JPH08188516A - 歯科用仮封材組成物 - Google Patents
歯科用仮封材組成物Info
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- JPH08188516A JPH08188516A JP7249939A JP24993995A JPH08188516A JP H08188516 A JPH08188516 A JP H08188516A JP 7249939 A JP7249939 A JP 7249939A JP 24993995 A JP24993995 A JP 24993995A JP H08188516 A JPH08188516 A JP H08188516A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 硬化後に適度な硬さと弾性を有し、更に充填
後に窩洞内で膨張することにより緊密な封鎖性を発現す
る歯科用暫間充填剤。 【解決手段】 重量平均分子量1000〜20000の
不飽和ウレタン系オリゴマー100重量部、架橋型ポリ
メチルメタクリレート,架橋型ポリウレタンの粉末等の
有機系充填材50〜300重量部、及びベンジル,カン
ファーキノン等の光重合開始剤0.01〜10重量部を
含有してなる歯科用仮封材組成物。
後に窩洞内で膨張することにより緊密な封鎖性を発現す
る歯科用暫間充填剤。 【解決手段】 重量平均分子量1000〜20000の
不飽和ウレタン系オリゴマー100重量部、架橋型ポリ
メチルメタクリレート,架橋型ポリウレタンの粉末等の
有機系充填材50〜300重量部、及びベンジル,カン
ファーキノン等の光重合開始剤0.01〜10重量部を
含有してなる歯科用仮封材組成物。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は歯科用光硬化性組成
物に関するものである。詳しくは、硬化後に適度な硬さ
と弾性を有し、さらに充填後に窩洞内で膨張することに
より緊密な封鎖性を発現する歯科用暫間充填材(以下、
仮封材と称する)に関するものである。
物に関するものである。詳しくは、硬化後に適度な硬さ
と弾性を有し、さらに充填後に窩洞内で膨張することに
より緊密な封鎖性を発現する歯科用暫間充填材(以下、
仮封材と称する)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】仮封材とは、歯科の治療経過途中に一端
患者を帰してから治療を再開するまでの数日間、窩洞に
充填しておく暫間充填材料であり、歯牙の保存治療や歯
内治療において頻繁に使用され、充填期間は通常1〜2
週間である。
患者を帰してから治療を再開するまでの数日間、窩洞に
充填しておく暫間充填材料であり、歯牙の保存治療や歯
内治療において頻繁に使用され、充填期間は通常1〜2
週間である。
【0003】仮封材を充填する目的は、主として治療経
過途中の歯内組織の保護である。具体的には、細菌感
染防止,外来刺激遮断,薬物漏出防止などであり、
順調な治療を継続するためには重要な要素である。
過途中の歯内組織の保護である。具体的には、細菌感
染防止,外来刺激遮断,薬物漏出防止などであり、
順調な治療を継続するためには重要な要素である。
【0004】仮封材の所要性質としては、緊密な封鎖
効果があること,咬合圧に耐えうる硬さを有し、破損
および変形しないこと,歯の硬組織および歯髄に対し
て為害性を持たないこと,充填および除去操作が容易
であること,脱落しないこと,などが挙げられるが、
これらを全て満足する材料は従来は存在しなかった。そ
れは「封鎖性があること」および「脱落しにくいこと」
という条件と「除去操作が容易であること」という条件
が相反するものだからであり、従来の仮封材はほとんど
どちらか一方の条件しか満たしていない。
効果があること,咬合圧に耐えうる硬さを有し、破損
および変形しないこと,歯の硬組織および歯髄に対し
て為害性を持たないこと,充填および除去操作が容易
であること,脱落しないこと,などが挙げられるが、
これらを全て満足する材料は従来は存在しなかった。そ
