JPH0836559A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH0836559A
JPH0836559A JP17117194A JP17117194A JPH0836559A JP H0836559 A JPH0836559 A JP H0836559A JP 17117194 A JP17117194 A JP 17117194A JP 17117194 A JP17117194 A JP 17117194A JP H0836559 A JPH0836559 A JP H0836559A
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JP
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question
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JP17117194A
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English (en)
Inventor
Tetsuya Kagawa
哲也 香川
Masahito Yanagida
雅人 柳田
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 学校等にも広く普及している複写機、特に近
年急速に普及してきているデジタル複写機のような画像
処理装置を利用して、問題用紙の作成や答案の採点とい
った教育に不可欠な作業の効率化および適正化を図ると
ともに、利用できるユーザを特定して操作の適正化を図
る。 【構成】 画像読取手段Aで模範解答用紙および答案用
紙の画像を読み取って画像記憶手段Bに一旦記憶させ、
各用紙の画像情報の解答領域から文字を認識し、次いで
認識した文字列の単語を判別し、その単語から解答を特
定してそれぞれ模範解答記憶手段Pおよび答案記憶手段
Qに記憶させる。さらに各解答を呼び出して解答比較手
段Rによって比較し、最後に採点結果出力手段Sがその
比較結果を「正解」「間違い」等の採点情報に変換して
出力する。この採点情報は、ユーザ確認手段J”が予め
ユーザ登録手段H”に登録してあるユーザと認識した場
合にのみ出力できるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、デジタル複写機のよ
うに、原稿の画像を読み取る画像読取手段と、該手段に
よって読み取った画像情報を記憶する画像記憶手段と、
該画像記憶手段に記憶された画像情報を用紙上に画像形
成して出力する画像出力手段とを備えた画像処理装置に
関し、特に問題用紙の登録,印字機能、および答案の自
動採点機能を備えた画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】学校や学習塾を始め各種教育の場等で
は、生徒や学習者の学習成果を確認したりその学習成果
に応じた成績を判定したり、資格を与えたり、あるいは
入学者を決めるためなどに頻繁に試験(テスト)が実施
されている。
【0003】その試験後の解答用紙の採点は、学校など
では試験実施者である教師が手作業で行なうのが一般的
であるが、入学試験や資格試験、あるいは大規模な模擬
試験などの場合には、大勢の採点者が分担して行なった
り、コンピュータを用いた自動採点システムによる自動
採点も行なわれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、答案用
紙の採点を手作業で行なう場合には、相当の手間がかか
り採点効率が悪いばかりか、誤った採点を行なってしま
うおそれもある。一方、自動採点を行なう場合には、予
め解答用紙の解答欄に塗り潰しマーク等の決められた方
法で解答させるマークシート方式が多く採用されている
が、解答方法が極めて単純なものに規制されてしまうば
かりか、その採点装置も専用のもので、短時間に大量の
解答用紙を読み込んで採点する高速処理の装置であり、
大容量のメモリも必要とするために非常に高価なものと
なっている。
【0005】さらに、装置が大きくその使用方法も特殊
なため、個々の学校や学習教室などでは使用することが
できなかった。その上、マークシートを読むこと以外は
できないため、専用機として購入する必要があり、ダウ
ンサイジング(分散化)への障害となっている。
【0006】そこで、解答用紙がマークシートに制限さ
れず、任意の答案用紙に直接採点でき、しかも教師等が
パーソナルで手軽に使用できる自動採点・集計システム
が開発された。このシステムは、採点台上の所定の位置
に採点する答案用紙をセットして、解答欄の解答に対し
て従来の手作業による採点方法と同様に赤ペン等で○や
×を付けていくと、それを自動的に読み取って合計点を
算出し、そのデータをデータベースに蓄積して、個人別
の成績表を作成したり、設問ごとの正解率や平均点など
の統計情報も提供できるようになっている。
【0007】しかしながら、このシステムよっても、採
点(○×をつけること)自体は人手によって行なわなけ
ればならず、採点作業がそれほど容易になったとはいえ
なかった。
【0008】また、各種試験に使用する問題用紙は、教
師等の試験実施者が自分で原稿を作成して必要枚数の問
題用紙を複写機でコピーしたり簡易印刷機で印刷する
か、あるいは専門の業者に印刷させたものや、業者自身
が問題も作成して印刷したものなどが使用されている。
しかしながら、業者等から購入した問題用紙を使用して
テストを行なう場合、問題内容が画一的になりやすく、
生徒一人一人の実力レベルに合わせた演習ができないた
め、十分な教育効果を挙げられないことが指摘されてい
た。また、別の学校で先に業者作成の問題用紙を使った
テストが行なわれると、その情報が塾等で交換されて、
テストをする前にその問題がわかってしまう等の社会問
題も発生していた。
【0009】この発明は上記のような問題を解決するた
めになされたものであり、学校等にも広く普及している
複写機、特に近年急速に普及してきているデジタル複写
機のように、画像読取手段(イメージスキャナ)とその
読み取った画像情報を記憶する画像記憶手段(画像メモ
リ)、及びその記憶された画像情報を用紙上に画像形成
して出力する画像出力手段(プリンタ部)を備えた画像
処理装置を利用して、問題用紙の作成や答案の採点とい
った教育に不可欠な作業の効率化および適正化を図るこ
とを目的とする。
【0010】すなわち、一度作成した問題用紙を保存し
ておき、例えば、生徒一人一人の実力レベルに応じた種
々の問題用紙を独自に保存しておき、予め登録してある
ユーザのみが所望の問題用紙を取り出せるようにするこ
とで、近隣の塾,学校等の生徒による出題内容の情報も
れを気にすることなく、生徒一人一人に対する適確な教
育指導を実現できるようにすることを目的とする。ま
た、解答が記入された答案用紙の採点を、予め登録して
あるユーザなら誰でも簡単に行なえるようにすることを
目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するために、図1〜図3の機能ブロック図に示すよ
うに、原稿の画像を読み取る画像読取手段(イメージス
キャナ)Aと、該手段Aによって読み取った画像情報を
記憶する画像記憶手段(画像メモリ)Bと、該画像記憶
手段Bに記憶された画像情報を用紙上に画像形成して出
力する画像出力手段(プリンタ)Cとを備えた画像処理
装置において、次の各手段を設けたものである。
【0012】すなわち、請求項1の画像処理装置は、図
1の機能ブロック図に示すように画像読取手段Aで画像
情報を読み取る原稿として、問題用紙を指定する問題読
取指定手段D、この問題読取指定手段Dで指定され画像
読取手段Aにより読み取った問題用紙の画像情報を記憶
する問題記憶手段E、この問題記憶手段Eに記憶してあ
る問題用紙の画像情報を読み出し、画像出力手段Cによ
り用紙上に画像形成して出力させる問題用紙出力手段
F、問題用紙を問題記憶手段Eに記憶できるユーザを指
定するユーザ指定手段G、このユーザ指定手段Gにより
指定されたユーザに関するユーザ情報を登録するユーザ
登録手段H、問題読取指定手段Dによる問題用紙の指定
