JPH0818321B2 - コンクリート製の杭及び柱等に使用する端面金具の透孔の形成方法 - Google Patents

コンクリート製の杭及び柱等に使用する端面金具の透孔の形成方法

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JPH0818321B2 JP26196887A JP26196887A JPH0818321B2 JP H0818321 B2 JPH0818321 B2 JP H0818321B2 JP 26196887 A JP26196887 A JP 26196887A JP 26196887 A JP26196887 A JP 26196887A JP H0818321 B2 JPH0818321 B2 JP H0818321B2
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 〔産業上の利用分野〕 この発明はコンクリート製の杭及び柱等の内部に埋設
される、緊線ワイヤの掛止頭部を掛止支持するために使
用する端面金具の透孔の形成方法に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、この種の端面金具は、例えば、第12図に示すよ
うに、コンクリート製の杭(コンクリートパイル)21の
端面に止着されている。そして、そのコンクリートパイ
ル21の内部に埋設される緊線ワイヤ22の両端を、端面金
具23とコンクリートパイル21の他端面に止着された端面
金具(図示略)とに設けた複数の透孔24により掛止支持
し、その緊線ワイヤ22を緊張させることによりコンクリ
ートパイル21の引張強度を補強している。
ここで、従来の端面金具としては次のようなものがあ
る。
まず、第13,14図に示すように、緊線ワイヤ22の掛止
頭部22aが掛止められる掛止孔25と、ねじが挿通される
単なる挿通孔26とが独立して各々複数個形成された端面
金具23がある(実開昭56−91007号公報参照)。
前記掛止孔25には段差部25aが設けられ、この段差部2
5aに緊線ワイヤ22の掛止頭部22aが掛止められるように
なっている。又、前記ドラムの端部に設けられた支持板
27にはボルト28が支持され、同ボルト28は前記挿通孔26
に挿通された後、端面金具23の裏面に当てられたナット
29に螺合される。そして、同ボルト28の螺合調節により
端面金具23が支持板27側に引張付勢されて、緊線ワイヤ
22が緊張されるようになっている。
ところが、この端面金具23を使用して前記コンクリー
トパイル21を製造するには、掛止孔25に緊線ワイヤ22を
挿通してから、同緊線ワイヤ22の先端に初めて掛止頭部
22aを取付け、この掛止頭部22aを段差部25aに掛止める
という手順になる。さらに、前記支持板27に挿通したボ
ルト28を前記挿通孔26に挿通させてから、端面金具23の
裏面において同ボルト28をナット29に螺合させなければ
ならない。従って、製造工程が非効率的で、作業も面倒
であるという欠点がある。
そこで、本発明者は、第15図に示すように緊線ワイヤ
22の掛止孔25と雌ねじを有するねじ孔30とを連通溝31に
よりキー穴状に連通してなる透孔24を複数個形成した端
面金具23を創作した。
この端面金具23によれば、予め緊線ワイヤ22の先端に
掛止頭部22aを取付けておき、この掛止頭部22aをねじ孔
30側から挿入して、掛止孔25の段差部25aに掛止めれば
よい。又、支持板27に通したボルト28を直接ねじ孔30に
螺合してゆくだけで、緊線ワイヤ22を緊張させることが
できる。従って、製造工程が効率的で、作業も簡単であ
るという特徴がある。
しかしながら、前記透孔24では掛止孔25及びねじ孔30
が連通されるため、その連通溝31付近の強度低下が避け
られなかった。従って、端面金具23の透孔24付近におけ
る変形を防止して、緊線ワイヤ22の張力を充分に維持す