れは「封鎖性があること」および「脱落しにくいこと」
という条件と「除去操作が容易であること」という条件
が相反するものだからであり、従来の仮封材はほとんど
どちらか一方の条件しか満たしていない。
【0005】従来の仮封材は大別して、熱可塑性樹脂
(テンポラリーストッピング),水硬性仮封材,歯
科用セメント(ユージノールセメント,非ユージノール
セメント,リン酸亜鉛セメント),光硬化型,の4種
類に分けられる。
(テンポラリーストッピング),水硬性仮封材,歯
科用セメント(ユージノールセメント,非ユージノール
セメント,リン酸亜鉛セメント),光硬化型,の4種
類に分けられる。
【0006】熱可塑性樹脂は、加熱して軟化させた後、
窩洞に充填して用いるもので、充填,除去操作が簡便な
ため、多く利用されている。しかし窩壁に密着する充分
な流動性がないことおよび冷却硬化時に収縮するため、
窩洞を緊密に封鎖する効果は期待できない。
窩洞に充填して用いるもので、充填,除去操作が簡便な
ため、多く利用されている。しかし窩壁に密着する充分
な流動性がないことおよび冷却硬化時に収縮するため、
窩洞を緊密に封鎖する効果は期待できない。
【0007】水硬性仮封材は口腔内の唾液と反応して硬
化する材料である。容器から取り出しそのまま窩洞に充
填するだけの簡便なものだが、硬化に数時間を要するこ
と、摩耗や脱落が起こり易いことなどの欠点がある。
化する材料である。容器から取り出しそのまま窩洞に充
填するだけの簡便なものだが、硬化に数時間を要するこ
と、摩耗や脱落が起こり易いことなどの欠点がある。
【0008】歯科用セメントは数分で適度な硬さの硬化
体となる材料であり、鎮痛,鎮静,および抗菌作用をも
つものもある。しかしほとんどが煩雑かつ熟練を要する
粉液混合操作を必要とする。また、封鎖性は良好である
が硬化体が硬く脆いため除去操作が非常に困難である。
体となる材料であり、鎮痛,鎮静,および抗菌作用をも
つものもある。しかしほとんどが煩雑かつ熟練を要する
粉液混合操作を必要とする。また、封鎖性は良好である
が硬化体が硬く脆いため除去操作が非常に困難である。
【0009】光硬化型は、ウレタン系ジメタクリレート
に光重合開始剤と無機フィラーおよび有機無機複合フィ
ラーを加えたもので、窩洞に充填した後、光照射によっ
て硬化させるものである。この材料は充填,除去操作が
簡便であるが、硬化時に0.4%程度の線収縮がおこる
ため、窩洞の封鎖性が良くないという欠点がある。
に光重合開始剤と無機フィラーおよび有機無機複合フィ
ラーを加えたもので、窩洞に充填した後、光照射によっ
て硬化させるものである。この材料は充填,除去操作が
簡便であるが、硬化時に0.4%程度の線収縮がおこる
ため、窩洞の封鎖性が良くないという欠点がある。
【0010】仮封材は歯科治療において頻繁に使用され
る材料であり、短期間とはいえ、治療経過途中の歯内組
織を保護する重要な役割を担っている。しかしながら、
これまでの材料は、一般に充填および除去操作が容易な
ものは封鎖性が悪く、封鎖性の良いものは充填および除
去操作が煩雑である。即ち、従来の仮封材には臨床家が
十分満足できる材料はない。このため、物性,操作性と
もに優れた仮封材の開発が強く望まれていた。
る材料であり、短期間とはいえ、治療経過途中の歯内組
織を保護する重要な役割を担っている。しかしながら、
これまでの材料は、一般に充填および除去操作が容易な
ものは封鎖性が悪く、封鎖性の良いものは充填および除
去操作が煩雑である。即ち、従来の仮封材には臨床家が
十分満足できる材料はない。このため、物性,操作性と
もに優れた仮封材の開発が強く望まれていた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは充填,除
去操作が容易で封鎖性に優れ、かつ脱落が起こりにくい
仮封材を開発すべく鋭意研究を重ねた。
去操作が容易で封鎖性に優れ、かつ脱落が起こりにくい
仮封材を開発すべく鋭意研究を重ねた。
【0012】
【課題を解決するための手段】その結果、重量平均分子
量1000〜20000の不飽和ウレタン系オリゴマー
