JPH08183296A - 彫刻用工具及びそのための装置 - Google Patents

彫刻用工具及びそのための装置

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JPH08183296A
JPH08183296A JP6327486A JP32748694A JPH08183296A JP H08183296 A JPH08183296 A JP H08183296A JP 6327486 A JP6327486 A JP 6327486A JP 32748694 A JP32748694 A JP 32748694A JP H08183296 A JPH08183296 A JP H08183296A
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engraving
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pen
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air supply
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Shigeteru Iwami
栄輝 岩見
Toshiteru Sasada
星輝 笹田
Shoichi Nakatani
昇一 中谷
嘉明 ▲ばん▼澤
Yoshiaki Banzawa
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Nippei Toyama Corp
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B44DECORATIVE ARTS
    • B44BMACHINES, APPARATUS OR TOOLS FOR ARTISTIC WORK, e.g. FOR SCULPTURING, GUILLOCHING, CARVING, BRANDING, INLAYING
    • B44B3/00Artist's machines or apparatus equipped with tools or work holders moving or able to be controlled substantially two- dimensionally for carving, engraving, or guilloching shallow ornamenting or markings
    • B44B3/005Artist's machines or apparatus equipped with tools or work holders moving or able to be controlled substantially two- dimensionally for carving, engraving, or guilloching shallow ornamenting or markings characterised by the power drive
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23QDETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
    • B23Q2220/00Machine tool components
    • B23Q2220/008Rotatable tool holders coupled in parallel to a non rotating accessory

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  • Automatic Tool Replacement In Machine Tools (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 彫刻加工が必要な場合にのみ、通常の工作機
械に装着して使用することができ、彫刻専用機が不要な
彫刻用工具を提供する。 【構成】 工作機械の主軸2に着脱可能な工具ホルダ1
5を、エア供給リング16に回転可能に支持する。エア
供給リング16上には、工具ホルダ15が主軸2に装着
されたときに、主軸側の非回転部のエア供給口10に接
続される接続口33aを形成した接続ピン33を配設す
る。工具ホルダ15には、接続ピン33を介して供給さ
れるエア圧により、ワーク6の表面に彫刻を施す彫刻ペ
