JPH08186954A - 電動機のマグネットダンパ - Google Patents
電動機のマグネットダンパInfo
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- JPH08186954A JPH08186954A JP32712094A JP32712094A JPH08186954A JP H08186954 A JPH08186954 A JP H08186954A JP 32712094 A JP32712094 A JP 32712094A JP 32712094 A JP32712094 A JP 32712094A JP H08186954 A JPH08186954 A JP H08186954A
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- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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- Y02E60/16—Mechanical energy storage, e.g. flywheels or pressurised fluids
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Abstract
ンパを提供する。 【構成】 電動機のシャフト1にカラー6のスリーブ軸
受4を介してフライホイール7を回転自在に取付ける。
シャフト1に固定ヨーク2を固定する。固定ヨーク2に
永久磁石3を固定する。フライホイール7と固定ヨーク
2との間にカラー6の摩擦摺動板5を配置する。スリー
ブ軸受4及び摩擦摺動板5は一体に形成する。スリーブ
軸受4から径方向外側に離れた部分で摩擦摺動板5をフ
ライホイール7と固定ヨーク2の当接部2cとに接触さ
せる。摩擦摺動板5は接触部より径方向内側の部分では
フライホイール7及び固定ヨーク2のいずれにも接触し
ないように構成する。
Description
変動を抑制するために用いられるマグネットダンパに関
するものである。
パの一例を図4の断面図により説明する。同図におい
て、図示しない電動機のシャフト101には、導磁性を
有する固定ヨーク102が嵌合されて固定されている。
固定ヨーク102は、シャフト101が貫通する貫通孔
を有する筒状部102aと、筒状部102aの一端に一
体に設けられた環状のフランジ部102bとから構成さ
れている。フランジ部102bの端面部には、筒状部1
02aに形成した貫通孔と同心的に円環状の凹部が形成
されていて、この凹部の底面に、厚み方向に着磁された
環状の永久磁石103が固定されている。
受104と環状の摩擦摺動板105とが一体になって形
成されたカラー106が回転可能に嵌合されている。そ
して、スリーブ軸受104にはフライホイール107が
回転可能に嵌合されている。摩擦摺動板105は、フラ
イホイール107の軸線方向の一方の側面と、固定ヨー
ク102のフランジ部102bの端面との間に位置して
いる。そして、永久磁石103の吸引力によりフライホ
イール107が軸線方向に吸引されることにより、摩擦
摺動板105の一方の面はフライホイール107に全面
的に当接し、他方の面はスリーブ軸受104から径方向
外側に離れた部分で、フランジ部102bの端面に当接
する。以上により、摩擦摺動板105とフライホイール
107の側面との間及びフランジ部102bの端面との
間には、それぞれ滑り面が形成されて、これらの滑り面
の摩擦トルクによりダンパ効果が生ずるようになってい
る。
擦トルクのバラツキは、摩擦摺動板105とフライホイ
ール107及び固定ヨーク102のフランジ部102b
との面接触の状態に左右されることが判った。従来のダ
ンパでは、摩擦摺動板105の一方の面がフライホイー
ル107と全面的に接触している。これに対して摩擦摺
動板105の他方の面には、フランジ部102bの環状
の端面が当接しており、この他方の面の当接部よりも径
方向内側の面部分には何も当接していない。即ち、摩擦
摺動板105の両側面で軸線条件が異なっている。また
摩擦摺動板105の接触面の平面度の精度を上げること
は容易ではなく、接触面積が増えるほど製造される各マ
グネットダンパの摩擦トルクのバラツキは大きくなる。
小さく、しかも摩擦トルクの調整が容易な電動機のマグ
ネットダンパを提供することにある。
防止して、摩擦トルクのバラツキが大きくなるのを防止
できるマグネットダンパを提供することにある。
する第1のマグネットダンパは、電動機のシャフトにス
リーブ軸受を介して回転自在に嵌合されるフライホイー
ルと、電動機のシャフトに固定される導磁性材料からな
る固定ヨークと、固定ヨーク及びフライホイールの少な