に、有機系充填材と光重合開始剤を配合してなる系が仮
封材として好ましい性質を有することを見いだし、本発
明を開発するに至った。
量1000〜20000の不飽和ウレタン系オリゴマー
に、有機系充填材と光重合開始剤を配合してなる系が仮
封材として好ましい性質を有することを見いだし、本発
明を開発するに至った。
【0013】即ち、本発明は、重量平均分子量1000
〜20000の不飽和ウレタン系オリゴマー100重量
部、有機系充填材50〜300重量部、及び光重合開始
剤0.01〜10重量部を含有してなる歯科用仮封材組
成物である。
〜20000の不飽和ウレタン系オリゴマー100重量
部、有機系充填材50〜300重量部、及び光重合開始
剤0.01〜10重量部を含有してなる歯科用仮封材組
成物である。
【0014】本発明に使用される不飽和ウレタン系オリ
ゴマーは、分子中に重合可能なアクリル基及び/又はメ
タクリル基、並びにウレタン結合を有し、重量平均分子
量が1000〜20000のウレタン系オリゴマーであ
り、代表的なものを一般式で表示すれば下記式(1)又
は(2)で表される。
ゴマーは、分子中に重合可能なアクリル基及び/又はメ
タクリル基、並びにウレタン結合を有し、重量平均分子
量が1000〜20000のウレタン系オリゴマーであ
り、代表的なものを一般式で表示すれば下記式(1)又
は(2)で表される。
【0015】
【化1】
【0016】(式中、R1は水素またはメチル基、R2は
2価の炭化水素基、R3はイソシアネート残基、nは1
〜6の数を示す。)
2価の炭化水素基、R3はイソシアネート残基、nは1
〜6の数を示す。)
【0017】
【化2】
【0018】(式中、R1は水素またはメチル基、R2は
2価の炭化水素基、R4はポリオール残基、nは1〜6
の数を示す。) また、上記一般式(1)および(2)において、R1は
水素またはメチル基を示すが、これは同一分子中におい
て同一であっても異なっていてもよい。
2価の炭化水素基、R4はポリオール残基、nは1〜6
の数を示す。) また、上記一般式(1)および(2)において、R1は
水素またはメチル基を示すが、これは同一分子中におい
て同一であっても異なっていてもよい。
【0019】従来より歯科治療の分野ではUDMA(2
−ヒドロキシエチルメタクリレートとトリメチルヘキサ
メチレンジイソシアネートとを化学量論的に等量で反応
させて得られる生成物)等の不飽和ウレタン系モノマー
を用いた材料が多く利用されてきた。しかしこれらのモ
ノマーは一般に重量平均分子量が1000未満であり、
耐摩耗性,強度に優れた硬化体を与えるものの、弾性に
乏しいものであった。一方、歯科印象材として長鎖のウ
レタンジアクリレートを用いる方法(特開昭63−15
0207)が示されている。しかしながらこの材料は非
常に弾性の大きい印象を目的とした用途であり、仮封材
に要求される条件とは全く異なるものである。
−ヒドロキシエチルメタクリレートとトリメチルヘキサ
メチレンジイソシアネートとを化学量論的に等量で反応
させて得られる生成物)等の不飽和ウレタン系モノマー
を用いた材料が多く利用されてきた。しかしこれらのモ
ノマーは一般に重量平均分子量が1000未満であり、
耐摩耗性,強度に優れた硬化体を与えるものの、弾性に
乏しいものであった。一方、歯科印象材として長鎖のウ
レタンジアクリレートを用いる方法(特開昭63−15
0207)が示されている。しかしながらこの材料は非
常に弾性の大きい印象を目的とした用途であり、仮封材
に要求される条件とは全く異なるものである。
【0020】本発明に使用される不飽和ウレタン系オリ
ゴマーは、1000以上の重量平均分子量を有し、硬化
架橋して適度な弾性をもつ硬化体を与える。このため、
これに充填材を加えて仮封材として使用した場合、硬化
体は適度な硬さをもち、また、窩洞から取り除く際にも
一塊として容易に除去することができる。重量平均分子
量が1000未満では硬化体の弾性が乏しくなるため、
窩洞からの除去は困難であり、本発明には適さない。ま
た、重量平均分子量が20000を超える不飽和ウレタ
ン系オリゴマーは、常温で固体であったり、非常に高粘