ン25を取着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ワークの表面に彫刻
を施す場合に使用される彫刻用工具及びそのための装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、金属やプラスチックよりなるワー
クの表面に、製造番号や品名等の彫刻を施す場合には、
例えば特公平4−51248号公報に示すような彫刻機
が使用されていた。この彫刻機においては、移動体に上
下動自在に支持された彫刻ペンが、エア圧により振動さ
れて、ワークの表面に彫刻が施されるようになってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この従来の
彫刻機は、彫刻加工のみを行う専用機械として構成され
ているため、イニシャルコストが高くなるとともに、機
械の稼働率が低い場合にはそのコストを償却できない。
また、専用機械であるために、不使用時であっても設置
スペースが必要になり、工場内スペース等の有効利用の
障害になっていた。
【0004】この発明は、このような従来の技術に存在
する問題点に着目してなされたものである。その目的と
するところは、彫刻加工が必要な場合にのみ、マシニン
グセンタ等の工作機械等の主軸に装着して使用すること
ができ、イニシャルコストを低減できるとともに、不使
用時に大きな設置スペースを必要としない彫刻用工具を
提供することにある。また、この発明の他の目的は、前
記彫刻用工具を装着するのに好適な装置を提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1においては、工具交換アームに把持され
るチャック部を有し、工作機械の主軸に着脱可能な工具
ホルダと、その工具ホルダが主軸に装着されたときにエ
ア供給源に接続されるように工具ホルダに設けられたエ
ア通路と、前記工具ホルダに取り付けられ、前記エア通
路を介して供給されるエア圧により動作されてワークの
表面に彫刻を施す彫刻ペンとを備えたものである。
【0006】請求項2においては、請求項1において、
前記彫刻ペンは工具ホルダに対してその軸線方向に進退
可能であって、付勢手段により進出方向に付勢されてい
る。請求項3においては、請求項2において、前記工具
ホルダは、彫刻ペンのワークとの接触にともなう後退動
作を検出するセンサを備えている。
【0007】請求項4においては、請求項1〜3のいず
れかにおいて、前記彫刻ペンは、工具ホルダに着脱可能
に取り付けられている。請求項5においては、請求項4
において、彫刻ペンは、ペンホルダに保持されてペンホ
ルダとともに工具ホルダに対して進退可能であるととも
に、同彫刻ペンはペンホルダに対して着脱可能である。
【0008】請求項6においては、請求項5において、
彫刻ペンは、吸振材を介してペンホルダに保持されてい
る。請求項7においては、請求項1〜6のいずれかにお
いて、前記工具ホルダは、エア供給リングに相対回転可
能に支持され、このエア供給リングは接続口を有し、そ
の接続口は、エア供給源に接続されて主軸側の非回転部
に開口されたエア供給口に対して着脱自在に接続され
る。
【0009】請求項8においては、請求項7において、
接続口は、工具ホルダが主軸に装着されるのにともない
前記エア供給口に接続される構成である。請求項9にお
いては、請求項1〜6のいずれかにおいて、前記工具ホ
ルダは、エア供給源に接続されて主軸の軸心に設けられ
たエア供給路に対し着脱自在に接続されるように、エア
通路の接続端を工具ホルダ先端の中心に開口させたもの
である。
【0010】請求項10においては、工具交換アームに
把持されるチャック部を有し、工作機械の主軸に着脱可
能な工具ホルダと、その工具ホルダが主軸に装着された
ときにエア供給源に接続されるように工具ホルダに設け
られたエア通路と、前記工具ホルダに取り付けられ、前
記エア通路を介して供給されるエア圧により動作されて
ワークの表面に彫刻を施す彫刻ペンとを備えた彫刻用工
具と、ワークに対してX,Y,Zの3方向に相対移動可
能であって、彫刻用工具を着脱可能に支持する主軸と、
彫刻用工具にエアを供給するためのエア供給手段と、ワ
ーク種類や加工部分に応じた少なくとも主軸の移動速度
及びエアの圧力等の加工条件データを設定する設定手段
と、その設定手段から加工条件データを選択するための
選択手段と、選択された加工条件データに基づいて加工
動作を制御する制御手段とを備えたものである。
【0011】請求項11においては、請求項9におい
て、前記制御手段は、彫刻用工具がワークに達したこと
