JPH08191333A - ディジタル位相復調回路 - Google Patents

ディジタル位相復調回路

Info

Publication number
JPH08191333A
JPH08191333A JP290095A JP290095A JPH08191333A JP H08191333 A JPH08191333 A JP H08191333A JP 290095 A JP290095 A JP 290095A JP 290095 A JP290095 A JP 290095A JP H08191333 A JPH08191333 A JP H08191333A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
full scale
converter
output
soft decision
gain control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP290095A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuhiro Ono
光洋 小野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP290095A priority Critical patent/JPH08191333A/ja
Publication of JPH08191333A publication Critical patent/JPH08191333A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Analogue/Digital Conversion (AREA)
  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はディジタル位相復調回路に関し、軟
判定データのダイナミックレンジを拡大して復号利得の
低下を防止することを目的とする。 【構成】 ディジタル位相復調回路は、ディジタル位相
変調信号を復調して、軟判定データを出力する。自動利
得制御回路36,42〜44は、復調信号アイパターン
を上記復調信号のA/Dコンバータのフルスケールの1
/2n (nは自然数)とするように利得制御を行う。A
/Dコンバータ出力のMSB及びMSBからn+1ビッ
ト以降の所定ビットを選択し軟判定データとして出力す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディジタル位相復調回路
に関し、特にディジタル位相変調信号を復調して軟判定
データを出力する回路に関する。衛星通信などにおいて
は、中継間隔が長く受信電力が小さいために、所定の回
線符号誤り率を得るには信号電力対雑音電力(C/N
比)を小さくするために誤り訂正が用いられる。
【0002】誤り訂正方式としては、例えば畳み込み符
号化/ビタービ復号化が用いられ、ビタービ復号化では
2値の伝送信号を2値で硬判定するよりも8値で軟判定
することで大きな復号利得が得られる。この軟判定によ
る復号利得を最大に引き出すため、最適の自動利得制御
(AGC)を行う必要がある。
【0003】
【従来の技術】図8は4相フェーズシフトキーイング
(PSK)復調器のブロック図を示す。同図中、端子1
0より供給される所定周波数の4相PSK信号は帯域フ
ィルタ11を通してミキサ12に供給され、ここでシン
セサイザ13より供給される局発信号と混合され、中間
周波信号とされる。この中間周波信号は帯域フィルタ1
4を通して可変減衰器15に供給され、ここで一定レベ
ルとされてハイブリッド16に供給され、Iチャンネル
とQチャンネルとに分離される。Iチャンネル、Qチャ
ンネル夫々の信号は乗算器17,18夫々で再生キャリ
アを乗算されて復調される。
【0004】Iチャンネル、Qチャンネル夫々の復調信
号は低域フィルタ19,20で高調波成分を除去した
後、A/Dコンバータ21,22夫々で例えば8ビット
の再生データとされ、ベースバンドプロセッサ25に供
給されると共に、上位3ビットが軟判定データとして端
子23,24夫々から出力される。ベースバンドプロセ
ッサ25内のキャリア再生部26は12ビットの制御電
圧を出力し、この制御電圧はD/Aコンバータ30でア
ナログ化されてVCO(電圧制御型発振器)31に供給
され、VCOから再生キャリアが出力される。また、ク
ロック再生部27の出力する再生クロックは積分器33
を通してVCO33に供給され、VCO33は周波数が
再生クロックの2倍のサンプリングクロックを出力し、
