JPH0818823A - クランプ回路システム - Google Patents

クランプ回路システム

Info

Publication number
JPH0818823A
JPH0818823A JP6146316A JP14631694A JPH0818823A JP H0818823 A JPH0818823 A JP H0818823A JP 6146316 A JP6146316 A JP 6146316A JP 14631694 A JP14631694 A JP 14631694A JP H0818823 A JPH0818823 A JP H0818823A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
circuit
analog signal
clamp
converter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6146316A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Takatori
正博 高鳥
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP6146316A priority Critical patent/JPH0818823A/ja
Publication of JPH0818823A publication Critical patent/JPH0818823A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manipulation Of Pulses (AREA)
  • Picture Signal Circuits (AREA)
  • Analogue/Digital Conversion (AREA)
  • Tone Control, Compression And Expansion, Limiting Amplitude (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ADCやクランプ回路の各要素の変動やバラ
ツキによるADCの出力データの変動を押さえ込む。 【構成】 アナログ信号をデジタル変換するADC11
と、ADCのVRTとVRBとの間を特定の分圧比で分
圧する抵抗器12、13から構成される分圧回路14
と、アナログ信号を入力するとともに、分圧回路14の
出力電圧を特定のゲインを有するバッファー回路17を
介してコントロール電圧として入力し、前記アナログ信
号のDCレベルを前記コントロール電圧にホールドし、
ADCにバッファーを介して出力するクランプ回路18
と構成され、バッファー回路17のゲインをVRTとV
RBバラツキによる変動とコントロール電圧を同方向か
つの同じ程度の度合いにするよう設定する。ことによ
り、バラツキによる出力デジタル信号の変動を押さえ込
むことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、A/Dコンバータ(以
下、ADCと略す)を有するデジタル信号処理回路一般
に関するものであり、特に映像分野におけるデジタル信
号処理回路に利用される場合が多い。
【0002】
【従来の技術】近年、信号処理はアナログからデジタル
へと移行しつつある。
【0003】以下に従来のクランプ回路について説明す
る。図3は従来のクランプ回路のブロック図を示すもの
である。
【0004】図3において、42はクランプ回路で、ア
ナログ信号を入力するとともに、基準電圧源43で作成
された電圧をバッファー回路を介してコントロール電圧
として入力し、外部より入力するタイミングパルスで、
前記アナログ信号のDCレベルを前記コントロール電圧
にホールドし出力する。41はADCでクランプ回路の
出力するアナログ信号をバッファー回路を介して入力
し、アナログ・デジタル変換して出力する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、ADCのアナログブロックに電力を供給
するアナログ電源と基準電圧源に電力を供給する電源と
が別系統である場合それぞれの電源電圧のバラツキや、
ADC内部でハイレベル基準電圧(以下、VRTと略
す)やローレベル基準電圧(以下、VRBと略す)を決
める要素のバラツキにより生じるVRTまたはVRBの
バラツキや、基準電圧源の基準電圧を決める要素のバラ
ツキにより、ADC入力アナログ信号の電位とADC基
準電圧の電位との相関関係が変動し、結果としてADC
出力データが前記バラツキにより大きく変動するという
問題や、フィードバックループを構成している場合にお
いてはロックレンジをはずれて安定化がかからなくなる
問題が生じていた。
【0006】本発明は上記の問題点を解決するクランプ
回路を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の問題点を解決する
ために本発明の第1の手段は、アナログ信号をデジタル
信号に変換するADCと、ADCのVRTとVRBとの
間を特定の分圧比で分圧する分圧回路と、前記分圧回路
の出力をコントロール電圧に変換するための特定のDC
ゲインを有するバッファー回路またはバッファー回路
と、デジタル変換するアナログ信号を入力すると共に前
記コントロール電圧として入力し外部より入力するタイ
ミングパルスで前記アナログ信号のDCレベルを前記コ
ントロール電圧にホールドする手段を有するクランプ回
路とを備える。
【0008】また、上記の問題点を解決するために本発
明の第2の手段は、ADCの入力アナログ信号における
クランプ点の出力データを特定の基準データに安定化す
るためのフィードバックループであって、アナログ信号
をデジタル信号に変換するADCと、ADCのVRTと
VRBとの間を特定の分圧比で分圧する分圧回路と、A
/Dコンバータの出力データと、クランプ点において安
定化させる基準データとをクランプ点において比較しそ
の結果に応じて変化する制御信号を作成する手段を有す
るとともに、前記制御信号と前記分圧回路の出力を入力
し、前記制御信号を特定の時定数で積分する手段また
は、それらの信号の差分を特定のゲインで増幅する手段
とを有するクランプループ制御回路と、デジタル変換す
るアナログ信号を入力するとともに、前記クランプルー
プ制御回路の出力電圧をコントロール電圧として入力
し、外部より入力するタイミングパルスで前記アナログ
信号のDCレベルを前記コントロール電圧にホールドす
る手段を有するクランプ回路とを備える。
【0009】
【作用】この構成によって、ADCのアナログブロック
に電力を供給するアナログ電源のバラツキや、ADC内
部のVRTやVRBを決める要素のバラツキにより、V
RTとVRBが変動した場合、VRTとVRBとの特定
の分圧比による分圧値も応じて変動する。その分圧値の
変動によりクランプ回路において入力アナログ信号の電
