JPH08189483A - コンプレッサ - Google Patents

コンプレッサ

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JPH08189483A
JPH08189483A JP69795A JP69795A JPH08189483A JP H08189483 A JPH08189483 A JP H08189483A JP 69795 A JP69795 A JP 69795A JP 69795 A JP69795 A JP 69795A JP H08189483 A JPH08189483 A JP H08189483A
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JP
Japan
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compressor
seal
rotor
pressure reducing
housing
Prior art date
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Pending
Application number
JP69795A
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English (en)
Inventor
Masao Teraoka
正夫 寺岡
Masao Tateno
正夫 舘野
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GKN Driveline Japan Ltd
Original Assignee
Tochigi Fuji Sangyo KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 安価なシールを用いて充分なシール性とシー
ル耐久性とを得る。 【構成】 吸入孔59と吐出孔61とを有するコンプレ
ッサハウジング13と、ハウジング13の内部で回転駆
動され気体を加圧するスクリュロータ35,37と、ロ
ータ軸39,45とハウジング13との間に配置され気
体の洩れを防止するシール55と、ロータ35,37に
形成された凹部63,65とハウジング13に形成され
た凸部67,69とを有し、ハウジング13の内部とシ
ール55側外部とを連通する減圧部71,73とを備え
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば車両の過給機
に用いられる、コンプレッサに関する。
【0002】
【従来の技術】実開平3−110138号公報に図5の
ようなスクリュ式過給機201が記載されている。これ
は、コンプレッサハウジング203と、スクリュロータ
205,207と、スクリュロータ205,207を所
定の隙間を介して噛み合わせるタイミングギヤ組209
とを備えている。ロータ軸211,213を支承するベ
アリング215,215の軸方向内側にはエア洩れを防
止するリップシール217が配置されている。
【0003】リップシール217の軸方向内側にはラビ
リンス219が取り付けられており、このラビリンス2
19は減圧効果によりコンプレッサハウジング203内
外の圧力差を緩和して、リップシール217の負担を低
減し、耐久性を向上させている。
【0004】ラビリンスは圧力差方向に長いほど減圧効
果が大きい。又、図6はラビリンスに掛かる圧力と洩れ
量の特性を示すグラフであり、グラフ221は長いラビ
リンスの特性を示し、グラフ223は短いラビリンスの
特性を示す。このように、洩れ量はラビリンスが長い程
減少する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、ラビリ
ンス219は長いほど、減圧効果が大きくリップシール
217の負担が低減して耐久性が向上すると共に、エア
洩れも減少するが、ラビリンス219を長くすると、シ
ール部の全長が長くなって過給機201が大型になり、
車体への取り付け性が低下する。
【0006】又、ラビリンス219を充分長くできない
と、減圧効果が不足するから、リップシール217のよ
うに構造が複雑で高価なシールを用いなければならず、