くとも一方に固定されてフライホイールを固定ヨークに
対して磁気吸引力により吸着させる永久磁石と、フライ
ホイールと固定ヨークとの間に配置された摩擦摺動板と
を具備している。固定ヨークは電動機のシャフトから径
方向外側に離れた位置で摩擦摺動板と当接する当接部を
有している。
パにおいて、本発明ではスリーブ軸受及び摩擦摺動板を
一体に形成する。そして、スリーブ軸受から径方向外側
に離れた部分でフライホイール及び固定ヨークの当接部
と接触する接触部を有し、この接触部より径方向内側の
部分ではフライホイール及び固定ヨークのいずれにも接
触しないように摩擦摺動板を構成する。
イホイールのいずれにも固定されないようにすると、ス
リーブ軸受とシャフトとの間及びスリーブ軸受とフライ
ホイールとの間にそれぞれ滑り回転が生ずる滑り面が形
成される。これらの滑り面の摩擦トルクがダンパ効果に
寄与して、スティックスリップ現象の発生が防止され
る。
のマグネットダンパは、電動機のシャフトに嵌合される
筒状部と、この筒状部に一体に設けられたフランジ部と
を具備してシャフトに固定される導磁性材料からなる固
定ヨークと、固定ヨークの筒状部にスリーブ軸受を介し
て回転自在に嵌合された永久磁石と、少なくともこの永
久磁石を構成要素として含むフライホイールと、固定ヨ
ークのフランジ部と永久磁石との間に配置された摩擦摺
動板とを具備している。
パにおいても、本発明ではスリーブ軸受及び摩擦摺動板
を一体に形成する。そして摩擦摺動板をスリーブ軸受か
ら径方向外側に離れた部分で永久磁石及び固定ヨークの
フランジ部と接触する接触部を有するようになる。ま
た、この接触部より径方向内側の部分では、永久磁石及
び固定ヨークのフランジ部のいずれにも接触しないよう
に摩擦摺動板を構成する。
いても、スリーブ軸受を電動機のシャフト及び永久磁石
のいずれにも固定されていないように構成すると、スリ
ーブ軸受とシャフトとの間及びスリーブ軸受と永久磁石
との間にそれぞれ滑り回転が生ずる滑り面を形成するこ
とができる。これらの滑り面の摩擦トルクがダンパ効果
に寄与して、スティックスリップ現象の発生が防止され
る。
ダンパで、スリーブ軸受の軸線と直交する仮想中心平面
を中心にして対称的な形状を有するように摩擦摺動板を
構成すると、摩擦摺動板を合成樹脂によって成形する際
の合成樹脂の硬化時に生じる変形の発生割合を少なくす
ることができる。そのためマグネットダンパの摩擦トル
クのバラツキが小さくなる。
離れた部分でフライホイール及び固定ヨークの当接部と
接触する接触部を有し、該接触部より径方向内側の部分
では、フライホイール及び固定ヨークのいずれにも接触
しないように摩擦摺動板を構成すると、摩擦摺動板がフ
ライホイールの端面と全面的に接触する先に提案したマ
グネットダンパと比べて、摩擦トルクのバラツキが小さ
くなる。これは接触面積を所要の摩擦トルクが得られる
範囲で小さくできるので、接触面の平面度の精度の影響
が小さくなるためである。接触面積が小さくても、接触
部の位置を調整することにより必要なトルクを得ること
ができる。
外側に離れた部分で永久磁石及び固定ヨークのフランジ
部と接触する接触部を有し、該接触部より径方向内側の
部分では、永久磁石及び固定ヨークのいずれにも接触し
ないように摩擦摺動板を構成した場合にも、同様に得ら
れる。
る。図1は第1のタイプのマグネットダンパに本発明を
適用した実施例の断面図を示したもので、1は電動機の
シャフトである。このシャフト1には、導磁性を有する
固定ヨーク2が嵌合されている。固定ヨーク2は、シャ
フトが貫通する貫通孔を有する筒状部2aと、筒状部2
aの一端に設けられた環状のフランジ部2bとから構成
される。筒状部2aには周方向に90度間隔をあけて設
けられて、径方向に延びる2つのねじ孔2a1 が形成さ
れている。これらのねじ孔2a1 には、シャフト1に圧
接させられる図示しない締付ねじが螺合される。フラン
ジ部2bの端面部(または対向面部)には、筒状部2a
の内部に形成された貫通孔と同心状に環状の凹部2dが
形成されている。この凹部2dの底面には、厚み方向に
着磁された環状の永久磁石3が接着剤を用いて固定され
ている。凹部2dの深さ(軸線方向の寸法)または永久
磁石3の厚み寸法は、永久磁石3がフランジ部2bの端
面から突出しない寸法に定められている。
と環状の摩擦摺動板5とが一体になって形成されたカラ
ー6が回転自在に嵌合している。そしてカラー6のスリ
ーブ軸受4を介してフライホイール7がシャフト1に回
転可能または回転自在に嵌合されている。本実施例のカ
ラー6は、アセタール樹脂によって一体成形されてい
る。また、フライホイール7は、複数枚の円環状の導磁
性鋼板を所定枚数積層して構成されている。カラー6の
スリーブ軸受4は、シャフト1にも、またフライホイー
