JPH08189158A - 曲がり継手 - Google Patents
曲がり継手Info
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- JPH08189158A JPH08189158A JP33989294A JP33989294A JPH08189158A JP H08189158 A JPH08189158 A JP H08189158A JP 33989294 A JP33989294 A JP 33989294A JP 33989294 A JP33989294 A JP 33989294A JP H08189158 A JPH08189158 A JP H08189158A
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- JP
- Japan
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- joint
- cover plate
- joint body
- joint member
- central corner
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- Building Environments (AREA)
- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
Abstract
まっても、上階からその雨水が見えない体裁の良い曲が
り継手を提供する。 【構成】 直角に曲がった継手本体1の両端に、軒樋の
差込溝2hを一端側に形成した継手部材2の他端側をス
ライド自在に内嵌した曲がり継手において、継手本体1
の底面形状と略同一の平面形状を有する直角被覆板3の
両端部3cを、継手部材2のスライドを妨げないように
継手部材2の底面の上に重ねると共に、直角被覆板3の
中央コーナー部3aを継手本体1の中央コーナー部1g
に固定した構成の曲がり継手とする。直角被覆板3によ
って、継手本体の中央コーナー部1gに溜まる雨水を見
えなくすると共に、継手本体1と継手部材2との段差部
を見えなくし、体裁を良くする。
Description
において軒樋を接続するために使用される曲がり継手に
関する。
般的な曲がり継手は、直角に曲がった継手本体100の
両端に、軒樋の差込溝101を一端側に設けた継手部材
102の他端側をスライド自在に内嵌して構成されてい
る。
がスライド自在であるため、軒樋の熱伸縮を吸収できる
という利点を有するが、その反面、以下に述べるような
欠点があった。
手は、継手本体100の中央コーナー部の底面103が
双方の継手部材102の底面104より一段低いため、
この中央コーナー部の底面103に雨水が溜まり、上階
から見下ろすと体裁が悪く汚らしいという問題があっ
た。また、雨水が溜まると、水苔が発生して、体裁が一
層悪くなる原因となり、更に、蚊が発生する原因ともな
っていた。
で、その目的とするところは、継手本体の中央コーナー
部に雨水が溜まっても上階から見えない体裁の良い曲が
り継手を提供することにある。そして、望ましくは、中
央コーナー部に雨水が溜まるのを実質的に防止すること
ができる曲がり継手を提供することにある。
め、本発明は、直角に曲がった継手本体の両端に、軒樋
の差込溝を一端側に形成した継手部材の他端側をスライ
ド自在に内嵌してなる曲がり継手において、上記継手本
体の底面形状と略同一の平面形状を有する直角被覆板の
両端部を、上記継手部材のスライドを妨げないように上
記継手部材の底面の上にそれぞれ重ねると共に、この直
角被覆板の中央コーナー部を上記継手本体の中央コーナ
ー部に固定したことを特徴とするものである。
ーナー部の裏面に方形枠を設け、この方形枠を継手本体
の中央コーナー部の底面に水密的に接着したものであ
る。
ー部の底面が直角被覆板で覆われた状態となっているた
め、中央コーナー部に雨水が溜まっても、上階から見え
ることがない。そして、継手部材の底面も直角被覆板で
覆われて段差が見えなくなり、曲がり継手の底面があた
かも平坦であるかのように見えるので、体裁が大幅に向
上する。
に方形枠を設け、この方形枠を継手本体の中央コーナー
部の底面に水密的に接着した曲がり継手は、方形枠内に
雨水が浸入して溜まることがなく、中央コーナー部の方
形枠外周部の僅かな空間部分に雨水が溜まるだけとなる
から、実質的に雨水の滞溜を防止することができる。
する。
す分解斜視図、図2は同実施例の平面図、図3は図2の
A−B−C線断面図である。
等の合成樹脂で成形された継手本体、2は同じく合成樹
脂で成形された継手部材、3は合成樹脂製の直角被覆板
である。
1aの両側に沿って、高い前側壁1bと低い後側壁1c
を形成したものであり、美観とボリューム感を出すため
に、前側壁1bの上半部を後方へ湾曲傾斜させている。
そして、水切りを兼ねた段部1dを前側壁1bに形成
し、前側壁1bに降りかかった雨水が底壁1aへ伝わな
いようにしている。また、この前側壁1bと後側壁1c
の両端部上縁には、内側へ突出する耳押え片1e,1f
