JPH08185244A - 機能ブロックの選択的リセット方法及びその装置 - Google Patents

機能ブロックの選択的リセット方法及びその装置

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JPH08185244A
JPH08185244A JP6328924A JP32892494A JPH08185244A JP H08185244 A JPH08185244 A JP H08185244A JP 6328924 A JP6328924 A JP 6328924A JP 32892494 A JP32892494 A JP 32892494A JP H08185244 A JPH08185244 A JP H08185244A
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JP
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signal
reset
edge
reset signal
clock
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JP6328924A
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English (en)
Inventor
Hidetoshi Hanaoka
秀壽 花岡
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数個の機能ブロックが一つの制御系により
制御されるシステムに於いて、簡単な構成により小型化
が可能で、しかも配線数の増加と来さな状態で、複数個
の機能ブロックを個々にリセットする事が出来る機能ブ
ロックの選択的リセット方法及びその装置を提供する。 【構成】 複数個の機能ブロックKA、KB、・・・K
Nが一つの制御系により制御されるシステム1に於い
て、当該機能ブロックKA、KB、・・・KN等をリセ
ットするリセット信号RSEのエッジの数若しくはエッ
ジ間隔を測定すると共に、該測定結果を予め定められた
複数個の設定値と比較し、当該測定結果が、予め定めら
れた複数個の設定値の何れかと一致する場合には、一致
した設定値に対応する機能ブロックをリセットする選択
的リセット信号発生部2が設けられている機能ブロック
の選択的リセット方法及びその装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、機能ブロックの選択的
リセット装置方法及び機能ブロックの選択的リセット装
置装置に関するものであり、更に詳しくは、複数の装置
或いは機能ブロックが、ハイブリッド化或いは一チップ
化されているLSI等の装置で、各装置或いは各機能ブ
ロックを個別にリセットする必要があるコンピュータを
使用して構成されたシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年のコンピュータシステムは、さまざ
まな機能や装置の複合化が要求されている。この要求に
伴い、コンピュータシステム全体を一度にリセット(初
期化)するだけでなく、各機能や装置など、一部分のみ
をリセット(初期化)して、他の機能や装置に影響を与
えないようにする必要がでてきた。
【0003】コンピュータシステムの各機能や装置を、
別々にリセット(初期化)できないシステム構成や、別
々にリセット(初期化)できたとしても、システム外か
ら各機能や装置に対してリセット信号をそれぞれ入力し
なければならず、そのため信号線も増加していた。従っ
て、コンピュータシステムの各機能や装置を、別々にリ
セット(初期化)できないシステム構成はもちろんのこ
と、別々にリセット(初期化)できるシステム構成でも
信号線が増加してしまい、システム構成上(特にLSI
等)小型化ができず、また配線等も複雑になりやすかっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
した従来技術の欠点を改良し、従来に於ける複数個の機
能ブロックが一つの制御系により制御されるシステムに
於いて、当該複数個の機能ブロックを個々にリセットす
る事が不可能であったか、或いは個々にリセットする事
が出来たとしても複雑な回路を導入する必要性から信号
線等が増加すると言う問題を解決して、簡単な構成によ
り小型化が可能で、しかも配線数の増加と来さないハイ
ブリッド化が可能な機能ブロックの選択的リセット装置
方法及びその装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記した目的を
達成するため、基本的には以下に記載されたような技術
構成を採用するものである。即ち、本発明に係る機能ブ
ロックの選択的リセット装置方法及びその装置であっ
て、複数個の機能ブロックが一つの制御系により制御さ
れるシステムに於いて、当該機能ブロックをリセットす
るリセット信号のエッジの数若しくはエッジ間隔を測定
すると共に、該測定結果を予め定められた複数個の設定
値と比較し、当該測定結果が、予め定められた複数個の
設定値の何れかと一致する場合には、当該一致した設定
値に対応する機能ブロックをリセットする事を特徴とす
る機能ブロックの選択的リセット装置方法およびその装
置である。
【0006】
【作用】つまり、本発明に係る機能ブロックの選択的リ
セット装置方法およびその装置に於ける基本的な技術思
想は、リセット信号を検出し、当該リセット信号に於け
るエッジの発生回数をカウントして、当該エッジ部の発
生カウント値の値に応じて、当該システムを構成してい
る複数個の機能ブロックの内の何れの機能ブロックを選
択してリセットを掛けるかを決定する様に構成されてい
るものである。
【0007】
【実施例】以下に、本発明に係る機能ブロックの選択的
リセット装置方法及びその装置の具体例を図面を参照し
ながら詳細に説明する。即ち、図1は、本発明に係る機
能ブロックの選択的リセット装置方法の基本的な構成を
示す具体例1のブロックダイアグラムであって、図中、
複数個の機能ブロックKA、KB、・・・KNが一つの
制御系により制御されるシステム1に於いて、当該機能
ブロックKA、KB、・・・KN等をリセットするリセ
ット信号RSEのエッジの数若しくはエッジ間隔を測定
すると共に、該測定結果を予め定められた複数個の設定
値と比較し、当該測定結果が、予め定められた複数個の
設定値の何れかと一致する場合には、当該一致した設定
値に対応する機能ブロックをリセットする選択的リセッ
ト信号発生部2が設けられている機能ブロックの選択的
リセット装置方法及びその装置である。
【0008】つまり、本発明に於ける基本的な機能ブロ
ックの選択的リセット装置方法及びその装置としては、
複数個の機能ブロックKA、KB、・・・KNがハイブ
リッド化或いは1チップ化されている装置或いはLSI
等1の内部に選択的リセット部2を設けて、外部からの
クロック信号CLKとリセット信号RSEとにより、各
機能部を選択して所定の機能ブロックをリセットさせる
為のリセット信号を出力する様に構成されたものであ
る。
【0009】図2(A)及び図2(B)は、本発明に係
る機能ブロックの選択的リセット装置方法の動作フロー
チャートと動作タイミングチャートを示すものである。
つまり、リセット信号のエッジ間隔をクロック信号によ
ってカウントして、そのクロック数のカウント値がカウ
ントアウトしない間、エッジ回数をカウントし、クロッ
ク数のカウント値がカウントアウトすると、エッジ回数
のカウント値に対応した装置(又は機能ブロック)をリ
セットし、エッジ回数を初期化するようにする。
【0010】即ち、図2(A)に於けるフローチャート
によれば、本発明に係る機能ブロックの選択的リセット
装置方法に於いては、当該機能ブロックの選択的リセッ
ト装置に図2(B)のに示される様なクロック信号C
LKと図2(B)のに示される様なリセット信号RS
Eとが入力されており、当該リセット信号RSE信号に
は、図示の様に、リセットしたい所定の機能ブロックに
対応する信号波形が含まれている。
【0011】そこで、スタート後、クロック信号CKL
の立ち下りに同期して、ステップ(1)に於いて、リセ
ット信号を取り込み、ステップ(2)に於いて、時刻t
1で、クロック信号に同期してリセット信号にエッジが
検出されたか否かが判断され、時刻t1では当該リセッ
ト信号の立ち下がエッジE1が検出されるので、YSE
と判断され、ステップ(7)に進み、該リセット信号の
エッジ回数カウンタのカウント値を1に設定し、同時に
クロック数カウンタ値の値も1に設定される。次いで、
ステップ(8)に進んで、時刻t3に於いて、クロック
数カウント値を初期化した後ステップ(2)に戻り、リ
セット信号にエッジが検出されたか否かが判断され、こ
の場合には、時刻t3に於いて立ち上がりエッジE2が
存在するので、YESとなり再びステップ(7)に進
み、該リセット信号のエッジ回数カウンタのカウント値
を2に設定し、同時にクロック数カウンタ値の値も、前
記でリセットされた後にカウントされるので、該クロッ
ク数カウンタ手段に於けるカウント数は再び1に設定さ
れる。
【0012】上記の工程が、逐次繰り返されて時刻t9
に至ると、当該リセット信号の立ち下がエッジE5が検
出されるので、当該エッジ回数カウンタ手段のエッジ回
数カウント値は5となり、当該クロック数カウンタ手段
のカウント値はセット・リセットが繰り返されてきてお
り、従ってそのカウント値は1となっている。次いで、
時刻t11でクロック信号CKLが立ち下ったのに対し
て、該リセット信号のエッジが検出されないので、ステ
ップ(3)に進み、クロック信号CLKのカウント値を
1歩進させる。
【0013】この間、エッジ回数カウンタ手段のカウン
ト値は固定されたままとなる。その後、ステップ(4)
に進み、当該クロック数は予め定められたクロック数以
上となったか否かが判断され、本具体例では、例えば当
該クロック信号の数を3と設定しておくと、今は3でな
く2となっているので、ステップ(4)ではNOとなり
ステップ(2)に戻り上記の工程を繰り返す。
【0014】そして、時刻t12になると、当該クロッ
ク数カウンタ手段のカウント値が3となり、従ってステ
ップ(4)でYESとなるので、ステップ(5)に進
み、当該リセット信号のエッジ回数カウンタ手段に設定
されたエッジ回数カウント値の5に対応した値を適宜に
デコードして、当該デコード値に対応する機能ブロック
にリセットを掛ける事になる。
【0015】その後ステップ(6)に進んで、当該エッ
ジ回数カウンタ手段のカウント値を初期化してエンドと
なる。以上の動作を行う事によって、図2(B)のに
示すフロー状態が形成される事になる。つまり、本具体
例に於いては、予めクロック数カウンタ手段に於けるク
ロックのカウント値を3と決め手おき、当該クロック数
カウンタ手段のカウンタ値が3となった時点に於ける該
エッジ回数カウンタ手段に於けるカウント値例えば5
が、機能ブロックKAをリセットする様に設定しておく
ものである。
【0016】つぎに、本発明に係る機能ブロックの選択
的リセット方法の第2の具体例を示すならば、当該第2
の具体例としては、例えば、上記第1の具体例の一般的
な変形態様であって、具体的には、該リセット信号のエ
ッジ間隔をクロック信号により検出し、該エッジ間隔
が、予め定められたクロック数より狭い場合には、当該
クロック信号の入力毎に該リセット信号のエッジを計数
して、既に記憶されている当該リセット信号のエッジ数
を表わすカウント値に加算する様に構成し、該エッジ間
隔が、予め定められたクロック数より広い場合には、当
該リセット信号のエッジ数を表わすカウント値に対応す
る機能ブロックのみをリセットする様にする事を機能ブ
ロックの選択的リセット方法である。
【0017】又、本発明に係る機能ブロックの選択的リ
セット方法に於ける第3の具体例を示すならば、該機能
ブロックの選択的リセット方法は、上記した第1と第2
の具体例に於いて、更に、該リセット信号のエッジ間隔
を、当該リセット信号のエッジ信号を所定の時間、遅延
させた遅延信号を用いて検出する様に構成すると共に、
当該遅延信号が入力される時点よりも先に該リセット信
号のエッジが検出された場合には、当該クロック信号の
入力毎に該リセット信号のエッジを計数して、既に記憶
されている当該リセット信号のエッジ数を表わすカウン
ト値に加算する様に構成し、当該遅延信号が入力される
時点では、当該リセット信号のエッジ数を表わすカウン
ト値に対応する機能ブロックのみをリセットする様にす
る機能ブロックの選択的リセット方法である。
【0018】つまり、本発明に於ける第3の具体例とし
ては、リセット信号のエッジ間隔をリセット信号のエッ
ジから生成した遅延信号によって監視して、その遅延信
号にエッジが検出出来ない間、リセットのエッジ回数を
カウントし、リセット信号のエッジを検出すると、当該
エッジ回数のカウント値に対応した機能ブロック或いは
装置をリセットして、エッジ回数を初期化する様にする
ものである。
【0019】係る第3の具体例に於ける動作と波形図を
図3(A)と図3(B)を参照して説明する。即ち、図
3(B)のタイミングチャートは、図2(B)と同じク
ロック信号CLKとリセット信号RSEを使用するもの
であって、該クロック信号の立ち下がに同期させて該リ
セット信号のエッジの検出を行うものである。
【0020】そして、図3(A)のフローチャートによ
れば、スタート後、クロック信号CKLの立ち下りに同
期して、ステップ(1)に於いて、リセット信号を取り
込み、ステップ(2)に於いて、時刻t1で、クロック
信号に同期してリセット信号にエッジが検出されたか否
かが判断され、時刻t1では当該リセット信号の立ち下
がエッジE1が検出されるので、YSEと判断され、ス
テップ(6)に進み、該リセット信号のエッジ回数カウ
ンタのカウント値を1に設定した後、ステップ(7)に
進んで、リセット信号のエッジの遅延信号を新しく生成
してステップ(2)に戻る。
【0021】時刻t2に於いて、ステップ(2)に於い
て、クロック信号の立ち下りに同期して、リセット信号
にエッジが検出されたか否かが判断され、この場合に
は、時刻t3に於いて立ち上がりエッジE2が存在する
ので、YESとなり再びステップ(6)に進み、該リセ
ット信号のエッジ回数カウンタのカウント値を2に設定
し、ステップ(7)に進んで、リセット信号のエッジの
遅延信号を新しく生成してステップ(2)に戻る。
【0022】上記の工程が、繰り返され、時刻t5に於
いて、該エッジ回数カウンタ手段のカウント値が5とな
っている場合に於いて、次の時刻t6に於いては、クロ
ック信号CLKの立ち下がりに同期した時点で、リセッ
ト信号のエッジが検出されないので、ステップ(2)で
NOと判断され、ステップ(3)に移る。ステップ
(3)では、生成されたリセット信号のエッジの検出
が、当該遅延時間DTより早く検出されたか、遅く検出
されたかを判断するが、時刻t6では、該遅延時間DT
が経過していないので、NOとなりステップ(2)に戻
って、上記の工程が繰り返される。
【0023】その後ステップ(5)に進んで、当該エッ
ジ回数カウンタ手段のカウント値を初期化してエンドと
なる。係る動作を実行した結果、図3(B)のに示す
様なフロー状態がえられる事になる。つまり、本具体例
に於いては、予め所定のリセット信号のエッジが検出さ
れてから、所定の遅延時間を経過しても新たなリセット
信号のエッジが検出されなかった場合には、当該遅延時
間を経過した時点に於ける該エッジ回数カウンタ手段に
於けるカウント値、例えば5が、機能ブロックKBをリ
セットする様に設定しておくものである。
【0024】次に、本発明に係る機能ブロックの選択的
リセット方法の第4の具体例に付いて説明すると、当該
機能ブロックの選択的リセット方法に於いては、該リセ
ット信号のエッジ間隔を、当該リセット信号のエッジ信
号を所定の時間、遅延させた遅延信号を用いて検出する
様に構成すると共に、当該遅延信号が入力される時点よ
りも先に該リセット信号のエッジが検出された場合に
は、当該クロック信号の入力毎に該リセット信号のエッ
ジを計数して、既に記憶されている当該リセット信号の
エッジ数を表わすカウント値に加算する様に構成し、当
該遅延信号が入力される時点では、当該リセット信号の
エッジ数を表わすカウント値に対応する機能ブロックの
みをリセットする様にした機能ブロックの選択的リセッ
ト方法である。
【0025】更に、本発明に於ける第5の具体例として
は、該リセット信号のエッジ数を表わすカウント値に対
応する機能ブロックのみをリセットした後、該リセット
信号のエッジ数カウンタをリセットする事を特徴とする
機能ブロックの選択的リセット方法であり、又、本発明
にかかる該機能ブロックの選択的リセット方法の第6の
具体例としては、該リセット信号のパルス幅を、リセッ
トしたいそれぞれの機能ブロックに対応させた長さに予
め設定しておき、当該リセット信号のパルス幅を、当該
パルス幅内に於いて計数される当該クロック信号の数で
検出し、当該検出された該クロック信号の数に対応する
機能ブロックのみをリセットする様にした機能ブロック
の選択的リセット方法である。
【0026】係る本発明に於ける第5の具体例を更に詳
細に説明するならば、図4(A)及び図4(B)に示す
様に、リセット信号のアクティブパスル幅をクロック信
