JPH08186245A - 量子構造の製造方法 - Google Patents

量子構造の製造方法

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JPH08186245A
JPH08186245A JP32876194A JP32876194A JPH08186245A JP H08186245 A JPH08186245 A JP H08186245A JP 32876194 A JP32876194 A JP 32876194A JP 32876194 A JP32876194 A JP 32876194A JP H08186245 A JPH08186245 A JP H08186245A
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JP
Japan
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substrate
metal
polycrystalline silicon
forming
silicon
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JP32876194A
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English (en)
Inventor
Jiyonasan Uesutouootaa
ジョナサン ウエストウオーター
Daramu Paru Gosain
ダラム パル ゴサイン
Kazushi Yamauchi
一志 山内
Setsuo Usui
節夫 碓井
Jiei Korinzu Jiyooji
ジェイ コリンズ ジョージ
Hideki Masuda
秀樹 益田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 近接して規則正しく配列した均一な大きさを
有する高密度の量子構造を簡便に形成する量子構造の製
造方法を提供する。 【構成】 凹凸構造4aを有する基板4上にシリコン膜
6を形成する工程と、熱処理によりシリコン膜6を溶融
し、凹凸構造4aを有する基板4の凹部4bの上に選択
的にボール状シリコン5を形成する工程とを採る構成で
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、量子ドット、量子ワイ
ヤー等の量子構造の製造方法に係わる。
【0002】
【従来の技術】量子井戸箱レーザ、量子井戸細線レーザ
(Y.Arakawa,H.Sasaki,M.Nishioka,and N.Miura:IEEE
J.Quantum Electron 、 QE-1、 P10 〜17(1983)参照)等
の発光素子を製造する場合、微細で高密度に集積し、規
則正しく配列した量子ドット、量子ワイヤー等の量子構
造の形成が必要となる。
【0003】また、この量子ドット、量子ワイヤーを規
則正しく高密度に形成することができれば、電子メモ
リ、電子論理回路の高密度集積化が可能となることか
ら、この量子構造を確実に製造できることが必要にな
る。
【0004】従来、微細加工による量子構造の形成に
は、主に有機あるいは無機レジストを用いた電子線、ま
たはX線露光によるパターン描画によるリソグラフィー
技術が用いられてきた。
【0005】ところが、有機レジストを用いた電子線露
光では、有機レジストを構成する分子のクラスタの大き
さが10nm程度有るため、その大きさ以下の量子構造
を作製することが困難である。また近接効果によって量
子構造の間隔を10nm程度まで近づけることが困難に
なる。従って、量子構造の高密度集積や間隔を小さくし
た相互結合を難しくしていた。
【0006】一方、無機レジストを用いた電子線露光で
は、上記の欠点は多少は改善されるが、多量の電子線照
射を必要とし長い露光時間を必要とし、作業性に劣る。
【0007】こうした欠点を補い量子構造の間隔を小さ
くして高密度集積や相互結合を可能にする方法として、
いくつかの簡便な方法、例えば半導体基板上での島状成
長、小滴状の金属を用いる方法、などが用いられてい
る。しかしこれらの簡便な方法は大きな不規則性をとも
なうという問題点があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来の
量子構造の製造方法では、量子構造の高密度集積が困難
であるとか、作業性に劣りスループットが小さいとか、
量子構造が不規則になるなどの多くの課題がある。
【0009】本発明は、近接して規則正しく配列した均
