JPH0818438A - ゲートアレー構成半導体装置 - Google Patents

ゲートアレー構成半導体装置

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JPH0818438A
JPH0818438A JP14805094A JP14805094A JPH0818438A JP H0818438 A JPH0818438 A JP H0818438A JP 14805094 A JP14805094 A JP 14805094A JP 14805094 A JP14805094 A JP 14805094A JP H0818438 A JPH0818438 A JP H0818438A
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JP
Japan
Prior art keywords
circuit
semiconductor device
retiming
gate array
signal
Prior art date
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Pending
Application number
JP14805094A
Other languages
English (en)
Inventor
Masato Sakamoto
正人 坂本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Communication Systems Ltd
Original Assignee
NEC Communication Systems Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Communication Systems Ltd filed Critical NEC Communication Systems Ltd
Priority to JP14805094A priority Critical patent/JPH0818438A/ja
Publication of JPH0818438A publication Critical patent/JPH0818438A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】クリティカルパスが発生した場合、このクリテ
ィカルパスの発生を実質的に抑制することのできるリタ
イミング回路を有するゲートアレー構成の半導体装置を
提供する。 【構成】各入力信号(5,6,7)を論理回路2で論理
を取った後に選択信号により選択回路4を通してそのま
ま出力信号に出力するかまたは論理を取った後に順序回
路3に入力してタイミングを取った後に選択回路4を通
して出力信号に出力する。 【効果】レイアウト後にクリティカルパスが発生した場
合には、本リタイミング回路のセレクト信号を順序回路
を通して出力する側にレベル設定変更するだけでリタイ
ミングされて回路変更及び再レイアウトすることなくク
リティカルパスの発生が抑えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はゲートアレー構成半導体
装置に関し、特にリタイミング回路を含む高速動作をす
るゲートアレー構成半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のゲートアレー構成半導体装置の基
本セルの回路構成の一例を示す図4を参照すると、この
基本セルの回路は、入力信号45を順序回路部43(順
序回路部はF/F回路,レジスタ回路,カウンタ回路
透)で受け取り論理演算部42を数段通った後に順序回
路部49でタイミングを取り出力信号40に出力する構
成である。
【0003】この基本セルは、高速動作を目的としたゲ
ートアレー構成の半導体装置のクロック信号で制御され
る回路として一般に用いられる回路構成である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の回路構成のゲートアレー構成の半導体装置で高速動
作を目的とする場合に、タイミングを考慮して設計して
も、この半導体装置を半導体基板上に平面的にレイアウ
トした後の配線長を十分考慮できないために、信号の経
路でタイミングの逆マージンが起きる場合があった。
【0005】このようにゲート間のパスで信号の受信タ
イミングが非常にクリティカルになるパス(以降単にク
リティカルパスという)48が発生した場合には、回路
変更を行い回路変更に伴う、レイアウト変更を行う必要
があった。
【0006】しかも、このレイアウト変更した結果クリ
ティカルパス48が発生する可能性はまだ残っており、
再度回路変更および回路変更に伴うレイアウト変更を行
わなければならないといった問題点があった。
【0007】また、回路変更および回路変更に伴うレイ
アウト変更を行うためにLSI開発期間が延びてしま
い、開発日程が守れない、人件費が増大してしまうとい
った問題もあった。
【0008】さらに、回路追加変更があることで元の回
路が変わってしまい設計者自身がわかりづらいものにな
ってしまう可能性があり、ハードウェア記述言語などを
使用して論理展開されたものに対し回路追加するのが難
しいといった問題点があった。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のゲートアレー構
成半導体装置は、トランジスタ素子の複数個を所定の配
線接続をして所望の論理動作をする基本セルおよび前記
基本セルを複数個含み所望の論理機能動作をするブロッ
クセルならびに前記基本セルおよび前記ブロックセルの
それぞれの出力信号を受け外部信号として出力するまた
は外部信号を受け前記基本セルおよび前記ブロックセル
のそれぞれへ信号伝達する入出力セルのそれぞれを半導
体基板の一主表面上に配列して成るゲートアレー構成半
導体装置において、前記基本セルまたは前記ブロックセ
ルの前記出力信号を外部クロック信号で制御する順序回
路と前記基本セルまたは前記ブロックセルの前記出力信
号と前記順序回路の出力信号とを選択信号により選択す
る選択回路とから成るリタイミング回路を備える構成で
ある。
【0010】また、本発明のゲートアレー構成半導体装
置の前記トランジスタ素子は相補型絶縁効果トランジス
タで構成される。
【0011】さらに、本発明のゲートアレー構成の半導
体装置の前記基本セルは、前記リタイミング回路を機能
構成の最小単位とする構成である。
【0012】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。
【0013】図1は本発明の一実施例のゲートアレー構
成半導体装置のリタイミング回路の回路ブロック図であ
り、図5は図1に示すリタイミング回路のリタイミング
しない時のタイムチャート図である。
【0014】図1を参照すると、このリタイミング回路
