JPH0818707A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0818707A
JPH0818707A JP6146647A JP14664794A JPH0818707A JP H0818707 A JPH0818707 A JP H0818707A JP 6146647 A JP6146647 A JP 6146647A JP 14664794 A JP14664794 A JP 14664794A JP H0818707 A JPH0818707 A JP H0818707A
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JP6146647A
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English (en)
Inventor
Kazuyuki Ozawa
一之 小澤
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明は、イメージスキャンを必要としない
テストパターン等の画像の出力を行う場合に、不必要な
イメージスキャン動作を行うことなく、画像出力を可能
にする画像形成装置を提供することを目的とする。 【構成】この発明は、複写すべき原稿を走査することに
より第1画像情報を読み取る読取り機構12と、この読
取り機構以外から与えられた第2画像情報の画像形成を
行なう際に、この第2画像情報の大きさに応じて所定時
間を算出する算出素子303と、この読取り機構を起動
させることなしにこの所定時間に応じて起動し、この第
2画像情報に応じた画像を形成する画像形成機構53と
を有する画像形成装置であり、読取り機構(スキャナ)
を駆動させることなく第2画像情報(テストパターン)
を出力することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複写すべき画像の読
取りのためのスキャナを有する画像形成装置であって、
上記複写以外に調整等のためにテストパターン等の画像
情報の画像をも形成する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、スキャナにより画像を読み取りこ
の画像を別紙に画像形成する複写装置において、テスト
パターン等の画像情報を画像形成する複写装置が用いら
れている。このような複写装置において、従来では、画
像出力のタイミングを与える画像の有効/無効について
のタイミング信号は、スキャナ制御用プロセッサによっ
て与えられる。つまり、スキャナの移動管理座標によ
り、スキャナ移動中に画像有効から無効、無効から有効
になるタイミングにより、画像出力のオン・オフのタイ
ミングを得て、これにより画像出力の制御を行ってい
る。スキャナ管理座標は、スキャンモータの駆動量によ
りスキャナの現在の位置をプロセッサが把握できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようなデ
ィジタル複写装置では、スキャンモータの移動座標管理
で画像の有効/無効の信号の切り換えを行うために、ス
キャナ動作が伴わなければ画像有効/無効信号の切り換
え制御が行えず有効画像の出力ができないという不具合
がある。
【0004】そのため、イメージスキャンを必要としな
い画像出力(例えば、テストパターン等の画像データを
出力するような場合)時に、実際は原稿台上には原稿が
存在しないにもかかわらずスキャナを走査させなければ
ならないという問題がある。
【0005】本発明は、イメージスキャンを必要としな
いテストパターン等の画像の出力を行う場合に、不必要
なイメージスキャン動作を行うことなく、画像出力を可
能にする画像形成装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、複写すべき原
稿を走査することにより第1画像情報を読み取る読取り
手段;と、上記読取り手段以外から与えられた第2画像
情報の画像形成を行なう際に、上記第2画像情報の大き
さに応じて所定時間を算出する算出手段;と、上記読取
り手段を起動させることなしに、上記算出手段の算出し
た上記所定時間に応じて起動し、上記第2画像情報に応
じた画像を形成する画像形成手段;と、を有する画像形
成装置である。
【0007】また、本発明は、複写すべき原稿を走査し
て第1画像情報を得る走査手段;と、上記画像情報とは
異なる第2画像情報を記憶する記憶手段;と、上記第1
画像情報と上記第2画像情報とのどちらを出力するかを
選択する選択手段;と、全体の動作を制御するメインプ