に関連してユーザ情報の入力を受け付けるユーザ情報入
力手段I、このユーザ情報入力手段Iにより入力された
ユーザ情報が、ユーザ登録手段Hに登録されているか否
かを確認し、登録されている場合にのみ該問題用紙の画
像情報を問題記憶手段Eに記憶させるユーザ確認手段J
を設けてある。
【0013】この請求項1の画像処理装置は、ユーザ指
定手段Gが、問題用紙の種別ごとにユーザの指定を可能
とするとともに、ユーザ登録手段Hが、ユーザ指定手段
Gで指定した問題用紙の種別ごとにユーザ情報の登録を
可能とし、かつユーザ確認手段Jが、ユーザ情報入力手
段Iにより入力されたユーザ情報について、ユーザ登録
手段Hに登録されているか否かを確認するとき、登録す
べき問題用紙の種別が該ユーザについて登録されている
か否かも確認し、登録されている場合にのみ該問題用紙
の画像情報を問題記憶手段Eに記憶させるようにしても
よい。
【0014】また、請求項3の画像処理装置では、図2
の機能ブロック図に示すように、画像読取手段Aで画像
を読み取る原稿として、問題用紙を指定する問題読取指
定手段D、この問題読取指定手段Dで指定され画像読取
手段Aで読み取った問題用紙の画像情報を記憶する問題
記憶手段E、この問題記憶手段Eに記憶してある問題用
紙の画像情報を読み出し、画像出力手段Cで用紙上に画
像形成して出力させる問題用紙出力手段F、問題記憶手
段Eに記憶してある問題用紙の画像情報について問題用
紙出力手段Fによる読み出しを指示する問題出力指示手
段K、問題記憶手段Eに記憶してある問題用紙の画像情
報を出力できるユーザを指定するユーザ指定手段G’、
このユーザ指定手段G’で指定されたユーザに関するユ
ーザ情報を登録するユーザ登録手段H’、問題出力指示
手段Kによる指示に関連してユーザ情報の入力を受け付
けるユーザ情報入力手段I’、このユーザ情報入力手段
I’により入力されたユーザ情報が、ユーザ登録手段
H’に登録されているか否かを確認し、登録されている
場合にのみ該問題出力指示手段Kで指示された問題用紙
の画像情報を問題用紙出力手段Fにより読み出させるユ
ーザ確認手段J’、を設けてある。
【0015】この請求項3の画像処理装置は、ユーザ指
定手段G’が、問題用紙の種別ごとにユーザを指定可能
とするとともに、ユーザ登録手段H’が、ユーザ指定手
段G’で指定された問題用紙の種別ごとにユーザ情報を
登録可能とし、かつユーザ確認手段J’が、ユーザ情報
入力手段I’により入力されたユーザ情報について、ユ
ーザ登録手段H’に登録されているか否かを確認すると
き、問題出力指示手段Kで指示された問題用紙の種別が
該ユーザについて登録されているか否かも確認し、登録
されている場合にのみ該問題用紙の画像情報を問題用紙
出力手段Fにより読み出させるようにしてもよい。
【0016】さらに、請求項5の画像処理装置では、画
像読取手段Aで読み取る原稿を、模範解答用紙またはユ
ーザに関する所定事項の記入してある答案用紙に選別す
る原稿選別手段L、この原稿選別手段Lによって選別し
た模範解答用紙または答案用紙上の解答領域に記載され
ている文字を認識する文字認識手段M、この文字認識手
段Mにより認識された文字列から該模範解答用紙または
答案用紙上の解答領域に記載されている単語を判別する
単語判別手段N、この単語判別手段Nの判別結果に基づ
いて該模範解答用紙または答案用紙上の解答領域に記載
されている解答を特定する解答特定手段O、この解答特
定手段Oによって特定した模範解答用紙上の解答を記憶
する模範解答記憶手段P、解答特定手段Oによって特定
した答案用紙上の解答を記憶する答案記憶手段Q、模範
解答記憶手段Pから読み出した模範解答用紙上の解答と
答案記憶手段Qから読み出した答案用紙上の解答とを比
較する解答比較手段R、この解答比較手段Rによる比較
結果を所定の採点情報に変換して出力する採点結果出力
手段S、採点情報を出力できるユーザを指定するユーザ
指定手段G”、このユーザ指定手段G”で指定されたユ
ーザに関する所定事項を登録するユーザ登録手段H”、
答案用紙の画像読み取りに関連してユーザ情報の入力を
受け付けるユーザ情報入力手段I”、このユーザ情報入
力手段I”により入力されたユーザ情報が、ユーザ登録
手段H”に登録されているか否かを確認し、登録されて
いる場合にのみ該答案用紙に関する採点情報を出力可能
とするユーザ確認手段J”、を設けてある。
【0017】この請求項5の画像処理装置は、ユーザ指
定手段G”が、答案用紙の種別ごとにユーザを指定可能
とするとともに、ユーザ登録手段H”が、ユーザ指定手
段G”で指定され答案用紙の種別ごとにユーザ情報を登
録可能とし、かつユーザ確認手段J”が、ユーザ情報入
力手段I”により入力されたユーザ情報について、ユー
ザ登録手段H”に登録されているか否かを確認すると
き、採点情報を出力すべき答案用紙の種別が該ユーザに
ついて登録されているか否かも確認し、登録されている
場合にのみ該答案用紙の採点情報を出力できるようにし
てもよい。
【0018】
【作用】この発明による画像処理装置は、原稿として通
常のコピー原稿をセットして画像読取手段Aに読み取ら
せれば、その読み取った画像情報を画像記憶手段Bに一
旦記憶し、その記憶した画像情報を用紙上に画像形成し
て出力するので、従来のデジタル複写機と同様に必要な
枚数のコピーを簡単にとることができる。
【0019】また、原稿として問題用紙を指定して画像
読取手段Aに読み取らせれば、読み取った問題用紙の画
像情報を問題記憶手段Eに記憶することができ(問題登
録機能)、さらにユーザは必要に応じて該記憶手段Eに
記憶してある問題用紙の画像情報を容易に取り出すこと
ができる(問題出力機能)。
【0020】この発明では、問題記憶手段Eによる問題
用紙の画像情報の記憶を、予め登録してあるユーザだ
け、例えば、問題を作成する教師だけが行なえるように
してあるので、画像処理装置を使用する他のユーザの誤
操作によって問題記憶手段Eに問題用紙以外の画像情報
が蓄積される等の不都合を回避することができる。さら
に、問題記憶手段Eに記憶してある問題用紙の画像情報
を、予め登録してあるユーザだけが取り出せるようにし
てあるので、試験前に出題予定の問題が漏洩する等の不
都合を回避することができる。
【0021】上述した問題登録機能では、問題の種別ご
とに問題用紙を登録できるユーザを限定することもでき
る。また、問題出力機能では、問題の種別ごとに問題用
紙の画像情報を取り出せるユーザを限定することもでき
る。このようにすれば、ユーザによる各機能の利用管理
を一層適正に行なうことがでる。
【0022】また、原稿として模範解答の記載された模
範解答用紙と、受験者の解答が記載された答案用紙をセ
ットし、各々画像読取手段Aに読み取らせれば、まずそ
れぞれの用紙の解答領域に記載された文字を認識し、次
いで認識した文字列から特定の単語を判別することによ
り、この判別された単語から解答を特定することができ
る。続いて、模範解答用紙上に記載されていた解答と、
答案用紙上に記載されていた受験者の解答とを解答比較
手段Rで比較することにより、各解答の比較結果を得る
ことができる。
【0023】そして、得られた比較結果を採点結果出力
手段Sによって「正解」,「誤り」等の採点情報に変換
して出力すれば、ユーザは解答に対する採点結果を自動
的に得ることができる(採点機能)。この採点機能は、
予め登録してあるユーザについてのみ採点情報を出力で
きるようにしてあるので、採点処理操作を知らないユー
ザによる誤操作を防止でき、適正な使用を確保すること
ができる。
【0024】上述した採点機能では、答案用紙の種別ご
とに採点情報を出力できるユーザを限定することもでき
る。このようにすれば、ユーザによる同機能の利用管理
を一層適正に行なうことができる。
【0025】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面の図4以降を
参照して詳細に説明する。図4は、この発明の実施例に
係る画像処理装置(デジタル複写機)の機構部の構成例
を示す。このデジタル複写機は、大きく分けて上部にあ
る画像読取手段としてのイメージスキャナ(以下「スキ
ャナ部」という)100と、その下に配置された画像出
力手段としてのレーザプリンタ(以下「プリンタ部」と