位を変動させることになる。従って、これらの変動を同
方向かつ度合いを同じ程度になるようバッファーまたは
ループフィルタのゲインを設定することにより、ADC
入力アナログ信号の電位とADC基準電圧の電位との相
関関係の変動は小さく押さえ込まれる。
【0010】
【実施例】
(実施例1)以下本発明の第1の実施例を図面を参照し
ながら説明する。
【0011】図1において、11はADCで、アナログ
信号を入力し、デジタル変換し出力する。14は分圧回
路で、VRTとVRBとの間を特定の分圧比で分圧する
抵抗12、13から構成される。抵抗15はVRTとA
DCのアナログブロックに電力を供給するアナログ電源
間に、また抵抗16はVRBとアース間に接続され、抵
抗12、13をVRT、VRBに接続することによるV
RTからの流出電流およびVRBへの流入電流をできる
限り小さくしている。抵抗15、16は前記流出電流ま
たは流入電流による影響が問題とならないレベルであれ
ば省略することもできる。18はクランプ回路でデジタ
ル変換するアナログ信号を入力するとともに、分圧回路
14の出力電圧を特定のゲインを有するバッファー回路
17を介してコントロール電圧として入力し、外部より
入力するタイミングパルスで、前記アナログ信号のDC
レベルを前記コントロール電圧にホールドし、ADCに
バッファーを介して出力する。ここで入力アナログ信号
をクランプしたい電位にするよう分圧回路14の分圧比
およびバッファー回路17の伝達特性を決める。
【0012】上記のように構成されたクランプ回路で
は、アナログ電源のバラツキや、ADC内部のVRTや
VRBを決める要素のバラツキにより、VRTとVRB
が変動した場合、VRTとVRBとの間の特定の分圧比
による分圧回路の出力も上記変動に応じて変動する。そ
の分圧回路の出力の変動によりクランプ回路において入
力アナログ信号の電位を変動させることになる。従っ
て、これらの変動を同方向かつ同じ程度の度合いにする
ようバッファー回路17のゲインを設定することによ
り、ADC入力アナログ信号の電位とADC基準電圧の
電位との相関関係の変動は小さく押さえ込まれる。この
結果、前記バラツキによる出力デジタル信号の変動を押
さえ込むことができる。
【0013】(実施例2)次に本発明の第2の実施例を
図面を参照しながら説明する。
【0014】図2において、21はADCで、アナログ
信号を入力し、デジタル変換し出力する。24は分圧回
路で、ADCのVRTとVRBとの間を特定の分圧比で
分圧する抵抗器22、23から構成される。抵抗25は
VRTとADCのアナログブロックに電力を供給するア
ナログ電源間、抵抗26はVRBとアース間に接続さ
れ、抵抗22、23をVRT、VRBに接続することに
よるVRTからの流出電流およびVRTへの流入電流を
できる限り小さくしている。抵抗25、26は前記流出
電流または流入電流による影響が問題とならないレベル
であれば省略することもできる。
【0015】27は比較回路でADC21の出力データ
とクランプ点の基準となる基準データを入力し、それら
の誤差に応じた誤差信号を出力する。28は積分回路で
比較回路27の出力する誤差信号を入力し特定の積分定
数で積分した後出力する。積分回路28は比較回路27
の出力する信号を積分する必要のない場合には省略でき
る。29はPWM回路で、入力アナログ信号に同期した
パルスを作成するとともに、そのパルスのデューティ比
を、入力する積分パルス28の出力信号に応じて変化さ
せ出力する。30はループフィルタで、PWM回路29
の出力するPWM信号を特定の積分定数で積分するとと
もに、分圧回路24の出力する電圧との差分を特定のゲ
インで増幅し出力する。ループフィルタ30の出力信号
はPWM信号のデューティ比に応じたDC電圧となる。
31はクランプループ制御回路で、比較回路27と積分
回路28とPWM回路29とループフィルタ30とで構
成される。32はクランプ回路で、デジタル変換するア
ナログ信号を入力すると共に、クランプループ制御回路
31の出力する電圧をバッファーを介してコントロール
電圧として入力し、外部より入力するタイミングパルス
で、前記アナログ信号のDCレベルを前記コントロール
電圧にホールドし、ADCにバッファーを介して出力す
る。ここで入力アナログ信号の電位が基準データに相当
する電位にするよう分圧回路24の分圧比とループフィ
ルタ30の伝達特性を決めるのが好ましい。以上のよう
にクランプ点のADCの出力データを基準データに安定
化させるフィードバックループを構成している。
【0016】上記のように構成されたクランプ回路で
は、アナログ電源のバラツキや、ADC内部のVRTや
VRBを決める要素のバラツキにより、VRTとVRB
が変動した場合、VRTとVRBとの間の特定の分圧比
による分圧回路の出力も上記の変動に応じて変動する。
その分圧回路の出力電圧の変動によりクランプ回路にお
いて入力アナログ信号の電位を変動させることになる。
従って、これらの変動を同方向かつ同じ程度の度合いに
なるようループフィルタ30のゲインを設定することに
より、ADC入力アナログ信号の電位とADC基準電圧
の電位との相関関係の変動は小さく押さえ込まれる。結
果前記バラツキによりフィードバックループの安定化が
はずれることも無くなる。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明のクランプ回路シス
テムはこの構成によって、ADCのアナログブロックに
電力を供給するアナログ電源のバラツキや、ADC内部
のVRTやVRBを決める要素のバラツキにより、VR
TとVRBが変動した場合、VRTとVRBとの間の特
定の分圧比による分圧回路の出力も変動し、その変動に
よりクランプ回路において入力アナログ信号の電位を変
動させることになる。従って、これらの変動を同方向か
つ同じ程度の度合いになるようバッファーまたはループ
フィルタのゲインを設定することにより、ADC入力ア
ナログ信号の電位とADC基準電圧の電位との相関関係
の変動は小さく押さえ込まれる。従って、ADC出力の
デジタルデータが前記バラツキにより大きく変動すると
いう問題や、フィードバックループを構成している場合
においてはロックレンジをはずれて安定化がかからなく
なる問題を回避することを実現できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例におけるクランプ回路シ
ステムのブロック図
【図2】本発明の第二の実施例におけるクランプ回路シ
ステムのブロック図
【図3】従来のクランプ回路システムのブロック図
【符号の説明】
11 ADC 14 分圧回路 18 クランプ回路 17 バッファー回路 21 ADC 24 分圧回路 27 比較器 28 積分器 29 PWM回路 30 ループフィルタ 31 クランプループ制御回路 32 クランプ回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // H03K 5/007

