JPH0818591B2 - 車両の車体構造 - Google Patents

車両の車体構造

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JPH0818591B2
JPH0818591B2 JP4293028A JP29302892A JPH0818591B2 JP H0818591 B2 JPH0818591 B2 JP H0818591B2 JP 4293028 A JP4293028 A JP 4293028A JP 29302892 A JP29302892 A JP 29302892A JP H0818591 B2 JPH0818591 B2 JP H0818591B2
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radiator
head pipe
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cooling air
leg shield
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道雄 田中
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Yamaha Motor Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水冷エンジンを搭載
し、かつこの水冷エンジンとの間で冷却水が循環される
ラジエータをヘッドパイプの前方に配置した車両の車体
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、自動二輪車においても、エンジン
出力の向上やエンジン騒音の低減を図るために、エンジ
ンをこれまでの空冷式から水冷式に変更する傾向にあ
る。このようにエンジンを水冷化した場合、冷却水の熱
交換を行うラジエータは、走行中に冷却風を良好に受け
易い場所であり、しかも、前輪が跳ね上げた泥等の異物
が付着し難い場所に設置することが望ましい。
【0003】このラジエータの設置例の一つとして、
「実開昭55ー142620号公報」には、ラジエータ
をフレームのヘッドパイプの前方に配置した自動二輪車
が開示されている。この位置にラジエータを配置すれ
ば、ダウンチューブや燃料タンクの前面にラジエータを
設置する場合に比べて、ラジエータに向う冷却風の流れ
が妨げられずに済み、冷却性能を高めることができると
いった利点がある。
【0004】一方、フレームをヘッドパイプとシートを
支持するシートレールとの間で下向きに大きく屈曲さ
せ、この屈曲部分の底部に運転者が足を載せるステップ
ボードを設置した、いわゆるスクータ形自動二輪車で
は、このステップボードの前方に運転者の足回りへの防
風をなすレッグシールドが配置されている。このレッグ
シールドは、ヘッドパイプやこのヘッドパイプに連なる
ダウンチューブに沿って上下方向に延びるとともに、こ
れらヘッドパイプやダウンチューブの左右側方に張り出
している。
【0005】したがって、この種のスクータ形自動二輪
車のエンジンを水冷化し、かつそのラジエータを上記ヘ
ッドパイプの前方に配置した場合には、このラジエータ
の直後にレッグシールドが位置されることになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この構成に
よると、ラジエータが後方からレッッグシールドで覆わ
れるために、このラジエータを通過した冷却風の抜けが
悪くなる。このため、ラジエータをヘッドパイプの前方
に配置したにも拘らず、ラジエータの通気性が損なわれ
てしまい、冷却性能を高める上でいま一歩改善の余地が
残されていた。
【0007】本発明は、このような事情にもとづいてな
されたもので、ラジエータの直後にレッグシールドが存
在するにも拘らず、ラジエータの通気性を良好に確保で
き、冷却性能を高めることができる車両の車体構造の提
供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、上下方向に沿って縦置きに配置されたヘ
ッドパイプと、このヘッドパイプから下向きに延びるダ
ウンチューブとを有するフレームを備え、このフレーム
