JPH08186968A - ブラシレスモータ - Google Patents

ブラシレスモータ

Info

Publication number
JPH08186968A
JPH08186968A JP33973094A JP33973094A JPH08186968A JP H08186968 A JPH08186968 A JP H08186968A JP 33973094 A JP33973094 A JP 33973094A JP 33973094 A JP33973094 A JP 33973094A JP H08186968 A JPH08186968 A JP H08186968A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bottom plate
circuit board
housing
stator
brushless motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP33973094A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideji Takahashi
秀二 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidec Corp
Original Assignee
Nidec Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nidec Corp filed Critical Nidec Corp
Priority to JP33973094A priority Critical patent/JPH08186968A/ja
Priority to US08/579,663 priority patent/US5663604A/en
Publication of JPH08186968A publication Critical patent/JPH08186968A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Brushless Motors (AREA)
  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 現行の最も小型のファンモータ用のブラシレ
スモータよりも更に小型のブラシレスモータを商品化す
る。 【構成】 小型化された四角形のハウジング2の底板3
を底面より内部に向かって膨出させ、底板3の外周側と
ハウジング2の内周側間に通風路34を形成し、底板3
に直接回路基板17をベアリングタワー4との反対側か
ら当接させる。底板3から立設するベアリングタワー4
にステータ5を固定し、その内部に軸受10,11を嵌
挿し、ロータ13のシャフト12を軸受10,11に枢
支させる。以上により、内部に通風路を確保した状態で
小型化出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、現行の四角形のファン
モータの最小のものより更に小型に形成されるファンモ
ータ用のブラシレスモータに関する。
【0002】
【従来の技術】図3は現行の最小の四角形のハウジング
を有するブラシレスモータ1aの全体構造を示す断面図
である。このブラシレスモータ1aのハウジング2aは
四角形で、その一辺の寸法aは約25[mm]のものか
らなり現行のモータとしては最小型状のものである。ハ
ウジング2aは底面に底板3aを有し上面を開口する四
角形状の合成樹脂製箱体からなる。底板3aの中心部に
は中空円筒状のベアリングタワー4aがその下端部を底
板3aに固定して立設する。ステータ5aは、ステータ
コア6aとこれを上下で挟持する上方側インシュレータ
7aおよび下方側インシュレータ8aと該インシュレー
タに巻回されるコイル9a等からなり、ベアリングタワ
4aの外周に外嵌固定される。一方、ベアリングタワー
4a内には軸受10a,11aが嵌着され、その中心に
シャフト12aが枢支される。シャフト12aにはカッ
プ状のロータ13aが固定される。ロータ13aの内部
のステータ5aと相対向する位置にはロータマグネット
14aがヨーク15aを介して固定される。また、ロー
タ13aの外周には羽根部16aが一体的に形成され
る。平板状の回路基板17aはベアリングタワー4aの
基部外周に嵌合され、ステータ5aの下方側インシュレ
ータ8aに当接して配置される。回路基板17aはロー
タ13aの外径とほぼ等しい外径を有するものからな
り、IC回路が形成されていると共にホールIC18a
やドライブIC19a等が固定される。また、回路基板
17aには導電ピン20aの下端側が連結し、上方側お
よび下方側インシュレータ7aおよび8aを貫通した導
電ピン20aの上端部にはコイル9aがからげ等により
連結される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図3に示したブラシレ
スモータ1aは前記したように25×25[mm]の極
めて狭いハウジング2aの内部に前記した各構成部品が
収納され、ファンモータとして使用されている。しかし
ながら、業界は更に一層小型のもの、例えば20×20
[mm]のものを要請している。各構成部品の内、ステ
ータ5aはコイル9aの巻回作業の作業性からこれ以上
の小径化は極めて困難であり、軸受10a,11aも限
界である。そこで、小型化の可能性のあるロータ13
a,ロータマグネット14a,ヨーク15aおよび羽根
部16a等を小型化して寸法bが20[mm]の20×
20[mm]のハウジング2b内に前記の各構成要素を
仮りに収納したブラシレスモータ1bを図4に示す。図
中、サフィックスbを符して図3と同一符号を用いた構
成部品が小型化されたものである回路基板17aは前記
したように各種のIC回路やホールIC18aやドライ
ブIC19aや各種のチップが高密度に実装されている
ものでこのままの形状ではこれ以上小さくすることは困
難である。従って、図4に示すように、回路基板17a
の外周が小型化されたロータ13aの羽根部16bのと
ころまで広がり、羽根部16bの通風路を塞ぎ、羽根部
16bによる送風能力が極端に低下する問題点が生じ
る。これにより、ブラシレスモータが発熱し、性能低下
や寿命低下の問題点が生じる。そのため、図4に示した
構造のブラシレスモータ1bを生産品として製作するこ
とは出来ない。
【0004】本発明は、以上の事情に鑑みて創案された
ものであり、現行のものより更に小型化が可能であり、
ブラシレスモータとしての各性能の低下が殆どなく、容
易に実施出来るブラシレスモータを提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上の目的を
達成するために、底板を有する四角形のハウジングと、
前記底板の中心部に下端側を固定して立設する筒状のベ
アリングタワーと、ステータコアとこれを上下で挟持す
るインシュレータおよびこれに巻回するコイルを有し前
記ベアリングタワーの外周に固定されたステータと、前
記ベアリングタワーの内側に軸受を介して枢支されるシ
ャフトを有し前記ステータと相対向する位置にロータマ
グネットを備える羽根部付とのインペラと、ステータ側
に電気を供給すると共に各種のIC部品を備える回路基
板とを前記ハウジング内に収納するブラシレスモータに
おいて、前記底板は前記ハウジング内部に前記ハウジン
グの外周側から延出した複数本のアーム部材により支持