号CLKによってカウントして、そのクロック数のカウ
ント値に対応して機能ブロックをリセットし、当該クロ
ック数カウンタ手段のカウンタ値を初期化するものであ
る。
【0027】具体的には、図4(B)のタイミングチャ
ートは、図2(B)と同じクロック信号CLKとリセッ
ト信号RSEを使用するものであって、該クロック信号
の立ち下がに同期させて該リセット信号のエッジの検出
を行うものである。更に、リセット信号のアクティブパ
スル幅LACTは、予め任意の幅に設定されたものであ
る。
【0028】そして、図4(A)のフローチャートによ
れば、スタート後、図4(B)のに示すクロック信号
CKLの立ち下りに同期して、ステップ(1)に於い
て、リセット信号を取り込み、ステップ(2)に於い
て、時刻t1で、クロック信号の立ち下がりに同期して
リセット信号が立ち下がると同時に当該クロック数カウ
ンタ手段が、1をカウントし、同時にリセット信号のア
クティブパスル幅LACTがスタートする。
【0029】そこで、ステップ(2)に進んで、図4
(B)のに示す当該リセット信号RSEがアクティブ
であるか否かが判断され、係る時刻t1では、YESと
なるのでステップ(5)に進み、当該リセット信号のア
クティブパルス幅を当該クロック数のカウントが行わ
れ、ステップ(2)に戻る。本具体例に於いては、当該
リセット信号RSEのアクティブは、“L”レベルであ
るものとする。
【0030】その結果、図4(B)のに示す様に、上
記の各工程が繰り返され、時刻t2に於いては、クロッ
ク数カウンタ手段のカウント値が2となり、又、時刻t
3に於いては、該クロック数カウンタ手段のカウント値
が3となる様に順次歩進され、時刻t7に於いて、当該
リセット信号RSEは、“H”レベルとなりアクティブ
で無くなるので、当該ステップ(2)では、NOと判断
され、ステップ(3)に進み、当該リセット信号のアク
ティブ幅LACT内に含まれるクロック数を当該クロッ
ク数カウンタ手段のカウント値から読出し、即ち本具体
例では、クロック数カウンタ手段のカウント値は6、当
該カウント値6に対応する機能ブロック、例えば、機能
ブロックKDをリセットする為のデコード値を出力し、
その後ステップ(4)に進んで、当該エッジ回数カウン
タ手段のカウント値を初期化してエンドとなる。
【0031】係る動作を実行した結果、図4(B)の
に示す様なフロー状態が得られる事になる。更に、本発
明に係る機能ブロックの選択的リセット方法の第6の具
体例としては、上記した各具体例に於いて更に、当該リ
セット信号のエッジ数カウンタのカウント値、若しくは
当該リセット信号のパルス幅内で計数されるクロック信
号数が、予め定められた値に一致した都度、当該カウン
ト値に対応する機能ブロックのみを順次にリセットして
行く様にする機能ブロックの選択的リセット方法であ
る。
【0032】より具体的には、上記各具体例に於いて、
リセット後にクロック数カウンタ手段、パルス幅クロッ
ク数カウント手段、或いはエッジ回数カウンタ手段に於
けるカウント値を初期化するのではなく、リセット後も
そのカウント値を別にラッチできる様にしておき、所定
の操作を繰り返した後、再びリセットした時点に於い
て、継続させてきた現在の当該エッジ回数カウンタ手段
とパルス幅クロック数カウント手段、或いはクロック数
カウンタ手段の各カウント値と、該ラッチした前回の所
定のカウント値との差分値を求め、当該差分値に対応す
る装置或いは機能ブロックを選択してリセットをかける
様にしたものである。
【0033】本発明に於ける該第6の具体例を実行する
フローチャートは、前記した各具体例に於けるフローチ
ャートの内、図2(A)、図3(A)及び図4(A)に
各フローチャートに於ける、及びの部分に図5
(A)に示すステップ(4’)及びステップ(5’)を
挿入したものとなり、その操作波形の一例を、図5
(B)に示す。
【0034】図5(B)の波形図は、図2(B)に示す
具体例に本具体例を適用したものであって、従ってか
らの波形は、図2(B)のからと同一であるが、
に示すラッチしたカウント値とのカウント値の差分
値を示すデータが異なっているものである。つまり、本
具体例に於いては、時刻t12で、予め定められた該ク
ロック数カウンタ手段のカウント値である3をカウント
したので、当該クロック数カウンタ手段のカウント値を
初期化するが、エッジ回数カウンタ手段のカウント値に
設定されている、カウント値5は、初期化せずそのまま
維持させておき、に示す様に当該カウント値5は、適
宜のラッチ回路手段にラッチさせておく。
【0035】その後、時刻t20のクロック信号の立ち
下がりに於いて、該リセット信号のエッジE20が検出
されたので、クロック数カウンタ手段のカウンタ値は1
となると共に、該エッジ回数カウンタ手段のカウント値
は1歩進されて6となる。以下、同様にして、時刻t2
3迄に更に2個リセット信号のエッジが連続的に検出さ
れたことから、時刻t23に於いて、当該クロック数カ
ウンタ手段のカウント値は1、該エッジ回数カウンタ手
段のカウント値は8となり、一方に示す様なカウント
値の差分値は、時刻t20から時刻t23迄1、2、3
と順次に増加し、時刻t23以後、時刻t25迄当該リ
セット信号が発生せず、時刻t25の時点で、当該クロ
ック数カウンタ手段のカウント値が予め定められたカウ
ント値である3に到達したので、その時点に於ける該ク
ロック数カウンタ手段のカウント値である8と前回ラッ
チしたカウント値5との差分値が該に示されている様
に3と表示されているので、当該差分値の3に相当する
機能ブロックが選択されリセットされる事になる。
【0036】一方、時刻t25に於いて、当該ラッチ回
路手段は、その時点に於けるエッジ回数カウンタ手段の
カウント値8をラッチすることと共に、該差分値回路に
記憶された値は初期化される。その結果、本具体例によ
るフロー状態は図5(B)のに示す様になる。次に、
本具体例に於ける別の態様を図5(C)を参照しながら
説明すると、本態様は、図4(A)及び図4(B)に示
す第5の具体例に本具体例を適用した例であって、従っ
てからの波形及びカウント値表示は、図2(B)の
からと同一であるが、に示すラッチしたカウント
値とのカウント値の差分値を示すデータが異なってい
るものである。
【0037】つまり、本具体例に於いては、図5(B)
に示すと同様に、“L”レベルアクティブであるリセッ
ト信号に基づいて、クロック数カウンタ手段のカウント
値を初期化せずそのまま維持させておき、に示す様に
当該カウント値5は、適宜のラッチ回路手段にラッチさ
せておく。一方、次回に於ける該クロック数カウンタ手
段のカウント値と前回ラッチしたカウント値との差分値
が、前記の具体例と同様にに示されている。
【0038】その結果、本具体例によるフロー状態は図
5(C)のに示された様になる。次に、本発明に於け
る機能ブロックの選択的リセット方法の第7の具体例に
付いて説明する。即ち、第7の具体例に於ける機能ブロ
ックの選択的リセット方法としては、上記した各具体例
に於いて、当該リセット信号のエッジ回数又はパルス幅
のクロック数をカウント中でも、予め定められたカウン
ト値に到達した場合には、その都度、当該カウント値に
対応した装置或いは機能ブロックを順次にリセットする
様にしたものである。
【0039】つまり、当該クロック信号数、リセット信
号のエッジ数、或いはパルス幅のクロック数等の何れか
が、予め定められた所定のカウント値と一致した場合に
は、その都度、例えばカウント値の小さい順、或いはラ
ンダムに、リセット信号を発生させ、対応する機能ブロ
ックをリセットさせる様にしたものである。係る本発明
に於ける第7の具体例を実行する場合には、基本的に
は、上記した各具体例に更に工程を追加する形を採用す
るものであって、具体的には、前記した図2(A),図
3(A)及び図4(A)のそれぞれのフローチャートに
於けるに示す工程として、図6(A)に示す様な工程
4”が新たに追加されているものである。 つまり、図
1〜3に於けるフローチャートの、、から上記工
程4”に移行し、再び図1〜3に於けるフローチャート
の、、から元のフローチャートに戻る事になる。
【0040】この場合に於いて、図1〜3に於けるフロ
ーチャートの、、以降にあるリセット処理工程は
不要となる。本具体例の動作の一例を図6(B)に示し
てあるが、基本的には、図5(B)の動作と同一であっ
て、リセットの判断操作のみが異なっている。つまり、
本具体例に於いては、予め、所定の操作テーブル、制御
テーブル等に於いて、該エッジ回数カウンタ手段のカウ
ント値とラッチ回路手段の値との差分値が3である場合
には、例えば機能ブロックKBをリセットする様にし、
又当該差分値が5である場合には、例えば機能ブロック
KAをリセットする様に作り込んでおき、該差分値の3
と5が出力された時点に於いては、その時点で、所定の
機能ブロックにリセットを掛ける様に構成されたもので
ある。
【0041】係る動作の具体例が、図6(B)ののフ
ロー状態に示されている。以下に、上記した本発明に係
る機能ブロックの選択的リセット方法のそれぞれを実施
する為の回路構成の具体例を図面を参照しながら説明す
る。即ち、図7(A)は、本発明に係る第8の具体例に
於ける機能ブロックの選択的リセット装置の基本的な回
路構成を示すブロックダイアグラムであって、図中、複
数個の機能ブロックが一つの制御系により制御されるシ
ステム1に於いて、クロック信号入力手段3、リセット
信号入力手段4、該リセット信号RSEから当該リセッ
ト信号RSEに於けるエッジを検出するエッジ検出手段
7、該エッジ検出手段7からの出力信号を入力して該リ
セット信号RSEのエッジ回数を計数するエッジ回数カ
ウンタ手段8、該エッジ検出手段7からの信号を入力す
る毎にカウント値を初期化してから、当該入力されるク
ロック信号の数を計数すると共に、予め定められた所定
の数のクロック信号が入力された場合に、カウントアウ
ト信号を出力するクロック数カウンタ手段9、該クロッ
ク数カウンタ手段9からの該カウントアウト信号が入力
され、リセット信号を発生するリセット信号発生手段1
1、該エッジ回数カウンタ手段8と該クロック数カウン
タ手段9との出力が入力され、該エッジ回数カウンタ手
段8と該クロック数カウンタ手段9に於ける各カウント
値を初期化する初期化信号と、所定の機能ブロックを停
止させる為のリセットデータとを出力するデコーダ手段
12、及び、該デコーダ手段12からのリセットデータ
と、該リセット信号発生手段11からのリセット信号と
が入力され、リセットすべき所定の機能ブロックを選択
するセレクト信号を出力するセレクタ手段13とから構
成されている機能ブロックの選択的リセット装置2が示
されている。つまりブロック図の通り、リセット信号か
らエッジを検出してクロック数カウンタ部とエッジ回数
カウンタ部へ信号を出力するエッジ検出部と、エッジ回
数をカウントするエッジ回数カウンタ部と、エッジ検出
部から信号を受ける度にカウント値を初期化してからク
ロック数のカウントを開始し、カウントアウト発生でリ
セット信号発生部とデコーダ部にカウントアウトを通知
するクロック数カウンタ部と、クロック数のカウントア
ウトの通知を受けてエッジ回数カウンタ部からのカウン
ト値で対応した機能ブロックをセレクトするためのセレ
クト信号の発生及び、エッジ回数カウンタ部のカウント
値の初期化と、クロック数カウンタ部のカウント値の初
期化、カウンタの停止指持を行うデコーダ部と、クロッ
ク数のカウントアウト通知でリセット信号を生成するリ
セット信号発生部と、デコーダ部からのセレクト信号で
機能ブロックをセレクトしリセット信号発生部からのリ
セット信号をその機能ブロックに出力するセレクタ部を
備え、リセット信号にエッジを検出すると、エッジ回数
をカウントして対応した機能ブロックをリセットするよ
うにしている。このブロック図の内、クロック数カウン
タ部が、クロック信号により常時カウントするようにし
て、デコーダ部からの信号はカウント値の初期化のみ
(カウントの停止は行わない)にしたものである。
【0042】又、図7(B)のブロックダイアグラムに
おいて7A1はエッジ回数カウント信号でエッジ検出時
の、エッジ回数カウンタ部に対するカウント信号であ
る。7A2はクロック数カウントクリアとカウントスタ
ート信号でエッジ検出時の、クロック数カウンタ部に対
するカウントクリアとカウントスタート信号である。
【0043】7A3はクロック数カウントアウト信号で
クロック数カウンタ部からのカウントアウト信号であ
る。7A4はクロック数カウントクリアとカウントスト
ップ信号でデコーダ部でのデコード時の、クロック数カ
ウンタ部に対するカウントクリアとカウントストップ信
号である。
【0044】7A5はエッジ回数カウント値クリア信号
でデコーダ部でのデコード時の、エッジ回数カウンタ部
に対するカウント値クリア信号である。7A6はエッジ
回数カウント値信号でエッジ回数カウンタ部からのカウ
ント値である。7A7はリセット信号でクロック数カウ
ントアウト時の、リセット信号発生部により生成された
リセット信号である。
【0045】7A8はセレクト信号でデコーダ部により
デコードされ、各機能ブロックをセレクトするためのセ
レクト信号である。上記した本発明に係る機能ブロック
の選択的リセット装置の具体例による各回路に於ける動
作は、図7(B)に示された動作波形のタイミングチャ
ートから理解される通りであり、該クロック数カウンタ
手段9から、最後のリセット信号に於けるエッジが検出
されてから所定の数のクロック数が入力された場合に出
力されるカウントアウト信号7A3により、該リセット
信号発生手段11よりリセット信号7A7が出力される
と同時に該デコーダ手段12から、例えば機能ブロック
KAをリセットするセレクト信号7A8とが出力され当
該セレクタ手段13に入力され、該セレクタ手段13に
於いて機能ブロックKAのリセットとカウンタ値の初期
化が実行される。
【0046】尚、本発明に於ける上記具体例に於いて、
該クロック数カウンタ手段9は、当該入力されるリセッ
ト信号に於けるエッジ間に於けるクロック信号の数を計
数する計数手段を更に有している事が望ましい。又、本
発明に於ける上記具体例に於いて、該デコーダ手段12
は、該クロック数カウンタ手段9と該エッジ回数カウン
タ手段8の何れかに於けるカウンタ値を初期化する機能
を有する事が望ましい。
【0047】次に、図8(A)及び図8(B)には、本
発明に於ける機能ブロックの選択的リセット装置の第9
の具体例の構成が示されており、図中、図8(A)に示
す具体例に加えて、外部入力信号、例えばリード・ライ
ト信号データ等により、当該クロック信号数のカウント
値を任意に設定しうるレジスタ手段14と該レジスタ手
段14に設定されたカウント値と該クロック数カウンタ
手段9によりカウントされた当該クロック信号のカウン
ト値とを比較して、両者が一致した場合に該リセット信
号発生手段11と該デコーダ手段12とに制御信号8A
3を出力するクロック数カウント値比較手段15が更に
設けられている機能ブロックの選択的リセット装置が示
されている。
【0048】つまり、本具体例に於いては、図8(B)
のタイミングチャートに示す様に、クロック数のカウン
ト値を任意に設定出来るレジスタ手段14と該レジスタ
手段14に設定した値と該クロック数カウンタ手段9に
よってカウントしたカウント値とを該クロック数カウン
ト値比較手段15で比較する様にして、その両者が一致
した場合には、当該リセット信号発生手段11とデコー
ダ手段12に所定の信号を出力する様にしたものであ
る。
【0049】即ち、本具体例に於いては、該レジスタ手
段14に、8A1に示す様に、予め定められたレジスタ
値として3を設定しておき、該リセット信号の最終エッ
ジEnが検出されてから、当該レジスタ値とクロック数
カウンタ手段9のカウンタ値8A2とを比較して、当該
クロック数カウンタ手段9のカウンタ値が該レジスタ値
と一致した場合に、当該クロック数カウント値比較手段
15より信号8A3が出力され、当該信号8A3によっ
て、該リセット信号発生手段11とデコーダ手段12と
に供給され、所定の機能ブロックKAがリセットされ、
且つカウント値が初期化される。
【0050】尚、図8(A)のブロックダイアグラムに
示す各信号は、次の通りである。8A1はレジスタ設定
値信号で比較部によって比較されるためのレジスタ値信
号であり、8A2はクロック数カウント値信号で比較部
によって比較されるためのカウント値信号であり、8A
3は比較一致信号はレジスタ設定値とクロック数カウン
ト値が一致したとき発生する信号線である。
【0051】更に、本発明に於ける当該機能ブロックの
選択的リセット装置の第10の具体例としては、図9
(A)及び図9(B)に示す様に、前記した各具体例に
於けるブロックダイアグラムに於いて、該リセット信号
発生手段11には、該クロック数カウンタ手段9からの
入力に代えて、該デコーダ手段12からのセレクト信号
が入力される様に構成され、該リセット信号発生手段1
1は、当該セレクト信号により選択された所定の機能ブ
ロックに対応するリセットアクティブ時間幅を有するリ
セット信号を発生する様に構成されているものである。
【0052】即ち、本具体例に於いては、リセット信号
発生手段11は、デコーダ手段12からのセレクト信号
のみを入力する様に構成されており、該デコーダ手段1
2からのセレクト信号でセレクトされた機能ブロックに