度であったりするため扱いにくく、本発明を実施するに
あたっては不適である。
ゴマーは、1000以上の重量平均分子量を有し、硬化
架橋して適度な弾性をもつ硬化体を与える。このため、
これに充填材を加えて仮封材として使用した場合、硬化
体は適度な硬さをもち、また、窩洞から取り除く際にも
一塊として容易に除去することができる。重量平均分子
量が1000未満では硬化体の弾性が乏しくなるため、
窩洞からの除去は困難であり、本発明には適さない。ま
た、重量平均分子量が20000を超える不飽和ウレタ
ン系オリゴマーは、常温で固体であったり、非常に高粘
度であったりするため扱いにくく、本発明を実施するに
あたっては不適である。
【0021】本発明を実施する上で好ましい不飽和ウレ
タン系オリゴマーは、下記式(3)
タン系オリゴマーは、下記式(3)
【0022】
【化3】
【0023】(式中、R1は水素またはメチル基を示
し、同一であっても異なっていてもよく、R2は2価の
炭化水素基、R5はポリエステル残基、Xはイソシアネ
ート残基、mは1以上の数を示す。)で表され、例え
ば、R1は水素,R2はエチレン基,R5はアジピン酸と
1,6−ヘキサンジオールからなるポリエステルの残
基,Xはイソホロンジイソシアネートの残基,m=1の
不飽和ウレタン系オリゴマー(分子量5500)や、R
1はメチル基,R2はエチレン基,R5はアジピン酸とジ
エチレングリコールからなるポリエステルの残基,Xは
α,α,α',α'−テトラメチル−1,3−キシリレンジ
イソシアネートの残基,m=1の不飽和ウレタン系オリ
ゴマー(分子量2750)等が挙げられる。
し、同一であっても異なっていてもよく、R2は2価の
炭化水素基、R5はポリエステル残基、Xはイソシアネ
ート残基、mは1以上の数を示す。)で表され、例え
ば、R1は水素,R2はエチレン基,R5はアジピン酸と
1,6−ヘキサンジオールからなるポリエステルの残
基,Xはイソホロンジイソシアネートの残基,m=1の
不飽和ウレタン系オリゴマー(分子量5500)や、R
1はメチル基,R2はエチレン基,R5はアジピン酸とジ
エチレングリコールからなるポリエステルの残基,Xは
α,α,α',α'−テトラメチル−1,3−キシリレンジ
イソシアネートの残基,m=1の不飽和ウレタン系オリ
ゴマー(分子量2750)等が挙げられる。
【0024】本発明に用いられる有機系充填材としては
ポリ(メタ)アクリル酸エステル,(メタ)アクリル酸
エステル共重合体,架橋型ポリ(メタ)アクリル酸エス
テル,ポリウレタン,架橋型ポリウレタン,ポリエステ
ル樹脂,架橋型ポリスチレン,エポキシ樹脂等の粉末を
挙げることができるが、硬化体の除去操作性と硬さのバ
ランスから、架橋型ポリメタクリル酸エステル粉末が特
に好ましい。架橋型ポリメタクリル酸エステル粉末と
は、ジビニルベンゼン,エチレングリコールジメタクリ
レート等のように分子中に2個またはそれ以上の重合性
二重結合を有する化合物によって架橋された構造を有す
るポリメタクリル酸エステルの粉末である。
ポリ(メタ)アクリル酸エステル,(メタ)アクリル酸
エステル共重合体,架橋型ポリ(メタ)アクリル酸エス
テル,ポリウレタン,架橋型ポリウレタン,ポリエステ
ル樹脂,架橋型ポリスチレン,エポキシ樹脂等の粉末を
挙げることができるが、硬化体の除去操作性と硬さのバ
ランスから、架橋型ポリメタクリル酸エステル粉末が特
に好ましい。架橋型ポリメタクリル酸エステル粉末と
は、ジビニルベンゼン,エチレングリコールジメタクリ
レート等のように分子中に2個またはそれ以上の重合性
二重結合を有する化合物によって架橋された構造を有す
るポリメタクリル酸エステルの粉末である。
【0025】これらの有機系充填材の粒径は、ペースト
の操作性の点から0.1〜100μmであることが好ま
しい。なお、これらの有機系充填材は単独で用いても2
種以上の混合物として用いてもよい。
の操作性の点から0.1〜100μmであることが好ま
しい。なお、これらの有機系充填材は単独で用いても2
種以上の混合物として用いてもよい。
【0026】これらの有機系充填材を用いた仮封材の吸