の前端に位置された上記ヘッドパイプに、前輪を有する
フロントフォークを回動可能に枢支するとともに、上記
ヘッドパイプおよびダウンチューブに沿って、これらヘ
ッドパイプやダウンチューブの左右側方に張り出すレッ
グシールドを配置かつ、上記ヘッドパイプの前方
に、水冷エンジンとの間で冷却水が循環されるラジエー
タを上記ヘッドパイプと略平行に配置した車両を前提と
している。
【0009】そして、上記レッグシールドは、上記ヘッ
ドパイプおよびダウンチューブの後方に回り込むととも
に、上記ラジエータに向って開口された凹部を備え
の凹部の内側に上記ヘッドパイプおよびダウンチューブ
に沿って上下方向に延びる空間を設けるとともに、上記
レッグシールドの前面に、上記ラジエータを前方から覆
い、しかも、このラジエータの前面と向い合う位置に冷
却風取入口を有する前面カバーを配置し、この前面カバ
ーは、下方に進むに従い幅広く形成され、この前面カバ
ーを下方に進むに従い前方に張り出す方向に傾斜させる
ことで、これら前面カバーと上記ラジエータとの間の導
風空間をラジエータの上部から下部に進むに程に拡張
し、また、上記前面カバーは、その下端部に前方に向け
て突出されて上記前輪を上方から覆うフロントフェンダ
を一体に有し、このフロントフェンダの上面は、上記冷
却風取入口の下方において上記前面カバーの前面に連な
るとともに、前方に進むに従い下向きに傾斜されている
ことを特徴としている。
【0010】
【作用】このような構成によれば、ラジエータの後方に
凹部の深さに相当する空間が確保されるので、ラジエー
タの後方にレッグシールドが位置するにも拘らず、ラジ
エータからの冷却風の抜けが良好となる。また、ラジエ
ータは、前面カバーで覆われるので、このラジエータが
外方に露出されずに済み、外観が良好となる。この場
合、前面カバーの下端部に連なるフロントフェンダの上
面は、前下がりに傾斜されているので、車両の走行中、
前方からの冷却風は、フロントフェンダの上面をガイド
面として冷却風取入口の下部に導かれる。そして、この
前面カバーとラジエータとの間の導風空間は、上記フロ
ントフェンダに近いラジエータの下部に進む程に広がっ
ているから、上記冷却風取入口に導かれた冷却風は、大
きな通風抵抗を生じることなく、そのまま導風空間に流
れ込み、上記ラジエータを通過する。 このため、ラジエ
ータを前方から前面カバーで覆ったにも拘らず、ラジエ
ータに導かれる冷却風の風量を充分に確保することがで
き、上記ラジエータから冷却風が抜け易くなることと合
わせて、ラジエータ回りの通気性が良好となる。
【0011】
【実施例】以下本発明の一実施例を、スクータ形自動二
輪車に適用した図面にもとづいて説明する。
【0012】図中符号1は、アンダーボーン形のパイプ
フレーム1を示している。このフレーム1は、前端にヘ
ッドパイプ2を備えている。ヘッドパイプ2は、上下方
向に沿って縦置きに配置されており、このヘッドパイプ
2には、下向きに延びるダウンチューブ3が連結されて
いる。このダウンチューブ3の下端部には、後方に延び
る左右一対のメインパイプ4(一方のみを図示)が連結
されている。
【0013】ヘッドパイプ2には、ステアリングシャフ
ト5が回動可能に挿通されている。ステアリングシャフ
ト5の上下端部は、ヘッドパイプ2の上下開口端部から
夫々導出されている。ステアリングシャフト5の上端部
には、操向ハンドル6が固定されている。また、ステア
リングシャフト5の下端部には、フロントフォーク7の
上端部が連結されており、このフロントフォーク7は、
操向ハンドル6によって操向操作される。
【0014】フロントフォーク7は、左右一対のフォー
ク構成体8a,8bを備えている。フォーク構成体8
a,8bの上端部は互いに連結されており、これらフォ
ーク構成体8a,8bの下端部には、ピボット軸10を
介して前輪9が支持されている。
【0015】なお、この実施例のフォーク構成体8a,
8bは、プレス成形品であって、その内部が中空に形成
されているとともに、夫々のフォーク構成体8a,8b
の内部には、ピボット軸10を懸架する図示しない緩衝
器が収容されている。
【0016】そして、このようなフロントフォーク7
は、フォーク構成体8a,8bの上端連結部8cの中央
においてステアリングシャフト5の下端部に連結されて
