JPH0819174B2 - ビニルピロリドン重合体の製法 - Google Patents
ビニルピロリドン重合体の製法Info
- Publication number
- JPH0819174B2 JPH0819174B2 JP62303445A JP30344587A JPH0819174B2 JP H0819174 B2 JPH0819174 B2 JP H0819174B2 JP 62303445 A JP62303445 A JP 62303445A JP 30344587 A JP30344587 A JP 30344587A JP H0819174 B2 JPH0819174 B2 JP H0819174B2
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- Japan
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08F—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
- C08F26/00—Homopolymers and copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a single or double bond to nitrogen or by a heterocyclic ring containing nitrogen
- C08F26/06—Homopolymers and copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a single or double bond to nitrogen or by a heterocyclic ring containing nitrogen by a heterocyclic ring containing nitrogen
- C08F26/10—N-Vinyl-pyrrolidone
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
- Polymerisation Methods In General (AREA)
- Polymerization Catalysts (AREA)
- Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 本発明は、水溶液中の重合による水及び有機溶剤に澄
明に溶解するN−ビニル−2−ピロリドン重合体の製法
に関する。
明に溶解するN−ビニル−2−ピロリドン重合体の製法
に関する。
N−ビニル−2−ピロリドン(VP)は水中又は有機溶
剤中で重合可能であり、特に経済的及び生態学的理由か
ら普通は水中での重合が優れている。
剤中で重合可能であり、特に経済的及び生態学的理由か
ら普通は水中での重合が優れている。
VPを水中で重合させる既知方法では、開始剤として過
酸化水素を利用し、アンモニアを添加してpH価を調整す
る(DE-B922378)。この場合は少量のヒドラジンが生成
し、これが多くの場合に好ましくない(米国薬局方説明
書参照)。アンモニアの代わりに苛性ソーダを使用する
とヒドラジン不含の生成物が得られるが、これは多量の
無機成分(灰分0.02%以上)を含有し、これが有機溶剤
中で使用する場合に濁りの原因となる。開始剤として三
級ブチルパーピバレートを使用して重合を行うことも提
案されているが(EP-A104042)、普通は水に澄明に溶解
しない重合体が得られる。
酸化水素を利用し、アンモニアを添加してpH価を調整す
る(DE-B922378)。この場合は少量のヒドラジンが生成
し、これが多くの場合に好ましくない(米国薬局方説明
書参照)。アンモニアの代わりに苛性ソーダを使用する
とヒドラジン不含の生成物が得られるが、これは多量の
無機成分(灰分0.02%以上)を含有し、これが有機溶剤
中で使用する場合に濁りの原因となる。開始剤として三
級ブチルパーピバレートを使用して重合を行うことも提
案されているが(EP-A104042)、普通は水に澄明に溶解
しない重合体が得られる。
本発明の課題は、これら欠点のないVP重合体の製法を
開発することであつた。
開発することであつた。
本発明は、N−ビニル−2−ピロリドンの10〜80好ま
しくは15〜70重量%水溶液に、単量体に対し0.1〜3好
ましくは0.2〜2重量%のジ三級ブチルパーオキシドを
所望により100倍までの有機溶剤中の希釈液又は水性乳
化液として添加し、混合物を攪拌しながら100〜160℃好
ましくは110〜145℃に1〜15時間好ましくは2〜10時間
保持して重合させ、その際単量体に対し100重量%以下
の調節剤好ましくはイソプロパノールを添加して、フイ
ケンチヤー法(ツエルローゼヘミー13巻1932年58〜64頁
及び71〜74頁)によるK値が10〜100好ましくは20〜90
である希望の分子量とすることを特徴とする、VPを50重
