JPH08190066A - 光走査装置 - Google Patents

光走査装置

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JPH08190066A
JPH08190066A JP351495A JP351495A JPH08190066A JP H08190066 A JPH08190066 A JP H08190066A JP 351495 A JP351495 A JP 351495A JP 351495 A JP351495 A JP 351495A JP H08190066 A JPH08190066 A JP H08190066A
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JP
Japan
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mirror
light
motor
rotation axis
scanning
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Application number
JP351495A
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English (en)
Inventor
Kazunori Murakami
和則 村上
Tomonori Ikumi
智則 伊久美
Masayuki Satomi
真幸 里美
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TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
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Abstract

(57)【要約】 【目的】回転反射体を回転駆動するモータを水平に配置
し、結像面に対して上方から走査光を当てる構成におい
て、使用するミラーの数を減らす。 【構成】半導体レーザ発振器11からのレーザ光を反射
ミラー部材14の第1の反射面14aで反射してスキャ
ナモータ15により回転する直角反射プリズム16の反
射面に対してモータの回転軸15bに平行に入射する。
この入射する光は、直角プリズムにより、モータの回転
軸に垂直な方向で、かつこの垂直な平面において左右に
走査する偏向走査光に変換される。この走査光は、メニ
スカスレンズ17を通過して折返しミラー18に反射
し、このミラーにて鋭角に折返えされた後、反射ミラー
部材14の第2の反射面14bに反射してモータの回転
軸に略平行な走査光として感光体ドラム19の感光面に
集光する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザプリンタ、レー
ザファクシミリ、デジタル複写機等のレーザ露光式電子
写真プロセスの露光部に使用する光走査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、レーザプリンタに使用する光走
査装置は、レーザ光を偏向走査し感光体に結像させて露
光を行い、画像情報を静電潜像として感光体に記録する
作用を行うが、このような光走査装置では主走査・副走
査像面湾曲、走査線湾曲、fθ誤差、面倒れ等の各光学
収差の補正を純光学的に行うことが一般的で、複数枚の
fθレンズと面倒れ補正シリンダー状レンズを組合わせ
る構造が知られている。また光学系を簡単にするため、
fθレンズの1面をトーリック面にして面倒れ補正まで
fθレンズで行うものも知られている。
【0003】しかし、fθレンズは大きく、またコスト
も高く、このためfθレンズを使用せず楕円筒ポリゴン
ミラーと両面非球面補正レンズの組合わせで光学収差補
正を行うものも知られている。
【0004】また、光学収差のうち、fθ誤差(レーザ
光を一定角速度で走査した場合に走査面上でのレーザ光
の走査速度が走査位置によって変化するため、画素の間
隔が一定にならないという誤差)については電気的補正
により行い、その他の収差を光学的に補正するものも知
られている。
【0005】例えば、本発明者等は、fθ誤差を電気的
補正により行い、半導体レーザからのレーザ光をコリメ
ータレンズで略平行光束にした後、反射ミラーで反射し
てプリズム状反射体を回転するスキャナモータの回転軸
に平行に光線を折曲げてプリズム状反射体の反射面に当