おり、上記ヘッドパイプ2の下方でステアリングシャフ
ト5と一体に回動するようになっている。
【0017】ヘッドパイプ2およびダウンチューブ3の
前面側には、レッグシールド11が配置されている。レ
ッグシールド11は、フレーム1の左右両側に張り出し
た一体構造をなしている。このレッグシールド11の幅
方向に沿う中央部分には、図3や図4に示すように、ヘ
ッドパイプ2やダウンチューブ3の後方に回り込む凹部
12が形成されている。凹部12は、ヘッドパイプ2や
ダウンチューブ3の後面から左右側面にかけてを覆って
いる。このため、凹部12の内側には、ヘッドパイプ2
やダウンチューブ3に沿って上下方向に延びるととも
に、レッグシールド11の前面に開口する空間13が形
成されている。
【0018】ヘッドパイプ2の前面には、ラジエータ1
4が設置されている。ラジエータ14は、冷却フィンを
有するラジエータコア15と、このラジエータコア15
を取り囲むコアフレーム16とを備え、このラジエータ
14は、上記ヘッドパイプ2に固定されている。すなわ
ち、ヘッドパイプ2の前面には、一対のブラケット1
7,18が上下に離間して溶接されている。ブラケット
17,18は、ヘッドパイプ2の左右両側に張り出して
おり、これらブラケット17,18は、その左右両端部
に前方に向って折り曲げられた支持片19,19および
20,20を夫々備えている。そして、これら支持片1
9,19および20,20の間にラジエータ14のコア
フレーム16の左右両側部が介在され、ボルト21を介
して固定されている。
【0019】したがって、ラジエータ14は、そのラジ
エータコア15を前方に向けた姿勢でヘッドパイプ2
平行に固定されており、このヘッドパイプ2の前方にお
いて、上記空間13の前面開口部分に位置されている。
【0020】レッグシールド11の前面上部には、前面
カバー23が取り外し可能に取り付けられている。この
前面カバー23は、前輪9を上方から覆うフロントフェ
ンダ22を備えている。前面カバー23は、その上下端
部に設けた図示しない係止突部を、レッグシールド11
の凹部12の開口部に係止させるとともに、中間部をヘ
ッドパイプ2の前面に溶接したブラケット24にボルト
25を介して締め付けることで固定されている。つま
り、図4に示すように、ブラケット24は、凹部12の
前面開口部分から前方に向って突出する左右一対のステ
ー26a,26bを備えている。そして、これらステー
26a,26bの先端部に前面カバー23が衝合されて
おり、この衝合部分に夫々ボルト25を挿通し、各ボル
ト25の挿通端をステー26a,26bに溶接したナッ
ト27にねじ込むことで、前面カバー23がレッグシー
ルド11に固定されている。
【0021】図3や図4に示すように、前面カバー23
は、凹部12の前面開口部分を覆っており、この凹部1
2との間でヘッドパイプ2やステアリングシャフト5を
始めとして、ラジエータ14を包み込んでいる。この前
面カバー23は、ラジエータ14と向い合う位置に複数
のスリット状をなす冷却風取入口28を備えている。
れら冷却風取入口28は、上記フロントフェンダ22の
上方において上記空間13に連なっている。また、図2
に示すように、前面カバー23は、下方に進むに従い幅
広く形成されており、この前面カバー23の下端部の幅
寸法は、上記フロントフォーク7の幅寸法よりも大きく
定められている。 さらに、前面カバー23は、図1や図
3に示すように、下方に進むに従い前方に張り出す方向
に傾斜されている。この前面カバー23と上記ラジエー
タ15との間には、上記冷却風取入口28に連なる導風
空間51が形成されている。この導風空間51は、上記
前面カバー23の傾斜や幅寸法の拡大に伴って、ラジエ
ータ15の上部から下部に進むに従い拡張されている。
そして、前面カバー23の前面23aは、上記冷却風取
入口28の下方において上記フロントフェンダ22の上
面22aに連なっており、このフロントフェンダ22の
上面22aは、下方に進むに従い下向きに傾斜されてい
る。
【0022】一方、上記左右のメインパイプ4は、途中
から立ち上げられており、これら立ち上がり部29の上
端部は、後方に延長されて左右のシートレール30を構
成している。シートレール30の前端部の間には、燃料
タンク31が設置されている。この燃料タンク31の上