いう)200で構成されている。図5は、そのプリンタ
部の感光体ドラム回りの画像形成作用を示す拡大説明図
である。
【0026】スキャナ部100の最上部に、原稿を配置
するコンタクトガラス101が設置されており、その上
に自動原稿送り装置(ADF)102が取り付けられて
いる。自動原稿送り装置102は、多数枚の原稿を配置
できる原稿配置台107、この原稿配置台107上の原
稿を一枚一枚分離する呼出しローラ108、分離した一
枚の原稿を画像面が下向きの姿勢でコンタクトガラス1
01の方向に導く給紙ローラ109、導かれた原稿をコ
ンタクトガラス101の所定位置に配置する搬送ベルト
110を有している。
【0027】さらに、搬送ベルト110の原稿排出方向
(図4の右方向)の端部近くには、両面原稿を自動的に
反転させる原稿反転機構111が設けてある。この原稿
反転機構111は、反転ローラ112と切替爪113と
で構成されており、切替爪113が図4の実線の位置に
あるとき、反転ローラ112に巻き込んだ原稿を、再び
コンタクトガラス101と搬送ベルト110の間に図4
の右方向から送り込み、同ガラス101上の所定位置に
配置する。一方、片面原稿の場合は、切替爪113が図
4の想像線の位置となり、反転ローラ112に巻き込ん
だ原稿を排紙テーブル114に排出する。
【0028】また、コンタクトガラス101の下方に
は、光学走査系103が設けられている。コンタクトガ
ラス101上に載置された原稿は、その下側の面が光学
走査系103の露光ランプ104によって露光され、そ
の反射光つまり画像光が、光学走査系103に設けられ
ている各種ミラーおよびレンズ105を通って、光電変
換デバイスである一次元CCDイメージセンサ(以下単
に「CCD」という)106の受光面に結像される。
【0029】光学走査系103は、機械的な駆動系によ
って図面の左右方向に駆動されるので、原稿面の各部の
露光によって得られる画像光が順次1ライン毎にCCD
106に読み取られる。このCCD106によって読み
取られた画像情報は、後述する画像メモリに一旦記憶さ
れて画像処理を経た後に出力画像データに変換され、レ
ーザプリンタ200の書込装置201に送出される。
【0030】それによって、書込装置201から出力画
像データに応じて変調されたレーザ光が書込用の光学系
を通って射出され、図5にも明示するように、矢示方向
に回転する感光体ドラム202の表面を露光する。その
感光体ドラム202の表面は、予め帯電チャージャ20
3によって全面が均一に所定の高電位に帯電されてお
り、レーザ光の照射を受けると、その光強度に応じて電
荷が消失して電位が変化し、画像に対応する電位分布つ
まり静電潜像が形成される。
【0031】感光体ドラム202に形成された静電潜像
は、それが現像ユニット204を通過する時に、現像ロ
ーラR1,R2(図5)によって供給される現像剤と接
触し、そのトナーを吸着して可視化され、トナー像を形
成する。
【0032】一方、給紙カセット212または213の
うち選択されたものから記録紙(普通紙)が給紙ローラ
群214または215によって繰り出され、その記録紙
はレジストローラ対216によって、感光体ドラム20
2上のトナー像の形成タイミングに同期して感光体ドラ
ム202の表面に重なるように送り込まれる。続いて、
プラスのバイアス電圧を印加された画像出力部を形成す
る転写ベルト208によって、マイナスに帯電したトナ
ー像を記録紙MP(図5)に転写する。
【0033】その転写後、記録紙MPを分離爪209に
よって感光体ドラム202から分離させて、転写ベルト
208によって定着ユニット217へ搬送し、その定着
ユニット217によって記録紙上のトナー像を熱定着す
る。その後、その記録紙MPは排紙ローラ群218によ
って排紙トレイ219上に排出される。
【0034】一方、トナー像の転写および記録紙の分離
後、感光体ドラム202の表面の残留トナーをクリーニ
ングユニット210のクリーニングブラシBKとクリー
ニングブレードCBによってクリーニングし、除電用L
ED211による全面露光と除電チャージャのACコロ
ナ放電によって残留電荷を消去して、次回の画像形成に
備える。
【0035】また、220は手差し給紙部であり、給紙
カセット212,213にセットされている記録紙と異
なるサイズや種類の記録紙にコピーしたい場合に、同給
紙部220に設けた手差しトレイ221からその記録紙
を挿入して給紙させることができる。手差しトレイから
供給した記録紙は、給紙コロ222によってレジストロ
ーラ対216に送られ、感光体ドラム202へと導かれ
る。
【0036】さらに、プリンタ部200には、記録紙の
両面にコピー(両面コピー)したり合成コピーをする場
合の再給紙ユニット223が設けてある。この再給紙ユ
ニット223は、排紙ローラ群218の近傍に設けた切
替爪224、湾曲形状の反転ガイド板225、搬送ガイ
ド226、再給紙ローラ群227を備えた構成となって
いる。
【0037】すなわち、片面コピー済みの記録紙を再給
紙する場合は、切替爪224が図5の実線で示した位置
になり、排紙ローラ群218に巻き込まれる直前の記録
紙を反転ガイド板225へ導く。反転ガイド板225
は、その湾曲形状に沿って記録紙を反転させ、搬送ガイ
ド226に送り込む。そして、再給紙ローラ群227に
よって記録紙を搬送し、レジストローラ対216へと記
録紙を再給紙する。
【0038】図6はこの発明の実施例に係る画像処理装
置のデータ処理及び制御系の構成を示す図である。10
はCPUバスで、図示のように操作部11、スキャナ部
(画像読取手段)100、プリンタ部(画像出力手段)
200、画像メモリ(画像記憶手段)12、問題登録メ
モリ(問題記憶手段)13、問題情報認識部14a、受
験者情報認識部14b、解答認識部15、辞書16、模
範解答メモリ17、答案メモリ18、解答比較部19、
採点処理部20、採点メモリ21、作画部22、ユーザ
登録メモリ23、ユーザ情報認識部24、ユーザ確認部
25の各部をシステム制御部(CPU)26に接続して
いる。
【0039】操作部11は、図7に示すように、この発
明の問題登録機能,問題出力機能,採点機能に係わるキ
ー群、すなわち問題用紙を問題登録メモリ13に登録す
るための問題用紙登録キー31、問題用紙の印字出力を
要求するための問題印字キー32、模範解答用紙を模範
解答メモリ17に登録するための模範解答登録キー3
3、答案用紙を読み込み採点処理を実行するための答案
採点キー34、この発明に係る諸機能を利用できるユー
ザ情報を登録するためのユーザ登録キー35、登録して
ある問題用紙,模範解答,答案用紙の画像情報やユーザ
情報を消去するための消去キー36、印字出力する問題
の選択等に使用する選択キー37が設けてある。
【0040】41はLCDからなる表示器であり、問題
用紙の選択等に際して選択できる内容を表示したりする
他、操作ガイダンスなどを表示する。また、操作部11
には、これらの他に通常のコピーモードでも使用するス
タートキー42およびストップキー43、コピー枚数等
の数値入力用のテンキー44などの各種キーを備えてい
る。スキャナ部100およびプリンタ部200は、図4
および図5に基づいて上記説明したとおりの構成となっ
ている。なお、プリンタ部200には、スキャナ部10
0で読み込んだ画像情報の画像処理に関する構造も備わ
っている。その画像処理方式については、従来公知のデ
ジタル複写機と同様であるため、その詳細は省略する。
【0041】画像メモリ12は、スキャナ部100で読
み込んだ原稿のイメージ画像データ(画像情報)を記憶
しておくメモリである。この実施例では、図16に示す
ようなユーザ登録用紙3の画像情報を予め画像メモリ1
2に記憶してあり、後述する所定の操作に応じて、プリ
ンタ部200から該ユーザ登録用紙3の画像情報を印字
出力するようになっている。問題登録メモリ13は、ス
キャナ部100で読み込んだ問題用紙のイメージ画像を
記憶しておくメモリである。
【0042】この実施例で問題登録メモリ13に登録す
る問題用紙の一例を図14に示す。この問題用紙1は中
央部が出題領域1aになっており、この出題領域1a内
に問題が記載される。同図では問題内容として、「この
動物はなんでしょう?」という問題文と問題となる動物
の絵が描かれている。また、問題用紙1の下部が解答領