て、この反射体でスキャナモータの回転軸に垂直な平面
において走査する光に偏向し、この偏向走査光をメニス
カスレンズを介して結像面に集光させるようにし、半導
体レーザ、コリメータレンズ、反射ミラー、プリズム状
反射体、スキャナモータ及びメニスカスレンズを筐体に
一体化して小形化を図った光走査装置を提案し出願し
た。(特願平4−328108号) このような光走査装置において、スキャナモータの回転
軸や回転軸を支持するベアリングに偏荷重が掛からない
ようスキャナモータを水平に配置し、結像面である感光
体ドラムの感光面に対して上方から走査光を当てるよう
に構成するには、例えば図11に示すように、半導体レ
ーザ発振器1からのレーザ光を反射ミラー2で反射し、
スキャナモータ3により回転するプリズム状反射体4で
偏向走査光とした後、メニスカスレンズ5を介して筐体
6の外部に配置した第1、第2、第3の折返しミラー
7,8,9で順次折返して感光体ドラム10の感光面に
上方から当てる必要がある。
【0006】また、装置の上下を逆にした場合は、図1
2に示すように、やはり外部に3枚の折返しミラー7,
8,9を配置する必要がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このように走
査光を感光体ドラムの感光面に上方から当てる場合に、
外部に折返しミラーを3枚も使用したのでは、比較的高
価なミラーを多数使用することになりコストアップにな
る。また、ミラーの配置精度の影響による走査光の曲り
やビーム径のばらつき、反射率の影響による露光エネル
ギーの低下やばらつきなどの弊害が発生する。
【0008】そこで本発明は、回転反射体を回転駆動す
るモータを水平に配置し、結像面に対して上方から走査
光を当てる構成において、使用するミラーの数を減らす
ことができ、従って、走査光の曲りやビーム径のばらつ
き、露光エネルギーの低下やばらつきなどの弊害を極力
防止できるとともにコスト低下を図ることができる光走
査装置を提供する。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1対応の発明は、
記録情報に基づいてオン、オフするレーザ光を出射する
レーザ光出射手段と、モータで回転し、このモータの回
転軸に平行に入射する光をその回転軸に垂直な方向に偏
向し、かつその垂直な平面において走査する1面又は複
数面の反射面を有する回転反射体と、この回転反射体か
らの走査光を結像面に集光する集光レンズとを装置本体
に組込んでなる光走査装置において、装置本体に組込ま
れ、レーザ光出射手段からのレーザ光を反射して回転反
射体の反射面にモータの回転軸に平行に入射させる第1
の反射ミラーと、集光レンズを通過した走査光を反射し
て鋭角に折返す折返しミラーと、第1の反射ミラーの裏
面に位置して装置本体に組込まれ、折返しミラーからの
反射走査光をさらに反射してモータの回転軸に略平行な
走査光として結像面に導く第2の反射ミラーとを設けた
ものである。
【0010】請求項2対応の発明は、記録情報に基づい
てオン、オフするレーザ光を出射する半導体レーザ発振
器と、モータで回転し、このモータの回転軸に平行に入
射する光をその回転軸に垂直な方向に偏向し、かつその
垂直な平面において走査する1面又は複数面の反射面を
有する回転反射体と、この回転反射体からの走査光を結
像面に集光する集光レンズとを装置本体に組込んでなる
光走査装置において、集光レンズを通過した走査光を反
射して鋭角に折返す折返しミラーと、装置本体に組込ま
れ、半導体レーザ発振器からのレーザ光を反射して回転
反射体の反射面にモータの回転軸に平行に入射させる第
1の反射面を一面側に形成すると共に折返しミラーから
の反射走査光をさらに反射してモータの回転軸に略平行
な走査光として結像面に導く第2の反射面を他面側に形
成し、かつ一端部に透光部を形成した反射ミラー部材
と、半導体レーザ発振器を固定した回路基板に配置し、
結像面でのレーザ光照射の位置決めを行うための位置検
知を行う位置検知センサと、反射ミラー部材の一端部に
スライド自在に取付けたミラー取付部材と、このミラー
取付部材に反射角度調整可能に取付け、折返しミラーか
らの反射走査光を反射して位置検知センサに導くセンサ
用反射ミラーとを設けたものである。
【0011】請求項3対応の発明は、記録情報に基づい
てオン、オフするレーザ光を出射する半導体レーザ発振
器と、モータで回転し、このモータの回転軸に平行に入
射する光をその回転軸に垂直な方向に偏向し、かつその
