JPH08187760A - 光ディスク成形金型 - Google Patents

光ディスク成形金型

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Publication number
JPH08187760A
JPH08187760A JP165795A JP165795A JPH08187760A JP H08187760 A JPH08187760 A JP H08187760A JP 165795 A JP165795 A JP 165795A JP 165795 A JP165795 A JP 165795A JP H08187760 A JPH08187760 A JP H08187760A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical disk
holes
temperature control
cavity
control circuit
Prior art date
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Pending
Application number
JP165795A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiro Kotaka
一広 小鷹
Tomohiro Mitani
智洋 三谷
Katsunori Sudo
克典 須藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP165795A priority Critical patent/JPH08187760A/ja
Publication of JPH08187760A publication Critical patent/JPH08187760A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/72Heating or cooling
    • B29C45/73Heating or cooling of the mould
    • B29C45/7312Construction of heating or cooling fluid flow channels

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Manufacturing Optical Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 光ディスク成形金型のキャビティ表面を均一
に高効率に冷却する。 【構成】 隔壁14で分割された多数の空孔15を貫通
孔16により連通させ、温調回路18をキャビティ17
の全面と対向する位置に形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、LD(Laser Disk)、C
D(Compact Disk)、MO(Magneto Optical Disk)、WO
(Write Once Disk)、等のディスクの射出成形に使用す
る光ディスク成形金型に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、光ディスクは樹脂材料の射出
成形で製作されており、この射出成形により光ディスク
を製作する光ディスク成形装置は、一対の光ディスク成
形金型を有する。
【0003】そこで、このような光ディスク成形金型の
一従来例を図4に基づいて以下に説明する。まず、この
光ディスク成形装置1は、一対の光ディスク成形金型と
して固定金型2と可動金型3とを有する。前記固定金型
2は、バックプレート4により位置不動に支持されてお
り、前記可動金型3は、バックプレート5により移動自
在に支持されて前記固定金型2に接離自在に対向してい
る。
【0004】この固定金型2は、分厚い円盤状の一個の
鏡面ブロック6からなるが、前記可動金型3は、一個の
鏡面ブロック6の表面の外周部にホルダ7を装着し、こ
れらのホルダ7によりスタンパ8を支持した構造からな
る。このような構造により前記金型2,3は一体に接合
されるので、一体に接合された状態で前記金型2,3の
対向面にキャビティ9が形成される。
【0005】そして、前記金型2,3の鏡面ブロック6
には、冷却水などの温調媒体が環流する渦巻形状の温調
回路10が内部に形成されており、この温調回路10に
連通する案内回路(図示せず)が前記バックプレート
4,5に形成されている。このバックプレート4,5の
外面に案内回路は開口しており、ここに温調媒体用のポ
ンプ(図示せず)が配管されている。
【0006】なお、前記温調回路10は、前記金型2,
3の温度を調節する温調媒体が流動する流路からなり、
前記案内回路は、前記温調回路10に温調媒体を流入さ
せる流路と、前記温調回路10から温調媒体が流出する
流路とからなる。
【0007】このような構造において、金型2,3を一
体に接合した状態でキャビティ9に樹脂材料を射出して
光ディスクを成形する。この時、光ディスクの転写性や
複屈折性や機械特性を良好にするため、温調回路10に
温調媒体を環流させて金型2,3を冷却する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した光ディスク成
形装置1では、温調回路10に温調媒体を環流させるこ
とにより金型2,3の温度を調節している。
【0009】ここで、キャビティ9から金型2,3の表
面を介して温調回路10を観察すると、金型2,3の表
面は温調回路10の有る位置と無い位置とに二分され
る。しかし、光ディスクを良好に成形するためにはキャ
ビティ9の温度分布を均一にする必要があるので、従来
は金型2,3の表面から温調回路10まで一定の間隔を