るには、端面金具23の板厚を大きくしなければならず、
必然的に製品コストの上昇に繋がるものであった。
そこで、上記のような問題点を解決するために、本発
明者は特願昭60−52904号において第16,17図に示すよう
な端面金具を提案している。
第16,17図に示すように、端面金具32の透孔33は、雄
金型34及び雌金型35の協働によるプレス成型を経て形成
されるものである。すなわち、雄金型34には、掛止孔3
6、ねじ孔37、それら両孔36,37の連通溝38を形成するた
めの有底孔33aを同時にプレス成型する凸部34aが設けら
れ、雌金型35には雄金型34の凸部34aに対応する凹孔35a
が設けられている。そして、第16図に示すように、前記
両金型34,35の協働により端面金具32の金属をプレス
し、有底孔33aをその側縁部がプレス方向へ厚肉に突出
成型されるように形成する。次いで、両金型34,35によ
りプレス成型された突出部40の底壁部39を切除し、透孔
33を貫通形成していた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところが、第16図に示すように前記端面金具32の透孔
33の形成過程において、前記有底孔33aの掛止孔36及び
ねじ孔37に対応する部分が連通した状態で同時にプレス
成型されると、掛止孔36及びねじ孔37に対応する部分の
開口縁で金型形状と一致しないプレス方向へのたれこみ
変形Qが生じる場合があった。このように、たれこみ変
形Qが生じると、その後の工程においてねじ孔37内での
雌ねじ切りがスムーズに行えないばかりでなく、連通溝
38付近にたれこみ変形Qが生じると、前記緊線ワイヤ22
の掛止頭部22aが掛止孔36内で掛止されても、緊線ワイ
ヤ22の張力により段差部36aから脱落する虞れがあっ
た。
この発明は前述した問題点を解消するためになされた
ものであって、その目的は端面金具の透孔をプレス成型
する際に、前記透孔を構成する掛止孔、ねじ孔及び連通
溝の内周上端部のたれこみ変形をなくして、端面金具の
薄肉化を図りつつ透孔付近の強度を向上できるコンクリ
ート製の杭及び柱等に使用する端面金具の透孔の形成方
法を提供するにある。
発明の構成 〔問題点を解決するための手段〕 この発明は上記目的を達成するため、コンクリート製
の杭及び柱等の内部に埋設される緊線ワイヤの掛止頭部
を掛止支持するための段差部を備えた掛止孔と、ボルト
を螺着するためのねじ孔とにより構成される端面金具の
透孔の形成方法において、前記掛止孔とねじ孔とが形成
される部分の境界部に対応する突起を凹孔内に形成した
雌金型と、前記掛止孔形成用の凸部及びねじ孔形成用の
凸部を離隔状態で設けた雄金型とにより一対の有底孔を
離隔状態で同時にプレス成型して掛止孔用の有底孔の内
周に段差部を形成し、その後、両有底孔間を切除して連
通溝を形成するとともに、両有底孔の底壁部を切除し、
次いで、ねじ孔用の有底孔の貫通孔に雌ねじを形成する
という構成を採用している。
〔作用〕
従って、雄金型の掛止孔形成用の凸部及びねじ孔形成
用の凸部により掛止孔用及びねじ孔用の一対の有底孔
が、それぞれ離隔状態でプレス成型される。このとき、
プレス方向へ押圧される金属は前記両有底孔内において
それぞれ分散して変形されるので、金属のプレス方向へ
の大きな変形が防止される。このため、前記両有底孔の
開口縁でのプレス方向へのたれこみ変形が防止される。
又、プレス成型において金属の雌金型の凹孔内に形成し
た突起と対応する部分が同突起により分散され、掛止孔
及びねじ孔とそれらの連通溝の側縁部がプレス方向へ厚
肉に突出成型される。この結果、たれこみ変形のないね
じ孔内において雌ねじのねじ切りが容易に行われるとと
もに、たれこみ変形のない掛止孔の段差部において、緊
線ワイヤの掛止頭部の脱落が確実に防止され、又、透孔
付近の強度が向上される。さらに、たれこみ変形のない
連通溝の側縁部により、緊線ワイヤに作用する張力が分