域1bになっており、ここに受験者が解答を記入する。
さらに、問題用紙1の上部に問題情報を記載するための
問題識別欄1cおよび受験者情報を記載するための受験
者識別欄1dが設けてある。
【0043】ここで、問題情報としては、該問題用紙1
の問題内容を特定するための情報、例えば、算数,国
語,理科,社会等の問題分野と「001」等の問題番号
を予め定めておく。また、受験者情報としては、受験番
号や受験者氏名など、問題を解答した受験者を特定する
ための情報がある。なお、問題用紙1の解答領域1bに
模範解答を記入したものが模範解答用紙であり、同領域
1bに受験者が解答を書き込んだものが答案用紙であ
る。
【0044】問題情報認識部14aは、模範解答用紙ま
たは答案用紙に記入された問題情報を認識する。問題情
報認識部14aは、例えば、スキャナ部100で読み取
られた模範解答用紙や答案用紙の画像における問題識別
欄1c内に記載された文字を認識し、次いで必要に応じ
辞書16を参照して上記認識した文字列から単語を判別
し、この単語によって問題情報を特定する。なお、問題
識別欄1cの位置は予め問題認識部にインプットしてお
くとよい。また、問題情報をバーコードで表示してお
き、公知のバーコードスキャナをこの問題情報認識部1
4aとすることもできる。
【0045】受験者情報認識部14bは、答案用紙に記
入された受験者情報を認識する。この受験者情報認識部
14bも問題情報認識部14aと同様、例えば、スキャ
ナ部100で読み取られた答案用紙の画像における受験
者識別欄1d内に記載された文字を認識し、次いで必要
に応じ辞書16を参照して上記認識した文字列から単語
を判別し、この単語によって受験者情報を特定する。
【0046】解答認識部15は、スキャナ部100で読
み込んだ模範解答用紙または答案用紙の解答領域に記載
されている文字を認識するとともに(文字認識手段)、
認識された文字列につき辞書16を参照して一定の単語
を判別し(単語判別手段)、さらに判別した単語から模
範解答用紙または答案用紙に記載されていた解答を特定
する(解答特定手段)という一連の機能を有している。
【0047】模範解答メモリ17は、解答認識部15で
特定した模範解答用紙上の解答を記憶するメモリであ
る。また、答案メモリ18は、同じく解答認識部15で
特定した答案用紙上の解答を記憶するメモリである。解
答比較部19は、模範解答メモリ17に記憶した模範解
答用紙上の解答と、答案メモリ18に記憶した答案用紙
上の解答とを比較して、双方の解答が一致またはそれに
相当するものであるか否かを判別する。
【0048】採点処理部20は、解答比較部19での比
較結果を所定の採点情報に変換して出力する。採点情報
としては、例えば、「正解」,「間違い」等の文字や、
○,×等の記号の他、解答に対する採点結果を示す任意
の記号や文章等を設定することができる。ここで、比較
結果が一致またはそれに相当するものであった場合に
は、正解を意味する採点情報を出力し、一方、比較結果
が不一致であった場合には、誤答を意味する採点情報を
出力すべきことは勿論である。
【0049】採点メモリ21は、スキャナ部100から
複数の答案用紙の画像情報が読み込まれた場合に、それ
ら答案用紙と模範解答用紙との比較結果について記憶し
ておくメモリである。作画部22は、プリンタ部200
を使用して採点情報を答案用紙の画像情報に付加した状
態で印字出力する場合、画像メモリ12から答案用紙の
画像情報を取り込むとともに、該画像情報に採点情報を
重ね合わせた画像を形成する機能を有している。
【0050】図15は、答案用紙の画像情報に採点情報
を付加して印字出力した採点用紙2の一例を示してい
る。採点用紙2には答案用紙の画像情報、すなわち出題
領域2a,解答領域2b,問題識別欄2c,受験者識別
欄2dが描画されるとともに、解答領域2bに受験者の
書き込んだ解答の画像が描画され、かつ解答の画像(同
図では「いぬ」と解答)に対し、正解または誤りを〇×
等の記号(同図では正解を示す「○」)で示した採点情
報が付加されている。
【0051】ユーザ登録メモリ23は、この発明の問題
登録機能,問題出力機能,採点機能の各機能を利用でき
るユーザを各機能別に登録するためのメモリである。ま
た、問題登録機能,問題出力機能については問題用紙の
種別ごとに、採点機能については答案用紙の種別ごと
に、その機能を利用できるユーザを登録できるようにな
っている。ここで、問題用紙,答案用紙の種別として
は、各用紙の問題識別欄1cに書かれた問題分野や受験
対象となるユーザの学年などを任意に特定することがで
きる。
【0052】この実施例では、後述するようにスキャナ
部100から図16に示すようなユーザ登録用紙3を読
み込み、該用紙で指定されたユーザ情報をユーザ登録メ
モリ23に登録するようにしている。このため、読み込
まれたユーザ登録用紙3の画像情報から、指定された機
能,問題分野,ユーザ氏名,パスワード等のユーザ情報
を認識するユーザ情報認識部24が設けてある。また、
スキャナ部100をユーザ情報入力手段として機能さ
せ、画像処理装置が問題登録,問題出力,採点の各機能
モードに設定されたとき、図16に示すようなユーザ登
録用紙3の読み込みを要求し、読み込まれたユーザ登録
用紙3の内容(ユーザ情報)をユーザ情報認識部24で
認識し、ユーザ確認部25に送っている。
【0053】ユーザ確認部25は、各機能モードに設定
された初期段階で送られてきたユーザ情報が、ユーザ登
録メモリ23に登録されているかどうかを確認するため
の構成部である。システム制御部26は、後述する画像
処理装置の動作フローに従って上記各部を制御する。
【0054】上述した画像処理装置を通常のコピー機能
で使用する際には、図4に示した自動原稿送り装置10
2の原稿配置台107上に原稿をセットし、図7に示し
た操作部11のテンキー44によってコピー枚数を指定
した後(1枚の場合は枚数指定不要)、スタートキー4
2を押せば、スキャナ部100によってその画像を読み
取り、その画像データを画像処理して画像メモリ12に
記憶した後、それをプリンタ部200で記録紙に指定さ
れた枚数だけ画像形成しコピーとして排出する。この通
常のコピー動作は従来のデジタル複写機と同じなので、
詳細な説明は省略する。
【0055】次に、この実施例に係る画像処理装置の各
機能について、図8以降に示したフローチャートを主に
参照して説明する。この画像処理装置は、先に説明した
とおり、問題登録機能,問題出力機能,採点機能の各機
能モードを備えており、それぞれの機能モードを利用で
きるユーザを予め登録しておくことができる(図8参
照)。
【0056】すなわち、図7に示したユーザ登録キー3
5を押すと、システム制御部26がユーザ登録モードに
設定され、続いて画像メモリ12に記憶してあるユーザ
登録用紙3(図16参照)の画像情報を読み出し、プリ
ンタ部200を介して印字出力するとともに、表示器4
1にユーザ登録用紙3の入力を要求する旨の表示を行な
う。
【0057】ユーザは、プリンタ部200から印字出力
されたユーザ登録用紙3に必要事項を記入して、図4に
示した自動原稿送り装置102の原稿配置台107上に
そのユーザ登録用紙3をセットし、スタートキー42を
押せば、自動原稿送り装置102によってユーザ登録用
紙3がコンタクトガラス101上に画像面を下向きにし
て配置され、スキャナ部100がその画像を読み取り、
画像処理した後、ユーザ登録用紙3の画像情報を画像メ
モリ12に一旦記憶する。
【0058】画像メモリ12に記憶したユーザ登録用紙
3の画像情報は、ユーザ情報認識部24に送られ、ここ
でユーザ情報が認識される。図16に示したユーザ登録
用紙3には、ユーザ登録を希望するこの装置の機能,問
題分野,登録するユーザの氏名,パスワードの記載欄が
あり、これらの記載欄に記入またはチェックされた内容
がユーザ情報となる。例えば、同図では山田太郎(ユー
ザ)に関し、ユーザ登録する機能として問題出力機能が
選択されており、さらに算数および理科について同機能
を使用できるようなユーザ情報となっている。
【0059】ユーザ情報認識部24では、ユーザ登録用
紙3の各記載欄に記入またはチェックされた文字を認識
し、認識した文字列から単語を判別し、この単語からユ