垂直な平面において走査する1面又は複数面の反射面を
有する回転反射体と、この回転反射体からの走査光を結
像面に集光する集光レンズとを装置本体に組込んでなる
光走査装置において、集光レンズを通過した走査光を反
射して鋭角に折返す折返しミラーと、装置本体に組込ま
れ、半導体レーザ発振器からのレーザ光を反射して回転
反射体の反射面にモータの回転軸に平行に入射させる第
1の反射面を一面側に形成すると共に折返しミラーから
の反射走査光をさらに反射してモータの回転軸に略平行
な走査光として結像面に導く第2の反射面を他面側に形
成した反射ミラー部材と、この反射ミラー部材の一端部
にスライド自在に取付けたセンサ取付部材と、このセン
サ取付部材に折返しミラーからの反射走査光を受光可能
に取付け、結像面でのレーザ光照射の位置決めを行うた
めの位置検知を行う位置検知センサとを設けたものであ
る。
【0012】
【作用】請求項1対応の発明においては、レーザ光出射
手段からのレーザ光は、第1の反射ミラーで反射した
後、回転反射体の反射面に反射してモータの回転軸に垂
直な偏向走査光となる。この偏向走査光は、集光レンズ
を通過した後、折返しミラーにより鋭角に折返され、さ
らに第2の反射ミラーに反射してモータの回転軸に略平
行な走査光として結像面に導かれる。
【0013】請求項2対応の発明においては、半導体レ
ーザ発振器からのレーザ光は、反射ミラー部材の第1の
反射面で反射した後、回転反射体の反射面に反射してモ
ータの回転軸に垂直な偏向走査光となる。この偏向走査
光は、集光レンズを通過した後、折返しミラーにより鋭
角に折返され、さらに反射ミラー部材の第2の反射面に
反射してモータの回転軸に略平行な走査光として結像面
に導かれる。また、折返しミラーにより鋭角に折返され
た偏向走査光は、反射ミラー部材の一端部においてセン
サ用反射ミラーに反射して位置検知センサに導かれる。
【0014】請求項3対応の発明においては、半導体レ
ーザ発振器からのレーザ光は、反射ミラー部材の第1の
反射面で反射した後、回転反射体の反射面に反射してモ
ータの回転軸に垂直な偏向走査光となる。この偏向走査
光は、集光レンズを通過した後、折返しミラーにより鋭
角に折返され、さらに反射ミラー部材の第2の反射面に
反射してモータの回転軸に略平行な走査光として結像面
に導かれる。また、折返しミラーにより鋭角に折返され
た偏向走査光は、反射ミラー部材の一端部において位置
検知センサにより受光される。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0016】(第1の実施例)この実施例は請求項1に
対応した実施例である。
【0017】図1及び図2に示すように、レーザ光出射
手段である半導体レーザ発振器11からのレーザ光を収
束レンズ12で発散気味の光束に変換させた後スリット
13で円形のビームに整形し、そのビームを反射ミラー
部材14の一面側に形成した第1の反射面(第1の反射
ミラー)14aに反射させ直角に光路を変更させた後、
スキャナモータ15のロータ15aの回転軸15b上に
配置されている回転反射体である直角反射プリズム16
の2つの45度反射面に照射させている。
【0018】前記直角プリズム16は、互いに直交する
単辺側の2つの面を反射面とし、かつこの2つの反射面
と対向した長辺側の面の中心をスキャナモータ15の回
転軸15bに合わせて配置し、前記第1の反射面14a
からの反射光をスキャナモータ15の回転軸15bから
数mm程度離れてその回転軸15bに平行に入射してい
る。
【0019】前記スキャナモータ15は、ロータ15a
にマグネット15cを一体に取付けている。前記回転軸
15bは、ベース部も兼ねるステータ部材15dにボー
ルベアリング15eを介して回転自在に取付けている。
【0020】前記ステータ部材15dには、スペーサ1
5fを介して回路基板15gを固定し、この回路基板1
5gの前記マグネット15cと対向した部位の裏面側に
コイル15hを取付けている。
【0021】前記第1の反射面14aからの反射光は前
記スキャナモータ15により回転駆動する直角反射プリ
ズム16の反射面で反射してスキャナモータ15の回転
軸15bに垂直な方向に偏向し、この垂直な平面におい
て左右に走査する偏向走査光に変換するようになってい
る。
【0022】そしてこの偏向走査光は、近傍に配置した
集光レンズである入射面よりも出射面の曲率半径が小さ
く、結像面側に向かって凸のメニスカスレンズ17に入
射している。
【0023】前記メニスカスレンズ17を通過した偏向
