JP2000333363A - サージ保護回路 - Google Patents
サージ保護回路Info
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Abstract
ージ保護回路を提供することを目的とする。 【解決手段】 コンバータ部の電源側の線間にコンデン
サ5を接続し、電源1の少なくとも1相とアース間に酸
化亜鉛を主成分としたサージ吸収器と放電管タイプのサ
ージ吸収器を直列に接続したサージ吸収回路6を設け
る。電源の1相とアース間にサージが発生した時は、サ
ージ吸収回路6を電源の1相とアース間に挿入している
ので、酸化亜鉛を主成分としたサージ吸収器が万一、シ
ョートモードで破壊しても、放電管タイプのサージ吸収
器が断線しヒューズの役割を果たし、電動機用制御装置
の電源のショートを防ぐ。また、電源の各線間にサージ
が発生した際は、各線間のコンデンサ5がオープンモー
ドとなり、電動機用制御装置の電源のショートを防ぐ。
Description
成されるコンバータ部とトランジスタ・IGBTなどで
構成されるインバータ部とを備え、コンバータ部の直流
電圧をパルス幅変調制御(PWM制御)して、可変電圧
・可変周波数を出力するインバータ装置やサーボドライ
バ装置などの電動機用制御装置におけるサージ保護回路
に関するものである。
タ部の交流電圧側にブレーカを挿入し、ショート破壊時
の過電流を検出し保護しており、電源をショートさせな
い電動機用制御装置を供給する上で、ショートモードに
ならない回路および部品の選定が重要である。
護回路について説明する。
で構成される電源の交流電源を整流するコンバータ部、
3は平滑コンデンサ、4はPWM制御して可変電圧・可
変周波数を出力するインバータ部、35は線間のサージ
を吸収する酸化亜鉛を主成分としたサージ吸収器、36
は電源の1相とアース間に設けた、酸化亜鉛を主成分と
したサージ吸収器と放電管タイプのサージ吸収器を直列
に接続したサージ吸収回路であり、サージ吸収器35と
サージ吸収回路36を合わせてサージ保護回路という。
7は電動機である。
のサージ保護回路について、以下にその動作について説
明する。
電圧をコンバータ部2と平滑コンデンサ3で整流,平滑
して直流電圧を作り、この直流電圧をインバータ部4で
電動機7が要求する電圧,周波数をもつ交流に逆変換す
る。
吸収器35は、線間に発生したサージ電圧をクランプ
し、サージエネルギーを吸収する。また、電源1の1相
とアース間に接続したサージ吸収回路36は、電源1と
アース間に発生したサージ電圧をクランプし、サージエ
ネルギーを吸収および放電する。
をVzとし、放電管タイプのサージ吸収器の放電開始電
圧をVDとすると、サージ吸収回路36を挿入した相の
クランプ電圧VLE1は、次の式で表される。
源線の一方にサージが発生した際には、線間のサージ吸
収器35を通して、サージ吸収回路36にてサージ電圧
をクランプし、サージエネルギーを吸収および放電す
る。
いない2線の電源線の一方とアース間のクランプ電圧V
LE2は、次の式で表される。
吸収器35のクランプ電圧Vzだけ上昇することにな
る。
来の電動機用制御装置のサージ保護回路構成において、
線間に接続された酸化亜鉛を主成分としたサージ吸収器
35は故障の際にはショートモードになってしまうこと
がほとんどであり、サージ吸収器35がショートモード
で破壊した際、電動機用制御装置の電源がショートして
しまうという課題があった。
で、従来に比べ電源がショートしない電動機用制御装置
のサージ保護回路を提供することを目的とする。
に本発明の電動機用制御装置のサージ保護回路は、電源
の線間にコンデンサを接続し、前記電源の少なくとも1
相とアース間に酸化亜鉛を主成分としたサージ吸収器と
放電管タイプのサージ吸収器を直列に接続したものであ
る。
用制御装置のサージ保護回路が得られる。
の請求項1に記載の発明は、電源の交流電圧を直流電圧
に変換するコンバータ部とその出力に接続された平滑コ
ンデンサの直流電圧をスイッチングすることによって交
流の可変電圧・可変周波数に変換するインバータ部を備
えた電動機用制御装置において、前記コンバータ部の電
源側の線間にコンデンサを接続し、前記電源の少なくと
も1相とアース間に酸化亜鉛を主成分としたサージ吸収
器と放電管タイプのサージ吸収器を直列に接続したもの
であり、コンバータ部電源の線間にショートモードで破
壊しないコンデンサを使用し、電源がショートしないよ
うにしたサージ保護回路を提供することができる。
電源側の各線間には酸化亜鉛を主成分としたサージ吸収
器を複数個直列に接続し、電源の各相とアース間には前
記酸化亜鉛を主成分としたサージ吸収器と放電管タイプ
のサージ吸収器を直列に接続し、前記放電管タイプのサ
ージ吸収器を共用したものであり、コンバータ部電源の
線間で一方のサージ吸収器がショートモードで破壊して
も、残りのサージ吸収器により電源がショートしないよ
うにしたサージ保護回路を提供することができる。
ながら説明する。
はダイオードで構成される電源の交流電源を整流するコ
ンバータ部、3は平滑コンデンサ、4はPWM制御して
可変電圧・可変周波数を出力するインバータ部、5は線
間のサージを吸収するコンデンサにより構成したサージ
吸収器、6は電源の1相とアース間に設けた、酸化亜鉛
を主成分としたサージ吸収器と放電管タイプのサージ吸
収器を直列に接続したサージ吸収回路であり、サージ吸
収器5とサージ吸収回路6をあわせてサージ保護回路と
いう。
にサージが発生した時は、サージ吸収回路6を電源の1
相とアース間に挿入しているので、酸化亜鉛を主成分と
したサージ吸収器が万一、ショートモードで破壊して
も、放電管タイプのサージ吸収器が断線しヒューズの役
割を果たし、電動機用制御装置を保護する。また、サー
ジ吸収回路6が接続されていない他の2線の一方とアー