ル7にも固定されていない。従って、スリーブ軸受4の
内周面とシャフト1の外周面との間及びスリーブ軸受4
の外周面とフライホイール7の中央部に形成された貫通
孔7aの壁面との間には、それぞれ滑り回転が生ずる滑
り面が形成されている。
ル7の軸線方向の一方の側面と固定ヨーク2のフランジ
部2bの端面との間に位置している。そして、摩擦摺動
板5は、スリーブ軸受4から径方向外側に離れた部分で
フライホイール7及び固定ヨーク2のフランジ部2bの
当接部2cと接触する接触部5a,5bを有している。
この接触部5a,5bよりも径方向内側の部分には、フ
ライホイール7及び固定ヨーク2のフランジ部2bのい
ずれにも接触しないように支持部5cが形成されてい
る。この摩擦摺動板5は、スリーブ軸受4の軸線と直交
する仮想中心平面を中心にして、対称的な形状または鏡
面対称な形状をなすように形成されている。このように
対称な形状に摩擦摺動板5を形成すると、カラー6をア
セタール樹脂で一体成形する際の摩擦摺動板5の変形が
小さくなり、弾性力も増して接触面の密着性が良好にな
り、摩擦トルクのバラツキが小さくなる。
び位置は、所望の摩擦トルクが得られるように定める。
摩擦トルクを大きくする場合には、接触面積を大きくす
るか、接触部5a,5bの位置をシャフト1の径方向外
側に移動させる。摩擦トルクを小さくする場合には、接
触面積を小さくするか接触部5a,5bの位置をシャフ
ト1の径方向内側に移動させる。接触部5a,5bの接
触面積は、摩擦トルクの制御が可能な大きさに限定する
必要がある。あまり接触部5a,5bの接触面積を大き
くし過ぎると従来と同じようになって、摩擦トルクの制
御(バラツキを小さくすること)ができなくなる。なお
接触部の接触面積の限界値は、摩擦摺動板5の材質、接
触する相手(フライホイール,永久磁石,固定ヨーク)
の材質によって異なってくる。
状態にあるため、摩擦摺動板5とフライホイール7の側
面との間及び摩擦摺動板5と固定ヨーク2のフランジ部
2bの当接部2cとの間にそれぞれ滑り面が形成され
る。以上の構成により、カラー6の周囲には4箇所の滑
り面が形成されている。
が小さいときには、永久磁石3の吸引力によって、フラ
イホイール7は間に摩擦摺動板5を挟んで固定ヨーク2
に吸着されて固定ヨーク2と一緒に回転する。電動機の
ロータの速度変動が大きくなって、フライホイール7の
イナーシャが永久磁石3の吸引力より大きくなると、固
定ヨーク2に対してフライホイール7が滑り出し、ダン
パ効果が発生する。本実施例のカラー6の摩擦摺動板5
は、先に提案したマグネットダンパのようにフライホイ
ール7の端面と全面的に接触はせず、前述のようにして
接触部の面積及び位置が定められているので、接触面の
平面度の精度が悪くても摩擦トルクを制御することが可
能になるのである。そして、本実施例では、前述のよう
に滑り面が4箇所あるので、4箇所の滑り面のうち摩擦
係数が小さくなる条件の滑り面で常に滑り回転が発生す
るため、フライホイール7が連続的に滑って、所謂ステ
ィックスリップ現象が発生しない。
5a,5bの位置を径方向外側に移動させて、摩擦トル
クを大きくした実施例を示したものである。同図におい
て、図1の実施例と同一部分に同符号を付してあり、詳
細な説明は省略する。
本発明を適用した実施例を図3に基づいて説明する。同
図において、図1の実施例と同様の部分には、図1に示
した符号に10の数を加えた数の符号を付してある。本
実施例のマグネットダンパでは、シャフト11に固定さ
れる固定ヨーク12のフランジ部12bが厚みの薄い円
環状板により構成されている。そして、カラー16のス
リーブ軸受14が固定ヨーク12の筒状部12aに嵌合
されている。また、スリーブ軸受14の外周部に円環状
の永久磁石13が嵌合されている。カラー16の円環状
の摩擦摺動板15は、固定ヨーク12のフランジ部12
bと永久磁石13の軸線方向の一方の側面との間に配置
されている。
14から径方向外側に離れた部分で永久磁石13及び固
定ヨーク12のフランジ部12bの当接部12cと接触
する接触部15a,15bを有する。この接触部15
a,15bより径方向内側の部分には、永久磁石13及
び固定ヨーク12のフランジ部12bのいずれにも接触
しないように支持部15cが形成されている。本例の摩
擦摺動板15もスリーブ軸受14の軸線と直交する仮想
中心平面を中心にして、対称的な形状をなすように形成
されている。
ライホイール部材17が固定されている。本実施例で
は、永久磁石13とフライホイール部材17とにより、
図1の実施例のフライホイール7と同様の機能を果たす
フライホイールが構成されている。本実施例において
も、カラー16は固定ヨーク12及び永久磁石13のい
ずれにも固定されておらず、カラー16は固定ヨーク1
2と永久磁石13との間を独立して回転し得るように配