1は、1つまたは2つ以上の入力信号5を入力して論理
演算部2(論理演算部2はBuffer,AND,NA
ND,OR,NOR,EXOR等)に入力し論理演算後
に出力信号として演算出力信号8を出力する。この時
に、選択信号7が演算出力信号8側を選択している時
は、演算出力信号8を選択回路部4で選択して出力信号
10として出力する構成である。
【0015】また、図1に示すリタイミング回路のリタ
イミングした時のタイムチャート図である図6を参照す
ると、このリタイミング回路1は、選択信号7がリタイ
ミング信号9側を選択している時は、演算出力信号8を
順序回路部3に入力してクロック信号6でタイミングを
取った後にリタイミング信号9を出力する。このリタイ
ミング信号9を選択回路部4で選択して出力信号10と
して出力する。
【0016】図2は図1に示したリタイミング回路1の
構成を使用した回路構成図の一実施例である。図7は図
2に示す回路のリタイミングしない時のタイムチャート
図であり、図8は図2に示す回路のリタイミングした時
のタイムチャート図である。
【0017】この回路は、入力信号25を入力して順序
回路(23−1)で受け取り順序回路出力信号20を出
力し論理演算回路(24−1)に入力し、論理演算出力
信号21を出力し、リタイミング回路1に入力しリタイ
ミング回路出力信号22を出力し論理演算回路(24−
2)を通った後に順序回路(23−2)でタイミングを
取った後に出力信号29を出力する。
【0018】この回路の接続情報を基にしてこの半導体
装置の配置・配線のレイアウト工程を行う場合、レイア
ウト後のバックアノテーション結果において信号の経路
でタイミングの逆マージンが起きる場合がある。
【0019】このようにゲート間のパスで信号の受信タ
イミングが非常にクリティカルになるクリティカルパス
28が発生した場合は、選択信号27のレベルを変更す
るとリタイミング回路1でタイミングを取り直すため
に、タイミングのマージンが増えることによりクリティ
カルパス28が無くなる。ここで、選択信号27のレベ
ル設定は半導体装置の外部端子として設けて外部よりレ
ベル設定するかまたは、半導体装置内部でレベル固定素
子に接続して、レベル固定素子によりレベル設定する
(レベル固定素子によりレベル設定した場合にレイアウ
ト後のバックアノテーションでタイミングの逆マージン
が発生した場合は、レベル固定素子のレベル設定を変え
るため配線パターンの修正が必要である)。
【0020】図3は図1に示したリタイミング回路1の
構成を使用した回路構成図の他の実施例である。
【0021】この回路は、入力信号35の経路Aと経路
Bから入力する場合に、各々の経路が論理演算回路(3
2−1)および(32−2)のそれぞれとリタイミング
回路1と論理演算回路(32−3)および(32−4)
のそれぞれを通った後に順序回路(33−3)および
(33−4)のそれぞれでタイミングを取った後に出力
信号30を出力する。
【0022】この回路の接続情報を基にしてこの半導体
装置の配置・配線のレイアウト工程を行う場合、レイア
ウト後のバックアノテーション結果において信号の経路
でタイミングの逆マージンが起きる場合があり、ゲート
間のパスで受信タイミングが非常にクリティカルになる
クリティカルパス34が発生した場合は、経路Aにある
リタイミング回路(1−1)の選択信号37のレベル設
定を変更するだけでは経路によってクロック段数が異な
り後段で論理演算を行うと誤った演算結果になってしま
う。このために経路Bにあるリタイミング回路(1−
2)も同時に選択信号37のレベル設定を変更すること
によりクロック段数は経路Aおよび経路Bで同じになる
ために後段で論理演算を行っても演算結果が誤ることは
ない(入力信号経路は2つに限ることなく経路毎にリタ
イミング回路1を挿入しておく)。
【0023】またクリティカルパス34が発生すること
により選択信号37でレベル設定を変更することにより
入力信号35から出力信号30までのクロック段数が1
段増えてしまうため、入出力クロック段数を変えてはな
らない場合には、順序回路(33−3)または(33−
4)の後段にリタイミング回路(1−3)をあらかじめ
選択信号37によりリタイミングするように設定して置
く。この時にクリティカルパス34が発生した場合は選
択信号37のレベル設定を変更することにより反転回路
38でレベル設定が反転されるためにリタイミングされ
ない。このために入力信号35から出力信号30までの
クロック段数は変化しない。
【0024】また、本発明のリタイミング回路を機能構
成の最小単位であるセルとして用意して置くことにより
セル内の配線遅延が小さくでき、ゲートアレー設計時に
本リタイミング回路を適応しやすくなる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明は選択信号の
レベルを変えるだけでクリティカルパスが無くなり、回
路変更および回路変更に伴うレイアウト変更する必要が
無くなるという効果を有する。
【0026】また、回路変更および回路変更に伴うレイ
アウト変更する必要が無くなるためにLSI開発期間を
短縮でき、LSI開発期間が当初の予定通りに出来るた
め、人件費等の増大を防ぐことができる効果を有する。
【0027】スキュー補正用に順序回路部を回路構成内
に収納しているためにレイアウト後に判明したタイミン
グマージンの拡大のための回路変更や回路変更に伴うレ
イアウト変更が無くなる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のゲートアレー構成半導体装
置のリタイミング回路の構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示すリタイミング回路を使用した回路構
成の一例を示すブロック図である。
【図3】図1に示すタイミング回路を使用した回路構成
の他の例を示すブロック図である。
【図4】従来例のゲートアレー構成の基本セルの一例を
示すブロック図である。
【図5】図1に示す本発明の一実施例のゲートアレー構
成半導体装置のリタイミング回路のリタイミングしない
時のタイムチャートである。
【図6】図1に示すリタイミング回路のリタイミングす
る時のタイムチャートである。
【図7】図2に示すタイミング回路を使用した回路のリ
タイミングしない時のタイムチャートである。
【図8】図2に示すリタイミング回路を使用した回路の
リタイミングする時のタイムチャートである。
【符号の説明】
1,1−1,1−2,1−3 リタイミング回路 2,24−1,24−2,32−1,32−2,32−
3,32−4,42,44,47 論理演算回路 3,23−1,23−2,33−1,33−2,33−
3,33−4,43,49 順序回路 4 選択回路 5,6,7,25,26,27,35,36,37,4
5,46 入力信号 8,21 論理演算出力信号 9,22 リタイミング信号 10,29,30,40 出力信号 20 順序回路出力信号 28,34,48 クリティカルパス