面には、シート32が取り付けられている。
【0023】立ち上がり部29には、エンジンユニット
33の前端部が揺動可能に連結されている。エンジンユ
ニット33は、シート32の下方に位置されている。こ
のエンジンユニット33は、水冷エンジン34と、この
水冷エンジン34のクランクケース35の左側から後方
へ延びる伝動ケース36とを一体に備えている。伝動ケ
ース36の後端部には、Vベルト駆動される後輪37が
支持されている。この伝動ケース36の後端部は、一方
のシートレール30との間に架設された緩衝器38で懸
架されている。そして、水冷エンジン34のウォータジ
ャケットは、上記ラジエータ14に図示しない冷却水パ
イプを介して接続されており、このウォータジャケット
とラジエータ14との間を冷却水が循環するようになっ
ている。
【0024】メインパイプ4の前半の水平部分には、ス
テップボード39が設置されている。ステップボード3
9の後端部は立ち上げられて、水冷エンジン34の前方
から側方にかけてを取り囲んでいる。ステップボード3
9の後端部上方には、フロントカバー40が配置されて
いる。フロントカバー40は、シート32とエンジンユ
ニット33との間の空間部分を前方および側方から覆っ
ている。フロントカバー40の上端部後方には、アッパ
ーカバー41が配置されている。アッパーカバー41
は、シート32の下方からシートレール30の後端部上
方にかけてを覆っている。アッパーカバー41の下部に
は、左右一対のサイドカバー42(一方のみを図示)が
配置されている。サイドカバー42は、フロントカバー
40に連続してシート32とエンジンユニット33との
間の空間部分を側方から覆っている。なお、図中符号4
3はハンドルカバーであり、このハンドルカバー43は
操向ハンドル6の周囲を覆っている。
【0025】このような構成によれば、ラジエータ14
の後方に、ヘッドパイプ2やダウンチューブ3の左右両
側に張り出すレッグシールド11が配置されているの
で、このレッグシールド11によってラジエータ14を
通過して高温となった冷却風が運転者側に流れるのを遮
ることができる。
【0026】しかも、レッグシールド11は、ヘッドパ
イプ2やダウンチューブ3の後方に回り込む凹部12を
備えており、この凹部12の内側に形成された空間13
の前面開口部分にラジエータ14が位置されているの
で、ラジエータ14を通過した冷却風は、空間13に流
れ込むことになる。このことから、ラジエータ14の後
方に冷却風を流すための空間13が確保されることにな
り、このラジエータ14の後方にレッグシールド11が
位置するにも拘らず、ラジエータ14からの冷却風が抜
けが良好となる。
【0027】また、レッグシールド11の前方のラジエ
ータ14は、前面カバー23によって覆われるので、こ
のラジエータ14がレッグシールド11の外方に露出さ
れずに済み、自動二輪車のフロント部分の外観が良好と
なる。 この場合、前面カバー23は、その下端部に前方
に突出するフロントフェンダ22を有し、このフロント
フェンダ22の上面22aは、前下がりに傾斜されてい
るので、自動二輪車の走行中、前方から流れてくる冷却
風は、フロントフェンダ22の上面22aに沿って流れ
る過程で前面カバー23の前面23aに向けて導かれ
る。このため、フロントフェンダ22の上面22aが冷
却風を冷却風取入口28に向けて導くためのガイド面と
して機能することになり、特にフロントフェンダ22に
近い下側の冷却風取入口28に積極的に冷却風が導かれ
る。 その上、前面カバー23とラジエータ16の前面と
の間の導風空間51は、上記前面カバー23の傾斜や幅
寸法の拡大に伴って、フロントフェンダ22に近いラジ
エータ14の下部に進むに従い広がっているから、上記
フロントフェンダ22の上面22aを介して下側の冷却
風取入口28に導かれた冷却風は、大きな通風抵抗を生
じることなく、そのまま導風空間51に流れ込み、上記
ラジエータ14を通過することになる。 このため、ラジ
エータ14を前方から前面カバー23で覆ったにも拘ら
ず、ラジエータ14に導かれる冷却風の風量を充分に確
保することができる。したがって、上記ラジエータ14
から冷却風が抜け易くなることと合わせて、ラジエータ
回りの通気性を良好に維持することができ、その分、ラ