コスト高になって不利である。
【0007】更に、リップシール217を用いると、リ
ップ225,227と対向するスリーブ229表面の加
工精度を上げなければならず、更にコスト高になると共
に、リップ225,227自体も高い精度で加工するの
が難しい。又、配置スペースの制限によりリップ22
5,227を充分に長くできないから、シール性も不充
分である。
【0008】これに加えて、スクリュ式過給機201で
は、別体のラビリンス219をコンプレッサハウジング
203に取り付けているから、ラビリンス219の同軸
度を上げるには、コンプレッサハウジング203とラビ
リンス219との両方で精度管理が必要であり、高精度
を得にくく、コスト高になる。
【0009】そこで、この発明は、シールの負担を低減
することにより、安価なシールでも優れたシール性とシ
ール耐久性とが得られる低コストのコンプレッサの提供
を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1のコンプレッサ
は、吸入孔と吐出孔とを有するコンプレッサハウジング
と、このコンプレッサハウジングの内部で回転駆動さ
れ、吸入孔から吸入した気体を加圧して吐出孔から吐出
すロータと、ロータ軸とコンプレッサハウジングとの間
に配置され気体の洩れを防止するシールと、ロータとコ
ンプレッサハウジングの一方に形成された凹部と、ロー
タとコンプレッサハウジングの他方に形成され所定の隙
間を介してこの凹部と係合する凸部とを有し、コンプレ
ッサハウジングの内部と前記シール側外部とを連通する
減圧部とを備えたことを特徴とする。
【0011】請求項2のコンプレッサは、減圧部の少な
くとも一部にラビリンスを加工した請求項1のコンプレ
ッサである。
【0012】請求項3のコンプレッサは、減圧部に軸方
向に対するテーパ部を設けた請求項1又は2のコンプレ
ッサである。
【0013】請求項4のコンプレッサは、ロータが、ス
クリュ状の凸部とスクリュ状の凹部をそれぞれ有し、タ
イミングギヤの噛み合いによってこれらの凸部と凹部が
所定の隙間を介して噛み合う凸型と凹型のスクリュロー
タから構成された請求項1、2又は3のコンプレッサで
ある。
【0014】
【作用】請求項1のコンプレッサは、所定の隙間を介し
て互いに係合する凹部と凸部とをロータとコンプレッサ
ハウジングとの間に設けることにより、凹部と凸部の隙
間に沿って、従来より長く減圧効果が大きく洩れ量の少
ない減圧部を構成した。
【0015】従って、リップシールのように構造が複雑
で高価なシールではなく、安価なシールを用いて充分な
シール効果が得られると共に、リップシールの使用に伴
う高精度の加工が不要になり、それだけ低コストにな
る。又、シールに対する負担が低減し、耐久性が向上す
る。
【0016】凹部と凸部はロータとコンプレッサハウジ
ングのデッドスペースを利用して加工できるから、コン
プレッサは大型にならず、取り付け性も低下しない。
【0017】又、減圧部は旋盤だけで加工が可能であ
り、別体のラビリンスのような他部材を用いずにすむか
ら、減圧部で高い同軸度が得られる。
【0018】請求項2のコンプレッサは、減圧部の少な
くとも一部にラビリンスを加工して減圧効果を強化して
いるから、シールに対する負担が更に低減し、耐久性が
向上する。又、ラビリンスはロータやコンプレッサハウ
ジングに加工されるから、ラビリンスを別体にした従来
例と異なって精度管理箇所が少なく、ラビリンスで高い
同軸度が得られる。
【0019】請求項3のコンプレッサは、減圧部に軸方
向に対するテーパ部を設けたから、ロータの軸方向位置
を変えることによってテーパ部の隙間の精密な調整が可
能になり、減圧効果を最適に調節でき、シールの負担を
低減し、耐久性を向上させる。
【0020】請求項4のコンプレッサは、スクリュ式コ
ンプレッサのロータとコンプレッサハウジングとの間に
減圧部を形成したものである。ロータが高速回転し高圧
を扱うスクリュ式コンプレッサでは、シールの負担が特
に大きいが、この発明による非接触型の減圧部によって
シールの負担が低減し、耐久性が向上する。
【0021】
【実施例】図1、2により第1実施例の説明をする。こ
の実施例は請求項1、4の発明の特徴を備えている。図
1はこの実施例を用いた過給機1を示しており、符号を