合った、リセットアクティブ時間を持つリセット信号を
生成するものである。尚、図9(A)のブロックダイア
グラムに示す各信号は、次の通りである。
【0053】9A1はクロック数カウントアウト信号で
クロック数カウンタ部からのカウントアウト信号であ
り、9A2はセレクト信号でデコーダ部によりデコード
され、機能ブロックのセレクトとそれに合ったリセット
信号を発生させるためのセレクト信号であり、9A3は
リセット信号で有効なセレクト信号発生時に、リセット
信号発生部によって生成され、機能ブロックに合ったリ
セット信号である。
【0054】即ち、本具体例に於いては、図9(B)に
示す様に、該クロック数カウンタ手段9に、当該カウン
トアップ値として例えば3を予め設定しておき、該エッ
ジ検出手段7に於ける最終エッジEnが検出されてか
ら、当該クロック数カウンタ手段9が、カウントを開始
して、当該カウント値が該クロック数カウンタ手段9の
設定されたカウンタ値と一致した場合に、9A1に示す
様なカウントアップ信号が出力され、当該カウントアッ
プ信号9A1が該デコーダ手段12に入力され、それに
基づいて、該デコーダ手段12で、当該リセット信号の
エッジの回数に対応する所定の機能ブロック、例えばK
Cを選択して、その結果を該リセット信号発生手段11
に伝達し、当該リセット信号発生手段11では、該デコ
ーダ手段12から入力した信号に基づいて、当該セレク
トされた機能ブロックKCに対応するパルス幅を有する
リセット信号9A3をセレクタ手段13に出力する事に
なる。
【0055】次に、本発明に係る機能ブロックの選択的
リセット装置に於ける第11の具体例に付いて説明する
と、図10(A)及び図10(B)に示す様に、本具体
例に於ける機能ブロックの選択的リセット装置2は、前
記した各具体例に於けるブロックダイアグラムに於いて
更に、該デコーダ手段12には、リード・ライト信号デ
ータ等の外部入力信号により、エッジ数カウンタに於け
るカウンタ値とそれに対応する機能ブロックとを任意に
設定出来るレジスタテーブル手段16が設けられてお
り、該デコーダ手段12は、レジスタテーブル手段16
から当該エッジ回数に対応する機能ブロックを検索し、
所定の機能ブロックを選択する為の変換信号を該セレク
タ手段13に対して出力する様に構成されている機能ブ
ロックの選択的リセット装置である。
【0056】即ち、本具体例に於いては、当該リセット
信号のエッジ回数のカウント値と対応する機能ブロック
Knを任意に設定出来るレジスタテーブル部18を設け
たものであって、該デコーダ手段12によりエッジ回数
に対応する機能ブロックKnを検索して、その変換信号
により機能ブロックKnを選択する様に構成したもので
ある。
【0057】尚、図10(A)のブロックダイアグラム
に示す各信号は、次の通りである。10A1はデコード
用検索信号でエッジ回数のカウント値より、テーブルか
ら対応した機能ブロックを検索するための検索信号であ
り、10A2はデコード用変換信号でレジスタテーブル
部に任意に書き込まれた、エッジ回数とそれに対応する
機能ブロックを基にデコーダ部によってデコードするた
めの変換信号である。
【0058】即ち、本具体例に於いては、図10(B)
に示す様に、該リセット信号RSEの最終エッジEnが
検出された後、連続して3回、クロック信号が入力され
ると、予め定められたクロック数カウンタ手段のカウン
ト値が3である場合に、当該クロック数カウンタ手段9
から該デコーダ手段12に対して、その時点に於ける該
エッジ回数カウンタ手段8に於けるリセット信号のエッ
ジの発生回数をカウントしたカウンタ値の値、本具体例
では5の値が、通知され、該デコーダ手段12では、当
該エッジ回数のカウント値から、リセットすべき所定の
機能ブロックを該テーブルから検索し、その結果を該セ
レクタ手段13に連絡するものである。
【0059】次に、本発明に係る機能ブロックの選択的
リセット装置の第12の具体例に付いて説明する。即
ち、図11(A)及び図11(B)に示す様に、本具体
例に於ける機能ブロックの選択的リセット装置は、前記
した各具体例に於ける該リセット信号発生手段11に、
リセットアクティブ時間を任意に設定出来る、外部信号
により駆動されるレジスタ手段17が接続されているも
のである。
【0060】即ち、本具体例に於いては、リセットアク
ティブ時間を任意に設定出来るレジスタ手段17を設け
る事によって、リセット信号発生手段11によってリセ
ットアクティブ時間の設定値を検索して、任意のリセッ
トアクティブ時間を持つリセット信号を発生させる事が
可能となる。尚、図11(A)のブロックダイアグラム
に示す各信号は、次の通りである。
【0061】11A1はリセット信号発生用検索信号で
レジスタに任意に設定されたリセットアクティブ時間の
設定値を検索するための信号であり、11A2はリセッ
ト信号発生用変換信号でリセットアクティブ時間の設定
値をリセット信号発生部へ伝えるための信号であり、1
1A3はリセット信号でリセット信号発生部が、レジス
タに設定されたリセットアクティブ時間に従い生成した
リセット信号である。
【0062】即ち、本具体例に於いては、図11(B)
に示す様に、該リセット信号RSEの最終エッジEnが
検出された後、連続して3回、クロック信号が入力され
ると、予め定められたクロック数カウンタ手段のカウン
ト値が3である場合に、当該クロック数カウンタ手段9
から該リセット信号発生手段11に対して、そのカウン
ト値3が通知され、該デコーダ手段12では、信号11
A1に示す様に、体レジスタ手段17に検索信号を出力
する。該レジスタ手段17は、信号11A2に示す様
に、カウント値3に対応するリセットアクティブ時間の
設定値を該リセット信号発生手段11に返送し、最後に
該リセット信号発生手段11は、当該信号11A2に基
づいて、信号11A3に示す様な、リセットすべき機能
ブロックKnに対応するリセットアクティブ時間幅Wを
有する(例えば5クロック信号分に相当する長さ)リセ
ット信号を該セレクタ手段13に対して出力し、該セレ
クタ手段13では、該リセットアクティブ時間幅Wをも
つ信号11A3に従って所定の機能ブロック例えばKA
をリセットすると同時にカウント値を初期化する。
【0063】次に、本発明に係る機能ブロックの選択的
リセット装置の第13の具体例に付いて説明する。即
ち、図12(A)及び図12(B)に示す様に、本具体
例に於いては、複数個の機能ブロックが一つの制御系に
より制御されるシステムに於いて、リセット信号入力手
段4、該リセット信号RSEから当該リセット信号RS
Eに於けるエッジを検出するエッジ検出手段7、該エッ
ジ検出手段7からの出力信号を入力して該リセット信号
のエッジ回数を計数するエッジ回数カウンタ手段8、該
エッジ検出手段からの信号を入力すると共に、入力され
る該リセット信号のエッジ検出時刻を内部的に所定の時
間遅延させたエッジ遅延信号と該エッジ検出手段からの
エッジ信号とを比較して、当該リセット信号の該エッジ
遅延信号より該エッジ検出手段からの信号の到着が早い
場合には、出力信号レベルは変化させず、当該リセット
信号の該エッジ遅延信号より該エッジ検出手段からの信
号の到着が遅い場合には、出力信号レベルを変化させる
様に構成された遅延回路手段18、該遅延回路手段18
から出力された遅延信号のエッジを検出し該リセット信
号発生手段11及びデコーダ手段12に当該検出信号を
出力する遅延検出回路手段19、該遅延検出回路手段1
9の出力を入力してリセット信号を発生するリセット信
号発生手段11、該エッジ回数カウンタ手段と該遅延検
出回路手段19の出力が入力され、該エッジ回数カウン
タ手段に於けるカウント値を初期化する初期化信号と、
該エッジ回数カウンタ手段からのカウント値に対応した
機能ブロックを選択する為のセレクト信号を出力するデ
コーダ手段12及び該デコーダ手段12からのセレクト
信号と、該リセット信号発生手段11からのリセット信
号とが入力され、リセットすべき所定の機能ブロックを
選択するセレクト信号を出力するセレクタ手段13とか
ら構成されている機能ブロックの選択的リセット装置で
ある。
【0064】尚、図12(A)のブロックダイアグラム
に示す各信号は、次の通りである。12A1はエッジ回
数カウント信号でエッジ検出時の、エッジ回数カウンタ
部に対するカウント信号。12A2はエッジ検出信号で
エッジを検出したときの信号。12A3は遅延信号でリ
セット信号とエッジ検出信号から、遅延回路によって生
成された遅延信号。
【0065】12A4は遅延信号のエッジ検出信号で遅
延信号にエッジ検出が検出できたときの検出信号。12
A5はエッジ回数カウント値クリア信号でデコーダ部で
のデコード時の、エッジ回数カウンタ部に対するカウン
ト値クリア信号。12A6はエッジ回数カウント値信号
でエッジ回数カウンタ部からのカウント値。
【0066】12A7はリセット信号で遅延信号にエッ
ジが検出されたときの、リセット信号発生部により生成
されたリセット信号。12A8はセレクト信号でデコー
ダ部によりデコードされ、各機能ブロックをセレクトす
るためのセレクト信号。即ち、本具体例に於いては、図
12(B)のタイミングチャートに示す様に、クロック
信号KCLKの立ち下がりに同期させて、該リセット信
号RSEのエッジを検出する様になし、時刻t1で、リ
セット信号RSEの最初のエッジE1が検出されると1
2A6に示す様にエッジ回数カウンタ手段のカウンタ値
が1となる。
【0067】この際、該遅延回路手段18に於ける、入
力される該リセット信号のエッジ検出時刻を内部的に予
め定められた所定の時間遅延させるエッジ遅延信号の遅
延時間を例えばクロック信号CLK3個分の長さに設定
しておくと、以後の時刻t2〜t4に於いては、当該ク
ロック信号CLKが3個入力される以前に、新たなリセ
ット信号RSEのエッジE2〜E4が検出されるので、
該遅延回路手段18からは、12A3の波形に示す様
に、遅延信号が出力されず、12A6に示す様にエッジ
回数カウンタ手段のカウンタ値が4迄増加する事にな
る。
【0068】そして、時刻t5になると、リセット信号
RSEの最後のエッジE5が検出され、12A6に示す
様にエッジ回数カウンタ手段のカウンタ値が5となる
が、その後リセット信号RSEのエッジが検出されなか
ったので、クロック信号3個分の時間が経過した時刻t
6において当該遅延回路手段18からは、12A3の波
形に示す様に遅延信号が出力され、その結果12A4の
波形に示す様に遅延検出回路手段19から遅延信号検出
信号が出力される。
【0069】その結果、デコーダ手段12が、該エッジ
回数カウンタ手段のカウンタ値5を取り込むと同時に該
カウンタ値5に相当する予め定められたリセットすべき
機能ブロック、例えば機能ブロックAを選択的にデコー
ドしてセレクタ手段13に出力すると共に、12A5の
波形に示す様に、デコーダ手段12は、該エッジ回数カ
ウンタ手段のカウント値を初期化する信号を出力する。
【0070】一方、リセット信号発生手段11は、遅延
検出回路手段19からの遅延信号検出信号の入力を受け
て12A7の波形に示す様なリセット信号をセレクタ手
段13に出力する。又、該セレクタ手段13は、該デコ
ーダ手段12からの機能ブロックセレクト信号12A8
と該リセット信号発生手段11からのリセット信号に基
ずき所定の機能ブロックAにリセットをかける事にな
る。
【0071】次に、本発明に係る機能ブロックの選択的
リセット装置の第14の具体例に付いて説明する。即
ち、図13(A)及び図13(B)に示す様に、本具体
例に於いては、上記した第13の具体例に於いて、該遅
延回路手段18は、更に外部信号により制御され、該遅
延回路手段18に於ける遅延回路の遅延時間或いは遅延
係数を任意に設定しえるレジスタ20を含んでいる機能
ブロックの選択的リセット装置である。
【0072】尚、図13(A)のブロックダイアグラム
に示す各信号は、次の通りである。13A1は遅延係数
値信号で遅延回路から生成する遅延信号を、レジスタに
設定した係数で遅延させるための係数値信号であり、1
3A2は遅延信号でリセット信号とエッジ検出信号と遅
延係数値信号から、遅延回路によって生成された遅延信
号である。
【0073】つまり、本具体例に於いては、該遅延回路
手段18に於いて設定される遅延時間あるいは遅延係数
(遅延回路手段の接続数等)を任意に設定出来る様にし
たものであって、図13(B)のタイミングチャートに
於ける波形13A1に示される様に、例えば当該遅延係
数を3に設定し、つまり、当該遅延回路手段18内部に
3個の遅延回路を接続させたものである。
【0074】その他の動作フローは、図12(B)と同
様である。次に、本発明に係る機能ブロックの選択的リ
セット装置の第15の具体例に付いて説明する。即ち、
図14(A)及び図14(B)に示す様に、本具体例に
於いては、複数個の機能ブロックが一つの制御系により
制御されるシステムに於いて、リセット信号入力手段
4、該リセット信号RSEから当該リセット信号RSE
に於けるエッジを検出するエッジ検出手段7、該エッジ
検出手段7からの出力信号を入力して該リセット信号の
エッジ回数を計数するエッジ回数カウンタ手段8、該エ
ッジ検出手段7からの信号を入力すると共に、入力され
る該リセット信号のエッジ検出時刻を内部的に所定の時
間遅延させたエッジ遅延信号を発生するエッジ遅延手段
21、該エッジ検出手段7からの信号を入力すると共
に、入力される該リセット信号の最初のエッジ検出信号
のみを消去し、最初のエッジに続く他のエッジ検出信号
は、そのまま出力する初エッジ消去手段23及び、該初
エッジ消去手段23と該エッジ遅延手段21からのそれ
ぞれの出力が入力され、且つ該初エッジ消去手段23か
らの出力信号に基づいて、該エッジ遅延手段21から入
力される遅延されたエッジ検出信号の先頭の信号から消
去し、残った当該遅延されたエッジ検出信号を該リセッ
ト信号発生手段11と該デコーダ手段12とに出力する
比較消去手段22と、該リセット信号発生手段11とデ
コーダ手段12とが接続されているセレクタ手段13と
から構成されている機能ブロックの選択的リセット装置
である。
【0075】即ち、本具体例に於いては、図12(A)
の装置において、エッジ遅延回路18はエッジ検出部か
らのエッジ検出信号を遅延せるだけのものにし、遅延検
出部の変わりに初エッジ消去部23と比較消去部22を
設けて、初エッジ消去部23はエッジ検出部7からのエ
ッジ検出信号をうけて、最初のエッジ検出信号のみ消去
し、つづくエッジ検出信号はそのまま通過させて比較消
去部22に送るようにし、比較消去部22は初エッジ消
去部23から通過したエッジ検出信号の検出数分、遅延
回路からの遅延させたエッジ検出信号を先頭から消去し
ていき、残った遅延回路からの遅延したエッジ検出信号
をデコーダ部とリセット信号発生部に出力する、デコー
ダ部12は、比較消去部22からの信号を受けて、デコ
ード処理及びエッジ回数カウンタ部のカウント値の初期
化と初エッジ消去部23の初期化を行い、リセット信号
発生部11は比較消去部22からの信号でリセット信号
を生成するようにした、ものである。
【0076】尚、図14(A)のブロックダイアグラム
に示す各信号は、次の通りである。14A1は、エッジ
検出信号でエッジを検出したときの信号。14A2は、
エッジ遅延信号でエッジ検出信号を遅延させた信号。1
4A3は、エッジ操作信号で初エッジ消去部にて最初の
エッジ検出信号のみ消去し、続くエッジ検出信号はスル
ーにした信号。
【0077】14A4はエッジ通過信号で初エッジ消去
部からのエッジ検出信号の検出数分、エッジ遅延信号を
先頭から消去し残った信号。14A5は初エッジ消去部
初期化信号でデコーダ部のデコード時の、初エッジ消去
部に対する初期化信号。14A6はセレクト信号でデコ
ーダ部がエッジ通過信号でデコードした、機能ブロック
のセレクト信号。
【0078】14A7はリセット信号でエッジ通過信号
で、リセット信号発生部によって生成されたリセット信
号。即ち、本具体例に於いては、前記した各具体例に於
けると同様に、図14(B)のタイミングチャートに示
す様に、クロック信号KCLKの立ち下がりに同期させ
て、該リセット信号RSEのエッジを検出する様にな
し、時刻t1から時刻t5迄の間にリセット信号RSE
のエッジが5回検出される場合を想定したものに於い
て、該エッジ検出手段7から出力されるエッジ検出信号
は波形14A1に示され様に、各エッジ検出に対応して
5個のパルスX1〜X5が出力されるのに対して、初エ
ッジ消去手段23からの出力波形は、波形14A3に示
され様に、該エッジ検出手段7から出力されるエッジ検
出信号波形14A1に於ける最初のパルスX1に相当す
るパルスは消去され、X2〜X5に相当するパルスY2
〜Y5の4個のパルスのみが出力される。
【0079】一方、該エッジ遅延手段21からは、該エ
ッジ検出信号波形14A1を所定の時間DTだけ遅延さ
せたパルスZ1〜Z5で構成されたパルス波形14A2
が出力される。かかるパルス波形14A2とパルス波形
14A3の両パルスが比較消去手段22に入力されて、
Y2からY4のパルスとZ1〜Z4のパルスとが互いに
消去されて、最後にパルスZ5のみが残される。
【0080】従って、時刻t8に於いて、該パルスZ5
に基づいて、該比較消去手段22より、エッジ通過信号
として波形14A4に示す様な信号が出力されデコーダ
手段12とリセット信号発生手段11に入力される。つ
まり、リセット信号に於ける最終エッジの検出時点から