ーザ登録用紙3に記入されたユーザ情報を特定する。こ
のようにして特定したユーザ情報はユーザ登録メモリ2
3に送られて同メモリ23内に記憶される。図17およ
び図18は、ユーザ登録メモリ23内のメモリ形式の例
を示している。すなわち、ユーザ登録メモリ23内に
は、機能別ユーザ登録に対して、ユーザ氏名と機能のマ
トリクスが作られ、ユーザ氏名と該ユーザが選択した機
能の交差しているところにパスワードが設定される。ま
た、問題分野別ユーザ登録に対しては、ユーザ氏名と問
題分野のマトリクスが作られ、ユーザ氏名と該ユーザが
選択した問題分野の交差しているところにパスワードが
設定される。
【0060】次に、この実施例に係る画像処理装置の問
題登録機能について、図9に示したフローチャートを参
照して説明する。図7に示した操作部11に設けてある
問題用紙登録キー31を押すと、システム制御部26
が、次に読み込まれる原稿を問題用紙1として認識し、
該問題用紙1の画像情報を問題登録メモリ13に登録す
るための問題登録モードに設定される。
【0061】続いて画像メモリ12に記憶してあるユー
ザ登録用紙3(図16参照)の画像情報を読み出し、プ
リンタ部200を介して印字出力するとともに、表示器
41にユーザ登録用紙3の入力を要求する旨の表示を行
なう。ユーザは、プリンタ部200から印字出力された
ユーザ登録用紙3に必要事項、例えばユーザの氏名,利
用する機能(問題登録機能),登録する問題用紙1の問
題分野,パスワードを記入して、図4に示した自動原稿
送り装置102の原稿配置台107上にそのユーザ登録
用紙3をセットし、スタートキー42を押す。スタート
キー42が押されると、自動原稿送り装置102によっ
てユーザ登録用紙3がコンタクトガラス101上に画像
面を下向きにして配置され、スキャナ部100がその画
像を読み取り、画像処理した後、ユーザ登録用紙3の画
像情報を画像メモリ12に一旦記憶する。
【0062】画像メモリ12に記憶したユーザ登録用紙
3の画像情報は、ユーザ情報認識部24に送られ、ここ
でユーザ情報が認識される。このユーザ情報の認識は上
述したユーザ登録モードの場合と同様である。ここで、
画像メモリ12に記憶した画像情報からユーザ情報が認
識できないときは、再び表示器41にユーザ登録用紙3
の入力を要求する旨の表示を行ない、スタートキー42
の押下を待つ。これにより、ユーザの錯誤によって記入
済みのユーザ登録用紙3以外の原稿(例えば、問題用紙
1や白紙のユーザ登録用紙3)がこの段階で読み込まれ
た場合などに対処できる。
【0063】次いで、ユーザ確認部25において、ユー
ザ情報認識部24で読み取ったユーザ情報がユーザ登録
メモリ23に登録されているか否かを確認する。すなわ
ち、図17および図18に示したユーザ登録メモリ23
内のメモリ形式の場合には、ユーザ氏名と機能,問題分
野との各マトリクスにおけるユーザ情報認識部24で認
識したユーザ氏名と機能,問題分野との交差していると
ころに、同じくユーザ情報認識部24で認識したパスワ
ードが登録されているか否かを確認する。
【0064】そして、パスワードが登録されていなかっ
た場合は、該問題分野の問題用紙1を登録する機能につ
いて、ユーザ登録されていない旨を表示器41に表示し
てこのモードを終了する。これによって、問題登録機能
を知らないユーザの誤操作により、問題用紙1以外の原
稿が問題登録メモリ13に登録されてしまうことを防止
することができる。
【0065】パスワードが登録されている場合には、登
録すべき問題用紙1の入力を要求する旨の表示を表示器
41に行なう。ユーザはこの表示に応じて、図4に示し
た自動原稿送り装置102の原稿配置台107上に問題
用紙1をセットし、スタートキー42を押す。スタート
キー42が押下されると、自動原稿送り装置102によ
って問題用紙1がコンタクトガラス101上に画像面を
下向きにして配置され、スキャナ部100がその画像を
読み取り、画像処理した後、問題用紙1の画像情報を画
像メモリ12に一旦記憶する。
【0066】次いで、システム制御部26からの指令に
基づき、問題用紙1の画像情報を画像メモリ12から読
み出して問題情報認識部14aに送り、問題識別欄1c
に記載されている問題情報の認識処理を行なう。問題情
報の認識処理は、まず問題識別欄1cに記載されている
文字を認識し、必要に応じ辞書16を参照してその文字
列から一定の単語を判別し、この単語から問題情報を特
定するという順序で行なう。このようにして問題用紙1
の問題情報を特定した後、システム制御部26が認識し
た問題情報と関連付けて問題用紙1の画像情報を、問題
登録メモリ13に登録してこの問題登録モードを終了す
る。なお、問題登録メモリ13には複数の問題用紙1の
画像情報を登録することができる。
【0067】次に、この実施例に係る画像処理装置の問
題出力機能について、図10に示したフローチャートを
参照して説明する。図7に示した操作部11に設けてあ
る問題印字キー32を押すと、システム制御部26が問
題出力モードに設定されるとともに、画像メモリ12に
記憶してあるユーザ登録用紙3(図16参照)の画像情
報を読み出し、プリンタ部200を介して印字出力する
とともに、表示器41にユーザ登録用紙3の入力を要求
する旨の表示を行なう。
【0068】ユーザは、プリンタ部200から印字出力
されたユーザ登録用紙3に必要事項、例えばユーザの氏
名,利用する機能(問題出力機能),印字出力を希望す
る問題用紙1の問題分野,パスワードを記入またはチェ
ックして、図4に示した自動原稿送り装置102の原稿
配置台107上にそのユーザ登録用紙3をセットし、ス
タートキー42を押す。スタートキー42が押される
と、自動原稿送り装置102によってユーザ登録用紙3
がコンタクトガラス101上に画像面を下向きにして配
置され、スキャナ部100がその画像を読み取り、画像
処理した後、ユーザ登録用紙3の画像情報を画像メモリ
12に一旦記憶する。
【0069】画像メモリ12に記憶したユーザ登録用紙
3の画像情報は、ユーザ情報認識部24に送られ、ここ
でユーザ情報が認識される。このユーザ情報の認識は上
述したユーザ登録モードの場合と同様である。ここで、
画像メモリ12に記憶した画像情報からユーザ情報が認
識できないときは、再び表示器41にユーザ登録用紙3
の入力を要求する旨の表示を行ない、スタートキー42
の押下を待つ。
【0070】次いで、ユーザ確認部25において、ユー
ザ情報認識部24で読み取ったユーザ情報がユーザ登録
メモリ23に登録されているか否かを確認する。すなわ
ち、図17および図18に示したユーザ登録メモリ23
内のメモリ形式の場合には、ユーザ氏名と機能,問題分
野との各マトリクスにおけるユーザ情報認識部24で認
識したユーザ氏名と機能,問題分野との交差していると
ころに、同じくユーザ情報認識部24で認識したパスワ
ードが登録されているか否かを確認する。
【0071】そして、パスワードが登録されていなかっ
た場合は、該問題分野の問題用紙1を印字出力する機能
について、ユーザ登録されていない旨を表示器41に表
示してこのモードを終了する。これにより、例えば、先
生が出題を予定している問題が受験者等によって読み出
されて試験前に漏洩することを防止したり、受験予備校
における特定の受験者、例えば理科の受験を申し込んで
いる受験者にのみ理科の問題用紙1を印字出力できるよ
うにして、問題提供サービスを適正に管理することなど
ができる。
【0072】ユーザ情報認識部24で認識したパスワー
ドがユーザ登録メモリ23に登録されていたときは、そ
のユーザが利用できる問題用紙1、すなわちユーザ登録
してある分野の問題用紙1についてその問題情報を問題
登録メモリから読み出し、表示器41に一覧表示する。
ユーザは、この表示を参照しながら操作部11に設けた
選択キー37を使用して印字出力を希望する問題用紙を
指定し、スタートキー42を押下する。
【0073】スタートキー42が押されると、システム
制御部26が指定された問題用紙1の画像情報を問題登
録メモリ13から読み出して、プリンタ部200に送
る。プリンタ部200では、給紙カセット212または
213(図4参照)から給送されてきた用紙に、問題用
紙1の画像を形成して排紙トレイ219に排出して問題
出力モードを終了する。このようにして、問題登録メモ