ロセッサ;と、上記選択手段が上記第1画像情報を出力
すると選択した場合、上記走査手段の動作を制御して上
記走査手段の座標を認識し、上記選択手段が上記第2画
像情報を出力すると選択した場合、上記第2画像情報の
大きさから所定時間を算出するサブプロセッサ;と、上
記選択手段が上記第1画像情報を出力すると選択した場
合、上記走査手段の上記座標の値に従って動作すること
で上記第1画像情報に従って画像を形成し、上記選択手
段が上記第2画像情報を出力すると選択した場合、上記
サブプロセッサによる上記所定時間に従って上記第2画
像情報に従って画像を形成する画像形成手段;と、を有
する画像形成装置である。
【0008】
【作用】本発明の画像形成装置は、上記した構造によ
り、スキャナにより読み出された原稿等を複写するので
はなく、スキャナの働きとは関係のないテストパターン
等の画像情報を画像形成する際に、上記算出手段により
適切な起動時間を算出する。そして、この起動時間に応
じて起動する画像形成手段により、テストパターン等の
画像情報が形成されるため、従来のように不要なスキャ
ナの走査が行われることがなく安定したテストパターン
等の画像出力を行う画像形成装置を提供することができ
る。
【0009】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例を説明す
る。図5は、この発明の実施例が組込まれる画像形成装
置の概略断面を示している。
【0010】画像形成装置すなわちこのディジタル複写
装置2は、原稿の画像あるいは外部から供給された画像
データに対応する画像情報を記録用紙に複写またはプリ
ントアウトする画像形成部すなわちディジタル複写装置
本体10、ディジタル複写装置本体10の後述する原稿
載置台に複写すべき原稿を給送する自動送り装置 (AD
F) 100から構成されている。ADF100は、原稿
Dが両面原稿である場合には、第1の面の画像が読み取
られたのち、原稿Dを裏返すとともに第2の面を再び給
送できる。
【0011】複写装置本体 (以下、DPPCとする) 1
0は、原稿Dの画像情報を読み取る原稿読取り部12、
原稿読取り部12により読み取られた画像データあるい
は外部から供給される画像データに基づいて画像を形成
する画像形成部14、画像形成部14により形成された
画像を保持する記録用紙を給送する用紙供給部16、お
よび、画像形成部14により形成された画像が転写され
た用紙を所定の方向へ搬送する用紙搬送部18などを含
んでいる。
【0012】本体10の上部であって、後述するADF
100の搬送ベルトと対向される位置には、原稿読取り
部12の一部であって、複写すべき原稿Dが載置される
すなわち原稿Dを保持する原稿テーブル (原稿台) 20
が配置されている。原稿テーブル20の一端には、原稿
Dの先端位置を規定するための原稿ストッパ20aが配
置されている。なお、原稿ストッパ20aの背面すなわ
ち後述する照明ランプに対向される下面は、後述するC
CDセンサのスレショルドレベルを補正するための白色
光を発生するために、所定の白さ (明るさ) に規定され
た白色に形成されている。
【0013】原稿テーブル20の近傍、かつ、装置2の
前方には、後述する操作パネルが配置されている 。原
稿テーブル20の下方には、スキャナー部12が配設さ
れている。このスキャナー部12は、原稿テーブル20
に対して概ね平行に且つ移動可能に配置され、原稿Dに
記載されている情報を光学的に読出す第一キャリッジ3
0、第一キャリッジ30に従動し、キャリッジ30によ
って読出された情報を後述する情報記録媒体に伝達させ
る第二キャリッジ40、第1キャリッジ30に図示しな
いベルトを介して接続されるスキャナーモータ31を含
んでいる。。
【0014】第一キャリッジ30には、原稿Dを照明す
る照明ランプ32、照明ランプ32からの光を原稿Dに
集光させ、照明効率を増大させるリフレクタ34、およ
び、原稿Dからの反射光を第二キャリッジ40へ向かっ
て反射させる第1ミラー36が配置されている。
【0015】第二キャリッジ40には、第1ミラー36
から反射された反射光を90°折返す第2ミラー42、
および、第2ミラー42を介して折返された原稿Dから
の反射光をさらに90°折返す第3ミラー44が配置さ
れている。
【0016】第一キャリッジ30の下方であって、第二
キャリッジ40の上記第3ミラー44の光軸を含む面内
には、原稿Dからの反射光に対して集束性を与える結像
レンズ46、および、上記原稿Dからの反射光を所定の
スレショルドレベルで光電変換するCCDセンサ48が
配置されている。
【0017】上記スキャナー部12のスキャニング動作
