JPH08186343A - フレキシブル配線板用基材及びその製造方法 - Google Patents

フレキシブル配線板用基材及びその製造方法

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JPH08186343A
JPH08186343A JP32773794A JP32773794A JPH08186343A JP H08186343 A JPH08186343 A JP H08186343A JP 32773794 A JP32773794 A JP 32773794A JP 32773794 A JP32773794 A JP 32773794A JP H08186343 A JPH08186343 A JP H08186343A
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flexible wiring
wiring board
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substrate
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JP32773794A
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Kimiteru Tagawa
公照 田川
Shigeki Kijima
重基 木島
Toshihiko Kabetani
俊彦 壁谷
Yoshitake Kobayashi
喜剛 小林
Eiji Otsubo
英二 大坪
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Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Original Assignee
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 狭い配線幅の精密回路の形成に適する、優れ
た絶縁性及び信頼性を有するフレシキブル配線板用基材
を提供する。 【構成】 基材層の少なくとも片表面に、ポリアミック
酸ワニス及びポリイミドワニスから選ばれた少なくとも
1種のワニスを塗布、加熱してポリイミド層を形成した
フレキシブル配線板用基材であって、該ポリイミド層が
直径10μm以上の空孔を有しないことを特徴とするフ
レキシブル配線板用基材、及びその製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フレキシブル配線板用
基材及びその製造方法に関する。詳しくは、径10μm
以上の空孔がなく精密な回路形成に適するフレキシブル
配線板用基材及びその製造方法に関する。本発明のフレ
キシブル配線板用基材は、電子部品の素材、電子部品の
実装及びIC回りの回路等に利用される。
【0002】
【従来の技術】金属箔、金属箔とポリイミドフィルムと
の積層体等の基材にポリアミック酸ワニス及び/または
ポリイミドワニスを塗布、加熱することにより、耐熱
性、絶縁性及び信頼性等に優れたフレキシブル配線用基
材が提供されることが知られている。
【0003】例えば、特開昭61−182941号公報
には、銅箔にポリアミック酸ワニスを塗工、加熱して、
銅箔にポリミドが積層されたフレキシブル配線用基材が
開示されている。また、特開平6−218880号公報
には、ポリイミドフィルム等の絶縁性基体上の少なくと
も片面に熱可塑性ポリイミド層を形成した絶縁テープが
開示されている。そして、該絶縁テープが、半導体リー
ドフレームのインナーリードの固定用絶縁材に使用され
ることが記載されている。
【0004】フレシキブル配線板用基材は、エッチング
加工、打ち抜き加工、張り合わせ加工等の精密加工を施
して電子部品、集積回路用配線材料、加熱ヒーター等に