走査光を折返しミラー18に反射して鋭角に折返し、こ
の折返した偏向走査光を前記反射ミラー部材14の他面
側に形成した第2の反射面(第2の反射ミラー)14b
に反射させて前記スキャナモータ15の回転軸15bに
略平行な偏向走査光として結像面である感光体ドラム1
9の感光面に集光させるようになっている。
【0024】前記半導体レーザ発振器11、収束レンズ
12及びスリット13は光出射ユニット20として一体
化している。
【0025】そして、前記光出射ユニット20、前記反
射ミラー部材14、前記メニスカスレンズ17及び前記
折返しミラー18を、例えば合成樹脂等からなり、モー
タ15のステータ部材15dと共に装置本体のケースを
構成するハウジング21にそれぞれ固定している。前記
ハウジング21は前記スキャナモータ15のステータ部
材15dの周縁部に固定する。
【0026】前記反射ミラー部材14の第1の反射面1
4aは光出射ユニット20からのレーザ光を前記直角反
射プリズム16の反射面に導くためのもので面の幅は小
さくてよく、また、第2の反射面14bは前記折返しミ
ラー18によって折返した偏向走査光を反射するもので
面の幅は走査をカバーできるようにかなり大きくなって
いる。
【0027】このような構成の実施例では、光出射ユニ
ット20からのレーザ光は、反射ミラー部材14の第1
の反射面14aに反射してスキャナモータ15の回転軸
15bに平行な光となって直角反射プリズム16の反射
面に導かれ、この直角反射プリズム16によりスキャナ
モータ15の回転軸15bに垂直な平面において走査す
る偏向走査光に変換される。
【0028】この偏向走査光は、メニスカスレンズ17
を通過した後、折返しミラー18によって鋭角に折返え
され反射ミラー部材14の第2の反射面14bに導かれ
る。第2の反射面14bは折返しミラー18からの偏向
走査光を反射してスキャナモータ15の回転軸15bに
略平行な面で走査する走査光に変え、感光体ドラム19
の感光面に対して略真上から走査光を照射する。
【0029】このようしてスキャナモータ15は感光体
ドラム19の上方において水平に配置され、従って、回
転軸15bは垂直に配置される。従って、スキャナモー
タ15の回転軸15bやボールベアリング15eに偏荷
重がかかることはない。
【0030】そして使用するミラーは両面に反射面14
a,14bを形成した反射ミラー部材14の他は折返し
ミラー18のみであり、全体としてミラー数を減らすこ
とができる。
【0031】従って、走査光の曲りやビーム径のばらつ
き、露光エネルギーの低下やばらつきなどの弊害を極力
防止できるとともにコスト低下を図ることができる。
【0032】なお、この実施例では反射ミラー部材14
の一面側に第1の反射面14aを形成し、他面側に第2
の反射面14bを形成したが必ずしもこれに限定するも
のではなく、第1の反射面に代わって単体の第1の反射
ミラーを使用し、第2の反射面に代わって単体の第2の
反射ミラーを使用し、これを互いに張合わせてもよい。
【0033】(第2の実施例)この実施例は請求項2に
対応した実施例である。なお、前記実施例と同一の部分
には同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
【0034】これは図3及び図4に示すように、反射ミ
ラー部材14の一端部に円柱状のミラー取付部材31を
スライド自在に取付け、そのミラー取付部材31の内側
の端面にセンサ用反射ミラー32を反射角度調整可能に
取付けている。
【0035】すなわち、図5に示すように、反射ミラー
部材14の第1の反射面14aは中央部に幅2Aで形成
し、第2の反射面14bは中央部から端部に亘って幅2
B(A<B)で形成し、第2の反射面14bの端から反
射ミラー部材14の端までの幅Cを透光部14cとして
いる。そして、この透光部14cをミラー取付部材31
に設けた嵌合孔31aに嵌合してミラー取付部材31を
反射ミラー部材14に対してスライド自在に取り付けて
いる。
【0036】前記センサ用反射ミラー32は三角形状の
ミラー固定台の傾斜面にミラー面を形成し、このミラー
固定台の底面中央に回動軸32aを設け、この回動軸3
2aをミラー取付部材31の端面に設けた軸受孔31b
に挿入して取り付け、回動軸32aを中心にミラー全体
を回動することにより反射角度を調整できるようになっ
ている。なお、ミラー固定台の傾斜面にミラー面を形成
する場合、ミラー板を貼付けても、また、蒸着で形成し
てもよい。
【0037】半導体レーザ発振器11の信号入力端子を