与えていない部材等は図示されていない。
【0022】図1のように、過給機1は入力プーリ3、
増速ギヤ組5、タイミングギヤ組7、実施例のスクリュ
式エアコンプレッサ9(コンプレッサ)などから構成さ
れている。
【0023】入力プーリ3はベアリング11によりコン
プレッサハウジング13に支承されていると共に、入力
軸15にスプライン連結され、ボルト17とワッシャ1
9とで固定されている。入力プーリ3はベルトを介して
クランクシャフト側のプーリに連結され、エンジンの駆
動力によって回転駆動される。入力軸15はボールベア
リング21によりハウジング13の内部に支承されてい
る。入力軸15に装着されたカラー23とハウジング1
3との間にはシール25が配置され、オイル洩れを防止
している。
【0024】増速ギヤ組5は互いに噛み合った大径と小
径のギヤ27,29から構成され、タイミングギヤ組7
は互いに噛み合った大径と小径のタイミングギヤ31,
33から構成されている。又、エアコンプレッサ9は雄
型と雌型のスクリュロータ35,37を備えている。
【0025】増速ギヤ組5の大径ギヤ27は入力軸15
の右端部に一体形成されており、小径ギヤ29は、タイ
ミングギヤ組7の大径ギヤ31と共に、スクリュロータ
37の軸39にキー41で連結され、ナット43で固定
されている。又、タイミングギヤ組7の小径ギヤ33は
スクリュロータ35の軸45にナット47で固定されて
いる。
【0026】各スクリュロータ35,37の軸45,3
9は、左端をボールベアリング49により、又右端をニ
ードルベアリング51により、それぞれハウジング13
に支承されている。軸39,45の左端側に装着された
カラー53とハウジング13との間にはシール55が配
置され、軸39,45の右端部に装着されたカラー56
とハウジング13との間にはシール57が配置され、そ
れぞれエア洩れを防止している。
【0027】プーリ3から入力したエンジンの駆動力
は、増速ギヤ組5で増速され、タイミングギヤ組7を介
してスクリュロータ35,37を回転駆動する。タイミ
ングギヤ組7はスクリュロータ35,37を接触させず
に噛み合わせる。駆動されたエアコンプレッサ9は吸入
孔59から吸入した吸気をスクリュロータ35,37間
で軸方向に圧送し、吐出孔61から吐き出して、エンジ
ンに供給する。
【0028】図1のように、各スクリュロータ35,3
7には凹部63,65が設けられ、ハウジング13には
凸部67,69が設けられている。これらの凸部67,
69は凹部63,65とそれぞれ係合して減圧部71、
73を形成している。
【0029】又、ハウジング13には大気開放孔75が
設けられ、減圧部71、73とシール55との間に形成
された空気室77と外部とを連通している。
【0030】図2はスクリュロータ35の減圧部71を
拡大して示したものであるが、このように各減圧部7
1、73において凹部63,65と凸部67,69は隙
間tを介して係合しており、各減圧部71、73の周方
向長さはl、圧力差方向幅はw1+w2+w3 である。な
お、図2の矢印79で示した箇所が減圧部71、73の
高圧側(エアコンプレッサ9の内側)であり、矢印81
で示した箇所が減圧部71、73の低圧側(エアコンプ
レッサ9のシール55側外部)である。
【0031】ここで、Q:シール部(減圧部)のエア洩
れ量 t:シール部の隙間 l:シール部の周方向長さ w:シール部の圧力差方向幅 とすると、Q=At3 =Bl=Cw-1である。(A,
B,Cは定数) 又、図2のように、各減圧部71、73の圧力差方向幅
w1+w2+w3 は、凹部63,65と凸部67,69とを
形成したことにより、従来の圧力差方向幅w0より長く
されているから、(図6での説明と同様に) Q=Cw-1=C/(w1+w2+w3 )<C/w0 となり、
エアコンプレッサ9のエア洩れ量は従来例より大幅に低
減されている。
【0032】又、後述のように、エアはシール部の圧力
差方向幅に沿って流れる間に速度エネルギーを失って減
圧されるから、減圧部71、73では圧力差方向幅w1+
w2+w3 と圧力差方向幅w0 の差だけ大きな減圧効果が
得られる。
【0033】このように、減圧部71、73によってシ
ール部での圧力差が大きく減圧されると共に、エア洩れ
量も大幅に低減される。その上、空気室77に残るわず