水膨張率の値は、無機系充填剤を用いたものの約2〜3
倍であり、また、吸水速度も大きい。このため窩洞に充
填された場合、重合収縮分(0.4〜0.5%の線収
縮)をより効果的に補償して窩洞の壁面に密着するので
緊密な封鎖性を発現することが可能となる。
水膨張率の値は、無機系充填剤を用いたものの約2〜3
倍であり、また、吸水速度も大きい。このため窩洞に充
填された場合、重合収縮分(0.4〜0.5%の線収
縮)をより効果的に補償して窩洞の壁面に密着するので
緊密な封鎖性を発現することが可能となる。
【0027】この有機系充填材の配合量は前記不飽和ウ
レタン系オリゴマー100重量部に対して50〜300
重量部の範囲が適当であるが、ペーストの操作性の点か
ら80〜250重量部の範囲であることがより好まし
い。50重量部未満の場合には、組成物の強度が不十分
となり、また、300重量部を超える場合には組成物の
硬化体の弾性が乏しくなって、ともに良好な仮封材を得
ることができない。
レタン系オリゴマー100重量部に対して50〜300
重量部の範囲が適当であるが、ペーストの操作性の点か
ら80〜250重量部の範囲であることがより好まし
い。50重量部未満の場合には、組成物の強度が不十分
となり、また、300重量部を超える場合には組成物の
硬化体の弾性が乏しくなって、ともに良好な仮封材を得
ることができない。
【0028】本発明に使用される光重合開始剤は、公知
の光重合触媒から適当なものを選んで使用することがで
き、必要に応じて還元剤を併用する。光重合開始剤とし
て代表的なものを例示すると、ベンジル,カンファーキ
ノン,α−ナフチル,P,P'−ジメトキシベンジル,等の
α−ジケトン類,2−ベンジル−2−ジメチルアミノ−
1−(4−モルフォリノフェニル)−ブタノン−1,2
−ベンジル−ジエチルアミノ−1−(4−モルフォリノ
フェニル)−プロパノン−1,等のα−アミノアセトフ
ェノン類が挙げられる。また、還元剤として代表的なも
のを例示するとN,N−ジメチルアミノ安息香酸エチル,
N,N−ジメチル−P−トルイジン,N,N,−ジヒドロキシエ
チル−P−トルイジン,N,N−ジメチルアニリン,4'−ジ
メチルアミノアセトフェノン,2−ジメチルアミノエチ
ルメタクリレート等の第3級アミン類が挙げられる。
の光重合触媒から適当なものを選んで使用することがで
き、必要に応じて還元剤を併用する。光重合開始剤とし
て代表的なものを例示すると、ベンジル,カンファーキ
ノン,α−ナフチル,P,P'−ジメトキシベンジル,等の
α−ジケトン類,2−ベンジル−2−ジメチルアミノ−
1−(4−モルフォリノフェニル)−ブタノン−1,2
−ベンジル−ジエチルアミノ−1−(4−モルフォリノ
フェニル)−プロパノン−1,等のα−アミノアセトフ
ェノン類が挙げられる。また、還元剤として代表的なも
のを例示するとN,N−ジメチルアミノ安息香酸エチル,
N,N−ジメチル−P−トルイジン,N,N,−ジヒドロキシエ
チル−P−トルイジン,N,N−ジメチルアニリン,4'−ジ
メチルアミノアセトフェノン,2−ジメチルアミノエチ
ルメタクリレート等の第3級アミン類が挙げられる。
【0029】この重合開始剤の配合量は、不飽和ウレタ
ン系オリゴマー100重量部当り0.01〜10重量部
が適当であるが、硬化深度と操作余裕時間のバランスの
点から0.1〜5重量部の範囲であることがより好まし
い。0.01重量部未満の場合、組成物は光照射によっ
て速やかに硬化することができず、10重量部より多い
場合には、保存安定性に問題が生じるため好ましくな
い。
ン系オリゴマー100重量部当り0.01〜10重量部
が適当であるが、硬化深度と操作余裕時間のバランスの
点から0.1〜5重量部の範囲であることがより好まし
い。0.01重量部未満の場合、組成物は光照射によっ
て速やかに硬化することができず、10重量部より多い
場合には、保存安定性に問題が生じるため好ましくな
い。
【0030】また、還元剤の添加量も重合開始剤と同
様、不飽和ウレタン系オリゴマー100重量部当り0.
01〜10重量部が適当である。
様、不飽和ウレタン系オリゴマー100重量部当り0.
