JPH0818622B2 - しぼり出し式流体容器 - Google Patents

しぼり出し式流体容器

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JPH0818622B2
JPH0818622B2 JP2501251A JP50125190A JPH0818622B2 JP H0818622 B2 JPH0818622 B2 JP H0818622B2 JP 2501251 A JP2501251 A JP 2501251A JP 50125190 A JP50125190 A JP 50125190A JP H0818622 B2 JPH0818622 B2 JP H0818622B2
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エス.シー.ジヨンソン アンド サン,インコーポレーテツド
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は一般的にはしぼり出し式の流体容器に関する
ものであり、とくに、柔軟な密閉された上端および側端
の縁部を持ち、その上端の柔軟な縁部が流体吐出路を形
成しているようなタイプのしぼり出し式流体容器に関す
るものである。
背景技術 現代の消費者の多くはいろいろな理由から、従来の堅
いガラスびんや、金属製容器などよりも柔軟なプラスチ
ック容器を好む。
ガラスびんは、ひびが入ったり欠けたり、また最悪の
場合には割れたり、破裂したりすることも多い。金属容
器は時に開けにくいことがあり、また開いたときに鋭利
な縁やバリを生ずることがある。
さらに、ケチャップやある種のサラダドレッシングの
ようなある種の粘性を持った液体は、柔軟なプラスチッ
ク容器からの方が同様の一般形状の持つガラスびんや金
属容器からより注ぎやすいことが多い。また、多くの消
費者にとっては、残留した流体を出すのに、通常柔軟な
即ちしぼり出し可能な容器の方が同等の容積の堅い容器
の場合と比較して、より大きな割合を取り出すことがで
きる。さらに貯蔵状況によっては、柔軟な容器はしぼっ
て隅々まである程度つぶすことができるが、同様の形状
の堅い液体容器を用いた場合にはそうはできない。最後
に空になったとき、柔軟なプラスチック容器はある種の
金属容器や殆どのガラス容器よりも小さくしやすく廃棄
するときに簡便であるが、こうしたことは場合によっ
て、消費者がある液体製品を購入する場合の銘柄を決め
る際の重要な着眼点となり得る。
このように消費者が柔軟なプラスチック製流体容器を
一般に好むため、消費者の細かく数多くの要求に適い、
いろいろな望ましい特徴を備えた様々な柔軟なプラスチ
ック容器が近年出現してきている。カプラン(Kaplan)
らに対する米国再発行特許第24,251号は、たとえば、所
望量の液体を容れるための、2枚の柔軟なプラスチック
素材のシートからつくられる液体吐出容器を開示してい
る。それによるとこうした容器は出荷時には密封状態に
されており、さらに容器の開封の便のために一つの端に
沿って切り裂くことのできるストリップを有するとされ
ている。このようなストリップは一たび裂かれると、容
器から中の液体を吐出するのに用いられ、その際、容器
の側壁に適当な液体吐出圧力を加えることにより、望み
通りに吐出することができる。ブログリ(Brogli)への
米国特許第4,717,046号も参照されたい。
しかし、すべての柔軟なプラスチック流体容器が、カ
プランらの開示するように2枚のプラスチックシート
を、その縁の部分で密封的に一体化することによって作
成されなければならないわけではない。たとえばラドー
(Rado)への米国特許第2,517,027号では、ペースト様
の粘性流体の類に用いる押しつぶすことのできるチュー
ブ状の容器が開示されている。
別の型の切り離し式の密封ストリップがブラウン(Br
own)への米国特許第3,278,085号に開示されており、そ
の特許は、小袋状の容器で「再密封可能」なものである
とされるものを示している。その小袋はいわゆる「ポー
チ・パック(pouch pack)」とも言われて変形自在
で、通常ある種の液体、半流動体、ペースト状のものな
どを収容、吐出、および保持するのに利用される。
さらに、アイセンバーグ(Eisenberg)への米国特許
第3,473,532号には袋タイプの柔軟なプラスチック流体