リ13に登録した複数の問題用紙1の画像情報から、所
望のものを容易に印字出力することができる。
【0074】次に、この実施例に係る画像処理装置の採
点機能について説明する。採点機能は、模範解答登録モ
ードと答案採点モードから成り立っており、前者の模範
解答登録モードでは、図11に示すフローチャートのよ
うに順次動作していく。すなわち、図7に示した操作部
11に設けてある模範解答登録キー33を押すと、シス
テム制御部26が模範解答登録モードに設定されるとと
もに、画像メモリ12に記憶してあるユーザ登録用紙3
(図16参照)の画像情報を読み出し、プリンタ部20
0を介して印字出力するとともに、表示器41にユーザ
登録用紙3の入力を要求する旨の表示を行なう。
【0075】ユーザは、プリンタ部200から印字出力
されたユーザ登録用紙3に必要事項、例えばユーザの氏
名,利用する機能(問題出力機能),登録したい模範解
答用紙の問題分野,パスワードを記入またはチェックし
て、図4に示した自動原稿送り装置102の原稿配置台
107上にそのユーザ登録用紙3をセットし、スタート
キー42を押す。スタートキー42が押されると、自動
原稿送り装置102によってユーザ登録用紙3がコンタ
クトガラス101上に画像面を下向きにして配置され、
スキャナ部100がその画像を読み取り、画像処理した
後、ユーザ登録用紙3の画像情報を画像メモリ12に一
旦記憶する。
【0076】画像メモリ12に記憶したユーザ登録用紙
3の画像情報は、ユーザ情報認識部24に送られ、ここ
でユーザ情報が認識される。このユーザ情報の認識は上
述したユーザ登録モードの場合と同様である。ここで、
画像メモリ12に記憶した画像情報からユーザ情報が認
識できないときは、再び表示器41にユーザ登録用紙3
の入力を要求する旨の表示を行ない、スタートキー42
の押下を待つ。
【0077】次いで、ユーザ確認部25において、ユー
ザ情報認識部24で読み取ったユーザ情報がユーザ登録
メモリ23に登録されているか否かを確認する。すなわ
ち、図17および図18に示したユーザ登録メモリ23
内のメモリ形式の場合には、ユーザ氏名と機能,問題分
野との各マトリクスにおけるユーザ情報認識部24で認
識したユーザ氏名と機能,問題分野との交差していると
ころに、ユーザ情報認識部24で認識したパスワードが
登録されているか否かを確認する。
【0078】そして、パスワードが登録されていなかっ
た場合は、該問題分野の模範解答用紙を登録する機能に
ついて、ユーザ登録されていない旨を表示器41に表示
してこのモードを終了する。模範解答用紙を所有してい
るのは、通常、出題者(先生)であるためこの模範解答
登録モードを実行できるユーザを出題者に限定しておく
ことで、誤操作に対する採点機能の保全を図ることがで
きる。ユーザ情報認識部24で認識したパスワードがユ
ーザ登録メモリ23に登録されていたときは、そのユー
ザが登録できる模範解答用紙の入力を表示器41への表
示をもって促す。
【0079】表示器41の表示に応じて、ユーザが図4
に示した自動原稿送り装置102の原稿配置台107上
に、模範解答用紙をセットし、スタートキー42を押せ
ば、自動原稿送り装置102によって一枚の模範解答用
紙が給送されてコンタクトガラス101上に画像面を下
向きにして配置され、スキャナ部100がその画像を読
み取り、画像処理した後、模範解答用紙の画像情報を画
像メモリ12に記憶する。画像情報が読み取られた模範
解答用紙は、自動原稿送り装置102の排紙テーブル1
14に排出される。
【0080】この採点機能では模範解答用紙を複数枚連
続して読み取ることができ、その場合は原稿配置台10
7上にセットした複数の模範解答用紙の画像情報をスキ
ャナ部100で読み取り、画像メモリ12に記憶する。
複数の模範解答用紙の画像情報をすべて画像メモリ12
に記憶した後、システム制御部26が画像メモリ12に
記憶した各模範解答用紙の画像情報を順次読み出して解
答認識部15に送り、ここで該用紙の解答領域に記載さ
れている解答を認識処理、すなわち、解答領域に記入さ
れている文字を認識し、認識した文字から単語を特定
し、最後に特定した単語から解答を判別する。
【0081】さらに、画像メモリ12から読み出した各
模範解答用紙の画像情報は、問題情報認識部14aにも
送られ、ここで該用紙の問題識別欄に記載されている問
題情報、例えば出題された問題の分野と問題番号が認識
される。そして、上記のように解答認識部15で特定さ
れた模範解答用紙上の解答は、問題情報認識部14aで
認識した問題識別番号と関連付けて、模範解答メモリ1
7に格納される。複数の模範解答用紙の解答を模範解答
メモリ17に記憶した後、例えば、操作部11にある表
示器41に「読み取り完了」の表示をして該モードを終
了する。
【0082】次に、答案採点モードについて図12およ
び図13に示すフローチャートを参照して説明する。す
なわち、図7に示した操作部11に設けてある答案採点
キー34を押すと、システム制御部26が答案採点モー
ドに設定されるとともに、画像メモリ12に記憶してあ
るユーザ登録用紙3(図16参照)の画像情報を読み出
し、プリンタ部200を介して印字出力するとともに、
表示器41にユーザ登録用紙3の入力を要求する旨の表
示を行なう。
【0083】ユーザは、プリンタ部200から印字出力
されたユーザ登録用紙3に必要事項、例えばユーザの氏
名,利用する機能(問題出力機能),登録したい模範解
答用紙の問題分野,パスワードを記入またはチェックし
て、図4に示した自動原稿送り装置102の原稿配置台
107上にそのユーザ登録用紙3をセットし、スタート
キー42を押す。スタートキー42が押されると、自動
原稿送り装置102によってユーザ登録用紙3がコンタ
クトガラス101上に画像面を下向きにして配置され、
スキャナ部100がその画像を読み取り、画像処理した
後、ユーザ登録用紙3の画像情報を画像メモリ12に一
旦記憶する。
【0084】画像メモリ12に記憶したユーザ登録用紙
3の画像情報は、ユーザ情報認識部24に送られ、ここ
でユーザ情報が認識される。このユーザ情報の認識は上
述したユーザ登録モードの場合と同様である。ここで、
画像メモリ12に記憶した画像情報からユーザ情報が認
識できないときは、再び表示器41にユーザ登録用紙3
の入力を要求する旨の表示を行ない、スタートキー42
の押下を待つ。
【0085】次いで、ユーザ確認部25において、ユー
ザ情報認識部24で読み取ったユーザ情報がユーザ登録
メモリ23に登録されているか否かを確認する。すなわ
ち、図17および図18に示したユーザ登録メモリ23
内のメモリ形式の場合には、ユーザ氏名と機能,問題分
野との各マトリクスにおけるユーザ情報認識部24で認
識したユーザ氏名と機能,問題分野との交差していると
ころに、ユーザ情報認識部24で認識したパスワードが
登録されているか否かを確認する。
【0086】そして、パスワードが登録されていなかっ
た場合は、該問題分野の答案用紙を採点する機能につい
て、ユーザ登録されていない旨を表示器41に表示して
このモードを終了する。これにより、例えば、受験予備
校における特定の受験者、例えば理科の受験を申し込ん
でいる受験者に関する理科の答案用紙のみ採点できるよ
うにして、採点サービスを適正に管理することができ
る。また、採点処理の操作方法を知らないユーザの誤操
作によるシステムの損傷も防止することができる。ユー
ザ情報認識部24で認識したパスワードがユーザ登録メ
モリ23に登録されていたときは、そのユーザに対し答
案用紙の入力を表示器41の表示をもって促す。
【0087】表示器41の表示に応じて、ユーザが図4
に示した自動原稿送り装置102の原稿配置台107上
に、答案用紙をセットし、スタートキー42を押せば、
自動原稿送り装置102によって一枚の答案答用紙が給
送されてコンタクトガラス101上に画像面を下向きに
して配置され、スキャナ部100がその画像を読み取
り、画像処理した後、模範解答用紙の画像情報を画像メ
モリ12に記憶する。画像情報が読み取られた模範解答
用紙は、自動原稿送り装置102の排紙テーブル114
に排出される。
【0088】同様にして、原稿配置台107上にセット
された複数の答案用紙の画像情報をスキャナ部100で