を検出するセンサからの出力によって加工動作を開始さ
せるように構成されている。
【0012】
【作用】請求項1に記載の彫刻用工具を使用する場合に
は、この彫刻用工具を工具交換アームによって工作機械
の主軸に装着すると、エア通路がエア供給源に接続され
る。この状態で、エア供給源からエア通路にエアが供給
されて、そのエア圧により彫刻ペンが動作されてワーク
の表面に彫刻が施される。従って、彫刻加工が必要な場
合にのみ、この彫刻用工具を工作機械の主軸に装着して
使用することができる。
【0013】請求項2においては、彫刻ペンはワークと
の接触によって後退し、彫刻ペンの損傷が防止される。
請求項3においては、センサの検出により装置を自動的
に起動させることができる。
【0014】請求項4においては、彫刻ペンが摩耗した
り、破損したりした場合、その彫刻ペンを工具ホルダか
ら取り外して、新しいものと交換することができる。請
求項5においては、彫刻ペンが直接工具ホルダに支持さ
れるのではなく、ペンホルダとともに支持されるため、
その支持状態が強固である。
【0015】請求項6においては、彫刻ペンの使用時に
おける振動を吸振材で吸収できる。請求項7において
は、工作機械の主軸が誤って回転されても、エア供給リ
ングが回転力が伝わるのを防止できる。
【0016】請求項8においては、主軸への工具ホルダ
の装着にともないエア供給口と接続口が接続され、エア
通路がエア供給口に接続される。よって、工具交換の
際、エア接続操作を必要とせず、自動工具交換を可能と
する。
【0017】請求項9においては、工具ホルダが主軸に
装着されると、工具ホルダのエア通路が主軸のエア供給
路に直接接続され、エアの供給を容易に行うことができ
る。請求項10においては、ワーク種類等の加工条件に
応じて、最適な加工態様が確保される。
【0018】請求項11においては、センサの検出によ
り装置が自動的に起動される。
【0019】
【実施例】以下、この発明の一実施例を、図面に基づい
て詳細に説明する。図1に示すように、マシニングセン
タ等の工作機械において、非回転部としての主軸ヘッド
1は図示しないフレームに移動可能に支持され、図3に
示すサーボモータ12によりZ軸方向に往復移動され
る。ワーク6は図示しないテーブル上に載置固定され、
そのテーブルはX軸方向及びY軸方向に移動される。主
軸ヘッド1には主軸2が複数のベアリング3を介して回
転可能に支持され、その先端には工具を装着するための
テーパ孔4が形成されている。
【0020】供給ブロック9は前記主軸ヘッド1の側端
部に取り付けられ、そこには固定側エア通路(以下単に
エア通路とする)9aが形成されるとともに、その先端
にはエア供給口10が開口されている。エア供給源11
は電空レギュレータ13を介して前記エア通路9aに接
続されている。このエア供給源11と電空レギュレ−タ
13とによりエア供給手段が構成されている。
【0021】彫刻用工具5はこの実施例の彫刻用工具全
体を示す。そして、彫刻用工具5を主軸2に取り付ける
際に、その工具ホルダ15をシャンク部18において主
軸2のテーパ孔4に挿入すると、その先端のプルスタッ
ド7と主軸2側の係合ボール8との係合により彫刻用工
具5が取付状態に保持される。また、ワーク6にドリル
加工等の他の加工を施す場合には、この彫刻用工具5と
交換して、主軸2のテーパ孔4に図示しないドリル等の
他の工具を取り付けることができる。なお、前記係合ボ
ール8は主軸2の軸線方向に移動可能であり、図1の状
態から下方へ移動されることによって、プルスタッド7
に対する係合ボール8の係合が解除されて彫刻用工具5
を主軸2から抜き取ることができる。
【0022】そこで、前記彫刻用工具5の構成について
詳述する。図1及び図2に示すように、エア供給リング
16は第1エア通路39aを有している。前記工具ホル
ダ15はエア供給リング16内に一対のベアリング17
を介して相対回転可能に支持され、その一端部には主軸
2のテーパ孔4に嵌合可能な前記シャンク部18が形成
されるとともに、シャンク部18の先端には前記プルス
タッド7が固定されている。取付孔19は工具ホルダ1
5の他端に形成されている。収容室19aは前記取付孔
19と連通するように工具ホルダ15内に形成されてい
る。チャック部20は工具ホルダ15に嵌合固定され、
その外周には図示しない工具交換装置の工具交換アーム
に把持されるチャック溝21が形成されている。そし
て、工具ホルダ15がチャック溝21において工具交換
アームに把持されて、交換動作されることにより、この
彫刻用工具5が図示しない工具マガジンから取り出され
て主軸2に装着され、または主軸2から外されて工具マ
ガジンに収容される。
