JPH08186672A - 採点及び問題用紙登録機能を有するデジタル複写機 - Google Patents
採点及び問題用紙登録機能を有するデジタル複写機Info
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- JPH08186672A JPH08186672A JP6340512A JP34051294A JPH08186672A JP H08186672 A JPH08186672 A JP H08186672A JP 6340512 A JP6340512 A JP 6340512A JP 34051294 A JP34051294 A JP 34051294A JP H08186672 A JPH08186672 A JP H08186672A
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Landscapes
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Facsimiles In General (AREA)
- Editing Of Facsimile Originals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 各種テストの問題用紙を簡単に作成できるよ
うにすること、及びその問題用紙に解答を記入した答案
用紙の採点も自動的に行なえるようにすること。 【構成】 画像読取手段Aで問題用紙の画像を読み込ん
で画像記憶手段Bに記憶し、文字・罫線認識手段Dで認
識した文字・罫線を問題用紙データ登録手段Jに、正解
入力手段Kにより入力される正解データを正解登録手段
Gに各々登録し、問題用紙データを問題用紙作画手段L
によって描画して画像出力手段Cにより紙に印刷して出
力できる。答案用紙を読み込んだときには、問題認識手
段Eと解答認識手段Fが問題とその解答を認識して、採
点手段Hによってその解答と正解登録手段Gに登録され
ている正解とを比較して採点し、その結果を採点結果出
力手段Iにより出力する。
うにすること、及びその問題用紙に解答を記入した答案
用紙の採点も自動的に行なえるようにすること。 【構成】 画像読取手段Aで問題用紙の画像を読み込ん
で画像記憶手段Bに記憶し、文字・罫線認識手段Dで認
識した文字・罫線を問題用紙データ登録手段Jに、正解
入力手段Kにより入力される正解データを正解登録手段
Gに各々登録し、問題用紙データを問題用紙作画手段L
によって描画して画像出力手段Cにより紙に印刷して出
力できる。答案用紙を読み込んだときには、問題認識手
段Eと解答認識手段Fが問題とその解答を認識して、採
点手段Hによってその解答と正解登録手段Gに登録され
ている正解とを比較して採点し、その結果を採点結果出
力手段Iにより出力する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、画像読取手段と画像
記憶手段と画像出力手段とを備えたデジタル複写機に関
し、特に通常のコピー機能に加えて、答案用紙の自動採
点機能及び問題用紙登録機能(正解登録機能及び問題用
紙出力機能を含む)を有するデジタル複写機に関する。
記憶手段と画像出力手段とを備えたデジタル複写機に関
し、特に通常のコピー機能に加えて、答案用紙の自動採
点機能及び問題用紙登録機能(正解登録機能及び問題用
紙出力機能を含む)を有するデジタル複写機に関する。
【0002】
【従来の技術】学校や学習塾を始め各種教育の場等で
は、生徒や学習者の学習成果を確認したりその学習成果
に応じた成績を判定したり、資格を与えたり、あるいは
入学者を決めるためなどに頻繁に試験(テスト)が実施
されている。その各種試験に使用する問題用紙は、教師
等の試験実施者が自分で問題及び原稿を作成して必要枚
数の問題用紙を複写機でコピーしたり簡易印刷機で印刷
するか、あるいは専門の業者に印刷させたものや、業者
自身が問題も作成して印刷したものなどが使用される。
は、生徒や学習者の学習成果を確認したりその学習成果
に応じた成績を判定したり、資格を与えたり、あるいは
入学者を決めるためなどに頻繁に試験(テスト)が実施
されている。その各種試験に使用する問題用紙は、教師
等の試験実施者が自分で問題及び原稿を作成して必要枚
数の問題用紙を複写機でコピーしたり簡易印刷機で印刷
するか、あるいは専門の業者に印刷させたものや、業者
自身が問題も作成して印刷したものなどが使用される。
【0003】また、その試験後の答案用紙(解答用紙)
の採点も、学校などでは試験実施者である教師が手作業
で行なうのが一般的であるが、入学試験や資格試験、あ
るいは大規模な模擬試験などの場合には、大勢の採点者
が分担して行なったり、コンピュータを用いた自動採点
システムによる自動採点も行なわれている。また、多数
の受験者の答案用紙の採点結果をコンピュータを用いて
集計し、平均点や偏差値等の計算を行なったり、表やグ
ラフを作成することも行なわれている。
の採点も、学校などでは試験実施者である教師が手作業
で行なうのが一般的であるが、入学試験や資格試験、あ
るいは大規模な模擬試験などの場合には、大勢の採点者
が分担して行なったり、コンピュータを用いた自動採点
システムによる自動採点も行なわれている。また、多数
の受験者の答案用紙の採点結果をコンピュータを用いて
集計し、平均点や偏差値等の計算を行なったり、表やグ
ラフを作成することも行なわれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、問題用
紙を教師等の試験実施者がその都度自分で作成するので
は、頻繁にテストを行なう場合、その問題作成の労力が
大変である。そのため、現在小学校等で行なわれている
テストは、業者等から購入した問題用紙を使用すること
が多く、別の学校で先にテストが行なわれるとその情報
が塾等で交換されて、テストをする前に問題がわかって
しまう等の社会問題も発生している。
紙を教師等の試験実施者がその都度自分で作成するので
は、頻繁にテストを行なう場合、その問題作成の労力が
大変である。そのため、現在小学校等で行なわれている
テストは、業者等から購入した問題用紙を使用すること
が多く、別の学校で先にテストが行なわれるとその情報
が塾等で交換されて、テストをする前に問題がわかって
しまう等の社会問題も発生している。
【0005】また、上述のように答案用紙の採点を手作
業で行なう場合には、相当の手間がかかり、採点効率が
悪いばかりか誤った採点を行なってしまう恐れもある。
一方、自動採点を行なう場合には、予め答案用紙の解答
欄に塗り潰しマーク等の決められた方法で解答させるマ
ークシート方式が多く採用されているが、解答方法が極
めて単純なものに規制されてしまうばかりか、その採点
装置も専用のもので、短時間に大量の解答用紙を読み込
んで採点する高速処理の装置であり、大容量のメモリも
必要とするために非常に高価なものとなっている。さら
に、装置が大きくその使用方法も特殊なため、個々の学
校や学習教室などでは使用することができなかった。
業で行なう場合には、相当の手間がかかり、採点効率が
悪いばかりか誤った採点を行なってしまう恐れもある。
一方、自動採点を行なう場合には、予め答案用紙の解答
欄に塗り潰しマーク等の決められた方法で解答させるマ
ークシート方式が多く採用されているが、解答方法が極
めて単純なものに規制されてしまうばかりか、その採点
装置も専用のもので、短時間に大量の解答用紙を読み込
んで採点する高速処理の装置であり、大容量のメモリも
必要とするために非常に高価なものとなっている。さら
に、装置が大きくその使用方法も特殊なため、個々の学
校や学習教室などでは使用することができなかった。
【0006】ところで、学校や学習塾などでは普通紙複
写機が多用されており、近年は高機能のデジタル複写機
が急速に普及してきている。デジタル複写機は、原稿の
画像を光学的に読み取りそれを光電変換して画像データ
を得る画像読取手段(イメージスキャナ)と、その読み
取った画像データを記憶する画像記憶手段(画像メモ
リ)と、その記憶された画像データを用紙上に画像形成
して出力する画像出力手段(プリンタ)とを備えてお
り、複写機としてだけでなくプリンタやファクシミリ装
置としても使用可能である。
写機が多用されており、近年は高機能のデジタル複写機
が急速に普及してきている。デジタル複写機は、原稿の
画像を光学的に読み取りそれを光電変換して画像データ
を得る画像読取手段(イメージスキャナ)と、その読み
取った画像データを記憶する画像記憶手段(画像メモ
リ)と、その記憶された画像データを用紙上に画像形成
して出力する画像出力手段(プリンタ)とを備えてお
り、複写機としてだけでなくプリンタやファクシミリ装
置としても使用可能である。
【0007】この発明はこのような背景に鑑みてなされ
たものであり、上述した問題作成及び採点に関する問題
を解決するために、上記デジタル複写機を利用して、新
規の問題用紙及びその各問題に対する正解を登録し、そ
の問題用紙を随時必要な枚数だけ得ることができるよう
にすると共に、その問題用紙に受験者が解答を書き込ん
だ答案用紙(解答用紙ともいう)を簡単に自動採点でき
るようにすることを目的とする。
たものであり、上述した問題作成及び採点に関する問題
を解決するために、上記デジタル複写機を利用して、新
規の問題用紙及びその各問題に対する正解を登録し、そ
の問題用紙を随時必要な枚数だけ得ることができるよう
にすると共に、その問題用紙に受験者が解答を書き込ん
だ答案用紙(解答用紙ともいう)を簡単に自動採点でき
るようにすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明によるデジタル
複写機は、図1の機能ブロック図の上部に示すように、
原稿の画像を光学的に読み取りそれを光電変換して画像
データを得る画像読取手段(イメ―ジスキャナ)Aと、
該手段Aによって読み取った画像データを記憶する画像
記憶手段(画像メモリ)Bと、該画像記憶手段Bに記憶
された画像データを用紙上に画像形成して出力する画像
出力手段(プリンタ)Cとを備えたデジタル複写機にお
いて、次の各手段を設けたものである。
複写機は、図1の機能ブロック図の上部に示すように、
原稿の画像を光学的に読み取りそれを光電変換して画像
データを得る画像読取手段(イメ―ジスキャナ)Aと、
該手段Aによって読み取った画像データを記憶する画像
記憶手段(画像メモリ)Bと、該画像記憶手段Bに記憶
された画像データを用紙上に画像形成して出力する画像
出力手段(プリンタ)Cとを備えたデジタル複写機にお
いて、次の各手段を設けたものである。
【0009】第1の発明のものは図1に示すように、画
像記憶手段Bに記憶した画像データの文字及び罫線を認
識する文字・罫線認識手段Dと、画像読取手段Aによっ
て原稿として答案用紙を読み取ってその画像データを画
像記憶手段Bに記憶したとき、文字・罫線認識手段Dに
よって認識された情報から上記読み取った答案用紙の問
題を認識する問題認識手段E及び解答を認識する解答認
識手段Fと、予め各種の問題に対する正解を登録する正
解登録手段Gと、問題認識手段Eによって認識された問
題に対して正解登録手段Gに登録されている正解と解答
認識手段Fによって認識された解答とが一致しているか
否かを各問題毎に判定して採点する採点手段Hと、その
採点手段Hによる採点結果を画像出力手段Cによる用紙
への画像形成、あるいは表示器への表示,外部記憶装置
への記憶,外部装置への送信等によって出力する採点結
果出力手段Iとを備えている。
像記憶手段Bに記憶した画像データの文字及び罫線を認
識する文字・罫線認識手段Dと、画像読取手段Aによっ
て原稿として答案用紙を読み取ってその画像データを画
像記憶手段Bに記憶したとき、文字・罫線認識手段Dに
よって認識された情報から上記読み取った答案用紙の問
題を認識する問題認識手段E及び解答を認識する解答認
識手段Fと、予め各種の問題に対する正解を登録する正
解登録手段Gと、問題認識手段Eによって認識された問
題に対して正解登録手段Gに登録されている正解と解答
認識手段Fによって認識された解答とが一致しているか
否かを各問題毎に判定して採点する採点手段Hと、その
採点手段Hによる採点結果を画像出力手段Cによる用紙
への画像形成、あるいは表示器への表示,外部記憶装置
への記憶,外部装置への送信等によって出力する採点結
果出力手段Iとを備えている。
【0010】さらに、画像読取手段Aによって原稿とし
て新規の問題用紙を読み取ってその画像データを画像記
憶手段Bに記憶したとき、文字・罫線認識手段Dによっ
て認識された情報を所定のフォ―マットで新規の問題用
紙のデータとして登録する問題用紙データ登録手段J
と、これによって登録された問題用紙の各問題に対応す
る正解を入力して正解登録手段Gに登録させる正解入力
手段Kと、問題用紙データ登録手段Jに登録された問題
用紙のデータに基づいて、問題用紙の画像データを作画
して画像出力手段Cによって用紙に画像形成して問題用
紙として出力させる問題用紙作画手段Lとを設けたもの
である。
て新規の問題用紙を読み取ってその画像データを画像記
憶手段Bに記憶したとき、文字・罫線認識手段Dによっ
て認識された情報を所定のフォ―マットで新規の問題用
紙のデータとして登録する問題用紙データ登録手段J
と、これによって登録された問題用紙の各問題に対応す
る正解を入力して正解登録手段Gに登録させる正解入力
手段Kと、問題用紙データ登録手段Jに登録された問題
用紙のデータに基づいて、問題用紙の画像データを作画
して画像出力手段Cによって用紙に画像形成して問題用
紙として出力させる問題用紙作画手段Lとを設けたもの
である。
【0011】このデジタル複写機において、正解入力手
段Kを、画像読取手段Aによって原稿として正解付き問
題用紙又は正解用紙を読み取ってその画像データを画像
記憶手段Bに記憶したとき、文字・罫線認識手段Dによ
って認識された情報から各問題に対する正解を認識して
入力し、それを正解登録手段Gに登録させる手段にする
とよい。
段Kを、画像読取手段Aによって原稿として正解付き問
題用紙又は正解用紙を読み取ってその画像データを画像
記憶手段Bに記憶したとき、文字・罫線認識手段Dによ
って認識された情報から各問題に対する正解を認識して
入力し、それを正解登録手段Gに登録させる手段にする
とよい。
【0012】第2の発明のものは、上記図1に示したデ
ジタル複写機を図2に示すように変更したものである。
すなわち、上記デジタル複写機と異なるのは、画像読取
手段Aによって読み取る原稿の問題領域と正解領域を区
別して指定する領域指定手段Mと、それによって問題領
域と正解領域が指定された原稿の画像を画像読取手段A
が読み取ったときに、その問題領域と正解領域を認識し
て各領域の画像データを区別して前記画像記憶手段Bに
記憶させる領域認識手段Nとを設けていることである。
ジタル複写機を図2に示すように変更したものである。
すなわち、上記デジタル複写機と異なるのは、画像読取
手段Aによって読み取る原稿の問題領域と正解領域を区
別して指定する領域指定手段Mと、それによって問題領
域と正解領域が指定された原稿の画像を画像読取手段A
が読み取ったときに、その問題領域と正解領域を認識し
て各領域の画像データを区別して前記画像記憶手段Bに
記憶させる領域認識手段Nとを設けていることである。
【0013】そして、画像記憶手段Bに記憶された問題
領域の画像データに対する文字・罫線認識手段Dの認識
情報を所定のフォ―マットで新規の問題用紙のデータと
して問題用紙データ登録手段Jに登録するようにする。
また、画像記憶手段Bに記憶された問題領域と正解領域
の各画像データに対する文字・罫線認識手段Dの認識情
報から問題とその正解とを認識して、その正解を問題と
対応づけて正解登録手段Gに登録させる問題・正解認識
手段Pとを設けたものである。
領域の画像データに対する文字・罫線認識手段Dの認識
情報を所定のフォ―マットで新規の問題用紙のデータと
して問題用紙データ登録手段Jに登録するようにする。
また、画像記憶手段Bに記憶された問題領域と正解領域
の各画像データに対する文字・罫線認識手段Dの認識情
報から問題とその正解とを認識して、その正解を問題と
対応づけて正解登録手段Gに登録させる問題・正解認識
手段Pとを設けたものである。
【0014】第3の発明のものは、図3に採点機能に係
る部分を省略して示すように、画像読取手段Aによって
原稿として新規の問題用紙を読み取ってその画像データ
を画像記憶手段Bに記憶したとき、文字・罫線認識手段
Dによって認識される情報から、原稿上に印された問題
領域の開始位置及び終了位置ならびに正解領域の開始位
置及び終了位置をそれぞれ示す特定のマーク又は記号を
識別するマーク・記号識別手段Qと、該手段Qによって
識別されたマーク又は記号に基づいて問題領域と正解領
域を判別し、その問題領域の文字・罫線の認識情報を問
題用紙データ登録手段Jに、正解領域の文字認識情報を
正解登録手段Gにそれぞれ対応させて登録する問題・正
解認識手段P′とを設けたものである。
る部分を省略して示すように、画像読取手段Aによって
原稿として新規の問題用紙を読み取ってその画像データ
を画像記憶手段Bに記憶したとき、文字・罫線認識手段
Dによって認識される情報から、原稿上に印された問題
領域の開始位置及び終了位置ならびに正解領域の開始位
置及び終了位置をそれぞれ示す特定のマーク又は記号を
識別するマーク・記号識別手段Qと、該手段Qによって
識別されたマーク又は記号に基づいて問題領域と正解領
域を判別し、その問題領域の文字・罫線の認識情報を問
題用紙データ登録手段Jに、正解領域の文字認識情報を
正解登録手段Gにそれぞれ対応させて登録する問題・正
解認識手段P′とを設けたものである。
【0015】第4の発明のものは、上記デジタル複写機
におけるマーク・記号識別手段Qに代えて、やはり図3
に示すように、画像読取手段Aによって原稿として新規
の問題用紙を読み取ってその画像データを画像記憶手段
Bに記憶したとき、文字・罫線認識手段Dによって認識
される情報から、原稿上に印された問題領域と正解領域
の境界を示す特定のマーク又は記号を識別する問題・正
解領域境界識別手段Rを設けたものである。そして、問
題・正解認識手段P′が、問題・正解領域境界識別手段
Rによる識別結果に基づいて問題領域と正解領域を判別
し、その問題領域の文字・罫線の認識情報を問題用紙デ
ータ登録手段Jに、正解領域の文字認識情報を正解登録
手段Gにそれぞれ対応させて登録する。
におけるマーク・記号識別手段Qに代えて、やはり図3
に示すように、画像読取手段Aによって原稿として新規
の問題用紙を読み取ってその画像データを画像記憶手段
Bに記憶したとき、文字・罫線認識手段Dによって認識
される情報から、原稿上に印された問題領域と正解領域
の境界を示す特定のマーク又は記号を識別する問題・正
解領域境界識別手段Rを設けたものである。そして、問
題・正解認識手段P′が、問題・正解領域境界識別手段
