JPH08186741A - 書画撮像装置 - Google Patents
書画撮像装置Info
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- JPH08186741A JPH08186741A JP6327351A JP32735194A JPH08186741A JP H08186741 A JPH08186741 A JP H08186741A JP 6327351 A JP6327351 A JP 6327351A JP 32735194 A JP32735194 A JP 32735194A JP H08186741 A JPH08186741 A JP H08186741A
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- light
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ステージ外に照明の光が漏れることなく、か
つ操作性の向上を図る。 【構成】 書画撮像装置１は、台２上のステージ６と、
被写体３に光を照射する照明４と、被写体３を撮像する
テレビカメラ５とを備えている。そして、照明４は台２
内に格納され、照明４からの光は、ステージ６のほぼ真
上に配置された第１の反射ミラー１６に反射させて被写
体３に照射する。被写体３の撮像は、第２の反射ミラー
１６および台２内に格納された第１の反射ミラー８を介
して、台２内に格納されたテレビカメラ５によって行わ
れる。
つ操作性の向上を図る。 【構成】 書画撮像装置１は、台２上のステージ６と、
被写体３に光を照射する照明４と、被写体３を撮像する
テレビカメラ５とを備えている。そして、照明４は台２
内に格納され、照明４からの光は、ステージ６のほぼ真
上に配置された第１の反射ミラー１６に反射させて被写
体３に照射する。被写体３の撮像は、第２の反射ミラー
１６および台２内に格納された第１の反射ミラー８を介
して、台２内に格納されたテレビカメラ５によって行わ
れる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ステージ上に載置した
書画等の被写体をテレビカメラで撮像し、ディスプレイ
上に被写体画像を映し出したり、あるいは通信会議等に
使用する書画撮像装置に関する。
書画等の被写体をテレビカメラで撮像し、ディスプレイ
上に被写体画像を映し出したり、あるいは通信会議等に
使用する書画撮像装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の書画撮像装置２０は、図３に示す
ように、被写体２４を載置するステージ２１と、被写体
２４に光を照射する一対の照明２２と、被写体２４を撮
像するテレビカメラ２３とを備えている。照明２２はス
テージ２１の両側部から立設された支柱２５の先端部に
照射方向を斜め下方を指向するように取り付けられ、ス
テージ２１上を照らすように構成されている。テレビカ
メラ２３は、被写体２４のほぼ真上に位置し、下方を指
向するように、ステージ２１の後部側から立設されたス
タンド２６によって支持されている。このような構成に
おいて、照明２２から被写体２４に光２６を照射し、被
写体２４をテレビカメラ２３で撮像していた。
ように、被写体２４を載置するステージ２１と、被写体
２４に光を照射する一対の照明２２と、被写体２４を撮
像するテレビカメラ２３とを備えている。照明２２はス
テージ２１の両側部から立設された支柱２５の先端部に
照射方向を斜め下方を指向するように取り付けられ、ス
テージ２１上を照らすように構成されている。テレビカ
メラ２３は、被写体２４のほぼ真上に位置し、下方を指
向するように、ステージ２１の後部側から立設されたス
タンド２６によって支持されている。このような構成に
おいて、照明２２から被写体２４に光２６を照射し、被
写体２４をテレビカメラ２３で撮像していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の書画撮像装置においては、照明２２の光２６
を、直接ステージ２１に斜め上方から照射する構造とな
っているため、光２６の一部２６ａがステージ２１の周
囲に漏れ、暗い部屋での会議では、この漏れた光が目障
りとなったり、漏れた光がテレビカメラ２３で撮像した
像を映し出すモニターテレビやスクリーン上に映り、映
像が見ずらいといった問題があった。また、照明２２の
照射方向とテレビカメラ２３での撮像方向とが異なるた