されて配置され、前記ベアリングタワーが前記底板より
軸方向一方側に突設されると共に、前記回路基板が前記
底板に軸方向他方側から当接して配置されているブラシ
レスモータを構成するものである。また、更に具体的
に、前記回路基板は前記インペラを枢支するシャフトと
相対向する位置に開口部を有し、前記IC部品が前記回
路基板に前記開口部を閉塞するように固定されていこと
を特徴とするものである。
【0006】
【作用】回路基板をベアリングタワの外周に挿着する構
造をやめてハウジングの底板に当接する構造とし、中心
側への有効面積の拡大化を図ると共に、外径側を縮径す
る。同時に、底板も回路基板の外周に淡せて小型化し、
底板とハウジングの外周側とを複数のアームで連結し
た。これによりロータの羽根部まわりの通回路を確保し
た状態で全体としての小型化が図れる。この場合シャフ
トの取り付け作業のために回路基板に中心孔を必要とす
るが、中心孔は小孔のため特に問題とならない。また、
この中心孔はドライブICにより閉止され軸受側への影
響がなく、かつ回路基板の支持効果も生じる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。図1は本実施例の全体構造を示す軸断面図、図2は
図1の底面図である。
【0008】図1および図2に示すように、ブラシレス
モータ1のハウジング2は一辺の寸法bが約20[m
m]の20×20[mm]の四角形の超小型なものから
形成される。ハウジング2には円形の底孔21が形成さ
れる。ハウジング2の底面22には複数個(図示では4
個)の取付孔23が形成される。また、底面22からは
半径方向に沿って複数個(図示では3個)のアーム24
が張り出し形成され、アーム24の張り出し端にはハウ
ジング内部に向かって軸方向に延出する連結片25が設
けられている。底板3は各連結片25の延出端において
一体的に形成される。
【0009】底板3の中心部には真鍮製円筒状のベアリ
ングタワー4がその下端部を固定し立設して配設され
る。また、底板3には導電ピン20の貫通する貫通孔2
6が穿孔される。なお、底板3の外径はステータ5のス
テータコア6の外径とほぼ等しい寸法に形成される。
【0010】回路基板17は底板3とほぼ同じ外径を有
する円板状部材からなり、底板3の下面に当接して装着
される。なお、図2に示すように、回路基板17の一部
には半径方向に沿って外方に張り出す取付面27が形成
される。取付面27にはホールIC18が取付られる。
また、底板3の外周部における各連結片25の間にはこ
れと平行に支柱28突設され、この端面が底面22と面
一に形成されており、各アーム24の先端部下面及び各
支柱28の下面に跨って回路基板17の裏面側を覆う銘
板29が貼着される。回路基板17の中央部下面にはド
ライブIC19が、回路基板17の中心に形成された開
口孔30を塞ぐように実装されている。なお、この開口
孔30は後に説明するシャフト12の端部が遊挿し得る
適宜大きさの小孔からなる。
【0011】ステータ5は、積層構造ステータコア6と
これを上下で挟持する上方側インシュレータ7および下
方側インシュレータ8とこれ等に巻回されるコイル9等
からなり、底板3上に下方側インシュレータ8を介して
搭載されると共にベアリングタワー4の外周に固持され
る。また、回路基板17に下端側を連結する導電ピン2
0の上端側にはコイル9がからげと半田付けとにより連
結される。
【0012】ベアリングタワー4内には上下に軸受10
および11が嵌着される。なお、軸受10,11はベア
リングタワー4内の環状突出部31にウェーブワッシャ
32を介して又は直接当接して軸線方向に位置決めされ
る。
【0013】ロータ13の中心に固着されたシャフト1
2は軸受10,11に嵌挿し枢支されると共にワッシャ
33により軸線方向に移動を拘束されて連結される。ロ
ータ13の内周にはステータ5と相対向する位置にヨー
ク15を介してロータマグネット14が固定される。ま
た、その外周には羽根部16が一体的に形成される。な
お、インペラは前記ロータ13,ロータマグネット1
4,ヨーク15およびロータ13に一体的に固定される
羽根部16等から構成される。
【0014】本実施例のブラシレスモータ1は、ベアリ
ングタワー4の軸長を短くし、これに関連するステータ
5,ロータ13等の軸線方向の長さを短くすることに特
徴を有すると共に、回路基板17を底板3に下面側から
当接し、しかも底板3の外径とほぼ同一の大きさにし、
かつ中心側に電気部品を設けるエリアを形成することに
最大の特徴を有するものである。以上の構造により、図
1に示すようにロータ13の羽根部16の下方に適宜容
積の通風路34を設けることが出来る。従って、ブラシ
レスモータ1は商品として機能し得る構造のものからな
る。
【0015】次に、以上の構造のブラシレスモータ1の
組立順序を簡単に説明する。まずベアリングタワー4を
ハウジング2の底板3にインサート成形する。予め組み
上げたステータ5をベアリングタワー4に嵌め込む。次
に、下側の軸受11をベアリングタワー4内に挿入し、
上方からウェーブワッシャ32を挿入し上側の軸受10
を挿入する。予めロータ13に組み込まれたシャフト1
2を上方から挿入し、軸受10,11内を貫通し、ワッ
シャ33により抜け止め装着する。次に、回路基板17
を下方から挿入し底板3に当接し、回路基板17側から
突出た捨てータ5の導電ピン20を回路基板17に下面
側から半田付けし、回路基板17を導電ピン20及びス
テータ5を介してハウジング2内部に固定する。最後
に、銘板29をハウジング2の各アーム24及び各支柱
28に跨って貼着する。以上により組み立て作業が完了
する。回路基板17側を電源部と連結することにより、
ステータ5とロータマグネット間に磁力作用が生じロー
タ13が回転する。ロータ13の羽根部16は通風路3
4を介し空気を内部に導入し内部冷却を行う。
【0016】以上のように、本発明のブラシレスモータ
1は構成されるが、その細部構造については実施例の内
容に限定されるものではなく公知の汎用技術がそれぞれ
適用される。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、次のような顕著な効果
を奏する。 1)ハウジングの底板を内部に向かって膨出させる構造
とし、この底板の一方側にベアリングタワーを突設する
と共に、他方側に回路基板を当接させる構造を採用する
ことによりロータの羽根部まわりに送風路を形成するこ
とが出来る。これにより、全体構造を従来のものより小
型にすることが可能になる。 2)回路基板の全体の面積は従来のものより小さくなる
が、従来のものに較べて中心側に電気部品や回路を形成
するエリアを設けることが出来るため、特に問題がな
い。 3)ドライブICを中心側に設けることにより回路基板
が小型化し得ると共にドライブICによりその中心孔を
閉止することが出来る。これにより、軸受等への塵埃等
の浸入が防止される効果も生じる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の全体構造を示す軸断面図。
【図2】図1の底面図。
【図3】従来のブラシレスモータの全体構造を示す軸断
面図。
【図4】従来の構造のままで小型化した場合のブラシレ
スモータの問題点を説明するための軸断面図。
【符号の説明】
1 ブラシレスモータ 2 ハウジング 3 底板 4 ベアリングタワー 5 ステータ 10,11 軸受 12 シャフト 13 ロータ 14 ロータマグネット 17 回路基板 19 ドライブIC

