JPH08187727A - 熱硬化性樹脂の混合装置 - Google Patents
熱硬化性樹脂の混合装置Info
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- JPH08187727A JPH08187727A JP260195A JP260195A JPH08187727A JP H08187727 A JPH08187727 A JP H08187727A JP 260195 A JP260195 A JP 260195A JP 260195 A JP260195 A JP 260195A JP H08187727 A JPH08187727 A JP H08187727A
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- Japan
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- mixing chamber
- resin
- mixing
- side flow
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- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ２液反応型の熱硬化性樹脂の混合装置におい
て、有機溶剤を用いずに圧空ブローによって混合装置内
に残留する樹脂を容易に排出除去できるようにした装置
を提供する。 【構成】 熱硬化性樹脂の成形直前の主剤と硬化剤とを
混合する装置において、混合チャンバー内のダイナミッ
クミキサーのローター形状がローター回転時に液を逆流
させるような溝形状を有し、かつ混合液吐出口に背圧弁
を有しない構造とすることによって、圧空ブローによる
残留樹脂の排出を可能にした混合装置。
て、有機溶剤を用いずに圧空ブローによって混合装置内
に残留する樹脂を容易に排出除去できるようにした装置
を提供する。 【構成】 熱硬化性樹脂の成形直前の主剤と硬化剤とを
混合する装置において、混合チャンバー内のダイナミッ
クミキサーのローター形状がローター回転時に液を逆流
させるような溝形状を有し、かつ混合液吐出口に背圧弁
を有しない構造とすることによって、圧空ブローによる
残留樹脂の排出を可能にした混合装置。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はエポキシ樹脂等のような
主剤と硬化剤からなる２種以上の樹脂成分の混合により
反応し硬化する熱硬化性樹脂を成形用の型内に注入する
直前に混合する装置に関するものである。さらに詳しく
は、このような熱硬化性樹脂の混合装置において、混合
後、混合チャンバー内を圧空ブローにより容易に該チャ
ンバー内に残存する樹脂（又は樹脂成分）を排出・除去
できるようにして有機溶剤による洗浄を不要とした混合
装置に関するものである。
主剤と硬化剤からなる２種以上の樹脂成分の混合により
反応し硬化する熱硬化性樹脂を成形用の型内に注入する
直前に混合する装置に関するものである。さらに詳しく
は、このような熱硬化性樹脂の混合装置において、混合
後、混合チャンバー内を圧空ブローにより容易に該チャ
ンバー内に残存する樹脂（又は樹脂成分）を排出・除去
できるようにして有機溶剤による洗浄を不要とした混合
装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、熱硬化性樹脂を使用し、これを成
形用の型内に供給して成形を行う場合には、熱硬化性樹
脂の主剤と硬化剤とはそれぞれ成形直前まで別々の経路
で循環させておき、成形時に主剤、硬化剤の各切替弁を
同時に吐出側に切り替えて樹脂混合装置の混合チャンバ
ー内に送液し、ここでダイナミックミキサーによって２
液を混合させつつ、吐出口から所定の型内に注入するこ
とが行なわれている。ダイナミックミキサーのローター
（ミキシングローター）は、２液を混合させると同時に
混合液を吐出側に送り込む作用があり、そのため混合液
は混合チャンバー内をスルーパスし、混合チャンバー内
に十分滞留することなく吐出口から吐出され、場合によ
っては混合不十分のまま吐出口から吐出される。この滞
留時間不足を解決するため、吐出口には背圧弁が設けら
れており、この背圧弁により混合液は混合チャンバー内
を充満し、所定の圧力がかかると初めて吐出口から吐出
される。混合物の吐出が終了すると、各切替弁を切り替