一な大きさを有する量子構造を簡便に製造することがで
き、高密度の量子構造を簡便に形成することができるよ
うにした量子構造の製造方法を提供することを目的とし
ている。
【0010】
【課題を解決するための手段】第1の本発明は、図5A
に示すように、凹凸構造4aを有する基板4上にシリコ
ン膜6を形成する工程と、図5Bに示すように、熱処理
によりシリコン膜6を溶融し、凹凸構造4aを有する基
板4の凹部4bの上に選択的にボール状シリコン5を形
成する工程とを採る量子構造の製造方法である。
【0011】第2の本発明は、図6Aに示すように、凹
凸構造4aを有する基板4上の凹部4bに金属よりなる
下地部8を形成する工程と、下地部8が形成された凹凸
構造4aを有する基板4上にアモルファスのシリコン膜
6を形成する工程と、図6Bに示すように、熱処理によ
りアモルファスのシリコン膜6の下地部8に接する部分
において、金属誘起結晶化により選択的に多結晶シリコ
ン7を形成する工程と、図6Cに示すように、多結晶シ
リコン7が形成されない残りのアモルファスのシリコン
膜6を選択的に除去する工程とを採る量子構造の製造方
法である。
【0012】第3の本発明は、図7Bに示すように、基
板4上に選択的に金属よりなる下地部8を形成する工程
と、基板4をシランガス雰囲気中に保持し、金属のシラ
ンガスに対する触媒作用により、図7Cに示すように、
下地部8のみ選択的に多結晶シリコン7を形成する工程
を採る量子構造の製造方法である。
【0013】第4の本発明は、上述の第3の本発明方法
において、図8Aに示すように、その基板を凹凸構造4
aを有する基板4である構成とし、金属のシランガスに
対する触媒作用により、図8Bに示すように、下地部8
のみ選択的に多結晶シリコン7を形成する量子構造の製
造方法である。
【0014】第5の本発明は、図9Aに示すように、基
板4を貫通孔3tを有する多孔質アルミナによって構成
し、下地部8が多孔質アルミナからなる基板4の底部に
形成される工程と、下地部8の下にシランガスと反応し
ない保護層9を形成する工程とを採って、図9Bに示す
ように、多結晶シリコン7を多孔質アルミナからなる基
板4の貫通孔3tの内部に形成させる構成とする。
【0015】第6の本発明は、凹凸構造4aを有する基
板4を陽極酸化によって形成する。
【0016】第7の本発明は、下地部8の金属がアモル
ファスのシリコンの固相結晶化に触媒として作用する金
属である構成とする。第8の本発明は、下地部8の金属
が、金、アルミニウムのいずれか1種である構成とす
る。
【0017】
【作用】上述の本発明の構成によれば、微細な量子構造
を周期的に形成することができる。
【0018】周期的な凹凸構造を有する基板を用いて、
この基板の凹部にドットを形成することにより、容易に
周期的な量子構造が形成できる。
【0019】第1の本発明によれば、凹凸構造4aを有
する基板4上に形成したシリコン膜6を熱処理により溶
融することにより、基板4上でシリコンが液滴状に丸く
なり、これを冷却して凹凸構造4aを有する基板4の凹
部4b上に選択的にボール状のシリコン5を形成するこ
とができる。
【0020】第2の本発明によれば、凹凸構造4aを有
する基板4上の凹部4bに金などの金属からなる下地部
8を形成して、凹部4bに多結晶シリコンを形成する。
すなわち下地部8を形成した凹凸構造4aを有する基板
4上にアモルファスのシリコン膜6を形成した後に、所
要温度で熱処理をすることによって、触媒作用により下
地部8の金属に誘起されてシリコン膜6の結晶化を進行
させ、アモルファスのシリコン膜6の下地部8に接する
部分が選択的に結晶化し、多結晶シリコン7を形成する
ものである。その後、多結晶シリコン7が形成されない
残りのアモルファスのシリコン膜6を選択的に除去する
ことにより、凹凸構造4aを有する基板4上に多結晶シ
リコン7からなる量子構造を形成する。基板4の凹凸構
造4aが周期性を有していれば、量子構造に周期性をも
たせることができる。
【0021】ここで、第2の本発明における多結晶シリ
コンの選択的形成の機構を説明する。アモルファスのシ
リコンは、通常の結晶化温度よりかなり低い温度で多く
の金属と固相反応を行う。これらの固相反応によって、
この金属がたとえばアルミニウムあるいは金の場合、シ
リコンと安定固溶体を形成せず、準安定シリサイドが結
晶化過程の中間物として存在し、準安定シリサイドから
多結晶シリコンが形成される(G.Radnoczi et al.,J.Ap
pl.Phys.,69 no.9,p6394,(1991) 、V.Kroll etal.,Mat.
