JPH0818932A - 情報端末装置 - Google Patents

情報端末装置

Info

Publication number
JPH0818932A
JPH0818932A JP14632094A JP14632094A JPH0818932A JP H0818932 A JPH0818932 A JP H0818932A JP 14632094 A JP14632094 A JP 14632094A JP 14632094 A JP14632094 A JP 14632094A JP H0818932 A JPH0818932 A JP H0818932A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
buffer
image
terminal device
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14632094A
Other languages
English (en)
Inventor
Akito Harada
章人 原田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP14632094A priority Critical patent/JPH0818932A/ja
Publication of JPH0818932A publication Critical patent/JPH0818932A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 情報を受信しバッファ部に格納する端末装置
において、再生中に早送り等の特殊再生の指令を受けた
場合に、バッファ部に記憶されている情報を任意の時間
間隔で読み出すことにより迅速な特殊再生を可能とす
る。 【構成】 端末装置100は、伝送路190を通じて、
画像情報、及び音声情報等のマルチメディア情報を通信
処理部110で受信し、バッファ部120に格納する。
格納されたマルチメディア情報を管理する制御部130
は、再生や特殊再生などの端末装置100に対するコマ
ンドを入力するコマンド入力部140からの指令に従
い、バッファ部120からマルチメディア情報を取り出
すR/W部150を制御する。取り出した符号化された
マルチメディア情報を復号化部160で復号化し、再生
や特殊再生をディスプレイ部170と、スピーカ部に出
力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、符号化された画像情
報、及び音声情報を受信して、その画像情報、及び音声
情報を復号化し、画像、及び音声出力する情報端末装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の端末装置としては、図11に示す
ものがある。図11において、500は端末装置であ
る。端末装置500は、画像情報、及び音声情報を受信
するために伝送路580で外部と接続され、装置間の情
報伝送を実現する通信処理部510と、受信した情報を
一時的に格納するFIFO(Fast In Fast
Out)部520と、FIFO部520から定期的に情
報を読み出し復号化部540に送るR/W(Read/
Write)部530と、符号化された情報を復号化す
る復号化部540と、復号化された情報を表示するディ
スプレイ部550と、音声出力するスピーカ部560と
から構成される。
【0003】以下、従来の端末装置の動作について説明
する。端末装置500は、伝送路580により伝送され
る画像情報、及び音声情報を通信処理部510で受信を
おこない、FIFO部520に格納する。R/W部53
0はFIFO部520より先に格納された情報から読み
出し、復号化部540に送る。復号化部540におい
て、それら情報を復号し、ディスプレイ部550、スピ
ーカ部560に出力する。このような端末装置は、カー
ルソン(Gunnar Karlsson 他著の”P
acket Video and Its Integ
ration into the Network A
rchitecture” IEEE JOURNAL
ON SELECTED AREAS IN COM
MUNICATIONS.VOL.7 NO.5 JU
NE 1989)に述べられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の端末装置では、画像情報、及び音声情報を再生す
る際に、情報を一時蓄積するFIFO部を、伝送路にお
けるジッターを吸収するためのバッファとして利用して
いたので、巻き戻し再生をする必要が生じた場合、画像
情報、及び音声情報を送信する装置に対して、既に表
示、または音声出力した情報を送信要求、受信する必要
があり、巻き戻し再生の画像表示、及び音声出力に時間
を要するという問題点を有していた。
【0005】本発明は、上記従来の問題点を解決するも
ので、巻き戻し再生の指令を受けると、即座に画像表
示、音声出力することのできる端末装置を提供すること
を目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、上記目的
を達成するために、画像情報、音声情報を受信する情報
端末装置において、送信されてきた画像情報、音声情報
を一時的に格納する手段と、格納された情報のうち、現
時点で表示、及び音声出力している情報を管理する手段
と、未表示画像情報と未出力音声情報、及び既表示画像
情報と既出力音声情報とが一時的に格納される情報量の
割合を等しくするように制御する手段と、格納された情
報を読み出す手段と、読み出した符号化された情報を復
号化する手段とを備えたものである。
【0007】第2の発明は、早送り再生や、巻き戻し再
生などの特殊再生を使用した頻度を認識する手段と、格
納された情報のうち、現時点で表示、及び音声出力して
いる情報を管理する手段と、未表示画像情報と未出力音
声情報、及び既表示画像情報と既出力音声情報とが一時
的に格納される情報量の割合を特殊再生の使用頻度に合
わせて可変できるように制御する手段とを備えたもので
ある。
【0008】第3の発明は、再生中のプログラムの残り
時間を獲得する手段と、格納された情報のうち、現時点
で表示、及び音声出力している情報を管理し、未表示画
像情報と未出力音声情報、及び既表示画像情報と既出力
音声情報とが一時的に格納される情報量の割合をプログ
ラムの残り時間に合わせて可変できるように制御する手
段とを備えたものである。
【0009】第4の発明は、未表示画像情報と未出力音
声情報、及び既表示画像情報のみを一時的に格納するよ
うに制御する手段を備えたものである。
【0010】第5の発明は、既表示画像情報のうち、フ
レーム内符号化された画像情報のみと、未表示画像情報
と未出力音声情報を一時的に格納するように制御する手
段を備えたものである。
【0011】
【作用】第1の発明は、上記構成により、バッファ内に
未表示画像情報、及び未出力音声情報と既表示画像情
報、及び既出力音声情報を固定的に格納することによ
り、端末装置において再生中に、巻き戻し再生の指令を
受けた場合、情報を送信する装置から画像情報、及び音
声情報を獲得することなく固定的に割り当てられたバッ
ファを用いることにより巻き戻し再生を始めることがで
きる。
【0012】第2の発明により、特殊再生の使用頻度か
らバッファ内に未表示画像情報、及び未出力音声情報と
既表示画像情報、及び既出力音声情報とを格納する割合
を変えることにより、バッファを有効に利用し、通信の
ジッターや遅延の許容範囲を広くとることができる。
【0013】第3の発明により、再生中のプログラムの
残り時間からバッファ内に未表示画像情報、及び未出力
音声情報と既表示画像情報、及び既出力音声情報とを格
納する割合を変えることにより、バッファを有効に利用
し、通信のジッターや遅延の許容範囲を広くとることが
できる。
【0014】第4の発明によれば、バッファ内に未表示
画像情報、及び未出力音声情報と既表示画像情報のみを
格納することにより、バッファを有効に利用し、通信の
ジッターや遅延の許容範囲を広くすることができる。
【0015】第5の発明によれば、バッファ内に未表示
画像情報、及び未出力音声情報と既表示画像情報のう
ち、フレーム内符号化された画像情報を格納することに
より、バッファを有効に利用し、通信のジッターや遅延
の許容範囲を広くすることができる。
【0016】
【実施例】
(実施例1)以下、本発明の実施例を図面に基づいて説
明する。図1は本発明の第1の実施例におけるマルチメ
ディア情報端末装置100(以下、端末装置と略)の概
略を示している。端末装置100は伝送路190を用い
て外部と接続されている。端末装置100は、画像情
報、及び音声情報等のマルチメディア情報を受信、また
はマルチメディア情報を送信する装置に対して情報の要
求を行うための通信処理部110と、マルチメディア情
報を格納するバッファ部120と、格納されたマルチメ
ディア情報を管理する制御部130と、再生や巻き戻し
再生などの端末装置100に対するコマンドを入力する
コマンド入力部140と、バッファ部120からマルチ
メディア情報を取り出すR/W部150と、取り出した
符号化されたマルチメディア情報を復号化する復号化部
160と、画像情報を出力するディスプレイ部170
と、音声情報を出力するスピーカ部180とから構成さ
れる。
【0017】図2は制御部130の構成を示すブロック
図である。制御部130は、バッファ部開始アドレス、
バッファ部終了アドレスやバッファ部120に格納され
る画像情報、及び音声情報のグループ毎の開始アドレス
を格納するアドレステーブル部131と、バッファ部1
20に格納されている情報のうち、現在再生を行ってい
る情報を格納しているアドレスを示す再生中アドレス
や、以前に再生を行った情報やこれから再生を行う情報
を示す既再生アドレスおよび未再生アドレスを格納する
ポインター管理部132と、再生や、特殊再生を行うた
めにアドレステーブルを参照するテーブル参照部133
と、再生や受信によりアドレステーブルを更新するテー
ブル更新部134と、情報の送受信やバッファ部への書
き込み、読み出しを制御するインターフェース制御部1
35、早送り再生や巻き戻し再生の速度を調節するタイ
マー管理部136から構成される。
【0018】図3はバッファ部120の論理的な構成を
示す図である。バッファ部120は、端末装置内のメモ
リ空間を占有する開始アドレス、終了アドレスと、再生
中アドレス、既再生アドレス、及び未再生アドレスによ
り規定される。図3の(a)の状態にバッファ部120
があるときに、伝送路190から画像・音声情報11に
相当する情報を受信した場合に、図3の(b)の状態に
変化する。
【0019】以上のように構成された第1の実施例のマ
ルチメディア情報端末装置について、以下その動作を説
明する。まず始めに、端末装置100が、情報を送信す
る装置に対して情報の要求を行ってから、その情報を受
信して画像、及び音声出力するまでの処理の流れを説明
する。端末装置100が情報の要求を行う場合、制御部
130は、通信処理部110の制御を行い、情報を送信
する装置に情報読み出し要求を通知する。情報を送信す
る装置はこの情報読み出し要求に基づき、画像情報、お
よび音声情報を伝送路190を用いて送信する。
【0020】端末装置100において、再生状態が長く
続き、バッファ部が次のような定常状態にあることを仮
定する。定常状態とは、バッファ部120において、区
切られた11の領域に、画像情報・音声情報0から10
が配置され、ポインター管理部132が、画像・音声情
報5の先頭アドレスを再生中アドレスとして、画像・音
声情報10の先頭アドレスを未再生アドレスとして、画
像・音声情報0の先頭アドレスを既再生アドレスとして
管理したときに、未再生情報(画像・音声情報6から1
0)量と、既再生情報(画像・音声情報0から4)量と
が等しい状態をいう。これは、制御部130のアドレス
テーブル131のバッファ部開始アドレス、バッファ部
終了アドレスと、ポインター管理部132の未再生アド
レス、再生中アドレス、既再生アドレスより管理でき
る。
【0021】伝送路190から画像・音声情報11に相
当する情報を受信した通信処理部110は、制御部13
0に通知し、制御部130はR/W部150を制御し、
既再生アドレスで示される最も再生してから時間の経過
した領域に画像・音声情報11を書き込む。その結果、
画像・音声情報5の先頭アドレスを再生中アドレスとし
て、画像・音声情報11の先頭アドレスを未再生アドレ
スとして、画像・音声情報1の先頭アドレスを既再生ア
ドレスとしてポインター管理部132に管理される。
【0022】同様に、アドレステーブル部131につい
てもテーブル更新部134により画像・音声情報0の部
分が画像・音声情報11の内容を示すように変更され
る。さらに、タイマー管理部136からインターフェー
ス制御部135を通じて復号化部160への画像情報お
よび音声情報の更新の要求が通知された場合、ポインタ
ー管理部132で示される再生中アドレスを画像・音声
情報6の先頭アドレスとし、インターフェース制御部1
35、R/W部150を制御し、バッファ部120から
画像・音声情報6を読み出し、復号化部160に送る。
復号化部160では、その情報を復号化し、ディスプレ
イ部170、スピーカ部180に出力される。
【0023】次に、早送り再生や、巻き戻し再生などの
特殊再生が要求されてから、特殊再生されるまでの処理
の流れを説明する。特殊再生がコマンド入力部140よ
りコマンドとして入力された場合、制御部130に通知
され、テーブル参照部133が、ポインター管理部13
2の再生中アドレスを参照し、画像・音声情報5が再生
中アドレスのとき、巻き戻し再生の指令を受けた場合
は、アドレステーブル131を参照し、画像・音声情報
4の先頭アドレスをポインター管理部132の再生中ア
ドレスに代入し、インターフェース制御部135を通じ
て、R/W部150にバッファ部120中の画像・音声
情報4を読み出し、復号化部160に送ることを要求す
る。
【0024】R/W部150において読み出された画像
・音声情報4は、復号化部160に送られ、ディスプレ
イ部170、スピーカ部180で出力される。さらに、
通信処理部110を通じて、情報を送信する装置に画像
・音声情報0に相当するデータの送信要求をおこなう。
制御部130のタイマー管理部136は、コマンドで指
定された巻き戻し再生の速度に合わせて、インターフェ
ース制御部135に対し、復号化部160への画像情報
および音声情報の更新の要求が通知されるので、上記と
同様の動作が繰り返され、特殊再生が実行される。
【0025】以上のように本実施例によれば、バッファ
内に未表示画像情報、及び未出力音声情報と既表示画像
情報、及び既出力音声情報を固定的に格納することによ
り、端末装置において再生中に、巻き戻し再生の指令を
受けた場合、情報を送信する装置から画像情報、及び音
声情報を獲得することなく固定的に割り当てられたバッ
ファを用いることにより巻き戻し再生を始めることがで
きる。
【0026】(実施例2)次に、本発明の第2の実施例
について説明する。図4は本発明の第2の実施例におけ
るマルチメディア情報端末装置の制御部130の構成を
示している。図4において、131はアドレステーブ
ル、132はポインター管理部、133はテーブル参照
部、134はテーブル更新部、135はインターフェー
ス制御部、136はタイマー管理部で、以上は図2の構
成と同様のものである。
【0027】図2の構成と異なるのは制御部130に早
送り再生と巻戻し再生のコマンド入力回数をカウントす
る特殊再生カウンタ137と、特殊再生カウンタ137
でカウントされた早送り再生と巻戻し再生の実施回数を
比較する比較器138を設けた点である。
【0028】以上のように構成された第2の実施例のマ
ルチメディア情報端末装置について、以下その動作を説
明する。第1の実施例で述べた端末装置100のコマン
ド入力部140への特殊再生等のコマンド入力に対し、
特殊再生カウンタ137が早送り再生や巻戻し再生等の
特殊再生毎にカウントをおこなう。この結果、巻戻し再
生が早送り再生に比べ多く利用されたと比較器138で
判断された場合、ポインター管理部132が、バッファ
部120において区切られた11の領域に、画像・音声
情報0から10を配置する際に、画像・音声情報7の先
頭アドレスを再生中アドレスとして、画像・音声情報1
0の先頭アドレスを未再生アドレスとして、画像・音声
情報0の先頭アドレスを既再生アドレスとして管理す
る。
【0029】このように、比較器138を用いた比較か
ら、特殊再生のうち多く利用した巻戻し再生を効率よく
利用できるように、未再生情報(画像・音声情報8から
10)量と、既再生情報(画像・音声情報0から6)量
のうち、既再生情報量をより多く格納することができ
る。
【0030】また、特定のプログラムに対し、特殊再生
を用いる頻度をプログラムの部分毎に記憶しておくこと
により、バッファ部120をきめ細かく制御できる。
【0031】(実施例3)本発明の第3の実施例につい
て説明する。図5は本発明の第3の実施例におけるマル
チメディア情報端末装置の制御部130の構成を示して
いる。図5において、131はアドレステーブル、13
2はポインター管理部、133はテーブル参照部、13
4はテーブル更新部、135はインターフェース制御
部、136はタイマー管理部で、以上は図2の構成と同
様のものである。
【0032】図2の構成と異なるのは制御部130に受
信した画像情報メッセージからプログラムの残り時間を
算出する残り時間解析部139を設けた点である。
【0033】図6に本実施例における画像情報メッセー
ジ210の構成を示す。図6において、220は再生時
間データ、230はプログラム全体時間データ、240
は画像データである。
【0034】以上のように構成された第3の実施例のマ
ルチメディア情報端末装置について、以下その動作を説
明する。第1の実施例で述べたマルチメディア情報端末
装置100は通信処理部110を通じ、画像情報メッセ
ージ210を受信する。残り時間解析部139は、画像
情報メッセージ210の再生時間データ220とプログ
ラム全体時間データ230よりプログラムの残り時間を
導出する。この結果、残り時間解析部139で現在の再
生がプログラムの最初の部分だと判断された場合、ポイ
ンター管理部132が、バッファ部120において区切
られた11の領域に、画像・音声情報0から10を配置
する際に、画像・音声情報3の先頭アドレスを再生中ア
ドレスとして、画像・音声情報10の先頭アドレスを未
再生アドレスとして、画像・音声情報0の先頭アドレス
を既再生アドレスとして管理する。このように、残り時
間解析部139を用いた解析から、特殊再生のうち多く
利用すると予想される早送り再生を効率よく利用できる
ように、未再生情報(画像・音声情報4から10)量
と、既再生情報(画像・音声情報0から2)量のうち、
未再生情報量をより多く格納することができる。
【0035】(実施例4)本発明の第4の実施例につい
て説明する。図7は本発明の第4の実施例におけるマル
チメディア情報端末装置100の制御部130の構成を
示している。図7において、制御部130は、未再生情
報バッファ開始アドレス、未再生情報バッファ終了アド
レスや未再生情報バッファ部に格納される画像情報、お
よび音声情報のグループ毎(画像・音声情報0など)の
開始アドレスと、既再生情報バッファ開始アドレス、既
再生情報バッファ終了アドレスや既再生情報バッファ部
に格納される画像情報のグループ毎(画像情報5など)
の開始アドレスを格納するアドレステーブル部151
と、152はポインター管理部、153はテーブル参照
部、154はテーブル更新部、155はインターフェー
ス制御部、156はタイマー管理部で構成され、以上は
第1の実施例で示した機能と同様のものである。
【0036】図8はバッファ部120の論理的な構成を
示す図である。バッファ部120は、未出力情報バッフ
ァ125と、既出力情報バッファ126から構成され、
マルチメディア端末装置100内のメモリ空間をそれぞ
れ占有し、未再生情報バッファ開始アドレス、未再生情
報バッファ終了アドレスと、既再生情報バッファ開始ア
ドレス、既再生情報バッファ終了アドレスと再生中アド
レス、既再生アドレス、及び未再生アドレスにより規定
される。
【0037】以上のように構成された第4の実施例のマ
ルチメディア情報端末装置について、以下その動作を説
明する。まず始めに、端末装置100が、情報を送信す
る装置に対して情報の要求を行ってから、その情報を受
信して画像、及び音声出力するまでの処理の流れを説明
する。端末装置100が情報の要求を行う場合、制御部
130は、通信処理部110の制御を行い、情報を送信
する装置に情報読み出し要求を通知する。情報を送信す
る装置はこの情報読み出し要求に基づき、画像情報、お
よび音声情報を伝送路190を用いて送信する。
【0038】マルチメディア情報端末装置100のバッ
ファ部120の未再生情報バッファ部125において、
区切られた6の領域に、受信した画像情報・音声情報5
から10が配置され、ポインター管理部132が、画像
・音声情報5の先頭アドレスを再生中アドレスとして、
画像・音声情報10の先頭アドレスを未再生アドレスと
して、既再生情報バッファ126の画像情報0の先頭ア
ドレスを既再生アドレスとして管理している状態を取り
上げる。
【0039】これは、制御部130のアドレステーブル
151の未再生情報バッファ開始アドレス、未再生情報
バッファ終了アドレスと、既再生情報バッファ開始アド
レス、既再生情報バッファ終了アドレスとポインター管
理部152の未再生アドレス、再生中アドレス、既再生
アドレスより管理できる。
【0040】伝送路190から画像・音声情報11に相
当する情報を受信した通信処理部110は、制御部13
0に通知し、制御部130はR/W部150を制御し、
既再生アドレスで示される既再生情報バッファの画像情
報0の先頭アドレスから始まる領域に再生を終了した画
像・音声情報5のうち、画像情報5のみを書き込む。さ
らに、再生を終了した画像・音声情報5の領域に画像・
音声情報11を書き込む。その結果、画像・音声情報6
の先頭アドレスを再生中アドレスとして、画像・音声情
報11の先頭アドレスを未再生アドレスとして、画像情
報1の先頭アドレスを既再生アドレスとしてポインター
管理部152に管理される。
【0041】同様に、アドレステーブル部151につい
てもテーブル更新部154により変更される。さらに、
タイマー管理部156からインターフェース制御部15
5を通じ復号化部160への画像情報および音声情報の
更新の要求が通知された場合、ポインター管理部152
で示される再生中アドレスを画像・音声情報7の先頭ア
ドレスとし、インターフェース制御部135、R/W部
150を制御し、バッファ部から画像・音声情報7を読
み出し、復号化部160に送る。復号化部160では、
その情報を復号化し、ディスプレイ部170、スピーカ
部180に出力される。
【0042】以上のように本実施例によれば、バッファ
内に未表示画像情報、及び未出力音声情報と既表示画像
情報のみを格納することにより、バッファを有効に利用
し、通信のジッターや遅延の許容範囲を広くすることが
できる。
【0043】(実施例5)本発明の第5の実施例につい
て説明する。図9は本発明の第5の実施例におけるマル
チメディア情報端末装置の制御部130の構成を示して
いる。図5において、151はアドレステーブル、15
2はポインター管理部、153はテーブル参照部、15
4はテーブル更新部、155はインターフェース制御
部、156はタイマー管理部で、以上は図2の構成と同
様のものである。
【0044】図2の構成と異なるのは制御部130に受
信した画像情報メッセージからフレーム内符号化された
データを抽出するフレーム内符号化データ抽出部158
を設けた点である。
【0045】図10に本実施例における画像データ24
0の構成を示す。図10において、250はフレーム間
符号化データ、260はフレーム内符号化データであ
る。
【0046】以上のように構成された第5の実施例のマ
ルチメディア情報端末装置100について、以下その動
作を説明する。第4の実施例で述べたマルチメディア情
報端末装置100は再生をおこなった画像情報および音
声情報のうち、画像情報のみに着目し、フレーム間符号
化データ250とフレーム内符号化データ260から構
成される画像データ240のうち、フレーム内符号化デ
ータ260だけをフレーム内符号化データ抽出部158
が抽出し、既再生情報バッファ126に格納する。
【0047】以上のように本実施例によれば、バッファ
内に未表示画像情報、及び未出力音声情報と既表示画像
情報のうち、フレーム内符号化された画像情報を格納す
ることにより、バッファを有効に利用し、通信のジッタ
ーや遅延の許容範囲を広くすることができる。
【0048】
【発明の効果】以上のように本発明は、未再生情報と、
既再生情報とを格納するバッファをマルチメディア情報
端末装置に設けることにより、特殊再生を効率的にする
ことができる。
【0049】また、端末装置に特殊再生を計数するよう
にしたので、特殊再生の使用頻度に合わせて、未再生情
報と既再生情報とを格納するバッファ量を可変すること
により、特殊再生の効率化を図ることができる。
【0050】さらに、受信する画像情報メッセージのな
かに、再生時間データとプログラム全体時間データを設
けることにより、プログラムの残り時間に合わせて未再
生情報と既再生情報とを格納するバッファ量を可変し、
特殊再生の効率化を図ることができる。
【0051】そして、既再生情報のうち、音声情報では
なく、画像情報のみと、未再生情報(画像および音声情
報)とを格納するバッファをマルチメディア情報端末装
置に設けることにより、バッファを効率的に利用するこ
とができる。
【0052】最後に、格納する既再生情報の画像情報の
うち、フレーム内符号化された画像情報のみと、未再生
情報(画像および音声情報)とを格納するバッファをマ
ルチメディア情報端末装置に設けることにより、バッフ
ァを効率的に利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるマルチメディア
情報端末装置のブロック図
【図2】本発明の第1の実施例におけるマルチメディア
情報端末装置の制御部のブロック図
【図3】本発明の第1の実施例におけるマルチメディア
情報端末装置のバッファ部の論理構成図
【図4】本発明の第2の実施例におけるマルチメディア
情報端末装置の制御部の構成を示す概念図
【図5】本発明の第3の実施例におけるマルチメディア
情報端末装置の制御部の構成を示す概念図
【図6】本発明の第3の実施例における画像情報メッセ
ージのデータ構成を示すフォーマット図
【図7】本発明の第4の実施例におけるマルチメディア
情報端末装置の制御部の構成を示す概念図
【図8】本発明の第4の実施例におけるマルチメディア
情報端末装置のバッファ部の論理構成図
【図9】本発明の第5の実施例におけるマルチメディア
情報端末装置の制御部の構成を示す概念図
【図10】本発明の第5の実施例における画像情報メッ
セージの画像データのデータ構成図
【図11】従来のマルチメディア情報端末装置のブロッ
ク図
【符号の説明】
100 マルチメディア情報端末装置 110 通信処理部 120 バッファ部 130 制御部 140 コマンド入力部 150 R/W部 160 復号化部 170 ディスプレイ部 180 スピーカ部 190 伝送路

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伝送路を介して外部から情報を受信する
    通信処理手段と、前記通信処理手段により受信した情報
    を一時的に格納するバッファと、前記にバッファに格納
    された情報を出力する出力手段と、前記出力手段への出
    力要求を入力するコマンド入力手段と、前記コマンド入
    力手段の入力に基づき前記通信処理手段と前記バッファ
    に格納する情報を管理する制御手段とを備え、前記制御
    手段が前記バッファに格納された出力手段への出力が終
    了した既出力情報と出力が終了していない未出力情報と
    の割合を制御することを特徴とする情報端末装置。
  2. 【請求項2】 制御手段がバッファに格納する既出力情
    報と未出力情報の割合を等しく管理することを特徴とす
    る請求項1記載の情報端末装置。
  3. 【請求項3】 コマンド入力手段により入力された特殊
    再生を記憶する特殊再生記憶手段を備え、制御手段が前
    記特殊再生記憶手段に記憶された特殊再生の情報に基づ
    きバッファに格納する既出力情報と未出力情報との割合
    を制御することを特徴とする請求項1記載の情報端末装
    置。
  4. 【請求項4】 制御手段が出力すべき全体の情報量と既
    出力情報量に基づきバッファに格納する既出力情報と未
    出力情報との割合を制御することを特徴とする請求項1
    記載の情報端末装置。
  5. 【請求項5】 通信処理手段が画像情報と音声情報から
    なる情報を受信し、制御手段がバッファに未出力情報と
    して画像情報と音声情報を、既出力情報として画像情報
    を格納することを特徴とする請求項1から請求項4のい
    ずれかに記載の情報端末装置。
  6. 【請求項6】 制御手段がバッファに格納する画像情報
    がフレーム内符号化された画像情報であることを特徴と
    する請求項5に記載の情報端末装置。
  7. 【請求項7】 通信処理手段が受信する情報が、画像情
    報と音声情報からなる情報であることを特徴とする請求
    項1から請求項4のいずれかに記載の情報端末装置。
JP14632094A 1994-06-28 1994-06-28 情報端末装置 Pending JPH0818932A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14632094A JPH0818932A (ja) 1994-06-28 1994-06-28 情報端末装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14632094A JPH0818932A (ja) 1994-06-28 1994-06-28 情報端末装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0818932A true JPH0818932A (ja) 1996-01-19

Family

ID=15405009

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14632094A Pending JPH0818932A (ja) 1994-06-28 1994-06-28 情報端末装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0818932A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8918823B2 (en) 2002-05-16 2014-12-23 Thomson Licensing Digital decoder having a so-called “playback” mode of operation and comprising two buffer memories

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8918823B2 (en) 2002-05-16 2014-12-23 Thomson Licensing Digital decoder having a so-called “playback” mode of operation and comprising two buffer memories
US9420335B2 (en) 2002-05-16 2016-08-16 Thomson Licensing Digital decoder having a so-called “playback” mode of operation and comprising two buffer memories

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100953584B1 (ko) 타임 시프트 텔레비전을 구현하기 위한 방법, 장치, 및 시스템
JP2908977B2 (ja) サーバ
KR100270158B1 (ko) 데이터 전송 네트워크용 정보처리 장치 및 그 방법
JPH06133262A (ja) ディジタル動画ファイルの特殊再生制御処理方法
JP3557216B2 (ja) 対話型通信システム
KR101380378B1 (ko) 트릭 재생을 위한 비디오 데이터를 생성하는 방법
JP3236875B2 (ja) インターラクティブテレビ端末装置
JP4880996B2 (ja) 映像タイトル再生装置および映像タイトル再生システム
JP3557217B2 (ja) ビデオデータ及び/又はオーディオデータ等の情報データを記憶する記憶媒体装置及び情報提供装置
US5766018A (en) Disc playback system, karaoke system and disc playback method
JP3072971B2 (ja) ビデオ・オン・デマンドシステムとそれを構成するビデオサーバ装置及び端末装置
JP2003209823A (ja) ストリーム送受信システムおよびストリーム送受信方法
JP4040343B2 (ja) 動画像処理装置
JP3557219B2 (ja) マルチキャスティング機能付きインフォメーションオンディマンドシステム
JPH0818932A (ja) 情報端末装置
KR20030086258A (ko) 저장 매체에 대한 액세스를 관리하기 위한 디바이스 및 방법
JP3557218B2 (ja) 情報サービスシステム
JP3149098B2 (ja) ディジタル動画情報ファイルの多重読み取り方法
KR20020011908A (ko) 화상 처리 장치 및 화상 처리 방법 및 기록 매체
JP3193851B2 (ja) ビデオサーバ装置
JP2000222827A (ja) 情報記録再生装置
JP2652595B2 (ja) 音声映像情報提供システム
JP3036579B2 (ja) Vodシステムにおける特殊再生方式
JPH09186967A (ja) 動画処理方法
JP2004015821A (ja) データを記録再生する装置および方法