容器で、自動的に閉じる一方向バイブを備えたものが開
示されている。柔軟なプラスチック容器に収容された流
体を、該容器が開けられた後に自動的に保持するための
特色は以下の米国特許の重要な考慮点である。それは即
ち、カーリスル(Cralisle)への第3,815,794号および
第3,878,977号、ニシムラ(Nishimura)らへの第3,904,
107号、アムネウム(Amneus)への第4,163,509号および
第4,312,689号、そしてハージッグ(Herzig)への第4,2
52,257号の各米国特許である。
はじめ密封されていた流体吐出路が柔軟なプラスチッ
ク流体容器の側壁に適当な圧力を加えることにより開く
ようにすることは、ミラー(Miller)への米国特許第3,
913,789号およびホランダー・ジュニア(Hollnader,J
r.)への米国特許第4,537,308号の重要な考慮点であ
る。はじめ密封されていた流体吐出口が流体容器の側壁
にそうした圧力を加えるのとは別の仕方で開くようにす
ることは、メイスン(Mason)への米国特許第3,917,116
号およびジェイミスン(Jamison)への米国特許第4,49
1,245号に開示されている。
柔軟なプラスチック流体容器ユニットの製造コストを
引き下げることが望まれる場合には、全体の設計の簡略
化もまた重要な考慮すべき点となるであろう。従って、
カーリスルへの米国特許第3,815,794号および第3,878,9
77号またアムネウムへの米国特許第4,163,509号で開示
されているように、首状に細くした流体吐出部を持つ流
体容器を製造することは可能ではあるが、多くの状況に
おいては、概略四角形の形状を持つ柔軟なプラスチック
の流体容器をつくることが望ましい。実際、こうした形
状は素材の無駄を少なくし、容器ユニットあたりのコス
トを低減する。カプランらへの米国再発行特許第24,251
号およびジュイミスンへの米国特許4,491,245号には、
概略四角形の形状の柔軟なプラスチックの流体容器が開
示されている。しかし残念ながら、このタイプの柔軟な
プラスチックの流体容器は、望ましい流体吐出を妨げる
ような望ましくない容器の変形を起こす。
たとえばある柔軟なプラスチック流体容器で、柔軟な
側壁と、閉じられた底部と、離間した変形自在の両側の
縁部と、それら両縁部と一体化され、流体吐出路を画成
している上端の縁部とより成るものにおいて、流体容器
に圧力を加えることにより流体吐出口を画成する部位に
おいて上端縁部の変形が起こり得る。こうした変形は概
して吐出路を通る流れを制限し、ユーザーの煩らわしさ
の元となる。さらに、特定の流路の構成によっては、こ
うした変形は時おり、容器からの有効な流体吐出速度を
はなはだしく低下させ、該流体容器を所期の用途に適用
できなくなってしまうほどの低下にもなり得る。本発明
はこの種の問題を解決するものである。
発明の開示の概要 本発明は概してある種の柔軟なプラスチック流体容器
に関する。より特定的には、本発明はしぼり出しするこ
とができる容器で、吐出すべき流体を収容するキャビテ
ィを画成する柔軟な側壁、底部、離間して外側に延びる
変形可能な側端部の縁部、その側縁部と一体化され、前
記流体キャビティと連通し、一般に曲がりくねった構成
の流体路を画成する外側に延びる変形可能な上端部の縁
部を含み、一般に曲がりくねった構成の流体路の付近に
おける、該上端縁部の変形が流体路と流体キャビティと
の連通を妨げがちであるような容器において、該容器が
さらに少なくとも一つの外側に延びる側端部の縁部が形
成する変形発生手段を含み、その変形発生手段は上端の
縁部から所定の距離だけ離間されていることによって、
容器の側壁を介してキャビティ内の流体に所定のしぼり
圧を加えた際に、一方の側端の縁部において、即ち一般
に曲がりくねった流体路の付近ではなく、変形発生手段
の付近において変形が発生するようになり、それによっ
て容器の側壁を介してキャビティ内の流体に所定のしぼ
り圧を加えた際に、一般に曲がりくねった流体路と流体
キャビティとの間の連通を保持することを特徴とするも
のである。
好適な実施例において、変形発生手段は少なくとも一
方の側端の縁部により画成され、流体キャビティを長手
方向軸に沿って2つの室に分割するへこみよりなる。
該2つの室は互いに流体的に連通している。2つの流
体室のうち一方は、容器上端の縁部の流体路に隣接して
位置し、またそれと連通している。流体路と連通してい