Res.Soc.Symp.Proc.,258,p129,(1992)参照)。
【0022】さらに、アモルファスのシリコンと金との
固相反応について説明する。アモルファスのシリコンと
金との固相反応は約100℃で生じ、このとき形成され
る準安定シリサイドは、温度を200℃に上昇させると
急速に分解され、多結晶シリコンが成長する。このと
き、アモルファスのシリコンからシリコンがシリサイド
に拡散することにより、多結晶シリコンとの界面近くに
存在するシリサイド中のシリコンが結晶化し、多結晶シ
リコンの尾部となる。反応が進行して金と接触したアモ
ルファスのシリコンが使い果たされると、シリサイドが
分解して、金の結晶が試料の表面に形成される。
【0023】第3の本発明によれば、基板4上に選択的
に金属よりなる下地部8を島状に形成し、基板4をシラ
ンガス雰囲気中に保持することにより、金属のシランガ
スに対する触媒作用により、下地部8にのみ選択的に多
結晶シリコンを形成するものであるが、この場合、多結
晶シリコン7の生成に伴ってその表面に下地部8を構成
した金属が表出することによって、その多結晶シリコン
7の生成はシランガスの供給が停止するまで連続し、多
結晶シリコン7が島状に形成される。
【0024】ここで、第3の本発明における多結晶シリ
コンの選択的形成の機構を説明する。金とシランガスと
の反応の場合も、上述の金とアモルファスのシリコンと
の固相反応と同様に準安定シリサイドを経由して多結晶
シリコンを形成する。シランガスは、アモルファスのシ
リコンと多結晶シリコンの薄膜を形成するために広範に
用いられており、500℃を越える温度で熱分解する。
このときシランが金に吸収され、反応してシリサイドを
形成する。
【0025】図4に示す金−シリコン系の状態図より、
シリサイド中のシリコン濃度が増加すると、シリサイド
の融点がA点からB点に向かって次第に低下することが
わかる。C点の温度で金をシランガス中において反応さ
せると、シリコン濃度が増加しD点に達すると、シリサ
イドの膜が溶融し、このとき基板とシリサイド融液との
接触角が大きいために、シリサイド融液が島状に凝集を
開始する。シリコンは島状物へ継続的に拡散し、シリサ
イド中のシリコン濃度がさらに増してE点に到達する
と、シリサイド融液から多結晶シリコンが結晶化する。
この多結晶シリコンの量は時間とともに増加していき、
シランガスの供給が停止されると、シリサイドが分解さ
れ、金の融液が表面に現れ多結晶シリコンが内部に形成
される。
【0026】第4の本発明によれば、上述の金とシラン
ガスとの反応を用いて、凹凸構造4aを有する基板4上
の凹部4bに金などの金属からなる下地部8を形成し
て、凹部4bに多結晶シリコン7を形成する。下地部8
を形成した凹凸構造4aを有する基板4に、熱をかけな
がらシランガスを流すと、触媒作用により凹部4bに金
が表面を覆った多結晶シリコン7が島状に形成される。
こうして凹凸構造4aを有する基板4上に多結晶シリコ
ン7からなる量子構造を形成する。基板4の凹凸構造4
aが周期性を有していれば、量子構造に周期性をもたせ
ることができる。
【0027】また、第5の本発明によれば、基板4を貫
通孔3tを持つ多孔質アルミナにより構成して、同様に
貫通孔3tに多結晶シリコン7を形成することができ
る。基板4の底部に上述の金属からなる下地部8を形成
し、下地部8の下にシランガスと反応しない保護層9を
形成した後、熱をかけながらシランガスを流すと、触媒
作用により貫通孔3tの内部に多結晶シリコン7を形成
する。さらにシランガスによる反応を進行させると、貫
通孔3t全体に多結晶シリコン7が成長形成される。こ
うして柱状の多結晶シリコン7による量子構造を形成す
る。
【0028】下地部8に用いる金属は、アモルファスの
シリコンの固相結晶化に触媒として作用する金属、すな