01〜10重量部が適当である。
【0031】これらの光重合開始剤を配合してなる仮封
材組成物に、390〜700nmの可視光線を照射する
ことによって硬化体を得ることができる。
材組成物に、390〜700nmの可視光線を照射する
ことによって硬化体を得ることができる。
【0032】本発明の歯科用仮封材組成物においてはそ
の物性を著しく低下させない範囲でさらに他の添加剤を
添加してもよい。例えば不飽和ウレタン系オリゴマーの
粘度を下げる目的で、トリエチレングリコールジメタク
リレート,2−ヒドロキシエチルメタクリレート,ネオ
ペンチルグリコールジメタクリレート等の重合性単量体
を添加してもよい。なお、これらの重合性単量体の添加
量が大きくなると、硬化体の弾性は低下するため、添加
量は不飽和ウレタン系オリゴマー100重量部に対して
0〜50重量部程度が適当である。また、その他の添加
剤としては、重合禁止剤,紫外線吸収剤,可塑剤,顔
料,酸化防止剤,抗菌剤,界面活性剤等が挙げられる。
の物性を著しく低下させない範囲でさらに他の添加剤を
添加してもよい。例えば不飽和ウレタン系オリゴマーの
粘度を下げる目的で、トリエチレングリコールジメタク
リレート,2−ヒドロキシエチルメタクリレート,ネオ
ペンチルグリコールジメタクリレート等の重合性単量体
を添加してもよい。なお、これらの重合性単量体の添加
量が大きくなると、硬化体の弾性は低下するため、添加
量は不飽和ウレタン系オリゴマー100重量部に対して
0〜50重量部程度が適当である。また、その他の添加
剤としては、重合禁止剤,紫外線吸収剤,可塑剤,顔
料,酸化防止剤,抗菌剤,界面活性剤等が挙げられる。
【0033】本発明の歯科用仮封材組成物の調製方法
は、既知の歯科用組成物の調製方法となんら変わること
はない。即ち、各種オリゴマー,有機系充填材,光重合
開始剤及び必要に応じてその他添加剤を適量計量し、ラ
イカイ機,プラネタリーミキサー等の一般的な混練機に
よって均一になるまで混練することによりペースト状の
組成物を得ることができる。なお、本発明の歯科用仮封
材組成物は、重合開始剤として光重合開始剤を用いてい
るため、遮光した状態で混練する等の注意が必要であ
る。
は、既知の歯科用組成物の調製方法となんら変わること
はない。即ち、各種オリゴマー,有機系充填材,光重合
開始剤及び必要に応じてその他添加剤を適量計量し、ラ
イカイ機,プラネタリーミキサー等の一般的な混練機に
よって均一になるまで混練することによりペースト状の
組成物を得ることができる。なお、本発明の歯科用仮封
材組成物は、重合開始剤として光重合開始剤を用いてい
るため、遮光した状態で混練する等の注意が必要であ
る。
【0034】本発明の歯科用仮封材組成物の使用方法
は、基本的には通常の仮封材と同様である。即ち、歯牙
に窩洞を形成した後、仮封材組成物を充填し、適当に小
窩裂溝を形成する。次いで390〜700nmの可視光
線を10〜60秒照射して仮封材組成物を硬化させる。
また、仮封材組成物を窩洞から除去するときには、エキ
スプローラーやエキスカベーターのような器具でえぐれ
ばよい。
は、基本的には通常の仮封材と同様である。即ち、歯牙
に窩洞を形成した後、仮封材組成物を充填し、適当に小
窩裂溝を形成する。次いで390〜700nmの可視光
線を10〜60秒照射して仮封材組成物を硬化させる。
また、仮封材組成物を窩洞から除去するときには、エキ
スプローラーやエキスカベーターのような器具でえぐれ
ばよい。
【0035】
【発明の効果】本発明により得られた歯科用仮封材組成
物は、硬化後に窩洞内で適度に吸水膨張し、窩洞の壁面
に密着するので、優れた封鎖性と保持力を発現する。こ
のため感染や脱落の問題が起こりにくい。また、この硬
化体は窩洞と接着しているわけではないので、仮封材の
除去の際にはエキスプローラーや、エキスカベーターの
ような器具でえぐるだけで一塊として容易に除去するこ
とができる。また、この組成物は硬化後に適度な弾性を
有する。そのため、これを歯牙の窩洞内で硬化させた際
には、咬合圧を弾性によって吸収することができ、変
形,摩耗の問題が起こりにくい。
物は、硬化後に窩洞内で適度に吸水膨張し、窩洞の壁面
に密着するので、優れた封鎖性と保持力を発現する。こ
のため感染や脱落の問題が起こりにくい。また、この硬
化体は窩洞と接着しているわけではないので、仮封材の
除去の際にはエキスプローラーや、エキスカベーターの
ような器具でえぐるだけで一塊として容易に除去するこ
とができる。また、この組成物は硬化後に適度な弾性を
有する。そのため、これを歯牙の窩洞内で硬化させた際
には、咬合圧を弾性によって吸収することができ、変
形,摩耗の問題が起こりにくい。
【0036】
【実施例】本発明をさらに具体的に説明するため実施例
を示すが、本発明はこれらの実施例に限定されるもので
はない。
を示すが、本発明はこれらの実施例に限定されるもので
はない。
【0037】以下の実施例および比較例に使用する不飽
和ウレタン系オリゴマーを表1,不飽和ウレタン系モノ
マーを表2,有機系および無機系充填材を表3,光重合