かなエア圧は大気開放孔75からエアがハウジング13
外部に流出することによって更に低減される。
【0034】従って、シール55には大きな圧力が掛か
らず、リップシールのように構造が複雑で高価なシール
ではなく、比較的安価なシール55で充分なシール効果
が得られると共に、シール55の耐久性が向上する。
又、リップシールの使用に伴う高精度の加工が不要にな
り、それだけ低コストになる。
【0035】更に、凹部63,65と凸部67,69は
ロータ35,37とハウジング13のデッドスペースを
利用して加工されているから、過給機1は大型になら
ず、取り付け性も低下しない。
【0036】又、減圧部71、73は旋盤だけで加工が
可能であり、別体のラビリンスのような他部材を用いず
にすむと共に、ボールベアリング49の圧入部83と凸
部67,69との同時加工が可能であるから、減圧部7
1、73で高い同軸度が得られ、所定の減圧効果が得ら
れる。
【0037】次に、図3、4により第2実施例の説明を
する。この実施例は請求項1、2、3、4の発明の特徴
を備えている。なお、この実施例において図1の部材と
同機能の部材は同一の符号で表示し、これら同機能部材
の説明は省く。
【0038】図3のように、スクリュロータ35,37
には凹部85,87が設けられ、コンプレッサハウジン
グ13には凸部89,91が設けられている。これらの
凸部89,91は凹部85,87と所定の隙間を介して
それぞれ係合し、減圧部93、95を形成している。
【0039】これらの凸部89,91と凹部85,87
の一部には軸方向に対するテーパ部97,99が設けら
れている。更に、カラー53と対向する凸部89,91
の一部にはラビリンス101,103が形成されてい
る。
【0040】図4は一般的なラビリンス105を示す
が、気体は矢印107のように圧力差方向に流れる間に
速度エネルギーを失って減圧され、矢印109のように
断面積の急拡大部111を流れる間に圧力エネルギーを
失って減圧される。
【0041】こうして、凹部85,87と凸部89,9
1とを形成し各減圧部93、95の圧力差方向幅を従来
より長くしたことにより、エア洩れ量が大幅に低減され
ると共に、圧力差方向幅の増加分だけ減圧効果が向上し
ている。更に、ラビリンス101,103によって大幅
に減圧効果を高めている。又、空気室77に残るわずか
なエア圧は大気開放孔75からエアがハウジング13外
部に流出することによって更に減圧される。
【0042】従って、シール55に掛かる圧力は極めて
小さく、リップシールのように構造が複雑で高価なシー
ルではなく、比較的安価なシール55で充分なシール効
果が得られると共に、シール55の耐久性が向上する。
又、リップシールの使用に伴う高精度の加工が不要にな
り、それだけ低コストになる。
【0043】更に、減圧部93、95はスクリュロータ
35,37とハウジング13のデッドスペースを利用し
て加工されているから、装置は大型にならず、取り付け
性も低下しない。
【0044】又、減圧部93、95は旋盤だけで加工が
可能であり、ラビリンス101,103もハウジング1
3に一体加工されるから、別体のラビリンス219を用
いる従来例と異なって、ボールベアリング49の圧入部
83と凸部89,91の同時加工が可能であり、減圧部
93、95で高い同軸度を得やすく、所定の減圧効果が
得られる。
【0045】更に、減圧部93、95にテーパ部97,
99を設けたから、スクリュロータ35,37の軸方向
位置を調整することにより、テーパ部97,99の隙間
を精密に変えて減圧部93、95の減圧効果を調節する
ことが可能である。
【0046】なお、減圧部の凹部をコップレッサハウジ
ングに形成し、凸部をロータに形成してもよい。
【0047】請求項2の発明において、ラビリンスを減
圧部の全面に設けてもよい。
【0048】又、減圧部が接触した場合を考慮して減圧
部の全面をPTFEやMoS2 等の自潤性材料でコーテ
ィングして減磨作用を与えてもよい。
【0049】この発明は、スクリュ式コンプレッサに限
らず、回転式のものならば、ルーツ式やベーン式のもの
にも適用できる。
【0050】
【発明の効果】請求項1のコンプレッサは、互いに係合
する凹部と凸部とをロータとコンプレッサハウジングと
の間にもうけ、従来より減圧効果と洩れ防止効果とが大