わちシリコンと安定シリサイドを形成せず、温度を上げ
ると分解する上述の準安定シリサイドを形成する金属が
好ましく、例えば金、アルミニウムを選択する。また金
属の融点が基板4の融点より低く、その金属融液と基板
4との接触角がなるべく大きくなるように金属と基板を
選定する。特に、平板状の基板4から多結晶シリコン7
による量子構造を形成する場合には、上述の接触角が大
きいほど金属の融液が凝集して液滴が島状に分かれやす
いので、ドット状に多結晶シリコン7を形成するのに好
都合である。従ってこの場合には接触角も重要な要素に
なる。
【0029】
【実施例】本発明の量子構造の製造方法の実施例を説明
するに先立って、本発明の量子構造の製造方法の基本と
なる凹凸構造を有する周期構造の基板の形成方法につい
て、図1の一部を断面とした斜視図を参照して説明す
る。
【0030】Al基板を、シュウ酸(蓚酸)などの二塩
基酸中で陽極酸化すると、Alが酸化されると同時にA
l層1が酸によりエッチングされて、アルミナ層中に細
孔3が形成された多孔質アルミナ層2が形成される。こ
の細孔3は、その直径が数nm〜数百nmの極めて微細
で均一な円柱状細孔となり、この細孔3が多数数nm〜
数百nmの間隔で三角格子構造をとって規則的に配列形
成される。この円柱状の細孔3は、高いアスペクト比を
有し、断面の径の一様性にも優れている。またこの細孔
3の径および間隔は、陽極酸化の際の電流、電圧を調整
することによりある程度の制御が可能である(R.C.Furn
eaux,W.R.Rigby&A.P.Davidson NATURE Vol.337 P147(19
89) 等参照)。
【0031】例えば一定の電圧および電流で陽極酸化を
行うと、細孔3は有底細孔すなわち上端が開いていて、
下端が閉じた構造の細孔として形成される。このとき、
図1に示すように有底の細孔3の底部には所定の厚さの
アルミナ層によるいわゆるバリア層2bを介して、酸化
されていないAl層1bが残る。次に、化学的エッチン
グにより酸化されていないAl層1bを選択的に除去
し、図2に示すような凹凸構造4aを有する多孔質アル
ミナによる基板4を形成する。
【0032】この凹凸構造4aを有する基板4は、図3
Aに上面図、図3Bに斜視図をそれぞれ示すように、六
角形状の各格子4cの中央部が円丘状の突起になり各格
子の境界は凹んでいて、この凹凸構造4aが格子状に周
期的に分布している。
【0033】次にさらに本発明の理解を容易にするため
に、この凹凸構造4aを有する基板4を利用して、ドッ
ト例えば金属ドット(この例では錫ドット)を作製する
方法を説明する。
【0034】図3Aに示す六角形格子の一辺が6nmで
あり凹凸構造4aを有する基板4を用意する。この基板
4上に錫(Sn)を、錫の融点(230℃)より少し高
い240℃にて堆積させる。このとき錫は融液となるた
めに流動性を有する。ここで、240℃における錫融液
とサファイヤ(酸化アルミニウム)との接触角は、図1
0に示す温度と接触角との関係から、約160゜と大き
いことがわかり、同様に錫融液とアルミナ基板との接触
角も大きくなるため、ボール状の錫液滴が基板4の凹部
4bすなわち格子の頂点にドット状に分布形成される。
【0035】上述のようにボール状の液滴を凹凸構造4
aを有する基板の凹部4b上に形成し、周期的に分布し
た金属ドットを作製することができる。使用する金属は
錫に限らず、基板4の材料との接触角が大きく、融点が
低く基板4の融点以下であれば、他の金属でも同様にし
てドットを形成できる。金属の融点が高い場合には、低
温で堆積させた後、パルスレーザー等により照射加熱を
行って溶融させることにより、基板の損傷を防いで同様
のドットを形成することができる。
【0036】実施例1 この例では、上述の凹凸構造を有する基板上にシリコン