量%以上好ましくは60重量%以上特に70〜100重量%重
合含有し、かつ水及び有機溶剤に澄明に溶解するヒドラ
ジン不含のN−ビニル−2−ピロリドン重合体の製法で
ある。
しくは15〜70重量%水溶液に、単量体に対し0.1〜3好
ましくは0.2〜2重量%のジ三級ブチルパーオキシドを
所望により100倍までの有機溶剤中の希釈液又は水性乳
化液として添加し、混合物を攪拌しながら100〜160℃好
ましくは110〜145℃に1〜15時間好ましくは2〜10時間
保持して重合させ、その際単量体に対し100重量%以下
の調節剤好ましくはイソプロパノールを添加して、フイ
ケンチヤー法(ツエルローゼヘミー13巻1932年58〜64頁
及び71〜74頁)によるK値が10〜100好ましくは20〜90
である希望の分子量とすることを特徴とする、VPを50重
量%以上好ましくは60重量%以上特に70〜100重量%重
合含有し、かつ水及び有機溶剤に澄明に溶解するヒドラ
ジン不含のN−ビニル−2−ピロリドン重合体の製法で
ある。
重合を行うためには、成分の一部を200バールの耐圧
容器に装入し、空気を真空にするか又は不活性ガスを吹
込んで除去し、温度を100〜160℃好ましくは110〜145℃
に上昇する。残部の装入は、単量体、溶剤、調節剤及び
開始剤を、1〜7時間で流入して行われる。K値の調整
は次のようにして行われる。
容器に装入し、空気を真空にするか又は不活性ガスを吹
込んで除去し、温度を100〜160℃好ましくは110〜145℃
に上昇する。残部の装入は、単量体、溶剤、調節剤及び
開始剤を、1〜7時間で流入して行われる。K値の調整
は次のようにして行われる。
1.使用調節剤の種類及び量の選択。
2.過酸化物量の選択、その量が大きいほどK値は小さく
なる。
なる。
3.単量体濃度の調整、これが高いとK値も高くなる。
4.重合温度の選択、温度が高いとK値は低くなる。
重合中に緩衝物質を添加することは、一般に必要でな
い。しかし少量の特に単量体に対し0.1〜1重量%のア
ミン、例えばトリエチルアミンを添加すると好ましい場
合がある。
い。しかし少量の特に単量体に対し0.1〜1重量%のア
ミン、例えばトリエチルアミンを添加すると好ましい場
合がある。
純粋な重合体水溶液を得るためには、重合後に有機溶
剤(調節剤)を留去する。同時に他の揮発性成分例えば
VP又は開始剤に由来するものを除去するため、水蒸気蒸
留を行うことも有利である。
剤(調節剤)を留去する。同時に他の揮発性成分例えば
VP又は開始剤に由来するものを除去するため、水蒸気蒸
留を行うことも有利である。
本方法は非連続的にも連続的にも実施することができ
る。非連続法では、特に高い単量体濃度では、単量体の
一部を先に用意し、残部を徐々に流入してよい。高い単
量体濃度の場合は、前置液は流入液より希薄にする。
る。非連続法では、特に高い単量体濃度では、単量体の
一部を先に用意し、残部を徐々に流入してよい。高い単
量体濃度の場合は、前置液は流入液より希薄にする。
本方法はVPの単独重合体の製造のため特に重要である
が、VPを他のエチレン性不飽和のVPと共重合しうる単量
体と一緒に重合させることにより、VPの共重合体も同様
に良好に製造できる。
が、VPを他のエチレン性不飽和のVPと共重合しうる単量
体と一緒に重合させることにより、VPの共重合体も同様
に良好に製造できる。
コモノマーとしては、特に1〜4個の炭素原子を有す
るカルボン酸のビニルエステル、好ましくは酢酸ビニル
及びプロピオン酸ビニル、(メト)アクリル酸及びその
誘導体、特にC1〜C4−アルコールとのエステルが用いら
れる。その例はメチル(メト)アクリレート、ヒドロキ
シエチル−及びヒドロキシプロピル(メト)アクリレー
ト、アクリルアミド、メタクリルアミド、さらにビニル
イミダゾール、四級化ビニルイミダゾール及びビニルカ
プロラクタム又はこれらの混合物である。コモノマーの
種類及び量は、共重合体の水溶性によつて定められてい
る。
るカルボン酸のビニルエステル、好ましくは酢酸ビニル
及びプロピオン酸ビニル、(メト)アクリル酸及びその
誘導体、特にC1〜C4−アルコールとのエステルが用いら
れる。その例はメチル(メト)アクリレート、ヒドロキ
シエチル−及びヒドロキシプロピル(メト)アクリレー
ト、アクリルアミド、メタクリルアミド、さらにビニル
イミダゾール、四級化ビニルイミダゾール及びビニルカ
プロラクタム又はこれらの混合物である。コモノマーの
種類及び量は、共重合体の水溶性によつて定められてい
る。
ジ三級ブチルパーオキシドは、供給を容易にするた
め、特に長時間をかけて徐々に添加する場合に、希釈す
ることが好ましい。これは好ましくは水溶性の有機溶
剤、例えばイソプロパノール、エタノール、メタノール
により、あるいは水及び分散剤により行われる。透明な
水溶性分散剤、例えばイオン性のものを選ぶことが好ま
しい。
め、特に長時間をかけて徐々に添加する場合に、希釈す
ることが好ましい。これは好ましくは水溶性の有機溶