ス間にサージが発生しても、線間のコンデンサによるサ
ージ吸収器5を通って、サージ吸収回路6にてサージ電
圧をクランプし、サージエネルギーを吸収および放電す
る。
吸収電圧をVcとすると、サージ吸収回路6が接続され
ていない2線の電源線の一方とアース間のクランプ電圧
VLE3は、次の式で表される。
サによるサージ吸収電圧Vcだけ上昇する。
際は、各線間のコンデンサによるサージ吸収器5によ
り、電動機用制御装置を保護する。このコンデンサによ
るサージ吸収器5は、万一、故障してもオープンモード
がほとんどであり、電源がショートする可能性は少な
い。
路は電源の各線間に酸化亜鉛を主成分としたサージ吸収
器を直列に2個接続したサージ吸収回路25と電源の各
相とアース間には酸化亜鉛を主成分としたサージ吸収器
と放電管タイプのサージ吸収器を直列に接続したサージ
吸収回路26であり、放電管タイプのサージ吸収器は電
源の各相とアース間において共用する。その他は実施例
1と同様である。
電圧は、(1)式と同じである。
際に、サージ吸収回路26の酸化亜鉛を主成分としたサ
ージ吸収器が万一、ショートモードで破壊しても、放電
管タイプのサージ吸収器が、断線しヒューズの役割を果
たし、電動機用制御装置を保護する。
際は、各線間に酸化亜鉛を主成分としたサージ吸収器を
直列に2個接続したサージ吸収回路25により、電動機
用制御装置を保護する。このサージ吸収回路25によ
り、一方のサージ吸収器がショート破壊しても、残りの
サージ吸収器にて、サージ電圧をクランプしサージエネ
ルギーを吸収するサージ保護の役割を果たし、電源はシ
ョートしない。
吸収器により構成したが、2個以上でも問題はない。複
数個のサージ吸収器の組合せにより、サージに対して異
なる性能を有するサージ吸収回路25を実現することが
できる。
源の例を記したが、単相交流電源でも適用できる。
1記載の発明によれば、電源の線間に接続されたサージ
吸収器をコンデンサにすることにより、コンデンサは、
ショート破壊しないため、電源もショートしない。
の線間に接続されたサージ吸収回路を酸化亜鉛を主成分
としたサージ吸収器を複数個直列に接続することによ
り、サージ吸収器の一方がショート破壊しても、サージ
電圧をクランプし、サージエネルギーを吸収するサージ
保護の役割を果たし、電源はショートしない。
ない電動機用制御装置を提供することができる。
成図
成図
Claims (2)
- 【請求項1】 電源の交流電圧を直流電圧に変換するコ
ンバータ部とその出力に接続された平滑コンデンサの直
流電圧をスイッチングすることによって交流の可変電圧
・可変周波数に変換するインバータ部を備えた電動機用
制御装置において、前記コンバータ部の電源側の線間に
コンデンサを接続し、前記電源の少なくとも1相とアー
ス間に酸化亜鉛を主成分としたサージ吸収器と放電管タ
イプのサージ吸収器を直列に接続したサージ保護回路。 - 【請求項2】 電源の交流電圧を直流電圧に変換するコ
ンバータ部とその出力に接続された平滑コンデンサの直
流電圧をスイッチングすることによって交流の可変電圧
・可変周波数に変換するインバータ部を備えた電動機用
制御装置において、前記コンバータ部の電源側の各線間
には酸化亜鉛を主成分としたサージ吸収器を複数個直列
に接続し、電源の各相とアース間には前記酸化亜鉛を主
成分としたサージ吸収器と放電管タイプのサージ吸収器
を直列に接続し、前記放電管タイプのサージ吸収器を共
用したサージ保護回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11141861A JP2000333363A (ja) | 1999-05-21 | 1999-05-21 | サージ保護回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11141861A JP2000333363A (ja) | 1999-05-21 | 1999-05-21 | サージ保護回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000333363A true JP2000333363A (ja) | 2000-11-30 |
Family
ID=15301882
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11141861A Pending JP2000333363A (ja) | 1999-05-21 | 1999-05-21 | サージ保護回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000333363A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002281617A (ja) * | 2001-03-19 | 2002-09-27 | Nippon Kouatsu Electric Co | 避雷器付分電盤 |
JP2011078247A (ja) * | 2009-09-30 | 2011-04-14 | Mikimoto:Kk | サージ防護装置 |
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-
1999
- 1999-05-21 JP JP11141861A patent/JP2000333363A/ja active Pending
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JP2011078247A (ja) * | 2009-09-30 | 2011-04-14 | Mikimoto:Kk | サージ防護装置 |
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