置されている。その結果、スリーブ軸受14の内周面と
固定ヨーク12の筒状部12aの外周面との間に第1の
滑り面が形成され、スリーブ軸受14の外周面と永久磁
石13の中央部貫通孔13aの壁面との間に第2の滑り
面が形成される。また、摩擦摺動板15の軸線方向の一
方の側面と固定ヨーク12のフランジ部12bの側面と
の間に第3の滑り面が形成され、摩擦摺動板15の軸線
方向の他方の側面と永久磁石13の軸線方向の一方の側
面との間に第4の滑り面が形成されている。
と同様に、4箇所の滑り面のうち摩擦係数の条件が最も
小さくなる部分で、必ず滑りが発生するため、スティッ
クスリップ現象が生ずることはない。
うち、いくつかの発明についてその構成を下記に示す。
なお理解を容易にするために、図面に付した符号を併記
する。
する貫通孔7aを有するフライホイール7と、前記シャ
フト1に固定される導磁性材料からなる固定ヨーク2
と、前記固定ヨーク2に固定されて前記フライホイール
7を前記固定ヨーク2に対して磁気吸引力により吸着さ
せる永久磁石3と、前記シャフトに回転自在に嵌合され
るスリーブ軸受4と該スリーブ軸受よりも直径が大きく
前記フライホイール7と前記固定ヨーク2との間に配置
される摩擦摺動板5とを有するカラー6とを具備し、前
記固定ヨーク2が前記シャフト1から径方向外側に離れ
た位置で前記摩擦摺動板5と当接する当接部2cを有し
ており、前記カラー6の前記スリーブ軸受4が前記フラ
イホイール7の前記貫通孔7aに回転可能に嵌合されて
おり、前記摩擦摺動板5が前記スリーブ軸受4から径方
向外側に離れた部分に前記フライホイール7及び前記固
定ヨーク2の前記当接部2cと接触する接触部5a,5
bを有し、該接触部より径方向内側の部分には前記フラ
イホイール及び前記固定ヨークのいずれにも接触しない
支持部5cを有していることを特徴とする電動機のマグ
ネットダンパ。
される筒状部2aと該筒状部よりも径の大きいフランジ
部2bとを有しており、前記フランジ部2bの前記フラ
イホイール7と対向する対向面部には、前記接触部を形
成し且つ前記摩擦摺動板5の前記支持部5cと接触しな
いように前記永久磁石3を収容する磁石収納凹部2dが
形成されていることを特徴とする上記(1)に記載の電
動機のマグネットダンパ。
磁石13と、前記永久磁石に固定されたフライホイール
部材17と、電動機のシャフト11に嵌合され且つ前記
永久磁石13の前記貫通孔13aを貫通する筒状部12
aと該筒状部に一体に設けられたフランジ部12bとを
具備して前記シャフト11に固定された導磁性材料から
なる固定ヨーク12と、前記固定ヨーク12の前記筒状
部12aに回転自在に嵌合され且つ前記永久磁石の前記
貫通孔13aに挿入されるスリーブ軸受14及び前記固
定ヨークの前記フランジ部12bと前記永久磁石13と
の間に配置される摩擦摺動板15を有するカラー16と
を具備してなる電動機のマグネットダンパであって、前
記カラー16の前記スリーブ軸受14が前記永久磁石1
3の前記貫通孔13aに回転可能に嵌合されており、前
記摩擦摺動板15が前記スリーブ軸受14から径方向外
側に離れた部分に前記永久磁石13及び前記固定ヨーク
12の前記フランジ部12bと接触する接触部15a,
15bを有し、該接触部より径方向内側の部分には前記
永久磁石13及び前記固定ヨーク12のいずれにも接触
しない支持部15cを有していることを特徴とする電動
機のマグネットダンパ。
との接触面積を所要の摩擦トルクが得られる範囲で小さ
くするので、接触面の平面度の精度が多少悪くても摩擦
トルクを制御することができ、摩擦トルクのバラツキを
小さくすることができる。
用した実施例の断面図である。
用した実施例の断面図である。
である。
Claims (5)
- 【請求項1】電動機のシャフトにスリーブ軸受を介して
回転自在に嵌合されるフライホイールと、 前記シャフトに固定される導磁性材料からなる固定ヨー
クと、 前記固定ヨーク及び前記フライホイールの少なくとも一
方に固定されて前記フライホイールを前記固定ヨークに
対して磁気吸引力により吸着させる永久磁石と、 前記フライホイールと前記固定ヨークとの間に配置され
た摩擦摺動板とを具備し、 前記固定ヨークが前記シャフトから径方向外側に離れた
位置で前記摩擦摺動板と当接する当接部を有している電
動機のマグネットダンパであって、 前記スリーブ軸受及び前記摩擦摺動板は一体に形成され
ており、 前記摩擦摺動板は前記スリーブ軸受から径方向外側に離
れた部分で前記フライホイール及び前記固定ヨークの前
記当接部と接触する接触部を有し、該接触部より径方向
内側の部分では前記フライホイール及び前記固定ヨーク
のいずれにも接触しないように構成されていることを特
徴とする電動機のマグネットダンパ。 - 【請求項2】前記スリーブ軸受は前記シャフト及び前記