Rによる識別結果に基づいて問題領域と正解領域を判別
し、その問題領域の文字・罫線の認識情報を問題用紙デ
ータ登録手段Jに、正解領域の文字認識情報を正解登録
手段Gにそれぞれ対応させて登録する。
【0016】第5の発明のものは、上記第3又は第4の
発明のデジタル複写機において、やはり図3に示すよう
に、画像読取手段Aによって原稿として新規の問題用紙
を読み取ってその画像データを画像記憶手段Bに記憶し
たとき、文字・罫線認識手段Dによって認識される情報
から、特定の記号による複数の問題開始記号を検索して
その各位置情報を取得する問題開始記号検索手段Sを備
え、これによって検索された各問題開始記号の位置情報
に基づいて、問題・正解認識手段P′が問題領域内の複
数の問題を区別して問題用紙データ登録手段Jに登録さ
せるようにしたものである。
発明のデジタル複写機において、やはり図3に示すよう
に、画像読取手段Aによって原稿として新規の問題用紙
を読み取ってその画像データを画像記憶手段Bに記憶し
たとき、文字・罫線認識手段Dによって認識される情報
から、特定の記号による複数の問題開始記号を検索して
その各位置情報を取得する問題開始記号検索手段Sを備
え、これによって検索された各問題開始記号の位置情報
に基づいて、問題・正解認識手段P′が問題領域内の複
数の問題を区別して問題用紙データ登録手段Jに登録さ
せるようにしたものである。
【0017】第3の発明のものにおいて、マーク・記号
識別手段Qを上記特定のマーク又は記号を行単位で識別
する手段とし、問題・正解認識手段P′が、そのマーク
・記号識別手段Qによって行単位で識別されたマーク又
は記号に基づいて問題毎及び正解毎の開始位置及び終了
位置を識別し、その各問題領域及び解答領域の認識情報
を問題用紙データ登録手段J及び正解登録手段Gにそれ
ぞれ個別に登録するように構成するとよい。
識別手段Qを上記特定のマーク又は記号を行単位で識別
する手段とし、問題・正解認識手段P′が、そのマーク
・記号識別手段Qによって行単位で識別されたマーク又
は記号に基づいて問題毎及び正解毎の開始位置及び終了
位置を識別し、その各問題領域及び解答領域の認識情報
を問題用紙データ登録手段J及び正解登録手段Gにそれ
ぞれ個別に登録するように構成するとよい。
【0018】第6の発明のものは、図1に示した第1の
発明のものと同様な構成に加えて、図4に採点機能に係
る部分を省略して示すように、問題・正解認識手段Pに
よって認識された問題とその正解の情報を所定のフォ―
マットデータに変換するフォーマット変換手段Tと、そ
の変換された所定のフォーマットデータを新規の問題用
紙の問題と正解のデータとして外部へ取り出し可能な記
憶媒体に格納して登録する外部記憶手段Uとを設け、そ
の外部記憶手段Uに装着された記憶媒体から読み出され
る問題用紙の問題と正解のデータを、それぞれ問題用紙
データ登録手段J′及び正解登録手段G′に登録するよ
うにしたものである。
発明のものと同様な構成に加えて、図4に採点機能に係
る部分を省略して示すように、問題・正解認識手段Pに
よって認識された問題とその正解の情報を所定のフォ―
マットデータに変換するフォーマット変換手段Tと、そ
の変換された所定のフォーマットデータを新規の問題用
紙の問題と正解のデータとして外部へ取り出し可能な記
憶媒体に格納して登録する外部記憶手段Uとを設け、そ
の外部記憶手段Uに装着された記憶媒体から読み出され
る問題用紙の問題と正解のデータを、それぞれ問題用紙
データ登録手段J′及び正解登録手段G′に登録するよ
うにしたものである。
【0019】この第6の発明のものにおいて、さらに図
4に破線で示すように、フォーマット変換手段Tによっ
て変換された所定のフォーマットデータを外部装置へ転
送し、外部装置で編集された所定のフォーマットデータ
を受信して問題用紙データ登録手段J′及び正解登録手
段G′に登録させるデータ転送手段Vを設けることがで
きる。
4に破線で示すように、フォーマット変換手段Tによっ
て変換された所定のフォーマットデータを外部装置へ転
送し、外部装置で編集された所定のフォーマットデータ
を受信して問題用紙データ登録手段J′及び正解登録手
段G′に登録させるデータ転送手段Vを設けることがで
きる。
【0020】
【作用】このように構成した各発明の作用を説明する。
この各発明によるデジタル複写機は、図1乃至図4に示
したように、いずれも原稿の画像を読み取る画像読取手
段(イメ―ジスキャナ)Aと、その読み取った画像デー
タを記憶する画像記憶手段(画像メモリ)Bと、それに
記憶された画像データを用紙上に画像形成して出力する
画像出力手段(プリンタ)Cとを備えているので、通常
の複写機と同様な複写機能を有し、所要の原稿を画像読
取手段にセットしてその画像を読み取らせることによ
り、必要な枚数のコピーをとることができる。
この各発明によるデジタル複写機は、図1乃至図4に示
したように、いずれも原稿の画像を読み取る画像読取手
段(イメ―ジスキャナ)Aと、その読み取った画像デー
タを記憶する画像記憶手段(画像メモリ)Bと、それに
記憶された画像データを用紙上に画像形成して出力する
画像出力手段(プリンタ)Cとを備えているので、通常
の複写機と同様な複写機能を有し、所要の原稿を画像読
取手段にセットしてその画像を読み取らせることによ
り、必要な枚数のコピーをとることができる。
【0021】また、いずれのデジタル複写機も図1又は
図2に示したような採点機能を有し、原稿として答案用
紙(問題用紙に解答を書き込んだもの;解答用紙とも云
う)を画像読取手段Aにセットして、その画像を読み取
らせれば、その画像データが画像記憶手段Bに記憶さ
れ、その画像データの文字及び罫線を文字・罫線認識手
段Dが認識し、その認識された情報から問題認識手段E
が読み取った答案用紙の問題を認識し、解答認識手段F
がその解答を認識する。
図2に示したような採点機能を有し、原稿として答案用
紙(問題用紙に解答を書き込んだもの;解答用紙とも云
う)を画像読取手段Aにセットして、その画像を読み取
らせれば、その画像データが画像記憶手段Bに記憶さ
れ、その画像データの文字及び罫線を文字・罫線認識手
段Dが認識し、その認識された情報から問題認識手段E
が読み取った答案用紙の問題を認識し、解答認識手段F
がその解答を認識する。
【0022】そして、採点手段Hが、問題認識手段Eに
よって認識された問題に対して正解登録手段Gに登録さ
れている正解と解答認識手段Eによって認識された解答
とが一致しているか否かを各問題毎に判定して採点し、
その採点結果を採点結果出力手段Iが画像出力手段Cに
より用紙へ画像形成して出力したり、あるいは表示器へ
の表示,外部記憶装置への記憶,外部装置への送信等に
よって出力する。したがって、このデジタル複写機に正
解が登録されている問題の答案用紙であれば、誰でも簡
単に自動採点を行なうことができる。
よって認識された問題に対して正解登録手段Gに登録さ
れている正解と解答認識手段Eによって認識された解答
とが一致しているか否かを各問題毎に判定して採点し、
その採点結果を採点結果出力手段Iが画像出力手段Cに
より用紙へ画像形成して出力したり、あるいは表示器へ
の表示,外部記憶装置への記憶,外部装置への送信等に
よって出力する。したがって、このデジタル複写機に正
解が登録されている問題の答案用紙であれば、誰でも簡
単に自動採点を行なうことができる。
【0023】また、いずれのデジタル複写機も問題用紙
の登録機能を有し、新たな問題用紙の原稿を作成して画
像読取手段Aに読み取らせれば、それを新規な問題用紙
のデータとして問題用紙データ登録手段Jに登録すると
共に、その各問題に対する正解も、正解入力手段Kによ
って操作部から入力するか原稿の画像から自動的に認識
して入力し、各問題と対応づけて正解登録手段Gに登録
することができる。そして、その登録した問題用紙デー
タによって、問題用紙作画手段Lが問題用紙の画像デー
タを作画して画像出力手段Cによって用紙に画像形成し
て出力することができるので、随時に必要な枚数の問題
用紙を作成することができる。
の登録機能を有し、新たな問題用紙の原稿を作成して画
像読取手段Aに読み取らせれば、それを新規な問題用紙
のデータとして問題用紙データ登録手段Jに登録すると
共に、その各問題に対する正解も、正解入力手段Kによ
って操作部から入力するか原稿の画像から自動的に認識
して入力し、各問題と対応づけて正解登録手段Gに登録
することができる。そして、その登録した問題用紙デー
タによって、問題用紙作画手段Lが問題用紙の画像デー
タを作画して画像出力手段Cによって用紙に画像形成し
て出力することができるので、随時に必要な枚数の問題
用紙を作成することができる。
【0024】図2に示した第2の発明のものはさらに、
画像読取手段Aによって読み取る原稿の問題領域と正解
領域を領域指定手段Mによって区別して指定することが
でき、それによって問題領域と正解領域が指定された原
稿の画像を画像読取手段Aが読み取ったときに、領域認
識手段Nがその問題領域と正解領域を認識して各領域の
画像データを区別して画像記憶手段Bに記憶させる。そ
して、その記憶された問題領域の画像データに対する文
字・罫線の認識情報が所定のフォ―マットで新規の問題
用紙のデータとして問題用紙データ登録手段Jに登録さ
れる。
画像読取手段Aによって読み取る原稿の問題領域と正解
領域を領域指定手段Mによって区別して指定することが
でき、それによって問題領域と正解領域が指定された原
稿の画像を画像読取手段Aが読み取ったときに、領域認
識手段Nがその問題領域と正解領域を認識して各領域の
画像データを区別して画像記憶手段Bに記憶させる。そ
して、その記憶された問題領域の画像データに対する文
字・罫線の認識情報が所定のフォ―マットで新規の問題
用紙のデータとして問題用紙データ登録手段Jに登録さ
れる。
【0025】また、問題・正解認識手段Pが、問題領域
と正解領域の各画像データに対する文字・罫線認識手段
Dの認識情報から問題とその正解とを認識して、その正
解を問題と対応づけて正解登録手段Gに登録させる。し
たがって、一枚の原稿に問題とその正解を記載して、そ
の各領域を指定して読み込ませるだけで、新たな問題用
紙のデータとその解答とを自動的に登録することができ
る。
と正解領域の各画像データに対する文字・罫線認識手段
Dの認識情報から問題とその正解とを認識して、その正
解を問題と対応づけて正解登録手段Gに登録させる。し
たがって、一枚の原稿に問題とその正解を記載して、そ
の各領域を指定して読み込ませるだけで、新たな問題用
紙のデータとその解答とを自動的に登録することができ
る。
【0026】図3に示したマーク・記号識別手段Qを備
えたものは、登録したい問題用紙の画像面に、問題領域
の開始位置及び終了位置ならびに正解領域の開始位置及
び終了位置を示す特定のマーク又は記号を印しておけ
ば、その問題用紙を読み取ったときにマーク・記号識別
手段Qがその特定のマーク又は記号を識別し、問題・正
解認識手段P′がその識別結果に基づいて問題領域と正
解領域を判別し、その問題領域の文字・罫線の認識情報
を問題用紙データ登録手段Jに、正解領域の文字認識情
報を正解登録手段Gにそれぞれ対応させて登録する。し
たがって、一枚の問題用紙からの問題とその正解の登録
を簡単且つ確実に行なうことができる。
えたものは、登録したい問題用紙の画像面に、問題領域
の開始位置及び終了位置ならびに正解領域の開始位置及
び終了位置を示す特定のマーク又は記号を印しておけ
ば、その問題用紙を読み取ったときにマーク・記号識別
手段Qがその特定のマーク又は記号を識別し、問題・正
解認識手段P′がその識別結果に基づいて問題領域と正
解領域を判別し、その問題領域の文字・罫線の認識情報
を問題用紙データ登録手段Jに、正解領域の文字認識情
報を正解登録手段Gにそれぞれ対応させて登録する。し
たがって、一枚の問題用紙からの問題とその正解の登録
を簡単且つ確実に行なうことができる。
【0027】また、図3の問題・正解領域境界識別手段
Rを備えたものは、登録したい問題用紙の画像面におけ
る問題を記載した領域と正解を記載した領域の間に、そ
の境界を示す特別のマーク又は記号を印しておけば、そ
の問題用紙を読み取ったときに、問題・正解領域境界識
別手段Rがその特定のマーク又は記号を識別し、問題・
正解認識手段P′がその識別結果に基づいて問題領域と
正解領域を判別し、その問題領域の文字・罫線の認識情
報を問題用紙データ登録手段Jに、正解領域の文字認識
情報を正解登録手段Gにそれぞれ対応させて登録する。
したがって、この場合も一枚の問題用紙から問題とその
正解の登録を簡単且つ確実に行なうことができる。
Rを備えたものは、登録したい問題用紙の画像面におけ
る問題を記載した領域と正解を記載した領域の間に、そ
の境界を示す特別のマーク又は記号を印しておけば、そ
の問題用紙を読み取ったときに、問題・正解領域境界識
別手段Rがその特定のマーク又は記号を識別し、問題・
正解認識手段P′がその識別結果に基づいて問題領域と
正解領域を判別し、その問題領域の文字・罫線の認識情
報を問題用紙データ登録手段Jに、正解領域の文字認識
情報を正解登録手段Gにそれぞれ対応させて登録する。
したがって、この場合も一枚の問題用紙から問題とその
正解の登録を簡単且つ確実に行なうことができる。
【0028】さらに、図3の問題開始記号検索手段Sを
備えたものは、登録したい問題用紙の各問題の前にそれ
ぞれ特定の記号を問題開始記号として付けておけば、そ
の問題用紙を読み取ったときに、問題開始記号検索手段
Sがその特定の記号を検索してその各位置情報を取得
し、その各問題開始記号の位置情報に基づいて、問題・
正解認識手段P′が問題領域内の複数の問題を区別して
問題用紙データ登録手段Jに登録させる。したがって、
一度に複数の問題を区別して登録することができる。
備えたものは、登録したい問題用紙の各問題の前にそれ
ぞれ特定の記号を問題開始記号として付けておけば、そ
の問題用紙を読み取ったときに、問題開始記号検索手段
Sがその特定の記号を検索してその各位置情報を取得
し、その各問題開始記号の位置情報に基づいて、問題・
正解認識手段P′が問題領域内の複数の問題を区別して
問題用紙データ登録手段Jに登録させる。したがって、
一度に複数の問題を区別して登録することができる。
【0029】前述のマーク・記号識別手段Qを上記特定
のマーク又は記号を行単位で識別する手段としたもの
は、問題・正解認識手段P′が、そのマーク・記号識別
手段Qによって行単位で識別されたマーク又は記号に基
づいて問題毎及び正解毎の開始位置及び終了位置を識別
し、その各問題領域及び解答領域の認識情報を問題用紙
データ登録手段J及び正解登録手段Gにそれぞれ個別に
登録することができる。したがって、行単位で問題及び
正解を区別して登録することができる。
のマーク又は記号を行単位で識別する手段としたもの
は、問題・正解認識手段P′が、そのマーク・記号識別
手段Qによって行単位で識別されたマーク又は記号に基
づいて問題毎及び正解毎の開始位置及び終了位置を識別
し、その各問題領域及び解答領域の認識情報を問題用紙
データ登録手段J及び正解登録手段Gにそれぞれ個別に
登録することができる。したがって、行単位で問題及び
正解を区別して登録することができる。
【0030】図4に示したものは、問題・正解認識手段
Pによって認識された問題とその正解の情報を、フォー
マット変換手段Tによって所定のフォ―マットデータに
変換し、その変換した所定のフォーマットデータを新規
の問題用紙の問題と正解のデータとして外部記憶手段U
によって外部へ取り出し可能な記憶媒体に格納して登録
することができるので、その記憶媒体を同じフォーマッ
トデータをサポートしているパーソナルコンピュータ等
の編集装置に移して、データの修正や追加等を行なうこ
とができる。
Pによって認識された問題とその正解の情報を、フォー
マット変換手段Tによって所定のフォ―マットデータに
変換し、その変換した所定のフォーマットデータを新規
の問題用紙の問題と正解のデータとして外部記憶手段U
によって外部へ取り出し可能な記憶媒体に格納して登録
することができるので、その記憶媒体を同じフォーマッ
トデータをサポートしているパーソナルコンピュータ等
の編集装置に移して、データの修正や追加等を行なうこ
とができる。
【0031】そして、その編集したデータを格納した記
憶媒体を再びこのデジタル複写機の外部記憶手段Uに装
着して、その記憶媒体から読み出される問題用紙の問題
と正解のデータを、それぞれ問題用紙データ登録手段
J′及び正解登録手段G′に登録することができる。し
たがって、登録した問題用紙データ及び正解データの確
認,修正,変更等が容易になる。外部記憶手段Uに代え
てデータ転送手段Vを使用して、変換した所定のフォー
マットデータを外部装置にネットワーク等を介して転送
し、そこで編集して返送されたフォーマットデータを問
題用紙データと正解データとして登録するようにすれ
ば、記録媒体を使用せずに離れた場所で登録する問題用
紙データの編集が可能になる。
憶媒体を再びこのデジタル複写機の外部記憶手段Uに装
着して、その記憶媒体から読み出される問題用紙の問題
と正解のデータを、それぞれ問題用紙データ登録手段
J′及び正解登録手段G′に登録することができる。し
たがって、登録した問題用紙データ及び正解データの確
認,修正,変更等が容易になる。外部記憶手段Uに代え
てデータ転送手段Vを使用して、変換した所定のフォー
マットデータを外部装置にネットワーク等を介して転送
し、そこで編集して返送されたフォーマットデータを問
題用紙データと正解データとして登録するようにすれ
ば、記録媒体を使用せずに離れた場所で登録する問題用
紙データの編集が可能になる。
【0032】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面の図5以降を
参照して具体的に説明する。図5はこの発明の一実施例
であるデジタル複写の基本構成を示すブロック図であ
る。
参照して具体的に説明する。図5はこの発明の一実施例
であるデジタル複写の基本構成を示すブロック図であ
る。
【0033】このデジタル複写機1は、デジタル複写部
2に採点処理や問題・正解登録などを実現するためのア
プリケ―ション部3をケ―ブル4を介して接続して構成
される。このケ―ブル4は、デジタル複写部2とアプリ
ケ―ション部3とを接続し、相互の命令の通信や画像の
入出力に使用される。デジタル複写部2とアプリケ―シ
ョン部3には、それぞれを制御するマイクロコンピュ―
タ(CPUと略称する)20,30を備えている.
2に採点処理や問題・正解登録などを実現するためのア
プリケ―ション部3をケ―ブル4を介して接続して構成
される。このケ―ブル4は、デジタル複写部2とアプリ
ケ―ション部3とを接続し、相互の命令の通信や画像の
入出力に使用される。デジタル複写部2とアプリケ―シ
ョン部3には、それぞれを制御するマイクロコンピュ―
タ(CPUと略称する)20,30を備えている.