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アナログ信号をデジタル信号に変換する
    A/Dコンバータと、前記A/Dコンバータのハイレベ
    ル基準電圧とローレベル基準電圧との間を特定の分圧比
    で分圧する分圧回路と、前記分圧回路の出力をコントロ
    ール電圧に変換するための特定のDCゲインを有するバ
    ッファー回路またはバッファー回路と、デジタル変換す
    るアナログ信号を入力すると共に前記コントロール電圧
    として入力し外部より入力するタイミングパルスで前記
    アナログ信号のDCレベルを前記コントロール電圧にホ
    ールドする手段を有するクランプ回路とを備えたことを
    特徴とするクランプ回路システム。
  2. 【請求項2】 A/Dコンバータの入力アナログ信号に
    おけるクランプ点の出力データを特定の基準データに安
    定化する為のフィードバックループであって、アナログ
    信号をデジタル信号に変換する前記A/Dコンバータ
    と、前記A/Dコンバータのハイレベル基準電圧とロー
    レベル基準電圧との間を特定の分圧比で分圧する分圧回
    路と、前記A/Dコンバータの出力データと前記クラン
    プ点において安定化させる基準データとを前記クランプ
    点において比較しその結果に応じて変化する制御信号を
    作成する手段を有すると共に、前記制御信号と前記分圧
    回路の出力を入力し、前記制御信号を特定の時定数で積
    分する手段または、それらの信号の差分を特定のゲイン
    で増幅する手段とを有するクランプループ制御回路と、
    デジタル変換するアナログ信号を入力するとともに、前
    記クランプループ制御回路の出力電圧をコントロール電
    圧として入力し、外部より入力するタイミングパルスで
    前記アナログ信号のDCレベルを前記コントロール電圧
    にホールドする手段を有するクランプ回路とを備えたこ
    とを特徴とするクランプ回路システム。
JP6146316A 1994-06-28 1994-06-28 クランプ回路システム Pending JPH0818823A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6146316A JPH0818823A (ja) 1994-06-28 1994-06-28 クランプ回路システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6146316A JPH0818823A (ja) 1994-06-28 1994-06-28 クランプ回路システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0818823A true JPH0818823A (ja) 1996-01-19