使用される。例えば、エッチング加工により電子部品用
配線材料を製造する方法として、金属箔とポリイミドと
の積層体にフォトレジストを塗布し、光硬化した後、ア
ルカリ液に浸漬して未硬化のフォトレジストを除去し、
塩化第2鉄水溶液等で金属箔層をエッチングして配線回
路を形成する方法が例示される。近年、上記いずれの加
工方法も進歩したため、10μm程度の狭い配線幅の回
路の形成が可能となっている。
【0005】配線幅が狭い回路を形成するためには、フ
レシキブル配線板用基材の絶縁層であるポリイミド層に
大きな空孔がないことが要求される。そのため、我が国
においては、米国の Institute for Interconecting an
d Packaging Electronic Circuits が定めた規格(以
下、IPC規格という)を適用して、該絶縁層に径が7
6μm以上の空孔があるものは使用しないこととされて
いる。
【0006】しかしながら、上記刊行物に開示された方
法により製造されたフレシキブル配線板用基材は、IP
C規格に合格するものではあるが、その絶縁層には径が
10μmを超える空孔が認められる。そのため、10μ
m程度の狭い配線幅の回路を形成した場合、回路間の絶
縁性が充分に確保できず、精密電子部品として満足し得
るものではない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題を
解決し、耐熱性については従来品と同様の性能を有し、
狭い配線幅の精密回路の形成に適する、優れた絶縁性及
び信頼性を有するフレシキブル配線板用基材を提供する
ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
について鋭意検討した結果、金属箔等の基材層の少なく
とも片表面にポリアミック酸ワニスまたはポリイミドワ
ニスを塗布、加熱してポリイミイド層を形成するに際
し、予め、ポリアミック酸ワニスまたはポリイミドワニ
スに脱泡操作を施すことにより、上記課題が解決し得る
ことを見出し、本発明に到った。
【0009】すなわち、本発明は、基材層の少なくとも
片表面に、ポリアミック酸ワニス及びポリイミドワニス
から選ばれた少なくとも1種のワニスを塗布、加熱して
ポリイミド層を形成したフレキシブル配線板用基材であ
って、ポリイミド層が直径10μm以上の空孔を有しな
いことを特徴とするフレキシブル配線板用基材である。
本発明のフレキシブル配線板用基材のポリイミド層は、
従来品と同様の耐熱性を有し、しかも直径が10μm以
上の空孔を有さないため、10μm程度の狭い配線幅の
回路を形成しても回路間の絶縁性が充分に確保でき、絶
縁不良をきたすことがない。従って、精密電子部品とし
て好適に使用される。
【0010】尚、本発明において、直径が10μm以上
の空孔を有さないポリイミド層とは、後述する実施例に
示した測定方法によって評価し、直径が10μm以上の
空孔が認められないことを意味する。
【0011】本発明のフレキシブル配線板用基材は、基
材層の少なくとも片表面に、ポリアミック酸ワニス及び
ポリイミドワニスから選ばれた少なくとも1種のワニス
を塗布、加熱してポリイミド層を形成するに際し、予め
ワニスに脱泡操作を施した後、該ワニスを基材層の少な
くとも片表面に塗布、加熱することにより製造される。
以下、本発明について詳細に説明する。
【0012】本発明に使用する基材層としては、銅、ア
ルミニウム、ステンレススチール等の薄板が好ましく用
いられる。基材層の厚みは、5〜200μmである。本
発明に使用する基材層は、ポリイミドフィルムであって
もよい。基材層として使用し得るポリイミドフィルムの
市販品として、レグルスU、B(商品名、三井東圧化学
(株)製)、カプトンH、V、E、ZT(商品名、東レ
・デュポン(株)製)、ユーピレックスM、S、SG
A、SGAPA(商品名、宇部興産(株)製)、アピカ
ルAH、NPI(商品名、鐘淵化学工業(株)製)等が