【0034】図5をもう少し具体的に示したのが図6で
あり、アプリケ―ション部31は、所定のOS上で管理
されるCPUを含むアプリ制御部31と、この発明によ
る採点処理や問題・正解登録処理等を行なうアプリベー
スボード32とをバス接続しており、デジタル複写部2
との間で、RS232Cによる通信でコマンドを発行す
ることによりビデオデータの入出力を行なう。また、ア
プリベースボード32は、アプリケーション・プログラ
ムをボ―ド上のROMに持つ他に、ICカ―ド33によ
って提供することも可能である。ICカ―ドのスロット
を複数設けることにより、1つはアプリケ―ションのコ
―ド用に使用し、他のスロットは新規の問題及び正解を
供給するために使用することが可能である。
あり、アプリケ―ション部31は、所定のOS上で管理
されるCPUを含むアプリ制御部31と、この発明によ
る採点処理や問題・正解登録処理等を行なうアプリベー
スボード32とをバス接続しており、デジタル複写部2
との間で、RS232Cによる通信でコマンドを発行す
ることによりビデオデータの入出力を行なう。また、ア
プリベースボード32は、アプリケーション・プログラ
ムをボ―ド上のROMに持つ他に、ICカ―ド33によ
って提供することも可能である。ICカ―ドのスロット
を複数設けることにより、1つはアプリケ―ションのコ
―ド用に使用し、他のスロットは新規の問題及び正解を
供給するために使用することが可能である。
【0035】さらに、ネットワ―クを介して外部のデー
タベースを持つパーソナルコンピュータ(PC)やワ―
クステ―ション(WS)等のデータベース装置5と接続
することにより、アプリケーション部3にそのデータベ
ースから新規の問題を転送したり、アプリケ―ション部
3で処理した結果をデータベース装置5に転送すること
もできる。
タベースを持つパーソナルコンピュータ(PC)やワ―
クステ―ション(WS)等のデータベース装置5と接続
することにより、アプリケーション部3にそのデータベ
ースから新規の問題を転送したり、アプリケ―ション部
3で処理した結果をデータベース装置5に転送すること
もできる。
【0036】あるいは、SCSI接続によりフロッピデ
ィスク装置(FDD)や光磁気ディスク装置(MOD)
等の外部記憶装置6をこのデジタル複写機1の周辺機器
として備えることにより、フロッピディスク(FD)や
光磁気ディスク(MO)を記憶媒体として使用すること
が可能になる。LCD34は、アプリケーション部3の
専用液晶表示器であるが、これはデジタル複写機1の操
作部に設けられている表示部を兼用することができる。
ィスク装置(FDD)や光磁気ディスク装置(MOD)
等の外部記憶装置6をこのデジタル複写機1の周辺機器
として備えることにより、フロッピディスク(FD)や
光磁気ディスク(MO)を記憶媒体として使用すること
が可能になる。LCD34は、アプリケーション部3の
専用液晶表示器であるが、これはデジタル複写機1の操
作部に設けられている表示部を兼用することができる。
【0037】図7は、この実施例におけるデジタル複写
機1の機構部の構成例を示す。このデジタル複写機1
は、大きく分けて上部のイメージスキャナ(以下「スキ
ャナ部」という)100とその下に配置されたレーザプ
リンタ(以下「プリンタ部」という200で構成されて
いる。図8は、そのプリンタ部の感光体ドラム回りの画
像形成作用を示す拡大説明図である。
機1の機構部の構成例を示す。このデジタル複写機1
は、大きく分けて上部のイメージスキャナ(以下「スキ
ャナ部」という)100とその下に配置されたレーザプ
リンタ(以下「プリンタ部」という200で構成されて
いる。図8は、そのプリンタ部の感光体ドラム回りの画
像形成作用を示す拡大説明図である。
【0038】スキャナ部100の最上部に、原稿を載置
するコンタクトガラス101が配置されており、その上
に圧板102が開閉自在に取り付けられている。そのコ
ンタクトガラス101の下方に光学走査系103が設け
られている。コンタクトガラス101上に載置された原
稿は、その下側の面が光学走査系103の露光ランプ1
04によって露光され、その反射光つまり画像光が、光
学走査系103に設けられている各種ミラー及びレンズ
105を通って、光電変換デバイスである一次元CCD
カラーイメージセンサ(以下単に「CCD」という)1
06の受光面に結像される。
するコンタクトガラス101が配置されており、その上
に圧板102が開閉自在に取り付けられている。そのコ
ンタクトガラス101の下方に光学走査系103が設け
られている。コンタクトガラス101上に載置された原
稿は、その下側の面が光学走査系103の露光ランプ1
04によって露光され、その反射光つまり画像光が、光
学走査系103に設けられている各種ミラー及びレンズ
105を通って、光電変換デバイスである一次元CCD
カラーイメージセンサ(以下単に「CCD」という)1
06の受光面に結像される。
【0039】光学走査系103は、機械的な駆動系によ
って図面の左右方向に駆動されるので、原稿面の各部の
露光によって得られる画像光が順次1ライン毎にCCD
106に読みとられる。この実施例では、CCD106
としてカラーイメージセンサを使用しているので、画像
の受光量のR,G,B成分に応じた3信号によるカラー
画像情報を出力する。このCCD106によって読み取
られた画像情報は、後述する画像メモリに一旦記憶され
て画像処理を経た後に出力画像データに変換され、プリ
ンタ部200の書込装置201に送出される。
って図面の左右方向に駆動されるので、原稿面の各部の
露光によって得られる画像光が順次1ライン毎にCCD
106に読みとられる。この実施例では、CCD106
としてカラーイメージセンサを使用しているので、画像
の受光量のR,G,B成分に応じた3信号によるカラー
画像情報を出力する。このCCD106によって読み取
られた画像情報は、後述する画像メモリに一旦記憶され
て画像処理を経た後に出力画像データに変換され、プリ
ンタ部200の書込装置201に送出される。
【0040】それによって、書込装置201から出力画
像データに応じて変調されたレーザ光が書込用の光学系
を通って射出され、図8にも明示するように、矢示方向
に回転する感光体ドラム202の表面を露光(第1露
光)する。その感光体ドラム202の表面は、予め第1
帯電チャージャ203によって全面が均一に所定の高電
位に帯電されており、レーザ光の照射を受けると、その
光強度に応じて電荷が消失して電位が変化し、画像に対
応する電位分布つまり静電潜像が形成される。
像データに応じて変調されたレーザ光が書込用の光学系
を通って射出され、図8にも明示するように、矢示方向
に回転する感光体ドラム202の表面を露光(第1露
光)する。その感光体ドラム202の表面は、予め第1
帯電チャージャ203によって全面が均一に所定の高電
位に帯電されており、レーザ光の照射を受けると、その
光強度に応じて電荷が消失して電位が変化し、画像に対
応する電位分布つまり静電潜像が形成される。
【0041】感光体ドラム202に形成された静電潜像
は、それが黒現像ユニット204を通過する時に、2段
の現像ローラR1,R2(図8)によって供給される2
成分現像剤と接触し、その黒トナーの吸着によって可視
化され、黒トナー像を形成する。
は、それが黒現像ユニット204を通過する時に、2段
の現像ローラR1,R2(図8)によって供給される2
成分現像剤と接触し、その黒トナーの吸着によって可視
化され、黒トナー像を形成する。
【0042】次いで、第2帯電チャージャ205によっ
て黒画像の形成により減衰した感光体ドラム202の表
面電位をコロナ放電によって復帰させる。そして、第2
露光用のLED(発光ダイオード)206によって赤画
像に対応してLEDが発光し、感光体ドラム202上に
赤画像の静電潜像を形成する。そして、赤現像ユニット
207によって非磁性1成分非接触現像により、先に形
成されている黒画像を乱す事なく、赤画像部に帯電した
赤トナーを付着させ、赤トナー像を形成する。
て黒画像の形成により減衰した感光体ドラム202の表
面電位をコロナ放電によって復帰させる。そして、第2
露光用のLED(発光ダイオード)206によって赤画
像に対応してLEDが発光し、感光体ドラム202上に
赤画像の静電潜像を形成する。そして、赤現像ユニット
207によって非磁性1成分非接触現像により、先に形
成されている黒画像を乱す事なく、赤画像部に帯電した
赤トナーを付着させ、赤トナー像を形成する。
【0043】一方、給紙カセット212又は213のう
ち選択されたものから記録紙(普通紙)が給紙ローラ群
214又は215によって繰り出され、その記録紙はレ
ジストローラ対216によって、感光体ドラム202上
のトナー像の形成タイミングに同期して感光体ドラム2
02の表面に重なるように送り込まれる。続いて、プラ
スのバイアス電圧を印加された転写ベルト208によっ
て、マイナスに帯電した黒と赤のトナー像を記録紙P
(図8)に転写する。その転写後、記録紙Pを分離爪2
09によって感光体ドラム202から分離させて、転写
ベルト208によって定着ユニット217へ搬送し、そ
の定着ユニット217によって記録紙上のトナー像を熱
定着する。その後、その記録紙は排紙ローラ群218に
よって排紙トレイ219上に排出される。
ち選択されたものから記録紙(普通紙)が給紙ローラ群
214又は215によって繰り出され、その記録紙はレ
ジストローラ対216によって、感光体ドラム202上
のトナー像の形成タイミングに同期して感光体ドラム2
02の表面に重なるように送り込まれる。続いて、プラ
スのバイアス電圧を印加された転写ベルト208によっ
て、マイナスに帯電した黒と赤のトナー像を記録紙P
(図8)に転写する。その転写後、記録紙Pを分離爪2
09によって感光体ドラム202から分離させて、転写
ベルト208によって定着ユニット217へ搬送し、そ
の定着ユニット217によって記録紙上のトナー像を熱
定着する。その後、その記録紙は排紙ローラ群218に
よって排紙トレイ219上に排出される。
【0044】一方、トナー像の転写及び記録紙の分離
後、感光体ドラム202の表面の残留トナーをクリーニ
ングユニット210のクリーニングブラシBKとクリー
ニングブレードCBによってクリーニングし、除電用L
ED211による全面露光と除電チャージャのACコロ
ナ放電によって残留電荷を消去して、次回の画像形成に
備える。
後、感光体ドラム202の表面の残留トナーをクリーニ
ングユニット210のクリーニングブラシBKとクリー
ニングブレードCBによってクリーニングし、除電用L
ED211による全面露光と除電チャージャのACコロ
ナ放電によって残留電荷を消去して、次回の画像形成に
備える。
【0045】また、220は手指しトレイであり、給紙
カセツト212,213にセットされている記録紙と異
なるサイズや種類の記録紙にコピーしたい場合に、ここ
からその記録紙を挿入して給紙させることができる。ま
た、両面コピー又は合成コピーを行なう場合には、定着
ユニット217から送出される片面コピー済の記録紙
を、排紙ローラ群218の搬送路切り換えによって再給
紙経路221へ導き、そこから再び感光体ドラム202
と転写ベルト208との間へ給送する。
カセツト212,213にセットされている記録紙と異
なるサイズや種類の記録紙にコピーしたい場合に、ここ
からその記録紙を挿入して給紙させることができる。ま
た、両面コピー又は合成コピーを行なう場合には、定着
ユニット217から送出される片面コピー済の記録紙
を、排紙ローラ群218の搬送路切り換えによって再給
紙経路221へ導き、そこから再び感光体ドラム202
と転写ベルト208との間へ給送する。
【0046】図9は、このデジタル複写機1の操作部の
一例を示す平面図である。この操作部21は、図で左端
部寄りに、図6に示したアプリケーション部3の機能選
択に使用するキー群、すなわち採点キー11,グラフキ
ー12,表キー13,出題キー14,及び登録キー15
が設けられている。これらの各キーによって、答案用紙
を採点する採点モード、一連の採点後あるいは蓄積した
採点データのグラフ化又は表化モード、問題用紙を作成
する出題モード、新たな問題用紙のデータを登録する登
録モードを選択することができる。
一例を示す平面図である。この操作部21は、図で左端
部寄りに、図6に示したアプリケーション部3の機能選
択に使用するキー群、すなわち採点キー11,グラフキ
ー12,表キー13,出題キー14,及び登録キー15
が設けられている。これらの各キーによって、答案用紙
を採点する採点モード、一連の採点後あるいは蓄積した
採点データのグラフ化又は表化モード、問題用紙を作成
する出題モード、新たな問題用紙のデータを登録する登
録モードを選択することができる。
【0047】34は図6にも示したLCDであり、これ
らの各モードにおけるガイダンスや採点結果の点数など
を表示する。この操作部21には、これらの他に通常の
コピーモードでも使用するスタートキー16、コピー枚
数や問題用紙作成部数等の数値入力用のテンキー17、
液晶タッチパネルを用いた表示・入力部18、用紙サイ
ズ,濃度,変倍率等の各種選択キー19を備えている。
らの各モードにおけるガイダンスや採点結果の点数など
を表示する。この操作部21には、これらの他に通常の
コピーモードでも使用するスタートキー16、コピー枚
数や問題用紙作成部数等の数値入力用のテンキー17、
液晶タッチパネルを用いた表示・入力部18、用紙サイ
ズ,濃度,変倍率等の各種選択キー19を備えている。
【0048】採点結果出力時の機能としての合成プリン
ト(答案用紙の画像を黒、採点結果の画像を赤で同時に
プリントする)、データの送信/受信、外部記憶装置へ
のデータ格納あるいはそれからのデータ読み込みなど
も、各種選択キー19のいずれかあるいは表示・入力部
18のタッチ入力等によって選択できる。
ト(答案用紙の画像を黒、採点結果の画像を赤で同時に
プリントする)、データの送信/受信、外部記憶装置へ
のデータ格納あるいはそれからのデータ読み込みなど
も、各種選択キー19のいずれかあるいは表示・入力部
18のタッチ入力等によって選択できる。
【0049】次に、このデジタル複写機1における図6
に示したデジタル複写部2とアプリケーション部3を一
体化したデータ処理及び制御系の構成例を図10に示
す。40はCPUバスで、図示のように各部をコピー制
御用CPU20及びアプリ制御用CPU30に接続して
いる。このCPUバス40の上側に並んでいるのが、主
としてコピー制御用CPU20によって制御あるいは使
用されるデジタル複写部2側の各部であり、前述したス
キャナ部100とプリンタ部200及び操作部21の他
に、ROM22,RAM23,画像メモリ24,画像処
理部25,及び通信制御部26等を備えている。
に示したデジタル複写部2とアプリケーション部3を一
体化したデータ処理及び制御系の構成例を図10に示
す。40はCPUバスで、図示のように各部をコピー制
御用CPU20及びアプリ制御用CPU30に接続して
いる。このCPUバス40の上側に並んでいるのが、主
としてコピー制御用CPU20によって制御あるいは使
用されるデジタル複写部2側の各部であり、前述したス
キャナ部100とプリンタ部200及び操作部21の他
に、ROM22,RAM23,画像メモリ24,画像処
理部25,及び通信制御部26等を備えている。
【0050】ROM22は、CPU20あるいはCPU
30が使用するアプリケーション・プログラムやフォン
トデータなどを格納する固定メモリ、RAM23は入力
データのバッファメモリ,CPUの作業メモリ,認識結
果や採点結果等の一時記憶メモリなどに使用されるメモ
リ、画像メモリ24はスキャナ部100で読み取った原
稿の画像データ(画像情報)を、画像処理部25で処理し
た後記憶するメモリであるが、RAM23の一部を使用
してもよい。画像処理部25の詳細は後述する。
30が使用するアプリケーション・プログラムやフォン
トデータなどを格納する固定メモリ、RAM23は入力
データのバッファメモリ,CPUの作業メモリ,認識結
果や採点結果等の一時記憶メモリなどに使用されるメモ
リ、画像メモリ24はスキャナ部100で読み取った原
稿の画像データ(画像情報)を、画像処理部25で処理し
た後記憶するメモリであるが、RAM23の一部を使用
してもよい。画像処理部25の詳細は後述する。
【0051】通信制御部26は外部のパーソナルコンピ
ュータやワークステーション等のデータベース装置5と
ネットワークを介してデータの授受を行なうための通信
を制御する。なお、図示を省略しているが、モデム及び
網性御部も備えてファクシミリ通信も行なえるようにし
てもよい。CPUバス40の下側に並んでいるのが、主
としてアプリ制御用CPU30によって制御あるいは使
用されるアプリケーション部3側の各部であり、バーコ
ード認識部35,OCR部36,辞書検索部37及び辞
書38,採点処理部39,作画部41,データ記憶部4
2,及び外部記憶装置6等を備えている。
ュータやワークステーション等のデータベース装置5と
ネットワークを介してデータの授受を行なうための通信
を制御する。なお、図示を省略しているが、モデム及び
網性御部も備えてファクシミリ通信も行なえるようにし
てもよい。CPUバス40の下側に並んでいるのが、主
としてアプリ制御用CPU30によって制御あるいは使
用されるアプリケーション部3側の各部であり、バーコ
ード認識部35,OCR部36,辞書検索部37及び辞
書38,採点処理部39,作画部41,データ記憶部4
2,及び外部記憶装置6等を備えている。
【0052】バーコード認識部35は、スキャナ部10
0が読み取った画像データから、答案用紙に印刷されて
いる問題を特定するバーコード、あるいは個々の問題に
対する正解を示すバーコード等のバーコードを認識す
る。OCR部36は、スキャナ部100が読み取った画
像データから、問題用紙あるいは答案用紙に印刷されて
いる問題の文字や解答欄などの罫線、受験者番号や解答
の手書きされた文字,記号又はマークを認識するが、そ
の認識した文字等を辞書検索部37によって辞書38を
検索して照合する。
0が読み取った画像データから、答案用紙に印刷されて
いる問題を特定するバーコード、あるいは個々の問題に
対する正解を示すバーコード等のバーコードを認識す
る。OCR部36は、スキャナ部100が読み取った画
像データから、問題用紙あるいは答案用紙に印刷されて
いる問題の文字や解答欄などの罫線、受験者番号や解答
の手書きされた文字,記号又はマークを認識するが、そ
の認識した文字等を辞書検索部37によって辞書38を
検索して照合する。
【0053】採点処理部39は、この発明の主要な機能
である答案用紙の採点及び問題用紙データの登録係る処
理を行なうが、その詳細は後述する。作画部41は、問
題用紙データ、採点結果の点数及び各解答の正否を示す
○,×,△等のパターン、あるいはさらに正解の文字や
記号,注釈等をプリント出力する際に、それを画像情報
(イメージデータ)に変換する作画処理を行なう。
である答案用紙の採点及び問題用紙データの登録係る処
理を行なうが、その詳細は後述する。作画部41は、問
題用紙データ、採点結果の点数及び各解答の正否を示す
○,×,△等のパターン、あるいはさらに正解の文字や
記号,注釈等をプリント出力する際に、それを画像情報
(イメージデータ)に変換する作画処理を行なう。
【0054】データ記憶部42は、スキャナ部100か
ら読み込んで判別したり、データベース装置5から読み
込んだ問題データや正解データと配点データ,注釈デー
タ,採点結果及び採点パターン(○,×,△等),なら
びに管理データなどを記憶するメモリである。外部記憶
装置6は、図6においても説明したように、光磁気ディ
スク装置(MOD),フロッピディスク装置(FD
D),ハードディスク装置(HDD)等の外部に取り出
し可能な記憶媒体にデータを記憶させる記憶装置であ
る。
ら読み込んで判別したり、データベース装置5から読み
込んだ問題データや正解データと配点データ,注釈デー
タ,採点結果及び採点パターン(○,×,△等),なら