ジエータ14の冷却性能を高めることができる。
【0028】なお、本発明に係る車両は、スクータ形に
代表されるフルカバードタイプの自動二輪車に特定され
るものではなく、フレームやエンジン回りが外方に露出
されている自動二輪車であっても良く、さらには自動二
輪車に限らず、例えば後輪が二輪の自動三輪車であって
も同様に実施可能である。
【0029】
【発明の効果】以上詳述した本発明によれば、ラジエー
タの後方に、冷却風の流通路となる空間が確保されるの
で、このラジエータの後方にレッグシールドが位置する
にも拘らず、ラジエータからの冷却風の抜けが良好とな
る。しかも、車両の走行中、前方からの冷却風は、フロ
ントフェンダの上面をガイド面として特にフロントフェ
ンダに近い冷却風取入口の下部に導かれるとともに、前
面カバーとラジエータとの間の導風空間は、フロントフ
ェンダに近いラジエータの下部が最も広がっているか
ら、フロントフェンダの上面を介して冷却風取入口の下
部に導かれた冷却風は、大きな通風抵抗を生じることな
く、そのまま導風空間に流れ込む。 このため、ラジエー
タを前面カバーで覆ったにも拘らず、ラジエータに導か
れる冷却風の風量を充分に確保することができ、上記ラ
ジエータから冷却風が抜け易くなることと合わせて、ラ
ジエータ回りの通気性を良好に維持することができ、そ
の分、ラジエータの冷却性能が向上するといった利点が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるスクータ形自動二輪
車のフロント回りの側面図。
【図2】前面カバーを取り外したスクータ形自動二輪車
の正面図。
【図3】図1のAーA線に沿う断面図。
【図4】図1のBーB線に沿う断面図。
【図5】スクータ形自動二輪車の側面図。
【符号の説明】
1…フレーム 2…ヘッドパイプ 3…ダウンチューブ7…フロントフォーク 9…前輪 11…レッグシールド 12…凹部 13…空間 14…ラジエータ22…フロントフェンダ 23…前面カバー 28…冷却風取入口 34…水冷エンジン51…導風空間

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下方向に沿って縦置きに配置されたヘ
    ッドパイプと、このヘッドパイプから下向きに延びるダ
    ウンチューブとを有するフレームを備え、 この フレームの前端に位置された上記ヘッドパイプに、
    前輪を有するフロントフォークを回動可能に枢支すると
    ともに、 上記 ヘッドパイプおよびダウンチューブに沿って、これ
    らヘッドパイプやダウンチューブの左右側方に張り出す
    レッグシールドを配置かつ、 上記ヘッドパイプの前方に、水冷エンジンとの間
    で冷却水が循環されるラジエータを上記ヘッドパイプと
    略平行に配置した車両において、 上記レッグシールドは、上記ヘッドパイプおよびダウン
    チューブの後方に回り込むとともに、上記ラジエータに
    向って開口された凹部を備えこの凹部の内側に上記ヘ
    ッドパイプおよびダウンチューブに沿って上下方向に延
    びる空間を設けるとともに、 上記レッグシールドの前面に、上記ラジエータを前方か
    ら覆い、しかも、このラジエータの前面と向い合う位置
    に冷却風取入口を有する前面カバーを配置し、 この前面カバーは、下方に進むに従い幅広く形成され、
    この前面カバーを下方に進むに従い前方に張り出す方向
    に傾斜させることで、これら前面カバーと上記ラジエー
    タとの間の導風空間をラジエータの上部から下部に進む
    に程に拡張しまた、上記前面カバーは、その下端部に前方に向けて突
    出されて上記前輪を上方から覆うフロントフェンダを一
    体に有し、 このフロントフェンダの上面は、上記冷却風取入口の下
    方において上記前面カバーの前面に連なるとともに、前
    方に進むに従い下向きに傾斜されていること を特徴とす
    る車両の車体構造。
JP4293028A 1992-10-30 1992-10-30 車両の車体構造 Expired - Lifetime JPH0818591B2 (ja)

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