JP2911435B1 - 十字部締着用金具 - Google Patents

十字部締着用金具

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JP2911435B1
JP2911435B1 JP1389998A JP1389998A JP2911435B1 JP 2911435 B1 JP2911435 B1 JP 2911435B1 JP 1389998 A JP1389998 A JP 1389998A JP 1389998 A JP1389998 A JP 1389998A JP 2911435 B1 JP2911435 B1 JP 2911435B1
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Abstract

【要約】 【課題】 組み立て作業の時間と手数を著しく節減出来
る十字部締着用金具を提供する。 【解決手段】 十字部の線体1,2において、一方の線
体1の上方を跨ぐ部材3と、その部材3より下方に延長
して他方の線体2の下側に係合する鉤孔状の係合部4と
5とよりなる第一のU型材6と、上記一方の線体1の上
側に接する一対の半円状の係合部7,8を有する第二の
U型材9とよりなり、上記第二のU型材9には第一のU
型材6の溝10,10と係合する係合部11,11を設
け、その第一のU型材6の上端の部材3の中心に設けた
凹部にはナット13を嵌合し、このナット13には第二
のU型材9を押圧する螺子杆14を螺合してなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は格子、柵、補強筋等
に於ける線体の交差した十字部を締め着ける十字部締着
用金具に関する。
【0002】
【従来の技術】本件出願人は既に実用新案登録第303
5297号を考案した。しかしかかる従来のものは2つ
の独立した部品及びボルト,ナットよりなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしこれでは各部分
は分離し易く、その組み立ても面倒で実用上不便であ
る。特にその組み立てには多数の時間と手数を要すると
共に、各部分の嵌め込み、位置調整に多くの時間を要
し、特に多数の十字部を締め着けるときは著しく作業量
が多くなった。本発明の目的は上記の欠点を克服した改
良された十字部締着用金具を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は十字部の線体
1,2において、一方の線体1の上方を跨ぐ断面ハット
型エンボスの部材3と、その部材3より下方に延長して
他方の線体2の下側に係合する鉤孔状の係合部4と5と
よりなる第一のU型材6と、上記一方の線体1の上側に
接する一対の半円状の係合部7,8を有する第二のU型
材9とよりなり、上記第二のU型材9には第一のU型材
6の溝10,10と係合する係合部11,11を設け、
その第一のU型材6の上端の部材3のハット型エンボス
中心に設けた凹部にはナット13を回転しないように
嵌合し、このナット13には第二のU型材9を押圧する
螺子杆14を螺合してなる十字部締着用金具である。
【0005】
【作用】図2示の締めつけ前の状態で、上記第一のU型
材6の部材3の係合部4と5とを線体2の下側に嵌め、
螺子杆14を回動すると、上記第二のU型材9は下降し
てその係合部11,11は第一のU型材6の溝10,1
0より外れ、図1示の締めつけ後の状態のようにその第
二のU型材9の係合部7,8とは線体1の上側に嵌ま
る。
【0006】
【発明の実施の形態】図1、2は本発明の実施の一形態
を示すもので、図1は締めつけ後の状態、図2は締めつ
け前の状態を示す。本発明における十字部締着用金具は
スチール,アルミニウム等よりなり、十字部の線体1,
2において、一方の線体1の上方を跨ぐ部材3と、その
部材3より下方に延長して他方の線体2の下側に係合す
る鉤孔状の係合部4と5とよりなる第一のU型材6と、
上記一方の線体1の上側に接する一対の半円状の係合部
7,8を有する第二のU型材9とよりなり、上記第二の
U型材9には第一のU型材6の溝10,10と係合する
係合部11,11を設け、その第一のU型材6の上端の
部材3の中心に嵌合した六角ナット13には第二のU型
材9を押圧する螺子杆14を螺合してなる十字部締着用
金具である。
【0007】上記第一のU型材6の部材3の頂部は螺子
杆14を挿入するための孔12を有すると共に補強のた
め断面をハット型エンボスに形成し、このハット型エン
ボス内には上記六角ナット13を回転しないように嵌合
する。その孔12に挿入した螺子杆14の上端面には工
具係合用の六角頭を設け、六角ボルトとしているが、こ
の螺子杆14は通常のマイナス溝、プラス溝或いはその