びに管理データなどを記憶するメモリである。外部記憶
装置6は、図6においても説明したように、光磁気ディ
スク装置(MOD),フロッピディスク装置(FD
D),ハードディスク装置(HDD)等の外部に取り出
し可能な記憶媒体にデータを記憶させる記憶装置であ
る。
【0055】ここで、この実施例におけるスキャナ部1
00による読み取りデータの処理系について説明する。
図11はこのデジタル複写機1の制御部の主として画像
処理に係わる部分の概略を示すブロック構成図であり、
ビデオ処理回路51,画像処理回路52,セレクタ5
3,ビデオ書込処理回路54,LD制御部55及びLE
D制御部56等からなり、図10に示したコピー制御用
CPU20によって制御される。
00による読み取りデータの処理系について説明する。
図11はこのデジタル複写機1の制御部の主として画像
処理に係わる部分の概略を示すブロック構成図であり、
ビデオ処理回路51,画像処理回路52,セレクタ5
3,ビデオ書込処理回路54,LD制御部55及びLE
D制御部56等からなり、図10に示したコピー制御用
CPU20によって制御される。
【0056】CCDカラーイメージセンサ106とビデ
オ処理回路51はスキャナ部100に属し、ビデオ処理
回路51は、図7に示したCCDカラーイメージセンサ
106から原稿画像に応じて出力されるR,G,Bの各
信号をA/D変換して、黒オフセット補正,シェーディ
ング補正,画素位置補正等を行ない、多値の赤画像デー
タDR,緑画像データDG,青画像データDBを出力す
る。
オ処理回路51はスキャナ部100に属し、ビデオ処理
回路51は、図7に示したCCDカラーイメージセンサ
106から原稿画像に応じて出力されるR,G,Bの各
信号をA/D変換して、黒オフセット補正,シェーディ
ング補正,画素位置補正等を行ない、多値の赤画像デー
タDR,緑画像データDG,青画像データDBを出力す
る。
【0057】画像処理回路52は、図10における画像
処理部25に含まれ、図12に示すように色分離回路6
1,MTF補正回路62,2値化回路63,変倍回路6
4,γ補正回路65,及び画質処理回路66からなり、
それらによってビデオ処理回路51から入力される各色
の画像データDR,DG,DBに対して画像処理を施
す。
処理部25に含まれ、図12に示すように色分離回路6
1,MTF補正回路62,2値化回路63,変倍回路6
4,γ補正回路65,及び画質処理回路66からなり、
それらによってビデオ処理回路51から入力される各色
の画像データDR,DG,DBに対して画像処理を施
す。
【0058】この画像処理回路52から出力される多値
の黒画像データBKDと2値の赤画像データRDは画像
メモリ24に一旦記憶され、それが読み出されてセレク
タ53に入力し、通常のコピーモード時にはプリンタ部
200のビデオ書込処理回路へ送られるが、採点モード
時にはアプリケーション部3へ送られる。このセレクタ
53も一部は画像処理部25に属し、そこで各画像デー
タをビデオ書込処理回路54へ送る際に、必要に応じて
加工(中抜き,影付け,斜体等)や編集(移動,合成
等)を行なうことができる。
の黒画像データBKDと2値の赤画像データRDは画像
メモリ24に一旦記憶され、それが読み出されてセレク
タ53に入力し、通常のコピーモード時にはプリンタ部
200のビデオ書込処理回路へ送られるが、採点モード
時にはアプリケーション部3へ送られる。このセレクタ
53も一部は画像処理部25に属し、そこで各画像デー
タをビデオ書込処理回路54へ送る際に、必要に応じて
加工(中抜き,影付け,斜体等)や編集(移動,合成
等)を行なうことができる。
【0059】また、採点結果や問題用紙をプリントする
際には、アプリケーション部3から作画部41で生成さ
れた画像データがこのセレクタ53に入力する。採点結
果を出力する場合は赤画像データRDのみであり、画像
メモリ24から読み込まれた答案用紙の黒画像データB
KDと合成してビデオ書込処理回路54へ送出される。
問題用紙を出力する場合は黒画像データBKDのみであ
り、そのままビデオ書込処理回路54へ送出される。
際には、アプリケーション部3から作画部41で生成さ
れた画像データがこのセレクタ53に入力する。採点結
果を出力する場合は赤画像データRDのみであり、画像
メモリ24から読み込まれた答案用紙の黒画像データB
KDと合成してビデオ書込処理回路54へ送出される。
問題用紙を出力する場合は黒画像データBKDのみであ
り、そのままビデオ書込処理回路54へ送出される。
【0060】ビデオ書込処理回路54は、セレクタ53
から入力される各画像データをプリンタ部200の書き
込み速度に対応できるビデオ信号に変換し、黒画像デー
タBKDに応じてLD制御部55を制御して、図7に示
した書込装置201のレーザダイオード(LD)223
の発光を変調制御させる。また、赤画像データRDがあ
る場合には、それに応じてLED制御部56を制御し
て、図7及び図8に示したLED206の発光をオン/
オフ制御させる。
から入力される各画像データをプリンタ部200の書き
込み速度に対応できるビデオ信号に変換し、黒画像デー
タBKDに応じてLD制御部55を制御して、図7に示
した書込装置201のレーザダイオード(LD)223
の発光を変調制御させる。また、赤画像データRDがあ
る場合には、それに応じてLED制御部56を制御し
て、図7及び図8に示したLED206の発光をオン/
オフ制御させる。
【0061】ここで、ビデオ処理回路51及び画像処理
回路52における処理について、さらに詳細に説明す
る。CCDカラーイメージセンサ106によって読み取
られたR,G,Bの画像信号は、ビデオ処理回路51で
適正なゲインを与えられてA/D変換され、黒オフセッ
ト補正,シェーディング補正,画素位置補正が行なわ
れ、所定のクロックに同期した8ビットのデジタルデー
タである赤画像データDR,緑画像データDG,青画像
データDBとして出力される。
回路52における処理について、さらに詳細に説明す
る。CCDカラーイメージセンサ106によって読み取
られたR,G,Bの画像信号は、ビデオ処理回路51で
適正なゲインを与えられてA/D変換され、黒オフセッ
ト補正,シェーディング補正,画素位置補正が行なわ
れ、所定のクロックに同期した8ビットのデジタルデー
タである赤画像データDR,緑画像データDG,青画像
データDBとして出力される。
【0062】黒オフセット補正とはCCD106の暗電
流の黒レベルを画像データから減算する補正である。シ
ェーディング補正とは、主走査方向の露光ランプ104
(図7)の光量むらやCCD106の各色用センサの画
素間の感度差によるむらを除くため、原稿走査開始前に
濃度の均一な白板を読み取ってそのデータを各画素毎に
記憶し、原稿読み取り中の画像データを記憶した各画素
毎の白板のデータで除算することにより補正を行なうこ
とである。画素位置補正とは、CCD106として3ラ
インのものを用いた場合、副走査方向の画素の位置ずれ
があるため、それを補正することである。
流の黒レベルを画像データから減算する補正である。シ
ェーディング補正とは、主走査方向の露光ランプ104
(図7)の光量むらやCCD106の各色用センサの画
素間の感度差によるむらを除くため、原稿走査開始前に
濃度の均一な白板を読み取ってそのデータを各画素毎に
記憶し、原稿読み取り中の画像データを記憶した各画素
毎の白板のデータで除算することにより補正を行なうこ
とである。画素位置補正とは、CCD106として3ラ
インのものを用いた場合、副走査方向の画素の位置ずれ
があるため、それを補正することである。
【0063】画像処理回路52は図12に示すように構
成され、ビデオ処理回路51から出力されるRGBの画
像データDR,DG,DBを、色分離回路61で多値の
黒画像データと赤画像データとに分離して、黒画像デー
タに対しては8ビットのままMTF補正回路62でMT
F補正を施し、赤画像データに対しては2値化回路63
で固定しきい値による2値化を行なって1ビットにす
る。
成され、ビデオ処理回路51から出力されるRGBの画
像データDR,DG,DBを、色分離回路61で多値の
黒画像データと赤画像データとに分離して、黒画像デー
タに対しては8ビットのままMTF補正回路62でMT
F補正を施し、赤画像データに対しては2値化回路63
で固定しきい値による2値化を行なって1ビットにす
る。
【0064】そして、それぞれ変倍回路64で主走査方
向の電気変倍を行ない、さらにγ補正回路65でγ補正
を行った後、画質処理回路66でディザや誤差拡散など
の画質処理(階調処理)を行なう。なお、MTF補正と
は光学的な周波数特性の劣化などを2次元の空間フィル
タで補正することである。
向の電気変倍を行ない、さらにγ補正回路65でγ補正
を行った後、画質処理回路66でディザや誤差拡散など
の画質処理(階調処理)を行なう。なお、MTF補正と
は光学的な周波数特性の劣化などを2次元の空間フィル
タで補正することである。
【0065】この実施例の画像処理装置を通常のコピー
モードで使用する際には、図7に示したコンタクトガラ
ス101上に原稿を画像面を下向きにしてセットし、図
11に示した操作部21のテンキー17によってコピー
枚数指定した後(1枚の場合は枚数指定不要)、スター
トキー16を押せば、スキャナ部100によってその原
稿の画像を読み取り、その画像データを画像処理部25
によって上述のような画像処理を施して画像メモリ24
に記憶した後、それをプリンタ部200で記録紙に指定
された枚数だけ画像形成してコピーとして排出する。こ
の実施例の画像処理装置は2色のカラーコピーを行なう
ことができるが、その動作は従来の2色デジタル複写機
と同じなので、詳細な説明は省略する。
モードで使用する際には、図7に示したコンタクトガラ
ス101上に原稿を画像面を下向きにしてセットし、図
11に示した操作部21のテンキー17によってコピー
枚数指定した後(1枚の場合は枚数指定不要)、スター
トキー16を押せば、スキャナ部100によってその原
稿の画像を読み取り、その画像データを画像処理部25
によって上述のような画像処理を施して画像メモリ24
に記憶した後、それをプリンタ部200で記録紙に指定
された枚数だけ画像形成してコピーとして排出する。こ
の実施例の画像処理装置は2色のカラーコピーを行なう
ことができるが、その動作は従来の2色デジタル複写機
と同じなので、詳細な説明は省略する。
【0066】次に、このデジタル複写機1によるこの発
明に係る処理についてフローチャート等を用いて説明す
る。図13は、この発明の第1実施例による問題登録時
の処理フローを示す図である。この処理において、ステ
ップS1で図9に示した操作部21において新規に問題
を登録する処理を選択する登録キー15がONされた
後、スキャナ部100に原稿(問題用紙)がセットされ
ると、ステップS2においてその原稿面をスキャンして
画像入力を行なう。ステップS3において入力された画
像データ(イメ―ジデータ)を図10の画像メモリ24
上に記憶する。
明に係る処理についてフローチャート等を用いて説明す
る。図13は、この発明の第1実施例による問題登録時
の処理フローを示す図である。この処理において、ステ
ップS1で図9に示した操作部21において新規に問題
を登録する処理を選択する登録キー15がONされた
後、スキャナ部100に原稿(問題用紙)がセットされ
ると、ステップS2においてその原稿面をスキャンして
画像入力を行なう。ステップS3において入力された画
像データ(イメ―ジデータ)を図10の画像メモリ24
上に記憶する。
【0067】そして、ステップS4において、その記憶
した画像データの罫線認識を行なう。この罫線認識は、
公知の罫線認識技術を用いて認識を行ない、ステップS
5においてその罫線認識結果を、図14の(1)に示す
罫線情報データのメモリマップでRAM23に格納す
る。このステップS2〜S5を以下の説明において罫線
認識処理Aと称する。
した画像データの罫線認識を行なう。この罫線認識は、
公知の罫線認識技術を用いて認識を行ない、ステップS
5においてその罫線認識結果を、図14の(1)に示す
罫線情報データのメモリマップでRAM23に格納す
る。このステップS2〜S5を以下の説明において罫線
認識処理Aと称する。
【0068】次いで、ステップS6において文字を認識
を行なう。この文字認識は公知のOCR技術を用いて文
字を認識する。そして、ステップS7においてその文字
認識結果を、図14の(2)に示す問題位置情報データ
及び(3)に示す問題文字コ―ドデータのメモリ,マッ
プでRAM23に格納する。このステップS6とS7を
以下の説明において文字認識処理Bと称する。そして、
ステップS8において、ステップS5及びS7において
格納した罫線及び文字認識結果のメモリ量が図10のデ
ータ記憶部42に新規に記憶できるか否か、すなわち新
たな問題登録が可能であるかどうかを、データ記憶部4
2の残メモリ容量と比較して判断する。
を行なう。この文字認識は公知のOCR技術を用いて文
字を認識する。そして、ステップS7においてその文字
認識結果を、図14の(2)に示す問題位置情報データ
及び(3)に示す問題文字コ―ドデータのメモリ,マッ
プでRAM23に格納する。このステップS6とS7を
以下の説明において文字認識処理Bと称する。そして、
ステップS8において、ステップS5及びS7において
格納した罫線及び文字認識結果のメモリ量が図10のデ
ータ記憶部42に新規に記憶できるか否か、すなわち新
たな問題登録が可能であるかどうかを、データ記憶部4
2の残メモリ容量と比較して判断する。
【0069】このステップS8でNoの場合(登録が不
可能な場合)は、ステップS13において、図9に示し
た操作部21のLCD34の画面に警告表示を行なって
登録が不可能な旨をユ―ザ―に伝える。ステップS8で
Yesの場合は、ステップS9において現在登録を行な
う問題のタイトルやジャンル、問題レベル等の情報を操
作部21から入力する。その入力作業が完了するとステ
ップS10へ進み、ステップS5,S7において格納し
た図14に示した形式のメモリ情報を、データ記憶部4
2の予め決定されている罫線及び問題を登録するエリア
に格納する。
可能な場合)は、ステップS13において、図9に示し
た操作部21のLCD34の画面に警告表示を行なって
登録が不可能な旨をユ―ザ―に伝える。ステップS8で
Yesの場合は、ステップS9において現在登録を行な
う問題のタイトルやジャンル、問題レベル等の情報を操
作部21から入力する。その入力作業が完了するとステ
ップS10へ進み、ステップS5,S7において格納し
た図14に示した形式のメモリ情報を、データ記憶部4
2の予め決定されている罫線及び問題を登録するエリア
に格納する。
【0070】その後、ステップS11においてステップ
S10で登録した問題に対する正解データを操作部21
等から入力し、それをステップS12においてステップ
S10で登録した問題に対応づけて登録する。このステ
ップS10からS12までの問題用紙データ登録から正
解データ登録までの処理内容を、図16に更に詳しいフ
ローチャートで示す。
S10で登録した問題に対する正解データを操作部21
等から入力し、それをステップS12においてステップ
S10で登録した問題に対応づけて登録する。このステ
ップS10からS12までの問題用紙データ登録から正
解データ登録までの処理内容を、図16に更に詳しいフ
ローチャートで示す。
【0071】この図16において、ステップS50で新
規な問題を登録するために、現在データ記憶部42に登
録されている図14の(1)〜(3)に示した罫線情報
データ,問題位置情報データ,問題文字コ―ドデータの
最終アドレス(新規問題を登録するためのデータ格納先
頭アドレス)を取得する.そして、ステップS51,S
52,S53において、図13のステップS5及びステ
ップS7でRAM23に一時的に記憶したそれぞれの記
憶領域の先頭メモりアドレスから、罫線情報データ,問
題文字位置情報データ,及び問題文字コード(テキスト)
データを、データ記憶部42の所定の記憶領域に転送し
て記憶する。
規な問題を登録するために、現在データ記憶部42に登
録されている図14の(1)〜(3)に示した罫線情報
データ,問題位置情報データ,問題文字コ―ドデータの
最終アドレス(新規問題を登録するためのデータ格納先
頭アドレス)を取得する.そして、ステップS51,S
52,S53において、図13のステップS5及びステ
ップS7でRAM23に一時的に記憶したそれぞれの記
憶領域の先頭メモりアドレスから、罫線情報データ,問
題文字位置情報データ,及び問題文字コード(テキスト)
データを、データ記憶部42の所定の記憶領域に転送し
て記憶する。
【0072】その後、ステップS54において次の新規
データを登録するために現在書き込んだメモリの最終の
アドレスをそれぞれ保持しておく。これは不揮発性メモ
リを用意し、そのメモリ上に格納しておく。図13のス
テップS11の正解入力とS12の正解データ登録の処
理は、図16のステップS56,S57に示すように登
録する問題数分実行される。
データを登録するために現在書き込んだメモリの最終の
アドレスをそれぞれ保持しておく。これは不揮発性メモ
リを用意し、そのメモリ上に格納しておく。図13のス
テップS11の正解入力とS12の正解データ登録の処
理は、図16のステップS56,S57に示すように登
録する問題数分実行される。
【0073】この発明の第2実施例によれば、正解デー
タを操作部21から入力せずに、正解を記載した原稿を
スキャナ部100で読み取って入力するようにすること
ができる。その場合には、操作部21で問題と正解を連
続して入力する旨を指示し、図13のステップS1〜S
10までを連続で繰り返すことにより、問題データと共
に正解データも自動的に登録することが出来る。
タを操作部21から入力せずに、正解を記載した原稿を
スキャナ部100で読み取って入力するようにすること
ができる。その場合には、操作部21で問題と正解を連
続して入力する旨を指示し、図13のステップS1〜S
10までを連続で繰り返すことにより、問題データと共
に正解データも自動的に登録することが出来る。
【0074】その場合の図13におけるステップS10
からS12までに相当する登録処理を図17に示す。こ
の図17におけるステップS50〜S53とS54は、
前述した図16の対応する各ステップと同じであるが、
そのステップS53とS54の間にステップS59aと
S59bが入り、図16におけるステップS55〜S5
8の処理は行なわない。
からS12までに相当する登録処理を図17に示す。こ
の図17におけるステップS50〜S53とS54は、
前述した図16の対応する各ステップと同じであるが、
そのステップS53とS54の間にステップS59aと
S59bが入り、図16におけるステップS55〜S5
8の処理は行なわない。
【0075】そのステップS59aでは正解データ位置
情報格納の処理を、ステップS59bでは正解文字コー
ド(テキスト)データ格納の処理を行なう。正解データ
位置情報と正解文字コードデータは、スキャナ部100
で正解原稿(問題原稿の一部に含まれていてもよい)を
読み取った時に、図13の罫線認識処理A及び文字認識
処理Bによって認識して、図15の(4)に示す正解位
置情報データ及び(5)に示す正解文字コ―ドデータの
メモリマップでRAM23に格納したデータである。
情報格納の処理を、ステップS59bでは正解文字コー
ド(テキスト)データ格納の処理を行なう。正解データ
位置情報と正解文字コードデータは、スキャナ部100
で正解原稿(問題原稿の一部に含まれていてもよい)を
読み取った時に、図13の罫線認識処理A及び文字認識
処理Bによって認識して、図15の(4)に示す正解位
置情報データ及び(5)に示す正解文字コ―ドデータの
メモリマップでRAM23に格納したデータである。
【0076】次に、この発明の第3実施例による問題登
録時の処理を図18のフローチャートによって説明す
る。この処理においてもステップ1の操作部入力は図1
3と同様であり、ステップS13において読み取る原稿