このサンプリングクロックがA/Dコンバータ21,2
2に供給され、かつ、1/2分周器34で1/2分周さ
れてクロックとされ端子35から出力される。また、A
GC制御部28の出力する制御信号は積分器36で積分
され可変減衰器15に供給され、その減衰率が可変制御
される。
【0005】図9はAGC制御部のブロック図を示す。
同図中、端子40,41夫々より供給されるIチャンネ
ル、Qチャンネル夫々の復調信号はA/Dコンバータ2
1,22で各8ビットの再生データとされる。この再生
データは図10に示す如きストレートバイナリーであ
り、変換器42,43夫々で各8ビットの擬似極性振幅
表示に変換された後、そのMSBを削除した7ビットが
加算器44で加算される。なお、図10では3ビットの
場合について示している。加算器44出力はシフト回路
45で1/2倍され、コンパレータ46で外部設定値
(3ビットの場合は「011」)と比較される。この比
較結果は制御信号として積分器36に供給され、基準電
圧に上記比較結果を重畳した制御信号が端子47から可
変減衰器15に供給される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ここで、雑音が混入し
た4相PSK復調信号アイパターンを図11(A)に示
す如く、A/Dコンバータ21,22の入力フルスケー
ルに設定しようとすると、雑音のためフルスケールを越
える場合と越えない場合とは同一頻度となるが、A/D
コンバータ21,22の出力は、入力がそのフルスケー
ルを越えている場合にフルスケール値「1111 11
11」又は「0000 0000」として出力する。こ
のためAGC制御では、入力信号レベルがフルスケール
を越えているにも拘らずフルスケールだと低く判定し、
その結果AGC制御は発振してしまう。
【0007】この発振を避けるために、図11(B)に
示す如く、復調信号アイパターンをA/Dコンバータ2
1,22の入力フルスケールの7〜8割に設定して雑音
によりフルスケールを越えないように設定することが考
えられる。この場合はAGC制御の発振を防止できる
が、A/Dコンバータ21,22夫々が出力する8ビッ
トの値は「1100 0000」から「0011 11
11」の範囲となり、端子23,24から出力される3
ビットのIチャンネル、Qチャンネルの軟判定データは
「110」,「101」,「100」,「011」,
「010」,「001」の6値となってしまい、後段に
おけるビタービ復号利得が低下するという問題があっ
た。
【0008】本発明は上記の点に鑑みなされたもので、
軟判定データのダイナミックレンジを拡大して復号利得
の低下を防止するディジタル位相復調回路を提供するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、ディジタル位相変調信号を復調して軟判定データを
出力するディジタル位相復調回路において、復調信号ア
イパターンを上記復調信号のA/Dコンバータのフルス
ケールの1/2n (nは自然数)とするように利得制御
を行う自動利得制御回路を有し、上記A/Dコンバータ
出力のMSB及びMSBからn+1ビット以降の判定ビ
ットを選択し軟判定データとして出力する。
【0010】請求項2に記載の発明では、前記利得制御
回路は、前記A/Dコンバータ出力値と、上記A/Dコ
ンバータのフルスケールの1/2n に対応する基準値と
の比較結果に基づき利得制御を行う。請求項3に記載の
発明では、前記利得制御回路は、前記A/Dコンバータ
出力を2n 倍した値と、上記A/Dコンバータのフルス
ケールに対応する基準値との比較結果に基づき利得制御
を行う。
【0011】請求項4に記載の発明は、ディジタル位相
変調信号を復調して軟判定信号を出力するディジタル位
相復調回路において、復調信号アイパターンを上記復調
信号のA/Dコンバータのフルスケールより小さい所定
の設定値とするように利得制御を行う自動利得制御回路
と、上記フルスケールと設定値との差を上記A/Dコン
バータ出力の絶対値に加算する加算回路とを有し、上記
加算回路出力の上位ビットを選択し軟判定データとして
出力する。
【0012】
【作用】請求項1に記載の発明においては、復調信号ア
イパターンがA/Dコンバータのフルスケールの1/
2,1/4等とされるため自動利得制御の発振を防止で
き、かつA/Dコンバータ出力のMSBとn+1ビット
以降の所定ビットから軟判定データを作成するため軟判
定データは全「1」の最大値から全「1」の最小値まで
のダイナミックレンジを有し、ダイナミックレンジが従
来より拡大する。