を形成し、この耳押え片1e,1fの下側に継手部材2
の耳部2a,2bを嵌込むようにしてある。
し、他端側を継手本体1にスライド自在に内嵌する嵌合
部21としたもので、嵌合部21は継手本体1の断面形
状と実質的に相似の断面形状を有し、継手本体1の肉厚
分だけ寸法が小さくなっている。そして、この嵌合部2
1の底壁2cと前後の側壁2d,2eの外面に凹溝を形
成して、2本の止水用パッキン2fを接着剤で接着し、
継手部材2の嵌合部21と継手本体1の両端部との隙間
から雨水が洩れないように止水すると共に、前後の側壁
2d,2eの上縁に前記の耳部2a,2bを形成してい
る。
は、継手本体1と実質的に同一の断面形状を有する外壁
2gを設けて、この外壁2gと上記の底壁2c及び前後
の側壁2d,2eとの間に軒樋の差込溝2hを形成した
ものであり、外壁2gの前側壁部と後側壁部の上縁に
は、軒樋の耳部を嵌込む耳押え片2i,2jを内側へ突
出させて形成している。そして、この外壁2gの後側壁
部の幅を前側壁部より大きくすると共に、それに対応し
て低壁部も途中から拡幅することによって軒樋の差込み
ガイド部2kを形成し、軒樋の差込接続を容易に行える
ようにしている。なお、2mは軒樋の前側壁を内側から
押さえる押え片である。
形状と略同一の平面形状を有するもので、その中央コー
ナー部3aの裏面には方形枠3bを設けてある。この方
形枠3bは、継手本体1の底面から継手部材2の底面ま
での高さ(段差寸法)と実質的に同一の高さを有するも
ので、中央コーナー部3aの裏面に一体に形成してもよ
いし、別途作製した方形枠3bを中央コーナー部3aの
裏面に接着剤で接着してもよい。この直角被覆板3は、
継手部材2のスライドを妨げないように被覆板両端部3
c,3cを双方の継手部材2,2の底面の上に重ね、方
形枠3bを継手本体1の中央コーナー部1gの底面に接
着剤で水密的に接着して固定されている。
本体1の底壁1aの両端より少し内側に入るか、又は被
覆板両端が継手本体1の底壁両端と揃うような長さとす
ることが望ましく、このような長さにしておくと、継手
部材2が軒樋の収縮に伴って外方へスライドした場合で
も、直角被覆板3と継手部材2の底壁2cが重なったま
まとなるので、継手本体1の中央コーナー部1gに溜ま
った雨水が見えることがなく、また、継手部材2の底壁
2cと継手本体1の底壁1aとの段差も見えないので、
良好な体裁を維持することができる。
体1の中央コーナー部1gの底面が直角被覆板3で覆わ
れているため、中央コーナー部1gに雨水が溜まって
も、上階から見えることがなく、また、継手部材2の底
面も直角被覆板3で覆われて段差が見えなくなり、曲が
り継手の底面があたかも平坦であるかのように見えるの
で、体裁が大幅に向上する。しかも、直角被覆板3の方
形枠3bが継手本体1の中央コーナー部1gの底面に水
密的に接着されているので、この方形枠3b内に雨水が
浸入して溜まることはなく、方形枠3b外周部の僅かな
空間部分4に雨水が溜まるだけとなるから、実質的に雨
水の滞溜を防止することができる。
材2のスライドを妨げない範囲で方形枠3bを可能な限
り大きく形成し、方形枠外周部の空間4を極力小さくす
ることが望ましい。しかし、この空間4は、軒樋の底面
に残る僅かな雨水の流水道となるものであるから、雨水
の流れを妨げない程度に空間4を残しておく必要があ
る。尚、軒樋の底面に残る僅かな雨水の流水道は、直角
被覆板3の幅を継手本体1の底面の幅より少し狭くする
ことによって、直角被覆板3と継手本体1の前後の側壁
1b,1cとの間に形成してもよい。
込みガイド部2kの上に軒樋の端部を載せて、軒樋の後
側壁を継手部材2の外壁2gの後側壁部に当てがうと、
軒樋の端部と継手部材2の差込溝2hが相対向するよう
に位置決めされるので、そのまま軒樋を差込溝2hに差
込むことによって容易に接続することができる。そし
て、軒樋が熱伸縮すると、それに追従して双方の継手部
材2,2がスライドするので、軒樋が熱伸縮によって反
り上がったり、軒樋が曲がり継手から抜け落ちるような
ことはない。
ナー部3aの裏面に方形枠3bを設けているが、方形枠
3bに代えて、方形の板を中央コーナー部3aの裏面に
接着したり、直角被覆板3の中央コーナー部3aの肉厚
を方形枠3bの高さ分だけ厚くしてもよい。また、直角
被覆板3の方形枠3bを継手本体1の中央コーナー部1
gの底面に接着する代わりに、継手本体1の中央コーナ
ー部1gの前側壁1bと後側壁1cに、図1の仮想線で
示すような支持片1hを内側へ突出させて形成し、この
支持片1hの上に直角被覆板3の中央コーナー部3aを
接着するようにしてもよい。この場合は、直角被覆板3
の方形枠3bが不要となる。また、直角被覆板3は前も
って継手本体1に取付けておくのが良いが、場合によっ
ては、軒樋を接続した後で取付けるようにしてもよい。
示す部分断面図であって、このものは、継手本体1の底
壁1aの両端に上方へ突出する突起1iを形成し、継手
部材2の止水パッキン2f両側の底壁2cに下方へ突出
する突出片2nを形成している。このような突起1iと
突出片2nを設けると、軒樋の熱収縮に伴って継手部材
2が外方へスライドしたときに突起1iと突出片2nが