め、画像に影が生じて、鮮明な画像が得られないといっ
た問題もあった。また、照明２２がテレビカメラ２３の
周りに配設され、テレビカメラを操作する操作者の目の
前に位置するような構造であるため、テレビカメラの操
作がしずらいといった問題もあった。さらに、照明２２
を支持する支柱２５およびテレビカメラ２３のスタンド
２６が、ステージ２１の周りに林立した構造となってい
るため、これら支柱２５およびスタンド２６が被写体の
交換に支障をきたすといった問題もあった。
た従来の書画撮像装置においては、照明２２の光２６
を、直接ステージ２１に斜め上方から照射する構造とな
っているため、光２６の一部２６ａがステージ２１の周
囲に漏れ、暗い部屋での会議では、この漏れた光が目障
りとなったり、漏れた光がテレビカメラ２３で撮像した
像を映し出すモニターテレビやスクリーン上に映り、映
像が見ずらいといった問題があった。また、照明２２の
照射方向とテレビカメラ２３での撮像方向とが異なるた
め、画像に影が生じて、鮮明な画像が得られないといっ
た問題もあった。また、照明２２がテレビカメラ２３の
周りに配設され、テレビカメラを操作する操作者の目の
前に位置するような構造であるため、テレビカメラの操
作がしずらいといった問題もあった。さらに、照明２２
を支持する支柱２５およびテレビカメラ２３のスタンド
２６が、ステージ２１の周りに林立した構造となってい
るため、これら支柱２５およびスタンド２６が被写体の
交換に支障をきたすといった問題もあった。
【０００４】したがって、本発明は上記した従来の不都
合あるいは問題に鑑みてなされたものであり、その目的
とするところは、ステージ外に照明の光が漏れることな
く、かつ操作性に優れた書画撮像装置を提供することに
ある。
合あるいは問題に鑑みてなされたものであり、その目的
とするところは、ステージ外に照明の光が漏れることな
く、かつ操作性に優れた書画撮像装置を提供することに
ある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明に係る書画撮像装置は、被写体を載置するス
テージと、前記被写体を撮像するテレビカメラと、前記
ステージ上を照射する照明とを備えた書画撮像装置にお
いて、前記照明の前に配設され透孔窓を有する遮光板
と、この遮光板の透孔窓を通過した光を集光するレンズ
と、このレンズで集光した光を反射させてステージ上に
導く第１の反射ミラーとを備え、前記照明、遮光板およ
びレンズを前記ステージを形成する筐体に内蔵するとと
もに、前記第１の反射ミラーを前記ステージのほぼ真上
に位置させたものである。また、本発明に係る書画撮像
装置は、第１の反射ミラーで反射された被写体からの光
を前記テレビカメラに導く第２の反射ミラーを設け、テ
レビカメラをステージを形成する筐体に内蔵したもので
ある。また、本発明に係る書画撮像装置は、テレビカメ
ラをステージのほぼ下方に位置させたものである。ま
た、本発明に係る書画撮像装置は、照明と第２の反射ミ
ラーとを隣接配置したものである。
に、本発明に係る書画撮像装置は、被写体を載置するス
テージと、前記被写体を撮像するテレビカメラと、前記
ステージ上を照射する照明とを備えた書画撮像装置にお
いて、前記照明の前に配設され透孔窓を有する遮光板
と、この遮光板の透孔窓を通過した光を集光するレンズ
と、このレンズで集光した光を反射させてステージ上に
導く第１の反射ミラーとを備え、前記照明、遮光板およ
びレンズを前記ステージを形成する筐体に内蔵するとと
もに、前記第１の反射ミラーを前記ステージのほぼ真上
に位置させたものである。また、本発明に係る書画撮像
装置は、第１の反射ミラーで反射された被写体からの光
を前記テレビカメラに導く第２の反射ミラーを設け、テ
レビカメラをステージを形成する筐体に内蔵したもので
ある。また、本発明に係る書画撮像装置は、テレビカメ
ラをステージのほぼ下方に位置させたものである。ま
た、本発明に係る書画撮像装置は、照明と第２の反射ミ
ラーとを隣接配置したものである。
【０００６】
【作用】本発明によれば、透孔窓を通過した照明の光は
拡散を阻止され、集光レンズにより第１の反射ミラーに
集光されて、第１の反射ミラーによりほぼ真上からステ
ージ上に照射されるので、光がステージ外に漏れるのが
規制される。また、本発明によれば、ステージの周囲に
は、照明の支柱やテレビカメラのスタンドが少ない。ま
た、本発明によれば、ステージ下方の空きスペース内に
テレビカメラが格納される。また、本発明によれば、照
射ルートと撮像ルートとが一致する。
拡散を阻止され、集光レンズにより第１の反射ミラーに