【0013】請求項2に記載の発明においては、A/D
コンバータ出力と、A/Dコンバータのフルスケールの
1/2n に対応する基準値とを比較することにより、復
調アイパターンを上記フルスケールの1/2n とするこ
とができる。請求項3に記載の発明によれば、A/Dコ
ンバータ出力を2n 倍した値と、A/Dコンバータのフ
ルスケールに対応する基準値とを比較することにより、
復調アイパターンを上記フルスケールの1/2n とする
ことができる。
【0014】請求項4に記載の発明においては、復調信
号アイパターンがA/Dコンバータのフルスケールより
小さい設定値とされるため自動利得制御の発振を防止で
き、かつ、上記フルスケールと設定値との差をA/Dコ
ンバータ出力の絶対値に加算して、その上位ビットから
軟判定データを作製するため、軟判定データのダイナミ
ックレンジが従来より拡大する。
【0015】
【実施例】図1は本発明の第1実施例のブロック図を示
す。図1は4相PSK復調器であり、同図中、図8と同
一部分には同一符号を付す。図1において、端子10よ
り供給される所定周波数の4相PSK信号は帯域フィル
タ11を通してミキサ12に供給され、ここでシンセサ
イザ13より供給される局発信号と混合され、中間周波
数とされる。この中間周波数信号はロールオフ特性の帯
域フィルタ14で帯域制限されて可変減衰器15に供給
され、ここで一定レベルとされてハイブリッド16に供
給され、IチャンネルとQチャンネルとに分離される。
Iチャンネル、Qチャンネル夫々の信号は乗算器17,
18夫々で再生キャリアを乗算されて復調される。
【0016】Iチャンネル、Qチャンネル夫々の復調信
号は低域フィルタ19,20で高調波成分を除去した
後、A/Dコンバータ21,22夫々で8ビットの再生
データとされ、ベースバンドプロセッサ25に供給され
ると共に、上位3ビットが軟判定信号として端子23,
24夫々から出力される。ベースバンドプロセッサ25
内のキャリア再生部26は12ビットの制御電圧を出力
し、この制御電圧はD/Aコンバータ30でアナログ化
されてVCO(電圧制御型発振器)31に供給され、V
COから再生キャリアが出力される。また、クロック再
生部27の出力する再生クロックは積分器33を通して
VCO33に供給され、VCO33は周波数が再生クロ
ックの2倍のサンプリングクロックを出力し、このサン
プリングクロックがA/Dコンバータ21,22に供給
され、かつ、1/2分周器34で1/2分周されてクロ
ックとされ端子35から出力される。
【0017】一方、可変減衰器15から出力される中間
周波信号は検波器50に供給され、ここでピーク検波さ
れる。この検波値は比較器51において外部設定値と比
較される。この外部設定値はIチャンネル、Qチャンネ
ルの復調信号振幅がA/Dコンバータ21,22の入力
フルスケールと一致するように設定する。比較器51は
検波値が外部設定値以下のときHレベルで、検波値が外
部設定値を越えたときLレベルの制御信号を出力する。
この制御信号は積分器52で積分されて可変減衰器15
に供給され、可変減衰器15の減衰率が可変制御され
る。
【0018】この実施例では、中間周波信号の検波値に
よってAGC制御を行っている。従って、図11(A)
に示す如く雑音が混入した4相PSK復調信号アイパタ
ーンをA/Dコンバータ21,22の入力フルスケール
に設定した場合も、中間周波信号によるAGC制御は発
振することがない。
【0019】図2は本発明の第2実施例のブロック図を
示す。第2実施例では4相PSK復調器の構成は図8と
略同一であり、ベースバンドプロセッサ25中のAGC
制御部が図2の構成である。但しA/Dコンバータ2
1,22の代りに9ビット出力のA/Dコンバータ6
0,61が用いられる。図2において、端子58,59
夫々より供給されるIチャンネル、Qチャンネル夫々の
復調信号はA/Dコンバータ60,61夫々で従来より
1ビット多い9ビットの再生データとされる。このスト
レートバイナリーの再生データは変換器62,63夫々
で各9ビットの擬似極性振幅表示に変換された後、その
MSBを削除した8ビットが加算器64で加算される。
加算器64の出力する9ビットの信号はシフト回路65
で1/2倍され、コンパレータ66でA/Dコンバータ
60,61夫々のフルスケールの1/2に対応する外部
設定値「0111 1111」と比較される。なお、後
述の如く、復調信号アイパターンはA/Dコンバータ6
0,61のフルスケールの1/2とされるため、A/D
コンバータ60,61夫々が出力する9ビットの再生デ
ータのうち実質的に意味を持つのは8ビットであり、こ