回路基板33の略中央部に固定し、この回路基板33の
端部に感光体ドラム19でのレーザ光照射の主走査方向
の位置決めを行うための位置検知を行う位置検知センサ
34を固定している。
【0038】そして、図6に示すように、折返しミラー
18によって鋭角に折返えされた偏向走査光が反射ミラ
ー部材14の第2の反射面14bから外れた位置を走査
するとき、透光部14cを通過した光を前記センサ用反
射ミラー32で反射して前記位置検知センサ34に導く
ようになっている。
【0039】このような構成の実施例では、ミラー取付
部材31を反射ミラー部材14に対してスライドさせ、
かつセンサ用反射ミラー32を回動させることによって
折返しミラー18からの走査光を位置検知センサ34に
導く角度調整を容易に行うことができる。
【0040】なお、この実施例においても前記実施例と
同様、全体としてミラー数を減らすことができ、走査光
の曲りやビーム径のばらつき、露光エネルギーの低下や
ばらつきなどの弊害を極力防止できるとともにコスト低
下を図ることができる。
【0041】(第3の実施例)この実施例は請求項3に
対応した実施例である。なお、前記実施例と同一の部分
には同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
【0042】これは図7及び図8に示すように、反射ミ
ラー部材141の一端部に円柱状のセンサ取付部材41
をスライド自在に取付け、そのセンサ取付部材41の内
側の端面に位置検知センサ42を取付けている。そし
て、位置検知センサ42の出力端子と回路基板33とを
信号線43で電気的に接続している。
【0043】すなわち、図9に示すように、反射ミラー
部材141の第1の反射面141aは中央部に幅2Aで
形成し、第2の反射面141bは全面に亘って幅2D
(A<D)で形成している。そして、この反射ミラー部
材141の端部をセンサ取付部材41に設けた嵌合孔4
1aに嵌合してセンサ取付部材41を反射ミラー部材1
41に対してスライド自在に取り付けている。
【0044】前記位置検知センサ42は2本の足42a
を前記センサ取付部材41の端面に設けた孔41bに挿
入して固定している。
【0045】前記位置検知センサ42は、図10に示す
ように、主走査方向に短く、副走査方向に長いスリット
44を手前に配置し、走査光の面倒れの影響による位置
検知センサ42の検知位置ずれを防止するようにしてい
る。
【0046】なお、位置検知センサ42は光路が短くな
る分、走査光の収束が不十分となるので、走査光をレン
ズで絞り込んで位置検知センサ42に入射させるとよ
い。
【0047】このような構成の実施例では、センサ取付
部材41を反射ミラー部材141に対してスライドさせ
ることによって位置検知センサ42が走査光を検知する
タイミングを可変できるので、感光体ドラム19上での
静電潜像の書出し位置の調整が容易にできる。
【0048】なお、この実施例においても前記実施例と
同様、全体としてミラー数を減らすことができ、走査光
の曲りやビーム径のばらつき、露光エネルギーの低下や
ばらつきなどの弊害を極力防止できるとともにコスト低
下を図ることができる。
【0049】
【発明の効果】以上、本発明によれば、回転反射体を回
転駆動するモータを水平に配置し、結像面に対して上方
から走査光を当てる構成において、使用するミラーの数
を減らすことができ、従って、走査光の曲りやビーム径
のばらつき、露光エネルギーの低下やばらつきなどの弊
害を極力防止できるとともにコスト低下を図ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すハウジングを省い
た装置本体の平面図。
【図2】同実施例の全体の構成を示す断面図。
【図3】本発明の第2の実施例を示すハウジングを省い
た装置本体の平面図。
【図4】同実施例の全体の構成を示す断面図。
【図5】同実施例の反射ミラー部材、ミラー取付部材及
びセンサ用反射ミラーの構成を示す分解斜視図。
【図6】同実施例の反射ミラー部材、センサ用反射ミラ
ー及び位置検知センサに対する光路を示す部分拡大図。
【図7】本発明の第3の実施例を示すハウジングを省い
た装置本体の平面図。
【図8】同実施例の全体の構成を示す断面図。
【図9】同実施例の反射ミラー部材、センサ取付部材及
び位置検知センサの構成を示す分解斜視図。
【図10】同実施例の反射ミラー部材及び位置検知セン
サに対する光路を示す部分拡大図。
【図11】従来のミラー配置の一例を示す図。
【図12】従来のミラー配置の他の例を示す図。