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トランジスタ素子の複数個を所定の配線
    接続をして所望の論理動作をする基本セルおよび前記基
    本セルを複数個含み所望の論理機能動作をするブロック
    セルならびに前記基本セルおよび前記ブロックセルのそ
    れぞれの出力信号を受け外部信号として出力するまたは
    外部信号を受け前記基本セルおよび前記ブロックセルの
    それぞれへ信号伝達する入出力回路セルのそれぞれを半
    導体基板の一主表面上に配列して成るゲートアレー構成
    半導体装置において、前記基本セルまたは前記ブロック
    セルの前記出力信号を外部クロック信号で制御する順序
    回路と、前記基本セルまたは前記ブロックセルの前記出
    力信号と前記順序回路の出力信号とを選択信号により選
    択する選択回路とから成るリタイミング回路を備えるこ
    とを特徴とするゲートアレー構成半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記トランジスタ素子は相補型絶縁効果
    トランジスタで構成されることを特徴とする請求項1記
    載のゲートアレー構成半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記基本セルは、前記リタイミング回路
    を機能構成の最小単位とすることを特徴とする請求項1
    または2記載のゲートアレー構成半導体装置。
JP14805094A 1994-06-29 1994-06-29 ゲートアレー構成半導体装置 Pending JPH0818438A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100592051B1 (ko) * 1997-11-28 2006-12-01 가부시키가이샤 히타치세이사쿠쇼 논리회로와그작성방법

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02161820A (ja) * 1988-09-08 1990-06-21 Kawasaki Steel Corp プログラマブル入出力回路及びプログラマブル論理素子

Patent Citations (1)

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19990105