開始剤、還元剤を表4,その他の添加剤を表5に示す。
和ウレタン系オリゴマーを表1,不飽和ウレタン系モノ
マーを表2,有機系および無機系充填材を表3,光重合
開始剤、還元剤を表4,その他の添加剤を表5に示す。
【0038】
【表1】
【0039】
【表2】
【0040】
【表3】
【0041】
【表4】
【0042】
【表5】
【0043】なお、実施例,比較例において、歯科用仮
封材組成物の評価は下記の方法によって行った。
封材組成物の評価は下記の方法によって行った。
【0044】(1)ショアA硬度 光照射によって試料を硬化させ、37℃水中に24時間
浸漬した後、ショアA硬度計によって測定する。測定は
JIS K6301(加硫ゴム試験方法)に従った。
浸漬した後、ショアA硬度計によって測定する。測定は
JIS K6301(加硫ゴム試験方法)に従った。
【0045】(2)封鎖性 抜去した新鮮牛歯の歯冠部に、直径4.5mm×深さ3
mmの窩洞を形成し、試料を充填する。光照射によって
試料を硬化させ、37℃の水中に24時間浸漬する。そ
の後、濃度0.1%のフクシン水溶液中において4℃と
60℃の熱サイクルを60往復行う。熱サイクル終了
後、硬化体を除去し、色素の侵入状態を肉眼で観察す
る。評価は以下の3段階で行う。
mmの窩洞を形成し、試料を充填する。光照射によって
試料を硬化させ、37℃の水中に24時間浸漬する。そ
の後、濃度0.1%のフクシン水溶液中において4℃と
60℃の熱サイクルを60往復行う。熱サイクル終了
後、硬化体を除去し、色素の侵入状態を肉眼で観察す
る。評価は以下の3段階で行う。
【0046】A・・・色素の侵入が全く認められない。
【0047】B・・・色素の侵入が一部に認められる。
【0048】C・・・窩洞全体に色素が侵入している。
【0049】(3)吸水膨張率 光照射によって直径6mm×高さ3mmの試料を作製
し、このサンプルの直径を読み取り顕微鏡を用いて正確
に測定する。サンプルを37℃水中に24時間浸漬した
後、再び直径を測定し、吸水膨張率を求める。
し、このサンプルの直径を読み取り顕微鏡を用いて正確
に測定する。サンプルを37℃水中に24時間浸漬した
後、再び直径を測定し、吸水膨張率を求める。
【0050】(4)充填操作性 抜去した新鮮牛歯の歯冠部に、直径4.5mm×深さ3
mmの窩洞を形成し、試料を充填する。その時の充填の
しやすさを以下の3段階で評価する。
mmの窩洞を形成し、試料を充填する。その時の充填の
しやすさを以下の3段階で評価する。
【0051】A・・・容易に充填できる。
【0052】B・・・充填に熟練を要する。
【0053】C・・・非常に充填しにくい。
【0054】(5)除去操作性 抜去した新鮮牛歯の歯冠部に、直径4.5mm×深さ3
mmの窩洞を形成し、試料を充填する。光照射によって
試料を硬化させ、37℃水中に24時間浸漬する。その
後、エキスプローラーによって硬化体の除去を行い、以
下の3段階で除去操作性の評価を行った。
mmの窩洞を形成し、試料を充填する。光照射によって
試料を硬化させ、37℃水中に24時間浸漬する。その
後、エキスプローラーによって硬化体の除去を行い、以
下の3段階で除去操作性の評価を行った。
【0055】A・・・容易に一塊となって除去できる。
【0056】B・・・粉々になるなどして窩洞内に一部
残ってしまう。
残ってしまう。
【0057】C・・・硬すぎて除去できない。
【0058】実施例1〜25 表6,表7に示す各組成の材料を乳鉢を用いて混練し、
ペースト状の仮封材組成物を調製した。これらの組成物
を上記評価方法に従って試験を行った。結果を表6,表
7に併せて示す。なお、表中の有機系充填材,光重合触
媒,その他の添加剤の添加量はいずれも不飽和ウレタン
系オリゴマーを100重量部としたときの重量部で表し
てある。
ペースト状の仮封材組成物を調製した。これらの組成物
を上記評価方法に従って試験を行った。結果を表6,表
7に併せて示す。なお、表中の有機系充填材,光重合触
媒,その他の添加剤の添加量はいずれも不飽和ウレタン
系オリゴマーを100重量部としたときの重量部で表し
てある。
【0059】
【表6】
【0060】
【表7】
【0061】比較例1〜8 表8に示す各組成の材料を乳鉢を用いて混練し、ペース
ト状の仮封材組成物を調製した。これらの組成物を前記
評価方法に従って試験を行った。結果を表8に併せて示
す。
ト状の仮封材組成物を調製した。これらの組成物を前記
評価方法に従って試験を行った。結果を表8に併せて示
す。
【0062】
【表8】
【0063】実施例1〜25に示すように、本発明によ
り得られる歯科用仮封材は充填・除去操作が容易であ
り、また吸水によって適度に膨張する(0.7〜1.0
%)ため封鎖性も良好である。一方、比較例5,6に示
すように、分子量が1000未満の不飽和ウレタン系モ
ノマーを用いた場合には、硬化体の弾性が乏しいため除
去操作性が不良である。また、比較例7,8のように無
機系充填材を用いた場合には吸水による膨張が約0.3
%と少なく、有機系充填材を用いたものと比べ、封鎖性
が劣る。