剤、例えばイソプロパノール、エタノール、メタノール
により、あるいは水及び分散剤により行われる。透明な
水溶性分散剤、例えばイオン性のものを選ぶことが好ま
しい。
分子量調節剤としては、好ましくはアルコール特に二
級アルコール例えばイソプロパノール、さらにチオ化合
物例えばドデシルメルカプタン又は2−メルカプトエタ
ノールが用いられる。
級アルコール例えばイソプロパノール、さらにチオ化合
物例えばドデシルメルカプタン又は2−メルカプトエタ
ノールが用いられる。
本発明は、開始剤としてのジ三級ブチルパーオキシド
と水性重合媒質を組み合わせて使用することを基本思想
としている。水性媒質とは、50重量%までの分子量調節
剤を含有する水を意味する。
と水性重合媒質を組み合わせて使用することを基本思想
としている。水性媒質とは、50重量%までの分子量調節
剤を含有する水を意味する。
VPの変化率は一般に99.9%以上である。
下記例中の部及び%は重量に関する。K値は水中1%
で25℃で測定された。
で25℃で測定された。
実施例1 攪拌器付き耐圧反応器に、水45部、イソプロパノール
183部、VP50部及びジ三級ブチルパーオキシド0.3部を装
入し、反応器を気密に閉鎖し、4バール窒素を3回圧入
して放圧することにより空気酸素をほとんど除去した。
そこで内容物を130℃に加熱し(圧力は3.8バールとな
る)、VP450部、トリエチルアミン1部及び水405部の溶
液、ならびにイソプロパノール117部中のジ三級ブチル
パーオキシド2.7部の溶液を、130℃でそれぞれ下記表に
示す時間をかけて供給した。次いで単量体含量が0.1%
以下になるまで(使用した単量体に対し)、約3時間重
合させた。混合物を80℃に冷却したのち、水蒸気を導入
してイソプロパノールを除去した。内部温度が98℃にな
つたのち、さらに15部の留分が移行するまで蒸留する
と、透明な純粋水溶液が得られた。 実験 流入時間 K値 a 4時間 44.3 b 6 〃 38.9 実施例2 実施例1aと同様に操作し、ただし重合温度を120℃と
した。ほとんど無色の透明な重合体水溶液のK値は58.3
であつた。
183部、VP50部及びジ三級ブチルパーオキシド0.3部を装
入し、反応器を気密に閉鎖し、4バール窒素を3回圧入
して放圧することにより空気酸素をほとんど除去した。
そこで内容物を130℃に加熱し(圧力は3.8バールとな
る)、VP450部、トリエチルアミン1部及び水405部の溶
液、ならびにイソプロパノール117部中のジ三級ブチル
パーオキシド2.7部の溶液を、130℃でそれぞれ下記表に
示す時間をかけて供給した。次いで単量体含量が0.1%
以下になるまで(使用した単量体に対し)、約3時間重
合させた。混合物を80℃に冷却したのち、水蒸気を導入
してイソプロパノールを除去した。内部温度が98℃にな
つたのち、さらに15部の留分が移行するまで蒸留する
と、透明な純粋水溶液が得られた。 実験 流入時間 K値 a 4時間 44.3 b 6 〃 38.9 実施例2 実施例1aと同様に操作し、ただし重合温度を120℃と
した。ほとんど無色の透明な重合体水溶液のK値は58.3
であつた。
実施例3 実施例1aと同様に操作し、ただし前装入物中のジ三級
ブチルパーオキシドの量を0.15部、そして流入物中のそ
の量を1.35部とした。流入の終了後に、後重合のためジ
三級ブチルパーオキシド0.5部を1度に添加した。透明
な重合体溶液のK値は54.6であつた。
ブチルパーオキシドの量を0.15部、そして流入物中のそ
の量を1.35部とした。流入の終了後に、後重合のためジ
三級ブチルパーオキシド0.5部を1度に添加した。透明
な重合体溶液のK値は54.6であつた。
実施例4 実施例1の装置に、水515部、イソプロパノール100
部、VP60部及びジ三級ブチルパーオキシド1.5部を装入
し、反応器を気密に閉鎖したのち、4バールの窒素を2
回圧入して放圧した。内容物を140℃に加熱すると、圧
力は5.1バールとなつた。次いで水970部中のVP540部の
溶液及びイソプロパノール380部を4時間かけて、同時
にイソプロパノール120部中のジ三級ブチルパーオキシ
ドを5時間かけて、140℃で供給した。次いで3時間重
合させ、実施例1と同様に仕上げ処理した。約25%の透
明な重合体溶液を噴霧乾燥すると、K値が24.0の無色重
合体が得られた。
部、VP60部及びジ三級ブチルパーオキシド1.5部を装入
し、反応器を気密に閉鎖したのち、4バールの窒素を2
回圧入して放圧した。内容物を140℃に加熱すると、圧
力は5.1バールとなつた。次いで水970部中のVP540部の
溶液及びイソプロパノール380部を4時間かけて、同時
にイソプロパノール120部中のジ三級ブチルパーオキシ
ドを5時間かけて、140℃で供給した。次いで3時間重
合させ、実施例1と同様に仕上げ処理した。約25%の透
明な重合体溶液を噴霧乾燥すると、K値が24.0の無色重
合体が得られた。
実施例5 攪拌器付き耐圧反応器に、水640部、VP120部及びジ三