設け、温調回路10の局所的な冷却が金型2,3の表面
では均一化されるようにしている。このため、従来の光
ディスク成形装置1では、金型2,3の冷却の効率と応
答性とが低下しており、光ディスクの生産性の向上が困
難である。
【0010】また、光ディスクを成形する現場では、例
えば、光ディスクの仕様や樹脂材料を変更する場合など
に、金型2,3の温調特性の変更が必要となることがあ
る。このような場合、温調回路のパターンが相違する鏡
面ブロック(図示せず)を新規に作成する必要があるの
で、コストと時間とを要して好ましくない。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
表面に扁平なキャビティが形成され、内部に温調媒体が
流動する温調回路が形成され、裏面がバックプレートの
表面に接合される光ディスク成形金型において、前記バ
ックプレートと対向する裏面に隔壁で分割された多数の
空孔を形成し、これらの空孔を前記隔壁に形成した貫通
孔により連通させて前記温調回路を形成した。
【0012】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、隔壁を着脱自在に形成した。
【0013】請求項3記載の発明は、請求項1記載の発
明において、一つの空孔に連通する二つの貫通孔の一方
をキャビティ側に形成すると共に他方をバックプレート
側に形成した。
【0014】
【作用】請求項1記載の発明は、バックプレートに接合
される裏面に隔壁で分割されて形成された多数の空孔に
温調媒体が順次流動するので、空孔と対向する光ディス
ク成形金型の表面が良好な効率と応答性で均一に冷却さ
れる。
【0015】請求項2記載の発明は、着脱自在な隔壁を
組み替えることにより温調回路のパターンが変化する。
【0016】請求項3記載の発明は、空孔に流入して流
出する温調媒体は、隔壁の貫通孔を通過する際に、キャ
ビティ側とバックプレート側とに流動する。
【0017】
【実施例】本発明の一実施例を図1ないし図3に基づい
て以下に説明する。まず、本実施例の光ディスク成形金
型11は、図1及び図2に示すように、バックプレート
12と対向する裏面に扁平な立方体状の流路空間13が
形成されており、この流路空間13が前後左右に連続配
置された矩形の多数の隔壁14で分割されることによ
り、立方体状の多数の空孔15が形成されている。
【0018】つまり、一つの前記空孔15は四個の前記
隔壁14により区画されているが、このように一つの前
記空孔15を区画する四個の前記隔壁14の二個に貫通
孔16が形成されている。図1ないし図3に示すよう
に、このように一つの前記空孔15に連通する二つの貫
通孔16は、一方がキャビティ17側に形成されると共
に他方が前記バックプレート12側に形成されている。
【0019】そして、上述のように一つの前記空孔15
毎に二つの貫通孔16が前記隔壁14に形成されること
により、前記流路空間13の外周部から中央部まで渦巻
形状に連通する一つの温調回路18が形成されている。
より具体的には、図1(b)に示すように、前記空孔1
5を、前後方向で“1〜8”、左右方向で“a〜h”と
して番号付けると、前記温調回路18は、(a1)→(a2)→
…(a8)→(b8)→…(h8)→…(h1)→…(b1)→…(b7)→…と
して形成されており、最終的に(e4)に到達する。
【0020】このため、前記バックプレート12には、
図2に示すように、(a1)の前記空孔15に連通する案内
回路19と、(e4)の前記空孔15に連通する案内回路2
0とが形成されており、これらの案内回路19,20に
は温調媒体用のポンプ(図示せず)が配管されている。
【0021】なお、本実施例の光ディスク成形金型11
では、前記キャビティ17を形成する表面と前記流路空
間13との間隔が極めて薄く形成されており、この流路
空間13には前記隔壁14が一個ずつ着脱自在に装着さ
れている。
【0022】このような構成において、本実施例の光デ
ィスク成形金型11も、一方にホルダやスタンパが装着
された一対をバックプレート12により接離自在に対向
配置することにより、この対向する表面に形成されるキ
ャビティ17により光ディスクが射出成形される。この
時、光ディスク成形金型11の温調回路18に温調媒体
を環流させることにより、キャビティ17を形成する光
ディスク成形金型11の表面を均一に冷却して光ディス
クの転写性や複屈折性や機械特性を良好にする。
【0023】本実施例の光ディスク成形金型11では、
温調回路18が隔壁14により形成された流路空間13
とキャビティ17との間隔が極めて薄いので、冷却や熱
交換が高効率で応答性も良好であり、光ディスクの生産
性を向上させることができる。しかも、このようにキャ
ビティ17に近接した流路空間13の全面に温調回路1
8が位置しているので、キャビティ17を形成する光デ
ィスク成形金型11の表面が均一に冷却されることにな
り、射出成形される光ディスクの転写性や複屈折性や機
械特性が良好である。
【0024】なお、本実施例の光ディスク成形金型11
は、キャビティ17と流路空間13との間隔が薄いが、
この流路空間13には多数の隔壁14が位置しているの
で、キャビティ17が射出成形の圧力により変形するこ
とはない。
【0025】さらに、本実施例の光ディスク成形金型1
1では、温調回路18が隔壁14により区分された多数
の空孔15の連続により形成されており、一つの空孔1
5に対して二つの貫通孔16が隔壁14に形成されてい
るが、一つの空孔15に連通する二つの貫通孔16の一
方がキャビティ17側に形成されると共に他方がバック
プレート12側に形成されている。このため、温調回路
18を環流する温調媒体は空孔15に流入して流出する
際にキャビティ17側とバックプレート12側とに流動