の実質的に8ビットの再生データをキャリア再生部26
やクロック再生部27で使用したいために、A/Dコン
バータ60,61を9ビット構成としている。また、変
換器62,63夫々の9ビットの出力データのうち意味
を持つのは8ビットであり、加算器64の9ビットの出
力データのうち意味を持つのは8ビットであり、シフト
回路65の8ビットの出力データのうち実質的に意味を
持つのは7ビットである。この比較結果は制御信号とし
て積分器36に供給され、基準電圧に上記比較結果を重
畳した制御信号が端子67から可変減衰器15に供給さ
れる。
【0020】このように、外部設定値を「0111 1
111」としているため、4相PSK復調信号アイパタ
ーンは図3に示す如くA/Dコンバータ60,61夫々
のフルスケールの1/2(ハーフスケール)に設定され
る。ここでIチャンネル、Qチャネル夫々の軟判定デー
タはA/Dコンバータ60,61夫々の出力する9ビッ
トの再生データのうち、上位3ビットの代りに、第1ビ
ット(MSB)及び第3ビット及び第4ビットの3ビッ
トを取り出して端子23,24から出力する。A/Dコ
ンバータ60,61の出力する図4(A)に示す9ビッ
トの最大値「10111 1111」に対応する軟判定
データは「111」とされ、図4(B)に示す9ビット
の最小値「01000 0000」に対応する軟判定デ
ータは「000」となる。つまり、軟判定データは「1
11」から「000」までの8値となるため、後段のビ
タービ復号利得が低下することはない。
【0021】なお、上記実施例ではアイパターンをA/
Dコンバータ60,61のフルスケールの1/2として
いるが、1/4又は1/8としても良い。アイパターン
がフルスケールの1/4の場合は、A/Dコンバータ6
0,61の出力する9ビットの再生データのうち第1ビ
ット、第4ビット、第5ビットを軟判定データとして出
力し、アイパターンがフルスケールの1/8の場合は、
A/Dコンバータ60,61の出力する9ビットの再生
データのうち第1ビット、第5ビット、第6ビットを軟
判定データとして出力する。
【0022】図5は図2の変形例のブロック図を示す。
第5において、端子58,59夫々より供給されるIチ
ャンネル、Qチャンネル夫々の復調信号はA/Dコンバ
ータ60,61夫々で従来より1ビット多い9ビットの
再生データとされる。このストレートバイナリーの再生
データは変換器62,63夫々で各9ビットの擬似極性
振幅表示に変換された後、そのMSBを削除した8ビッ
トが加算器64で加算される。加算器64の出力する9
ビットの信号のうちMSBを除く8ビットがコンパレー
タ66でA/Dコンバータ60,61夫々のフルスケー
ルに対応する外部設定値「1111 1111」と比較
される。この比較結果は制御信号として積分器36に供
給され、基準電圧に上記比較結果を重畳した制御信号が
端子67から可変減衰器15に供給される。
【0023】この変形例では、図2におけるシフト回路
65を除去することによりコンパレータ66に供給する
データを2倍しており、これに対応して外部設定値をA
/Dコンバータ60,61夫々のフルスケールに対応さ
せており、この変形例の動作は図2の第2実施例と同一
であり、シフト回路65を削除しただけ回路構成が簡単
となる。
【0024】図6は本発明の第3実施例の要部のブロッ
ク図を示す。この第3実施例の4相PSK復調器の構成
は図8とほとんど同一であり、図6に示す加算器70,
71と減算器72とが付加されている。AGC制御部2
8によるAGC制御については図9と同一構成である。
【0025】図6において、端子73にはA/Dコンバ
ータのフルスケールに対応する擬似極性振幅表示の7ビ
ットの値「111 1111」が入来し、端子74から
は7ビットの外部設定値が入来する。外部設定値はAG
C制御の発振を避けるために図7(A)に示す如くアイ
パターンをA/Dコンバータ21,22の入力フルスケ
ールの7〜8割に設定する擬似極性振幅表示の値であ
り、例えば「101 1111」である。減算器72は
双方の値を減算して差D、例えばD=「010000
0」を得て、加算器70,71夫々に供給する。
【0026】加算器70,71夫々にはA/Dコンバー
タ21,22夫々の出力するストレートバイナリー8ビ
ットの再生データが供給されており、この再生データに
差Dを加算する。差Dは擬似極性振幅表示であるため、
2の補数表示にする必要があり、このため再生データの
極性を表わすMSBをインバータ75,76夫々で反転
して差DのMSBとする。これによって加算器70,7
1のストレートバイナリー表示8ビットの値を出力し、