の問題,正解,及びその他の領域をデジタイザやマ―カ
ペン等により指定することにより、ステップS14で図
13の罫線認識処理Aに相当する処理を実行した後、ス
テップS15〜S17で図13の文字認識処理Bに相当
する処理を、その他の領域,問題領域,及び正解領域に
おいてそれぞれ実行する。すなわち、文字認識処理を各
領域ごとに行なう。これ以降の処理は、図13と同様で
あるので図示を省略している。
録時の処理を図18のフローチャートによって説明す
る。この処理においてもステップ1の操作部入力は図1
3と同様であり、ステップS13において読み取る原稿
の問題,正解,及びその他の領域をデジタイザやマ―カ
ペン等により指定することにより、ステップS14で図
13の罫線認識処理Aに相当する処理を実行した後、ス
テップS15〜S17で図13の文字認識処理Bに相当
する処理を、その他の領域,問題領域,及び正解領域に
おいてそれぞれ実行する。すなわち、文字認識処理を各
領域ごとに行なう。これ以降の処理は、図13と同様で
あるので図示を省略している。
【0077】次に、この発明の第4実施例による問題登
録時の処理を図19及び図21のフローチャートと、図
20とによって説明する。図19において、図18の各
ステップと同じ処理を行なうステップには、同一ステッ
プ符号を付している。この実施例においては、図18に
おけるステップS13,S14に代えて、ステップS1
8の領域認識処理を行なって、問題領域,正解領域,及
びそれら以外の領域(その他領域)の各領域を認識(識
別)し、その後ステップS15〜S17で各領域ごとに
文字認識処理Bを実行する。
録時の処理を図19及び図21のフローチャートと、図
20とによって説明する。図19において、図18の各
ステップと同じ処理を行なうステップには、同一ステッ
プ符号を付している。この実施例においては、図18に
おけるステップS13,S14に代えて、ステップS1
8の領域認識処理を行なって、問題領域,正解領域,及
びそれら以外の領域(その他領域)の各領域を認識(識
別)し、その後ステップS15〜S17で各領域ごとに
文字認識処理Bを実行する。
【0078】この実施例では図20に示すように、問題
とその正解を記載した原稿7の外周に沿う縦横の所定幅
の領域内に、問題領域Ma及び正解領域Kaのそれぞれ
開始位置及び終了位置を示す特定のマーク又は記号
(「領域指定マーク」と称する)を記入又は印刷してお
く。この図20の例では、問題領域Maの開始位置及び
終了位置を黒三角の領域指定マークで指定し、正解領域
Kaの開始位置及び終了位置を黒丸の領域指定マークで
指定している。また、これらの領域指定マークを記入す
る原稿7の上辺に沿う領域を1の領域、左辺に沿う領域
を2の領域、右辺に沿う領域を3の領域、そして下辺に
沿う領域を4の領域とする。
とその正解を記載した原稿7の外周に沿う縦横の所定幅
の領域内に、問題領域Ma及び正解領域Kaのそれぞれ
開始位置及び終了位置を示す特定のマーク又は記号
(「領域指定マーク」と称する)を記入又は印刷してお
く。この図20の例では、問題領域Maの開始位置及び
終了位置を黒三角の領域指定マークで指定し、正解領域
Kaの開始位置及び終了位置を黒丸の領域指定マークで
指定している。また、これらの領域指定マークを記入す
る原稿7の上辺に沿う領域を1の領域、左辺に沿う領域
を2の領域、右辺に沿う領域を3の領域、そして下辺に
沿う領域を4の領域とする。
【0079】図19におけるステップS18の領域認識
処理の詳細を図21のフローチャートに示す。この処理
では、まず図20の1の領域の領域指定マークを識別検
知し、その位置座標Mxs,Kxsを問題領域と正解領域の
各開始位置のX座標として記憶する。次いで、2の領域
の領域指定マークを識別検知し、その位置座標Mys,K
ysを問題領域と正解領域の各開始位置のY座標として記
憶する。それによって、問題領域の開始XY座標(Mx
s,Mys)と正解領域の開始XY座標(Kxs,Kys)を
取得する。
処理の詳細を図21のフローチャートに示す。この処理
では、まず図20の1の領域の領域指定マークを識別検
知し、その位置座標Mxs,Kxsを問題領域と正解領域の
各開始位置のX座標として記憶する。次いで、2の領域
の領域指定マークを識別検知し、その位置座標Mys,K
ysを問題領域と正解領域の各開始位置のY座標として記
憶する。それによって、問題領域の開始XY座標(Mx
s,Mys)と正解領域の開始XY座標(Kxs,Kys)を
取得する。
【0080】その後、3の領域の領域指定マークを識別
検知し、その位置座標Mye,Kyeを問題領域と正解領域
の各終了位置のY座標として記憶する。次いで、4の領
域の領域指定マークを識別検知し、その位置座標Mxe,
Kxeを問題領域と正解領域の各終了位置のX座標として
記憶する。それによって、問題領域の終了XY座標(M
xe,Mye)と正解領域の終了XY座標(Kxe,Kye)を
取得する。これによって、問題領域Maと正解領域Ka
及びその他領域を識別することができる。
検知し、その位置座標Mye,Kyeを問題領域と正解領域
の各終了位置のY座標として記憶する。次いで、4の領
域の領域指定マークを識別検知し、その位置座標Mxe,
Kxeを問題領域と正解領域の各終了位置のX座標として
記憶する。それによって、問題領域の終了XY座標(M
xe,Mye)と正解領域の終了XY座標(Kxe,Kye)を
取得する。これによって、問題領域Maと正解領域Ka
及びその他領域を識別することができる。
【0081】次に、この発明の第5実施例による問題登
録時の処理を図22のフローチャートによって説明す
る。この図22の処理を開始すると、まずステップS6
0で前述の各実施例と同様に操作部21からの問題登録
の指示等を入力し、ステップS61で罫線認識処理A
(図13のステップS2〜S5参照)を実行する。
録時の処理を図22のフローチャートによって説明す
る。この図22の処理を開始すると、まずステップS6
0で前述の各実施例と同様に操作部21からの問題登録
の指示等を入力し、ステップS61で罫線認識処理A
(図13のステップS2〜S5参照)を実行する。
【0082】その後、ステップS62で文字認識処理に
おける公知の手法である文字部の領域識別処理を行なっ
て、入力イメ―ジを所定スペ―スから判断し、ステップ
S63で領域数,各領域の開始・終了座標を記憶する。
そして、ステップS64で先に識別した領域内の行と判
定される全ての行を切り出し、ステップS65でその行
数及び各行の開始・終了座標を記憶する。さらに、ステ
ップS66でその切り出した各行内の単語を切り出し、
ステップS67において、その単語数及び各単語の開始
・終了座標を記憶する。
おける公知の手法である文字部の領域識別処理を行なっ
て、入力イメ―ジを所定スペ―スから判断し、ステップ
S63で領域数,各領域の開始・終了座標を記憶する。
そして、ステップS64で先に識別した領域内の行と判
定される全ての行を切り出し、ステップS65でその行
数及び各行の開始・終了座標を記憶する。さらに、ステ
ップS66でその切り出した各行内の単語を切り出し、
ステップS67において、その単語数及び各単語の開始
・終了座標を記憶する。
【0083】ステップS68では切り出した各単語内の
文字を切り出し、ステップS69においてその文字数を
記憶する。そして、ステップS70で文字認識を行な
い、ステップS71でその認識結果である文字コードを
記憶する。そして、ステップS72で問題開始フラグが
ONか否かを判断し、ONであればステップS79へス
キップするが、ONでなければステップS73へ進ん
で、最初の問題開始文字、すなわちこの第5実施例に使
用する問題開始記号の第1番目の記号であるか否かを判
断する。
文字を切り出し、ステップS69においてその文字数を
記憶する。そして、ステップS70で文字認識を行な
い、ステップS71でその認識結果である文字コードを
記憶する。そして、ステップS72で問題開始フラグが
ONか否かを判断し、ONであればステップS79へス
キップするが、ONでなければステップS73へ進ん
で、最初の問題開始文字、すなわちこの第5実施例に使
用する問題開始記号の第1番目の記号であるか否かを判
断する。
【0084】その結果、Noの場合はステップS74へ
進んで原稿中の最初の文字か否かを判断し、Yesであ
ればステップS75へ進み、その他情報の開始位置情報
として現在の文字の領域番号,行番号,単語番号,及び
それぞれの開始・終了座標,文字コ―ドへのポインタを
格納した後、ステップS82へ進む。ステップS74の
判断でNoであれば、何もせずに直接ステップS82へ
進む。そして、ステップS82で文字数終了か否かを判
断し、文字数終了までステップS70からのループを繰
返す。
進んで原稿中の最初の文字か否かを判断し、Yesであ
ればステップS75へ進み、その他情報の開始位置情報
として現在の文字の領域番号,行番号,単語番号,及び
それぞれの開始・終了座標,文字コ―ドへのポインタを
格納した後、ステップS82へ進む。ステップS74の
判断でNoであれば、何もせずに直接ステップS82へ
進む。そして、ステップS82で文字数終了か否かを判
断し、文字数終了までステップS70からのループを繰
返す。
【0085】ステップS73の判断がYesの場合はス
テップS76へ進み、問題1の開始位置情報として現在
の文字の領域番号,行番号,単語番号,及びそれぞれの
開始・終了座標,文字コ―ドへのポインタを格納する。
問題領域の開始はその他領域の終了を表わす。従って、
終了情報として現在の文字の領域番号,行番号,単語番
号,及びそれぞれの開始・終了座標,文字コ―ドへのポ
インタを格納する。
テップS76へ進み、問題1の開始位置情報として現在
の文字の領域番号,行番号,単語番号,及びそれぞれの
開始・終了座標,文字コ―ドへのポインタを格納する。
問題領域の開始はその他領域の終了を表わす。従って、
終了情報として現在の文字の領域番号,行番号,単語番
号,及びそれぞれの開始・終了座標,文字コ―ドへのポ
インタを格納する。
【0086】そして、ステップS78で問題開始フラグ
を立て、ステップS79の判断へ進む。ステップS72
の判断でYesの場合もステップS79の判断へ進む
が、ここでは現在処理中の文字が問題開始文字であるか
否かを判定する。その結果、NoであればステップS8
2,S83を経て単語数のル―プの先頭のステップS6
8へ戻る。YesであればステップS82で1つ前の文
字を問題Nの終了情報として現在の文字の領域番号,行
番号,単語番号,及びそれぞれの開始・終了座標,文字
コ―ドへのポインタを格納し、ステップS83で現在認
識した文字を問題N+1の開始位置情報として、現在の
文字の領域番号,行番号,単語番号,及びそれぞれの開
始・終了座標,文字コ―ドへのポインタを記憶する。
を立て、ステップS79の判断へ進む。ステップS72
の判断でYesの場合もステップS79の判断へ進む
が、ここでは現在処理中の文字が問題開始文字であるか
否かを判定する。その結果、NoであればステップS8
2,S83を経て単語数のル―プの先頭のステップS6
8へ戻る。YesであればステップS82で1つ前の文
字を問題Nの終了情報として現在の文字の領域番号,行
番号,単語番号,及びそれぞれの開始・終了座標,文字
コ―ドへのポインタを格納し、ステップS83で現在認
識した文字を問題N+1の開始位置情報として、現在の
文字の領域番号,行番号,単語番号,及びそれぞれの開
始・終了座標,文字コ―ドへのポインタを記憶する。
【0087】これらの処理を1原稿分繰り返すことによ
り、原稿内の全ての問題を認識して、それが原稿のどの
位置に存在するかを記憶し、コ―ドデータに変換された
問題内容の位置を把握することが出来る。
り、原稿内の全ての問題を認識して、それが原稿のどの
位置に存在するかを記憶し、コ―ドデータに変換された
問題内容の位置を把握することが出来る。
【0088】図23はこの第5実施例で読み込む問題用
紙の一例とその認識処理の説明図である。(a)は認識
処理前の入力原稿(問題用紙)の一例であり、1),
2),3),4),5)を入力問題における問題開始記
号(コード)とする。したがって、文字認識の際に1,
2,3等の数字の次の文字が「)」の場合に、問題領域
が開始されると判断する。△は問題領域マークである。
紙の一例とその認識処理の説明図である。(a)は認識
処理前の入力原稿(問題用紙)の一例であり、1),
2),3),4),5)を入力問題における問題開始記
号(コード)とする。したがって、文字認識の際に1,
2,3等の数字の次の文字が「)」の場合に、問題領域
が開始されると判断する。△は問題領域マークである。
【0089】(b)は図13のステップS4による罫線
認識結果、図22のステップS62による文字部の領域
識別処理結果、ステップS64の行切出し結果を示して
いる。すなわち、入力画像は2つの領域に領域識別さ
れ、実線で囲まれた領域は文字部と認識された領域であ
り、破線で囲まれた領域は行切出しの結果である。そし
て、太線に変換された部分は罫線として認識された結果
である。
認識結果、図22のステップS62による文字部の領域
識別処理結果、ステップS64の行切出し結果を示して
いる。すなわち、入力画像は2つの領域に領域識別さ
れ、実線で囲まれた領域は文字部と認識された領域であ
り、破線で囲まれた領域は行切出しの結果である。そし
て、太線に変換された部分は罫線として認識された結果
である。
【0090】前述した図22は、図13の文字認識処理
Bの動作を詳細に示したフローチャートでもあり、その
ステップS72からステップS81の問題開始記号を認
識、その他情報の認識内容を除くことにより、第1,
2,3,4実施例の文字認識処理Bとなる。ここで、問
題開始記号(コ―ド)を使用しない第1,2,3,4実
施例の場合の同一原稿上の複数の問題の識別例を図24
を用いて説明する。操作部21において、問題の単位が
1行単位であるか2行以上の矩形から作成されているか
を選択する入力キーを追加する。
Bの動作を詳細に示したフローチャートでもあり、その
ステップS72からステップS81の問題開始記号を認
識、その他情報の認識内容を除くことにより、第1,
2,3,4実施例の文字認識処理Bとなる。ここで、問
題開始記号(コ―ド)を使用しない第1,2,3,4実
施例の場合の同一原稿上の複数の問題の識別例を図24
を用いて説明する。操作部21において、問題の単位が
1行単位であるか2行以上の矩形から作成されているか
を選択する入力キーを追加する。
【0091】図24は1行単位で問題及びその正解が作
成されている問題用紙の例を示す図であり、この図24
において、その他領域Ea,問題領域Ma,正解領域K
aにおいてそれぞれ領域識別処理を行なう。そして、問
題領域Ma及び正解領域Kaを行切出しすると、それぞ
れ5つの行を切り出すことが出来る。その切り出した各
行を順番に問題とそれに対する正解として判断すれば、
問題開始記号がなくても問題を判別することが出来る。
成されている問題用紙の例を示す図であり、この図24
において、その他領域Ea,問題領域Ma,正解領域K
aにおいてそれぞれ領域識別処理を行なう。そして、問
題領域Ma及び正解領域Kaを行切出しすると、それぞ
れ5つの行を切り出すことが出来る。その切り出した各
行を順番に問題とそれに対する正解として判断すれば、
問題開始記号がなくても問題を判別することが出来る。
【0092】図25は領域単位で問題が作成されている
例であり、問題開始記号1),2)等が認識された1領
域を問題領域として認識する。この各領域を1問題とし
て1領域数のル―プが終了する毎に問題数を更新させて
いくことにより複数の問題を記憶することが出来る.
例であり、問題開始記号1),2)等が認識された1領
域を問題領域として認識する。この各領域を1問題とし
て1領域数のル―プが終了する毎に問題数を更新させて
いくことにより複数の問題を記憶することが出来る.
【0093】次に、この発明の第6実施例による問題登
録時の処理を図26によって説明する。図26は図22
における単語数のル―プ処理部分に相当するフローチャ
ートであり、図22と同じ処理又は判断のステップには
同一のステップ符号を付してある。そして、ステップS
90〜S99がこの第6実施例に特有な処理又は判断に
該当する。この実施例では、図27に示すような1行中
に問題と正解が存在する問題用紙の入力データが処理さ
れる。
録時の処理を図26によって説明する。図26は図22
における単語数のル―プ処理部分に相当するフローチャ
ートであり、図22と同じ処理又は判断のステップには
同一のステップ符号を付してある。そして、ステップS
90〜S99がこの第6実施例に特有な処理又は判断に
該当する。この実施例では、図27に示すような1行中
に問題と正解が存在する問題用紙の入力データが処理さ
れる。
【0094】図26のステップS70において文字認識
を行なった後、ステップS72において問題開始フラグ
のONを判断する。その判断結果がNoの場合は、次に
ステップS90で正解開始フラグのONを判断する。そ
の判断結果がNoの場合には、ステップS73へ進んで
最初の問題開始文字か否かを判断する。ステップS74
〜S78では第5実施例と同じ処理を行なう。そして、
ステップS91においては、先にステップS70で文字
認識されて文字コ―ドに変換されたテキストデータを、
所定の問題1のテキストデータ領域へ記憶する。
を行なった後、ステップS72において問題開始フラグ
のONを判断する。その判断結果がNoの場合は、次に
ステップS90で正解開始フラグのONを判断する。そ
の判断結果がNoの場合には、ステップS73へ進んで
最初の問題開始文字か否かを判断する。ステップS74
〜S78では第5実施例と同じ処理を行なう。そして、
ステップS91においては、先にステップS70で文字
認識されて文字コ―ドに変換されたテキストデータを、
所定の問題1のテキストデータ領域へ記憶する。
【0095】ここで文字数のル―プの先頭のステップS
70に戻り、次の文字を認識する。今度は最初の問題開
始記号が認識された後なので、ステップS72の問題開
始フラグONの判断結果がYesになる。そのためステ
ップS92へ進んで、認識された文字が正解開始記号か
否かを判断する。この正解開始記号の例を図27では
「@」の識別記号で示している。そして、正解開始記号
でない場合は、ステップS97において問題nのテキス
トデータとして所定の問題nのテキストデータ領域へ記
憶する。そして、ステップS82で文字数終了になるま
で、文字数のル―プの先頭(ステップS70)に戻って
このループの処理を繰り返す。
70に戻り、次の文字を認識する。今度は最初の問題開
始記号が認識された後なので、ステップS72の問題開
始フラグONの判断結果がYesになる。そのためステ
ップS92へ進んで、認識された文字が正解開始記号か
否かを判断する。この正解開始記号の例を図27では
「@」の識別記号で示している。そして、正解開始記号
でない場合は、ステップS97において問題nのテキス
トデータとして所定の問題nのテキストデータ領域へ記
憶する。そして、ステップS82で文字数終了になるま
で、文字数のル―プの先頭(ステップS70)に戻って
このループの処理を繰り返す。
【0096】認識された文字がステップS92で正解開
始記号である(Yes)と判断された場合には、ステッ
プS93へ進んで1つ前の文字の情報を問題nの終了位
置情報として記憶する。次いでステップS94で問題開
始フラグをOFFにし、正解開始フラグをONにする。
さらに、ステップS95で現在の位置情報を正解nの開
始位置情報として記憶する。
始記号である(Yes)と判断された場合には、ステッ
プS93へ進んで1つ前の文字の情報を問題nの終了位
置情報として記憶する。次いでステップS94で問題開
始フラグをOFFにし、正解開始フラグをONにする。
さらに、ステップS95で現在の位置情報を正解nの開
始位置情報として記憶する。
【0097】そして、ステップS96において現在の文
字を正解nのテキストデータとして所定の正解nのテキ
ストデータ領域へ記憶する。その後、ステップS82を