膜を形成し、これを熱処理することによりボール状の多
結晶シリコンを形成し、量子構造を製造する。
【0037】この場合、上述した陽極酸化により形成し
た凹凸構造4aを有する多孔質アルミナ基板4を用意
し、図5Aに示すように、この基板4上を覆ってCVD
等の方法によってアモルファスのシリコン膜6を形成す
る。これを900℃以上で熱処理するとシリコン膜6が
溶融して流動性を有するようになる。このとき、シリコ
ン融液とアルミナ基板4との接触角が大きいために融液
は液滴となり、基板4の凹部4bに集まる。従って上述
の金属ドットの場合と同様に、シリコン融液の液滴がド
ット状に分布する。
【0038】このシリコン融液を冷却して、図5Bに示
すように、凹凸構造4aを有するアルミナ基板4の凹部
4bにドット状に分布したボール状の多結晶シリコン7
を得る。これによって多結晶シリコン7による量子構造
を得ることができる。
【0039】実施例2 この例では、凹凸構造を有する基板上に金属からなる下
地部を形成し、基板上に下地部を覆ってシリコン膜を形
成し、これを熱処理することにより下地部の部分に選択
的に多結晶シリコンを生じ、多結晶シリコンを生じてい
ない部分のシリコン膜を除去することにより、量子構造
を製造する。
【0040】図6Aに示すように、陽極酸化によって得
られた凹凸構造4aを有する多孔質アルミナ基板4上
に、金(Au)からなる金属ドットによる下地部8を形
成する。この下地部8の形成は、上述した錫による金属
ドットの形成方法と同様に、多孔質アルミナ基板4上で
金を溶融させ、融液を多孔質アルミナ基板4の凹部4b
に集めて冷却する方法による。この下地部8上を覆っ
て、プラズマCVD(Chemical Vapor Deposition;化学
的気相成長)法あるいは熱CVD法により、300℃以
下の温度でアモルファスのシリコン膜6を形成する。
【0041】このアモルファスのシリコン膜6を200
℃で熱処理すると、金による触媒作用により、金ドット
の上のアモルファスのシリコン膜6が選択的に結晶化さ
れ、多結晶シリコン7となり、さらに反応が進行して拡
散することにより、図6Bに示すように、多結晶シリコ
ン7が成長形成される。
【0042】シラン(SiH4 )と水素を含むプラズマ
エッチングによって、残ったアモルファスのシリコン膜
6を選択的にエッチング除去する。その結果、図6Cに
示すように、多結晶シリコン7がドット状に形成され
る。
【0043】こうして、凹凸構造4aを有する多孔質ア
ルミナ基板上に、多結晶シリコンドットからなる量子構
造を形成することができる。
【0044】実施例3 この例では、基板上に金属からなる下地部を形成し、基
板をシランガス雰囲気中に保持し、金属のシランガスに
対する触媒作用によって下地部に選択的に多結晶シリコ
ンを形成するものである。
【0045】図7Aに示すように、サファイヤからなる
平板状の基板4上に電子ビーム蒸着法により、金の薄膜
からなる下地部8を10nmの厚さに堆積形成させた試
料を作製した。これをCVD室に移し、真空排気した後
に400℃で加熱した。そこへ、一定流量のシランガス
を導入し、2時間後ガス供給を停止し、試料を冷却し
た。シランガスはアルゴンで10%に希釈し、流速は1
000sccmとした。
【0046】この試料を電子顕微鏡で観察すると、生成
した粒子は島状物になっており、島状物の後方散乱電子
像が大部分明るい領域でその内側に暗い領域を有するこ
とがわかった。後方散乱像は組成像とも言われ、重い元
素は明るく軽い元素は暗く見える。このことから、重い
元素の島の内部に軽い元素が含まれていることがわか
る。
【0047】エネルギー分散X線分析(EDX)を用い
て、この島状物の組成を調べると、金とシリコンからな
ることがわかった。さらにX線回折を用いて結晶性を調
