に放電管タイプのサージ吸収部品をパ
ワー回路（主回路）用電源と制御回路用電源の両電源に
対して共用するように構成することにより、サーボドラ
イバのパワー部の基板面積に占めるサージ保護回路の面
積を狭くすることで、サージ保護回路の構成を安価にし
サーボドライバを小型化することができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、パワー回路部と制御回
路部を有するサーボドライバのサージ保護回路に使用さ
れる放電管タイプのサージ吸収部品と酸化亜鉛を主成分
とした非直線抵抗素子のサージ吸収部品とから構成され
るサージ保護回路に関するものである。
路部を有するサーボドライバのサージ保護回路に使用さ
れる放電管タイプのサージ吸収部品と酸化亜鉛を主成分
とした非直線抵抗素子のサージ吸収部品とから構成され
るサージ保護回路に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、サーボドライバはパワーエレクト
ロニクス技術の発展にともない、需要がますます増加し
ている。サーボドライバは、パワー回路部と制御回路部
に電源が同時に投入されるとモータが一瞬数十度回転す
ることがある。このように、モータが回転すると不都合
な用途では制御回路に電源を投入し、制御電圧が安定し
たあとパワー回路に電源を投入する。電源を切る場合は
この逆で、先にパワー回路電源を遮断したあと、制御回
路電源を遮断しなければならない。また、サーボドライ
バが異常時にパワー回路部と制御回路部の入力電源が同
時に遮断されるとモータの回転位置を検出するための検
出器（エンコーダ）電源が供給されなくなり、モータの
回転位置を相対値にて検出している検出器（エンコー
ダ）を使用していた場合は、再度電源を投入した時にモ
ータの回転位置を認識するため原点復帰動作を行わなけ
ればならない。よって、決められた運転パターンの途中
にて、制御回路部の入力電源が遮断され再度投入された
時、遮断された途中の運転パターンから作業を始めるこ
とができない。このような不都合をできるだけ防ぐため
に、サーボドライバは入力電源をパワー回路と制御回路
部に分けて構成している。
ロニクス技術の発展にともない、需要がますます増加し
ている。サーボドライバは、パワー回路部と制御回路部
に電源が同時に投入されるとモータが一瞬数十度回転す
ることがある。このように、モータが回転すると不都合
な用途では制御回路に電源を投入し、制御電圧が安定し
たあとパワー回路に電源を投入する。電源を切る場合は
この逆で、先にパワー回路電源を遮断したあと、制御回
路電源を遮断しなければならない。また、サーボドライ
バが異常時にパワー回路部と制御回路部の入力電源が同
時に遮断されるとモータの回転位置を検出するための検
出器（エンコーダ）電源が供給されなくなり、モータの
回転位置を相対値にて検出している検出器（エンコー
ダ）を使用していた場合は、再度電源を投入した時にモ
ータの回転位置を認識するため原点復帰動作を行わなけ
ればならない。よって、決められた運転パターンの途中
にて、制御回路部の入力電源が遮断され再度投入された
時、遮断された途中の運転パターンから作業を始めるこ
とができない。このような不都合をできるだけ防ぐため
に、サーボドライバは入力電源をパワー回路と制御回路
部に分けて構成している。
【０００３】以下に従来のサージ保護回路について説明
する。図２は、従来のサージ保護回路を示す。図２の１
は三相または単相のパワー回路（主回路）電源、２はパ
ワー回路（主回路）のコンバータ部、３は逆変換部（イ
ンバータ部）、４はサーボモータ、５１はパワー回路
（主回路）のサージ保護回路、６は単相の制御回路電
源、７は制御回路のコンバータ部、８は制御回路のサー
ジ保護回路である。ここで、５１および８のサージ保護
回路は、酸化亜鉛を主成分とした非直線抵抗素子のサー
ジ吸収部品および放電管タイプのサージ吸収部品にて構
成される。通常サージ保護回路は、電源の各線間に酸化
亜鉛を主成分とした非直線抵抗素子のサージ吸収部品を
挿入し、電源の１相とフレームグランド（ＦＧ）間に
は、酸化亜鉛を主成分とした非直線抵抗素子のサージ吸
収部品と放電管タイプのサージ吸収部品をシリーズにし
挿入される。
する。図２は、従来のサージ保護回路を示す。図２の１
は三相または単相のパワー回路（主回路）電源、２はパ
ワー回路（主回路）のコンバータ部、３は逆変換部（イ
ンバータ部）、４はサーボモータ、５１はパワー回路
（主回路）のサージ保護回路、６は単相の制御回路電
源、７は制御回路のコンバータ部、８は制御回路のサー
ジ保護回路である。ここで、５１および８のサージ保護
回路は、酸化亜鉛を主成分とした非直線抵抗素子のサー
ジ吸収部品および放電管タイプのサージ吸収部品にて構
成される。通常サージ保護回路は、電源の各線間に酸化
亜鉛を主成分とした非直線抵抗素子のサージ吸収部品を