担される。
〔実施例〕
以下、この発明をコンクリートパイル用端面金具の透
孔の形成に具体化した一実施例を第1図〜第10図に基づ
いて詳細に説明する。
第1図に示すように、コンクリートパイル(図示略)
の端面に配設される端面金具1は、円環状の底板部2
と、ほぼ筒状の側壁部3とにより構成されている。前記
底板部2には、掛止孔4、ねじ孔5、及び、両孔4,5間
を連通する連通溝6より構成される透孔7が周方向に等
間隔で複数個(この実施例では6個)設けられている。
又、側壁部3には、他の端面金具の側縁部と溶接接続す
るための溶接溝3aが設けられるとともに、補強リング8
が嵌着固定されている。
さらに、第2図に示すように、前記端面金具1の底板
部2の内側面には、前記各透孔7の側縁部に沿った厚肉
の突出部9が一体的に形成されている。
次に、前記端面金具1の透孔7の形成方法について説
明する。
前記透孔7は、第3,4図に示すような雄金型10及び雌
金型11の協働によるプレス成型を経て形成されるもので
ある。
第3,5図に示すように、前記雄金型10には掛止孔4に
設ける段差部4a(第7図に図示)形成用の凸部10a及び
緊線ワイヤ12(第9,10図に図示)の挿通部形成用の凸部
10bとが設けられている。又、前記凸部10bとは連通溝6
に対応する薄肉部13(第6,7図に図示)形成用の凸部10d
を介して、ねじ孔5形成用の凸部10cが離隔状態で設け
られ、両凸部10b,10cの頂部はほぼ同一高さに形成され
ている。前記凸部10dは、前記薄肉部13の上端が段差部4
aの下端よりも上方に、かつ、掛止孔4の開口縁上端よ
りも下方に位置してプレス成型されるように設定されて
いる。又、前記凸部10aの基端部には、先端部よりも傾
斜角度の大きい面取り部10eが設けられている。
一方、第4,5図に示すように、前記雌金型11には凹孔1
1aが設けられ、この凹孔11aの深さと底板部2の板厚と
の和は前記両凸部10b,10cの頂部の高さよりも大きく設
定されている。又、凹孔11a内には前記掛止孔4とねじ
孔5とが形成される部分の境界部に対応する突起11bが
突設されており、端面金具1の底板部2をプレス成型す
る際に前記雄金型10の凸部10dと対応し、かつ、両凸部1
0b,10c間に嵌入して、連通溝6が形成される部分を薄肉
部13にできるようになっている。
従って、前記両金型10,11により透孔7をプレス成型
するには、まず、第5図に示すように、雌金型11の上に
端面金具1の底板部2を載置し、第6図に示すように、
雄金型10を下動させて雄金型10と雌金型11との協働によ
り底板部2を挟圧する。これにより、雄金型10の凸部10
a〜10d等と雌金型11の凹孔11a及び突起11bとの間で挟圧
される底板部2の金属が、凸部10a〜10d等の側面と凹孔
11a及び突起11bの側面との間隙側へ押圧移動され、第8
図に示すように透孔7の側縁部に沿って突出部9がかな
りの厚みをもって突出形成されるとともに、連通溝6の
形成される部分が薄肉部13となる。又、両凸部10b,10c
の先端部と凹孔11aの底面との間には、若干の厚みを有
する底壁部2aが成型される。
すなわち、第7図に示すように、雄金型10の凸部10a
〜10d等と雌金型11の凹孔11aとの間において、底板部2
が貫通されることなく突出部9がプレス方向へ突出形成
される。又、同時に、掛止孔4用及びねじ孔5用の一対
の有底孔4b,5aがそれぞれ両凸部10b,10cにより薄肉部13
を介して離隔状態でプレス成型される。従って、プレス
方向へ押圧移動される底板部2の金属は、前記両有底孔
4b,5aにそれぞれ分散して移動されるので、プレス方向
への大きな変形が抑制される。この結果、前記両有底孔
4b,5aの開口縁上端では、プレス方向へのたれこみ変形
が防止される。このようにして、掛止孔4用及びねじ孔
5用の有底孔4b,5a、連通溝6用の凹部6aがそれぞれプ
レス成型されるとともに、有底孔4bには段差部4aが成型