経て再び文字数のル―プの先頭に戻り、次の文字の認識
を開始する。このときは、ステップS72の判断結果が
Noとなり、ステップS90の判断結果はYesとなる
ので、ステップS96へ進んで、現在認識した文字コ―
ドを正解nのテキストデータ領域に格納する。
字を正解nのテキストデータとして所定の正解nのテキ
ストデータ領域へ記憶する。その後、ステップS82を
経て再び文字数のル―プの先頭に戻り、次の文字の認識
を開始する。このときは、ステップS72の判断結果が
Noとなり、ステップS90の判断結果はYesとなる
ので、ステップS96へ進んで、現在認識した文字コ―
ドを正解nのテキストデータ領域に格納する。
【0098】このようにして、単語の文字数だけのル―
プの処理を終えると、ステップS83へ進んで単語数の
ループの先頭(ステップS68)へ戻ってこのループの
処理を繰り返し、1行の各単語の処理が終ると、ステツ
プS98で正解開始フラグがONであると判断すれば、
ステップS99でその最後の位置情報を正解nの終了位
置情報として記憶する。ステツプS98で正解開始フラ
グがOFFであれば、その位置情報を記憶せずに次の処
理へ進む。
プの処理を終えると、ステップS83へ進んで単語数の
ループの先頭(ステップS68)へ戻ってこのループの
処理を繰り返し、1行の各単語の処理が終ると、ステツ
プS98で正解開始フラグがONであると判断すれば、
ステップS99でその最後の位置情報を正解nの終了位
置情報として記憶する。ステツプS98で正解開始フラ
グがOFFであれば、その位置情報を記憶せずに次の処
理へ進む。
【0099】次に、この発明の第7実施例による問題登
録時の処理を図28〜図30によって説明する。この図
28及び図29,30は、図22のフローチャートにお
ける行数のループに相当する部分のフローチャートであ
る。図28は問題のみを登録する場合、図29,30は
問題と正解を同時に登録する場合のフローチャートであ
る。
録時の処理を図28〜図30によって説明する。この図
28及び図29,30は、図22のフローチャートにお
ける行数のループに相当する部分のフローチャートであ
る。図28は問題のみを登録する場合、図29,30は
問題と正解を同時に登録する場合のフローチャートであ
る。
【0100】図28の処理において、まずステップS1
01において1行内の文字の切出しを行なった後、その
切出した1行中の文字数分のル―プ処理に入る。すなわ
ち、ステップS102で1行内の文字の識別記号を検索
するための文字認識処理を行なう。そして、ステップS
103においてその検索された識別記号が問題開始識別
記号であるか否かを判断する。その判断結果がYesの
場合は、ステップS104においてその問題開始識別記
号の位置座標を記憶する。ステップS103による判断
結果がNoの場合はステップS105へ進み、検索され
た識別記号が行末識別記号(問題の文章が改行する場合
に行末に作画される記号をさす)であるか否かを判断す
る。
01において1行内の文字の切出しを行なった後、その
切出した1行中の文字数分のル―プ処理に入る。すなわ
ち、ステップS102で1行内の文字の識別記号を検索
するための文字認識処理を行なう。そして、ステップS
103においてその検索された識別記号が問題開始識別
記号であるか否かを判断する。その判断結果がYesの
場合は、ステップS104においてその問題開始識別記
号の位置座標を記憶する。ステップS103による判断
結果がNoの場合はステップS105へ進み、検索され
た識別記号が行末識別記号(問題の文章が改行する場合
に行末に作画される記号をさす)であるか否かを判断す
る。
【0101】その判断結果がYesの場合には、ステッ
プS106においてその行末識別記号の位置座標を記憶
する。ステップS105の判断結果がNoの場合は、ス
テップS107において現在処理している問題の終了識
別記号であるか否かを判断する。その判断結果がYes
の場合は、ステップS108において終了識別記号フラ
グをONにした後、ステップS109において終了識別
記号の位置座標を記憶する。この場合はステップS11
0でYesになり、1行中の文字数のル―プを抜ける。
プS106においてその行末識別記号の位置座標を記憶
する。ステップS105の判断結果がNoの場合は、ス
テップS107において現在処理している問題の終了識
別記号であるか否かを判断する。その判断結果がYes
の場合は、ステップS108において終了識別記号フラ
グをONにした後、ステップS109において終了識別
記号の位置座標を記憶する。この場合はステップS11
0でYesになり、1行中の文字数のル―プを抜ける。
【0102】そして、ステップS111において終了識
別記号フラグがONか否かを判断する。その判断結果が
Yesの場合には、ステップS112において、先に記
憶した問題開始識別記号,行末識別記号,終了識別記号
の情報から、問題Nの行数を求めて記憶し、その問題の
開始位置座標と終了位置座標を算出する。ステップS1
11の判断結果がNoの場合は、行数のル―プ処理を繰
り返す。
別記号フラグがONか否かを判断する。その判断結果が
Yesの場合には、ステップS112において、先に記
憶した問題開始識別記号,行末識別記号,終了識別記号
の情報から、問題Nの行数を求めて記憶し、その問題の
開始位置座標と終了位置座標を算出する。ステップS1
11の判断結果がNoの場合は、行数のル―プ処理を繰
り返す。
【0103】上記処理を入力画像内に存在する行数分繰
り返すと、N個の問題情報が記憶される。それによりス
テップS113の判断がYesになって行数のループ処
理をぬけ、記憶されたN個の問題数分のル―プ処理へ進
む。すなわち、ステップS114において各問題Nの開
始座標と終了座標を取得して、認識領域を切り出す。そ
して、ステップS115において取得した領域内を図2
2のステップS62の領域識別処理で認識された1つの
領域としてとらえて、行切出しから認識処理を開始す
る。それにより認識された問題のテキストデータを所定
の領域に格納する。
り返すと、N個の問題情報が記憶される。それによりス
テップS113の判断がYesになって行数のループ処
理をぬけ、記憶されたN個の問題数分のル―プ処理へ進
む。すなわち、ステップS114において各問題Nの開
始座標と終了座標を取得して、認識領域を切り出す。そ
して、ステップS115において取得した領域内を図2
2のステップS62の領域識別処理で認識された1つの
領域としてとらえて、行切出しから認識処理を開始す
る。それにより認識された問題のテキストデータを所定
の領域に格納する。
【0104】次に図29,30の実施例について説明す
る。この2つの図は連続したフローチャートであり、図
28と同じ処理又は判断のステップには同一ステップ符
号を付している。図29の処理では、ステップS121
において正解領域フラグがON(正解領域である)か否
かを判断する。この判断でNoならばステップS103
で問題開始識別記号か否かを判断する。その判断結果が
Yesの場合、ステップS122においてその問題開始
識別記号が2回目のものであるか否かを判断する。
る。この2つの図は連続したフローチャートであり、図
28と同じ処理又は判断のステップには同一ステップ符
号を付している。図29の処理では、ステップS121
において正解領域フラグがON(正解領域である)か否
かを判断する。この判断でNoならばステップS103
で問題開始識別記号か否かを判断する。その判断結果が
Yesの場合、ステップS122においてその問題開始
識別記号が2回目のものであるか否かを判断する。
【0105】その判断結果がNoの場合はステップS1
04に進み、その問題開始識別記号の位置座標を記憶す
る。ステップS103の判断結果がNoの場合には、ス
テップS105に進んで行末識別記号か否かを判断す
る。その判断結果がYesの場合は、ステップS106
に進んでその行末識別記号の位置座標を記憶する。ステ
ップS105の判断結果がNoの場合は、ステップS1
07へ進んで現在処理している問題の終了識別記号であ
るか否かを判断する。
04に進み、その問題開始識別記号の位置座標を記憶す
る。ステップS103の判断結果がNoの場合には、ス
テップS105に進んで行末識別記号か否かを判断す
る。その判断結果がYesの場合は、ステップS106
に進んでその行末識別記号の位置座標を記憶する。ステ
ップS105の判断結果がNoの場合は、ステップS1
07へ進んで現在処理している問題の終了識別記号であ
るか否かを判断する。
【0106】その判断結果がYesの場合には、ステッ
プ109に進んでその終了識別記号の位置座標を記憶
し、そこで問題Nの領域が終了するのでステップS11
1において、先に記憶した問題開始識別記号,行末識別
記号,終了識別記号の情報から問題Nの行数を求めて記
憶し、またその問題の開始位置座標と終了位置座標を算
出する。
プ109に進んでその終了識別記号の位置座標を記憶
し、そこで問題Nの領域が終了するのでステップS11
1において、先に記憶した問題開始識別記号,行末識別
記号,終了識別記号の情報から問題Nの行数を求めて記
憶し、またその問題の開始位置座標と終了位置座標を算
出する。
【0107】ステップS107においてNoと判断され
た場合には、1行中の文字数のループの先頭に戻り、ス
テップS102で1行内の次の文字の識別記号を検索す
る。そして、ステップS121でNoと判定され、ステ
ップS103の判断でYesとなり、ステップS122
においてもYesと判断された場合、同一の問題開始識
別記号が再び認識されたということで、正解領域の開始
と判断する。従って、ステップS123において正解領
域の開始座標を記憶し、ステップS124において正解
領域フラグをONにする。
た場合には、1行中の文字数のループの先頭に戻り、ス
テップS102で1行内の次の文字の識別記号を検索す
る。そして、ステップS121でNoと判定され、ステ
ップS103の判断でYesとなり、ステップS122
においてもYesと判断された場合、同一の問題開始識
別記号が再び認識されたということで、正解領域の開始
と判断する。従って、ステップS123において正解領
域の開始座標を記憶し、ステップS124において正解
領域フラグをONにする。
【0108】そして再び1行中の文字数のル―プの先頭
に戻る。今度はステップS121においてYesと判断
される。そこで、ステップS125へ進んで終了識別記
号か否かを判断し、Yesになるまで(終了識別記号が
くるまで)1行中の文字数のループ処理を繰り返す。本
実施例では正解は1行として説明しており、行末識別記
号の判定を省略している。
に戻る。今度はステップS121においてYesと判断
される。そこで、ステップS125へ進んで終了識別記
号か否かを判断し、Yesになるまで(終了識別記号が
くるまで)1行中の文字数のループ処理を繰り返す。本
実施例では正解は1行として説明しており、行末識別記
号の判定を省略している。
【0109】ステップS125においてYesと判断さ
れると、ステップS126へ進んで正解終了識別記号の
位置座標を記憶する。さらに、ステップS127で正解
Nの行数を求めて記憶し、その正解の開始位置座標と終
了位置座標を算出する。その後ステップS128で正解
領域フラグをOFFにして、再び行数のル―プ処理を繰
り返す。そのル―プ処理を入力画像内に存在する行数分
繰り返すと、N個の問題と正解情報が記憶される。
れると、ステップS126へ進んで正解終了識別記号の
位置座標を記憶する。さらに、ステップS127で正解
Nの行数を求めて記憶し、その正解の開始位置座標と終
了位置座標を算出する。その後ステップS128で正解
領域フラグをOFFにして、再び行数のル―プ処理を繰
り返す。そのル―プ処理を入力画像内に存在する行数分
繰り返すと、N個の問題と正解情報が記憶される。
【0110】その後、図30に示す問題数のループ処理
に移り、記憶されたN個の問題数分のル―プ処理を行な
う。すなわち、ステップS113〜S115は図28の
場合とまったく同じであり、それが終了すると、次はス
テップS129においてステップS113に対応する正
解番号の開始座標と終了座標を取得し、認識領域を切り
出す。そして、ステップS130において切り出した正
解Nの領域内の認識処理を開始し、その認識された正解
のテキストデータを所定の領域に格納する。
に移り、記憶されたN個の問題数分のル―プ処理を行な
う。すなわち、ステップS113〜S115は図28の
場合とまったく同じであり、それが終了すると、次はス
テップS129においてステップS113に対応する正
解番号の開始座標と終了座標を取得し、認識領域を切り
出す。そして、ステップS130において切り出した正
解Nの領域内の認識処理を開始し、その認識された正解
のテキストデータを所定の領域に格納する。
【0111】図31及び図32に、この第7実施例に使
用する問題用紙の説明図を示す。図31は問題のみが作
画されている問題用紙の例であり、図32は問題と正解
が同一紙面上に作画された問題用紙の例である。これら
において、「1)」「2)」が問題開始識別記号であ
り、「※」が問題Nの行末識別記号であり、「$」が問
題Nの終了識別記号を示す。図32において、問題の下
に作画された「1)」「2)」が正解の開始識別記号で
あり、「@」が終了識別記号である。
用する問題用紙の説明図を示す。図31は問題のみが作
画されている問題用紙の例であり、図32は問題と正解
が同一紙面上に作画された問題用紙の例である。これら
において、「1)」「2)」が問題開始識別記号であ
り、「※」が問題Nの行末識別記号であり、「$」が問
題Nの終了識別記号を示す。図32において、問題の下
に作画された「1)」「2)」が正解の開始識別記号で
あり、「@」が終了識別記号である。
【0112】図31において「1)」を識別すると、問
題1の開始と判断してその行内の文字数を処理してい
き、「※」を認識すると問題1の1行目の終了と判断
し、処理を進めると次に「2)」が認識されるので、問
題2の開始と判断、「動物」まで認識して、行の終了を
認識すると、問題2の1行目の終了と判断することが出
来る。
題1の開始と判断してその行内の文字数を処理してい
き、「※」を認識すると問題1の1行目の終了と判断
し、処理を進めると次に「2)」が認識されるので、問
題2の開始と判断、「動物」まで認識して、行の終了を
認識すると、問題2の1行目の終了と判断することが出
来る。
【0113】この場合、1行の真の行末を問題2の行末
として判断することが出来るので、「※」を入力しなく
てよい。上記のように文字認識処理を進め、「やまね」
を認識した後「$」を認識すると、問題1,2の認識情
報が記憶されることになる。図32においても同様に処
理を行なう。文字認識処理が問題領域に進んでから問題
1),2)が認識される状態を説明する。
として判断することが出来るので、「※」を入力しなく
てよい。上記のように文字認識処理を進め、「やまね」
を認識した後「$」を認識すると、問題1,2の認識情
報が記憶されることになる。図32においても同様に処
理を行なう。文字認識処理が問題領域に進んでから問題
1),2)が認識される状態を説明する。
【0114】行単位の文字認識結果は以下のようにな
る。 1行目 1) 2) 2行目 156※346 3行目 +)27$+)109$ 4行目 1)183@2)455@
る。 1行目 1) 2) 2行目 156※346 3行目 +)27$+)109$ 4行目 1)183@2)455@
【0115】1行目において問題1,2が存在すること
が判定され、両者の開始情報が記憶される。2行目にお
いて「156」が問題1の1行目のテキストデータ、
「346」が問題2の1行目のテキストデータとして判
定される。3行目において「+)27」が問題1の2行
目のデータとして判定され、ここで問題1の領域が終了
情報に記憶される。
が判定され、両者の開始情報が記憶される。2行目にお
いて「156」が問題1の1行目のテキストデータ、
「346」が問題2の1行目のテキストデータとして判
定される。3行目において「+)27」が問題1の2行
目のデータとして判定され、ここで問題1の領域が終了
情報に記憶される。
【0116】次に「+)109」が問題2の2行目のテ
キストデータとして判定され、「$」があるのでここで
問題2は終了と判定され、問題2の終了情報が記憶され
る。4行目において「1)」が認識されるので、問題1
の正解領域が開始すると判定され、正解1の開始情報が
記憶される。「@」を認識すると問題1の正解として
「183」が記憶される。「2)」を認識して問題2の
正解の開始情報を記憶し、「455」を正解2のテキス
トデータとして格納する.
キストデータとして判定され、「$」があるのでここで
問題2は終了と判定され、問題2の終了情報が記憶され
る。4行目において「1)」が認識されるので、問題1
の正解領域が開始すると判定され、正解1の開始情報が
記憶される。「@」を認識すると問題1の正解として
「183」が記憶される。「2)」を認識して問題2の
正解の開始情報を記憶し、「455」を正解2のテキス
トデータとして格納する.
【0117】次に、この発明の第8実施例の処理を図3
3に示すフローチャートによって説明する。この実施例
では、スタートから文字認識処理Bまでは上述の各実施
例と同様な処理を行ない、その後フォーマット変換の処
理を行なう。このフォーマット変換は、認識結果の罫線
の位置情報及び太さ情報、並びに文字の位置情報及びテ
キストデータを、所定の編集ソフトウェア(例:一太
郎,リポ―ト,etc)で同様の出力ができるようなフ
ォ―マット情報またはコマンドに変換するのである。
3に示すフローチャートによって説明する。この実施例
では、スタートから文字認識処理Bまでは上述の各実施
例と同様な処理を行ない、その後フォーマット変換の処
理を行なう。このフォーマット変換は、認識結果の罫線
の位置情報及び太さ情報、並びに文字の位置情報及びテ
キストデータを、所定の編集ソフトウェア(例:一太
郎,リポ―ト,etc)で同様の出力ができるようなフ
ォ―マット情報またはコマンドに変換するのである。
【0118】次いで、その所定のフォ―マットに変換し
たデータをユーザ指定の記憶媒体へ記憶する。その記憶
媒体としてフロッピディスク(FD)を用いた場合を例
に説明を進める。
たデータをユーザ指定の記憶媒体へ記憶する。その記憶
媒体としてフロッピディスク(FD)を用いた場合を例
に説明を進める。
【0119】上記データを格納したFDを、上記編集ソ
フトウェアが搭載されていて、この実施例のデジタル複
写機に接続されたFDドライブ装置と同様なFDドライ
ブ装置をサポ―トしているパ―ソナルコンピュ―タやワ
―ドプロセッサに持って行き、誤認識を修正したり追加
を行うななどの編集作業を行う。そして、新しく編集し
た問題・正解を、そのパ―ソナルコンピュ―タ等によっ
て再びFDに記憶する。
フトウェアが搭載されていて、この実施例のデジタル複
写機に接続されたFDドライブ装置と同様なFDドライ
ブ装置をサポ―トしているパ―ソナルコンピュ―タやワ
―ドプロセッサに持って行き、誤認識を修正したり追加
を行うななどの編集作業を行う。そして、新しく編集し
た問題・正解を、そのパ―ソナルコンピュ―タ等によっ
て再びFDに記憶する。
【0120】そのFDをデジタル複写機に装填して、訂
正された問題・正解データをデジタル複写機内のメモリ
の所定のアドレスに登録する.なお、記憶媒体としてF
Dに限らず、光磁気ディスク,CD―ROM等の媒体を
用いたり、ネットワ―クを介してデータ転送を行うこと
によっても、認識された問題および正解データをパ―ソ
ナルコンピュ―タやワ―ドプロセッサに持って行くこと
が可能になる.
正された問題・正解データをデジタル複写機内のメモリ
の所定のアドレスに登録する.なお、記憶媒体としてF
Dに限らず、光磁気ディスク,CD―ROM等の媒体を
用いたり、ネットワ―クを介してデータ転送を行うこと
によっても、認識された問題および正解データをパ―ソ
ナルコンピュ―タやワ―ドプロセッサに持って行くこと
が可能になる.