きい減圧部を構成したから、安価なシールを用いて充分
なシール効果が得られると共に、シールに対する負担が
低減し、耐久性が向上する。
【0051】減圧部はロータとコンプレッサハウジング
のデッドスペースを利用して加工できるから、コンプレ
ッサが大型にならず、取り付け性も低下しない。更に、
減圧部は旋盤だけで加工が可能であり、別体のラビリン
スのような他部材を用いずにすむから、精度管理が容易
であり、高い同軸度が得られ、コストが低減する。
【0052】請求項2のコンプレッサは、減圧部の少な
くとも一部にラビリンスを加工して減圧効果を強化して
いるから、シールに対する負担が更に低減し、耐久性が
向上する。又、ラビリンスは、例えばコンプレッサハウ
ジングに加工されるから、ラビリンスを別体にした従来
例と異なって、精度管理箇所が少ないと共に、ラビリン
ス部で高い同軸度が得られる。
【0053】請求項3のコンプレッサは、減圧部に軸方
向に対するテーパ部を設けたから、ロータの軸方向位置
を変えることによってテーパ部の隙間の精密な調整が可
能になり、減圧効果を最適に調節できると共に、シール
の負担を低減し耐久性を向上させる。
【0054】請求項4のコンプレッサは、スクリュ式コ
ンプレッサのロータとコンプレッサハウジングとの間に
減圧部を形成したものである。高圧を扱いシール負担が
特に大きいスクリュ式コンプレッサでは、この減圧部に
よってシール負担が低減し、シール性と耐久性とが向上
する効果は特に大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の断面図である。
【図2】図1の実施例の要部拡大図である。
【図3】第2実施例の要部を示す断面図である。
【図4】ラビリンスの断面図である。
【図5】従来例の断面図である。
【図6】長さの異なるラビリンスの特性を比較するグラ
フである。
【符号の説明】
9 スクリュ式コンプレッサ(コンプレッサ) 13 コンプレッサハウジング 35,37 スクリュロータ 39,45 軸(ロータ軸) 55 シール 59 吸入孔 61 吐出孔 63,65、85,87 凹部 67,69、89,91 凸部 71,73、93,95 減圧部 97,99 テーパ部 101,103 ラビリンス

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸入孔と吐出孔とを有するコンプレッサ
    ハウジングと、このコンプレッサハウジングの内部で回
    転駆動され、吸入孔から吸入した気体を加圧して吐出孔
    から吐出すロータと、ロータ軸とコンプレッサハウジン
    グとの間に配置され気体の洩れを防止するシールと、ロ
    ータとコンプレッサハウジングの一方に形成された凹部
    と、ロータとコンプレッサハウジングの他方に形成され
    所定の隙間を介してこの凹部と係合する凸部とを有し、
    コンプレッサハウジングの内部と前記シール側外部とを
    連通する減圧部とを備えたことを特徴とするコンプレッ
    サ。
  2. 【請求項2】 減圧部の少なくとも一部にラビリンスを
    加工した請求項1のコンプレッサ。
  3. 【請求項3】 減圧部に軸方向に対するテーパ部を設け
    た請求項1又は2のコンプレッサ。
  4. 【請求項4】 ロータが、スクリュ状の凸部とスクリュ
    状の凹部をそれぞれ有し、タイミングギヤの噛み合いに
    よってこれらの凸部と凹部が所定の隙間を介して噛み合
    う凸型と凹型のスクリュロータから構成された請求項
    1、2又は3のコンプレッサ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000053931A1 (de) * 1999-03-10 2000-09-14 Ghh-Rand Schraubenkompressoren Gmbh Schraubenkompressor
WO2000053932A1 (de) * 1999-03-10 2000-09-14 Ghh-Rand Schraubenkompressoren Gmbh Schraubenkompressor

Cited By (3)

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