読み取り、画像メモリ12に記憶する。複数の答案用紙
の画像情報をすべて画像メモリ12に記憶した後、シス
テム制御部26が画像メモリ12に記憶した各答案用紙
の画像情報を順次読み出して受験者情報認識部14bに
送り、受験者識別欄に記入されている受験者情報の認識
処理を行なう。この受験者情報の認識は、例えば、受験
者識別欄に記入されている文字を認識し、その文字列か
ら単語を判別して、受験者の氏名を特定するようにして
行なう。また、受験者情報が受験番号等の数字の場合に
は、その数字を認識すればよい。
【0089】画像メモリ12から読み出した各答案用紙
の画像情報は、解答認識部15にも送られ、ここで該用
紙の解答領域に記載されている解答を認識処理、すなわ
ち、解答領域に記入されている文字を認識し、認識した
文字から単語を特定し、最後に特定した単語から解答を
判別する。さらに、画像メモリ12から読み出した各答
案用紙の画像情報は、問題情報認識部14aにも送ら
れ、ここで該用紙の問題識別欄に記載されている問題情
報、例えば出題された問題の分野と問題番号が認識され
る。
【0090】そして、上記のように解答認識部15で特
定された答案用紙上の解答は、受験者情報認識部14b
で認識した受験者情報、および問題情報認識部14aで
認識した問題情報と関連付けて、答案メモリ18に格納
される。その後、答案メモリ18に格納した一の答案用
紙の解答を、システム制御部26が読み出して解答比較
部19へ入力する。それと同時に、読み出した答案用紙
の問題情報と同一の問題情報が付与されていた模範解答
用紙上の解答を、システム制御部26が模範解答メモリ
17から読み出して解答比較部19へ入力する。
【0091】解答比較部19ではそれぞれの解答を比較
し、比較結果が一致またはそれに相当するものであるか
否かを判別する。この比較結果は受験者情報および問題
情報と関連付けて採点メモリ21に記憶させる。同様に
して、答案メモリ18から答案用紙の解答を順次読み出
し、同一の問題情報の付与されている模範解答用紙の解
答と比較処理を行ない、その比較結果を採点メモリ21
に記憶させていく。
【0092】答案メモリ18に記憶してあった答案用紙
の解答をすべて読み出し、模範解答用紙の解答と比較し
て、採点メモリ21に記憶させた後、操作部11に設け
た表示器41に、採点結果の出力希望を受け付ける旨の
表示をする。この表示には、例えば、採点処理した答案
用紙の受験者情報(受験者の氏名等)と問題情報(問題
分野,問題番号等)を含めることが好ましい。これらの
表示内容については、システム制御部26が採点メモリ
21から該受験者情報と問題情報に関する記憶内容のみ
を引き出し、表示器17に出力することで表示すること
ができる。
【0093】ユーザがこの表示を参照しながら特定の受
験者,問題分野,問題番号等を選択キー37を使用して
指定すると、その指定された受験者,問題分野,問題番
号の関連付けられている比較結果を、システム制御部2
6が採点メモリ21から呼び出してきて、採点処理部2
0に出力する。採点処理部20では、入力した比較結果
を、例えば〇×等の採点情報に変換して作画部22に出
力する。
【0094】一方、システム制御部26は、指定された
受験者情報および問題情報の記入されている答案用紙の
画像情報を画像メモリ12から読み出して、作画部22
に出力する。作画部22は、画像メモリ12から入力し
た答案用紙の画像情報に、採点処理部20から入力した
採点情報を重ね合わせ、採点情報の付加された答案用紙
の画像情報を作画して、プリンタ部200を介して用紙
に印字出力する。このようにして希望する答案用紙の採
点出力をすべて終えたら、例えばストップキー43やテ
ンキー44を用いてシステム制御部26に答案採点モー
ドの終了を指示して該モードが終了する。
【0095】上述したようにユーザ登録メモリ23に登
録したユーザ情報や、問題登録メモリ13に記憶した問
題用紙の画像情報などを消去するには、操作部11に設
けてある消去キー36を押して、対象となるメモリ(ユ
ーザ登録メモリ23または問題登録メモリ13)を表示
器41に表示させ、選択キー37によってそのいずれか
を選択した後、選択したメモリの記憶内容を表示器41
に表示させ、さらに選択キー37によって消去したい記
憶内容を選択することにより、該記憶内容を消去するこ
とができる。
【0096】なお、この発明は上述した実施例に限定さ
れるものではない。例えば、ユーザ指定手段およびユー
ザ情報入力手段としては、ユーザ登録用紙3を使用して
スキャナ部100から読み込む構成に限らず、操作部1
1にユーザ情報入力用のキーを設け(テンキー44や選
択キー37等を使用してもよい)、そのキー操作によっ
てユーザ情報を入力する構成とすることもできる。
【0097】さらに、問題登録機能,採点機能において
は、ユーザ情報入力手段として、問題用紙,答案用紙に
直接ユーザ情報を記入させ、画像読取手段でそのユーザ
情報を読み取る構成とすることもできる。このようにす
れば、ユーザ登録用紙の読み込み操作やユーザ情報入力
のためのキー操作が省略でき、操作の簡略化を図ること
ができる。また採点機能において、採点結果出力手段S
は、採点情報を表示器41に表示する構成とすることも
できる。
【0098】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、学校等にも広く普及している複写機、特に近年急速
に普及してきているデジタル複写機のように、画像読取
手段(イメージスキャナ)とその読み取った画像情報を
記憶する画像記憶手段(画像メモリ)、およびその記憶
された画像情報を用紙上に画像形成して出力する画像出
力手段(プリンタ部)を備えた画像処理装置を利用し
て、問題用紙の作成や答案の採点といった教育に不可欠
な作業の効率化を図ることができ、さらに予め登録して
あるユーザのみが利用できるようにしてあるので、操作
の適正化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による問題登録機能を有する画像処理
装置の構成例を示す機能ブロック図である。
【図2】この発明による問題出力機能を有する画像処理
装置の構成例を示す機能ブロック図である。
【図3】この発明による採点機能を有する画像処理装置
の構成例を示す機能ブロック図である。
【図4】この発明の実施例に係る画像処理装置の機構を
示す構成図である。
【図5】図4のプリンタ部200の感光体ドラム周りの
画像形成作用を示す拡大説明図である。
【図6】同装置のシステム構成例を示すブロック図であ
る。
【図7】同装置の操作部の一例を示す平面図である。
【図8】同装置のユーザ登録モードを説明するためのフ
ローチャートである。
【図9】同装置の問題登録モードを説明するためのフロ
ーチャートである。
【図10】同装置の問題出力モードを説明するためのフ
ローチャートである。
【図11】同装置の模範解答登録モードを説明するため
のフローチャートである。
【図12】同装置の答案採点モードを説明するためのフ
ローチャートである。
【図13】図12に続くフローチャートである。
【図14】問題用紙の一例を示す平面図である。
【図15】採点用紙の一例を示す平面図である。
【図16】ユーザ登録用紙の一例を示す平面図である。
【図17】ユーザ登録メモリのメモリ形式の例を示す図
である。
【図18】ユーザ登録メモリのメモリ形式の他の例を示
す図である。
【符号の説明】
1:模範解答用紙 2:採点用紙 3:ユーザ登録用紙 10:CPUバス 11:操作部 12:画像メモリ 13:問題登録メモリ 14a:問題情報認識部 14b:受験者情報認識部 15:解答認識部 16:辞書 17:模範解答メモリ 18:答案メモリ 19:解答比較部 20:採点処理部 21:採点メモリ 22:作画部 23:ユーザ登録メモリ 24:ユーザ情報認識部 25:ユーザ確認部 26:システム制御部 31:問題用紙登録キー 32:問題印字キー 33:模範解答登録キー 34:答案採点キー 35:ユーザ登録キー 36:消去キー 37:選択キー 41:表示器 42:スタートキー 43:ストップキー 44:テンキー 100:スキャナ部 200:プリンタ部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿の画像を読み取る画像読取手段と、