【0023】供給軸24は前記取付孔19及び収容室1
9a内に上下動可能に挿入され、その内部には第2エア
通路15aを介して前記第1エア通路39aに接続され
る第3エア通路24aが形成されている。供給軸24の
上端にはアーム31を介して円板上のマグネット46が
固定されている。
【0024】供給リング16内には磁気検出素子を含む
センサ47が配置され、前記マグネット46を検出する
ようになっている。供給リング16の外側面には前記セ
ンサ47と電気的に接続したフォトカプラの一方側を構
成する発光体48が配置されている。ヘッド1の外側面
には前記発光体48と近接対向するようにフォトカプラ
の他方側を構成する受光体49が配置されている。
【0025】保持筒14はねじ14aにより前記供給リ
ング16の下面に着脱可能に固定されている。円筒状の
ペンホルダ22は前記保持筒14内にメタル14bを介
して進退(図1の上下方向)可能に挿入され、付勢手段
としてのコイルスプリング23により進出方向に付勢さ
れている。彫刻ペン25はその上端においてねじを介し
て前記供給軸24の下端に連結され、前記第3エア通路
24aがこの彫刻ペン25内に連通している。
【0026】この彫刻ペン25はペンホルダ22の下端
において、一対のねじ27の締め付けにより二分割構造
のゴム製のスリーブ28を介して挟持されることにより
ペンホルダ22内に着脱可能に取り付けられている。前
記スリーブ28は吸振材を構成している。超硬金属より
なるスタイラス29は彫刻ペン25の下端に着脱可能に
取り付けられている。彫刻ペン25は、例えば特公平3
ー27397号公報の動作原理と同様なエアによるスタ
イラス往復運動機構(図示せず)を有する。この機構に
より前記彫刻ペン25は、供給口10から第1〜第3エ
ア通路39a,15a,24aを介して供給されるエア
の圧力により、スタイラス29が小刻みに往復動され、
ワーク6の表面に彫刻加工が施される。
【0027】図2に示すように、取付孔32は前記工具
ホルダ15の軸線と平行に延びるように、エア供給リン
グ16に形成されている。先端に接続口33aを形成し
た中空状の接続ピン33は取付孔32内に摺動可能に嵌
挿され、そのほぼ中間部には透孔34が形成されてい
る。この接続ピン33は前記第1エア通路39aの一部
を構成している。ばね35は取付孔32の内底部と接続
ピン33内のばね座36との間に介装され、接続ピン3
3をリング16の上面から突出する方向に付勢してい
る。そして、図1に示すように、工具ホルダ15がキー
を介して所定の位相で主軸2のテーパ孔4に装着された
とき、接続ピン33がばね35の付勢力に抗してエア供
給リング16内に押圧移動されながら、その接続口33
aが供給ブロック9の供給口10に接続される。
【0028】球状の逆止弁37は前記接続ピン33の上
端に配設され、常にはばね38の付勢力により接続ピン
33の接続口33aを閉鎖する位置に保持されている。
接続ピン33がリング16内に押圧移動されながらその
接続口33aで供給ブロック9の供給口10に接続され
たとき、接続ピン33の透孔34が第一エア通路39a
に合致して、接続ピン33からエア通路39a,15
a,24aを通して彫刻ペン25内にエアが供給され
る。
【0029】ストッパ40は前記接続ピン33の外周の
ねじ部41に螺合して、ナット42により所定位置に固
定され、その中間部には係合孔43が形成されている。
ガイドピン44はエア供給リング16の上面に突設さ
れ、ストッパ40の係合孔43に係合されている。そし
て、このガイドピン44と係合孔43との係合により、
接続ピン33の回動が規制されるとともにストッパ40
の位置決めがなされる。
【0030】係合溝45は定位相において前記ストッパ
40に対応するように、工具ホルダ15の外周に切欠形
成されている。そして、図2に示すように、彫刻用工具
5が定位相状態で工作機械の主軸2から取り外される
際、接続ピン33がばね35の付勢力によりリング16
上の突出位置に移動されたとき、ストッパ40の先端が
この係合溝45に係合して、リング16に対する工具ホ
ルダ15の相対回転が規制される。
【0031】図3に示すように、前記主軸ヘッド1を有
する前記工作機械は、中央処理装置(CPU),各種の
メモリ等(図示しない)が備えられた制御手段としての
制御装置50を有している。その制御装置50は数値制
御部51,加工プログラム記憶部52,設定手段として
の加工条件記憶部53,アクチュエータコントロール部
54等を有する。数値制御部51は、前記テーブルの
X,Y軸方向への移動及び前記主軸ヘッド1のZ軸方向
への移動の制御を司る。加工プログラム記憶部52には