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底板を有する四角形のハウジングと、前
    記底板の中心部に下端側を固定して立設する筒状のベア
    リングタワーと、ステータコアとこれを上下で挟持する
    インシュレータおよびこれに巻回するコイルを有し前記
    ベアリングタワーの外周に固定されたステータと、前記
    ベアリングタワーの内側に軸受を介して枢支されるシャ
    フトを有し前記ステータと相対向する位置にロータマグ
    ネットを備える羽根部付とのインペラと、ステータ側に
    電気を供給すると共に各種のIC部品を備える回路基板
    とを前記ハウジング内に収納するブラシレスモータにお
    いて、 前記底板は前記ハウジング内部に前記ハウジングの外周
    側から延出した複数本のアーム部材により支持されて配
    置され、前記ベアリングタワーが前記底板より軸方向一
    方側に突設されると共に、前記回路基板が前記底板に軸
    方向他方側から当接して配置されていることを特徴とす
    るブラシレスモータ。
  2. 【請求項2】 前記回路基板は前記インペラを枢支する
    シャフトと相対向する位置に開口部を有し、前記IC部
    品が前記回路基板に前記開口部を閉塞するように固定さ
    れている請求項1のブラシレスモータ。
JP33973094A 1994-12-28 1994-12-28 ブラシレスモータ Pending JPH08186968A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33973094A JPH08186968A (ja) 1994-12-28 1994-12-28 ブラシレスモータ
US08/579,663 US5663604A (en) 1994-12-28 1995-12-27 Brushless motor