集光されて、第１の反射ミラーによりほぼ真上からステ
ージ上に照射されるので、光がステージ外に漏れるのが
規制される。また、本発明によれば、ステージの周囲に
は、照明の支柱やテレビカメラのスタンドが少ない。ま
た、本発明によれば、ステージ下方の空きスペース内に
テレビカメラが格納される。また、本発明によれば、照
射ルートと撮像ルートとが一致する。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図に基づいて説明
する。図１は本発明に係る書画撮像装置の外観斜視図、
図２は照明周辺の配置を示す要部概略構成図である。こ
れらの図において、全体を符号１で示す書画撮像装置
は、箱状の筐体を形成する台２と、被写体３に光を照射
する照明４と、被写体３を撮像するテレビカメラ５とを
備えている。台２の上面のほぼ中央には、被写体３を載
置する略Ａ３サイズのステージ６が設けられ、台２の前
面側には、照明４の電源のＯＮ、ＯＦＦや、テレビカメ
ラ５のズーム、フォーカス等の制御を行うためのスイッ
チ類７が配設されている。前記テレビカメラ５は、ステ
ージ６のほぼ下方に位置するように、台２内に台２の後
部側に撮像レンズが向けられるようにして格納されてい
る。
する。図１は本発明に係る書画撮像装置の外観斜視図、
図２は照明周辺の配置を示す要部概略構成図である。こ
れらの図において、全体を符号１で示す書画撮像装置
は、箱状の筐体を形成する台２と、被写体３に光を照射
する照明４と、被写体３を撮像するテレビカメラ５とを
備えている。台２の上面のほぼ中央には、被写体３を載
置する略Ａ３サイズのステージ６が設けられ、台２の前
面側には、照明４の電源のＯＮ、ＯＦＦや、テレビカメ
ラ５のズーム、フォーカス等の制御を行うためのスイッ
チ類７が配設されている。前記テレビカメラ５は、ステ
ージ６のほぼ下方に位置するように、台２内に台２の後
部側に撮像レンズが向けられるようにして格納されてい
る。
【０００８】台２の後部には、照明４と第２の反射ミラ
ー８を格納する格納部９が形成されている。この格納部
９の上部は、台２の表面から隆起するようにして、台２
に一体形成され、その上面は傾斜して矩形状の窓１０が
穿設され、この窓１０は透明のアクリル板１１によって
覆われている。窓１０の傾斜は、照明４が、使用状態に
おいてステージ６のほぼ上方に位置するように設置され
た後述する第１の反射ミラー１４に対向するように形成
されている。照明４と第２の反射ミラー８は同じ高さ位
置に互いに隣接配置され、第２の反射ミラー８は第１の
反射ミラー１６からの画像をテレビカメラ５に導くよう
に、格納部９内に配設されている。
ー８を格納する格納部９が形成されている。この格納部
９の上部は、台２の表面から隆起するようにして、台２
に一体形成され、その上面は傾斜して矩形状の窓１０が
穿設され、この窓１０は透明のアクリル板１１によって
覆われている。窓１０の傾斜は、照明４が、使用状態に
おいてステージ６のほぼ上方に位置するように設置され
た後述する第１の反射ミラー１４に対向するように形成
されている。照明４と第２の反射ミラー８は同じ高さ位
置に互いに隣接配置され、第２の反射ミラー８は第１の
反射ミラー１６からの画像をテレビカメラ５に導くよう
に、格納部９内に配設されている。
【０００９】照明４の前面には、透孔窓１３が穿設され
た遮光板１２が配設され、遮光板１２とアクリル板１１
との間には、集光レンズ１４が介装されている。格納部
９に隣接した台２の一隅には、アーム１５の根元部が台
２に揺動自在に支持されている。アーム１５の先端に
は、周知のチルト機構によってＡ−Ｂ方向に回動可能
で、ステージ６に対する傾斜角度を自在に変えられる第
１の反射ミラー１６が支持されている。前記アーム１５
は不使用時には、台２上に倒した状態とし、一方使用時
にアーム１５を立てると、第１の反射ミラー１６がステ
ージ６のほぼ真上に位置する。
た遮光板１２が配設され、遮光板１２とアクリル板１１
との間には、集光レンズ１４が介装されている。格納部
９に隣接した台２の一隅には、アーム１５の根元部が台
２に揺動自在に支持されている。アーム１５の先端に
は、周知のチルト機構によってＡ−Ｂ方向に回動可能
で、ステージ６に対する傾斜角度を自在に変えられる第
１の反射ミラー１６が支持されている。前記アーム１５
は不使用時には、台２上に倒した状態とし、一方使用時
にアーム１５を立てると、第１の反射ミラー１６がステ
ージ６のほぼ真上に位置する。
【００１０】次に、このような構成の書画撮像装置の使