該パルスZ5が出力される迄の間遅延させる事が出来
る。
【0081】その他の動作は、上記各具体例と同様であ
るので説明は省略する。次に、本発明に係る機能ブロッ
クの選択的リセット装置の第16の具体例に付いて説明
する。即ち、図15(A)及び図15(B)に示す様
に、本具体例に於いては、上記した具体例に於いて更に
クロック信号入力手段3を設けると共に、該エッジ遅延
手段21の代わりにクロックに同期して信号を順次シフ
トさせるシフター24を設け、当該シフター24は、該
エッジ検出手段7からのエッジ検出信号が入力された場
合、当該エッジ検出信号をクロック信号に同期してシフ
ターの段数分、該エッジ検出手段を遅延させる様に構成
されている機能ブロックの選択的リセット装置である。
【0082】つまり、本具体例に於いては、遅延回路の
代わりにクロック信号に同期して信号をシフトさせるシ
フター24を設けたものであるから、エッジ検出手段7
からのエッジ検出信号がシフターに入力されるとクロッ
ク信号に同期して、シフターの段数分、エッジ検出手段
7からのエッジ検出信号の出力を遅延させる事が出来
る。
【0083】尚、図15(A)のブロックダイアグラム
に示す各信号は、次の通りである。15A1はエッジ検
出信号でエッジを検出したときの信号であり、15A2
はエッジ遅延信号でエッジ検出信号をシフター段数で遅
延させた信号である。即ち、本具体例に於いては、前記
した第15の具体例に於ける図14(B)のタイミング
チャートと略同様の動作をするものであるが、図14
(B)のタイミングチャートに於いては、該エッジ検出
信号波形14A1を所定の時間DTだけ遅延させたパル
ス波形14A2が出力されたが、本具体例に於いては、
当該遅延時間DTをクロック信号を用いて、クロック信
号3個分遅延させる様に、15A1で示されるエッジ検
出信号パルスを遅延させて波形15A2で示す様な波形
を出力させている。
【0084】その他の動作は、上記各具体例と同様であ
るので説明は省略する。次に、本発明に係る機能ブロッ
クの選択的リセット装置の第17の具体例に付いて説明
する。即ち、図16(A)及び図16(B)に示す様
に、本具体例に於いては、複数個の機能ブロックが一つ
の制御系により制御されるシステムに於いて、クロック
信号入力手段3、リセット信号入力手段4、該リセット
信号RSEから当該リセット信号に於けるエッジを検出
するエッジ検出手段7、シフター手段24、該エッジ検
出手段7からの出力信号を入力して該シフターを初期化
すると共に、該エッジ検出手段7からのエッジ検出信号
を該シフター手段24に出力するシフター初期化手段2
5、該シフター手段の出力が入力され、リセット信号を
発生するリセット信号発生手段11、該シフター手段2
4の出力が入力され、当該シフター手段の出力に対応す
るデコード値を出力するデコーダ手段12及び該デコー
ダ手段12と該リセット信号発生手段11の出力が入力
され、当該シフター手段24に於いて初期化される事な
く出力されたエッジ検出信号に対応する機能ブロックを
選択する為の信号を出力するセレクタ手段13とから構
成された機能ブロックの選択的リセット装置2である。
【0085】即ち、本具体例に於いては、図15(A)
に示す具体例に於ける初エッジ消去部23と比較消去部
22を取り払い、シフター24とエッジ検出部7の間に
シフター初期化部25を設けるようにするものである。
シフター初期化部25はエッジ検出部7からエッジ検出
信号が入力されるとシフターを初期化し、エッジ検出部
7からのエッジ検出信号をシフター24に出力する、シ
フター24で初期化されることなく出力したエッジ検出
信号が、デコーダ部12とリセット信号発生部11に入
力されて対応した機能ブロックがリセットされるように
する。
【0086】尚、図16(A)のブロックダイアグラム
に示す各信号は、次の通りである。16A1はエッジ検
出信号1でエッジを検出したときの信号。16A2はシ
フター初期化信号でシフター初期化部に、エッジ検出信
号1が入力されたときシフターを初期化するための信
号。16A3はエッジ検出信号2でシフターを初期化し
たのちに出力するエッジ検出信号1の信号。
【0087】16A4はエッジ通過信号でシフターが初
期化されることなく通過した、エッジ検出信号2の信
号。即ち、本具体例に於いては、前記した各具体例に於
けると同様に、図16(B)のタイミングチャートに示
す様に、クロック信号KCLKの立ち下がりに同期させ
て、該リセット信号RSEのエッジを検出する様にな
し、時刻t1から時刻t5迄の間にリセット信号RSE
のエッジが5回検出される場合を想定したものに於い
て、該エッジ検出手段7から出力されるエッジ検出信号
は波形16A1に示される様に、各エッジ検出に対応し
て5個のパルスX1〜X5が出力されるのに対して、シ
フター初期化手段25からシフター24を絶えず初期化
するリセット信号の作用をするパルス波形Y1〜Y5が
16A2の波形図に示す様に出力される。
【0088】係る16A2の波形図に示す波形は、当該
パルスが出力される毎に、の状態表示欄に示す様に、
該シフター24を初期化するものである。一方、該シフ
ター初期化手段25から該エッジ検出信号は波形16A
1のパルスと半周期遅れて当該パルスX1〜X5に対応
するパルスZ1〜Z5で構成されたパルス波形16A3
が出力される。
【0089】該シフター24では、入力されるパルス波
形16A3の各パルスZ1〜Z5は、前記したパルス波
形Y2〜Y5により順次に打ち消されることになり、最
後に入力されたエッジ検出パルスであるZ5のみが当該
シフター24で打ち消される事なく当該シフター24を
通過して、時刻t8に於いて波形図16A4に示す様に
出力される事になる。
【0090】つまり、本具体例では、リセット信号の最
終エッジが検出されてから時刻t8迄の間、遅延時間D
Tを確保する事が出来る。その他の動作は、上記各具体
例と同様であるので説明は省略する。次に、本発明に係
る機能ブロックの選択的リセット装置の第18の具体例
に付いて説明する。
【0091】即ち、図17(A)及び図17(B)に示
す様に、本具体例に於いては、前記した図16(A)に
示された具体例に於いて、更に該シフター手段24の段
数を任意に設定出来る様に構成し、該エッジ検出信号が
当該シフター手段24を通過する時間を任意に設定する
様にした機能ブロックの選択的リセット装置である。つ
まり、本具体例に於いては、該シフター24の段数を適
宜のレジスタ手段26を設け、その設定値によって任意
に設定できる様にしたものである。
【0092】従って、当該エッジ検出信号がシフター2
4を通過する時間を任意とすることで、リセット信号の
エッジの遅延信号の監視時間を任意に設定する事が出来
る様になる。尚、図17(A)のブロックダイアグラム
に示す各信号は、次の通りである。17A1はエッジ検
出信号1でエッジを検出したときの信号。
【0093】17A2はシフター初期化信号でシフター
初期化部に、エッジ検出信号1が入力されたときシフタ
ーを初期化するための信号。17A3はエッジ検出信号
2でシフターを初期化したのちに出力するエッジ検出信
号1の信号。17A4はシフター段数設定値でレジスタ
に書き込まれたシフター段数の設定値。
【0094】17A5はエッジ通過信号でシフターが初
期化されることなく通過した、エッジ検出信号2の信
号。即ち、本具体例に於いては、前記した図16(B)
に示すフローチャートと略同様の動作を行うものである
が、異なる部分としては、波形17A4に於いて、当該
レジスタ手段26で該シフター24の段数を、例えば4
段、つまりクロック数4個分に設定してその時間分遅延
させる様にしたものである。
【0095】その他の動作は、上記各具体例と同様であ
るので説明は省略する。又、上記した具体例に於いて
は、その変形態様として、前記した具体例でも説明した
様に、例えば、該リセット信号発生手段11は、該デコ
ーダ手段12からのセレクト信号のみが入力される様に
構成され、該リセット信号発生手段11は、当該セレク
ト信号により選択された所定の機能ブロックに対応する
リセットアクティブ時間幅を有するリセット信号を発生
する様に構成されていても良く、又、当該デコーダ手段
12には、更に外部入力信号により、エッジ数カウンタ
に於けるカウンタ値とそれに対応する機能ブロックとを
任意に設定出来るレジスタテーブル手段16が設けられ
ており、該デコーダ手段12は、レジスタテーブル手段
16から当該エッジ回数に対応する機能ブロックを検索
し、所定の機能ブロックを選択する為の変換信号を該セ
レクタ手段13に対して出力する様に構成されていても
良い。
【0096】更には、該リセット信号発生手段11に
は、更に、該リセットアクティブ時間を任意に設定出来
る、外部信号により駆動されるレジスタ手段26が設け
られており、且つ該リセット信号発生手段11によりリ
セットアクティブ時間の設定値を検索して、任意のリセ
ットアクティブ時間をもつリセット信号を生成する機能
を有する様に構成させているものであっても良い。
【0097】次に、本発明に係る機能ブロックの選択的
リセット装置の第19の具体例に付いて説明する。即
ち、図18(A)及び図18(B)に示す様に、本具体
例に於いては、複数個の機能ブロックが一つの制御系に
より制御されるシステムに於いて、クロック信号入力手
段3、リセット信号入力手段4、該リセット信号入力手
段4に接続されたリセット検出手段28、該クロック信
号入力手段3に接続されたクロック数カウンタ手段9、
リセット信号発生手段11、デコーダ手段12、及びセ
レクタ手段13とから構成されており、該リセット検出
手段28は、該リセット信号がアクティブの間、該クロ
ック数カウンタ手段9に対してクロック数のカウントを
アクティブにする信号を出力すると共に、該リセット信
号が、アクティブからインアクティブに変化した時に、
該デコーダ手段12と該リセット信号発生手段11に対
してリセットが終了した事を通知する機能を有するもの
であり、該クロック数カウンタ手段9は、該リセット検
出手段28からのクロック数のカウントアクティブ信号
により当該クロック数のカウントを行う機能を有してお
り、当該デコーダ手段12は、該リセット検出手段28
からのリセット終了信号により該クロック数カウンタ手
段からのカウント値に対応した機能ブロックを選択する
為のセレクト信号を発生すると共に、該クロック数カウ
ンタ手段9のカウント値を初期化する機能を有し、又該
リセット信号発生手段11は、該リセット検出手段28
からのリセット終了信号によりリセット信号を発生する
機能を有するものであり、更に、該セレクタ手段13
は、該デコーダ手段12からのセレクト信号で機能ブロ
ックを選択し且つ該リセット信号発生手段11からのリ
セット信号を当該選択された機能ブロックに出力する機
能を有するものである機能ブロックの選択的リセット装
置である。
【0098】つまり、本具体例に於いては、リセット信
号がアクティブの間、クロック数カウンタ部9へクロッ
ク数のカウントをアクティブにする信号を出力し、リセ
ット信号がアクティブからインアクティブに変化したと
き、デコーダ部12とリセット信号発生部11に対して
リセットが終了したことを知らせる信号を出力するリセ
ット検出部28と、リセット検出部28からのクロック
数のカウントアクティブ信号によりクロック数のカウン
トを行うクロック数カウンタ部9と、リセット検出部2
8からのリセット終了信号により、クロック数カウンタ
部9からのカウント値で対応した機能ブロックをセレク
トするためのセレクト信号の発生及び、クロック数カウ
ンタ部のカウント値の初期化を行うデコーダ部12と、
リセット検出部28からのリセット終了信号の通知でリ
セット信号を生成するリセット信号発生部11と、デコ
ーダ部12からのセレクト信号で機能ブロックをセレク
トし、リセット信号発生部11からのリセット信号をそ
の機能ブロックに出力するセレクタ部を備えたもので、
リセット信号のパルス幅をクロック数で監視して、その
クロック数に対応した機能ブロックをリセットできるよ
うにしたものである。
【0099】尚、図18(A)のブロックダイアグラム
に示す各信号は、次の通りである。18A1はカウンタ
アクティブ信号でリセット信号がアクティブの間、クロ
ック数カウンタ部のカウントをアクティブにする信号。
18A2はリセット終了信号でリセット信号がアクティ
ブからインアクティブになったとき発生する信号。
【0100】18A3はクロック数カウント値信号でク
ロック数カウンタ部からのカウント値。18A4はクロ
ック数カウント値クリア信号でデコーダ部でデコード時
の、クロック数カウンタ部に対するカウント値クリア信
号。18A5はセレクト信号でデコーダ部によりデコー
ドされ、各機能ブロックをセレクトするためのセレクト
信号。
【0101】18A6はリセット信号でリセット終了信
号発生時の、リセット信号発生部により生成されたリセ
ット信号。即ち、本具体例に於いては、図18(B)に
示すフローチャートに示す様な動作を行うものであっ
て、の波形図に示す様なクロック信号KCLKの立ち
下がりに同期させて、リセット信号がアクティブである
か否かを判断するものであり、の波形図に示す様に、
“L”レベルをアクティブと判断する様に設定してあ
る。
【0102】従って、時刻t1で該リセット検出手段2
8が、リセット信号のアクティブを検出すると、の1
8A1に示す波形図の通り、その出力がクロック数カウ
ンタ手段9に入力されて、該クロック数カウンタ手段
は、クロック信号の数の計数を開始する。一方、時刻T
6に於いて、該リセット信号がインアクティブとなる
と、当該リセット検出手段28から、NO18A2に
示す様なインアクティブ信号をリセット信号発生手段1
1とデコーダ手段12に出力すると共に、該クロック数
カウンタ手段9にも通知されて、該クロック数カウンタ
手段9はカウント操作を停止する。
【0103】同時に、該セレクタ手段13に対して該リ
セット信号発生手段11及び該デコーダ手段12から、
それぞれの波形図との波形図に示す信号がセレクタ
手段13に出力され、該セレクタ手段13では、その信
号に基づいて、所定の機能ブロックを選択してリセット
操作をかける事になる。一方、時刻t7に於いて、該デ
コーダ手段12からの波形図18A4に示すカウント
値クリア信号がクロック数カウンタ手段9に出力され、
該クロック数カウンタ手段のカウント値が0に初期化さ
れる事になる。
【0104】その他の動作は、上記各具体例と同様であ
るので説明は省略する。次に、本発明に係る機能ブロッ
クの選択的リセット装置の第20の具体例に付いて説明
する。即ち、図19(A)及び図19(B)に示す様
に、本具体例に於いては、複数個の機能ブロックが一つ
の制御系により制御されるシステムに於いて、クロック
信号入力手段3、リセット信号入力手段4、該リセット
信号入力手段4に接続されたリセット検出手段28、該
クロック信号入力手段3に接続されたクロック数カウン
タ手段9、該リセット信号入力手段4に接続されたリセ
ット遅延手段30、デコーダ手段12、及びセレクタ手
段13とから構成されており、該リセット検出手段28
は、該リセット信号がアクティブの間、該クロック数カ
ウンタ手段9に対してクロック数のカウントをアクティ
ブにする信号を出力すると共に、該リセット信号が、ア
クティブからインアクティブに変化した時に、該デコー
ダ手段12に対してリセットが終了した事を通知する機
能を有するものであり、該クロック数カウンタ手段9
は、該リセット検出手段28からのクロック数のカウン
トアクティブ信号により当該クロック数のカウントを行
う機能を有しており、該リセット遅延手段30は、入力
されるリセット信号から所定の時間遅延させた遅延信号
を発生し、その出力が該セレクタ手段13に入力する機
能を有するものであり、当該デコーダ手段12は、該リ
セット検出手段28からのリセット終了信号により該ク
ロック数カウンタ手段9からのカウント値に対応した機
能ブロックを選択する為のセレクト信号を発生すると共
に、該クロック数カウンタ手段9のカウント値を初期化
する機能を有し、又該セレクタ手段13は、該デコーダ
手段12からのセレクト信号で機能ブロックを選択し且
つ該リセット遅延手段30からの遅延信号により当該選
択された機能ブロックにリセット信号を出力する機能を
有するものである機能ブロックの選択的リセット装置で
ある。
【0105】即ち、本具体例に於いては、前記した第1
9の具体例に於けるリセット信号発生手段11を取り払
い、リセット信号から遅延させた信号を生成するリセッ
ト遅延部30を設けたものであって、各機能ブロックへ
のリセットを、リセット信号を遅延させた信号を利用し
て行う様にしたものである。尚、図19(A)のブロッ
クダイアグラムに示す各信号は、次の通りである。
【0106】19A1はカウンタアクティブ信号でリセ
ット信号がアクティブの間、クロック数カウンタ部のカ
ウントをアクティブにする信号。19A2はリセット終
了信号でリセット信号がアクティブからインアクティブ
になったとき発生する信号。19A3はセレクト信号で
リセット終了信号発生時の、リセット信号発生部により
生成されたリセット信号。
【0107】19A4はリセット遅延信号でリセット信
号を遅延させた信号。即ち、本具体例に於いては、図1
9(B)に示すフローチャートに示す様な動作を行うも
のであって、の波形図に示す様なクロック信号KCL