級ブチルパーオキシド0.5部を装入し、4バールの窒素
を圧入して放圧することにより空気酸素をほとんど除去
した。内容物を130℃に加熱したのち(圧力は2.1バー
ル)、VP1080部、トリエチルアミン2部及び水1980部の
溶液を3.5時間かけて、そして水100部中のジ三級ブチル
パーオキシド5.5部の乳化液(乳化剤はセチルスルホン
酸ナトリウム20部)を4時間かけて、130℃で供給し
た。次いで残留単量体量が0.1%以下(使用したVPに対
し)になるまで130℃で2.5時間重合させた。得られた粘
稠で無色透明な重合体溶液のK値は80.5であつた。
級ブチルパーオキシド0.5部を装入し、4バールの窒素
を圧入して放圧することにより空気酸素をほとんど除去
した。内容物を130℃に加熱したのち(圧力は2.1バー
ル)、VP1080部、トリエチルアミン2部及び水1980部の
溶液を3.5時間かけて、そして水100部中のジ三級ブチル
パーオキシド5.5部の乳化液(乳化剤はセチルスルホン
酸ナトリウム20部)を4時間かけて、130℃で供給し
た。次いで残留単量体量が0.1%以下(使用したVPに対
し)になるまで130℃で2.5時間重合させた。得られた粘
稠で無色透明な重合体溶液のK値は80.5であつた。
実施例6 攪拌器付き耐圧反応器に、窒素中で水530部、イソプ
ロパノール20部、VP120部及びジ三級ブチルパーオキシ
ド0.7部を装入し、130℃に加熱したのち、VP1080部、ト
リエチルアミン2部及び水1080部の溶液、ならびにイソ
プロパノール170部中のジ三級ブチルパーオキシド6.5部
の溶液を、それぞれ4時間かけて供給した。重合及び仕
上げ処理を実施例1と同様に行うと、得られた無色透明
な重合体溶液のK値は68.4であつた。
ロパノール20部、VP120部及びジ三級ブチルパーオキシ
ド0.7部を装入し、130℃に加熱したのち、VP1080部、ト
リエチルアミン2部及び水1080部の溶液、ならびにイソ
プロパノール170部中のジ三級ブチルパーオキシド6.5部
の溶液を、それぞれ4時間かけて供給した。重合及び仕
上げ処理を実施例1と同様に行うと、得られた無色透明
な重合体溶液のK値は68.4であつた。
実施例7 実施例6と同様に操作し、ただしアリルアルコール1
部を前装入物に、そしてアリルアルコール11部を単量体
流入物に追加した。透明な重合体溶液のK値は55.1であ
つた。
部を前装入物に、そしてアリルアルコール11部を単量体
流入物に追加した。透明な重合体溶液のK値は55.1であ
つた。
実施例8 実施例6と同様に操作し、ただしメルカプトエタノー
ル0.3部を前装入物に、そしてメルカプトエタノール2.7
部を単量体流入物に追加した。透明な重合体溶液のK値
は34.9であつた。
ル0.3部を前装入物に、そしてメルカプトエタノール2.7
部を単量体流入物に追加した。透明な重合体溶液のK値
は34.9であつた。
実施例9 攪拌器付き耐圧容器に、水410部、イソプロパノール1
9部、VP110部及びジ三級ブチルパーオキシド0.5部を装
入し、窒素中で125℃に加熱した。次いで水1200部中のV
P730部及びヒドロキシプロピルアクリレート360部の溶
液、ならびにイソプロパノール170部中のジ三級ブチル
パーオキシド4.3部の溶液を、それぞれ5時間かけて130
℃で供給した。後重合のためなお3.5時間130℃に加熱
し、仕上げ処理を実施例1と同様に行つた。重合体溶液
のK値は33.2で、残留単量体量は0.1%であつた(共重
合体に対し)。
9部、VP110部及びジ三級ブチルパーオキシド0.5部を装
入し、窒素中で125℃に加熱した。次いで水1200部中のV
P730部及びヒドロキシプロピルアクリレート360部の溶
液、ならびにイソプロパノール170部中のジ三級ブチル
パーオキシド4.3部の溶液を、それぞれ5時間かけて130
℃で供給した。後重合のためなお3.5時間130℃に加熱
し、仕上げ処理を実施例1と同様に行つた。重合体溶液
のK値は33.2で、残留単量体量は0.1%であつた(共重
合体に対し)。
実施例10 水530部、イソプロパノール20部、VP72部、ビニルイ
ミダゾール48部及びジ三級ブチルパーオキシド0.6部
を、攪拌器付き耐圧容器に窒素中で装入し、130℃に加
熱したのち、VP648部、ビニルイミダゾール432部及び水
1100部の溶液、ならびにジ三級ブチルパーオキシド5.4
部及びイソプロパノール170部の溶液を、4.5時間ならび
に5.5時間かけて130℃で供給した。重合及び仕上げ処理
を実施例1と同様に行つた。透明な重合体溶液のK値は
51.9であつた。
ミダゾール48部及びジ三級ブチルパーオキシド0.6部
を、攪拌器付き耐圧容器に窒素中で装入し、130℃に加
熱したのち、VP648部、ビニルイミダゾール432部及び水
1100部の溶液、ならびにジ三級ブチルパーオキシド5.4
部及びイソプロパノール170部の溶液を、4.5時間ならび