べると、金の結晶とシリコンのピークが現れた。従っ
て、シランガスからシリコンが金の中に取り込まれ結晶
化していることがわかる。このシリコンは、X線光電子
分光(XPS)により単一相であることが確かめられ
た。
【0048】従ってこの島状物は、図7Bに示すよう
に、ボール状の金からなる下地部8の内部に結晶化した
シリコン7が取り込まれた構造をしていることが判明し
た。このことから、金などの金属のシリコンの結晶化に
おける触媒作用が同様に作用して、シランガスから多結
晶シリコン7が得られると言える。
【0049】島状に分布しているのは、金の融液が基板
材料のサファイヤに対し高い接触角を有するため、融液
がボール状の液滴になるためである。
【0050】このようにして、多結晶シリコンによる量
子構造を形成することができる。
【0051】実施例4 この例では、凹凸構造を有するアルミナ基板の凹部上
に、金属による下地部を形成し、基板をシランガス雰囲
気中に保持し、金属のシランガスに対する触媒作用によ
って下地部に選択的に多結晶シリコンを形成し、多結晶
シリコンからなる量子構造とするものである。
【0052】この場合、陽極酸化によって得られた凹凸
構造4aを有する多孔質アルミナ基板4を用意し、この
基板4上に実施例2と同様にして金を溶融させて、図8
Aに示すように、アルミナ基板4上凹部4bに金による
ドットを形成し、これを下地部8とする。
【0053】この基板4を400℃に加熱して、実施例
3と同様に一定流量のシランガスを導入し、2時間後ガ
ス供給を停止し、試料を冷却した。シランガスはアルゴ
ンで10%に希釈し、流速は1000sccmとした。
【0054】その結果、図8Bに示すように、多孔質ア
ルミナ基板4の凹部4bに、金からなる下地部8に覆わ
れた多結晶シリコン7が形成された。この多結晶シリコ
ン7が多孔質アルミナ基板4の凹部4bにドット状に分
布することによって、多結晶シリコン7による量子構造
を形成している。シランガスの供給を停止せずに反応を
継続させていくと、多結晶シリコン7がさらに成長し柱
状に形成される。
【0055】このようにして、多結晶シリコンによる量
子構造を形成することができる。
【0056】実施例5 この例では、貫通孔を有する多孔質アルミナ層の底部に
金属による下地部を形成し、シランガス雰囲気中に保持
し、金属のシランガスに対する触媒作用によってアルミ
ナの細孔中の下地部金属と接する場所に選択的に多結晶
シリコンを形成し、多結晶シリコンピラーワイヤからな
る量子構造とするものである。
【0057】図1に示すように陽極酸化によって多孔質
アルミナ2を得る際に、陽極酸化の際の印加電圧を、時
間と共に段階的に降下させることにより、細孔3を深く
形成してその底部にAl層1bを残さずアルミナ層2を
形成でき、さらに細孔3を深くしてアルミナ層2の底ま
で貫通することもできる。
【0058】図9Aに示すように、上述のように形成し
た貫通孔3tを有する多孔質アルミナ層による基板4の
底部に、蒸着などの方法で金による下地部8を形成す
る。さらに下地部8の下すなわち、基板4と反対の面
に、シリコンやシランガスと反応しない、金属あるいは
ポリイミド等の高分子からなる保護層9を形成させる。
【0059】これを400℃以上に加熱して、シランガ
ス雰囲気中におくと、図9Bに示すように、細孔3tの
底にある金による下地部8の下に多結晶シリコン7が成
長し、金を押し上げる。基板4のアルミナがある部分で
は、アルミナがマスクとなって多結晶シリコン7の成長
が生じない。
【0060】さらにシランガス中で多結晶シリコンを成
長させると、図9Cに示すように、貫通孔3tを多結晶
シリコン7により埋めることができる。こうして、アル
ミナ中に規則的に並んだ細いワイヤ状の多結晶シリコン
7を形成することができる。
【0061】この上を図9Dに示すように、ITO(イ