このうち上位3ビットをIチャンネル、Qチャンネル夫
々の軟判定データとして端子23,24より出力する。
【0027】この場合、図7(A)に示すアイパターン
は同図(B)に示す如くオフセットを付加された状態と
なり、軟判定データは「000」〜「111」までとな
る。ただし、軟判定データ「101」〜「011」の範
囲は存在しないことになる。この場合も軟判定データは
6値であるがダイナミックレンジが大となるため後段の
軟判定利得の低下はほとんどない。
【0028】
【発明の効果】上述の如く、請求項1に記載の発明によ
れば、復調信号アイパターンがA/Dコンバータのフル
スケールの1/2,1/4等とされるため自動利得制御
の発振を防止でき、かつA/Dコンバータ出力のMSB
とn+1ビット以降の所定ビットから軟判定データを作
成するため軟判定データは全「1」の最大値から全
「1」の最小値までのダイナミックレンジを有し、ダイ
ナミックレンジが従来より拡大し、後段での復号利得の
低下を防止できる。
【0029】また、請求項2に記載の発明によれば、A
/Dコンバータ出力と、A/Dコンバータのフルスケー
ルの1/2n に対応する基準値とを比較することによ
り、復調アイパターンを上記フルスケールの1/2n
することができる。また、請求項3に記載の発明によれ
ば、A/Dコンバータ出力を2n 倍した値と、A/Dコ
ンバータのフルスケールに対応する基準値とを比較する
ことにより、復調アイパターンを上記フルスケールの1
/2n とすることができる。
【0030】請求項4に記載の発明においては、復調信
号アイパターンがA/Dコンバータのフルスケールより
小さい設定値とされるため自動利得制御の発振を防止で
き、かつ、上記フルスケールと設定値との差をA/Dコ
ンバータ出力の絶対値に加算して、その上位ビットから
軟判定データを作製するため、軟判定データのダイナミ
ックレンジが従来より拡大し、実用上きわめて有用であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の4相PSK復調器のブロック図であ
る。
【図2】本発明のAGC制御部のブロック図である。
【図3】図2の回路を説明するための図である。
【図4】図2の回路を説明するための図である。
【図5】本発明のAGC制御部のブロック図である。
【図6】本発明の4相PSK復調器の要部のブロック図
である。
【図7】図6の回路を説明するための図である。
【図8】4相PSK復調器のブロック図である。
【図9】従来のAGC制御部のブロック図である。
【図10】ストレートバイナリーと擬似極性振幅表示と
の関係を示す図である。
【図11】図9の回路を説明するための図である。
【符号の説明】
15 可変減衰器 16 ハイブリッド 17,18 乗算器 19,20 低域フィルタ 21,22,60,61 A/Dコンバータ 25 ベースバンドプロセッサ 26 キャリア再生部 27 クロック再生部 28 AGC制御部 36,52 積分器 50 検波器 51 比較器 62,63 変換器 64,70,71 加算器 65 シフトレジスタ 66 コンパレータ 72 減算器

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタル位相変調信号を復調して軟判
    定データを出力するディジタル位相復調回路において、 復調信号アイパターンを上記復調信号のA/Dコンバー
    タのフルスケールの1/2n (nは自然数)とするよう
    に利得制御を行う自動利得制御回路を有し、 上記A/Dコンバータ出力のMSB及びMSBからn+
    1ビット以降の所定ビットを選択し軟判定データとして
    出力することを特徴とするディジタル位相復調回路。
  2. 【請求項2】 前記利得制御回路は、前記A/Dコンバ
    ータ出力値と、上記A/Dコンバータのフルスケールの
    1/2n に対応する基準値との比較結果に基づき利得制
    御を行うことを特徴とする請求項1記載のディジタル位
    相復調回路。
  3. 【請求項3】 前記利得制御回路は、前記A/Dコンバ
    ータ出力を2n 倍した値と、上記A/Dコンバータのフ
    ルスケールに対応する基準値との比較結果に基づき利得
    制御を行うことを特徴とする請求項1記載のディジタル
    位相復調回路。
  4. 【請求項4】 ディジタル位相変調信号を復調して軟判
    定信号を出力するディジタル位相復調回路において、 復調信号アイパターンを上記復調信号のA/Dコンバー
    タのフルスケールより小さい所定の設定値とするように