挿入し、電源の１相とフレームグランド（ＦＧ）間に
は、酸化亜鉛を主成分とした非直線抵抗素子のサージ吸
収部品と放電管タイプのサージ吸収部品をシリーズにし
挿入される。
【０００４】よって、以上のことからパワー回路（主回
路）電源と制御回路電源の２系統を必要とするサーボド
ライバは、各々にサージ保護回路が必要であることがわ
かる。
路）電源と制御回路電源の２系統を必要とするサーボド
ライバは、各々にサージ保護回路が必要であることがわ
かる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたようにパワ
ー回路（主回路）電源と制御回路電源の２系統を必要と
するサーボドライバは、電源の１相とフレームグランド
（ＦＧ）間に酸化亜鉛を主成分とした非直線抵抗素子の
サージ吸収部品と放電管タイプのサージ吸収部品をシリ
ーズ接続したものを各々に挿入する必要があった。よっ
て、放電管タイプのサージ吸収部品がパワー回路用電源
と制御回路用電源のそれぞれに取り付けられていたた
め、パワー部の基板面積に占めるサージ保護回路のウエ
イトは、比較的高かった。
ー回路（主回路）電源と制御回路電源の２系統を必要と
するサーボドライバは、電源の１相とフレームグランド
（ＦＧ）間に酸化亜鉛を主成分とした非直線抵抗素子の
サージ吸収部品と放電管タイプのサージ吸収部品をシリ
ーズ接続したものを各々に挿入する必要があった。よっ
て、放電管タイプのサージ吸収部品がパワー回路用電源
と制御回路用電源のそれぞれに取り付けられていたた
め、パワー部の基板面積に占めるサージ保護回路のウエ
イトは、比較的高かった。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決し、パワー回路（主回路）電源と制御回路電源の各１
相とフレームグランド（ＦＧ）間に酸化亜鉛を主成分と
した非直線抵抗素子のサージ吸収部品と放電管タイプの
サージ吸収部品をシリーズに挿入する際に放電管タイプ
のサージ吸収部品をパワー回路（主回路）用電源と制御
回路用電源の両電源に対して共用するように挿入したサ
ージ保護回路から構成される。
決し、パワー回路（主回路）電源と制御回路電源の各１
相とフレームグランド（ＦＧ）間に酸化亜鉛を主成分と
した非直線抵抗素子のサージ吸収部品と放電管タイプの
サージ吸収部品をシリーズに挿入する際に放電管タイプ
のサージ吸収部品をパワー回路（主回路）用電源と制御
回路用電源の両電源に対して共用するように挿入したサ
ージ保護回路から構成される。
【０００７】
【作用】このサージ保護回路の構成により、パワー回路
（主回路）電源と制御回路電源の両電源を必要とするサ
ーボドライバのパワー部の基板面積に占めるサージ保護
回路の面積を狭くすることで、サージ保護回路の構成を
安価にしサーボドライバを小型化することができる。
（主回路）電源と制御回路電源の両電源を必要とするサ
ーボドライバのパワー部の基板面積に占めるサージ保護
回路の面積を狭くすることで、サージ保護回路の構成を
安価にしサーボドライバを小型化することができる。
【０００８】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。
しながら説明する。
【０００９】図１は本発明のサーボドライバ用サージ保
護回路を示してある。前記サージ保護回路の基本的構造
は図２に示す従来のサージ保護回路と同じである。本発
明のサージ保護回路の相異点は、図１に示すようにパワ
ー回路（主回路）電源１と制御回路電源６の各１相とフ
レームグランド（ＦＧ）間に酸化亜鉛を主成分とした非
直線抵抗素子のサージ吸収部品と放電管タイプのサージ
吸収部品をシリーズに挿入する際に、放電管タイプのサ
ージ吸収部品をパワー回路（主回路）用電源１と制御回
路用電源６の両電源に対して共用するように構成するこ
とである。このことによりサーボドライバのパワー部の
基板面積に占めるサージ保護回路の面積を狭くでき、サ
ージ保護回路の構成を安価にし、かつ、サーボドライバ
を小型化することができる。
護回路を示してある。前記サージ保護回路の基本的構造
は図２に示す従来のサージ保護回路と同じである。本発
明のサージ保護回路の相異点は、図１に示すようにパワ
ー回路（主回路）電源１と制御回路電源６の各１相とフ
レームグランド（ＦＧ）間に酸化亜鉛を主成分とした非
直線抵抗素子のサージ吸収部品と放電管タイプのサージ
吸収部品をシリーズに挿入する際に、放電管タイプのサ
ージ吸収部品をパワー回路（主回路）用電源１と制御回
路用電源６の両電源に対して共用するように構成するこ
とである。このことによりサーボドライバのパワー部の
基板面積に占めるサージ保護回路の面積を狭くでき、サ
ージ保護回路の構成を安価にし、かつ、サーボドライバ
を小型化することができる。
【００１０】
【発明の効果】以上のように、パワー回路（主回路）電