    該手段で読み取った画像情報を記憶する画像記憶手段
    と、該画像記憶手段に記憶された画像情報を用紙上に画
    像形成して出力する画像出力手段とを備えた画像処理装
    置において、 前記画像読取手段で画像を読み取る原稿として、問題用
    紙を指定する問題読取指定手段と、 この問題読取指定手段で指定され前記画像読取手段によ
    り読み取った問題用紙の画像情報を記憶する問題記憶手
    段と、 この問題記憶手段に記憶してある問題用紙の画像情報を
    読み出し、前記画像出力手段により用紙上に画像形成し
    て出力させる問題用紙出力手段と、 前記問題用紙を前記問題記憶手段に記憶できるユーザを
    指定するユーザ指定手段と、 このユーザ指定手段により指定されたユーザに関するユ
    ーザ情報を登録するユーザ登録手段と、 前記問題読取指定手段による問題用紙の指定に関連して
    ユーザ情報の入力を受け付けるユーザ情報入力手段と、 このユーザ情報入力手段により入力されたユーザ情報
    が、前記ユーザ登録手段に登録されているか否かを確認
    し、登録されている場合にのみ該問題用紙の画像情報を
    前記問題記憶手段に記憶させるユーザ確認手段とを設け
    たことを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像処理装置において、 前記ユーザ指定手段が、問題用紙の種別ごとに前記ユー
    ザを指定可能となっており、 前記ユーザ登録手段が、前記ユーザ指定手段で指定した
    問題用紙の種別ごとに前記ユーザ情報を登録可能となっ
    ており、 かつ前記ユーザ確認手段が、前記ユーザ情報入力手段に
    より入力されたユーザ情報について、前記ユーザ登録手
    段に登録されているか否かを確認するとき、登録すべき
    問題用紙の種別が該ユーザについて登録されているか否
    かも確認し、登録されている場合にのみ該問題用紙の画
    像情報を前記問題記憶手段に記憶させることを特徴とす
    る画像処理装置。
  3. 【請求項3】 原稿の画像を読み取る画像読取手段と、
    該手段で読み取った画像情報を記憶する画像記憶手段
    と、該画像記憶手段に記憶された画像情報を用紙上に画
    像形成して出力する画像出力手段とを備えた画像処理装
    置において、 前記画像読取手段で画像情報を読み取る原稿として、問
    題用紙を指定する問題読取指定手段と、 この問題読取指定手段で指定され前記画像読取手段で読
    み取った問題用紙の画像情報を記憶する問題記憶手段
    と、 この問題記憶手段に記憶してある問題用紙の画像情報を
    読み出し、前記画像出力手段で用紙上に画像形成して出
    力させる問題用紙出力手段と、 前記問題記憶手段に記憶してある問題用紙の画像情報に
    ついて前記問題用紙出力手段による読み出しを指示する
    問題出力指示手段と、 前記問題記憶手段に記憶してある問題用紙の画像情報を
    出力できるユーザを指定するユーザ指定手段と、 このユーザ指定手段で指定されたユーザに関するユーザ
    情報を登録するユーザ登録手段と、 前記問題出力指示手段による指示に関連してユーザ情報
    の入力を受け付けるユーザ情報入力手段と、 このユーザ情報入力手段により入力されたユーザ情報
    が、前記ユーザ登録手段に登録されているか否かを確認
    し、登録されている場合にのみ該問題出力指示手段で指
    示された問題用紙の画像情報を前記問題用紙出力手段に
    より読み出させるユーザ確認手段とを設けたことを特徴
    とする画像処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の画像処理装置において、 前記ユーザ指定手段が、問題用紙の種別ごとに前記ユー
    ザを指定可能となっており、 前記ユーザ登録手段が、前記ユーザ指定手段で指定され
    た問題用紙の種別ごとに前記ユーザ情報を登録可能とな
    っており、 かつ前記ユーザ確認手段が、前記ユーザ情報入力手段に
    より入力されたユーザ情報について、前記ユーザ登録手
    段に登録されているか否かを確認するとき、前記問題出
    力指示手段で指示された問題用紙の種別が該ユーザにつ
    いて登録されているか否かも確認し、登録されている場
    合にのみ該問題用紙の画像情報を前記問題用紙出力手段
    により読み出させることを特徴とする画像処理装置。
  5. 【請求項5】 原稿の画像を読み取る画像読取手段と、
    該手段で読み取った画像情報を記憶する画像記憶手段
    と、該画像記憶手段に記憶された画像情報を用紙上に画
    像形成して出力する画像出力手段とを備えた画像処理装
    置において、 前記画像読取手段で読み取る原稿を、模範解答用紙また
    は答案用紙に選別する原稿選別手段と、 この原稿選別手段によって選別した模範解答用紙または
    答案用紙上の解答領域に記載されている文字を認識する
    文字認識手段と、 この文字認識手段により認識された文字列から該模範解
    答用紙または答案用紙上の解答領域に記載されている単
    語を判別する単語判別手段と、 この単語判別手段の判別結果に基づいて該模範解答用紙
    または答案用紙上の解答領域に記載されている解答を特
    定する解答特定手段と、 この解答特定手段によって特定した模範解答用紙上の解
    答を記憶する模範解答記憶手段と、 前記解答特定手段によって特定した答案用紙上の解答を
    記憶する答案記憶手段と、 前記模範解答記憶手段から読み出した模範解答用紙上の
    解答と前記答案記憶手段から読み出した答案用紙上の解
    答とを比較する解答比較手段と、 この解答比較手段による比較結果を所定の採点情報に変
    換して出力する採点結果出力手段と、 前記採点情報を出力できるユーザを指定するユーザ指定
    手段と、 このユーザ指定手段で指定されたユーザに関するユーザ
    情報を登録するユーザ登録手段と、 答案用紙の画像読み取りに関連してユーザ情報の入力を
    受け付けるユーザ情報入力手段と、 このユーザ情報入力手段により入力されたユーザ情報
    が、前記ユーザ登録手段に登録されているか否かを確認
    し、登録されている場合にのみ該答案用紙に関する採点
    情報を出力可能とするユーザ確認手段とを設けたことを
    特徴とする画像処理装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の画像処理装置において、 前記ユーザ指定手段が、答案用紙の種別ごとに前記ユー
    ザを指定可能となっており、 前記ユーザ登録手段が、前記ユーザ指定手段で指定され
    答案用紙の種別ごとに前記ユーザ情報を登録可能となっ
    ており、 かつ前記ユーザ確認手段が、前記ユーザ情報入力手段に
    より入力されたユーザ情報について、前記ユーザ登録手
    段に登録されているか否かを確認するとき、採点情報を
    出力すべき答案用紙の種別が該ユーザについて登録され
    ているか否かも確認し、登録されている場合にのみ該答
    案用紙の採点情報を出力可能とすることを特徴とする画
    像処理装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112507758A (zh) * 2019-09-16 2021-03-16 深圳中兴网信科技有限公司 答题卡字符串识别方法、装置、终端和计算机存储介质
CN113469147A (zh) * 2021-09-02 2021-10-01 北京世纪好未来教育科技有限公司 答题卡识别方法、装置、电子设备以及存储介质

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN112507758A (zh) * 2019-09-16 2021-03-16 深圳中兴网信科技有限公司 答题卡字符串识别方法、装置、终端和计算机存储介质
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