    利得制御を行う自動利得制御回路と、 上記フルスケールと設定値との差を上記A/Dコンバー
    タ出力の絶対値に加算する加算回路とを有し、 上記加算回路出力の上位ビットを選択し軟判定データと
    して出力することを特徴とするディジタル位相復調回
    路。
JP290095A 1995-01-11 1995-01-11 ディジタル位相復調回路 Withdrawn JPH08191333A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP290095A JPH08191333A (ja) 1995-01-11 1995-01-11 ディジタル位相復調回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP290095A JPH08191333A (ja) 1995-01-11 1995-01-11 ディジタル位相復調回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08191333A true JPH08191333A (ja) 1996-07-23

Family

ID=11542236

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP290095A Withdrawn JPH08191333A (ja) 1995-01-11 1995-01-11 ディジタル位相復調回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08191333A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7643585B2 (en) 2005-11-18 2010-01-05 Denso Corporation Method for correcting soft decision value, computer program product for the same, and reception apparatus for the same

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7643585B2 (en) 2005-11-18 2010-01-05 Denso Corporation Method for correcting soft decision value, computer program product for the same, and reception apparatus for the same

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0799530A2 (en) Dual-mode fm/cdma communication system
JP2000049882A (ja) クロック同期回路
US4665532A (en) Radio communication system
JPH0379904B2 (ja)
JPH08191333A (ja) ディジタル位相復調回路
JP3643993B2 (ja) 復調回路
JP2570126B2 (ja) 復調装置
JPH05211535A (ja) 復調器のafc回路
JPH05129862A (ja) 受信用agc回路
JP3695920B2 (ja) 搬送波再生回路および搬送波再生方法
JP4307746B2 (ja) 搬送波再生回路および復調装置
JP3342892B2 (ja) デジタル変調波の搬送波再生回路
JPH09130440A (ja) 検波回路装置
JP2795761B2 (ja) Msk信号復調回路
JP3167341B2 (ja) 連続位相変調信号復調回路
JP2850557B2 (ja) 自動干渉除去装置
JPS6330049A (ja) Msk復調回路
JP4006690B2 (ja) 復調装置及び復調方法
JPH0685860A (ja) Psk復調器
JPH0637742A (ja) クロック再生回路
JPH0955771A (ja) ディジタル伝送信号復調システム
JPH05304542A (ja) 復調方法及び復調器
JP5269751B2 (ja) 復調装置
JPH0927829A (ja) クロック再生回路およびこれを用いた受信装置
JPH03254256A (ja) 多値数可変変復調器

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20020402