る一方の流体室の横断面積は前記へこみ付近における流
体キャビティの横断面よりも大きい。
へこみは、上端の縁部に対して容器側壁への所定の流
体吐出しぼり圧の印加が、へこみの付近において容器側
端の縁部の変形を生じさせた際に、流体路と、それに隣
接する流体室との連通が保たれるような位置に配置され
る。
本発明の他の特徴および利点は以下のいくつかの好適
な実施例の説明において論ぜられる。
図面の簡単な説明 第1図は本発明の流体容器の一実施例の斜視面、 第2図は第1図に示された流体容器の、流体容器の側壁
に所定の流吐出圧が加えられた際にへこみの付近におい
て生ずる側縁部の変形を示す別の斜視図、 第3a図は本発明の流体容器の別の一実施例の一部断片の
正面図、 第3b図は、本発明の流体容器のさらに別の一実施例の一
部断片の正面図、 第4a図から第4f図は、第1図および第2図に示された流
体容器の実施例がどのように作成されるかを簡単に説明
する一連図、 第5図は本発明の流体容器のさらに別の一実施例の正面
図、 第6図は本発明の流体容器のさらに別の一実施例の正面
図、 第7図は本発明の流体容器のさらに別の一実施例の正面
図、 第8図は本発明の流体容器のさらに別の一実施例の正面
図、 第9図は本発明の流体容器のさらに別の一実施例の断面
による正面図、 第10図は本発明の流体容器のさらに別の一実施例の正面
図、 第11図は本発明の流体容器のさらに別の一実施例の一部
断片の正面図、 第12図は本発明の流体容器のさらに別の一実施例の正面
図、 第13図は第12図に示された流体容器の実施例がどのよう
に作成されるかを簡単に説明する図、 第14図は第10図に示された流体容器の実施例の、平面14
−14からみた側面図である。
全図面を通して、同様の参照番号は同様の部分を指示す
る。
発明を実施するための最良の形態 はじめに第1図および第2図には、本発明の柔軟なプ
ラスチックの流体容器20aの一実施例を示す。長手方向
軸X−Xを形成しているこうした容器20aは、直立する
密封された基盤、即ち底24a、柔軟な側壁26a、一対の互
いに離間する密封された変形可能な側端の縁部28a,29a
および該側端縁部28a,29aの上端部分と一体化した密封
された変形可能な上端の縁部30aよりなる。該上端縁部
は流体路を形成している。
本発明の別の一実施例は、第9図に示されている流体
容器20bである。この流体容器20bは容器20aと類似して
いるが、底部の合わせ目25に沿った底部24bを持つエン
ベロープの形状が変更されている。
容器20aと同じように、流体容器20bの側壁は吐出流体
Fを収容するためのキャビティ34を画成している。これ
は長手方向軸X−Xに沿った断面を示す第9図を参照す
ると最もよくわかる。容器20bは、側端部の変形可能な
縁部28b,29bと一体化された密封された変形可能な上端
縁部30bを持つ。該上端縁部30bに形成された流体路は、
流体キャビティ34と連通している。(第9図を参照) 側端縁部28b,29bはキャビティ34を長手方向軸X−X
に沿って2つの流体室40および42に分割するへこみ38a
を画成している。(第9図)流体室40,42の一方、即ち
上方の流体室40は流体路32bに隣接し、かつそれと連通
している。一方の流体室40の断面積(長手方向軸X−X
と交差するような断面積)は、へこみ38a,39a付近にお
ける流体キャビティ34の横断面積よりも大きい。
へこみ38a,39aの上端縁部に対する位置は、容器側壁
への所定の液体吐出しぼり圧の印加がへこみ38a,39aの
付近において容器側端縁部28b,29bの変形を生じさせた
際に、流体路32aと一方の流体室40の連通が保たれるよ
うな位置とする。(第2図を参照) 第3a図および第3b図は、このようなへこみを一つだけ
設けた流体容器を示す。一つのへこみ39aは流体路32aに
対して遠い方に設けてもよいし(第3a図)、流体路32a
付近にあってもよい(第3b図) 1つないし2つのへこみは、本発明により様々な形状
をとりうる。たとえば、容器の側端縁部28a,29aは、概
略半球形のへこみ38′,39′(第5図)を画成すように
もできるし、正方形ないし長方形のへこみ38b,39b(第
6図)、三角形のへこみ38e,39e(第7図)等々とする
こともできる。
さらに側端縁部28c,29cのへこみ38c,39cを画成する部
分を、第8図に示したように内側へ入りこませることも