フライホイールのいずれにも固定されていないことを特
徴とする請求項1に記載の電動機のマグネットダンパ。 - 【請求項3】電動機のシャフトに嵌合される筒状部と該
筒状部に一体に設けられたフランジ部とを具備して前記
シャフトに固定される導磁性材料からなる固定ヨーク
と、 前記固定ヨークの前記筒状部にスリーブ軸受を介して回
転自在に嵌合された永久磁石と、 少なくとも前記永久磁石を構成要素として含むフライホ
イールと、 前記固定ヨークの前記フランジ部と前記永久磁石との間
に配置された摩擦摺動板とを具備してなる電動機のマグ
ネットダンパであって、 前記スリーブ軸受及び前記摩擦摺動板は一体に形成され
ており、 前記摩擦摺動板は前記スリーブ軸受から径方向外側に離
れた部分で前記永久磁石及び前記固定ヨークの前記フラ
ンジ部と接触する接触部を有し、該接触部より径方向内
側の部分では前記永久磁石及び前記固定ヨークの前記フ
ランジ部のいずれにも接触しないように構成されている
ことを特徴とする電動機のマグネットダンパ。 - 【請求項4】前記スリーブ軸受は前記シャフト及び前記
永久磁石のいずれにも固定されていないことを特徴とす
る請求項3に記載の電動機のマグネットダンパ。 - 【請求項5】前記摩擦摺動板は合成樹脂によって成形さ
れており、前記スリーブ軸受の軸線と直交する仮想中心
平面を中心にして対称的な形状を有していることを特徴
とする請求項1または3に記載の電動機のマグネットダ
ンパ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32712094A JP3150859B2 (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | 電動機のマグネットダンパ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32712094A JP3150859B2 (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | 電動機のマグネットダンパ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08186954A true JPH08186954A (ja) | 1996-07-16 |
JP3150859B2 JP3150859B2 (ja) | 2001-03-26 |
Family
ID=18195534
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32712094A Expired - Fee Related JP3150859B2 (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | 電動機のマグネットダンパ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3150859B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020172995A (ja) * | 2019-04-11 | 2020-10-22 | 国立大学法人 名古屋工業大学 | スティックスリップを抑制する動吸振器及びその抑制方法 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2914422B1 (fr) | 2007-03-28 | 2009-07-03 | Soitec Silicon On Insulator | Procede de detection de defauts de surface d'un substrat et dispositif mettant en oeuvre ledit procede. |
JP7143828B2 (ja) | 2019-09-20 | 2022-09-29 | 信越半導体株式会社 | シリコン単結晶ウェーハのスリップ検出方法 |
-
1994
- 1994-12-28 JP JP32712094A patent/JP3150859B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020172995A (ja) * | 2019-04-11 | 2020-10-22 | 国立大学法人 名古屋工業大学 | スティックスリップを抑制する動吸振器及びその抑制方法 |
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JP3150859B2 (ja) | 2001-03-26 |
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