挙げられる。これらのポリイミドフィルムの厚みには特
に制限はないが、1〜500μmの範囲のものが使用で
きる。好ましくは5〜100μmである。
【0013】本発明において、ポリアミック酸ワニスま
たはポリイミドワニスとは、ポリアミック酸またはポリ
イミドの有機溶媒溶液を意味する。本発明に使用するワ
ニスには特に制限はなく公知のものが使用される。具体
的には、少なくとも1種の芳香族ジアミンと少なくとも
1種の芳香族テトラカルボン酸二無水物とを略等モル混
合し、重合したポリアミック酸の有機溶媒溶液、また
は、同様に重合した後、脱水してイミド化して得られた
ポリイミドの有機溶媒溶液が使用される。
【0014】芳香族ジアミンとしては、1,3−ビス
(3−アミノフェノキシ)ベンゼン(以下、APBとい
う)、4,4’−ビス(3−アミノフェノキシ)ビフェ
ニル(以下、m−BPという)、3,3’−ジアミノベ
ンゾフェノン(以下、DABPという)、p−フェニレ
ンジアミン(以下、PPDという)、4,4’−オキシ
ジアニリン(以下、ODAという)等が挙げられる。こ
れらは、単独で使用してもよいし、また2種以上を混合
して使用してもよい。
【0015】芳香族テトラカルボン酸二無水物として
は、ピロメリット酸二無水物(以下、PMDAとい
う)、オキシジフタル酸二無水物(以下、ODPAとい
う)、3,3’,4,4’−ベンゾフェノンテトラカル
ボン酸二無水物(以下、BTDAという)及び3,3’
4,4’−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物(以
下、BPDAという)等が挙げられる。これらは、単独
で使用してもよいし、また2種以上を混合して使用して
もよい。
【0016】芳香族ジアミンと芳香族テトラカルボン酸
二無水物とを略等モル混合し、有機溶媒中で0〜60℃
程度の温度範囲において、1〜24時間重合することに
より、ポリアミック酸ワニスが得られる。さらに、ポリ
アミック酸ワニスを100〜500℃において0.5〜
24時間加熱することによりポリアミック酸がイミド化
され、ポリイミドワニスが得られる。また、無水酢酸、
無水フタル酸等をイミド化剤として用いて、ピリジン、
γ−ピコリン、イミダゾール、トルチルアミン等の第3
級アミン類を触媒として用いてイミド化する方法も適用
できる。この場合、室温〜300℃、好ましくは室温〜
200℃において0.5〜24時間イミド化することに
よりポリイミドワニスが得られる。
【0017】芳香族ジアミンと芳香族テトラカルボン酸
二無水物との重合溶媒、即ちワニスの溶媒として、N−
メチル−2−ピロリドン、N,N’−ジメチルアセトア
ミド、N,N’−ジメチルホルムアミド、1,3−ジメ
チル−2−イミダゾリジノン、N,N’−ジエチルアセ
トアミド、N,N’−ジメチルメトキシアセトアミド、
ジメチルスルホキシド、ピリジン、ジメチルスルホン、
ヘキサメチルホスホルアミド、テトラメチル尿素、N−
メチルカプロラクタム、プチロラクタム、テトラヒドロ
フラン、m−ジオキサン、p−ジオキサン、1,2−ジ
メトキシエタン、ビス(2−メトキシエチル)エーテ
ル、1,2−ビス(2−メトキシエトキシ)エタン、ビ
ス2−(2−メトキシエトキシ)エチルエーテル、テト
ラヒドロフラン、1,3−ジオキサン、1,4−ジオキ
サン、ピリジン、ピコリン、ジメチルスルホキシド、ジ
メチルスルホン、クレゾール、フェノール、アニソール
等が挙げられる。これらは単独でまたは2種以上を併用
して使用してもよい。
【0018】塗布工程での作業性を考慮すると、ワニス
濃度はポリアミック酸またはポリイミドの含有率が5〜
40重量%であることが好ましい。さらに好ましくは1
0〜30重量%である。また、同様の観点から、室温に
おけるワニスのB型粘度は、10〜100,000cp
sにあることが好ましい。さらに好ましくは100〜5
0,000cpsである。
【0019】本発明に利用されるワニスの脱泡方法は、