用方法および動作を説明する。まず、スイッチ７を操作
して照明４をＯＮとし、次に、アーム１５を立てて、第
１の反射ミラー１６をステージ６のほぼ真上に位置させ
る。そして、照明４の光が被写体３に照射されるよう
に、第１の反射ミラー１６をＡ−Ｂ方向に回動調節す
る。このとき、照明４の光は、遮光板１２の透孔窓１３
を通過することによって、光の照射範囲を透孔窓１３に
よって規制され、さらに集光レンズ１４によって、第１
の反射ミラー１４の範囲内に集光されるので、第１の反
射ミラー１６から光が漏れることない。また、第１の反
射ミラー１６がステージ６のほぼ真上に位置しているの
で、第１の反射ミラー１４で反射されてステージ６上に
照射される光は、ステージ６の周囲に漏れることがな
い。さらに、照明４およびテレビカメラ５を台２内に格
納した構造としたことにより、台２の周囲には、アーム
１５のみしか配置されないこととなり、このため、第１
の反射ミラー１６のＡ−Ｂ方向への回動調節や、ステー
ジ６上の被写体３を交換する際に、操作に支障をきたす
ような部材がないため、操作性がよい。
用方法および動作を説明する。まず、スイッチ７を操作
して照明４をＯＮとし、次に、アーム１５を立てて、第
１の反射ミラー１６をステージ６のほぼ真上に位置させ
る。そして、照明４の光が被写体３に照射されるよう
に、第１の反射ミラー１６をＡ−Ｂ方向に回動調節す
る。このとき、照明４の光は、遮光板１２の透孔窓１３
を通過することによって、光の照射範囲を透孔窓１３に
よって規制され、さらに集光レンズ１４によって、第１
の反射ミラー１４の範囲内に集光されるので、第１の反
射ミラー１６から光が漏れることない。また、第１の反
射ミラー１６がステージ６のほぼ真上に位置しているの
で、第１の反射ミラー１４で反射されてステージ６上に
照射される光は、ステージ６の周囲に漏れることがな
い。さらに、照明４およびテレビカメラ５を台２内に格
納した構造としたことにより、台２の周囲には、アーム
１５のみしか配置されないこととなり、このため、第１
の反射ミラー１６のＡ−Ｂ方向への回動調節や、ステー
ジ６上の被写体３を交換する際に、操作に支障をきたす
ような部材がないため、操作性がよい。
【００１１】被写体３に照射された光は、被写体３の画
像として撮像ルート１８を通って第１の反射ミラー１６
で反射して、第２の反射ミラー８に到達する。第２の反
射ミラー８で反射する光は、テレビカメラ５に導かれ、
テレビカメラ５で被写体３が撮像される。ここで、照明
４と第２の反射ミラー８とを同じ高さ位置に互いに隣接
させて配置したので、側面方向から見て照射ルート１７
と撮像ルート１８とが一致し、このため、第１の反射ミ
ラー１６による被写体３への光の照射位置が決まると、
自動的に、テレビカメラ５での被写体３の撮像が可能と
なる。また、照射ルート１７が、被写体３のほぼ真上か
ら行われ、照射ルート１７と撮像ルート１８とが一致し
ているので、テレビカメラ５に撮像される画像に影が生
じることがない。
像として撮像ルート１８を通って第１の反射ミラー１６
で反射して、第２の反射ミラー８に到達する。第２の反
射ミラー８で反射する光は、テレビカメラ５に導かれ、
テレビカメラ５で被写体３が撮像される。ここで、照明
４と第２の反射ミラー８とを同じ高さ位置に互いに隣接
させて配置したので、側面方向から見て照射ルート１７
と撮像ルート１８とが一致し、このため、第１の反射ミ
ラー１６による被写体３への光の照射位置が決まると、
自動的に、テレビカメラ５での被写体３の撮像が可能と
なる。また、照射ルート１７が、被写体３のほぼ真上か
ら行われ、照射ルート１７と撮像ルート１８とが一致し
ているので、テレビカメラ５に撮像される画像に影が生
じることがない。
【００１２】なお、本実施例では、台２の空きスペース
を利用して、テレビカメラ５をステージ６の下方に位置
させたが、単に、第１の反射ミラー１６のＡ−Ｂ方向へ
の揺動調節や、被写体３の交換の容易性のことのみを考
慮するのであれば、台２内のどの位置に配置してもよい
ことはいうまでもないことである。また、この場合、第
２の反射ミラー８を、Ｘ軸およびＹ軸の周りを回動自在
となるように調節可能とし、それぞれ上下方向、左右方
向の傾斜角度を可変できるようにすれば、この第２の反
射ミラー８の光軸調整によって、容易にテレビカメラ５
での被写体の撮像が可能となるように調整できる。ま
た、第２のミラー８の位置にテレビカメラ５を配置すれ
ば、第２のミラー８は不要となり、部品点数を削減する
こともできる。
を利用して、テレビカメラ５をステージ６の下方に位置