Kの立ち下がりに同期させて、リセット信号がアクティ
ブであるか否かを判断するものであり、の波形図に示
す様に、“L”レベルをアクティブと判断する様に設定
してある。
【0108】従って、時刻t1で該リセット検出手段2
8が、リセット信号のアクティブを検出すると、の1
9A1に示す波形図の通り、その出力がクロック数カウ
ンタ手段9に入力されて、該クロック数カウンタ手段
は、クロック信号の数の計数を開始する。一方、時刻t
7に於いて、該リセット信号がインアクティブとなる
と、当該リセット検出手段28から、NO19A2に
示す様なインアクティブ信号をデコーダ手段12に出力
すると共に、該クロック数カウンタ手段9にも通知され
て、該クロック数カウンタ手段9はカウント操作を停止
する。
【0109】同時に、該セレクタ手段13に対して該デ
コーダ手段12から、それぞれの波形図19A3に示
す波形図に示す信号がセレクタ手段13に出力され、該
セレクタ手段13では、その信号に基づいて、所定の機
能ブロックを選択してリセット操作をかける事になる。
一方、該リセット遅延部30から時刻t1で該リセット
信号のアクティブ状態を検出してから、所定の時間遅延
させた時刻t8に於いて、の波形図19A4に示す様
な極性が反転された遅延リセット信号を出力して該セレ
クタ手段13に入力する。
【0110】その結果、の状態欄に示す様に、該セレ
クタ手段13は、当該アクティブパその他の動作は、上
記各具体例と同様であるので説明は省略する。上記した
本具体例に於いては、さらに次の様な変形態様を採用す
る事も可能である。即ち、該リセット信号発生手段11
は、該デコーダ手段12からのセレクト信号のみが入力
される様に構成され、該リセット信号発生手段11は、
当該セレクト信号により選択された所定の機能ブロック
に対応するリセットアクティブ時間幅を有するリセット
信号を発生する様に構成されていても良く、又、当該デ
コーダ手段12には、更に外部入力信号により、エッジ
数カウンタに於けるカウンタ値とそれに対応する機能ブ
ロックとを任意に設定出来るレジスタテーブル手段16
が設けられており、該デコーダ手段12は、レジスタテ
ーブル手段16から当該エッジ回数に対応する機能ブロ
ックを検索し、所定の機能ブロックを選択する為の変換
信号を該セレクタ手段13に対して出力する様に構成さ
れていても良く、更には、該リセット信号発生手段11
には、更に、該リセットアクティブ時間を任意に設定出
来る、外部信号により駆動されるレジスタ手段26が設
けられており、且つ該リセット信号発生手段11により
リセットアクティブ時間の設定値を検索して、任意のリ
セットアクティブ時間をもつリセット信号を生成する機
能を有する様に構成されたものであっても良い。
【0111】次に、本発明に係る機能ブロックの選択的
リセット装置の第21の具体例に付いて説明する。即
ち、図20(A)及び図20(B)に示す様に、本具体
例に於いては、複数個の機能ブロックが一つの制御系に
より制御されるシステムに於いて、クロック信号入力手
段3、リセット信号入力手段4、該リセット信号RSE
から当該リセット信号に於けるエッジを検出するエッジ
検出手段7、該エッジ検出手段7からの出力信号を入力
して該リセット信号のエッジ回数を計数するエッジ回数
カウンタ手段8、該クロック信号入力手段3に接続さ
れ、当該クロック信号をカウントするクロック数カウン
タ手段9、該エッジ回数カウンタ手段8のカウント値を
ラッチするラッチ手段31、当該エッジ回数カウンタ手
段8のカウント値と該ラッチ手段31に記憶されたカウ
ント値とを比較する検査手段32、リセット信号発生手
段11、デコーダ手段12、及びセレクタ手段13とか
ら構成されており、該エッジ検出手段7は、該リセット
信号からエッジを検出して該クロック数カウンタ手段9
と該エッジ回数カウンタ手段8へ検出信号を出力するも
のであり、該クロック数カウンタ手段9は、該エッジ検
出手段7からからの信号を受信する毎にカウント値を初
期化してからクロック数のカウントを開始し、カウント
アウト発生により当該カウントアウト信号を該リセット
信号発生手段11と該デコーダ手段12に通知する機能
を有しており、当該ラッチ手段31は、該デコーダ手段
12からのエッジ回数カウント値ラッチ指示信号により
当該エッジ回数カウンタ手段8のカウント値を記憶する
機能を有するものであり、又、該検査手段32は、該エ
ッジ回数カウンタ手段8のカウント値と該ラッチ手段3
1に記憶されたカウント値とを差分を演算して当該デコ
ーダ手段12にその結果を出力する機能を有しており、
当該デコーダ手段12は、該クロック数カウンタ手段9
からのカウントアウト信号により該検査手段32からの
演算値に対応する機能ブロックを選択するセレクト信号
を発生すると同時に、該クロック数カウンタ手段9のカ
ウント値を初期化し、該クロック数カウンタ手段9のカ
ウント動作を停止させ、更には該ラッチ手段31に対す
るエッジ回数カウント値のラッチ指示信号を出力する機
能を有しており、該リセット信号発生手段11は、該ク
ロック数カウンタ手段9からのカウントアウト信号によ
りリセット信号を生成するものであり、且つ該セレクタ
手段13は、該デコーダ手段12からのセレクト信号に
より所定の機能ブロックを選択し、該リセット信号発生
手段11からのリセット信号により当該機能ブロックに
対してリセット信号を出力する機能を有するものである
機能ブロックの選択的リセット装置である。
【0112】つまり、本具体例に於いては、検査部32
とラッチ手段31を設ける事によって、エッジ回数カウ
ンタ手段8でのカウント値とラッチ手段31にラッチさ
れているカウント値との差分値を演算してその結果に対
応した機能ブロックを選択してリセットする様にしたも
のである。本具体例は、上記した図5(A)〜(C)に
示す第6の具体例に於ける機能ブロックの選択的リセッ
ト方法と同一の範疇に属するものである。
【0113】尚、図20(A)のブロックダイアグラム
に示す各信号は、次の通りである。20A1はエッジ回
数カウント信号でエッジ検出時の、エッジ回数カウンタ
部に対する信号。20A2はクロック数カウントクリア
及びカウントスタート信号でエッジ検出時の、クロック
数カウンタ部に対するカウントクリアとカウントスター
ト信号。
【0114】20A3はクロック数カウントアウト信号
でクロック数カウンタ部からのカウントアウト信号。2
0A4はラッチしたカウント値信号でラッチしたエッジ
回数カウント値。20A5はカウント値差信号でエッジ
回数カウンタ部からのカウント値と、ラッチからのカウ
ント値の差を示した信号。
【0115】20A6はクロック数カウントクリア及び
カウントストップ信号でデコーダ部でのデコード時の、
クロック数カウンタ部に対するカウントクリアとカウン
トストップ信号。20A7はカウント値ラッチ信号でエ
ッジ回数カウント値をラッチするための信号。
【0116】20A8はエッジ回数カウント値信号でエ
ッジ回数カウンタ部からのカウント値。20A9はセレ
クト信号でデコーダ部によりデコードされ、各機能ブロ
ックをセレクトするためのセレクト信号。20A10は
リセット信号でクロック数カウントアウト時の、リセッ
ト信号発生部により生成されたリセット信号。
【0117】即ち、本具体例に於いては、図20(B)
のタイミングチャートに示す様に、クロック信号KCL
Kの立ち下がりに同期させて、該リセット信号RSEの
エッジを検出する様になし、時刻t1から時刻t5迄の
間にリセット信号RSEのエッジが5回、E1〜E5が
検出される場合を想定したものに於いて、該エッジ検出
手段7からエッジ回数カウンタ手段8に出力されるカウ
ント信号はの波形20A1に示すようになり、又クロ
ック数カウンタ手段9に出力されるカウントクリア及び
カウントスタート信号は、の波形20A2に示される
様になる。
【0118】一方、時刻t5に於いて、リセット信号R
SEの最終エッジE5が検出されてから所定の期間、即
ちクロックパルス3個分経過した時刻t8に於いて、該
クロック数カウンタ手段9よりの波形図20A3に示
す様なカウントアウト信号が出力され、リセット信号発
生手段11とデコーダ手段12に入力される。又、本具
体例に於けるラッチ手段31は、の20A11に示す
様に、前回の操作に於いて当該エッジ回数カウンタ手段
に於けるカウント値3をラッチしているものとすると、
該ラッチ回路31に於けるカウント値は、該エッジ回数
カウンタ手段8から時刻t1からt5に於いて出力パル
スが入力されるので、(10)の20A4に示す様に、4〜
8と増加していく。
【0119】同時に、該検査部32にも該エッジ回数カ
ウンタ手段8から時刻t1からt5に於いて出力パルス
が入力されるので、該検査部32から出力される該エッ
ジ回数カウンタ手段8のカウント値と該ラッチ手段31
に記憶されたカウント値とを差分値は、の20A5に
示す値となる。そして、時刻t8に於いて、に示すカ
ウントアウト信号が出力される結果、該デコーダ手段1
2から、該ラッチ回路31の値8をラッチする信号が
の20A7に示される様に該ラッチ回路31に出力され
ると同時に該クロック数カウンタ手段9のカウント値の
カウントをストップさせ且つカウント値をクリアする為
の信号が、の20A6に示す様に出力される。
【0120】又、該デコーダ手段12から該セレクタ手
段13に対して、該検査部32から出力された当該差分
値である5と対応する機能ブロック、例えば機能ブロッ
クAを選択するセレクト信号が、(11)の20A9に示す
様に出力される。その後の動作は、従来と同一であるの
で、以下の説明は省略する。尚、上記具体例に於いて
は、例えば当該エッジ検出手段7に於けるリセット信号
のエッジ間隔を、該リセット信号から生成した遅延信号
に基づいて検出する様に構成しても良い。
【0121】次に、本発明に係る機能ブロックの選択的
リセット装置の第22の具体例に付いて説明する。即
ち、図21(A)及び図21(B)に示す様に、本具体
例に於いては、上記した第21の具体例に於いて、エッ
ジ検出手段7に代えて、図18(A)に示す様なリセッ
ト信号のアクティブ期間を検出するリセット検出手段2
8を設けたものである。
【0122】具体的には、複数個の機能ブロックが一つ
の制御系により制御されるシステムに於いて、クロック
信号入力手段3、リセット信号入力手段4、該リセット
信号入力手段4に接続されたリセット検出手段28、該
クロック信号入力手段3に接続され、当該クロック信号
をカウントするクロック数カウンタ手段9、該クロック
数カウンタ手段9のカウント値をラッチするラッチ手段
31、当該クロック数カウンタ手段9のカウント値と該
ラッチ手段31に記憶されたカウント値とを比較する検
査手段32、リセット信号発生手段11、デコーダ手段
12、及びセレクタ手段13とから構成されており、該
リセット検出手段28は、該リセット信号がアクティブ
の間、該クロック数カウンタ手段9に対してクロック数
のカウントをアクティブにする信号を出力すると共に、
該リセット信号が、アクティブからインアクティブに変
化した時に、該デコーダ手段と該リセット信号発生手段
11に対してリセットが終了した事を通知する機能を有
するものであり、該クロック数カウンタ手段9は、該リ
セット検出手段28からのクロック数のカウントアクテ
ィブ信号により当該クロック数のカウントを行う機能を
有しており、当該ラッチ手段31は、該デコーダ手段1
2からのクロック数カウンタ値ラッチ指示信号により当
該クロック数カウンタ手段9のカウント値を記憶する機
能を有するものであり、又、該検査手段32は、該クロ
ック数カウンタ手段9のカウント値と該ラッチ手段31
に記憶されたカウント値とを差分を演算して当該デコー
ダ手段12にその結果を出力する機能を有しており、当
該デコーダ手段12は、該リセット検出手段28からの
リセット終了信号により該検査手段32からの演算値に
対応する機能ブロックを選択するセレクト信号を発生す
ると同時に、該ラッチ手段31に対するクロック数カウ
ント値のラッチ指示を行う機能を有しており、該リセッ
ト信号発生手段11は、リセット検出手段28からのリ
セット終了信号によりリセット信号を発生する機能を有
しており、且つ該セレクタ手段13は、該デコーダ手段
12からのセレクト信号により所定の機能ブロックを選
択し、該リセット信号発生手段11からのリセット信号
により当該機能ブロックに対してリセット信号を出力す
る機能を有する様に構成させてりる機能ブロックの選択
的リセット装置である。
【0123】尚、図21(A)のブロックダイアグラム
に示す各信号は、次の通りである。21A1はカウンタ
アクティブ信号でリセット信号がアクティブの間、クロ
ック数カウンタ部のカウントをアクティブにする信号。
21A2はリセット終了信号でリセット信号がアクティ
ブからインアクティブになったとき発生する信号。
【0124】21A3はラッチしたカウント値信号でラ
ッチしたクロック数カウント値。21A4はカウント値
差信号でクロック数カウンタ部からのカウント値と、ラ
ッチからのカウント値の差を示した信号。21A5はカ
ウント値ラッチ信号でクロック数カウント値をラッチす
るための信号。
【0125】21A6はクロック数カウント値信号でク
ロック数カウンタ部からのカウント値。21A7はセレ
クト信号でデコーダ部によりデコードされ、各機能ブロ
ックをセレクトするためのセレクト信号。21A8はリ
セット信号でリセット終了信号発生時の、リセット信号
発生部により生成されたリセット信号。
【0126】即ち、本具体例に於いては、図21(B)
のタイミングチャートに示す様に、基本的な動作は、図
18(B)に示されたタイミングチャートの略同一であ
るが、異なる点としては、図20(B)のタイミングチ
ャートが、該クロック数カウンタ手段9のカウントアウ
ト信号によりリセット信号発生手段11、デコーダ手段
12、セレクタ手段13及びラッチ回路手段31と検査
手段32を制御しているのに対し、本具体例では、に
於ける波形21A2のリセット信号のインアクティブ検
出信号により制御が行われる点である。
【0127】従って その他の動作は、従来と同一であ
るので、以下の説明は省略する。次に、本発明に係る機
能ブロックの選択的リセット装置の第23の具体例に付
いて説明する。即ち、図22(A)及び図22(B)に
示す様に、本具体例に於いては、複数個の機能ブロック
が一つの制御系により制御されるシステムに於いて、ク
ロック信号入力手段3、リセット信号入力手段4、該リ
セット信号RSEから当該リセット信号RSEに於ける
エッジを検出するエッジ検出手段7、該エッジ検出手段
7からの出力信号を入力して該リセット信号のエッジ回
数を計数するエッジ回数カウンタ手段8、該クロック信
号入力手段3に接続され、当該クロック信号をカウント
するクロック数カウンタ手段9、リセット信号発生手段
11、デコーダ手段12、及びセレクタ手段13とから
構成されており、該エッジ検出手段7は、該リセット信
号からエッジを検出して該クロック数カウンタ手段9と
該エッジ回数カウンタ手段8へ検出信号を出力するもの
であり、該クロック数カウンタ手段9は、該エッジ検出
手段7からからの信号を受信する毎にカウント値を初期
化してからクロック数のカウントを開始し、カウントア
ウト発生により当該エッジ回数カウンタ手段のカウント
値を初期化してから、自らのクロック数カウント値を初
期化する機能を有するものであり、当該デコーダ手段1
2は、該エッジ回数カウンタ手段からのカウント値を常
時デコードして有効なカウント値のデコード値に対応す
る所定の機能ブロックを選択するセレクト信号を発生す
ると同時に、該リセット信号発生手段11に対してデコ
ードが完了したことを通知する機能を有しており、該リ
セット信号発生手段11は、該デコーダ手段12からの
デコード完了信号によってリセット信号を発生する機能
を有しており、且つ該セレクタ手段13は、該デコーダ
手段12からのセレクト信号により所定の機能ブロック
を選択し、該リセット信号発生手段11からのリセット
信号により当該機能ブロックに対してリセット信号を出
力する機能を有する様に構成された機能ブロックの選択
的リセット装置である。
【0128】即ち、本具体例に於いては、リセット信号
のエッジ検出間隔をクロック信号によって監視するもの
であって、デコーダ手段12のデコード処理を常時行う
様にして、有効なデコード処理結果であれば、対応する
機能ブロックをリセットする様にしたものである。尚、
図22(A)のブロックダイアグラムに示す各信号は、
次の通りである。
【0129】22A1はエッジ回数カウント信号でエッ
ジ検出時の、エッジ回数カウンタ部に対するカウント信
号。22A2はクロック数カウントクリア信号でエッジ
検出時の、クロック数カウンタ部に対するカウントクリ
ア信号。22A3はエッジ回数カウント値クリア信号で
クロック数カウンタ部のカウントアウトにより、エッジ
回数カウント値をクリアするための信号。
【0130】22A4はエッジ回数カウント値信号でエ
ッジ回数カウンタ部からのカウント値。22A5はデコ
ード完了信号でデコーダ部からのデコードが完了したこ
とを伝える信号。22A6はセレクト信号でデコーダ部
によりデコードされ、各機能ブロックをセレクトするた
めのセレクト信号。
【0131】22A7はリセット信号でデコード完了信
号を受けて、リセット信号発生部により生成されたリセ
ット信号。即ち、本具体例に於いては、図22(B)の
タイミングチャートに示す様に、基本的な動作は、図6