できる。
第5図に示されているように、容器側端縁部の両側に
へこみが設けられている場合、へこみ38a′および39a′
は、上端縁部30aから互いにいくらか異なった距離だけ
離間するようにすることも、本発明の原理により可能で
ある。
前に簡単に述べたが、本発明による流体容器20aの1
つの実施例は、支えなしで立てるような(ここでは「直
立する」とも言っているが)、基盤24aを持つ。(第1
図および第2図を参照) 産業上の利用可能性 次に第4a図〜第4f図を参照して、こうした流体容器が
どのようにして作成されるかを簡単に述べる。縦に向け
られた柔軟なプラスチック素材の細長いストリップ44
(第4a図)から、横方向の折り目46を形成し、そして2
つの裏折り48が折り目46をまたいで、また細長いプラス
チック素材44の対向する端の部分が近接するように形成
される(第4b図)。続いて、折り目46と裏折り48の間の
一対の下方の側端縁部50を密封する(第4c図)。それか
ら別の一対の下方側端縁部51を同様に密封して(第4d
図)、底部を閉じる。このように密封された側端縁部の
下端部52をさらに一体的に密封し、支えなしで立つ基盤
(第1図)をもたらす。次に両側を密封し、容器に所定
量の流体を満たす。最後に頂部を密封し、流体吐出路を
画成す上端縁部を形成する(第4f図)。このようにし
て、基底部よりも頂部の方が一般的に広い、支えなしで
立つ流体容器を作成できる(第5図から第8図を参照さ
れたい。) 流体容器ができるかぎり互いに密着して箱詰めする方
が都合の良い場合には、第12図に示されているように、
正面投影図が略長方形になるような流体容器にすること
が望ましいだろう。当業者であれば、第4a図のような略
長方形の細長い柔軟なプラスチック素材のストリップよ
りも、第13図のような折り目46と裏折り48の付近でやや
幅広になったストリップを用いた方が都合がよいことが
わかるあろう。
前に簡単に述べたように、本発明の流体容器は支えな
しで立つ基盤を必ずしも持たなくともよく、そのかわり
に単なる閉じられた底部を第9図、第10図に示した実施
例のように持ってもよい。実際、本発明の柔軟なプラス
チックの流体容器を比較的薄くして、消費者のシャツの
ポケットや婦人のハンドバッグなどに好便に入れられる
ようにすることも容易にできる。
こうした本発明の封筒状の柔軟なプラスチックの流体
容器の一実施例は、底縁部58、側縁部28d,29dおよび上
縁部30dを密封して一体化した2つの柔軟なプラスチッ
クのシート56より成る(第10図および第14図を参照され
ない。)。側縁部28d,29dはへこみ38d,39dを画成する。
上縁部30dは流体吐出路32dを形成する。プラスチックシ
ート56は流体収容キャビティを画成する。こうしたキャ
ビティ34の1つは、第11図の封筒型の流体容器の実施例
において示されている。
流体吐出路の一般的な形状と直径は当業者にはわかる
だろうが、設計における選択事項である。たとえば、流
体吐出路の直径は、比較的小さくも(第9図)比較的大
きくも(第11図)その中間にも(第10図)することがで
きる。さらに、流体キャビティの上の方の流体室と連通
する流体吐出路の下端部は、第9図のような長手方向軸
X−Xに概略沿うようにも、そこから離間するようにも
できる(たとえば第10図、第11図を参照)。
一般的に、上縁部は流体路の流体吐出端側をはじめに
密封するように形成する。はじめに例として第1図、第
2図を参照すると、はじめに密封される流体吐出端64a
は、流体吐出路32a(第2図)内の圧力が所定の値に達
すると破れるように形成する。つまり、流体吐出路32a
がこうした圧力に達すると、流体吐出端64aが開く。こ
のように破れるような密封は、当業界では広く知られて
いる。たとえば、ホランダー・ジュニアへの米国特許第
4,537,308号を参照されたい。
ところがまた別の状況では、上端縁部30bが流体吐出
路32bを形成するのみならず、いわゆる「切り離し」タ
ブ68をも形成するようにすることが望ましい。つまり、
こうした上端縁部30bは刻み目70を形成し、流体吐出路3
2bの流体吐出端64bを開く際に、タブ68が残りの縁部30b
から刻み目70に沿って容易に切り離せるようにする。
ここで図示および説明したものは、柔軟なプラスチッ
ク素材で作られている流体容器のような、工業的に製造
されているある種のしぼり出し式の容器における改良で