により、複写すべき原稿用紙の画像情報が読み取られ、
以下の画像形成処理のための画像情報を提供する。又、
更にこのスキャナー部12の底部には、画像信号の種々
の電子的処理を行うための画像処理基板、又は本装置の
各部の動作を制御するための制御基板等を格納するため
の電装基板格納部300が設けられている。
【0018】画像形成ユニット14は、本体10の概ね
中央に配置された像担持体としてのドラム状感光体50
を含んでいる。感光体50の周囲には、感光体50に所
定の表面電位を与える帯電装置52、帯電装置52によ
り所定の電位に帯電された感光体50に、画像データに
対応する潜像を露光するレーザ露光装置53、レーザ露
光装置53により感光体50に形成された潜像に図示し
ないトナーを供給することで潜像を現像する現像装置5
4、現像された潜像すなわちトナー像を後述するカセッ
トから供給される被転写材たとえば複写用紙Pに対して
転写させる転写装置56、および、感光体50に残され
たトナーを取除くとともに、感光体50に残った電荷を
除去するクリーニング装置58などが配置されている。
【0019】帯電装置52は、コロナ放電により感光体
50の表面の所定の表面電位を提供するコロナワイヤお
よびシールドケースにより形成されている。現像装置5
4は、感光体50に向かってトナーを搬送する現像ロー
ラ54aと現像ローラ54aを所定の速度で回転させる
現像モータ54bを含んでいる。
【0020】画像形成ユニット14の右側には、画像形
成ユニット14を介して形成された画像を保持する記録
用紙Pを収容する用紙カセット62aおよび62b、及
び、用紙カセット62aおよび62bと感光体50との
間に配置され、カセット62aから供給される用紙Pを
感光体50に向かって導く給紙ローラ64aおよび給紙
ガイド66a、及び、カセット62bから供給される用
紙Pを感光体50に向かって導く給紙ローラ対64bお
よび給紙ガイド66bが配置されている。
【0021】給紙ガイド66aおよび66bと感光体5
0との間には、それぞれのカセット62aおよび62b
から給送される用紙Pを一時停止させることで用紙Pの
傾きを補正するとともに、感光体50の表面に形成さ
れ、感光体50の回転とともに転写装置56に向かって
搬送される画像すなわちトナー像と用紙Pとの先端位置
を整合させるレジストローラ68が配置されている。
【0022】画像形成ユニット14の左側には、分離装
置56a (転写装置56と一体に形成されている) を介
して感光体50から分離された用紙Pに、用紙Pに転写
されている画像を定着させる定着装置70、定着装置7
0と分離装置56との間に配置され、感光体50から分
離された用紙Pを定着装置70に向かって送出する搬送
装置76、および、定着装置70を介して画像が定着さ
れた用紙Pを本体10の外部へ給送する排紙ローラ78
などが配置されている。
【0023】定着装置70は、ヒータランプ72aを内
部に有するヒートローラ72とヒートローラ72を加圧
する加圧ローラ74とにより形成されている。排出ロー
ラ78と定着装置70との間には、用紙Pが搬送される
方向を選択的に変更できる分岐ゲート80、分岐ゲート
80に接続され、片面に既に情報が複写された用紙Pを
後述する格納領域82へ導く反転ガイド81、および、
用紙Pの方向を反転するために用紙Pが退避される格納
領域82を含んでいる。
【0024】格納領域82には、格納領域82に取込ま
れた用紙Pを逆向きに引出す反転ローラ85、格納領域
82に取込まれている用紙Pが引出される際に、レジス
トローラ68へ向かわせる切換えゲート83が配置され
ている。なお、格納領域82は、複写可能な用紙Pであ
って最大の長さを有する用紙Pを収容できる長さを有し
ている。また、切換えゲート83には、反転ガイド81
から導かれた複写済み用紙Pを、多重複写のためにその
ままリバースガイド86へ向かわせるバイパス84が形
成されている。なお、リバースガイド86には、用紙P
をレジストローラ68へ向かって送り出す複数の搬送ロ
ーラ87が組み込まれている。
【0025】一方、切換えゲート83には、用紙Pを再
びレジストローラ68へ導くリバースガイド86、およ
び、リバースガイド86とレジストローラ68との間に
配置され、複写済み用紙Pを、再び、転写装置56と感
光体50との間の転写領域へ導く両面給紙ガイド88が
配置されている。なお、分岐ゲート80からDPPC2
の外部へ排出される用紙Pは、排出ガイド89に排出さ
れる。
【0026】又、図4は、ディジタル複写装置本体、A
DFの動作を制御するための制御回路の概略ブロック図
である。図4によれば、ディジタル複写装置は、主制御
回路としての主CPU (セントラル・プロセッシング・
ユニット) 302を有している。
【0027】主CPU302には、DPPC10のイニ
シャル動作のためのデータなどが記憶されているROM
(リード・オンリ・メモリ) 304、操作パネル90か
ら入力される複写倍率および複写枚数などのデータある
いは入力されている動作条件などが一時的に記憶される
RAM (ランダム・アクセス・メモリ) 306、DPP
C10の動作に関する初期設定データおよび経時データ
たとえば1つの感光体50が利用されている総複写 (プ
リント) 枚数などが記憶されるNVM (不揮発性メモ
リ) 308などが接続されている。
【0028】主CPU302は、操作パネル90から入
力されるデータをこの主CPU302に供給するととも
に、操作パネル90のLED98a,98c,98d,
98eおよび98fを点灯させ、LCD98bに所定の
表示を表示させるための操作部制御部310と、後述す
るページメモリ324への画像データの記憶およびペー
ジメモリからの画像データの出力を制御するページメモ
リ制御部314、後述するスキャナ12の動作を制御す
るスキャナ制御CPU303、及びオートドキュメント
フィーダADF100とに接続されている。
【0029】ページメモリ制御部314には、外部装置
としてのファクシミリ装置から供給される画像データを
画像形成部14により画像形成するために一時的に記憶
するページメモリ324が接続されている。ページメモ
リ324への画像データの記憶および画像形成部14へ
のページメモリ324からの画像データの出力は、ペー
ジメモリ制御部314により制御される。なお、ページ
メモリ324に記憶される画像データは、ファクシミリ
ファイルバッファ326を介して、図示しないファクシ
ミリ装置から供給される。ファクシミリファイルバッフ
ァ326とページメモリ324との間には、ファクシミ
リ回線を伝送されるために圧縮されている画像信号をペ
ージメモリ324の記憶条件に適合させる変換装置すな
わちCODEC (圧縮/伸長回路) 328が配置されて
いる。また、ファクシミリファイルバッファ326とフ
ァクシミリ回線は、モデム330を介して接続されてい
る。
【0030】主CPU302にはさらに、感光体50を
回転させる図示しない主モータ、現像装置54の現像ロ
ーラ54aを回転させる現像モータ54b、画像読取部
12の第1および第2のキャリッジ30および40を原
稿テーブル20に沿って移動させる図示しない走査モー
タ、及び、DPPC本体10内に配置されている多くの
モータを回転させる図示しないモータ駆動回路が接続さ
れている。
【0031】CPU302にはまた、帯電装置52およ
び転写装置56に高圧電圧を供給する図示しない高電圧
発生回路、照明ランプ32およびヒータランプ72aな
どを点灯させる図示しないランプレギュレータが接続さ
れている。
【0032】CPU302にはさらに、本体10内の分
岐ゲート80、切換えゲート83およびレジストローラ
68などをオン/オフさせる図示しないソレノイド、及
び、図示しないクラッチなどを付勢する図示しないメカ
ニカルコントローラも接続されている。
【0033】上記した複写装置においての動作説明を行
うと、この複写装置2の図示しない電源スイッチが操作
されることで、DPPC10がウオームアップされて、
待機(複写可能) 状態が規定される。
【0034】すなわち、CPU302の制御により図示
しないモータ駆動回路を介して図示しない主モータおよ
び現像モータ54bが付勢され、感光体50および現像
装置54の現像ロータ54bが回転される。同時に、図
示しない高圧電圧発生回路および除電装置駆動回路を介
して、帯電装置52、転写装置56および除電装置58
が付勢されて、感光体50がエージングされる。そし
て、ADF100の原稿トレイ120に原稿Dが載置さ
れたのち操作パネル90のプリントキー94bがオンさ
れることで、帯電装置52により感光体50に所定の電
荷が供給され、感光体50が所定の電位に帯電される。
【0035】この状態で、照明ランプ32が点灯され、
第1および第2のキャリッジ30および40が原稿テー
ブル20と平行に移動されて、感光体50に原稿Dの画
像に対応する静電潜像が形成される。
【0036】第1および第2のキャリッジ30および4
0の移動と平行して、操作パネル90を介して入力され
た複写倍率あるいは用紙選択キー96bを介して予め選
択されている用紙カセット26aおよび26b給送され
た1枚の用紙Pがタイミングローラ68まで搬送され
る。
【0037】一方、静電潜像は、感光体50の回転に伴
って現像装置54と感光体50とが接触される現像位置
まで搬送され、現像装置54を介して図示しないトナー
が供給されることでトナー像に変換される (すなわち、
現像される) 。
【0038】このトナー像は、感光体50の回転に伴っ
て搬送され、タイミングローラ68で停止されている用
紙Pの先端とトナー像の先端とが整合された状態でタイ
ミングローラ68から開放された用紙Pとともに、転写
装置56と感光体50との間の転写領域に搬送されて、
転写装置56を介してが用紙Pに転写される。なお、ト
ナー像が転写された感光体50は、クリーニング装置5
8を介して感光体50上に残ったトナーが除去されたの
ち、感光体50に残った電荷の分布が消去されて、次の
潜像形成に利用される。
【0039】トナー像が転写された用紙Pは、搬送ベル
ト76を介して定着装置70の加熱ローラ72と加圧ロ
ーラ74の間に搬送される。従って、加熱ローラ72か
らの熱とローラ間の圧力により、トナー像が用紙Pに定
着される。
【0040】トナー像が定着された用紙Pは、排出ロー
ラ78および排出ガイドにより排出される。この一連の
動作は、操作パネルを介して入力された複写部数に応じ
て、順次、所定回数、繰り返される。また、ADF10
0の原稿トレイ120に載置された全ての原稿Dについ
て、順に、繰り返される。
【0041】又、図8は、本発明の一実施例に係るCP
Uと画像同期信号生成回路との関係を示す図である。こ
の図において、上記のシステム制御用メインCPU30
2は、スキャナ制御用CPU303を介して、図4のレ
ーザ制御部336に含まれる画像同期信号生成回路35
7に接続されている。この画像同期信号生成回路357
は、更に主走査方向画像同期信号(HDEN)生成回路
382と、副走査方向画像同期信号(VDEN)生成回
路383とを有しており、更に、主走査方向画像同期信
号382は、図4のレーザ制御部に含まれるレーザドラ
イバ381に接続される。
【0042】これらの構成において、スキャナ制御用C
PU303は、スキャナモータ駆動制御の他、本システ
ム構成のように画像有効同期信号(PSYNC信号)の
切り換えも行っている。
【0043】画像同期信号生成回路57は、その基準と
なる信号(HSYNC)をレーザドライバ381より受
け取っている。そして、有効画像の主走査方向および副
走査方向の画像同期信号(HDEN/VDEN信号)を
生成し、プリンタ部14の露光装置53にこれを供給し
ている。また、図のようにスキャナ制御用CPU303
は、全体制御用CPU302へ、外部割り込みを使用し
てPSYNCのオン通知を伝達する。
【0044】又、図9は、画像同期信号による有効画像
形成図である。この図において、図4のプリンタ部14
の露光装置53で画像出力される際の有効画像は、画像
同期信号生成回路57で生成されたVDEN信号とHD
EN信号によって決定されることが示される。
【0045】図6は、本発明が適用されないプロセッサ
間のインターフェイス図であり、図7は、本発明が適用
される場合のプロセッサ間のインターフェイス図であ
る。図6において、本発明が適用されないこの方式で
は、上記の有効画像を決定する画像有効同期信号PSY
NCのオン/オフのタイミングは、スキャナ12の物理
的座標(読み取り位置)に従って決定している。このた
め、PSYNCをオンして有効画像を出力するために、
必ずスキャナ動作が必要となる。つまり、全体制御用C
PU302は、スキャナー制御用SCPU303に対し
て、VDENライン数を転送した後、倍率、他スキャン
動作に必要なパラメータを転送し、次にPSYNC”O
N”座標を転送して、イメージスキャニング開始コマン
ドを転送すると、スキャナ動作が開始される。そして、
スキャナがPSYNC−ON座標に到達すると、PSY
NCがオフ状態からオン状態になり、次にスキャナがP
SYNC−OFF座標に到達すれば、オン状態からオフ
状態になる。
【0046】しかし、この図6の実施例においては、ス
キャナ12から得られる原稿の画像情報ではなく、例え
ばRAM306に記憶されているようなテストパターン
等の画像情報を出力する場合でも、不要なスキャナ動作
を伴わなければならない。
【0047】一方、図7においては、全体制御用CPU
302からスキャナ制御用CPU303にVDENライ
ン数を転送した後に、画像出力要求コマンドを転送する
と、スキャナ制御用CPUからMCPU302へPSY
NC−ONタイミング通知用割り込みが出力される。そ
して、画像出力がなされ”ON”、この画像出力の適切
なライン数がカウントされれば、画像出力は”OFF”
され、画像出力が完了する。
【0048】つまり、図6の実施例のように、テストパ
ターン等の画像出力において、全体制御用CPU302
からスキャナ制御用CPU303へのスキャナ駆動のた
めのパラメータの送信も、スキャナ動作を行なう必要も
なく、図7の本方式においては、有効画像のライン数と
画像出力要求コマンドのみの送信で時間管理により有効
画像を出力することが可能となる。
【0049】又、図1、図2は、本方式を実現するため
のスキャナ制御用CPUの制御フローである。以下にプ
ロセッサ用ソフトウェアの処理内容を説明する。電源が
投入された状態の本発明の画像形成装置は、初めにテス
トパターンを出力するかどうかの判断を行う(21
1)。このときNOとして、通常のスキャナから得られ
た原稿画像を出力する場合の画像形成のプロセスを説明
すると、全体制御用のMCPU302は、スキャナ制御
用SCPU303へ、ライン数を送る(219)。次
に、MCPUは、SCPUへ倍率等のパラメータを送る
(220)。MCPUは、SCPUへPSYNCをON
すべき座標を与える(221)。MCPUは、次に、S
CPUにスキャニング開始信号を送る(222)。これ
によりSCPUは、スキャニングを開始する(22
3)。そして、スキャナがSPCYNCがオンすべき座
標にまで到達したかどうかを確認する(224)。到達
しなければ、到達したかどうかを確認し続け、到達した
ときは、SCPUは、PSYNCをオンする(23
0)。そして、MCPUは、ライン数が信号から求めら
れた座標に達するまで(232)画像出力を行い(23
1)、達した事を確認するとPSYNCをオフする(2
29)。
【0050】一方、MCPU302がテストパターンを
出力するときは(211)、MCPUは、SCPU30
3へテストパターンのライン数を送り(212)、更
に、画像出力要求コマンドを転送する(213)。更
に、SCPUは、PSYNCのオフ時間(オンしてから
オフするまでに適当と思われる時間)を上記テストパタ
ーンの画像信号のライン数より計算することにより求め
る(214)。
【0051】ここで、図3は、本発明の一実施例である
PSYNCオフ時間の算出処理を示すフローチャートで
ある。本方式において時間管理で制御を行うことができ
るのは、画像の主走査1ライン分の時間が定まってお
り、その1ライン分の時間に受信済みの副走査ライン数
を乗算することにより、有効画像ライン数分の時間が算
出することができるからである。この図において、PS
YNCオフ時間の算出処理(241)とは、初めに、 (受信ライン数データ)×(1 HSYNC相当の時
間)=ライン数分の時間 の式により、ライン数分の時間を求め(242)、次
に、このライン数分の時間により、 (ライン数分の時間)/(インターバル割り込み間隔時
間)=PSYNCオフタイマー設定値 の式により、PSYNCオフタイマー設定値を求めるも
のである(243)。
【0052】ここで上記二つの式に、例えば、A4サイ
ズの原稿用紙を用いた場合の実数を代入した一つの例と
して、以下の場合をあげる。ここで、受信ライン数デー
タ=原稿サイズ(A4)/ライン間隔であるため、 受信ライン数=297mm/0.0635mm=467
7.2〔mm〕 従って、 ライン数分の時間=4667.2×291〔μsec〕
=1.36〔sec〕 という値が得られる。
【0053】このようにして算出されたライン数分の時
間を、スキャナ制御用CPUにてカウントを行って制御
するために、以下のように、カウントを行うインターバ
ルの割り込み時間にて除算してPSYNCオフタイマカ
ウンタ設定値としてデータエリアにセーブする。
【0054】 1.36÷2.5×10-3=0.54×103 =544 次に、SCPU303は、MCPUへ出力通信用信号を
送信する(215)。次に、SCPU303は、PSY
NCをオンにする(216)。そして、SCPUは、P
SYNC−ON中のフラグをセットし(217)、さら
にPSYNCオフ時間をカウンタにセットした(21
8)後に、MCPUは、画像出力を行なうべく制御する
(225)。この後、SCPUがPSYNCオフ時間を
カウント処理し(226)、PSYNCオフ時間が来た
かどうかを常に監視している(227)。
【0055】そして、オフ時間が経過したことが確認さ
れると、SCPUは、PSYNC−ON中のフラグをリ
セットして(228)、PSYNCをオフする(22
9)。本発明の実施例は、以上のような制御ソフトウェ
アおよびシステム構成により、テストパターン等の画像
を出力する際に、通常のスキャニング動作により読み込
んだ原稿用紙を出力する場合とは区別して、テストパタ
ーン等の画像のライン数に応じたPSYNCの起動時間