【0121】図34は、この発明の各実施例において新
規に登録した問題を作画して出力するための処理を示す
フローチャートである。この処理では、出力したい問題
とその問題の作画に使用するフォントの指定を行なう
と、問題用紙の作画を開始する。そして、罫線情報に格
納されている水平線及び垂直線の総数分の水平線,垂直
線の描画を、やはり罫線情報に格納されている開始座標
から終了座標までの描画を行なう。さらに、指定された
フォントを用いて問題数分の文字を描画し、それを紙に
画像形成して問題用紙を出力する。
規に登録した問題を作画して出力するための処理を示す
フローチャートである。この処理では、出力したい問題
とその問題の作画に使用するフォントの指定を行なう
と、問題用紙の作画を開始する。そして、罫線情報に格
納されている水平線及び垂直線の総数分の水平線,垂直
線の描画を、やはり罫線情報に格納されている開始座標
から終了座標までの描画を行なう。さらに、指定された
フォントを用いて問題数分の文字を描画し、それを紙に
画像形成して問題用紙を出力する。
【0122】この文字の描画について、図14の(2)
に示した問題位置情報データ及び(3)に示した問題文
字コ―ドデータを用いて説明する。問題位置情報データ
は、その先頭に存在する問題総数が格納されている。次
に問題1が描画される開始座標,終了座標が格納され、
次に問題1の文字数が格納されている。その次に問題1
の文字コ―ドが格納されているメモリのポインタが格納
されている。このようなセットが問題総数N個分格納さ
れている。
に示した問題位置情報データ及び(3)に示した問題文
字コ―ドデータを用いて説明する。問題位置情報データ
は、その先頭に存在する問題総数が格納されている。次
に問題1が描画される開始座標,終了座標が格納され、
次に問題1の文字数が格納されている。その次に問題1
の文字コ―ドが格納されているメモリのポインタが格納
されている。このようなセットが問題総数N個分格納さ
れている。
【0123】問題以外の領域(タイトルや名前等:その
他領域)についても領域識別処理(後述)によってM個
の領域として認識され、やはり図14の(2)の問題領
域の後に示されているその他情報に、領域情報、その記
領域を構成する行情報、及び行を構成する単語情報を格
納する。
他領域)についても領域識別処理(後述)によってM個
の領域として認識され、やはり図14の(2)の問題領
域の後に示されているその他情報に、領域情報、その記
領域を構成する行情報、及び行を構成する単語情報を格
納する。
【0124】このようなメモリマップを格納しておくこ
とにより、入力された問題用紙を容易に描画することが
可能になる。また、図14に示したメモリ形式ではな
く、プリンタの出力コマンドとして使用されるポストス
クリプトコマンドのような形式をデジタル複写機の出力
部に設けることにより、記憶メモリ容量を少なくして同
等の作画処理を高速に行なうことが出来る。問題用紙を
出力する際に、第5,6,7実施例で使用される開始識
別記号及び終了識別記号はテキストデータに格納しない
ようにすることにより、出力用紙には「$」や「@」の
ような識別記号は印刷されないようにすることができ
る。
とにより、入力された問題用紙を容易に描画することが
可能になる。また、図14に示したメモリ形式ではな
く、プリンタの出力コマンドとして使用されるポストス
クリプトコマンドのような形式をデジタル複写機の出力
部に設けることにより、記憶メモリ容量を少なくして同
等の作画処理を高速に行なうことが出来る。問題用紙を
出力する際に、第5,6,7実施例で使用される開始識
別記号及び終了識別記号はテキストデータに格納しない
ようにすることにより、出力用紙には「$」や「@」の
ような識別記号は印刷されないようにすることができ
る。
【0125】図35に図16及び図17の登録処理を説
明する図を示す。図13のステップS9において入力さ
れる新規問題タイトル情報を記憶する領域に、その問題
に該当する位置情報,テキストデータ(文字コ―ドデー
タ),正解データの位置情報,正解テキストデータがそ
れぞれ格納されている先頭アドレスpBn,pCn,p
Dn,pEn、及びその各使用サイズLb,Lc,L
d,Leを記憶する。
明する図を示す。図13のステップS9において入力さ
れる新規問題タイトル情報を記憶する領域に、その問題
に該当する位置情報,テキストデータ(文字コ―ドデー
タ),正解データの位置情報,正解テキストデータがそ
れぞれ格納されている先頭アドレスpBn,pCn,p
Dn,pEn、及びその各使用サイズLb,Lc,L
d,Leを記憶する。
【0126】そうすることによって、指定された問題に
対する問題データ及び正解データの格納場所を容易に把
握することが出来、問題作成およびその作成された問題
の採点処理をしたときに正解データを容易に引き出すこ
とが出来る。格納サイズLb,Lc,Ld,Leから残
メモリ容量も把握することができ、次の問題と正解を登
録する先頭アドレスも知ることが出来る。
対する問題データ及び正解データの格納場所を容易に把
握することが出来、問題作成およびその作成された問題
の採点処理をしたときに正解データを容易に引き出すこ
とが出来る。格納サイズLb,Lc,Ld,Leから残
メモリ容量も把握することができ、次の問題と正解を登
録する先頭アドレスも知ることが出来る。
【0127】ここで、前述したをデジタル複写機1によ
る採点処理について説明する。図9に示した操作部21
の採点キー11が押されると採点モードになり、採点し
たい答案用紙を原稿としてコピーをとる場合と同様に図
7に示したコンタクトガラス101上に画像面を下向き
にしてセットし、スタートキー16を押せば、スキャナ
部100によってその画像を読み取り、その画像データ
を図10の画像処理部25によって画像処理を施して画
像メモリ24に記憶した後、アプリ制御用CPU30等
による採点準備処理を開始する。
る採点処理について説明する。図9に示した操作部21
の採点キー11が押されると採点モードになり、採点し
たい答案用紙を原稿としてコピーをとる場合と同様に図
7に示したコンタクトガラス101上に画像面を下向き
にしてセットし、スタートキー16を押せば、スキャナ
部100によってその画像を読み取り、その画像データ
を図10の画像処理部25によって画像処理を施して画
像メモリ24に記憶した後、アプリ制御用CPU30等
による採点準備処理を開始する。
【0128】この処理では、まず画像メモリ24から今
読み取った答案用紙の画像データを読み出して入力し、
その画像データに対してOCR部36(及びバーコード
認識部35)による認識処理を行なわせる。ここでは、
前述した問題登録時と同様に入力した画像データの問題
領域と解答領域を識別し、行及びそこにある文字(記号
やマークも含めて単に「文字」という)の位置を認識す
る。そして、OCR処理によってその各文字(活字及び
手書き)や罫線を認識する。そして、その答案用紙(問
題用紙)にID番号が付けられていれば、それを認識し
てデータ記憶部42に予め記憶されている多数の問題に
対する正解(及び配点)データから、このIDが付され
た解答用紙の各問題に対する正解(及び配点)データを
特定して、採点処理時に使用することができる。
読み取った答案用紙の画像データを読み出して入力し、
その画像データに対してOCR部36(及びバーコード
認識部35)による認識処理を行なわせる。ここでは、
前述した問題登録時と同様に入力した画像データの問題
領域と解答領域を識別し、行及びそこにある文字(記号
やマークも含めて単に「文字」という)の位置を認識す
る。そして、OCR処理によってその各文字(活字及び
手書き)や罫線を認識する。そして、その答案用紙(問
題用紙)にID番号が付けられていれば、それを認識し
てデータ記憶部42に予め記憶されている多数の問題に
対する正解(及び配点)データから、このIDが付され
た解答用紙の各問題に対する正解(及び配点)データを
特定して、採点処理時に使用することができる。
【0129】また、図37に示す答案用紙(問題用紙の
解答欄に解答が記入されたもの)70のように、問題を
識別するためのID番号をバーコード71で印刷してあ
る場合には、バーコード認識部35によってそのバーコ
ード71を認識してID番号を知ることができ、上述の
場合と同様にこの答案用紙70の問題欄72内の各問題
(問1〜問8)に対する正解(及び配点)データを、デ
ータ記憶部42に記憶されているデータから特定するこ
とができる。その正解データは、図38に示すように正
解情報の文字や記号のコード(あるいはパターンやフォ
ントでもよい)とその解答が答案用紙のどの位置にある
かを示す位置情報からなる。
解答欄に解答が記入されたもの)70のように、問題を
識別するためのID番号をバーコード71で印刷してあ
る場合には、バーコード認識部35によってそのバーコ
ード71を認識してID番号を知ることができ、上述の
場合と同様にこの答案用紙70の問題欄72内の各問題
(問1〜問8)に対する正解(及び配点)データを、デ
ータ記憶部42に記憶されているデータから特定するこ
とができる。その正解データは、図38に示すように正
解情報の文字や記号のコード(あるいはパターンやフォ
ントでもよい)とその解答が答案用紙のどの位置にある
かを示す位置情報からなる。
【0130】また、OCR処理では、図37に示す答案
用紙70内の番号欄73の受験者番号及び解答欄74の
解答の文字等の手書き文字も認識する。現在の手書き文
字認識技術では、使用できる文字を数字,アルファベッ
ト,カタカナや、+,−等の記号、○,×等のマークな
ど、認識しやすいものに限定するのが望ましいが、認識
技術が向上すればもっと広範な種類の文字の使用も可能
である。
用紙70内の番号欄73の受験者番号及び解答欄74の
解答の文字等の手書き文字も認識する。現在の手書き文
字認識技術では、使用できる文字を数字,アルファベッ
ト,カタカナや、+,−等の記号、○,×等のマークな
ど、認識しやすいものに限定するのが望ましいが、認識
技術が向上すればもっと広範な種類の文字の使用も可能
である。
【0131】これらの認識処理が済むと、その認識結果
データを所定フォーマットでRAM23に格納する。そ
して採点処理部39によってその認識結果の解答に対し
て、データ記憶部42に格納されている正解データを用
いて採点処理を行なう。その採点処理では、図36のフ
ローチャートに示すように、RAM23に格納した解答
データを一問ずつ(例えば、図37に示した答案用紙7
0の解答欄74の各問題に対応する1〜8の各欄から認
識した解答データを順次)読み込み、その問題に対する
正解・配点データを記憶部42から読み込む。
データを所定フォーマットでRAM23に格納する。そ
して採点処理部39によってその認識結果の解答に対し
て、データ記憶部42に格納されている正解データを用
いて採点処理を行なう。その採点処理では、図36のフ
ローチャートに示すように、RAM23に格納した解答
データを一問ずつ(例えば、図37に示した答案用紙7
0の解答欄74の各問題に対応する1〜8の各欄から認
識した解答データを順次)読み込み、その問題に対する
正解・配点データを記憶部42から読み込む。
【0132】そして、その解答データと正解データのマ
ッチングをとり、両データが合って(一致して)いるか
否かを判断し、合っていれば正解であるので、配点デー
タにより得点を計算する。例えば図37に示した解答用
紙の例で〔問1〕〜〔問4〕の配点が各10点であれ
ば、〔問1〕に対する解答が正解であれば得点は10点
である。この計算した得点をRAM23に加算記憶させ
る。この時、採点した解答に対する正否の判断結果も記
憶させるとよい。
ッチングをとり、両データが合って(一致して)いるか
否かを判断し、合っていれば正解であるので、配点デー
タにより得点を計算する。例えば図37に示した解答用
紙の例で〔問1〕〜〔問4〕の配点が各10点であれ
ば、〔問1〕に対する解答が正解であれば得点は10点
である。この計算した得点をRAM23に加算記憶させ
る。この時、採点した解答に対する正否の判断結果も記
憶させるとよい。
【0133】解答データと正解データが合っていなけれ
ば、非正解であるからこれらの得点計算及び加算記憶は
行なわない。なお、配点が各問題について同じであれ
ば、配点データは一度読み込めば済むので各解答の採点
毎に読み込む必要はない。その後、次の解答データがあ
るか否かを判断し、あれば最初の解答データ読み込みの
ステップに戻り、1枚の答案用紙から認識した解答デー
タがなくなるまで上記の処理を繰り返す。解答データが
なくなると採点が終了したことになるので、このサブル
ーチンを抜けて図示しないメインルーチンへ戻る。
ば、非正解であるからこれらの得点計算及び加算記憶は
行なわない。なお、配点が各問題について同じであれ
ば、配点データは一度読み込めば済むので各解答の採点
毎に読み込む必要はない。その後、次の解答データがあ
るか否かを判断し、あれば最初の解答データ読み込みの
ステップに戻り、1枚の答案用紙から認識した解答デー
タがなくなるまで上記の処理を繰り返す。解答データが
なくなると採点が終了したことになるので、このサブル
ーチンを抜けて図示しないメインルーチンへ戻る。
【0134】そして、プリント出力するか否かを判断
し、通常はプリント出力するのでRAM23に加算記憶
させた得点データと、個々の解答に対する正否の判断結
果も記憶させている場合はそのデータも、作画部41へ
送り、採点結果をスキャナ部100で読み取って画像メ
モリ24上に格納されている答案用紙の画像上に作画す
るための作画処理を行なう。プリント出力する必要がな
い場合は、採点結果のデータをデータ記憶部42に管理
データとして転送して記憶させ、図9に示したLCD3
4に所定フォーマットで採点結果(得点など)を表示し
て処理を終了する。
し、通常はプリント出力するのでRAM23に加算記憶
させた得点データと、個々の解答に対する正否の判断結
果も記憶させている場合はそのデータも、作画部41へ
送り、採点結果をスキャナ部100で読み取って画像メ
モリ24上に格納されている答案用紙の画像上に作画す
るための作画処理を行なう。プリント出力する必要がな
い場合は、採点結果のデータをデータ記憶部42に管理
データとして転送して記憶させ、図9に示したLCD3
4に所定フォーマットで採点結果(得点など)を表示し
て処理を終了する。
【0135】一方作画処理では、採点結果の点数をRO
M22内のフォントを用いて数字のイメージに描画し、
点数だけでなく、正解,不正解を示すマークもプリント
する場合は、○×等の採点パターンもデータ記憶部42
から読み出して、解答欄の各解答位置に対応させて描画
する。さらに、非正解の解答に対しては正解の文字や記
号、あるいはさらに注釈データもデータ記憶部42から
読み出して描画することもできる。これらの描画にはキ
ャッシュメモリを使用するとよい。
M22内のフォントを用いて数字のイメージに描画し、
点数だけでなく、正解,不正解を示すマークもプリント
する場合は、○×等の採点パターンもデータ記憶部42
から読み出して、解答欄の各解答位置に対応させて描画
する。さらに、非正解の解答に対しては正解の文字や記
号、あるいはさらに注釈データもデータ記憶部42から
読み出して描画することもできる。これらの描画にはキ
ャッシュメモリを使用するとよい。
【0136】このようにして作画部41で描画した採点
結果のデータを、図11に示したセレクタ53に送出す
ると共に、画像メモリ24から読み出した答案用紙の画
像データと合成し、プリンタ部200によって同じ記録
紙に同時に画像形成して、図39に示すような採点結果
出力紙80として出力する。
結果のデータを、図11に示したセレクタ53に送出す
ると共に、画像メモリ24から読み出した答案用紙の画
像データと合成し、プリンタ部200によって同じ記録
紙に同時に画像形成して、図39に示すような採点結果
出力紙80として出力する。
【0137】この場合、採点結果出力紙80は、図37
に示した答案用紙70と同じ画像が印刷されると共に、
得点欄85に得点が手書き文字のようなパターンで印刷
され、解答欄84の各欄の解答の文字に対して、正解で
あれば○が、非正解であれば×が手書き風のパターンで
印刷される。その際、答案用紙と同じ画像は黒トナーで
印刷し、採点結果である得点及び○と×のパターンは赤
トナーで印刷すれば、採点結果が一層判り易く、答案用
紙に教師が採点した場合に近いものになる。さらに、非
正解の欄には正解の文字等と注釈を赤トナーで印刷をす
ることもできる。
に示した答案用紙70と同じ画像が印刷されると共に、
得点欄85に得点が手書き文字のようなパターンで印刷
され、解答欄84の各欄の解答の文字に対して、正解で
あれば○が、非正解であれば×が手書き風のパターンで
印刷される。その際、答案用紙と同じ画像は黒トナーで
印刷し、採点結果である得点及び○と×のパターンは赤
トナーで印刷すれば、採点結果が一層判り易く、答案用
紙に教師が採点した場合に近いものになる。さらに、非
正解の欄には正解の文字等と注釈を赤トナーで印刷をす
ることもできる。
【0138】この印刷色は黒と赤に限らず、図7に示し
た現像ユニット204,207を他の色のトナーを使用
するユニットに交換すれば、任意の2色で印刷すること
ができる。なお、2色で印刷する場合には、採点結果の
描画を答案用紙の画像データに上書きせずに、メモリの
別の領域に展開することが必要である。
た現像ユニット204,207を他の色のトナーを使用
するユニットに交換すれば、任意の2色で印刷すること
ができる。なお、2色で印刷する場合には、採点結果の
描画を答案用紙の画像データに上書きせずに、メモリの
別の領域に展開することが必要である。
【0139】ところで、図40に示す問題用紙70′の
ように、解答欄74′の各問題の解答欄1〜8に対し
て、その近くにそれぞれ正解を暗号化したバーコード7
6を印刷しておけば、この答案用紙の画像データの認識
処理時に、バーコード認識部35でそのバーコードの位
置とコードを順次認識して、それから正解を解読するこ
とができる。そのようにすれば、問題を認識する必要が
なくなり、一問毎に認識した解答データと解読した正解
データとを直ちに比較して(マッチングをとって)、解
答の正否を判断することができる。
ように、解答欄74′の各問題の解答欄1〜8に対し
て、その近くにそれぞれ正解を暗号化したバーコード7
6を印刷しておけば、この答案用紙の画像データの認識
処理時に、バーコード認識部35でそのバーコードの位
置とコードを順次認識して、それから正解を解読するこ
とができる。そのようにすれば、問題を認識する必要が
なくなり、一問毎に認識した解答データと解読した正解
データとを直ちに比較して(マッチングをとって)、解
答の正否を判断することができる。
【0140】次に、図9に示した操作部21のグラフキ
ー12を選択するとグラフ作成モードになり、グラフ作
成モードのルーチンがスタートする。このルーチンで
は、まず所望のデータに対するパラメータ、すなわち個
人別の複数回のテストの採点結果の履歴や、1回のテス
トのクラス全員の答案の採点結果のデータ等のグラフ化
したいデータの指定等を、操作部21から入力するのを
受け付ける。
ー12を選択するとグラフ作成モードになり、グラフ作
成モードのルーチンがスタートする。このルーチンで
は、まず所望のデータに対するパラメータ、すなわち個
人別の複数回のテストの採点結果の履歴や、1回のテス
トのクラス全員の答案の採点結果のデータ等のグラフ化
したいデータの指定等を、操作部21から入力するのを
受け付ける。
【0141】そして、データ記憶部42の管理データ中
の指定されたデータを公知の技術であるグラフ作成処理
の所定フォーマットに変換してRAM23に展開し、グ
ラフ作成処理を行なう。その作成したグラフデータをプ
リンタ部200へ出力して、例えば図41に示すような
グラフを記録紙に印刷して出力することができる。
の指定されたデータを公知の技術であるグラフ作成処理
の所定フォーマットに変換してRAM23に展開し、グ
ラフ作成処理を行なう。その作成したグラフデータをプ
リンタ部200へ出力して、例えば図41に示すような
グラフを記録紙に印刷して出力することができる。
【0142】また、操作部21の表キー13を選択する
と表作成モードになり、上述のグラフ作成モードと同様
な手順でグラフ作成処理に代えて表化したいデータにつ
いて表作成処理を行なう。それによって、例えば図42
に示すような表を記録紙に印刷して出力することができ
る。このようにして、偏差値や履歴等のグラフや表の出
力を得ることができる。
と表作成モードになり、上述のグラフ作成モードと同様
な手順でグラフ作成処理に代えて表化したいデータにつ
いて表作成処理を行なう。それによって、例えば図42
に示すような表を記録紙に印刷して出力することができ
る。このようにして、偏差値や履歴等のグラフや表の出
力を得ることができる。
【0143】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
れば次のような効果が得られる。学校や学習塾などで常
時使用される複写機の一種であるデジタル複写機に採点
機能及び問題用紙登録機能を持たせたので、僅かな費用
で、誰でも必要なときに簡単に自動採点を行なうことが
でき、また問題用紙を登録しておいて、必要なときに必
要な部数だけの問題用紙を作成するすることができる。
したがって、問題作成及び採点に関する作業を大幅に軽
減することができる。
れば次のような効果が得られる。学校や学習塾などで常
時使用される複写機の一種であるデジタル複写機に採点
機能及び問題用紙登録機能を持たせたので、僅かな費用
で、誰でも必要なときに簡単に自動採点を行なうことが
でき、また問題用紙を登録しておいて、必要なときに必
要な部数だけの問題用紙を作成するすることができる。
したがって、問題作成及び採点に関する作業を大幅に軽
減することができる。
【0144】新規な問題を登録する際に、任意の問題に
対応する正解を操作部から入力することもできるが、正
解データを画像読取手段(スキャナ)から入力すること
により、問題数が多い場合は正解を入力する作業を大幅
に削減できる。また、既存の雑誌,新聞,教科書等の文
書を新規の問題として使用する場合に、正解データも既
に存在するものなのでわざわざ打ち込む必要が無くな
る。
対応する正解を操作部から入力することもできるが、正
解データを画像読取手段(スキャナ)から入力すること
により、問題数が多い場合は正解を入力する作業を大幅
に削減できる。また、既存の雑誌,新聞,教科書等の文
書を新規の問題として使用する場合に、正解データも既
に存在するものなのでわざわざ打ち込む必要が無くな
る。
【0145】問題及び正解の領域指定を行うことにより
既存の雑誌,新聞,教科書等の文書を新規の問題として
使用する場合に、必要な部分のみを問題及び正解として
登録することも可能である。その場合、デジタル複写機
に搭載されている認識処理機能によって領域判別処理を
行うことにより、領域指定手段が付属していない場合で
もマークや記号等で簡単に領域を指定することが可能に
なる。問題開始記号を用いることにより、文字認識技術
を用いて複数の問題を区別して識別することができ、問
題数が多い場合に領域指定をする作業が大幅に削減され
る。