(B)に示されたタイミングチャートの略同一であり、
当該具体例に於いては、該クロック数カウンタ手段9
が、カウントアウトする以前に於いて、予め定められた
複数個の機能ブロックに対応するリセット信号のエッジ
回数が検出された場合には、当該エッジ回数カウンタ値
の小さい順に順次、対応する機能ブロックにリセットを
かける様にしたものである。
【0132】つまり、に示すクロック信号CLKに対
して、に示す様にリセット信号のエッジが発生してい
るとすると、該エッジ回数カウンタ手段8のカウンタ値
は、の22A4に示す様にカウント値が増加して行
く。一方、予め所定の機能ブロックに対して、特定のエ
ッジ回数を設定しておくと、例えば、機能ブロックKB
に対しては、エッジ回数が3となった場合にリセットを
かける様に設定し、又機能ブロックKCに対しては、エ
ッジ回数が7となった場合にリセットをかける様に設定
しておくと、の22A3に示す様に、クロック数カウ
ンタ手段9のカウントアウト信号が出力される以前に、
該エッジ回数カウンタ手段8のカウント値が3と7を示
す時点で、の波形22A5に示すデコード完了信号
が、リセット信号発生手段11に出力され、又該セレク
タ手段13には、に於ける波形22A6に示す様に、
所定の機能ブロックをセレクトするセレクト信号が出力
されるので、時刻T1に於いて、該機能ブロックKBが
選択的にリセットされ、又時刻T2に於いて該機能ブロ
ックKCが選択的にリセットされる事になる。
【0133】次に、本発明に係る機能ブロックの選択的
リセット装置の第24の具体例に付いて説明する。即
ち、図23(A)及び図23(B)に示す様に、本具体
例に於いては、複数個の機能ブロックが一つの制御系に
より制御されるシステムに於いて、リセット信号入力手
段4、該リセット信号RSEから当該リセット信号に於
けるエッジを検出するエッジ検出手段7、該エッジ検出
手段7からの出力信号を入力して該リセット信号のエッ
ジ回数を計数するエッジ回数カウンタ手段8、該エッジ
検出手段7からの信号を入力すると共に、入力される該
リセット信号のエッジ検出時刻を内部的に所定の時間遅
延させたエッジ遅延信号と該エッジ検出手段からのエッ
ジ信号とを比較して、当該リセット信号の該エッジ遅延
信号より該エッジ検出手段からの信号の到着が早い場合
には、出力信号レベルは変化させず、当該リセット信号
の該エッジ遅延信号より該エッジ検出手段からの信号の
到着が遅い場合には、出力信号レベルを変化させる様に
構成された遅延回路手段33、該遅延回路手段33から
出力された遅延信号のエッジを検出し該エッジ回数カウ
ンタ手段8のカウント値を初期化する遅延検出回路手段
34、 該デコーダ手段12は、該エッジ回数カウンタ
手段8からのカウント値を常時デコードして有効なカウ
ント値のデコード値に対応する所定の機能ブロックを選
択するセレクト信号を発生すると同時に、該リセット信
号発生手段11に対してデコードが完了したことを通知
する機能を有しており、該リセット信号発生手段11
は、該デコーダ手段12からのデコード完了信号によっ
てリセット信号を発生する機能を有しており、且つ該セ
レクタ手段13は、該デコーダ手段12からのセレクト
信号により所定の機能ブロックを選択し、該リセット信
号発生手段11からのリセット信号により当該機能ブロ
ックに対してリセット信号を出力する機能を有する様に
構成されている機能ブロックの選択的リセット装置であ
る。
【0134】つまり、本具体例は、リセット信号のエッ
ジ検出間隔をリセット信号のエッジを遅延させた信号で
監視する構成を有しており、デコーダ手段に於けるデコ
ード処理を常時行う様にして有効なデコード処理であれ
ば、対応する機能ブロックをリセットする様にしたもの
である。尚、図23(A)のブロックダイアグラムに示
す各信号は、次の通りである。
【0135】23A1はエッジ回数カウント信号でエッ
ジ検出時の、エッジ回数カウンタ部に対するカウント信
号。23A2はエッジ検出信号でエッジを検出したとき
の信号。23A3は遅延信号でリセット信号とエッジ検
出信号から、遅延回路によって生成された遅延信号。
【0136】23A4はエッジ回数カウント値クリア信
号で遅延信号にエッジを検出したとき、遅延検出部によ
って生成される信号。23A5はエッジ回数カウント値
信号でエッジ回数カウンタ部からのカウント値。23A
6はデコード完了信号でデコーダ部からのデコードが完
了したことを伝える信号。
【0137】23A7はセレクト信号でデコーダ部によ
りデコードされ、各機能ブロックをセレクトするための
セレクト信号。23A8はリセット信号でデコード完了
信号を受けて、リセット信号発生部により生成されたリ
セット信号。即ち、本具体例に於いては、図23(B)
のタイミングチャートに示す様に、基本的な動作は、図
22(B)及び図6(B)を組み合わせた形態と略同一
であり、図22(B)に於いては、該クロック数カウン
タ手段9が、カウントアウトする以前に於いて、予め定
められた複数個の機能ブロックに対応するリセット信号
のエッジ回数が検出された場合には、当該エッジ回数カ
ウンタ値の小さい順に順次、対応する機能ブロックにリ
セットをかける様にしたものであるが、本具体例に於い
ては、図6(B)に示された様に、リセット信号のエッ
ジ検出時点から所定の時間遅延させた時点を設定して、
当該遅延による設定時間以前に於いて、予め定められた
複数個の機能ブロックに対応するリセット信号のエッジ
回数が検出された場合には、当該エッジ回数カウンタ値
の小さい順に順次、対応する機能ブロックにリセットを
かける様にしたものである。
【0138】つまり、に示すクロック信号CLKに於
ける時刻t1から遅延回路33により設定された遅延時
間が経過する時刻tnに至間に、図22(B)に於ける
と同様に所定のエッジ回数カウンタ値が発生した場合に
は、その都度当該機能ブロックにリセットをかける様に
したものである。次に、本発明に係る機能ブロックの選
択的リセット装置の第25の具体例に付いて説明する。
【0139】即ち、図24(A)及び図24(B)に示
す様に、本具体例に於いては、複数個の機能ブロックが
一つの制御系により制御されるシステムに於いて、クロ
ック信号入力手段3、リセット信号入力手段4、該リセ
ット信号入力手段4に接続されたリセット検出手段2
8、該クロック信号入力手段3に接続されたクロック数
カウンタ手段9、リセット信号発生手段11、デコーダ
手段12、及びセレクタ手段13とから構成されてお
り、該リセット検出手段28は、該リセット信号がアク
ティブの間、該クロック数カウンタ手段9に対してクロ
ック数のカウントをアクティブにする信号を出力する機
能を有すると共に、該クロック数カウンタ手段9は、該
リセット検出手段28からのクロック数のカウントアク
ティブ信号により当該クロック数のカウントを行うと共
に該リセット検出手段28からのクロック数のカウント
アクティブ終了信号により自らのクロック数カウント値
を初期化する機能を有しており、機能を有しており、該
デコーダ手段12は、クロック数カウンタ手段9からの
カウント値を常時デコードして有効なカウント値のデコ
ード値に対応する所定の機能ブロックを選択するセレク
ト信号を発生すると同時に、該リセット信号発生手段1
1に対してデコードが完了したことを通知する機能を有
しており、該リセット信号発生手段11は、該デコーダ
手段12からのデコード完了信号によってリセット信号
を発生する機能を有しており、且つ該セレクタ手段13
は、該デコーダ手段12からのセレクト信号で機能ブロ
ックを選択し且つ該リセット信号発生手段11からのリ
セット信号を当該選択された機能ブロックに出力する機
能を有する様に構成されている機能ブロックの選択的リ
セット装置である。
【0140】つまり、本具体例に於いては、リセット信
号のアクティブパルス幅をクロック信号のよって監視す
るものであって、デコーダ手段に於けるデコード処理を
常時行う様にして有効なデコード処理であれば、対応す
る機能ブロックをリセットする様にしたものである。
尚、図24(A)のブロックダイアグラムに示す各信号
は、次の通りである。
【0141】24A1はカウンタアクティブ信号でリセ
ット信号がアクティブの間、クロック数カウンタ部のカ
ウントをアクティブにする信号。24A2はクロック数
カウント値信号でクロック数カウンタ部からのカウント
値。24A3はデコード完了信号でデコーダ部からのデ
コードが完了したことを伝える信号。
【0142】24A4はセレクト信号でデコーダ部によ
りコードされ、各機能ブロックをセレクトするためのセ
レクト信号。24A5はリセット信号でデコード完了信
号を受けて、リセット信号発生部により生成されたリセ
ット信号。即ち、本具体例に於いては、図24(B)の
タイミングチャートに示す様に、基本的な動作は、図2
2(B)及び図21(B)に示されたタイミングチャー
トを組み合わせた形態と略同一であり、図22(B)に
於いては、該クロック数カウンタ手段9が、カウントア
ウトする以前に於いて、予め定められた複数個の機能ブ
ロックに対応するリセット信号のエッジ回数が検出され
た場合には、当該エッジ回数カウンタ値の小さい順に順
次、対応する機能ブロックにリセットをかける様にした
ものであるが、本具体例に於いては、図21(B)に示
された様に、の波形24A1に示す様に、リセット信
号の“L”アクティブパルス幅を所定の長さに予め設定
しておいて、当該アクティブパルスがインアクティブと
なる設定時間以前に於いて、予め定められた複数個の機
能ブロックに対応するリセット信号のエッジ回数が検出
された場合には、当該エッジ回数カウンタ値の小さい順
に順次、対応する機能ブロックにリセットをかける様に
したものである。
【0143】つまり、に示すクロック信号CLKに於
ける時刻t1から“L”アクティブパルス幅として予め
設定しておいた遅延時間が経過する時刻t12に至間
に、図22(B)に於けると同様にの波形24A3に
示す様に、所定のエッジ回数カウンタ値が発生した場合
には、その都度当該機能ブロックにリセットをかける様
にしたものである。
【0144】次に、本発明に係る機能ブロックの選択的
リセット装置の第26の具体例に付いて説明する。即
ち、図25及び図26は、上記した本発明に係る機能ブ
ロックの選択的リセット装置2の1具体例を構成をより
詳しく説明したブロックダイアグラム及びタイミングチ
ャートである。
【0145】図25中のSH1〜4,EC1〜4,DC
1〜4は、DフリップフロップでありCに入力する信号
の立ち下がりエッジで、Dに入力している信号のレベル
をQから出力する。ED1〜2,SI2〜3,DC5〜
7,RG1〜8は遅延の大きいNOT回路を使用してい
る。動作をタイミングチャートを図26を参照しながら
説明する。
【0146】リセット信号にエッジが5回連続で入力さ
れると、ED1〜3のエッジ検出部は5個のエッジ検出
パルスを生成する。このパルスでEC1〜10のエッジ
回数カウンタ部がカウント動作を行いカウント値5とな
る。エッジ検出パルスはSI1〜3のシフター初期化部
にも入力される。SI1からの反転信号は、SH2〜4
のシフターを初期化し、SH2〜3は、エッジ検出パル
スを遅延させるのである。シフターとシフター初期化部
の動作で、5回のエッジ検出パルスは、最後のエッジ検
出パルスを除いて消去されてしまう。シフターから出力
されたエッジ検出パルスは、RG1〜9のリセット信号
発生部と、DC1〜11のデコーダ部に入力される。デ
コーダ部のDC1〜4はシフターからのエッジ検出パル
スの立ち下がりで、EC1〜4のエッジ回数カウント値
の信号を取り込む。その後DC5から出力する、エッジ
検出パルスを遅延させて反転した信号でEC1〜4を初
期化する。DC1〜4からの信号は、DC8〜11でデ
コードされる。この場合、カウント値が5であるため、
DC8の出力信号が“H”となる。一方RG1〜9のリ
セット信号発生部に入力されたエッジ検出パルスは、異
なった遅延を持つNOT回路を利用してリセット信号を
生成し、RG9より出力する。出力したリセット信号は
SL1〜4のセレクタ部に入力され、既にEC8から
“H”入力を受けているSL1から出力する。SL1か
ら出力したリセット信号は機能ブロックAをリセットす
ることになる。
【0147】以上の通り、本発明で機能ブロック等を選
択的にリセットを行うことが可能である。尚、上記具体
例に於いては、上記した様な選択的リセット手段2を使
用して所定の機能ブロックをリセットする様に構成した
ものであるが、本発明に於ける機能ブロックの選択的リ
セット方法としては、該選択的リセット手段2を使用せ
ず、例えば図27(A)に示す様に、クロック信号CL
Kとリセット信号RSEとを個別に当該システムを構成
する複数個の機能ブロックKA〜KNのそれぞれに入力
する様に構成し、図27(B)に示す様に、例えば、該
リセット信号RSEがアクティブ状態である“L”レベ
ルの期間の長さを適宜変更しえる様に構成しておき、前
記した具体例に示す様に、それぞれの該長さを、個々の
機能ブロックに対応させたテーブルを別途用意しておく
事により、所定の機能ブロックを選択的にリセットをか
ける様にする事が可能である。
【0148】或いは、該リセット信号RSEのアクティ
ブ状態である“L”レベルの期間の長さを一定の長さに
固定しておき、当該“L”レベルの期間内でカウントさ
れるクロック信号の個数が、特定の個数となった場合
に、それに対応して予め定められた機能ブロックにリセ
ットをかける様に構成するものであっても良い。
【0149】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明によれば、信
号線を増加させることなく任意の装置(又は機能ブロッ
ク)へのリセットが可能である。それにより、システム
構成上(特にLSI等)の小型化や、配線数の増加が軽
減でき、更に、多くの装置(又は機能ブロック)のハイ
ブリット化(又は1チップ化)が可能となり、多機能の
コンピュータシステムを構成することができるようにな
る。
【0150】本発明では図1〜図25のように、従来の
システム構成でも使用されている動作用のクロック信号
とリセット信号を利用し、そのリセット信号のエッジ回
数やパルス幅をクロック信号によってカウントするよう
にして、そのカウント値により対応した装置(又は機能
ブロック)をリセットするようにしている。従って、信
号線を増加させることなく任意の装置(又は機能ブロッ
ク)へのリセットが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係る機能ブロックの選択的リ
セット装置の原理を説明するブロックダイアグラムであ
る。
【図2】図2(A)は、本発明に係る第1の具体例の動
作を説明するフローチャートであり、図2(B)は、第
1の具体例に於ける動作波形図である。
【図3】図3(A)は、本発明に係る第2の具体例の動
作を説明するフローチャートであり、図3(B)は、第
2の具体例に於ける動作波形図である。
【図4】図4(A)は、本発明に係る第3の具体例の動
作を説明するフローチャートであり、図4(B)は、第
3の具体例に於ける動作波形図である。
【図5】図5(A)は、本発明に係る第4の具体例の動
作を説明する為のフローチャートの一部を示すものであ
り、図5(B)は、第4の具体例に於ける第1の態様に
於ける動作波形図であり又図5(C)は、第4の具体例
に於ける第2の態様に於ける動作波形図である。
【図6】図6(A)は、本発明に係る第5の具体例の動
作を説明する為のフローチャートの一部を示すものであ
り、図6(B)は、第5の具体例に於ける動作波形図で
ある。
【図7】図7(A)は、本発明に係る第6の具体例の構
成を説明するブロックダイアグラムであり図7(B)
は、第6の具体例に於ける動作波形図である。
【図8】図8(A)は、本発明に係る第7の具体例の構
成を説明するブロックダイアグラムであり図8(B)
は、第6の具体例に於ける動作波形図である。
【図9】図9(A)は、本発明に係る第8の具体例の構
成を説明するブロックダイアグラムであり図9(B)
は、第8の具体例に於ける動作波形図である。
【図10】図10(A)は、本発明に係る第9の具体例
の構成を説明するブロックダイアグラムであり図10
(B)は、第9の具体例に於ける動作波形図である。
【図11】図11(A)は、本発明に係る第10の具体
例の構成を説明するブロックダイアグラムであり図11
(B)は、第10の具体例に於ける動作波形図である。
【図12】図12(A)は、本発明に係る第11の具体
例の構成を説明するブロックダイアグラムであり図12
(B)は、第11の具体例に於ける動作波形図である。
【図13】図13(A)は、本発明に係る第12の具体
例の構成を説明するブロックダイアグラムであり図13
(B)は、第12の具体例に於ける動作波形図である。
【図14】図14(A)は、本発明に係る第13の具体
例の構成を説明するブロックダイアグラムであり図14
(B)は、第13の具体例に於ける動作波形図である。
【図15】図15(A)は、本発明に係る第14の具体
例の構成を説明するブロックダイアグラムであり図15
(B)は、第14の具体例に於ける動作波形図である。
【図16】図16(A)は、本発明に係る第15の具体
例の構成を説明するブロックダイアグラムであり図16
(B)は、第15の具体例に於ける動作波形図である。
【図17】図17(A)は、本発明に係る第16の具体