ワニス中の気泡を除去できる方法であれば制限はない
が、好ましくは、減圧脱泡法、薄膜式減圧脱泡法、遠心
薄膜脱泡法等が有効に利用できる。減圧脱泡を行う際の
圧力が10,000Pa以下であると脱泡効率が良い。
減圧脱泡の圧力は、ワニスの溶媒によって変えることが
好ましい。具体的には、ワニスの溶媒の蒸気圧±1,0
00Pa程度の圧力下で行うことが好ましい。また、ワ
ニスの粘度が脱泡効率に影響を及ぼすのでそれを考慮す
ると、ワニスの温度は30〜80℃に制御されているこ
とが好ましい。ワニスの粘度が1,000cpsを超え
るような高い場合は、ワニス内での気泡の拡散が制限さ
れることから撹拌を行うことが好ましい。撹拌方法に制
限はないが、容器回転式撹拌機、ヘリカルリボン式撹拌
機、マックスブレンド撹拌機、フルゾーン撹拌機、碇型
撹拌機等を利用することができる。
【0020】遠心力により薄膜を形成する遠心薄膜脱泡
法も適用でいる。遠心薄膜脱泡法としては、ワニスを円
筒形回転体の内部に導入し、円筒形回転体を高速回転さ
せることにより円筒形回転体の内部にワニス薄膜を形成
させ、遠心力によりワニス中の気泡を分離する方法であ
る。遠心力としは10〜10,000G(重力加速度)
程度の範囲から選択される。好ましくは10〜5,00
0Gである。また、溶媒の飛散、ワニスの粘度等を考慮
すると、温度は30〜80℃が好ましい。減圧脱泡法と
遠心薄膜脱泡法の両者を組み合わせて利用することもで
きる。例えば、特開昭58−101708号公報に記載
されている遠心式真空脱泡装置等を利用することができ
る。また、特開昭56−81112号公報に記載されて
いるような、超音波を利用した脱泡法も適用できる。こ
の場合、周波数10〜50KHZ程度の超音波を使用す
ることが好ましい。
【0021】脱泡したワニスをフィルターに通すことに
より気泡の除去効率がさらに向上する。フィルター装置
としては制限はないが、筒型繊維フィルター、焼結金属
フィルター、セラッミクフィルター等が利用できる。フ
ィルターの目開きが100〜0.01μmであるフィル
ターが好ましい。
【0022】基材層へのワニスの塗工方法には制限はな
く、公知の塗工方法が適用できる。例えば、ダイコート
法、リバースロールコート法、グラビアコート法、メイ
ヤーバーコート法、ブレードコート法、コンマコート法
が挙げられる。基材層へワニスを塗布する際のワニス温
度は、30〜80℃の温度範囲に調節することが好まし
い。ワニスの塗布厚みは、乾燥、硬化を行なった後のポ
リイミド層の厚みが1〜100μm、好ましくは1〜5
0μmとなるように塗布する。また、塗布層を乾燥する
温度は、60〜200℃、好ましくは100〜160℃
程度であり、その乾燥時間は、0.5〜60分間程度で
ある。また、乾燥方法としては、ピンテンター方式、ロ
ールサポート方式、エアーフロート方式が挙げられ、熱
源とし熱風乾燥、電気ヒーター乾燥等の公知のものが挙
げられる。
【0023】乾燥後の硬化方法は、オーブン中における
バッチ式加熱でも、専用の硬化炉による連続式加熱でも
よく、その他公知の方法を用いても差支えない。また、
硬化時の雰囲気は、空気雰囲気中でも、窒素、アルゴン
等の不活性ガス雰囲気中、または空気とそれら不活性ガ
スとの混合ガス雰囲気中でもよく、適宜選択できる。硬
化温度は150〜600℃程度の温度範囲、所要時間は
0.5〜60分間程度で行うことが望ましい。
【0024】本発明のフレキシブル配線板用基材の内、
基材層が金属薄板であるものは、これにエッチング加
工、打ち抜き加工等の精密加工を施すことにより、10
μm程度の狭い配線幅の通電用回路を形成することがで
きる。また、基材層がポリイミドフィルムであるもの
は、別途形成された通電用回路と張り合わせ加工(積
層)してその絶縁層して利用される。
【0025】
【実施例】以下、実施例を示して本発明についてさらに
詳細に説明する。尚、ポリイミド層の空孔は下記方法に