することになり、光ディスク成形金型11のキャビティ
17側の発熱がバックプレート12側に良好に熱伝達さ
れるので、キャビティ17の冷却や熱交換の効率が極め
て良好である。
【0026】また、本実施例の光ディスク成形金型11
では、温調回路18を形成する多数の隔壁14が流路空
間13に一個ずつ着脱自在に装着されているので、これ
らの隔壁14を組み替えることにより温調回路18の形
状を変更することができる。このため、温調特性を容易
かつ迅速に可変することができ、例えば、短い複数の温
調回路を多重に形成したり、複数方向に分岐する温調回
路を形成するようなことも可能である。
【0027】さらに、本実施例の光ディスク成形回路1
1では、一つの空孔15を四個の隔壁14により矩形に
区画し、一つの空孔15に対して二つの貫通孔16を隔
壁14に形成することを例示したが、本発明は上記実施
例に限定されるものではなく、例えば、一つの空孔15
を形成する四個の隔壁14の三個に貫通孔16を形成す
ることや、四個の隔壁14の全部に貫通孔16を形成す
ることも可能である。このように隔壁14の全部に貫通
孔16を形成した場合、その温調回路は二次元的に展開
されるので、より均一に光ディスク成形金型の表面を冷
却できることが予想される。
【0028】なお、本実施例の光ディスク成形金型11
では、一つの空孔15を四個の隔壁14により矩形に区
画することを例示したが、本発明は上記実施例に限定さ
れるものではなく、例えば、六個の隔壁により空孔を六
角形に区画してハニカム形状を形成することなども可能
である。
【0029】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、バックプレート
と対向する裏面に隔壁で分割された多数の空孔を形成
し、これらの空孔を隔壁に形成した貫通孔により連通さ
せて温調回路を形成したことにより、キャビティの全面
と対向する位置に温調回路を形成できるので、この温調
回路を光ディスク成形金型の表面近傍に形成してもキャ
ビティを均一に冷却することができ、キャビティの温度
分布の均一性を阻害することなく冷却効率や応答性を向
上させて光ディスクの生産性を改善することができる。
【0030】請求項2記載の発明は、隔壁を着脱自在に
形成したことにより、隔壁を組み替えてパターンが相違
する温調回路を容易に形成することができるので、光デ
ィスク成形金型の温調特性を容易かつ迅速に可変するこ
とができる。
【0031】請求項3記載の発明は、一つの空孔に連通
する二つの貫通孔の一方をキャビティ側に形成すると共
に他方をバックプレート側に形成したことにより、空孔
に流入して流出する温調媒体がキャビティ側とバックプ
レート側とに流動するので、キャビティ側の発熱をバッ
クプレート側に良好に熱伝達させることができ、冷却効
率や応答性を向上させて光ディスクの生産性を改善する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の光ディスク成形金型を示
し、(a)は縦断側面図、(b)は底面図である。
【図2】光ディスク成形金型をバックプレートに装着し
た状態を示す縦断側面図である。
【図3】一対の隔壁を示す斜視図である。
【図4】一従来例の光ディスク成形金型を示す縦断側面
図である。
【符号の説明】
11 光ディスク成形金型 12 バックプレート 14 隔壁 15 空孔 16 貫通孔 17 キャビティ 18 温調回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面に扁平なキャビティが形成され、内
    部に温調媒体が流動する温調回路が形成され、裏面がバ
    ックプレートの表面に接合される光ディスク成形金型に
    おいて、前記バックプレートと対向する裏面に隔壁で分
    割された多数の空孔を形成し、これらの空孔を前記隔壁
    に形成した貫通孔により連通させて前記温調回路を形成
    したことを特徴とする光ディスク成形金型。
  2. 【請求項2】 隔壁を着脱自在に形成したことを特徴と
    する請求項1記載の光ディスク成形金型。
  3. 【請求項3】 一つの空孔に連通する二つの貫通孔の一
    方をキャビティ側に形成すると共に他方をバックプレー
    ト側に形成したことを特徴とする請求項1記載の光ディ
    スク成形金型。
JP165795A 1995-01-10 1995-01-10 光ディスク成形金型 Pending JPH08187760A (ja)

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JP165795A JPH08187760A (ja) 1995-01-10 1995-01-10 光ディスク成形金型

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ID=11507597

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JP165795A Pending JPH08187760A (ja) 1995-01-10 1995-01-10 光ディスク成形金型

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JP (1) JPH08187760A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1314525C (zh) * 2002-11-07 2007-05-09 株式会社名机制作所 光盘基板的成形模具及成形方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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