源と制御回路電源の両電源を必要とするサーボドライバ
において本発明のサージ保護回路にすれば、電源とフレ
ームグランド（ＦＧ）間にほどこすサージ保護回路（酸
化亜鉛を主成分とした非直線抵抗素子のサージ吸収部品
との放電管タイプのサージ吸収部品をシリーズに接続し
たもの）に使用する放電管タイプのサージ吸収部品を両
電源に対し共用化することにより、サーボドライバのパ
ワー部の基板面積に占めるサージ保護回路の面積を狭く
することで、サージ保護回路の構成を安価にしサーボド
ライバを小型化することができる。
源と制御回路電源の両電源を必要とするサーボドライバ
において本発明のサージ保護回路にすれば、電源とフレ
ームグランド（ＦＧ）間にほどこすサージ保護回路（酸
化亜鉛を主成分とした非直線抵抗素子のサージ吸収部品
との放電管タイプのサージ吸収部品をシリーズに接続し
たもの）に使用する放電管タイプのサージ吸収部品を両
電源に対し共用化することにより、サーボドライバのパ
ワー部の基板面積に占めるサージ保護回路の面積を狭く
することで、サージ保護回路の構成を安価にしサーボド
ライバを小型化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明における一実施例のサーボドライバのサ
ージ保護回路図
ージ保護回路図
【図２】従来例のサーボドライバのサージ保護回路図
１ 主回路の電源（３相および単相） ２ 主回路のコンバータ部 ３ 逆変換部 ４ サーボモータ ５，５１ サージ保護回路 ６ 制御回路電源 ７ 制御回路のコンバータ部 ８ 制御回路のサージ保護回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 船橋 芳文 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 中川 佳子 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (1)
- 【請求項１】 サーボドライバのパワー回路部と制御回
路部と、この両回路部の電源の１相とフレームグランド
（ＦＧ）間に酸化亜鉛を主成分とした非直線抵抗素子の
サージ吸収部品と放電管タイプのサージ吸収部品をシリ
ーズに接続し、両回路部に放電管タイプのサージ吸収部
品を共用化したサーボドライバ用サージ保護回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15091794A JP3298311B2 (ja) | 1994-07-01 | 1994-07-01 | サーボドライバ用サージ保護回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15091794A JP3298311B2 (ja) | 1994-07-01 | 1994-07-01 | サーボドライバ用サージ保護回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0819175A true JPH0819175A (ja) | 1996-01-19 |
| JP3298311B2 JP3298311B2 (ja) | 2002-07-02 |
Family
ID=15507230
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15091794A Expired - Fee Related JP3298311B2 (ja) | 1994-07-01 | 1994-07-01 | サーボドライバ用サージ保護回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3298311B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000333363A (ja) * | 1999-05-21 | 2000-11-30 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | サージ保護回路 |
-
1994
- 1994-07-01 JP JP15091794A patent/JP3298311B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000333363A (ja) * | 1999-05-21 | 2000-11-30 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | サージ保護回路 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3298311B2 (ja) | 2002-07-02 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |