JPH08189294A - シールド掘進機 - Google Patents
シールド掘進機Info
- Publication number
- JPH08189294A JPH08189294A JP42895A JP42895A JPH08189294A JP H08189294 A JPH08189294 A JP H08189294A JP 42895 A JP42895 A JP 42895A JP 42895 A JP42895 A JP 42895A JP H08189294 A JPH08189294 A JP H08189294A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cutter head
- auxiliary
- main
- face plate
- heads
- Prior art date
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- Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)
Abstract
る主カッタヘッド11の中心部に、副カッタヘッド12を回
転自在に設けるとともに、環状の主カッタヘッド11の面
板部11b に複数個の補助カッタヘッド13を回転自在に設
け、上記副カッタヘッド12および補助カッタヘッド13
を、主カッタヘッド11の面板部11b から出退自在に設け
たものである。 【効果】 パイプなどの障害物を発見した場合には、主
カッタヘッドに設けられた少なくとも複数個の補助カッ
タヘッドを前方に突出させるとともに回転させることに
より、障害物を極めて容易かつ迅速に切断することがで
きる。
Description
ド掘進機に関するものである。
機により行われており、またそのカッタヘッドには、土
砂掘削用のカッタビットが設けられている。
合、シールド掘進機のカッタヘッドにより切削するのが
困難となる。そこで、従来、このような障害物が発見さ
れた場合には、事前に、除去するか、またはシールド掘
進機の前面に入り、作業員によって、障害物が取り除か
れていた。
に除去する作業には、作業員の安全の確保のために、地
盤の改良などを行う必要があり、非常に、手間が掛かる
とともに、トンネル工事を遅らせる原因になっていた。
ールド掘進機を提供することを目的とする。
め、本発明のシールド掘進機は、シールド本体の前部に
回転自在に設けられる主カッタヘッドの中心部に、副カ
ッタヘッドを回転自在に設けるとともに、環状の主カッ
タヘッドの面板部に複数個の補助カッタヘッドを回転自
在に設け、上記少なくとも補助カッタヘッドを、主カッ
タヘッドの面板部から出退自在に設けたものである。
見した場合には、主カッタヘッドに設けられた複数個の
補助カッタヘッドを前方に突出させるとともに回転させ
ることにより、障害物を極めて容易かつ迅速に切断する
ことができる。
基づき説明する。図1および図2において、1は本発明
に係るマルチカッタ式シールド掘進機で、そのシールド
本体2の前部には、カッタヘッド3が支持体4を介して
回転自在に支持されている。なお、この支持体4は、図
1に示すように、シールド本体2内に設けられた環状隔
壁部5Aの中央部に旋回軸受6を介して挿通支持された
回転隔壁部5Bと、この回転隔壁部5Bから前方に突設
された複数個の連結部材7とから構成されている。勿
論、これら各連結部材7の先端部に、カッタヘッド3が
連結されている。なお、このカッタヘッド3は、支持体
4の後端部に設けられた旋回軸受6の外輪部(または内
輪部)に形成されたリングギヤ8およびこれに噛合する
ピニオン9を介して、回転駆動装置(例えば、油圧モー
タ、電動機などが使用される)10により回転駆動され
る。
び図2に示すように、シールド本体2と同一外径を有す
る環状の主カッタヘッド11と、この主カッタヘッド1
1側に形成された中心穴部11a内に回転自在に挿入配
置された副カッタヘッド12と、上記主カッタヘッド1
1の面板部11bに、複数個例えば90度間隔で4個回
転自在に挿入配置された小径の補助カッタヘッド13と
を有し、またこれら副カッタヘッド12および補助カッ
タヘッド13は、それぞれ主カッタヘッド11の面板部
11bから前方に向かって出退自在に設けられ、さらに
これらの各カッタヘッド12,13には、パイプなどの
障害物を切断するためのローラカッタ14,15がそれ
ぞれ設けられている。
ド11の中心穴部11a内に出退自在に配置された円筒
体21と、主カッタヘッド11側に設けられてこの円筒
体21を出退させる出退装置(図示しないが、例えば油
圧シリンダなどが使用される)と、上記円筒体21に旋
回軸受22を介して回転自在に設けられた面板部23
と、上記旋回軸受22の外輪部(または内輪部)に形成
されたリングギヤ24をピニオン25を介して回転させ
る回転駆動装置(例えば、油圧モータ、電動機などが使
用される)26とから構成されている。
ヘッド11の面板部11bの所定位置に出退自在に配置
された円筒体31と、主カッタヘッド11側に設けられ
てこの円筒体31を出退させる出退装置(図示しない
が、例えば油圧シリンダなどが使用される)と、上記円
筒体31に旋回軸受32を介して回転自在に設けられた
面板部33と、上記旋回軸受32の外輪部(または内輪
部)に形成されたリングギヤ34をピニオン35を介し
て回転させる回転駆動装置(例えば、油圧モータ、電動
機などが使用される)36とから構成されている。
については、主カッタヘッド11が1回転した際に、そ
の半径方向全長に亘る範囲が掘削し得るように、主カッ
タヘッド11の半径方向に沿ってずらされて配置されて
いる。例えば、図1に示すように、2個の補助カッタヘ
ッド13A,13Bは、主カッタヘッド11の外周寄り
に、また残り2個の内、一方の補助カッタヘッド13C
については中央寄りに、他方の補助カッタヘッド13D
については内周寄りに、それぞれ配置されている。
削を行う場合には、副カッタヘッド12および補助カッ
タヘッド13を退入させた状態、すなわち主カッタヘッ
ド11の面板部11bと面一にした状態で、カッタヘッ
ド3を回転させれば良い。
された場合には、副カッタヘッド12および補助カッタ
ヘッド(場合によっては補助カッタヘッドだけ突出させ
るようにしても良い)13を所定ストロークSだけ前方
に突出させて[図1の(イ)位置に示す]、面板部2
3,33を回転させれば、ローラカッタ15(14)に
より、パイプなどの障害物を切断することができる。
13の配置については、外周寄りに2個、中間に1個、
内周寄りに1個配置したが、例えば図3に示すように、
外周寄りに1個(13A)、中間に1個(13B)、内
周寄りに2個(13C,13D)配置しても良く、また
図4に示すように、外周寄りに2個(13A,13
B)、内周寄りに2個(13C,13D)配置しても良
い。
イプなどの障害物を発見した場合には、主カッタヘッド
に設けられた複数個の補助カッタヘッドを前方に突出さ
せるとともに回転させることにより、障害物を容易にか
つ迅速に切断することができる。すなわち、従来のよう
に、作業員により取り除く場合に比べて、安全でかつ作
業効率を大幅に向上させることができる。
面図である。
ドの正面図である。
カッタヘッドの正面図である。
カッタヘッドの正面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】シールド本体の前部に回転自在に設けられ
る主カッタヘッドの中心部に、副カッタヘッドを回転自
在に設けるとともに、環状の主カッタヘッドの面板部に
複数個の補助カッタヘッドを回転自在に設け、上記少な
くとも補助カッタヘッドを、主カッタヘッドの面板部か
ら出退自在に設けたことを特徴とするシールド掘進機。 - 【請求項2】複数個の補助カッタヘッドの内、少なくと
も1個は他のものに対し、主カッタヘッドの回転軸心か
ら異なる半径距離でもって配置したことを特徴とする請
求項1記載のシールド掘進機。 - 【請求項3】補助カッタヘッドに、ローラカッタを設け
たことを特徴とする請求項1または2に記載のシールド
掘進機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP42895A JP3244603B2 (ja) | 1995-01-06 | 1995-01-06 | シールド掘進機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP42895A JP3244603B2 (ja) | 1995-01-06 | 1995-01-06 | シールド掘進機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08189294A true JPH08189294A (ja) | 1996-07-23 |
JP3244603B2 JP3244603B2 (ja) | 2002-01-07 |
Family
ID=11473548
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP42895A Expired - Lifetime JP3244603B2 (ja) | 1995-01-06 | 1995-01-06 | シールド掘進機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3244603B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016169557A (ja) * | 2015-03-13 | 2016-09-23 | 川崎重工業株式会社 | シールド掘進機及びトンネル掘削方法 |
CN112360493A (zh) * | 2020-11-11 | 2021-02-12 | 安徽唐兴机械装备有限公司 | 一种可伸缩的顶管机刀盘 |
CN112502724A (zh) * | 2020-12-07 | 2021-03-16 | 安徽唐兴机械装备有限公司 | 一种抑制滚刀偏移的顶管机滚刀 |
CN114738550A (zh) * | 2022-02-23 | 2022-07-12 | 北京有新环保科技有限公司 | 一种可在管道内拆解的顶管机 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5775384B2 (ja) | 2011-07-01 | 2015-09-09 | 西松建設株式会社 | 掘削装置 |
CN102410027B (zh) * | 2011-10-19 | 2013-10-30 | 中铁隧道装备制造有限公司 | 新型双模式tbm及其控制方法 |
-
1995
- 1995-01-06 JP JP42895A patent/JP3244603B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2016169557A (ja) * | 2015-03-13 | 2016-09-23 | 川崎重工業株式会社 | シールド掘進機及びトンネル掘削方法 |
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CN112360493B (zh) * | 2020-11-11 | 2022-11-22 | 安徽唐兴装备科技股份有限公司 | 一种可伸缩的顶管机刀盘 |
CN112502724A (zh) * | 2020-12-07 | 2021-03-16 | 安徽唐兴机械装备有限公司 | 一种抑制滚刀偏移的顶管机滚刀 |
CN112502724B (zh) * | 2020-12-07 | 2022-11-15 | 安徽唐兴机械装备有限公司 | 一种抑制滚刀偏移的顶管机滚刀 |
CN112502724B8 (zh) * | 2020-12-07 | 2023-03-07 | 安徽唐兴装备科技股份有限公司 | 一种抑制滚刀偏移的顶管机滚刀 |
CN114738550A (zh) * | 2022-02-23 | 2022-07-12 | 北京有新环保科技有限公司 | 一种可在管道内拆解的顶管机 |
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