させたが、単に、第１の反射ミラー１６のＡ−Ｂ方向へ
の揺動調節や、被写体３の交換の容易性のことのみを考
慮するのであれば、台２内のどの位置に配置してもよい
ことはいうまでもないことである。また、この場合、第
２の反射ミラー８を、Ｘ軸およびＹ軸の周りを回動自在
となるように調節可能とし、それぞれ上下方向、左右方
向の傾斜角度を可変できるようにすれば、この第２の反
射ミラー８の光軸調整によって、容易にテレビカメラ５
での被写体の撮像が可能となるように調整できる。ま
た、第２のミラー８の位置にテレビカメラ５を配置すれ
ば、第２のミラー８は不要となり、部品点数を削減する
こともできる。
【００１３】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、被
写体を載置するステージと、前記被写体を撮像するテレ
ビカメラと、前記ステージ上を照射する照明とを備えた
書画撮像装置において、前記照明の前に配設され透孔窓
を有する遮光板と、この遮光板の透孔窓を通過した光を
集光するレンズと、このレンズで集光した光を反射させ
てステージ上に導く第１の反射ミラーとを備え、前記照
明、遮光板およびレンズを前記ステージを形成する筐体
に内蔵するとともに、前記第１の反射ミラーを前記ステ
ージのほぼ真上に位置させたことにより、照明から照射
された光がステージの周囲に漏れることがないので、漏
れた光による目障りを排除できるとともに、モニターや
スクリーン上等にも光が漏れるといった不都合を排除す
ることができる。
写体を載置するステージと、前記被写体を撮像するテレ
ビカメラと、前記ステージ上を照射する照明とを備えた
書画撮像装置において、前記照明の前に配設され透孔窓
を有する遮光板と、この遮光板の透孔窓を通過した光を
集光するレンズと、このレンズで集光した光を反射させ
てステージ上に導く第１の反射ミラーとを備え、前記照
明、遮光板およびレンズを前記ステージを形成する筐体
に内蔵するとともに、前記第１の反射ミラーを前記ステ
ージのほぼ真上に位置させたことにより、照明から照射
された光がステージの周囲に漏れることがないので、漏
れた光による目障りを排除できるとともに、モニターや
スクリーン上等にも光が漏れるといった不都合を排除す
ることができる。
【００１４】また、本発明によれば、第１の反射ミラー
で反射された被写体からの光を前記テレビカメラに導く
第２の反射ミラーを設け、テレビカメラを、ステージを
形成する筐体に内蔵したことにより、ステージの周囲
に、第１の反射ミラーの操作や被写体の交換に支障をき
たす部材が少ないため、操作性の向上が図れる。
で反射された被写体からの光を前記テレビカメラに導く
第２の反射ミラーを設け、テレビカメラを、ステージを
形成する筐体に内蔵したことにより、ステージの周囲
に、第１の反射ミラーの操作や被写体の交換に支障をき
たす部材が少ないため、操作性の向上が図れる。
【００１５】また、本発明によれば、テレビカメラをス
テージのほぼ下方の空きスペース内に位置させたことに
より、スペースの活用が図れ、装置の小型化できる。
テージのほぼ下方の空きスペース内に位置させたことに
より、スペースの活用が図れ、装置の小型化できる。
【００１６】また、本発明によれば、照明と第２の反射
ミラーとを隣接配置したことにより、照射ルートと撮像
ルートとがほぼ一致するので、照明の光を被写体に位置
決めすることで、テレビカメラによる撮像が可能とな
り、このため、テレビカメラに合わせて被写体を位置決
めする作業が不要となり、撮像作業が容易に短時間の準
備で行うことができ、操作性が向上する。また、テレビ
カメラに撮像される画像に影が生じることがなく鮮明な
画像が得られる。
ミラーとを隣接配置したことにより、照射ルートと撮像
ルートとがほぼ一致するので、照明の光を被写体に位置
決めすることで、テレビカメラによる撮像が可能とな
り、このため、テレビカメラに合わせて被写体を位置決
めする作業が不要となり、撮像作業が容易に短時間の準
備で行うことができ、操作性が向上する。また、テレビ
カメラに撮像される画像に影が生じることがなく鮮明な
画像が得られる。
【図１】 本発明に係る書画撮像装置の外観斜視図であ
る。
る。
【図２】 本発明に係る書画撮像装置の照明周辺の配置
を示す要部概略構成図である。
を示す要部概略構成図である。
【図３】 従来の書画撮像装置の概略構成図である。
１…書画撮像装置、２…台、３…被写体、４…照明、５
…テレビカメラ、６…ステージ、８…第２の反射ミラ
ー、９…格納部、１２…遮光板、１３…透孔窓、１４…