えて再び循環状態に戻す。このとき混合チャンバー内に
は混合液が残留してしまい、これをそのまま放置してお
くと硬化するので、これを防ぐため切替終了後すみやか
に混合チャンバー内を有機溶剤で洗浄する必要がある。
形用の型内に供給して成形を行う場合には、熱硬化性樹
脂の主剤と硬化剤とはそれぞれ成形直前まで別々の経路
で循環させておき、成形時に主剤、硬化剤の各切替弁を
同時に吐出側に切り替えて樹脂混合装置の混合チャンバ
ー内に送液し、ここでダイナミックミキサーによって２
液を混合させつつ、吐出口から所定の型内に注入するこ
とが行なわれている。ダイナミックミキサーのローター
（ミキシングローター）は、２液を混合させると同時に
混合液を吐出側に送り込む作用があり、そのため混合液
は混合チャンバー内をスルーパスし、混合チャンバー内
に十分滞留することなく吐出口から吐出され、場合によ
っては混合不十分のまま吐出口から吐出される。この滞
留時間不足を解決するため、吐出口には背圧弁が設けら
れており、この背圧弁により混合液は混合チャンバー内
を充満し、所定の圧力がかかると初めて吐出口から吐出
される。混合物の吐出が終了すると、各切替弁を切り替
えて再び循環状態に戻す。このとき混合チャンバー内に
は混合液が残留してしまい、これをそのまま放置してお
くと硬化するので、これを防ぐため切替終了後すみやか
に混合チャンバー内を有機溶剤で洗浄する必要がある。
【０００３】しかしながら、この有機溶剤による洗浄作
業は多くの労力を要するばかりでなく労働環境上も好ま
しくないものであり、できるだけなくすのが望ましい。
業は多くの労力を要するばかりでなく労働環境上も好ま
しくないものであり、できるだけなくすのが望ましい。
【０００４】そこで、混合チャンバー内を圧空ブローに
より残留樹脂を排出・除去（洗浄）することが考えられ
るが、従来の混合装置では、混合チャンバー内を有機溶
剤を使わずに圧空ブローにより洗浄しようとすると、前
記の背圧弁に滞留部があるため、ここに残留樹脂が詰ま
ってしまう。このため、特に反応の速い樹脂で成形する
場合、吐出終了後すみやかな有機溶剤による洗浄が不可
欠となっている。
より残留樹脂を排出・除去（洗浄）することが考えられ
るが、従来の混合装置では、混合チャンバー内を有機溶
剤を使わずに圧空ブローにより洗浄しようとすると、前
記の背圧弁に滞留部があるため、ここに残留樹脂が詰ま
ってしまう。このため、特に反応の速い樹脂で成形する
場合、吐出終了後すみやかな有機溶剤による洗浄が不可
欠となっている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、多液
反応型の熱硬化性樹脂の混合装置に関し、２成分（また
は３成分以上）を混合後、混合チャンバー内を圧空ブロ
ーにより洗浄できるように混合チャンバー内に滞留部の
ない構造を有する熱硬化性樹脂混合装置を提供すること
を目的とする。
反応型の熱硬化性樹脂の混合装置に関し、２成分（また
は３成分以上）を混合後、混合チャンバー内を圧空ブロ
ーにより洗浄できるように混合チャンバー内に滞留部の
ない構造を有する熱硬化性樹脂混合装置を提供すること
を目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、熱硬化性樹脂
の混合装置において、混合チャンバー内のダイナミック
ミキサーのローター形状がローター回転時に液を逆流さ
せるような溝形状を有し、かつ混合液吐出口に背圧弁を
有しない混合装置とすることによって、従来実際上不可
能であった圧空ブローによる洗浄を可能としたものであ
る。
の混合装置において、混合チャンバー内のダイナミック
ミキサーのローター形状がローター回転時に液を逆流さ
せるような溝形状を有し、かつ混合液吐出口に背圧弁を
有しない混合装置とすることによって、従来実際上不可
能であった圧空ブローによる洗浄を可能としたものであ
る。
【０００７】かかる本発明の混合装置にあっては、混合
チャンバー上部に連通する主剤吐出側流路および硬化剤
吐出側流路にそれぞれ３方弁を設け、該３方弁により主
剤および硬化剤の各流入路と各吐出側流路とを連通せし
める場合と各流入路と各循環側流路とを連通せしめる場
合とを切替可能にするとともに、該３方弁に圧空流入口
を設け、各流入路と各循環側流路とが連通しているとき
に圧空を混合チャンバー内に導入可能とした構造とする
のがよい。
チャンバー上部に連通する主剤吐出側流路および硬化剤
吐出側流路にそれぞれ３方弁を設け、該３方弁により主
剤および硬化剤の各流入路と各吐出側流路とを連通せし
める場合と各流入路と各循環側流路とを連通せしめる場
合とを切替可能にするとともに、該３方弁に圧空流入口
を設け、各流入路と各循環側流路とが連通しているとき
に圧空を混合チャンバー内に導入可能とした構造とする
のがよい。
【０００８】さらにかかる本装置の混合装置にあって
は、混合チャンバーの周囲に温冷水を通水するジャケッ
トを設け、混合チャンバー内の樹脂を加熱冷却するよう
にしてもよい。
は、混合チャンバーの周囲に温冷水を通水するジャケッ
トを設け、混合チャンバー内の樹脂を加熱冷却するよう
にしてもよい。
【０００９】
【実施例】以下、添付の図面にしたがって本発明を詳細
に説明する。
に説明する。
【００１０】図１は本発明の一実施例に係る２成分反応
型熱硬化性樹脂の混合装置の概略図であり、図２は同実
施例におけるミキシングローターの展開図である。
型熱硬化性樹脂の混合装置の概略図であり、図２は同実
施例におけるミキシングローターの展開図である。
【００１１】なお、本実施例の２成分反応型熱硬化樹脂
の混合装置はエポキシ樹脂成分の混合に好適なものであ
り、なかでも、主剤としてエポキシ樹脂（例えば「エピ
クロン８５０」）にガラスビーズ、発泡性粒子および反
応促進剤を混合したものを用い硬化剤としてイソホロン
ジアミンを用い、これらを混合する場合に好適に使用さ
れるが、これに限定されるものではなく、不飽和ポリエ
ステル樹脂、架橋性ジシクロペンタジエン樹脂など他の
２成分反応型の熱硬化性樹脂の混合にも適応可能であ
る。
の混合装置はエポキシ樹脂成分の混合に好適なものであ
り、なかでも、主剤としてエポキシ樹脂（例えば「エピ
クロン８５０」）にガラスビーズ、発泡性粒子および反
応促進剤を混合したものを用い硬化剤としてイソホロン
ジアミンを用い、これらを混合する場合に好適に使用さ
れるが、これに限定されるものではなく、不飽和ポリエ
ステル樹脂、架橋性ジシクロペンタジエン樹脂など他の
２成分反応型の熱硬化性樹脂の混合にも適応可能であ
る。
【００１２】本実施例に係る混合装置１は、ダイナミッ
クミキサーのローター（以下、ミキシングローターと言
う）２、ローター駆動用シャフト３、混合チャンバー
４、加熱冷却用のジャケット５、温冷水入口６、温冷水
出口７、硬化剤流入路８、硬化剤吐出側流路９、硬化剤
循環側流路１０、主剤流入路１１、主剤吐出側流路１
２、主剤循環側流路１３、吐出口１４、３方弁１５，１
６、圧空流入口１７，１８を有する。
クミキサーのローター（以下、ミキシングローターと言
う）２、ローター駆動用シャフト３、混合チャンバー
４、加熱冷却用のジャケット５、温冷水入口６、温冷水
出口７、硬化剤流入路８、硬化剤吐出側流路９、硬化剤
循環側流路１０、主剤流入路１１、主剤吐出側流路１
２、主剤循環側流路１３、吐出口１４、３方弁１５，１
６、圧空流入口１７，１８を有する。
【００１３】混合チャンバー４内に設けたミキシングロ
ーター２はその周面に図２のように水平方向と斜方向に
複数の溝が設けられており、かつ中心部のシャフト３に
ねじで固定されており、シャフト３が回転することによ
りミキシングローター２が回転し、それぞれ吐出側流路
１２および９から混合チャンバー４内に吐出された熱硬
化性樹脂の主剤と硬化剤とを撹拌混合するように構成さ
れている。
ーター２はその周面に図２のように水平方向と斜方向に
複数の溝が設けられており、かつ中心部のシャフト３に
ねじで固定されており、シャフト３が回転することによ
りミキシングローター２が回転し、それぞれ吐出側流路
１２および９から混合チャンバー４内に吐出された熱硬
化性樹脂の主剤と硬化剤とを撹拌混合するように構成さ
れている。
【００１４】混合チャンバー４を取り巻くように設けた
ジャケット５は混合チャンバー４を加熱または冷却する
ためのもので、樹脂吐出時には温冷水入口６から温冷水
出口７に向けて温水等を流して、混合チャンバー４内の
樹脂温度を上げることにより樹脂粘度を下げて混合チャ
ンバーから樹脂を排出しやすくし、吐出終了後は冷却水
等を流して混合チャンバー４内の樹脂温度を下げること
により該混合チャンバー４内に残留した樹脂の硬化反応
を抑えるようにしている。
ジャケット５は混合チャンバー４を加熱または冷却する
ためのもので、樹脂吐出時には温冷水入口６から温冷水
出口７に向けて温水等を流して、混合チャンバー４内の
樹脂温度を上げることにより樹脂粘度を下げて混合チャ
ンバーから樹脂を排出しやすくし、吐出終了後は冷却水
等を流して混合チャンバー４内の樹脂温度を下げること
により該混合チャンバー４内に残留した樹脂の硬化反応
を抑えるようにしている。
【００１５】この混合装置１には、混合チャンバー４の
上方の硬化剤吐出側流路９の上流側に硬化剤流入路８、
硬化剤循環側流路１０と接続する３方弁１５、および主
剤吐出側流路１２の上流側に流入路１１と主剤循環側流
路１３に接続する３方弁１６が設けられ、これらの３方
弁１５，１６は樹脂吐出前にはそれぞれ硬化剤、主剤が
循環する向きに待機しており、硬化剤、主剤が混合チャ
ンバー４内には供給されないようになっている。樹脂吐
出時には３方弁１５，１６はそれぞれ硬化剤、主剤が混
合チャンバー４の方向に吐出する向きに同時に切り替わ
る。そのため、定量供給された硬化剤、主剤はそれぞれ
硬化剤吐出側流路９、主剤吐出側流路１２を通過し、混
合チャンバー４内に流入する。
上方の硬化剤吐出側流路９の上流側に硬化剤流入路８、
硬化剤循環側流路１０と接続する３方弁１５、および主
剤吐出側流路１２の上流側に流入路１１と主剤循環側流
路１３に接続する３方弁１６が設けられ、これらの３方
弁１５，１６は樹脂吐出前にはそれぞれ硬化剤、主剤が
循環する向きに待機しており、硬化剤、主剤が混合チャ
ンバー４内には供給されないようになっている。樹脂吐
出時には３方弁１５，１６はそれぞれ硬化剤、主剤が混
合チャンバー４の方向に吐出する向きに同時に切り替わ
る。そのため、定量供給された硬化剤、主剤はそれぞれ
硬化剤吐出側流路９、主剤吐出側流路１２を通過し、混
合チャンバー４内に流入する。
【００１６】混合チャンバー４内に流入した熱硬化性樹
脂の硬化剤と主剤はミキシングローター２により撹拌混
合され、混合チャンバー４の底部に設けられた吐出口１
４より吐出され、成形用の型内に供給される。
脂の硬化剤と主剤はミキシングローター２により撹拌混
合され、混合チャンバー４の底部に設けられた吐出口１
４より吐出され、成形用の型内に供給される。
【００１７】吐出を終了させるには３方弁１５，１６を
それぞれ硬化剤、主剤が循環する向きに同時に切り替え
る。すると硬化剤、主剤はそれぞれ硬化剤循環側流路１
０、主剤循環側流路１３を通過し、循環経路に戻る。
それぞれ硬化剤、主剤が循環する向きに同時に切り替え
る。すると硬化剤、主剤はそれぞれ硬化剤循環側流路１
０、主剤循環側流路１３を通過し、循環経路に戻る。
【００１８】本発明の混合装置では、ミキシングロータ
ー２の溝形状をローター回転時に液を上方へ逆流させる
ような形状となし、吐出時、ミキシングローター２が図
２に示す方向に回転していると、混合チャンバー４内を
通過している樹脂には、上方に押し上げられる力が働
き、背圧弁がなくとも、混合液は混合チャンバー４内に
十分滞留してから吐出口１４から吐出される。
ー２の溝形状をローター回転時に液を上方へ逆流させる
ような形状となし、吐出時、ミキシングローター２が図
２に示す方向に回転していると、混合チャンバー４内を
通過している樹脂には、上方に押し上げられる力が働
き、背圧弁がなくとも、混合液は混合チャンバー４内に
十分滞留してから吐出口１４から吐出される。
【００１９】吐出を終えた時点では、混合チャンバー４
内には樹脂が残留しているので、３方弁に設けた圧空流
入口１７，１８から流路１２，９を通じて混合チャンバ
ー４内に圧空を流し、この圧空によって混合チャンバー
４内の残留樹脂を吐出口１４から排出する。圧空は、通
常、室温の加圧空気が使用されるが、必要に応じて加熱
してもよい。
内には樹脂が残留しているので、３方弁に設けた圧空流
入口１７，１８から流路１２，９を通じて混合チャンバ
ー４内に圧空を流し、この圧空によって混合チャンバー
４内の残留樹脂を吐出口１４から排出する。圧空は、通
常、室温の加圧空気が使用されるが、必要に応じて加熱
してもよい。
【００２０】この際、従来の混合装置の如くチャンバー
内に背圧弁があると、この部分に樹脂が滞留するため、
圧空による排出が困難となる。このため本発明の装置で
は、背圧弁を設けず、その結果、残留樹脂がほとんど発
生しないため、溶剤を使った洗浄が不要となり、圧空ブ
ローだけで残留樹脂を排出することが可能となる。
内に背圧弁があると、この部分に樹脂が滞留するため、
圧空による排出が困難となる。このため本発明の装置で
は、背圧弁を設けず、その結果、残留樹脂がほとんど発
生しないため、溶剤を使った洗浄が不要となり、圧空ブ
ローだけで残留樹脂を排出することが可能となる。
【００２１】
【発明の効果】本発明に係る熱硬化樹脂の混合装置は圧
空ブローにより残留樹脂を排出させることができ、有機
溶剤を使用した洗浄を必要としないため、労力の軽減、
作業場の環境改善の効果があるだけでなく、有機溶剤の
樹脂への混入の防止、材料費の削減にも効果がある。
空ブローにより残留樹脂を排出させることができ、有機
溶剤を使用した洗浄を必要としないため、労力の軽減、
作業場の環境改善の効果があるだけでなく、有機溶剤の
樹脂への混入の防止、材料費の削減にも効果がある。
【００２２】さらに、構造が簡単なため、メンテナンス
が容易であるという効果もある。
が容易であるという効果もある。
【図１】本発明の一実施例における２成分樹脂の混合装
置の概略図である。
置の概略図である。
【図２】同実施例におけるミキシングローターの展開図
である。
である。
１ 混合装置 ２ ダイナミックミキサーのローター（ミキシングロー
ター） ３ シャフト ４ 混合チャンバー ５ ジャケット ６ 温冷水入口 ７ 温冷水出口 ８ 硬化剤流入路 ９ 硬化剤吐出側流路 １０ 硬化剤循環側流路 １１ 主剤流入路 １２ 主剤吐出側流路 １３ 主剤循環側流路 １４ 吐出口 １５ ３方弁 １６ ３方弁 １７ 圧空流入口 １８ 圧空流入口
ター） ３ シャフト ４ 混合チャンバー ５ ジャケット ６ 温冷水入口 ７ 温冷水出口 ８ 硬化剤流入路 ９ 硬化剤吐出側流路 １０ 硬化剤循環側流路 １１ 主剤流入路 １２ 主剤吐出側流路 １３ 主剤循環側流路 １４ 吐出口 １５ ３方弁 １６ ３方弁 １７ 圧空流入口 １８ 圧空流入口
Claims (3)
- 【請求項１】 熱硬化性樹脂の主剤と硬化剤とを混合す
る装置において、混合チャンバー内のダイナミックミキ
サーのローター形状がローター回転時に液を逆流させる
ような溝形状を有し、かつ混合液吐出口に背圧弁を有し
ないことを特徴とする熱硬化性樹脂の混合装置。 - 【請求項２】 混合チャンバー上部に連通する主剤吐出
側流路および硬化剤吐出側流路にそれぞれ３方弁を設
け、該３方弁により主剤および硬化剤の各流入路と各吐
出側流路とを連通せしめる場合と各流入路と各循環側流
路とを連通せしめる場合とを切替可能にするとともに、
該３方弁に圧空流入口を設け、各流入路と各循環側流路
とが連通しているときに圧空を混合チャンバー内に導入
可能としたことを特徴とする請求項１に記載の熱硬化性
樹脂の混合装置。 - 【請求項３】 混合チャンバーの周囲に温冷水を通水す
るジャケットを設けて、混合チャンバー内の樹脂を加熱
冷却するようにしたことを特徴とする請求項１または請
求項２に記載の熱硬化性樹脂の混合装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP260195A JPH08187727A (ja) | 1995-01-11 | 1995-01-11 | 熱硬化性樹脂の混合装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP260195A JPH08187727A (ja) | 1995-01-11 | 1995-01-11 | 熱硬化性樹脂の混合装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08187727A true JPH08187727A (ja) | 1996-07-23 |
Family
ID=11533914
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP260195A Pending JPH08187727A (ja) | 1995-01-11 | 1995-01-11 | 熱硬化性樹脂の混合装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08187727A (ja) |
Cited By (14)
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-
1995
- 1995-01-11 JP JP260195A patent/JPH08187727A/ja active Pending
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