ンジウム錫酸化物)からなる被覆層10で覆って、IT
Oからなる被覆層10及び底部の金からなる下地部8を
それぞれ電極とすることにより、センサーや、太陽電池
やレーザに用いるLED(発光ダイオード)等のデバイ
スとして用いることができる。
【0062】また、上述の多結晶シリコン7によるワイ
ヤの成長形成において、シランガスに加えてB2 6
るいはPH3 によるドーピングガスを多結晶シリコン7
に導入してp型半導体あるいはn型半導体を順次形成
し、多結晶シリコン7によるp−n接合を形成すること
ができる。
【0063】この多結晶シリコンワイヤをLEDレーザ
として用いる場合には、直接遷移型のシリコンによる量
子構造を形成しているので、従来のシリコン単結晶によ
るLEDレーザの場合(間接遷移型)と比較して、可視
光領域に強い発光強度が得られる。
【0064】一方上述の多結晶シリコンワイヤをセンサ
ーに用いる場合にも、量子効果により実質的バンドギャ
ップを大きくでき、より広い範囲のスペクトルに対応す
ることができる。
【0065】上述の例では下地部8を構成する金属は、
準安定シリサイドを形成し、アモルファスのシリコンの
結晶化に触媒として作用する金属が望ましく、上述の金
の他、アルミニウム等によっても同様にして量子構造が
形成される。
【0066】また、上述の例では、シリコンの原料ガス
としてシランガスを用いたが、SiCl4 ,SiCl2
2 ,SiF4 等のSiの塩化物ガス、水素化物ガス、
フッ化物ガス等を用いても良い。
【0067】尚、上述の実施例に限られるものではな
く、本発明の一例であり、本発明の要旨を逸脱しない範
囲で種々の変更が取り得る。
【0068】
【発明の効果】上述したように本発明の量子構造の製造
方法によれば、微細で高密度に集積し、規則正しく配列
した量子構造の形成を簡便に行うことができる。
【0069】微細周期構造の凹凸構造を有する基板を用
いて、基板の凹部に多結晶シリコンドットを形成するこ
とにより、容易に多結晶シリコンによる微細な量子構造
が形成できる。この多結晶シリコンドットは、金属ドッ
トにはない特殊な光学的効果を有する。
【0070】この多結晶シリコンによる微細な量子構造
は、電子メモリーや電子論理回路などの超高密度集積回
路に応用できる。
【0071】またドット状の多結晶シリコンよりなる量
子構造からドットを種として多結晶シリコンを選択的に
成長させることにより、ピラー状に多結晶シリコンを形
成できるので、これを広域スペクトルに対応したセンサ
ーや可視光領域に強い発光高度を有する発光材料として
用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】陽極酸化により形成した多孔質アルミナ層の一
部を断面とした斜視図である。
【図2】凹凸構造を有する多孔質アルミナ基板の断面図
である。
【図3】Aは図2に示したアルミナ基板表面の上面図で
ある。Bは図2に示したアルミナ基板表面の斜視図であ
る。
【図4】金−シリコン系の状態図である。
【図5】本発明による量子構造の製造方法の一例を示す
断面図である。 A 一工程の断面図である。 B 凹凸構造を有する基板上に多結晶シリコンによるド
ットを形成した断面図である。
【図6】本発明による量子構造の製造方法の他の一例を
示す断面図である。 A 一工程の断面図である。 B 一工程の断面図である。 C 凹凸構造を有する基板上に多結晶シリコンによるド
ットを形成した断面図ある。
【図7】本発明による量子構造の製造方法のさらに他の
例を示す断面図である。 A 一工程の断面図である。 B 一工程の断面図である。 C 基板上に多結晶シリコンによるドットを形成した断
面図である。
【図8】本発明による量子構造の製造方法の別の例を示
す断面図である。 A 一工程の断面図である。 B 凹凸構造を有する基板上に多結晶シリコンによるド