【符号の説明】
11…半導体レーザ発振器 14…反射ミラー部材 14a…第1の反射面 14b…第2の反射面 15…スキャナモータ 16…直角反射プリズム 17…メニスカスレンズ 18…折返しミラー 19…感光体ドラム

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録情報に基づいてオン、オフするレー
    ザ光を出射するレーザ光出射手段と、モータで回転し、
    このモータの回転軸に平行に入射する光をその回転軸に
    垂直な方向に偏向し、かつその垂直な平面において走査
    する1面又は複数面の反射面を有する回転反射体と、こ
    の回転反射体からの走査光を結像面に集光する集光レン
    ズとを装置本体に組込んでなる光走査装置において、 前記装置本体に組込まれ、前記レーザ光出射手段からの
    レーザ光を反射して前記回転反射体の反射面に前記モー
    タの回転軸に平行に入射させる第1の反射ミラーと、前
    記集光レンズを通過した走査光を反射して鋭角に折返す
    折返しミラーと、前記第1の反射ミラーの裏面に位置し
    て前記装置本体に組込まれ、前記折返しミラーからの反
    射走査光をさらに反射して前記モータの回転軸に略平行
    な走査光として前記結像面に導く第2の反射ミラーとを
    設けたことを特徴とする光走査装置。
  2. 【請求項2】 記録情報に基づいてオン、オフするレー
    ザ光を出射する半導体レーザ発振器と、モータで回転
    し、このモータの回転軸に平行に入射する光をその回転
    軸に垂直な方向に偏向し、かつその垂直な平面において
    走査する1面又は複数面の反射面を有する回転反射体
    と、この回転反射体からの走査光を結像面に集光する集
    光レンズとを装置本体に組込んでなる光走査装置におい
    て、 前記集光レンズを通過した走査光を反射して鋭角に折返
    す折返しミラーと、前記装置本体に組込まれ、前記半導
    体レーザ発振器からのレーザ光を反射して前記回転反射
    体の反射面に前記モータの回転軸に平行に入射させる第
    1の反射面を一面側に形成すると共に前記折返しミラー
    からの反射走査光をさらに反射して前記モータの回転軸
    に略平行な走査光として前記結像面に導く第2の反射面
    を他面側に形成し、かつ一端部に透光部を形成した反射
    ミラー部材と、前記半導体レーザ発振器を固定した回路
    基板に配置し、前記結像面でのレーザ光照射の位置決め
    を行うための位置検知を行う位置検知センサと、前記反
    射ミラー部材の一端部にスライド自在に取付けたミラー
    取付部材と、このミラー取付部材に反射角度調整可能に
    取付け、前記折返しミラーからの反射走査光を反射して
    前記位置検知センサに導くセンサ用反射ミラーとを設け
    たことを特徴とする光走査装置。
  3. 【請求項3】 記録情報に基づいてオン、オフするレー
    ザ光を出射する半導体レーザ発振器と、モータで回転
    し、このモータの回転軸に平行に入射する光をその回転
    軸に垂直な方向に偏向し、かつその垂直な平面において
    走査する1面又は複数面の反射面を有する回転反射体
    と、この回転反射体からの走査光を結像面に集光する集
    光レンズとを装置本体に組込んでなる光走査装置におい
    て、 前記集光レンズを通過した走査光を反射して鋭角に折返
    す折返しミラーと、前記装置本体に組込まれ、前記半導
    体レーザ発振器からのレーザ光を反射して前記回転反射
    体の反射面に前記モータの回転軸に平行に入射させる第
    1の反射面を一面側に形成すると共に前記折返しミラー
    からの反射走査光をさらに反射して前記モータの回転軸
    に略平行な走査光として前記結像面に導く第2の反射面
    を他面側に形成した反射ミラー部材と、この反射ミラー
    部材の一端部にスライド自在に取付けたセンサ取付部材
    と、このセンサ取付部材に前記折返しミラーからの反射
    走査光を受光可能に取付け、前記結像面でのレーザ光照
    射の位置決めを行うための位置検知を行う位置検知セン
    サとを設けたことを特徴とする光走査装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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