り得られる歯科用仮封材は充填・除去操作が容易であ
り、また吸水によって適度に膨張する(0.7〜1.0
%)ため封鎖性も良好である。一方、比較例5,6に示
すように、分子量が1000未満の不飽和ウレタン系モ
ノマーを用いた場合には、硬化体の弾性が乏しいため除
去操作性が不良である。また、比較例7,8のように無
機系充填材を用いた場合には吸水による膨張が約0.3
%と少なく、有機系充填材を用いたものと比べ、封鎖性
が劣る。
【0064】また、実施例14〜25に示すように、
(架橋)ポリメタクリル酸エステルを有機系充填材とし
て用いた場合には、硬化体の良好な除去操作性を維持し
たままショアA95以上の硬さを得ることができ、特に
好適である。
(架橋)ポリメタクリル酸エステルを有機系充填材とし
て用いた場合には、硬化体の良好な除去操作性を維持し
たままショアA95以上の硬さを得ることができ、特に
好適である。
Claims (1)
- 【請求項1】 重量平均分子量1000〜20000の
不飽和ウレタン系オリゴマー100重量部、有機系充填
材50〜300重量部、及び光重合開始剤0.01〜1
0重量部を含有してなる歯科用仮封材組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24993995A JP3489603B2 (ja) | 1994-11-11 | 1995-09-27 | 歯科用仮封材組成物 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27748794 | 1994-11-11 | ||
JP6-277487 | 1994-11-11 | ||
JP24993995A JP3489603B2 (ja) | 1994-11-11 | 1995-09-27 | 歯科用仮封材組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08188516A true JPH08188516A (ja) | 1996-07-23 |
JP3489603B2 JP3489603B2 (ja) | 2004-01-26 |
Family
ID=26539560
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24993995A Expired - Lifetime JP3489603B2 (ja) | 1994-11-11 | 1995-09-27 | 歯科用仮封材組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3489603B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002527588A (ja) * | 1998-10-15 | 2002-08-27 | ブッチェル、トーマス | ポリウレタン素材からの成形体、並びにその製造方法と用途 |
US7173075B2 (en) | 2004-08-30 | 2007-02-06 | Ultradent Products, Inc. | Gas releasing sealing and filling compositions |
JP2009532511A (ja) * | 2005-12-22 | 2009-09-10 | ネモサイエンス、ゲーエムベーハー | マクロジアクリレート及びマクロポリアクリレート |
JP5653549B1 (ja) * | 2014-05-30 | 2015-01-14 | 株式会社松風 | イオン徐放性歯科用レジン系仮封材組成物 |
-
1995
- 1995-09-27 JP JP24993995A patent/JP3489603B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002527588A (ja) * | 1998-10-15 | 2002-08-27 | ブッチェル、トーマス | ポリウレタン素材からの成形体、並びにその製造方法と用途 |
US7173075B2 (en) | 2004-08-30 | 2007-02-06 | Ultradent Products, Inc. | Gas releasing sealing and filling compositions |
JP2009532511A (ja) * | 2005-12-22 | 2009-09-10 | ネモサイエンス、ゲーエムベーハー | マクロジアクリレート及びマクロポリアクリレート |
JP5653549B1 (ja) * | 2014-05-30 | 2015-01-14 | 株式会社松風 | イオン徐放性歯科用レジン系仮封材組成物 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3489603B2 (ja) | 2004-01-26 |
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