ットを形成した断面図である。
【図9】多孔質アルミナの細孔中に多結晶シリコンを形
成する本発明による量子構造の製造方法の例の断面図で
ある。 A 多孔質アルミナ底部に金属下地部と保護層を形成し
た状態の断面図である。 B 多結晶シリコンを成長させる工程の断面図である。 C 多孔質アルミナの細孔が多結晶シリコンで満たされ
た状態の断面図である。 D 光学素子とするために多孔質アルミナ上にITO膜
を形成した状態の断面図である。
【図10】サファイヤと金属融液との接触角と温度の関
係を示すグラフである。
【符号の説明】
1b Al層 2 多孔質アルミナ層 2b バリア層 3 細孔 3t 貫通孔 4 基板 4a 凹凸構造 4b 凹部 4c 格子 5 ボール状シリコン 6 シリコン膜 7 多結晶シリコン 8 下地部 9 保護層 10 被覆層
フロントページの続き (72)発明者 碓井 節夫 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 ジョージ ジェイ コリンズ アメリカ合衆国 コロラド州 フォートコ リンズ ショアロード 3007 (72)発明者 益田 秀樹 東京都八王子市別所2丁目13番地5号

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 凹凸構造を有する基板上にシリコン膜を
    形成する工程と、 熱処理により上記シリコン膜を溶融し上記凹凸構造を有
    する基板の凹部上に選択的にボール状シリコンを形成す
    る工程とを有する量子構造の製造方法。
  2. 【請求項2】 凹凸構造を有する基板上の凹部に金属よ
    りなる下地部を形成する工程と、 上記下地部が形成された上記凹凸構造を有する基板上に
    アモルファスのシリコン膜を形成する工程と、 熱処理により上記アモルファスのシリコン膜の上記下地
    部に接する部分において、金属誘起結晶化により選択的
    に多結晶シリコンを形成する工程と、 上記多結晶シリコンが形成されない残りのアモルファス
    のシリコン膜を選択的に除去する工程とを有する量子構
    造の製造方法。
  3. 【請求項3】 基板上に選択的に金属よりなる下地部を
    形成する工程と、 上記基板をシランガス雰囲気中に保持し、上記金属の上
    記シランガスに対する触媒作用により上記下地部のみ選
    択的に多結晶シリコンを形成する工程を採ることを特徴
    とする量子構造の製造方法。
  4. 【請求項4】 上記基板が凹凸構造を有する基板である
    ことを特徴とする請求項3に記載の量子構造の製造方
    法。
  5. 【請求項5】 上記基板を貫通孔を有する多孔質アルミ
    ナによって構成し、 上記下地部を該多孔質アルミナの底部に形成する工程
    と、 該下地部の下にシランガスと反応しない保護層を形成す
    る工程とを採り、 多結晶シリコンを多孔質アルミナの貫通孔の内部に形成
    させることを特徴とする請求項3に記載の量子構造の製
    造方法。
  6. 【請求項6】 上記凹凸構造を有する基板を陽極酸化に
    よって形成することを特徴とする請求項1、2、4に記
    載の量子構造の製造方法。
  7. 【請求項7】 上記下地部の金属がアモルファスのシリ
    コンの固相結晶化に触媒として作用する金属であること
    を特徴とする請求項2、3、4または5に記載の量子構
    造の製造方法。
  8. 【請求項8】 上記下地部の金属が金、アルミニウムの
    いずれか1種であることを特徴とする請求項2、3、4
    または5に記載の量子構造の製造方法。
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