より測定した。
【0026】(1)ポリイミド層の空孔の測定方法 <試料の調製>得られたフレキシブル配線板用基材から
無作為に一辺長30cmの正方形の試料を採取する。そ
の試料の金属箔層をエッチングにより全て除去してポリ
イミド層のみとする。得られたポリイミド層をさらに切
断して一辺長3cmの正方形の試料100枚を調製す
る。その中から無作為に10枚選び出して空孔測定用試
料とする。
【0027】<空孔の測定方法>視野に5μm以下の目
盛りを有する光学顕微鏡(100倍)を用いて、上記1
0枚の試料についてその全面を観察し、気泡の有無、及
びサイズ別気泡の数を測定する。
【0028】合成例1 撹拌機及び窒素導入管を備えた容器に、溶媒としてN,
N’−ジメチルアセトアミド24,560gを加え、こ
れにAPB2,920g(10モル)を加えて、室温、
窒素雰囲気下で撹拌、溶解した。これに、BTDA3,
187g(9.9モル)を4分割して加え、室温で24
時間撹拌して、ポリアミック酸ワニスを得た。得られた
ポリアミック酸ワニスは、23℃における粘度70ポイ
ズ、対数粘度0.7dl/gであった。(対数粘度は、
0.5重量%濃度のN,N’−ジメチルアセトアミド溶
液を、23℃においてE型粘度計を使用して測定し、求
めた値である。他の合成例においても同様である。)
【0029】合成例2 撹拌機及び窒素導入管を備えた容器に、溶媒としてN−
メチルピロリドン24,560gを加え、これにAPB
2,920g(10モル)を加えて、室温、窒素雰囲気
下で撹拌、溶解した。これに、BTDA3,187g
(9.9モル)を、4分割して加え、室温で24時間撹
拌した。その後、無水フタル酸11.184g(0.8
モル)を加え、室温で3時間混合し、ポアミック酸ワニ
スを得た。該ワニスを窒素雰囲気下で180℃に加熱し
16時間撹拌してポリイミドワニスを得た。得られたポ
リイミドワニスは、粘度70ポイズ、対数粘度0.53
dl/gであった。
【0030】合成例3 APB(10モル)に代えて、PPD(5モル)及びO
DA(5モル)を用い、また、BTDA(9.9モル)
に代えてPMDA(4.95モル)及びBPDA(4.
95モル)を用い、さらにN,N’−ジメチルアセトア
ミドを21,000gとした以外は、合成例1と同様に
してポアミック酸ワニスを得た。得られたワニスの粘度
は15ポイズ、対数粘度は0.9dl/gであった。
【0031】合成例4 APB(10モル)に代えて、m−BP(10モル)を
用い、また、BTDA(9.9モル)に代えて、PMD
A(9.9モル)を用い、さらにN,N’−ジメチルア
セトアミドを33,000gとした以外は、合成例1と
同様にしてポアミック酸ワニスを得た。得られたワニス
の粘度は、6ポイズ、対数粘度は0.9dl/gであっ
た。
【0032】合成例5 APB(10モル)に代えて、DABP(10モル)を
用い、また、N,N’−ジメチルアセトアミドを30,
000g用いた以外は、合成例1と同様にしてポアミッ
ク酸ワニスを得た。得られたワニスの粘度は、11ポイ
ズ、対数粘度は0.9dl/gであった。
【0033】合成例6 BTDA(9.9モル)に代えて、ODPA(9.9モ
ル)を用い、N,N’−ジメチルアセトアミド24,0
00gを用いた以外は、合成例1と同様にしてポアミッ
ク酸ワニスを得た。得られたワニスの粘度は、80ポイ
ズ、対数粘度は0.9dl/gであった。
【0034】実施例1 合成例1で得たポリアミック酸ワニスを30リットルの
容器(ジャケット及びダブルヘリカルリボン翼の撹拌機
付き)に移した。40℃に保温しながら真空ポンプを用
いて容器内を脱気し500Paにおいて60分間減圧、
脱気した。さらに、撹拌機(ダブルヘリカルリボン翼)
を用いて1回転/分で10時間撹拌して減圧脱泡を行っ
た。得られたワニスを1時間静置した後、圧縮空気でダ
イコーターへ移送しワニス温度を40℃に制御した。硬
化後のポリイミド層の厚みが25μmとなるようにワニ