例の構成を説明するブロックダイアグラムであり図17
(B)は、第16の具体例に於ける動作波形図である。
【図18】図18(A)は、本発明に係る第17の具体
例の構成を説明するブロックダイアグラムであり図18
(B)は、第17の具体例に於ける動作波形図である。
【図19】図19(A)は、本発明に係る第18の具体
例の構成を説明するブロックダイアグラムであり図19
(B)は、第18の具体例に於ける動作波形図である。
【図20】図20(A)は、本発明に係る第19の具体
例の構成を説明するブロックダイアグラムであり図20
(B)は、第19の具体例に於ける動作波形図である。
【図21】図21(A)は、本発明に係る第20の具体
例の構成を説明するブロックダイアグラムであり図20
(B)は、第20の具体例に於ける動作波形図である。
【図22】図22(A)は、本発明に係る第21の具体
例の構成を説明するブロックダイアグラムであり図22
(B)は、第21の具体例に於ける動作波形図である。
【図23】図23(A)は、本発明に係る第22の具体
例の構成を説明するブロックダイアグラムであり図22
(B)は、第22の具体例に於ける動作波形図である。
【図24】図24(A)は、本発明に係る第23の具体
例の構成を説明するブロックダイアグラムであり図24
(B)は、第23の具体例に於ける動作波形図である。
【図25】図25は、本発明に係る機能ブロックの選択
的リセット方法を実施する為の具体的な回路構成の例を
示すブロックダイアグラムである。
【図26】図26は、図25に示す本発明に係る機能ブ
ロックの選択的リセット装置の動作を示す動作波形図で
ある。
【図27】図27(A)は、本発明に係る機能ブロック
の選択的リセット方法を実施する為の他の態様の構成を
説明するブロックダイアグラムであり図27(B)は、
その態様に於ける動作波形図である。
【符号の説明】
1…選択的リセットシステム 2…機能ブロックの選択的リセット装置 KA、KB、・・・KN…機能ブロック 3…クロック信号入力手段 4…リセット信号入力手段 7…エッジ検出手段 8…エッジ回数カウンタ手段 9…クロック数カウンタ手段 11…リセット信号発生手段 12…デコーダ手段 13…セレクト手段 14、17、20、26…レジスタ手段 15…クロック数カウント値比較手段 16…レジスタテーブル手段 18、33…遅延回路手段 19、34…遅延検出回路手段 21…エッジ遅延手段 22…比較消去手段 23…初エッジ消去手段 24…シフター 25…シフター初期化手段 28…リセット検出手段 30…リセット遅延手段 31…ラッチ手段 32…検査手段

Claims (34)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個の機能ブロックが一つの制御系に
    より制御されるシステムに於いて、当該機能ブロックを
    リセットするリセット信号のエッジの数若しくはエッジ
    間隔を測定すると共に、該測定結果を予め定められた複
    数個の設定値と比較し、当該測定結果が、予め定められ
    た複数個の設定値の何れかと一致する場合には、当該一
    致した設定値に対応する機能ブロックをリセットする事
    を特徴とする機能ブロックの選択的リセット方法。
  2. 【請求項2】 該リセット信号のエッジ間隔をクロック
    信号により検出し、該エッジ間隔が、予め定められたク
    ロック数より狭い場合には、当該クロック信号の入力毎
    に該リセット信号のエッジを計数して、既に記憶されて
    いる当該リセット信号のエッジ数を表わすカウント値に
    加算する様に構成し、該エッジ間隔が、予め定められた
    クロック数より広い場合には、当該リセット信号のエッ
    ジ数を表わすカウント値に対応する機能ブロックのみを
    リセットする様にする事を特徴とする請求項1記載の機
    能ブロックの選択的リセット方法。
  3. 【請求項3】 該リセット信号のエッジ間隔を、当該リ
    セット信号のエッジ信号を所定の時間、遅延させた遅延
    信号を用いて検出する様に構成すると共に、当該遅延信
    号が入力される時点よりも先に該リセット信号のエッジ
    が検出された場合には、当該クロック信号の入力毎に該
    リセット信号のエッジを計数して、既に記憶されている
    当該リセット信号のエッジ数を表わすカウント値に加算
    する様に構成し、当該遅延信号が入力される時点では、
    当該リセット信号のエッジ数を表わすカウント値に対応
    する機能ブロックのみをリセットする様にする事を特徴
    とする請求項1記載の機能ブロックの選択的リセット方
    法。
  4. 【請求項4】 当該リセット信号のエッジ数を表わすカ
    ウント値に対応する機能ブロックのみをリセットした
    後、該リセット信号のエッジ数カウンタをリセットする
    事を特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の機能ブ
    ロックの選択的リセット方法。
  5. 【請求項5】 該リセット信号のパルス幅を、リセット
    したいそれぞれの機能ブロックに対応させた長さに予め
    設定しておき、当該リセット信号のパルス幅を、当該パ
    ルス幅内に於いて計数される当該クロック信号の数で検
    出し、当該検出された該クロック信号の数に対応する機
    能ブロックのみをリセットする様にする事を特徴とする
    請求項1記載の機能ブロックの選択的リセット方法。
  6. 【請求項6】 当該所定の機能ブロックをリセットする
    に際して、該リセット信号のエッジ数カウンタをリセッ
    トすることなく、当該エッジ数カウンタ値を適宜の記憶
    手段に記憶させておき、次回のリセット操作に於いて、
    該リセット信号が入力された場合には、当該リセット信
    号のエッジ数カウンタの値を、該新たに入力されるリセ
    ット信号のエッジが検出される毎に、当該エッジ数カウ
    ンタの値に加算して行き、当該エッジ数カウンタのカウ
    ンタ値と該記憶手段に記憶されている前回のエッジ数カ
    ウンタ値との差分値を求め、当該差分値に対応する機能
    ブロックのみをリセットする様にする事を特徴とする請
    求項1乃至5の何れかに記載の機能ブロックの選択的リ
    セット方法。
  7. 【請求項7】 当該リセット信号のエッジ数カウンタの
    カウント値、若しくは当該リセット信号のパルス幅内で
    計数されるクロック信号数が、予め定められた値に一致
    した都度、当該カウント値に対応する機能ブロックのみ
    を順次にリセットして行く様にする事を特徴とする請求
    項1乃至6の何れかに記載の機能ブロックの選択的リセ
    ット方法。
  8. 【請求項8】 複数個の機能ブロックが一つの制御系に
    より制御されるシステムに於いて、クロック信号入力手
    段、リセット信号入力手段、該リセット信号から当該リ
    セット信号に於けるエッジを検出するエッジ検出手段、
    該エッジ検出手段からの出力信号を入力して該リセット
    信号のエッジ回数を計数するエッジ回数カウンタ手段、
    該エッジ検出手段からの信号を入力する毎にカウント値
    を初期化してから、当該入力されるクロック信号の数を
    計数すると共に、予め定められた所定の数のクロック信
    号が入力された場合に、カウントアウト信号を出力する
    クロック数カウンタ手段、該クロック数カウンタ手段か
    らの該カウントアウト信号が入力され、リセット信号を
    発生するリセット信号発生手段、該エッジ回数カウンタ
    手段と該クロック数カウンタ手段との出力が入力され、
    該エッジ回数カウンタ手段と該クロック数カウンタ手段
    に於ける各カウント値を初期化する初期化信号と、所定
    の機能ブロックを停止させる為のリセットデータとを出
    力するデコーダ手段、及び、該デコーダ手段からのリセ
    ットデータと、該リセット信号発生手段からのリセット
    信号とが入力され、リセットすべき所定の機能ブロック
    を選択するセレクト信号を出力するセレクタ手段とから
    構成されている事を特徴とする機能ブロックの選択的リ
    セット装置。
  9. 【請求項9】 該クロック数カウンタ手段は、当該入力
    されるリセット信号に於けるエッジ間に於けるクロック
    信号の数を計数する計数手段を更に有している事を特徴
    とする請求項8記載の機能ブロックの選択的リセット装
    置。
  10. 【請求項10】 該デコーダ手段は、該クロック数カウ
    ンタ手段と該エッジ回数カウンタ手段の何れかに於ける
    カウンタ値を初期化する機能を有する事を特徴とする請
    求項8又は9記載の機能ブロックの選択的リセット装
    置。
  11. 【請求項11】 外部入力信号により、当該クロック信
    号数のカウント値を任意に設定しうるレジスタ手段と該
    レジスタ手段に設定されたカウント値と該クロック数カ
    ウンタ手段によりカウントされた当該クロック信号のカ
    ウント値とを比較して、両者が一致した場合に該リセッ
    ト信号発生手段と該デコーダ手段とに制御信号を出力す
    るクロック数カウント値比較手段が更に設けられている
    事を特徴とする請求項8乃至10の何れかに記載の機能
    ブロックの選択的リセット装置。
  12. 【請求項12】 該リセット信号発生手段には、該クロ
    ック数カウンタ手段からの入力に代えて、該デコーダ手
    段からのセレクト信号が入力される様に構成され、該リ
    セット信号発生手段は、当該セレクト信号により選択さ
    れた所定の機能ブロックに対応するリセットアクティブ
    時間幅を有するリセット信号を発生する様に構成されて
    いる事を特徴とする請求項8乃至11の何れかに記載の
    機能ブロックの選択的リセット装置。
  13. 【請求項13】 当該デコーダ手段には、更に外部入力
    信号により、エッジ数カウンタに於けるカウンタ値とそ
    れに対応する機能ブロックとを任意に設定出来るレジス
    タテーブル手段が設けられており、該デコーダ手段は、
    レジスタテーブル手段から当該エッジ回数に対応する機
    能ブロックを検索し、所定の機能ブロックを選択する為
    の変換信号を該セレクタ手段に対して出力する様に構成
    されている事を特徴とする請求項8乃至12の何れかに
    記載の機能ブロックの選択的リセット装置。
  14. 【請求項14】 該リセット信号発生手段には、更に、
    該リセットアクティブ時間を任意に設定出来る、外部信
    号により駆動されるレジスタ手段が設けられている事を
    特徴とする請求項8乃至13の何れかに記載の機能ブロ
    ックの選択的リセット装置。
  15. 【請求項15】 複数個の機能ブロックが一つの制御系
    により制御されるシステムに於いて、リセット信号入力
    手段、該リセット信号から当該リセット信号に於けるエ
    ッジを検出するエッジ検出手段、該エッジ検出手段から
    の出力信号を入力して該リセット信号のエッジ回数を計
    数するエッジ回数カウンタ手段、該エッジ検出手段から
    の信号を入力すると共に、入力される該リセット信号の
    エッジ検出時刻を内部的に所定の時間遅延させたエッジ
    遅延信号と該エッジ検出手段からのエッジ信号とを比較
    して、当該リセット信号の該エッジ遅延信号より該エッ
    ジ検出手段からの信号の到着が早い場合には、出力信号
    レベルは変化させず、当該リセット信号の該エッジ遅延
    信号より該エッジ検出手段からの信号の到着が遅い場合
    には、出力信号レベルを変化させる様に構成された遅延
    回路手段、該遅延回路から出力された遅延信号のエッジ
    を検出し該リセット信号発生手段及びデコーダ手段に当
    該検出信号を出力する遅延検出回路手段、該遅延検出回
    路手段の出力を入力してリセット信号を発生するリセッ
    ト信号発生手段、該エッジ回数カウンタ手段と該遅延検
    出回路手段の出力が入力され、該エッジ回数カウンタ手
    段に於けるカウント値を初期化する初期化信号と、該エ
    ッジ回数カウンタ手段からのカウント値に対応した機能
    ブロックを選択する為のセレクト信号を出力するデコー
    ダ手段及び該デコーダ手段からのセレクト信号と、該リ
    セット信号発生手段からのリセット信号とが入力され、
    リセットすべき所定の機能ブロックを選択するセレクト
    信号を出力するセレクタ手段とから構成されている事を
    特徴とする機能ブロックの選択的リセット装置。
  16. 【請求項16】 該遅延回路手段は、更に外部信号によ
    り制御され、該遅延回路手段に於ける遅延回路の遅延時
    間或いは遅延係数を任意に設定しえるレジスタを含んで
    いる事を特徴とする請求項15記載の機能ブロックの選
    択的リセット装置。
  17. 【請求項17】 複数個の機能ブロックが一つの制御系
    により制御されるシステムに於いて、リセット信号入力
    手段、該リセット信号から当該リセット信号に於けるエ
    ッジを検出するエッジ検出手段、該エッジ検出手段から
    の出力信号を入力して該リセット信号のエッジ回数を計
    数するエッジ回数カウンタ手段、該エッジ検出手段から
    の信号を入力すると共に、入力される該リセット信号の
    エッジ検出時刻を内部的に所定の時間遅延させたエッジ
    遅延信号を発生するエッジ遅延手段、該エッジ検出手段
    からの信号を入力すると共に、入力される該リセット信
    号の最初のエッジ検出信号のみを消去し、最初のエッジ
    に続く他のエッジ検出信号は、そのまま出力する初エッ
    ジ消去手段及び、該初エッジ消去手段と該エッジ遅延手
    段からのそれぞれの出力が入力され、且つ該初エッジ消
    去手段からの出力信号に基づいて、該エッジ遅延手段か
    ら入力される遅延されたエッジ検出信号の先頭の信号か
    ら消去し、残った当該遅延されたエッジ検出信号を該リ
    セット信号発生手段と該デコーダ手段とに出力する比較
    消去手段と、該リセット信号発生手段とデコーダ手段と
    が接続されているセレクタ手段とから構成されている事
    を特徴とする機能ブロックの選択的リセット装置。
  18. 【請求項18】 該エッジ遅延手段の代わりにクロック
    に同期して信号を順次シフトさせるシフターを設け、当
    該シフターは、該エッジ検出手段からのエッジ検出信号
    が入力された場合、当該エッジ検出信号をクロック信号
    に同期してシフターの段数分、該エッジ検出手段を遅延
    させる様に構成されている事を特徴とする請求項17記
    載の機能ブロックの選択的リセット装置。
  19. 【請求項19】 複数個の機能ブロックが一つの制御系
    により制御されるシステムに於いて、クロック信号入力
    手段、リセット信号入力手段、該リセット信号から当該
    リセット信号に於けるエッジを検出するエッジ検出手
    段、シフター手段、該エッジ検出手段からの出力信号を
    入力して該シフターを初期化すると共に、該エッジ検出
    手段からのエッジ検出信号を該シフター手段に出力する
    シフター初期化手段、該シフター手段の出力が入力さ
    れ、リセット信号を発生するリセット信号発生手段、該
    シフター手段の出力が入力され、当該シフター手段の出
    力に対応するデコード値を出力するデコーダ手段及び該
    デコーダ手段と該リセット信号発生手段の出力が入力さ
    れ、当該シフター手段に於いて初期化される事なく出力
    されたエッジ検出信号に対応する機能ブロックを選択す
    る為の信号を出力するセレクタ手段とから構成された事
    を特徴とする機能ブロックの選択的リセット装置。
  20. 【請求項20】 該シフター手段の段数を任意に設定出
    来る様に構成し、該エッジ検出信号が当該シフター手段
    を通過する時間を任意に設定する事を特徴とする請求項
    19記載の機能ブロックの選択的リセット装置。
  21. 【請求項21】 該リセット信号発生手段は、該デコー
    ダ手段からのセレクト信号のみが入力される様に構成さ
    れ、該リセット信号発生手段は、当該セレクト信号によ
    り選択された所定の機能ブロックに対応するリセットア
    クティブ時間幅を有するリセット信号を発生する様に構
    成されている事を特徴とする請求項15乃至20の何れ
    かに記載の機能ブロックの選択的リセット装置。
  22. 【請求項22】 当該デコーダ手段には、更に外部入力
    信号により、エッジ数カウンタに於けるカウンタ値とそ
    れに対応する機能ブロックとを任意に設定出来るレジス
    タテーブル手段が設けられており、該デコーダ手段は、
    レジスタテーブル手段から当該エッジ回数に対応する機
    能ブロックを検索し、所定の機能ブロックを選択する為
    の変換信号を該セレクタ手段に対して出力する様に構成