集光レンズ、１５…アーム、１６…第１の反射ミラー、
１７…照射ルート、１８撮像ルート。
…テレビカメラ、６…ステージ、８…第２の反射ミラ
ー、９…格納部、１２…遮光板、１３…透孔窓、１４…
集光レンズ、１５…アーム、１６…第１の反射ミラー、
１７…照射ルート、１８撮像ルート。
【手続補正書】
【提出日】平成７年３月３日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００８
【補正方法】変更
【補正内容】
【０００８】台２の後部には、照明４と第２の反射ミラ
ー８を格納する格納部９が形成されている。この格納部
９の上部は、台２の表面から隆起するようにして、台２
に一体形成され、その上面は傾斜して矩形状の窓１０が
穿設され、この窓１０は透明のアクリル板１１によって
覆われている。窓１０の傾斜は、照明４が、使用状態に
おいてステージ６のほぼ上方に位置するように設置され
た後述する第１の反射ミラー１６に対向するように形成
されている。照明４と第２の反射ミラー８は互いに隣接
配置され、第２の反射ミラー８は第１の反射ミラー１６
からの画像をテレビカメラ５に導くように、格納部９内
に配設されている。
ー８を格納する格納部９が形成されている。この格納部
９の上部は、台２の表面から隆起するようにして、台２
に一体形成され、その上面は傾斜して矩形状の窓１０が
穿設され、この窓１０は透明のアクリル板１１によって
覆われている。窓１０の傾斜は、照明４が、使用状態に
おいてステージ６のほぼ上方に位置するように設置され
た後述する第１の反射ミラー１６に対向するように形成
されている。照明４と第２の反射ミラー８は互いに隣接
配置され、第２の反射ミラー８は第１の反射ミラー１６
からの画像をテレビカメラ５に導くように、格納部９内
に配設されている。
【手続補正２】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００１１
【補正方法】変更
【補正内容】
【００１１】被写体３に照射された光は、被写体３の画
像として撮像ルート１８を通って第１の反射ミラー１６
で反射して、第２の反射ミラー８に到達する。第２の反
射ミラー８で反射する光は、テレビカメラ５に導かれ、
テレビカメラ５で被写体３が撮像される。ここで、照明
４と第２の反射ミラー８とを同じ高さ位置に互いに隣接
させて配置したので、側面方向から見て照射ルート１７
と撮像ルート１８とがほぼ一致し、このため、第１の反
射ミラー１６による被写体３への光の照射位置が決まる
と、自動的に、テレビカメラ５での被写体３の撮像が可
能となる。また、照射ルート１７が、被写体３のほぼ真
上から行われ、照射ルート１７と撮像ルート１８とが一
致しているので、テレビカメラ５に撮像される画像に影
が生じることがない。
像として撮像ルート１８を通って第１の反射ミラー１６
で反射して、第２の反射ミラー８に到達する。第２の反
射ミラー８で反射する光は、テレビカメラ５に導かれ、
テレビカメラ５で被写体３が撮像される。ここで、照明
４と第２の反射ミラー８とを同じ高さ位置に互いに隣接
させて配置したので、側面方向から見て照射ルート１７
と撮像ルート１８とがほぼ一致し、このため、第１の反
射ミラー１６による被写体３への光の照射位置が決まる
と、自動的に、テレビカメラ５での被写体３の撮像が可
能となる。また、照射ルート１７が、被写体３のほぼ真
上から行われ、照射ルート１７と撮像ルート１８とが一
致しているので、テレビカメラ５に撮像される画像に影
が生じることがない。
Claims (4)
- 【請求項１】 被写体を載置するステージと、前記被写
体を撮像するテレビカメラと、前記ステージ上を照射す
る照明とを備えた書画撮像装置において、前記照明の前
に配設され透孔窓を有する遮光板と、この遮光板の透孔
窓を通過した光を集光するレンズと、このレンズで集光
した光を反射させてステージ上に導く第１の反射ミラー
とを備え、前記照明、遮光板およびレンズを前記ステー
ジを形成する筐体に内蔵するとともに、前記第１の反射
ミラーを前記ステージのほぼ真上に位置させたことを特
徴とする書画撮像装置。 - 【請求項２】 請求項１記載の書画撮像装置において、
第１の反射ミラーで反射された被写体からの光を前記テ
レビカメラに導く第２の反射ミラーを設け、テレビカメ
ラをステージを形成する筐体に内蔵したことを特徴とす
る書画撮像装置。 - 【請求項３】 請求項２記載の書画撮像装置において、
テレビカメラをステージのほぼ下方に位置させたことを
特徴とする書画撮像装置。 - 【請求項４】 請求項２記載の書画撮像装置において、