Family

ID=15404920

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6146316A Pending JPH0818823A (ja) 1994-06-28 1994-06-28 クランプ回路システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0818823A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7382296B2 (en) System for mixed analog-digital automatic gain control
US7332940B2 (en) Voltage hold circuit and clock synchronization circuit
US4926178A (en) Delta modulator with integrator having positive feedback
EP0462804A2 (en) Video signal clamper
JPH0818823A (ja) クランプ回路システム
GB2202700A (en) A phase-locked loop fm detection system
JPS63158909A (ja) 平均値に依在しない2進信号を発生する方法および装置
US20050052229A1 (en) D-class signal amplification circuit
KR100291237B1 (ko) 클램프 회로
US4709204A (en) Limiter circuit
US4864304A (en) Analog voltage signal comparator circuit
JPS59181719A (ja) オフセツト補償回路
JP3089807B2 (ja) 温度特性補正回路
US6297756B1 (en) Analog-to-digital conversion device
JP3301889B2 (ja) バースト光受信回路
JPH0714217B2 (ja) 自動利得制御装置
JPH08154056A (ja) アナログ−デジタル変換方法及び自動利得調整回路
JPH0669802A (ja) Pdm変換装置
JPH04192677A (ja) クランプ装置
JPH10200829A (ja) インターフェース回路
JPH08186493A (ja) 直並列型a/d変換器のオフセット補正方式
JPS62154885A (ja) Agc電圧発生回路
JPH06318869A (ja) ビデオ信号用a/d変換回路ならびにagc回路
JPH04268830A (ja) 同一レベル検出回路
JPH10271007A (ja) A/dコンバータ