係合し、継手部材2が継手本体1から抜け出すのを防止
できる利点があり、また、継手部材2がこの係合位置ま
でスライドしたときでも直角被覆板3の端部が継手部材
2の底壁2cと重なるように直角被覆板3の長さを設定
しておくことで、確実に雨水の溜りを見えなくすること
ができる。
で、図4において同一部材に同一符号を付し、説明を省
略する。
おいて軒樋を直角に接続する外曲がり継手を示したもの
であるが、本発明の曲がり継手は、軒先の入隅部におい
て軒樋を直角に接続する内曲がり継手についても適用さ
れるものである。
の曲がり継手は、継手本体の中央コーナー部に雨水が溜
まっても上階から見えることがなく、曲がり継手の底面
があたかも平坦であるかのように見えるので、体裁が大
幅に向上するといった効果を奏する。特に、直角被覆板
の中央コーナー部の裏面に方形枠を設けて継手本体の中
央コーナー部に水密的に接着したものは、上記効果に加
えて、雨水が溜まるのを実質的に防止できるので、溜ま
った雨水による水苔の発生や蚊の発生を防止することも
できるといった効果を奏する。
図である。
面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】直角に曲がった継手本体の両端に、軒樋の
差込溝を一端側に形成した継手部材の他端側をスライド
自在に内嵌してなる曲がり継手において、上記継手本体
の底面形状と略同一の平面形状を有する直角被覆板の両
端部を、上記継手部材のスライドを妨げないように上記
継手部材の底面の上にそれぞれ重ねると共に、この直角
被覆板の中央コーナー部を上記継手本体の中央コーナー
部に固定したことを特徴とする曲がり継手。 - 【請求項2】直角被覆板の中央コーナー部の裏面に方形
枠を設け、この方形枠を継手本体の中央コーナー部の底
面に水密的に接着したことを特徴とする請求項1に記載
の曲がり継手。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33989294A JP3243681B2 (ja) | 1994-12-30 | 1994-12-30 | 曲がり継手 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33989294A JP3243681B2 (ja) | 1994-12-30 | 1994-12-30 | 曲がり継手 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08189158A true JPH08189158A (ja) | 1996-07-23 |
JP3243681B2 JP3243681B2 (ja) | 2002-01-07 |
Family
ID=18331799
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33989294A Expired - Fee Related JP3243681B2 (ja) | 1994-12-30 | 1994-12-30 | 曲がり継手 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3243681B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1522637A2 (de) * | 2003-10-09 | 2005-04-13 | Gabs AG | Wasserinne und ein Rinnenwinkel |
GB2496199A (en) * | 2011-11-07 | 2013-05-08 | Wade Internat Ltd | Drainage channel grating |
-
1994
- 1994-12-30 JP JP33989294A patent/JP3243681B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1522637A2 (de) * | 2003-10-09 | 2005-04-13 | Gabs AG | Wasserinne und ein Rinnenwinkel |
EP1522637A3 (de) * | 2003-10-09 | 2007-05-02 | Gabs AG | Wasserinne und ein Rinnenwinkel |
GB2496199A (en) * | 2011-11-07 | 2013-05-08 | Wade Internat Ltd | Drainage channel grating |
GB2496199B (en) * | 2011-11-07 | 2015-08-12 | Wade Internat Ltd | Drainage channel grating |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3243681B2 (ja) | 2002-01-07 |
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