スを銅箔(厚み:18μm)に塗工し、乾燥炉内で12
0〜140℃において10分間乾燥した。次いで、硬化
炉を用いて、150〜450℃まで段階的に昇温しなが
ら窒素雰囲気中で16分間硬化を行ってポリイミド層を
形成し、フレキシブル配線用基材を製造した。得られた
フレキシブル配線用基材のポリイミド層の空孔を上記方
法により測定た。その結果、1枚の試料に直径1μmの
空孔が1個観察されたが、他の9枚の試料には空孔が認
められなかった。微細加工を行うためのフレキシブル配
線用基材として適切なものであった。
【0035】実施例2 合成例2で得たポリイミドワニスを実施例1と同様の方
法により減圧脱泡を行った。脱泡ワニスを1時間静置し
た後、圧縮空気を用いて、目開き1μmの筒型繊維フィ
ルター(SMC社製、形式;FGD、エレメントファイ
バー:ポリプポピレン)を通してダイコーターへ移送し
た。以降、実施例1と同様にして、銅箔(厚み:18μ
m)の片面に厚み25μmのポリイミド層を形成してフ
レキシブル配線用基材を製造した。得られたフレキシブ
ル配線用基材のポリイミド層の空孔を上記方法により測
定た。その結果、いずれの試料にも空孔は観察されなか
った。微細加工を行うためのフレキシブル配線用基材と
して適切なものであった。
【0036】比較例1 合成例1で得たポリアミック酸ワニスを30リットルの
容器(ジャケット及びダブルヘリカルリボン翼の撹拌機
付き)に移した。40℃に保温し10時間静置した後、
圧縮空気を用いてダイコーターへ移送した。以降、実施
例1と同様にして、銅箔(厚み:18μm)の片面に厚
み25μmのポリイミド層を形成してフレキシブル配線
用基材を製造した。得られたフレキシブル配線用基材の
ポリイミド層の空孔を上記方法により測定た。その結
果、直径10〜50μmの空孔が合計10個観察され
た。微細加工を行う為のフレキシブル配線用基材として
は不適切なものであった。
【0037】比較例2 合成例1で得たポリアミック酸ワニスを30リットルの
容器(ジャケット付き)に移した。40℃に保温し10
時間静置した後、圧縮空気を用いて、実施例2と同様の
筒型繊維フィルターを通してダイコーターへ移送した。
以降、実施例1と同様にして、銅箔(厚み:18μm)
の片面に厚み25μmのポリイミド層を形成してフレキ
シブル配線用基材を製造した。得られたフレキシブル配
線用基材のポリイミド層の空孔を上記方法により測定
た。その結果、直径10〜50μmの空孔が合計2個観
察された。微細加工を行う為のフレキシブル配線用基材
としては不適切なものであった。
【0038】実施例3 合成例3で得たポリアミック酸ワニスを30リットルの
容器(ジャケット付き)に移し、50℃に保温し10時
間静置した後、密閉式ギアポンプを用いて、薄膜式真空
脱泡機(ネオテック社製)へ移送し、膜厚:2mm、圧
力:500Paにおいて脱泡を行った。さらにその後、
目開き5μmの筒型焼結金属フィルター(SMC社製、
形式;FGD、エレメント:SUS焼結金属)を通し
た。以降、リバースコーターを用いた以外、実施例1と
同様にして、銅箔(厚み:18μm)の片面に厚み10
μmのポリイミド層を形成してフレキシブル配線用基材
を製造した。得られたフレキシブル配線用基材のポリイ
ミド層の空孔を上記方法により測定た。その結果、いず
れの試料にも空孔は観察されなかった。微細加工を行う
ためのフレキシブル配線用基材として適切なものであっ
た。
【0039】実施例4 合成例4で得たポリアミック酸ワニスを30リットルの
容器(ジャケット付き)に移し、40℃に保温し10時
間静置した後、密閉式ギアポンプを用いて、薄膜式真空
脱泡機(ネオテック社製)へ移送し、膜厚:2mm、圧
力:500Paにおいて脱泡を行った。以降、グラビア
コーターを用いた以外、実施例1と同様にして、銅箔
(厚み:18μm)の片面に厚み3μmのポリイミド層
を形成してフレキシブル配線用基材を製造した。得られ
たフレキシブル配線用基材のポリイミド層の空孔を上記
方法により測定た。その結果、いずれの試料にも空孔は
観察されなかった。微細加工を行うためのフレキシブル
配線用基材として適切なものであった。
【0040】実施例5 合成例5で得たポリアミック酸ワニスを30リットルの
容器(ジャケット付き)に移し、40℃に保温し10時
間静置した後、密閉式ギアポンプを用いて、遠心分離式
薄膜脱泡機へ移送し、膜厚:1mm、圧力:300P
a、遠心力:100Gにおいて脱泡を行った。以降、メ
イヤーバーコーターを用いた以外、実施例1と同様にし
て、銅箔(厚み:18μm)の片面に厚み3μmのポリ
イミド層を形成してフレキシブル配線用基材を製造し
た。得られたフレキシブル配線用基材のポリイミド層の
空孔を上記方法により測定た。その結果、いずれの試料
にも空孔は観察されなかった。微細加工を行うためのフ
レキシブル配線用基材として適切なものであった。
【0041】実施例6 合成例6で得たポリアミック酸ワニスを30リットルの
容器(ジャケット付き)に移し、40℃に保温し10時
間静置した後、密閉式ギアポンプを用いて、遠心分離式
薄膜脱泡機へ移送し、膜厚:1mm、圧力:300P
a、遠心力:100Gにおいて脱泡を行った。その後、
目開き1μmの筒型繊維フィルター(SMC社製、形
式:FGD、エレメントファイバー:ポリプロピレン)
を通した。以降、コンマコーター(ヒラノテクシード社
製)を用いた以外、実施例1と同様にして、銅箔(厚
み:18μm)の片面に厚み25μmのポリイミド層を
形成してフレキシブル配線用基材を製造した。得られた
フレキシブル配線用基材のポリイミド層の空孔を上記方
法により測定た。その結果、いずれの試料にも空孔は観
察されなかった。微細加工を行うためのフレキシブル配
線用基材として適切なものであった。
【0042】実施例7 合成例6で得たポリアミック酸ワニスを30リットルの
容器(ジャケット及びダブルヘリカルリボン翼の撹拌機
付き)に移した。40℃に保温しながら真空ポンプを用
いて容器を5,000Pa迄真空に脱気した。その後、
ダブルヘリカルリボン翼の撹拌機を用いて1回転/分で
10時間撹拌し、減圧脱泡を行った。得られたワニスを
1時間静置した後、圧縮空気を用いて、目開き1μmの
筒型繊維フィルター(SMC社製、形式:FGD、エレ
メントファイバー:ポリプロピレン)を通した。以降、
ブレードコーターを用いた以外、実施例1と同様にし
て、銅箔(厚み:18μm)の片面に厚み25μmのポ
リイミド層を形成してフレキシブル配線用基材を製造し
た。得られたフレキシブル配線用基材のポリイミド層の
空孔を上記方法により測定た。その結果、1枚の試料に
直径3μmの空孔が1個観察されたが、他の9枚の試料
には空孔が認められなかった。微細加工を行うためのフ
レキシブル配線用基材として適切なものであった。
【0043】
【発明の効果】本発明のフレキシブル配線用基材の特徴
は、予め脱泡操作が施されたポリアミック酸ワニスまた
はポリイミドワニスから形成されたポリイミド層を有す
る点にある。そのため、ポリイミド層には10μm以上
の空孔が存在しない。従って、本発明のフレキシブル配
線用基材にエッチング加工、打ち抜き加工、張り合わせ
加工等の精密加工を施すことにより、10μm程度の狭
い配線幅の回路を形成しても回路間の絶縁性が充分に確
保でき、絶縁不良をきたすことがない。精密な回路を有
する電子部品、電子部品間の配線を行う実装配線板、I
Cのリード、ヒーター等の広い分野において好適に使用
できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 喜剛 愛知県名古屋市南区丹後通2丁目1番地 三井東圧化学株式会社内 (72)発明者 大坪 英二 愛知県名古屋市南区丹後通2丁目1番地 三井東圧化学株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材層の少なくとも片表面に、ポリアミ