を算出し、この時間を管理することで画像出力動作を行
う。これにより、不要なスキャナ動作を省略することが
でき、円滑な画像出力動作を可能にする。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、この発明のディジ
タル複写装置によれば、テストパターン等の画像を出力
する際に、スキャナ動作を伴わないため、画像出力が即
時に行なうことができる。また、スキャナ駆動制御関連
のパラメータが不必要な構成のためCPU間通信の簡略
化が可能になり、その結果トータルシステムとしての信
頼性の向上を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である画像出力のプロセスを
示すフローチャート。
【図2】本発明の一実施例である画像出力のプロセスを
示すフローチャート。
【図3】本発明の一実施例であるPSYNCオフ時間の
算出処理を示すフローチャート。
【図4】本発明の一実施例である複写装置の制御系を示
すブロックダイアグラム。
【図5】本発明の一実施例である複写装置の駆動系を示
す全体図。
【図6】従来のプリンター装置における画像出力の際の
CPU間のインターフェースを示す図。
【図7】本発明の一実施例であるプリンター装置の画像
出力の際のCPU間のインターフェースを示す図。
【図8】本発明の一実施例に係るCPUと画像同期信号
生成回路との関係を示す図。
【図9】本発明の一実施例に係る画像同期信号と有効画
像との関係を示す図。
【符号の説明】
2…ディジタル複写装置、 10…DPP
C本体、 12…原稿読取り部、 14…画像
形成部、 16…用紙供給部、 18…用紙
搬送部、 20…原稿テーブル、 26a,26b…カセ
ット、 30…第1キャリッジ、 32…照明
ランプ、 36…第1ミラー、 40…第二
キャリッジ、 48…CCDセンサ、 50…感光
体、 53…露光装置、 54…現像
装置、 90…操作パネル、 96e…モー
ドロックキー、 100…自動原稿送り装置 (ADF) 206…ビ
ンユニット、 210a〜210j…ビン、 212…排出ト
レイ (ノンソートビン) 、302…主CPU、 308…
NVM、 314…ページメモリ制御部、 324…ペ
ージメモリ、 326…ファクシミリバッファ、 330…モ
デム、 334…プリンタコントローラ、 336…レ
ーザ制御部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複写すべき原稿を走査することにより第
    1画像情報を読み取る読取り手段;と、 上記読取り手段以外から与えられた第2画像情報の画像
    形成を行なう際に、上記第2画像情報の大きさに応じて
    所定時間を算出する算出手段;と、 上記読取り手段を起動させることなしに、上記算出手段
    の算出した上記所定時間に応じて起動し、上記第2画像
    情報に応じた画像を形成する画像形成手段;と、 を有する画像形成装置である。
  2. 【請求項2】 複写すべき原稿を走査して第1画像情報
    を得る走査手段;と、 上記画像情報とは異なる第2画像情報を記憶する記憶手
    段;と、 上記第1画像情報と上記第2画像情報とのどちらを出力
    するかを選択する選択手段;と、 全体の動作を制御するメインプロセッサ;と、 上記選択手段が上記第1画像情報を出力すると選択した
    場合、上記走査手段の動作を制御して上記走査手段の座
    標を認識し、上記選択手段が上記第2画像情報を出力す
    ると選択した場合、上記第2画像情報の大きさから所定
    時間を算出するサブプロセッサ;と、 上記選択手段が上記第1画像情報を出力すると選択した
    場合、上記走査手段の上記座標の値に従って動作するこ
    とで上記第1画像情報に従って画像を形成し、 上記選択手段が上記第2画像情報を出力すると選択した
    場合、上記サブプロセッサによる上記所定時間に従って
    上記第2画像情報に従って画像を形成する画像形成手
    段;と、 を有する画像形成装置である。
  3. 【請求項3】 複写すべき原稿を走査することにより画
    像情報を読み取るスキャナ機構;と、 記憶素子に格納されたテストパターン画素の大きさから
    所定時間を算出する算出手段;と、 上記スキャナ機構を起動させることなく、上記算出手段
    により算出された上記所定時間に従って起動し、上記テ
    ストパターン画素を形成する画像形成手段;と、 を有する画像形成装置である。
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