照明と第２の反射ミラーとを隣接配置したことを特徴と
する書画撮像装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6327351A JPH08186741A (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | 書画撮像装置 |
| US08/580,505 US5947577A (en) | 1994-12-28 | 1995-12-28 | Image pick-up device |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6327351A JPH08186741A (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | 書画撮像装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08186741A true JPH08186741A (ja) | 1996-07-16 |
Family
ID=18198178
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6327351A Pending JPH08186741A (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | 書画撮像装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08186741A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003077025A1 (de) * | 2002-03-08 | 2003-09-18 | Wolfvision Gmbh | Auflagefläche eines geräts zur optischen aufnahme von objekten |
| US10404895B2 (en) | 2015-08-11 | 2019-09-03 | Nidec Sankyo Corporation | Imaging device and imaging method comprising intensity detection of yellow light, magenta light and cyan light reflected from a subject |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02290388A (ja) * | 1988-10-05 | 1990-11-30 | Wolf Josef Audio Visuals | 画像又は複写をビデオ信号に変換する装置と方法 |
-
1994
- 1994-12-28 JP JP6327351A patent/JPH08186741A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02290388A (ja) * | 1988-10-05 | 1990-11-30 | Wolf Josef Audio Visuals | 画像又は複写をビデオ信号に変換する装置と方法 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| WO2003077025A1 (de) * | 2002-03-08 | 2003-09-18 | Wolfvision Gmbh | Auflagefläche eines geräts zur optischen aufnahme von objekten |
| CN100351697C (zh) * | 2002-03-08 | 2007-11-28 | 沃福视讯股份有限公司 | 用于光学捕捉物体的装置的支撑表面 |
| US10404895B2 (en) | 2015-08-11 | 2019-09-03 | Nidec Sankyo Corporation | Imaging device and imaging method comprising intensity detection of yellow light, magenta light and cyan light reflected from a subject |
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