    ック酸ワニス及びポリイミドワニスから選ばれた少なく
    とも1種のワニスを塗布、加熱してポリイミド層を形成
    したフレキシブル配線板用基材であって、該ポリイミド
    層が直径10μm以上の空孔を有しないことを特徴とす
    るフレキシブル配線板用基材。
  2. 【請求項2】 基材層が、銅、アルミニウム、ステンレ
    ススチールから選ばれた金属薄板であることを特徴とす
    る請求項1記載のフレキシブル配線板用基材。
  3. 【請求項3】 基材層が、ポリイミドフィルムであるこ
    とを特徴とする請求項1記載のフレキシブル配線板用基
    材。
  4. 【請求項4】 ワニスが、1,3−ビス(3−アミノフ
    ェノキシ)ベンゼン、4,4’−ビス(3−アミノフェ
    ノキシ)ビフェニル、3,3’−ジアミノベンゾフェノ
    ン、p−フェニレンジアミン、4,4’−オキシジアニ
    リンから選ばれた少なくとも一種の芳香族ジアミンと、
    ピロメリット酸二無水物、オキシジフタル酸二無水物、
    3,3’,4,4’−ベンゾフェノンテトラカルボン酸
    二無水物及び3,3’,4,4’−ビフェニルテトラカ
    ルボン酸二無水物から選ばれた少なくとも一種の芳香族
    テトラカルボン酸二無水物とを重合、または、重合、脱
    水したものの有機溶媒溶液であることを特徴とする請求
    項1記載のフレキシブル配線板用基材。
  5. 【請求項5】 基材層の少なくとも片表面に、ポリアミ
    ック酸ワニス及びポリイミドワニスから選ばれた少なく
    とも1種のワニスを塗布、加熱してポリイミド層を形成
    するフレキシブル配線板用基材の製造方法であって、ワ
    ニスに脱泡操作を施した後、基材層の少なくとも片表面
    に塗布することを特徴とするフレキシブル配線板用基材
    の製造方法。
  6. 【請求項6】 基材層が、銅、アルミニウム、ステンレ
    ススチールから選ばれた金属薄板であることを特徴とす
    る請求項5記載のフレキシブル配線板用基材の製造方
    法。
  7. 【請求項7】 基材層が、ポリイミドフィルムであるこ
    とを特徴とする請求項5記載のフレキシブル配線板用基
    材の製造方法。
  8. 【請求項8】 ワニスが、1,3−ビス(3−アミノフ
    ェノキシ)ベンゼン、4,4’−ビス(3−アミノフェ
    ノキシ)ビフェニル、3,3’−ジアミノベンゾフェノ
    ン、p−フェニレンジアミン、4,4’−オキシジアニ
    リンから選ばれた少なくとも一種の芳香族ジアミンと、
    ピロメリット酸二無水物、オキシジフタル酸二無水物、
    3,3’,4,4’−ベンゾフェノンテトラカルボン酸
    二無水物及び3,3’,4,4’−ビフェニルテトラカ
    ルボン酸二無水物から選ばれた少なくとも一種の芳香族
    テトラカルボン酸二無水物とを重合、または、重合、脱
    水したものの有機溶媒溶液であることを特徴とする請求
    項5記載のフレキシブル配線板用基材の製造方法。
  9. 【請求項9】 脱泡操作が、ワニス溶媒の蒸気圧±1,
    000Paでの減圧脱泡、重力加速度10〜10,00
    0Gでの遠心薄膜脱泡、及び、10〜50KHZの超音
    波利用脱泡から選ばれた少なくとも1種の脱泡操作を3
    0〜80℃において実施するものであることを特徴とす
    る請求項5記載のフレキシブル配線板用基材の製造方
    法。
  10. 【請求項10】 脱泡操作の後、ワニスを目開き0.0
    1〜100μmのフィルターを通過させることを特徴と
    する請求項5または9のいずれかに記載のフレキシブル
    配線板用基材の製造方法。
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