この工作機械の動作を制御するためのプログラムや彫刻
される文字のフォントデ−タ等が格納されている。
【0032】加工条件記憶部53には各種の加工条件に
応じた加工データが記憶されている。すなわち、ワーク
6の材質や加工される文字の種類等に応じて、前記電空
レギュレータ13やサーボモータ12等の制御量を示す
データが記憶され、これらのデータに応じて彫刻ペン2
5に供給されるエアの圧力や、ヘッド1の移動速度等の
データが決定される。アクチュエータコントロール部5
4はそれぞれ駆動回路55,56を介してサーボモータ
12及び電空レギュレータ13の動作を制御する。選択
手段としての入力ユニット57はキーボード等からな
り、ワーク種等が入力される。ディスプレイ58には各
種の情報が表示される。
【0033】次に、前記のように構成された彫刻用工具
について動作を説明する。さて、ワーク6に彫刻加工を
施す場合には、図示しない工具交換アームにより、彫刻
用工具5が工具マガジンから外されて工作機械の主軸2
に装着される。この装着にともない、接続ピン33がエ
ア供給リング16内に押圧移動されながら、工作機械側
の供給ブロック9の供給口10に接続される。このよう
に、彫刻用工具5を主軸2に装着するのみで、接続ピン
33を供給ブロック9に接続でき、その接続が簡単であ
る。
【0034】そして、主軸ヘッド1がZ軸に沿って下降
して彫刻ペン25のスタイラス29がワーク6に接触す
ると、彫刻ペン25は下方移動を停止するが、主軸ヘッ
ド1がコイルスプリング23の付勢力に抗して下降を続
けるため、センサ47も下降し、マグネット46に対向
して、同センサ47がマグネット46を検出する。その
検出に基づいて、センサ47と電気的に接続された発光
体48が発光し、その光を発光体48と対向する受光体
49が受光することにより、エア供給源11からのエア
の供給が自動的に開始される。このため、エアが電空レ
ギュレータ13、各エア通路39a,15a,24a等
を介して彫刻ペン25に供給され、そのエア圧により彫
刻ペン25が作動されて、スタイラス29が小刻みに往
復動される。これと同時にワークがX軸,Y軸方向に移
動される。この移動によって、図5に示すようにワーク
6の表面に所要形状の彫刻を施すことができる。
【0035】また、彫刻ペン25はワーク6との接触に
よって主軸ヘッド1に対して相対的に後退するため、主
軸ヘッド1の下降によりスタイラス29が損傷すること
はない。従って、ワーク6の厚さや取付位置が異なって
も、主軸ヘッド1のZ軸方向への移動量を変更する必要
がない。
【0036】この彫刻中においては、図4に示すよう
に、例えば、コーナ部60、交点61、彫刻開始位置等
において、刻印経路の交差や往復動作によって二重に刻
印することになり、このため、図5に二点鎖線Lで示す
ようにその部分Pの刻印が深くなるなど、外観が悪くな
る。これに対し、この実施例においては、このようなこ
とを防止するために、加工条件記憶部53に例えば図6
に示すように、ワーク種類〔アルミニウム(Al)、ス
テンレス(SUS)等〕に対応して、それぞれ複数種の
加工条件データが設定されている。加工条件として、エ
ア供給圧、ばね撓み量、加工送り速度、Z軸アプローチ
速度、Z軸アプローチ振動開始時間、その時のエア供給
圧等が設定されている。
【0037】これらの条件データの組合せによって条件
No.が設定されており、この条件No.を用いて、コーナ
部60や交点61における加工条件、すなわち送り速度
を速くする等の条件をプログラム中に指定しておく。こ
れにより、コーナ部60や交点61において、特に刻印
が深くなるようなことがなく、明瞭な文字が書ける。
【0038】また、ワーク6がアルミニウム等のように
比較的柔らかいものである場合と、ステンレススチール
等のように硬いものである場合とでは、彫刻ペン25に
付与されるエア圧が同一であっても切削深さが異なる。
このため、この実施例では加工条件記憶部53に電空レ
ギュレータ13の開度、すなわちエア供給圧に関する複
数のデータが記憶されている。作業者が入力ユニット5
7によりワーク6の材質に応じた条件No.を選択してプ
ログラム入力することにより、その条件データに基づい
て電空レギュレータ13が最適開度になるように制御さ
れる。これにより、彫刻ペン25が最適な態様で振動さ
れ、所要の切削深さを得ることができる。
【0039】彫刻中においては、スタイラス29からの
彫刻用ペン25の振動がスリーブ28により吸収される
ため、工具ホルダ15へは振動が伝わらず、工作機械に
悪影響が生じるのを防止できるとともに、騒音を低減で
きる。