ある。その改良を、あるいくつかの好適な実施例に言及
して説明したが、本発明はそれに限定されはしない。つ
まり、ここまで述べた明細および実施例は、例示のため
であって限定ではない。したがって、この説明を読むこ
とにより、当業者には構造的、機構的に同等なものなど
による代替やその他の変形が明らかとなるだろう。従っ
て、そうした代替、変形および変形は、添付の請求の範
囲の精神と範囲内にあるかぎり、本発明の一部に含まれ
るものと考えられる。
フロントページの続き (72)発明者 ジャミソン,マーク ディー. アメリカ合衆国.60099 イリノイズ,ジ オン,シャロン プレイス 3333 (72)発明者 ウオートレイ,ラッセル ビー. アメリカ合衆国.53402 ウイスコンシン, ラシン,ノース ウイスコンシン ストリ ート 3731 (56)参考文献 特開 昭63−23629(JP,A)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】しぼり出し式容器(20a)で、吐出すべき
    流体(F)を収容するキャビティ(34)を画成する柔軟
    な側壁(26a)と、底部(24a)と、互いに離間して外側
    に延びる一対の変形可能な側端の縁部(28a,29a)と、
    その側端縁部(28a,29a)と一体化され、前記流体キャ
    ビティ(34)と連通する曲がりくねった構成の流体路
    (32a)を画成する、外側に延びる変形可能な上端の縁
    部(30a)とを含み、該流体路(32a)の付近における該
    上端縁部(30a)の変形が流体路(32a)と流体キャビテ
    ィ(34)との連通を妨げがちであるような容器におい
    て、該容器は該外側に延びる側端縁部(28a,29a)の一
    方に形成されたへこみ(38a,39a)を含み、該へこみは
    上端縁部(30a)の付近にあり、かつ使用者が容器側壁
    (26a)を絞って流体(F)をキャビティ(34)から排
    出する際に生ずる変形を、該流体路(32a)の付近では
    なく、該へこみが形成された該側端縁部上の該へこみ
    (38a,39a)の付近に生じさせるのに有効な距離だけ上
    端縁部から離間しており、それによって、容器の使用中
    に流体路(32a)と流体キャビティ(34)との連通が維
    持されることを特徴とするしぼり出し式容器。
  2. 【請求項2】該容器が柔軟なプラスチックの容器でその
    流体容器の底部が支えなしで自立する基盤を形成するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の容器。
  3. 【請求項3】もう一つのへこみを、容器(20a)の側端
    縁部(28a,29a)の他方に設けることを特徴とする請求
    項1または2のいずれかに記載の容器。
  4. 【請求項4】一方のへこみ(38a′)が容器(20a)の上
    端縁部(30a)から離間する距離が他方のへこみ(39
    a′)が該上端縁部(30a)から離間する距離よりも所定
    の距離だけ小さいことを特徴とする請求項3に記載の容
    器。
  5. 【請求項5】側端縁部(28c,29c)のへこみ(38a,39a)
    に直接隣接する部分(38a,39c)が、へこみと同様の仕
    方で内側に切れ込んでそれぞれ切欠きを形成しているこ
    とを特徴とする請求項3に記載の容器。
  6. 【請求項6】該へこみ(38a,39a)が、略半球形(38a,3
    9a,38a′,39a′)、または正方形もしくは長方形(38b,
    39b)、または三角形(38e,39e)であることを特徴とす
    る請求項1ないし5のいずれかに記載の容器。
JP2501251A 1988-11-23 1989-11-17 しぼり出し式流体容器 Expired - Fee Related JPH0818622B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

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US27545788A 1988-11-23 1988-11-23
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