    されている事を特徴とする請求項8乃至12の何れかに
    記載の機能ブロックの選択的リセット装置。
  23. 【請求項23】 該リセット信号発生手段には、更に、
    該リセットアクティブ時間を任意に設定出来る、外部信
    号により駆動されるレジスタ手段が設けられており、且
    つ該リセット信号発生手段によりリセットアクティブ時
    間の設定値を検索して、任意のリセットアクティブ時間
    をもつリセット信号を生成する機能を有する事を特徴と
    する請求項15乃至20の何れかに記載の機能ブロック
    の選択的リセット装置。
  24. 【請求項24】 複数個の機能ブロックが一つの制御系
    により制御されるシステムに於いて、クロック信号入力
    手段、リセット信号入力手段、該リセット信号入力手段
    に接続されたリセット検出手段、該クロック信号入力手
    段に接続されたクロック数カウンタ手段、リセット信号
    発生手段、デコーダ手段、及びセレクタ手段とから構成
    されており、該リセット検出手段は、該リセット信号が
    アクティブの間、該クロック数カウンタ手段に対してク
    ロック数のカウントをアクティブにする信号を出力する
    と共に、該リセット信号が、アクティブからインアクテ
    ィブに変化した時に、該デコーダ手段と該リセット信号
    発生手段に対してリセットが終了した事を通知する機能
    を有するものであり、該クロック数カウンタ手段は、該
    リセット検出手段からのクロック数のカウントアクティ
    ブ信号により当該クロック数のカウントを行う機能を有
    しており、当該デコーダ手段は、該リセット検出手段か
    らのリセット終了信号により該クロック数カウンタ手段
    からのカウント値に対応した機能ブロックを選択する為
    のセレクト信号を発生すると共に、該クロック数カウン
    タ手段のカウント値を初期化する機能を有し、又該リセ
    ット信号発生手段は、該リセット検出手段からのリセッ
    ト終了信号によりリセット信号を発生する機能を有する
    ものであり、更に、該セレクタ手段は、該デコーダ手段
    からのセレクト信号で機能ブロックを選択し且つ該リセ
    ット信号発生手段からのリセット信号を当該選択された
    機能ブロックに出力する機能を有するものである事を特
    徴とする機能ブロックの選択的リセット装置。
  25. 【請求項25】 複数個の機能ブロックが一つの制御系
    により制御されるシステムに於いて、クロック信号入力
    手段、リセット信号入力手段、該リセット信号入力手段
    に接続されたリセット検出手段、該クロック信号入力手
    段に接続されたクロック数カウンタ手段、該リセット信
    号入力手段に接続されたリセット遅延手段、デコーダ手
    段、及びセレクタ手段とから構成されており、該リセッ
    ト検出手段は、該リセット信号がアクティブの間、該ク
    ロック数カウンタ手段に対してクロック数のカウントを
    アクティブにする信号を出力すると共に、該リセット信
    号が、アクティブからインアクティブに変化した時に、
    該デコーダ手段に対してリセットが終了した事を通知す
    る機能を有するものであり、該クロック数カウンタ手段
    は、該リセット検出手段からのクロック数のカウントア
    クティブ信号により当該クロック数のカウントを行う機
    能を有しており、該リセット遅延手段は、入力されるリ
    セット信号から所定の時間遅延させた遅延信号を発生
    し、その出力が該セレクタ手段に入力する機能を有する
    ものであり、当該デコーダ手段は、該リセット検出手段
    からのリセット終了信号により該クロック数カウンタ手
    段からのカウント値に対応した機能ブロックを選択する
    為のセレクト信号を発生すると共に、該クロック数カウ
    ンタ手段のカウント値を初期化する機能を有し、又該セ
    レクタ手段は、該デコーダ手段からのセレクト信号で機
    能ブロックを選択し且つ該リセット遅延手段からの遅延
    信号により当該選択された機能ブロックにリセット信号
    を出力する機能を有するものである事を特徴とする機能
    ブロックの選択的リセット装置。
  26. 【請求項26】 該リセット信号発生手段は、該デコー
    ダ手段からのセレクト信号のみが入力される様に構成さ
    れ、該リセット信号発生手段は、当該セレクト信号によ
    り選択された所定の機能ブロックに対応するリセットア
    クティブ時間幅を有するリセット信号を発生する様に構
    成されている事を特徴とする請求項24記載の機能ブロ
    ックの選択的リセット装置。
  27. 【請求項27】 当該デコーダ手段には、更に外部入力
    信号により、エッジ数カウンタに於けるカウンタ値とそ
    れに対応する機能ブロックとを任意に設定出来るレジス
    タテーブル手段が設けられており、該デコーダ手段は、
    レジスタテーブル手段から当該エッジ回数に対応する機
    能ブロックを検索し、所定の機能ブロックを選択する為
    の変換信号を該セレクタ手段に対して出力する様に構成
    されている事を特徴とする請求項24乃至25の何れか
    に記載の機能ブロックの選択的リセット装置。
  28. 【請求項28】 該リセット信号発生手段には、更に、
    該リセットアクティブ時間を任意に設定出来る、外部信
    号により駆動されるレジスタ手段が設けられており、且
    つ該リセット信号発生手段によりリセットアクティブ時
    間の設定値を検索して、任意のリセットアクティブ時間
    をもつリセット信号を生成する機能を有する事を特徴と
    する請求項24に記載の機能ブロックの選択的リセット
    装置。
  29. 【請求項29】 複数個の機能ブロックが一つの制御系
    により制御されるシステムに於いて、クロック信号入力
    手段、リセット信号入力手段、該リセット信号から当該
    リセット信号に於けるエッジを検出するエッジ検出手
    段、該エッジ検出手段からの出力信号を入力して該リセ
    ット信号のエッジ回数を計数するエッジ回数カウンタ手
    段、該クロック信号入力手段に接続され、当該クロック
    信号をカウントするクロック数カウンタ手段、該エッジ
    回数カウンタ手段のカウント値をラッチするラッチ手
    段、当該エッジ回数カウンタ手段のカウント値と該ラッ
    チ手段に記憶されたカウント値とを比較する検査手段、
    リセット信号発生手段、デコーダ手段、及びセレクタ手
    段とから構成されており、該エッジ検出手段は、該リセ
    ット信号からエッジを検出して該クロック数カウンタ手
    段と該エッジ回数カウンタ手段へ検出信号を出力するも
    のであり、該クロック数カウンタ手段は、該エッジ検出
    手段からからの信号を受信する毎にカウント値を初期化
    してからクロック数のカウントを開始し、カウントアウ
    ト発生により当該カウントアウト信号を該リセット信号
    発生手段と該デコーダ手段に通知する機能を有してお
    り、当該ラッチ手段は、該デコーダ手段からのエッジ回
    数カウント値ラッチ指示信号により当該エッジ回数カウ
    ンタ手段のカウント値を記憶する機能を有するものであ
    り、又、該検査手段は、該エッジ回数カウンタ手段のカ
    ウント値と該ラッチ手段に記憶されたカウント値とを差
    分を演算して当該デコーダ手段にその結果を出力する機
    能を有しており、当該デコーダ手段は、該クロック数カ
    ウンタ手段からのカウントアウト信号により該検査手段
    からの演算値に対応する機能ブロックを選択するセレク
    ト信号を発生すると同時に、該クロック数カウンタ手段
    のカウント値を初期化し、該クロック数カウンタ手段の
    カウント動作を停止させ、更には該ラッチ手段に対する
    エッジ回数カウント値のラッチ指示信号を出力する機能
    を有しており、該リセット信号発生手段は、該クロック
    数カウンタ手段からのカウントアウト信号によりリセッ
    ト信号を生成するものであり、且つ該セレクタ手段は、
    該デコーダ手段からのセレクト信号により所定の機能ブ
    ロックを選択し、該リセット信号発生手段からのリセッ
    ト信号により当該機能ブロックに対してリセット信号を
    出力する機能を有するものである事を特徴とする機能ブ
    ロックの選択的リセット装置。
  30. 【請求項30】 当該エッジ検出手段に於けるリセット
    信号のエッジ間隔を該リセット信号から生成した遅延信
    号に基づいて検出する様にした事を特徴とする請求項2
    9記載の機能ブロックの選択的リセット装置。
  31. 【請求項31】 複数個の機能ブロックが一つの制御系
    により制御されるシステムに於いて、クロック信号入力
    手段、リセット信号入力手段、該リセット信号入力手段
    に接続されたリセット検出手段、該クロック信号入力手
    段に接続され、当該クロック信号をカウントするクロッ
    ク数カウンタ手段、該クロック数カウンタ手段のカウン
    ト値をラッチするラッチ手段、当該クロック数カウンタ
    手段のカウント値と該ラッチ手段に記憶されたカウント
    値とを比較する検査手段、リセット信号発生手段、デコ
    ーダ手段、及びセレクタ手段とから構成されており、該
    リセット検出手段は、該リセット信号がアクティブの
    間、該クロック数カウンタ手段に対してクロック数のカ
    ウントをアクティブにする信号を出力すると共に、該リ
    セット信号が、アクティブからインアクティブに変化し
    た時に、該デコーダ手段と該リセット信号発生手段に対
    してリセットが終了した事を通知する機能を有するもの
    であり、該クロック数カウンタ手段は、該リセット検出
    手段からのクロック数のカウントアクティブ信号により
    当該クロック数のカウントを行う機能を有しており、当
    該ラッチ手段は、該デコーダ手段からのクロック数カウ
    ンタ値ラッチ指示信号により当該クロック数カウンタ手
    段のカウント値を記憶する機能を有するものであり、
    又、該検査手段は、該クロック数カウンタ手段のカウン
    ト値と該ラッチ手段に記憶されたカウント値とを差分を
    演算して当該デコーダ手段にその結果を出力する機能を
    有しており、当該デコーダ手段は、該リセット検出手段
    からのリセット終了信号により該検査手段からの演算値
    に対応する機能ブロックを選択するセレクト信号を発生
    すると同時に、該ラッチ手段に対するクロック数カウン
    ト値のラッチ指示を行う機能を有しており、該リセット
    信号発生手段は、リセット検出手段からのリセット終了
    信号によりリセット信号を発生する機能を有しており、
    且つ該セレクタ手段は、該デコーダ手段からのセレクト
    信号により所定の機能ブロックを選択し、該リセット信
    号発生手段からのリセット信号により当該機能ブロック
    に対してリセット信号を出力する機能を有するものであ
    る事を特徴とする機能ブロックの選択的リセット装置。
  32. 【請求項32】 複数個の機能ブロックが一つの制御系
    により制御されるシステムに於いて、クロック信号入力
    手段、リセット信号入力手段、該リセット信号から当該
    リセット信号に於けるエッジを検出するエッジ検出手
    段、該エッジ検出手段からの出力信号を入力して該リセ
    ット信号のエッジ回数を計数するエッジ回数カウンタ手
    段、該クロック信号入力手段に接続され、当該クロック
    信号をカウントするクロック数カウンタ手段、リセット
    信号発生手段、デコーダ手段、及びセレクタ手段とから
    構成されており、該エッジ検出手段は、該リセット信号
    からエッジを検出して該クロック数カウンタ手段と該エ
    ッジ回数カウンタ手段へ検出信号を出力するものであ
    り、該クロック数カウンタ手段は、該エッジ検出手段か
    らからの信号を受信する毎にカウント値を初期化してか
    らクロック数のカウントを開始し、カウントアウト発生
    により当該エッジ回数カウンタ手段のカウント値を初期
    化してから、自らのクロック数カウント値を初期化する
    機能を有するものであり、当該デコーダ手段は、該エッ
    ジ回数カウンタ手段からのカウント値を常時デコードし
    て有効なカウント値のデコード値に対応する所定の機能
    ブロックを選択するセレクト信号を発生すると同時に、
    該リセット信号発生手段に対してデコードが完了したこ
    とを通知する機能を有しており、該リセット信号発生手
    段は、該デコーダ手段からのデコード完了信号によって
    リセット信号を発生する機能を有しており、且つ該セレ
    クタ手段は、該デコーダ手段からのセレクト信号により
    所定の機能ブロックを選択し、該リセット信号発生手段
    からのリセット信号により当該機能ブロックに対してリ
    セット信号を出力する機能を有するものである事を特徴
    とする機能ブロックの選択的リセット装置。
  33. 【請求項33】 複数個の機能ブロックが一つの制御系
    により制御されるシステムに於いて、リセット信号入力
    手段、該リセット信号から当該リセット信号に於けるエ
    ッジを検出するエッジ検出手段、該エッジ検出手段から
    の出力信号を入力して該リセット信号のエッジ回数を計
    数するエッジ回数カウンタ手段、該エッジ検出手段から
    の信号を入力すると共に、入力される該リセット信号の
    エッジ検出時刻を内部的に所定の時間遅延させたエッジ
    遅延信号と該エッジ検出手段からのエッジ信号とを比較
    して、当該リセット信号の該エッジ遅延信号より該エッ
    ジ検出手段からの信号の到着が早い場合には、出力信号
    レベルは変化させず、当該リセット信号の該エッジ遅延
    信号より該エッジ検出手段からの信号の到着が遅い場合
    には、出力信号レベルを変化させる様に構成された遅延
    回路手段、該遅延回路から出力された遅延信号のエッジ
    を検出し該エッジ回数カウンタ手段のカウント値を初期
    化する遅延検出回路手段、該デコーダ手段は、該エッジ
    回数カウンタ手段からのカウント値を常時デコードして
    有効なカウント値のデコード値に対応する所定の機能ブ
    ロックを選択するセレクト信号を発生すると同時に、該
    リセット信号発生手段に対してデコードが完了したこと
    を通知する機能を有しており、該リセット信号発生手段
    は、該デコーダ手段からのデコード完了信号によってリ
    セット信号を発生する機能を有しており、且つ該セレク
    タ手段は、該デコーダ手段からのセレクト信号により所
    定の機能ブロックを選択し、該リセット信号発生手段か
    らのリセット信号により当該機能ブロックに対してリセ
    ット信号を出力する機能を有するものである事を特徴と
    する機能ブロックの選択的リセット装置。
  34. 【請求項34】 複数個の機能ブロックが一つの制御系
    により制御されるシステムに於いて、クロック信号入力
    手段、リセット信号入力手段、該リセット信号入力手段
    に接続されたリセット検出手段、該クロック信号入力手
    段に接続されたクロック数カウンタ手段、リセット信号
    発生手段、デコーダ手段、及びセレクタ手段とから構成
    されており、該リセット検出手段は、該リセット信号が
    アクティブの間、該クロック数カウンタ手段に対してク
    ロック数のカウントをアクティブにする信号を出力する
    機能を有すると共に、該クロック数カウンタ手段は、該
    リセット検出手段からのクロック数のカウントアクティ
    ブ信号により当該クロック数のカウントを行うと共に該
    リセット検出手段からのクロック数のカウントアクティ
    ブ終了信号により自らのクロック数カウント値を初期化
    する機能を有しており、機能を有しており、該デコーダ
    手段は、クロック数カウンタ手段からのカウント値を常
    時デコードして有効なカウント値のデコード値に対応す
    る所定の機能ブロックを選択するセレクト信号を発生す
    ると同時に、該リセット信号発生手段に対してデコード
    が完了したことを通知する機能を有しており、該リセッ
    ト信号発生手段は、該デコーダ手段からのデコード完了
    信号によってリセット信号を発生する機能を有してお
    り、且つ該セレクタ手段は、該デコーダ手段からのセレ
    クト信号で機能ブロックを選択し且つ該リセット信号発
    生手段からのリセット信号を当該選択された機能ブロッ
    クに出力する機能を有するものである事を特徴とする機
    能ブロックの選択的リセット装置。
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