他の工具係合部を有するボルトとしてもよい。上記部材
3はハット型エンボスによって寸法が大きくなり、螺子
杆14の強度と螺子の保持力も大きくなり、補強され、
製造し易くなる。上記第二のU型材9の頂部上面中央に
は図1(ロ)示のように螺子杆14の下端を受ける円環
状の突起15を有する。
【0008】この装置はかかる構成よりなるものである
から、図2示の締めつけ前の状態で、上記第一のU型材
6の部材3の係合部4と5とを線体2の下側に嵌め、螺
子杆14の6角頭にレンチを係合して回動すると、上記
第二のU型材9は下降してその係合部11,11は第一
のU型材6の溝10,10より外れ、図1示の締めつけ
後の状態のようにその第二のU型材9の係合部7,8と
は線体1の上側に嵌まる。而して螺子杆14を締め着け
ればその下端は円環状の突起15内に嵌合し、第二のU
型材9および線体1を線体2に向かって下方に押圧し、
十字部の線体1,2は締着固定される。
【0009】図3(イ)(ロ)(ハ)は図1に示す実施
の一形態の第一のU型材6の各部の寸法を示す平面図,
縦断正面図および縦断側面図である。溝10,10は図
3(ロ)示のように、右方が開放され、中心に堤部16
がある。これによって第二のU型材9を図3(ロ)示の
ように右方より矢印方向に挿入すると、その係合部11
が堤部16に当たり、組立が容易となる。
【0010】図4(イ)(ロ)(ハ)は本発明の実施の
一形態の第二のU型材9の各部の寸法を示す平面図,縦
断正面図および縦断側面図である。第一のU型材6の溝
10の深さと第二のU型材9の係合部11の高さとの関
係は、組立時において両者は引っ掛かり、線体1と線体
2を締着固定するため螺子杆14を回動することにより
外れるように以下の寸法である。 (A−B)+0.1乃至0.6mm=(B−C)/2 但しAは第一のU型材6の係合部4と5間の内幅(図3
ハ参照) Bは第二のU型材9の外幅(図4ハ参照) Cは第二のU型材9の係合部11の外幅(図4ハ参照)
【0011】
【発明の効果】以上のように本発明では上記第二のU型
材9と第一のU型材6とは溝10,10と係合部11,
11との係合により、また螺子杆14は上記第一のU型
材6の部材3のナット13に螺合しているので、各部分
は一体であるから、その組み立てを要さず、また螺子杆
14を締着回動するのみで、十字部の線体1,2を締着
固定できるので、実用上便利であり、その組み立て作業
の時間と手数を著しく節減出来るものである。また、部
材3はハット型エンボスの断面を有するから強度があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(イ),(ロ),(ハ)は本発明の実施の一形
態の締めつけ後の状態の平面図,縦断正面図および側面
図である。
【図2】(イ),(ロ)は図1に示す実施の一形態の第
一のU型材6の正面図および側面図である。
【図3】(イ),(ロ),(ハ)は図1に示す実施の一
形態の第一のU型材6の各部の寸法を示す平面図,縦断
正面図および縦断側面図である。
【図4】(イ),(ロ),(ハ)は本発明の実施の一形
態の第二のU型材9の各部の寸法を示す平面図,縦断正
面図および縦断側面図である。
【符号の説明】
1,2 線体 3 部材 4,5 係合部 6 第一のU型材 7,8 半円状の係合部 9 第二のU型材 10 溝 11 係合部 12 孔 13 ナット 14 螺子杆
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16B 7/18 F16G 11/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 十字部の線体(1,2)において、一方
    の線体(1)の上方を跨ぐ断面ハット型エンボスの部材
    (3)と、その部材(3)より下方に延長して他方の線
    体(2)の下側に係合する鉤孔状の係合部(4,5)と
    よりなる第一のU型材(6)と、上記一方の線体(1)
    の上側に接する一対の半円状の係合部(7,8)を有す
    る第二のU型材(9)とよりなり、上記第二のU型材
    (9)には第一のU型材(6)の溝(10,10)と係
    合する係合部(11,11)を設け、その第一のU型材
    (6)の上端の部材(3)のハット型エンボスの中心に
    回転しないように嵌合したナット(13)には第二のU
    型材(9)を押圧する螺子杆(14)を螺合してなる十
    字部締着用金具。
JP1389998A 1998-01-27 1998-01-27 十字部締着用金具 Expired - Fee Related JP2911435B1 (ja)

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