【0040】また、主軸2が誤って回転されても、工具
ホルダ15はリング16に対して相対回転可能であるた
め、リング16に回転力が伝わることはなく、供給ブロ
ック9と接続ピン33との接続部が破損することがな
い。加えて、彫刻ペン25はペンホルダ22に保持され
た状態で工具ホルダ15に取付けられる。このため、彫
刻ペン25の組付けが強固になり、その彫刻ペン25が
ブレたりすることがなく、正確な加工を確実に行うこと
ができる。
【0041】このように、彫刻加工が必要な場合にの
み、彫刻用工具5を工作機械の主軸2に装着して、ワー
ク6に彫刻加工が施される。従って、彫刻専用機が不要
となる。また、彫刻加工を行わない場合には、彫刻用工
具5を工具マガジンに収容して、主軸2にドリル等の他
の工具を装着し、工作機械をドリル加工等の他の加工に
使用することができる。このため、彫刻専用機を使用し
た場合のように、無駄な設置スペースをとることもな
く、イニシャルコストを低減することもできる。
【0042】さらに、彫刻ペン25が摩耗したり、破損
したりした場合には、ねじ14aを緩めて保持筒14を
外すとともに、供給軸24と彫刻ペン25との螺合を外
し、さらにペンホルダ22を保持筒14から抜き取ると
ともに、ねじ27を外して、彫刻ペン25をペンホルダ
22内から抜き取る。そして、新しいものと交換すれば
彫刻ペン25の交換作業を容易に行うことができる。
【0043】
【他の実施例】図7に示すように、エア供給路65は主
軸2の軸心に貫設されている。エア通路66は工具ホル
ダ15内に設けられ、その上部の接続端66aが工具ホ
ルダ15の中心に開口し、工具ホルダ15が主軸2に装
着されたときエア供給路65に連通する。エア通路66
の他端は、第3エア通路24aに連通している。従っ
て、エアはエア供給路65、エア通路66、第3エア通
路24aを介して彫刻ペン25内に供給される。
【0044】この別例では、エア供給シリンダ16を省
略できるため、さらに構造が簡単になる。なお、この発
明は、次のように変更又は一部を省略して具体化しても
よい。 (1)接続ピン33をリング16に対して移動不能に支
持し、弾性カップリングを介して供給ブロック9の供給
口10に接続されるように構成すること。 (2)ペンホルダ22と彫刻ペン25とを一体化するこ
と。 (3)彫刻ペン25を工具ホルダ15に直接装着できる
ように構成すること。 (4)磁気検出素子の移動センサを別の近接センサ等に
より行うこと。 (5)電空レギュレータを一般のレギュレータで行うこ
と。 (6)発光体による送受信を別の送受信手段により行う
こと。
【0045】また、実施例より把握される技術的思想に
ついて、以下に記載する。 (a)工具ホルダには、センサと電気的に接続された発
光体を設けるとともに、工作機械の主軸側には発光体と
対向するように受光体を設け、センサの検出に基づいて
発光体が発光し、その光を受光体が受光するように構成
した請求項3に記載の彫刻用工具。この構成により、エ
ア供給源からのエアの供給が自動的に開始される。
【0046】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成されてい
るため、次のような効果を奏する。請求項1において
は、彫刻加工が必要な場合にのみ、この彫刻用工具を工
作機械の主軸に装着して使用することができ、専用機械
が不要になる。
【0047】請求項2においては、彫刻ペンはワークと
の接触によって後退し、彫刻ペンの損傷が防止される。
請求項3においては、センサの検出により装置が自動的
に起動される。
【0048】請求項4においては、彫刻ペンが摩耗した
り、破損したりした場合、その彫刻ペンを工具ホルダか
ら取り外して、新しいものと容易に交換することができ
る。請求項5においては、彫刻ペンが直接工具ホルダに
支持されるのではなく、ペンホルダとともに支持される
ため、その支持状態が強固である。
【0049】請求項6においては、彫刻ペンの使用時に
おける振動を吸振材で吸収できる。請求項7において
は、工作機械の主軸が誤って回転されても、エア供給リ
ングが回転力が伝わるのを防止できる。
【0050】請求項8においては、主軸への工具ホルダ
の装着にともないエア供給口と接続口が接続され、エア
通路がエア供給口に接続される。よって、工具交換の
際、エア接続操作を必要とせず、自動工具交換を可能と
する。
【0051】請求項9においては、彫刻装置の構造をよ
り簡易なものにすることができる。請求項10において
は、ワーク種類や加工部分に対応して最適な加工条件が
設定でき、この最適な加工条件のもとで明瞭できれいな
刻印ができる。
【0052】請求項11においては、センサの検出によ