に5.5時間かけて130℃で供給した。重合及び仕上げ処理
を実施例1と同様に行つた。透明な重合体溶液のK値は
51.9であつた。
比較例 水溶性を比較するため、EP-A104042の実施例3を追試
した。得られた重合体溶液を、本発明の実施例と同様に
水蒸気蒸留して、有機溶剤を除去した。純粋な重合体水
溶液は、K値が39.8で濁つていた。
した。得られた重合体溶液を、本発明の実施例と同様に
水蒸気蒸留して、有機溶剤を除去した。純粋な重合体水
溶液は、K値が39.8で濁つていた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アクセル・ザンナー ドイツ連邦共和国6710フランケンタール・ ロルシヤー・リング2ツエー (56)参考文献 特開 昭51−46388(JP,A) 特開 昭51−127070(JP,A) 特開 昭59−215302(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】N−ビニル−2−ピロリドンの10〜80重量
%水溶液に、単量体に対し0.1〜3重量%のジ三級ブチ
ルパーオキシドを添加し、混合物を攪拌しながら100〜1
60℃に1〜15時間保持して重合させ、その際単量体に対
し100重量%以下の調節剤を添加して、フイケンチヤー
法によるK値が10〜100である希望の分子量とすること
を特徴とする、N−ビニル−2−ピロリドンを50重量%
以上重合含有し、かつ水及び有機溶剤に澄明に溶解する
ヒドラジン不含のN−ビニル−2−ピロリドン重合体の
製法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE3642633.4 | 1986-12-13 | ||
DE19863642633 DE3642633A1 (de) | 1986-12-13 | 1986-12-13 | Verfahren zur herstellung von vinylpyrrolidon-polymerisaten |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63156810A JPS63156810A (ja) | 1988-06-29 |
JPH0819174B2 true JPH0819174B2 (ja) | 1996-02-28 |
Family
ID=6316125
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62303445A Expired - Lifetime JPH0819174B2 (ja) | 1986-12-13 | 1987-12-02 | ビニルピロリドン重合体の製法 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4816534A (ja) |
EP (1) | EP0273238B1 (ja) |
JP (1) | JPH0819174B2 (ja) |
CA (1) | CA1299315C (ja) |
DE (2) | DE3642633A1 (ja) |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5082910A (en) * | 1989-09-01 | 1992-01-21 | Isp Investments Inc. | Polymerization process using tertiary-amylperoxy pivalate as the free radical initiator |
US5159034A (en) * | 1989-09-01 | 1992-10-27 | Isp Investments Inc. | Polymerization process using tertiary-amylperoxy pivalate as the free radical initiator |
DE3931681A1 (de) * | 1989-09-22 | 1991-04-04 | Basf Ag | Verfahren zur herstellung von in wasser klaren copolymerisaten |
DE19702476A1 (de) * | 1997-01-24 | 1998-07-30 | Basf Ag | Verfahren zur Herstellung von Polymerisaten des N-Vinylcaprolactams |
DE19727476A1 (de) | 1997-06-27 | 1999-01-07 | Basf Ag | Verfahren zur Herstellung von niedermolekularen Homopolymerisaten des N-Vinylpyrrolidons |
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