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33973094A JPH08186968A (ja) 1994-12-28 1994-12-28 ブラシレスモータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08186968A true JPH08186968A (ja) 1996-07-16

Family

ID=18330268

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33973094A Pending JPH08186968A (ja) 1994-12-28 1994-12-28 ブラシレスモータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08186968A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015065707A (ja) * 2013-09-24 2015-04-09 日本電産テクノモータ株式会社 モータ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015065707A (ja) * 2013-09-24 2015-04-09 日本電産テクノモータ株式会社 モータ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5663604A (en) Brushless motor
US6394767B1 (en) Blower and a manufacturing method of the same
JP2007209091A (ja) 送風ファン
JP3345365B2 (ja) 小型モータ
US6511299B1 (en) Fan in which motor yoke is mounted by caulking or spot welding and the mounting method thereof
JP2009213225A (ja) モータおよび送風ファン
JPH08186968A (ja) ブラシレスモータ
JP2000209809A (ja) 軸流ファンモ―タ
JP2000324745A (ja) モールドモータ
JP3652455B2 (ja) 回路内蔵型モールドモータ
JP3516518B2 (ja) ブラシレスモータ
JP2009207277A (ja) 小型モータ
JP3706016B2 (ja) 扁平な小形ブラシレス振動モータ
JPH08186956A (ja) ファンモータ
JP3376327B2 (ja) スピンドルモータ
JP2004208400A (ja) アウターロータ型モータ
JPH1118356A (ja) 小型軸流ファンモータ
JP2000197328A (ja) モータ
JP2003180047A (ja) ブラシレスモータ
JP2002300746A (ja) モータ
JP2001128403A (ja) 小型モータおよびその回転子の製造方法
JP2002291197A (ja) 給電機構
SU1695450A1 (ru) Электровентил тор
JPH0717267Y2 (ja) モ−タのステ−タ装置
JPH0412654A (ja) モータ

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040127

A521 Written amendment

Effective date: 20040226

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040401

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20040406

A912 Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20040521