される。
その後、プレス方向へ突出成型された突出部9の底壁
部2aを前記両有底孔4b,5aに合わせて切除して両有底孔4
b,5aを貫通するとともに、前記薄肉部13を切除して連通
溝6を形成する。次いで、貫通された一方の有底孔5aの
内側に雌ねじ14を刻設する。
このようにして、第9図に示すように、段差部4aを備
えた掛止孔4と、ねじ孔5と、前記両孔4,5の連通溝6
とにより構成される透孔7が完成する。又、その他の透
孔7の形成も、同様の方法により行われる。
このように形成された透孔7の掛止孔4に複数本の緊
線ワイヤ12を掛止するには、緊線ワイヤ12の掛止頭部12
aをねじ孔5に挿通した後、端面金具1をその軸心回り
に回動させ、第8図に示すように、掛止孔4の段差部4a
に掛止頭部12aを掛止すればよく、コンクリートパネル
等の製造時における作業を容易に行うことができる。こ
のように掛止された緊線ワイヤ12は、コンクリートパイ
ル製造用のドラムの両端に配設された支持板に支持され
るボルトを、ねじ孔5に螺合調節することにより緊張さ
れる。
上記のようにこの実施例では、透孔7の形成にあた
り、その透孔7を構成する掛止孔4用及びねじ孔5用の
両有底孔4b,5a、連通溝6用の凹部6aは、それぞれ雄金
型10と雌金型11との協働により同時にプレス成型され
る。又、前記プレス成型時に挟圧される端面金具1の底
板部2は、透孔7の側縁部に沿ってプレス方向へ突出成
型されるとともに、その突出部9の底壁部2aが底板部2
の板厚よりも薄くプレス成型される。従って、前記板厚
の薄くなった底壁部2aを容易に貫通することができる。
又、プレス成型時には、透孔7の掛止孔4用及びねじ
孔5用の両有底孔4b,5aが盛り上げ形成された薄肉部13
を介して離隔状態で成型されるとともに、雄金型10の凸
部10dと雌金型11の突起11bとにより薄肉部13の形成時に
おける同部分の金属が押圧移動されることにより、透孔
7の開口縁上端をたれこみ変形させることなく、掛止孔
4及びねじ孔5とそれらの連通溝6の側縁部をプレス方
向へ厚肉に突出成型することができる。
さらに、たれこみ変形が防止されるので、ねじ切りを
容易に行って雌ねじ14を備えたねじ孔5を形成すること
ができる。
又、この実施例では両有底孔4b,5a間の凹部6aに薄肉
部13を形成しているので、連通溝6の形成時においてこ
の薄肉部13を容易に切除できる。
そのうえ、この実施例の端面金具1によれば、緊線ワ
イヤ12の掛止頭部12aを掛止支持する透孔7の内周面
が、突出部9によりかなりの厚みをもって形成されるの
で、透孔7付近の強度が大幅に増大される。従って、突
出部を設けない従来の端面金具の板厚より薄い端面金具
を採用しても、透孔7付近の強度は、従来の端面金具の
透孔付近の強度と同程度に確保される。この結果、緊線
ワイヤ12に対して従来程度の張力を付与しても、透孔7
付近の変形が防止される。
このような端面金具の板薄化は、使用材料の低減化及
びコストダウンを可能とし、しかも、プレス成型加工を
容易にするものであり、透孔7の形成をさらに容易にす
るものである。
〔別の実施例〕
次に、この発明の別の実施例を第11図に基づいて説明
すると、雌金型11の凹孔11aに設けた突起11bは、雄金型
10の凸部10bと対応する位置、即ち、掛止孔4が形成さ
れる部分まで延設されている。又、凸部10bの頂部の高
さは凸部10cの頂部の高さよりも低く設定されている。
上記のように構成した雄金型10及び雌金型11を使用し
て端面金具1の底板部2をプレス成型することにより、
前記実施例と比較して凹孔11a内の突起11bを大きく形成
した分だけ、この部分と対応する底板部2の金属を分散
させることができるため、凹孔11aを深く形成して突出
部9の突出量を大きくできるとともに、前記突起11bに
より掛止孔4の開口部を突出部9の下端縁よりも上方に
配置させ、掛止孔4の両側部に破線で示すように補強突