既存の雑誌,新聞,教科書等の文書を新規の問題として
使用する場合に、必要な部分のみを問題及び正解として
登録することも可能である。その場合、デジタル複写機
に搭載されている認識処理機能によって領域判別処理を
行うことにより、領域指定手段が付属していない場合で
もマークや記号等で簡単に領域を指定することが可能に
なる。問題開始記号を用いることにより、文字認識技術
を用いて複数の問題を区別して識別することができ、問
題数が多い場合に領域指定をする作業が大幅に削減され
る。
【図1】この発明によるデジタル複写機の第1,第2実
施例を示す機能ブロック図である。
施例を示す機能ブロック図である。
【図2】この発明によるデジタル複写機の第3実施例を
示す機能ブロック図である。
示す機能ブロック図である。
【図3】この発明によるデジタル複写機の第4〜7実施
例を示す機能ブロック図である。
例を示す機能ブロック図である。
【図4】この発明によるデジタル複写機の第8実施例を
示す機能ブロック図である。
示す機能ブロック図である。
【図5】この発明によるデジタル複写機の基本構成を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図6】同じくそれをさらに具体的に示すブロック図で
ある。
ある。
【図7】同じくそのデジタル複写機の機構部の構成例を
示す図である。
示す図である。
【図8】同じくそのプリンタ部200の感光体ドラム回
りの画像形成作用を示す拡大説明図である。
りの画像形成作用を示す拡大説明図である。
【図9】同じくこのデジタル複写機の操作部の一例を示
す平面図である。
す平面図である。
【図10】図6に示したデジタル複写部2とアプリケー
ション部3を一体化して、そのデータ処理及び制御系の
構成を示すブロック図である。
ション部3を一体化して、そのデータ処理及び制御系の
構成を示すブロック図である。
【図11】同じくそのスキャナ部100による読み取り
データの処理系を抽出して示すブロック図である。
データの処理系を抽出して示すブロック図である。
【図12】図11における画像処理回路52の構成例を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図13】この発明の第1実施例による問題登録時の処
理を示すフローチャートである。
理を示すフローチャートである。
【図14】図13の罫線認識処理Aによって格納する罫
線情報データ及び問題位置情報データと文字認識処理に
よって格納する文字コードデータのメモりマップを示す
説明図である。
線情報データ及び問題位置情報データと文字認識処理に
よって格納する文字コードデータのメモりマップを示す
説明図である。
【図15】この発明の第2実施例による上記各処理によ
って図13の各データと共に格納する正解位置情報デー
タ及び正解文字コードデータのメモリマップを示す説明
図である。
って図13の各データと共に格納する正解位置情報デー
タ及び正解文字コードデータのメモリマップを示す説明
図である。
【図16】図13のステップS10からS12までさら
に詳しい処理内容を示すフローチャートである。
に詳しい処理内容を示すフローチャートである。
【図17】この発明の第2実施例による図16と対応す
る処理内容を示すフローチャートである。
る処理内容を示すフローチャートである。
【図18】この発明の第3実施例による図13のステッ
プS1〜S7に相当する処理のフローチャートである。
プS1〜S7に相当する処理のフローチャートである。
【図19】この発明の第4実施例による図13のステッ
プS1〜S7に相当する処理のフローチャートである。
プS1〜S7に相当する処理のフローチャートである。
【図20】原稿上の問題領域と正解領域及びその各領域
の開始位置と終了位置を指定する領域指定マークの記入
例を示す説明図である。
の開始位置と終了位置を指定する領域指定マークの記入
例を示す説明図である。
【図21】図19におけるステップS18の領域指定マ
ーク認識処理の詳細を示すフローチャートである。
ーク認識処理の詳細を示すフローチャートである。
【図22】この発明の第5実施例による問題登録時の処
理を示すフローチャートである。
理を示すフローチャートである。
【図23】図22に示したこの発明の第5実施例で読み
込む問題用紙の一例とその認識処理の説明図である。
込む問題用紙の一例とその認識処理の説明図である。
【図24】1行単位で問題及びその正解が作成されてい
る問題用紙の例を示す図である。
る問題用紙の例を示す図である。
【図25】領域単位で問題が作成されている問題用紙の
例を示す図である。
例を示す図である。
【図26】この発明の第6実施例による問題登録時の処
理における図22の単語数のループに相当するフローチ
ャートである。
理における図22の単語数のループに相当するフローチ
ャートである。
【図27】図26の第6実施例で入力する問題用紙の一
例を示す図である。
例を示す図である。
【図28】この発明の第7実施例により問題のみを登録
する場合の処理における図22の行数のループに相当す
るフローチャートである。
する場合の処理における図22の行数のループに相当す
るフローチャートである。
【図29】同じく問題と正解を同時に登録する場合の処
理における図22の行数のループに相当するフローチャ
ートである。
理における図22の行数のループに相当するフローチャ
ートである。
【図30】図29の続きのフローチャートである。
【図31】この発明の第7実施例に使用する問題のみが
作画されている問題用紙の例を示す図である。
作画されている問題用紙の例を示す図である。
【図32】同じく問題と正解が同一紙面上に作画された
問題用紙の例を示す図である。
問題用紙の例を示す図である。
【図33】この発明の第8実施例による処理のフローチ
ャートである。
ャートである。
【図34】この発明の各実施例において新規に登録した
問題を作画して出力するための処理を示すフローチャー
トである。
問題を作画して出力するための処理を示すフローチャー
トである。
【図35】図16及び図17の登録処理に係わる説明図
である。
である。
【図36】この発明によるデジタル複写機の採点モード
における採点処理のサブルーチンのフロー図である。
における採点処理のサブルーチンのフロー図である。
【図37】この実施例で使用する答案用紙(問題用紙に
解答を記入したもの)の一例を示す図である。
解答を記入したもの)の一例を示す図である。
【図38】正解情報の記憶フォーマットの一例を示す説
明図である。
明図である。
【図39】採点結果を図37に示した答案用紙の画像と
重ねてプリント出力した採点結果出力紙の例を示す図で
ある。
重ねてプリント出力した採点結果出力紙の例を示す図で
ある。
【図40】この実施例で作成する解答欄付き問題用紙の
例を示す図である。
例を示す図である。
【図41】採点データのグラフ化の一例を示す図であ
る。
る。
【図42】採点データの表化の一例を示す図である。
1:デジタル複写機 2:デジタル複写部 3:アプリケーション部 5:データベース装置 6:外部記憶装置 7:原稿(問題用紙) 11:採点キー 14:出題キー 15:登録キー 20:コピー制御用マイクロコンピュータ(CPU) 21:操作部 22:ROM 23:RAM 24:画像メモリ 26:通信制御部 30:アプリ制御用マイクロコンピュータ(CPU) 31:アプリ制御部 32:アプリベースボード 33:ICカード 34:アプリ専用表示器(LC
D) 35:バーコード認識部 36:OCR部 39:採点処理部 40:CPUバス 41:作画部 42:データ記憶部 70:答案用紙 70′:問題用紙 80:採点結果出力紙 100:イメージスキャナ(スキャナ部) 106:CCDカラーイメージセンサ 200:レーザプリンタ(プリンタ部) 223:レーザダイオード
D) 35:バーコード認識部 36:OCR部 39:採点処理部 40:CPUバス 41:作画部 42:データ記憶部 70:答案用紙 70′:問題用紙 80:採点結果出力紙 100:イメージスキャナ(スキャナ部) 106:CCDカラーイメージセンサ 200:レーザプリンタ(プリンタ部) 223:レーザダイオード
Claims (9)
- 【請求項1】 原稿の画像を光学的に読み取りそれを光
電変換して画像データを得る画像読取手段と、該手段に
よって読み取った画像データを記憶する画像記憶手段
と、該手段に記憶された画像データを用紙上に画像形成
して出力する画像出力手段とを備えたデジタル複写機に
おいて、 前記画像記憶手段に記憶した画像データの文字及び罫線
を認識する文字・罫線認識手段と、 前記画像読取手段によって原稿として答案用紙を読み取
ってその画像データを前記画像記憶手段に記憶したと
き、前記文字・罫線認識手段によって認識された情報か
ら前記読み取った答案用紙の問題を認識する問題認識手
段及び解答を認識する解答認識手段と、 予め各種の問題に対する正解を登録する正解登録手段
と、 前記問題認識手段によって認識された問題に対して前記
正解登録手段に登録されている正解と前記解答認識手段
によって認識された解答とが一致しているか否かを各問
題毎に判定して採点する採点手段と、 該採点手段による採点結果を出力する採点結果出力手段
と、 前記画像読取手段によって原稿として新規の問題用紙を
読み取ってその画像データを前記画像記憶手段に記憶し
たとき、前記文字・罫線認識手段によって認識された情
報を所定のフォ―マットで新規の問題用紙のデータとし
て登録する問題用紙データ登録手段と、 該手段によって登録された問題用紙の各問題に対応する
正解を入力して前記正解登録手段に登録させる正解入力
手段と、 前記問題用紙データ登録手段に登録された問題用紙のデ
ータに基づいて、問題用紙の画像データを作画して前記
画像出力手段によって用紙に画像形成して問題用紙とし
て出力させる問題用紙作画手段とを設けたことを特徴と
する採点及び問題用紙登録機能を有するデジタル複写
機。 - 【請求項2】 請求の範囲第1項記載のデジタル複写機
において、前記正解入力手段が、前記画像読取手段によ
って原稿として正解付き問題用紙又は正解用紙を読み取
ってその画像データを前記画像記憶手段に記憶したと
き、前記文字・罫線認識手段によって認識された情報か
ら各問題に対する正解を認識して入力し、前記正解登録
手段に登録させる手段であることを特徴とする採点及び
問題用紙登録機能を有するデジタル複写機。 - 【請求項3】 原稿の画像を光学的に読み取りそれを光
電変換して画像データを得る画像読取手段と、該手段に
よって読み取った画像データを記憶する画像記憶手段
と、該手段に記憶された画像データを用紙上に画像形成
して出力する画像出力手段とを備えたデジタル複写機に
おいて、 前記画像記憶手段に記憶した画像データの文字及び罫線
を認識する文字・罫線認識手段と、 前記画像読取手段によって原稿として答案用紙を読み取
ってその画像データを前記画像記憶手段に記憶したと
き、前記文字・罫線認識手段によって認識された情報か
ら前記読み取った答案用紙の問題を認識する問題認識手
段及び解答を認識する解答認識手段と、 予め各種の問題に対する正解を登録する正解登録手段
と、 前記問題認識手段によって認識された問題に対して前記
正解登録手段に登録されている正解と前記解答認識手段
によって認識された解答とが一致しているか否かを各問
題毎に判定して採点する採点手段と、 該採点手段による採点結果を出力する採点結果出力手段
と、 前記画像読取手段によって読み取る原稿の問題領域と正
解領域を区別して指定する領域指定手段と、 該手段によって問題領域と正解領域が指定された原稿の
画像を前記画像読取手段が読み取ったときに、その問題
領域と正解領域を認識して各領域の画像データを区別し
て前記画像記憶手段に記憶させる領域認識手段と、 前記画像記憶手段に記憶された問題領域の画像データに
対する前記文字・罫線認識手段の認識情報を所定のフォ
―マットで新規の問題用紙のデータとして登録する問題
用紙データ登録手段と、 前記画像記憶手段に記憶された問題領域と正解領域の各
画像データに対する前記文字・罫線認識手段の認識情報
から問題とその正解とを認識して、その正解を問題と対
応づけて前記正解登録手段に登録させる問題・正解認識
手段と、 前記問題用紙データ登録手段に登録された問題用紙のデ
ータに基づいて、問題用紙の画像データを作画して前記
画像出力手段によって用紙に画像形成して問題用紙とし
て出力させる問題用紙作画手段とを設けたことを特徴と
する採点及び問題用紙登録機能を有するデジタル複写
機。 - 【請求項4】 原稿の画像を光学的に読み取りそれを光
電変換して画像データを得る画像読取手段と、該手段に
よって読み取った画像データを記憶する画像記憶手段
と、該手段に記憶された画像データを用紙上に画像形成
して出力する画像出力手段とを備えたデジタル複写機に
おいて、 前記画像記憶手段に記憶した画像データの文字及び罫線
を認識する文字・罫線認識手段と、 前記画像読取手段によって原稿として答案用紙を読み取
ってその画像データを前記画像記憶手段に記憶したと
き、前記文字・罫線認識手段によって認識された情報か
ら前記読み取った答案用紙の問題を認識する問題認識手
段及び解答を認識する解答認識手段と、 予め各種の問題に対する正解を登録する正解登録手段
と、 前記問題認識手段によって認識された問題に対して前記
正解登録手段に登録されている正解と前記解答認識手段
によって認識された解答とが一致しているか否かを各問
題毎に判定して採点する採点手段と、 該採点手段による採点結果を出力する採点結果出力手段
と、 前記画像読取手段によって原稿として新規の問題用紙を
読み取ってその画像データを前記画像記憶手段に記憶し
たとき、前記文字・罫線認識手段によって認識される情
報から、前記原稿上に印された問題領域の開始位置及び
終了位置ならびに正解領域の開始位置及び終了位置をそ
れぞれ示す特定のマーク又は記号を識別するマーク・記
号識別手段と、 問題用紙のデータを所定のフォーマットで登録する問題
用紙データ登録手段と、 前記マーク・記号識別手段に
よって識別されたマーク又は記号に基づいて問題領域と
正解領域を判別し、その問題領域の文字・罫線の認識情
報を前記問題用紙データ登録手段に、正解領域の文字認
識情報を前記正解登録手段にそれぞれ対応させて登録す
る問題・正解認識手段と、 前記問題用紙データ登録手段に登録された問題用紙のデ
ータに基づいて、問題用紙の画像データを作画して前記
画像出力手段によって用紙に画像形成して問題用紙とし
て出力させる問題用紙作画手段とを設けたことを特徴と
する採点及び問題用紙登録機能を有するデジタル複写
機。 - 【請求項5】 原稿の画像を光学的に読み取りそれを光
電変換して画像データを得る画像読取手段と、該手段に
よって読み取った画像データを記憶する画像記憶手段
と、該手段に記憶された画像データを用紙上に画像形成
して出力する画像出力手段とを備えたデジタル複写機に
おいて、 前記画像記憶手段に記憶した画像データの文字及び罫線
を認識する文字・罫線認識手段と、 前記画像読取手段によって原稿として答案用紙を読み取
ってその画像データを前記画像記憶手段に記憶したと
き、前記文字・罫線認識手段によって認識された情報か
ら前記読み取った答案用紙の問題を認識する問題認識手
段及び解答を認識する解答認識手段と、 予め各種の問題に対する正解を登録する正解登録手段
と、 前記問題認識手段によって認識された問題に対して前記
正解登録手段に登録されている正解と前記解答認識手段
によって認識された解答とが一致しているか否かを各問
題毎に判定して採点する採点手段と、 該採点手段による採点結果を出力する採点結果出力手段
と、 前記画像読取手段によって原稿として新規の問題用紙を
読み取ってその画像データを前記画像記憶手段に記憶し
たとき、前記文字・罫線認識手段によって認識される情
報から、前記原稿上に印された問題領域と正解領域の境
界を示す特定のマーク又は記号を識別する問題・正解領
域境界識別手段と、 問題用紙のデータを所定のフォーマットで登録する問題
用紙データ登録手段と、 前記問題・正解領域境界識別
手段による識別結果に基づいて問題領域と正解領域を判
別し、その問題領域の文字・罫線の認識情報を問題用紙
データ登録手段に、正解領域の文字認識情報を前記正解
登録手段にそれぞれ対応させて登録する問題・正解認識
手段と、 前記問題用紙データ登録手段に登録された問題用紙のデ
ータに基づいて、問題用紙の画像データを作画して前記
画像出力手段によって用紙に画像形成して問題用紙とし
て出力させる問題用紙作画手段とを設けたことを特徴と
する採点及び問題用紙登録機能を有するデジタル複写
機。 - 【請求項6】 請求項4又は5記載のデジタル複写機に
おいて、 前記画像読取手段によって原稿として新規の問題用紙を
読み取ってその画像データを前記画像記憶手段に記憶し
たとき、前記文字・罫線認識手段によって認識される情
報から、特定の記号による複数の問題開始記号を検索し
てその各位置情報を取得する問題開始記号検索手段を備
え、該手段によって検索された各問題開始記号の位置情
報に基づいて、前記問題・正解認識手段が問題領域内の
複数の問題を区別して前記問題用紙データ登録手段に登
録させるようにしたことを特徴とする採点及び問題用紙
登録機能を有するデジタル複写機。 - 【請求項7】 請求項4記載のデジタル複写機におい
て、 前記マーク・記号識別手段が、前記特定のマーク又は記
号を行単位で識別する手段であり、 前記問題・正解認識手段が、前記マーク・記号識別手段
によって行単位で識別されたマーク又は記号に基づいて
問題毎及び正解毎の開始位置及び終了位置を識別し、そ
の各問題領域及び解答領域の認識情報を前記問題用紙デ
ータ登録手段及び前記正解登録手段にそれぞれ個別に登
録する手段であることを特徴とする採点及び問題用紙登
録機能を有するデジタル複写機。 - 【請求項8】 原稿の画像を光学的に読み取りそれを光
電変換して画像データを得る画像読取手段と、該手段に
よって読み取った画像データを記憶する画像記憶手段
と、該手段に記憶された画像データを用紙上に画像形成
して出力する画像出力手段とを備えたデジタル複写機に
おいて、 前記画像記憶手段に記憶した画像データの文字及び罫線
を認識する文字・罫線認識手段と、 前記画像読取手段によって原稿として答案用紙を読み取
ってその画像データを前記画像記憶手段に記憶したと
き、前記文字・罫線認識手段によって認識された情報か
ら前記読み取った答案用紙の問題を認識する問題認識手
段及び解答を認識する解答認識手段と、 予め各種の問題に対する正解を登録する正解登録手段
と、 前記問題認識手段によって認識された問題に対して前記
正解登録手段に登録されている正解と前記解答認識手段
によって認識された解答とが一致しているか否かを各問
題毎に判定して採点する採点手段と、 該採点手段による採点結果を出力する採点結果出力手段
と、 前記画像読取手段によって原稿として新規の問題用紙を
読み取ってその画像データを前記画像記憶手段に記憶し
たとき、前記文字・罫線認識手段によって認識された情
報から問題とその正解の情報を認識する問題・正解認識
手段と、 該手段によって認識された問題とその正解の情報を所定
のフォ―マットデータに変換するフォーマット変換手段
と、 該手段によって変換された所定のフォーマットデータを
新規の問題用紙の問題と正解のデータとして外部へ取り
出し可能な記憶媒体に格納して登録する外部記憶手段
と、 該外部記憶手段に装着された記憶媒体から読み出される
問題用紙の問題と正解のデータをそれぞれ登録する問題
用紙データ登録手段及び正解登録手段と、 前記問題用紙データ登録手段に登録された問題用紙のデ
ータに基づいて、問題用紙の画像データを作画して前記
画像出力手段によって用紙に画像形成して問題用紙とし
て出力させる問題用紙作画手段とを設けたことを特徴と
する採点及び問題用紙登録機能を有するデジタル複写
機。 - 【請求項9】 請求項8記載のデジタル複写機におい
て、 前記フォーマット変換手段によって変換された所定のフ
ォーマットデータを外部装置へ転送し、外部装置で編集
された前記所定のフォーマットデータを受信して前記問
題用紙データ登録手段及び正解登録手段に登録させるデ
ータ転送手段を設けたことを特徴とする採点及び問題用
紙登録機能を有するデジタル複写機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6340512A JPH08186672A (ja) | 1994-12-30 | 1994-12-30 | 採点及び問題用紙登録機能を有するデジタル複写機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6340512A JPH08186672A (ja) | 1994-12-30 | 1994-12-30 | 採点及び問題用紙登録機能を有するデジタル複写機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08186672A true JPH08186672A (ja) | 1996-07-16 |
Family
ID=18337691
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6340512A Pending JPH08186672A (ja) | 1994-12-30 | 1994-12-30 | 採点及び問題用紙登録機能を有するデジタル複写機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08186672A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998022898A1 (fr) * | 1996-11-15 | 1998-05-28 | Toho Business Management Center | Systeme de gestion d'operations |
JP2006236053A (ja) * | 2005-02-25 | 2006-09-07 | Fuji Xerox Co Ltd | 手書き情報自動集計システム |
JP2006235954A (ja) * | 2005-02-24 | 2006-09-07 | Casio Comput Co Ltd | 合成印刷システム |
CN113723543A (zh) * | 2021-09-02 | 2021-11-30 | 成都东方闻道科技发展有限公司 | 一种自动裁题展示方法、装置、计算机设备及存储介质 |
WO2024112152A1 (ko) * | 2022-11-24 | 2024-05-30 | (주)웅진씽크빅 | 워크시트를 이용한 학습 지원 장치 및 방법 |
-
1994
- 1994-12-30 JP JP6340512A patent/JPH08186672A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2024112152A1 (ko) * | 2022-11-24 | 2024-05-30 | (주)웅진씽크빅 | 워크시트를 이용한 학습 지원 장치 및 방법 |
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