り装置が自動的に起動される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の彫刻用工具の一実施例を示す部分
破断正面図。
【図2】 その彫刻用工具の部分破断正面図。
【図3】 電気的構成を示すブロック図。
【図4】 彫刻される文字を示す平面図。
【図5】 彫刻された部分の断面図。
【図6】 加工条件の一例を示す説明図。
【図7】 他の実施例の彫刻用工具を示す断面図。
【符号の説明】
2…主軸、5…彫刻用工具、6…ワーク、10…供給
口、11…エア供給手段としてのエア供給源、15…工
具ホルダ、16…エア供給リング、22…ペンホルダ、
23…付勢手段としてのコイルスプリング、25…彫刻
ペン、28…吸振材としてのスリーブ、29…スタイラ
ス、33…接続ピン、33a…接続口、39a,39
b,24a…エア通路、47…センサ、50…制御手段
としての制御装置、53…設定手段としての下降条件記
憶部、57…選択手段としての入力ユニット。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 工具交換アームに把持されるチャック部
    を有し、工作機械の主軸に着脱可能な工具ホルダと、 その工具ホルダが主軸に装着されたときにエア供給源に
    接続されるように工具ホルダに設けられたエア通路と、 前記工具ホルダに取り付けられ、前記エア通路を介して
    供給されるエア圧により動作されてワークの表面に彫刻
    を施す彫刻ペンとを備えた彫刻用工具。
  2. 【請求項2】 前記彫刻ペンは工具ホルダに対してその
    軸線方向に進退可能であって、付勢手段により進出方向
    に付勢されている請求項1に記載の彫刻用工具。
  3. 【請求項3】 前記工具ホルダは、彫刻ペンのワークと
    の接触にともなう後退動作を検出するセンサを備えてい
    る請求項2に記載の彫刻用工具。
  4. 【請求項4】 彫刻ペンは、工具ホルダに着脱可能に取
    り付けられている請求項1〜3のいずれかに記載の彫刻
    用工具。
  5. 【請求項5】 彫刻ペンは、ペンホルダに保持されてペ
    ンホルダとともに工具ホルダに対して進退可能であると
    ともに、同彫刻ペンはペンホルダに対して着脱可能であ
    る請求項4に記載の彫刻用工具。
  6. 【請求項6】 彫刻ペンは、吸振材を介してペンホルダ
    に保持されている請求項5に記載の彫刻用工具。
  7. 【請求項7】 前記工具ホルダは、エア供給リングに相
    対回転可能に支持され、このエア供給リングは接続口を
    有し、その接続口は、エア供給源に接続されて主軸側の
    非回転部に開口されたエア供給口に対して着脱自在に接
    続される請求項1〜6のいずれかに記載の彫刻用工具。
  8. 【請求項8】 接続口は、工具ホルダが主軸に装着され
    るのにともない前記エア供給口に接続される構成である
    請求項7に記載の彫刻用工具。
  9. 【請求項9】 前記工具ホルダは、エア供給源に接続さ
    れて主軸の軸心に設けられたエア供給路に対し着脱自在
    に接続されるように、エア通路の接続端を工具ホルダ先
    端の中心に開口させた請求項1〜6のいずれかに記載の
    彫刻用工具。
  10. 【請求項10】 工具交換アームに把持されるチャック
    部を有し、工作機械の主軸に着脱可能な工具ホルダと、 その工具ホルダが主軸に装着されたときにエア供給源に
    接続されるように工具ホルダに設けられたエア通路と、 前記工具ホルダに取り付けられ、前記エア通路を介して
    供給されるエア圧により動作されてワークの表面に彫刻
    を施す彫刻ペンとを備えた彫刻用工具と、 ワークに対してX,Y,Zの3方向に相対移動可能であ
    って、彫刻用工具を着脱可能に支持する主軸と、 彫刻用工具にエアを供給するためのエア供給手段と、 ワーク種類や加工部分に応じた少なくとも主軸の移動速
    度及びエアの圧力等の加工条件データを設定する設定手
    段と、 その設定手段から加工条件データを選択するための選択
    手段と、 選択された加工条件データに基づいて加工動作を制御す
    る制御手段とを備えた彫刻装置。
  11. 【請求項11】 前記制御手段は、彫刻用工具がワーク
    に達したことを検出するセンサからの出力によって加工
    動作を開始させるように構成されている請求項9に記載
    の彫刻装置。
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