条9aを形成することができる。そして、この補強突条9a
により緊線ワイヤ12に作用する張力を分担して透孔7付
近の強度を向上することができ、透孔7付近の変形を防
止することができる。
発明の効果 以上詳述したように、この発明は端面金具の透孔の形
成過程において透孔を構成する掛止孔、ねじ孔及び連通
溝の開口縁上端のたれこみ変形を防止してプレス成型で
きるとともに、端面金具の薄肉化を図りつつ、透孔付近
を厚肉に突出させて強度を向上でき、又、雌ねじ切りを
容易に行うことができ、しかも緊線ワイヤの掛止が容易
に行えて作業能率を向上できる透孔を形成することがで
きる優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第10図はこの発明を具体化した一実施例を示
し、第1図は端面金具の斜視図、第2図は第1図の内側
を示す斜視図、第3図は雄金型の底面図、第4図は雌金
型の平面図、第5図は雄金型及び雌金型の正面図、第6
図はプレス状態を示す正断面図、第7図はプレス後の端
面金具の要部を示す正断面図、第8図は第7図のA−A
線端面図、第9図は形成を完了した透孔の正断面図、第
10図は第9図のB−B線断面図である。第11図は別例を
示す断面図である。第12〜17図は従来技術を示し、第12
図はコンクリートパイルの破断斜視図、第13図は端面金
具の平面図、第14図は第13図のC−C線における拡大断
面図、第15図は別の端面金具の透孔の部分断面図、第16
図はプレス状態を示す正断面図、第17図は別の端面金具
を示す正断面図である。 1……端面金具、2a……底壁部、4……掛止孔、4a……
段差部、4b,5a……有底孔、5……ねじ孔、6……連通
溝、7……透孔、10……雄金型、10a,10b……掛止孔形
成用の凸部、10c……ねじ孔形成用の凸部、11……雌金
型、11a……凹孔、11b……突起、12……緊線ワイヤ、12
a……掛止頭部、14……雌ねじ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンクリート製の杭及び柱等の内部に埋設
    される緊線ワイヤ(12)の掛止頭部(12a)を掛止支持
    するための段差部(4a)を備えた掛止孔(4)と、ボル
    トを螺着するためのねじ孔(5)とにより構成される端
    面金具(1)の透孔(7)の形成方法において、 前記掛止孔(4)とねじ孔(5)とが形成される部分の
    境界部に対応する突起(11b)を凹孔(11a)内に形成し
    た雌金型(11)と、前記掛止孔(4)形成用の凸部(10
    a,10b)及びねじ孔(5)形成用の凸部(10c)を離隔状
    態で設けた雄金型(10)とにより一対の有底孔(4b)
    (5a)を離隔状態で同時にプレス成型して掛止孔(4)
    用の有底孔(4b)の内周に段差部(4a)を形成し、その
    後、両有底孔(4b)(5a)間を切除して連通溝(6)を
    形成するとともに、両有底孔(4b)(5a)の底壁部(2
    a)を切除し、次いで、ねじ孔(5)用の有底孔(5a)
    の貫通孔に雌ねじ(14)を形成することを特徴としたコ
    ンクリート製の杭及び柱等に使用する端面金具の透孔の
    形成方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014200876A (ja) * 2013-04-03 2014-10-27 株式会社稲葉製作所 板材の雌ねじ形成方法およびねじ孔付き板材

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014200876A (ja) * 2013-04-03 2014-10-27 株式会社稲葉製作所 板材の雌ねじ形成方法およびねじ孔付き板材

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